JPH0722580A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
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- JPH0722580A JPH0722580A JP15022593A JP15022593A JPH0722580A JP H0722580 A JPH0722580 A JP H0722580A JP 15022593 A JP15022593 A JP 15022593A JP 15022593 A JP15022593 A JP 15022593A JP H0722580 A JPH0722580 A JP H0722580A
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Abstract
る。 【構成】 ツェナーザッピング用ダイオード1と、この
ツェナーザッピング用ダイオード1に逆向きに直列接続
されてツェナーザッピングに要する電圧よりも耐圧が高
い高耐圧ダイオード7と、ツェナーザッピング用ダイオ
ード1および高耐圧ダイオード7の直列回路に並列接続
されたトリミング用抵抗2とを備えている。
Description
ための素子を有する半導体集積回路に関するものであ
る。
特性調整方法の1つに、ツェナーダイオードの破壊を用
いるツェナーザッピング法がある。ツェナーザッピング
を行うには、PN接合間に逆方向に電力を印加しダイオ
ードの破壊を行う。以下従来のツェナーザッピング法を
用いる場合の半導体集積回路について説明する。
ング用抵抗2とツェナーザッピング用ダイオード1が並
列に接続された状態を示す。ツェナーザッピングを行う
際には、端子3に高電圧を印加し端子4に低電圧印加を
印加するか、端子3から端子4へ定電流を印加する。図
5に、半導体集積回路において回路特性を変化させるた
めにツェナーザッピングを用いる方法の一例を示す。図
4と同様、端子3を高電圧側(電流印加側)とし、端子
4を低電圧側としてツェナーザッピングを行う。
ザッピング用ダイオード1と並列にトリミング用抵抗2
を接続しているため、電圧印加および電流印加の両方の
場合ともトリミング用抵抗2に電流が回り込んでしま
い、トリミング用抵抗2が小さくなればなるほど端子
3,4から供給する電流は増加する。
状態となる素子が端子3に印加した高電圧により破壊さ
れることがある。そのため、トランジスタ等のPN接合
の順方向やある程度の大きさを持った素子を接続する必
要があり、回路設計を行う上で制約を強いる。この発明
の目的は、トリミング用抵抗をツェナーザッピング用ダ
イオードと並列に接続した場合のトリミング用抵抗への
回り込み電流を抑制し、ツェナーザッピング用ダイオー
ド単体でツェナーザッピングを行うときの電流でツェナ
ーザッピングが行えるようにすることである。
のツェナーザッピングによる破壊を防ぐことである。
積回路は、ツェナーザッピング用ダイオードと、このツ
ェナーザッピング用ダイオードに逆向きに直列接続され
てツェナーザッピングに要する電圧よりも耐圧が高い高
耐圧ダイオードと、ツェナーザッピング用ダイオードお
よび高耐圧ダイオードの直列回路に並列接続されたトリ
ミング用抵抗とを備えている。
ーザッピング用ダイオードと、このツェナーザッピング
用ダイオードの高電位印加側に逆向きに直列接続されて
ツェナーザッピングに要する電圧よりも耐圧が高い高耐
圧ダイオードとを備えている。
ザッピングの際にツェナーザッピング用端子から供給さ
れる電流がトリミング用抵抗へ回り込まない。また、ツ
ェナーザッピングの際にツェナーザッピング用端子から
供給される電流が周辺回路へ回り込まない。
照しながら説明する。 〔第1の実施例〕図1は、この発明の半導体集積回路の
第1の実施例の回路図である。図1において、ツェナー
ザッピング用ダイオード1とトリミング用抵抗2の間に
は、その耐圧がツェナーザッピングに要する電圧よりも
高い高耐圧ダイオード7を、整流方向がツェナーザッピ
ング用ダイオード1と逆向きになるように接続してい
る。
は、コンタクト窓のサイズが8μm、コンタクト間の距
離が12μmで耐圧は7Vである。このツェナーザッピ
ング用ダイオード1と並列に500Ωの拡散トリミング
用抵抗2を従来例の図4のように接続しツェナーザッピ
ングを行う場合には、100mA、23Vの電力供給が
必要となる。
7を図1のように接続すると、必要な電力は60mA、
23Vとなりこの値はツェナーザッピング用ダイオード
1を単体でツェナーザッピングするのに要する電力とま
ったく変わらない。このように、ツェナーザッピング時
に要する電圧よりも耐圧が高い高耐圧ダイオード7を、
図1のように接続することにより、端子3から端子4へ
と流れる電流は、ツェナーザッピング用ダイオード1以
外の部分へは流れないので、トリミング用抵抗2への電
流の回り込みを防止できる。
体集積回路の第2の実施例の回路図である。図3はその
具体的回路図である。図2および図3において、ツェナ
ーザッピング用ダイオード1の高電位印加側に、その耐
圧がツェナーザッピングに要する電圧よりも高い高耐圧
ダイオード7を、整流方向がツェナーザッピング用ダイ
オード1と逆向きになるように接続している。
1の実施例と同様にコンタクト窓のサイズが8μm、コ
ンタクト間の距離が12μmで耐圧は7Vである。従
来、ツェナーザッピング用ダイオードとNPNトランジ
スタのエミッタ・ベース接合を接続する場合には、図6
のようにNPNトランジスタ8のエミッタ・ベース接合
の順方向に回り込み電流が流れる方向でしか接続ができ
なかった。また、NPNトランジスタのエミッタ・ベー
ス接合の逆方向に回り込み電流が流れる方向で接続を行
う場合には、図7のようにNPNトランジスタ8とツェ
ナーザッピング用ダイオード1の間に2kΩ以上の抵抗
9を入れないとNPNトランジスタ8のエミッタ・ベー
ス接合の破壊が起こってしう。
7を図3のように接続することにより、NPNトランジ
スタ8のエミッタ・ベース接合は逆方向に回り込み電流
が流れる方向の接続であるにも関わらず、回り込み電流
が抑えられるため、トランジスタ8はまったく破壊され
なくなる。この実施例ではNPNトランジスタのエミッ
タ・ベース接合を例にあげたが、ツェナーザッピングに
要する電圧よりも低い耐圧しか持たない他の接合の場合
でも同様である。
ザッピングの際にツェナーザッピング用端子から供給さ
れる電流がトリミング用抵抗へ回り込むことを防ぐこと
ができる。また、ツェナーザッピングの際にツェナーザ
ッピング用端子から供給される電流が周辺回路へ回り込
むことを防ぎ、周辺回路内の素子のツェナーザッピング
による破壊を防ぐことができる。
路図である。
路図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ツェナーザッピング用ダイオードと、こ
のツェナーザッピング用ダイオードに逆向きに直列接続
されてツェナーザッピングに要する電圧よりも耐圧が高
い高耐圧ダイオードと、前記ツェナーザッピング用ダイ
オードおよび前記高耐圧ダイオードの直列回路に並列接
続されたトリミング用抵抗とを備えた半導体集積回路。 - 【請求項2】 ツェナーザッピング用ダイオードと、こ
のツェナーザッピング用ダイオードの高電位印加側に逆
向きに直列接続されてツェナーザッピングに要する電圧
よりも耐圧が高い高耐圧ダイオードとを備えた半導体集
積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15022593A JP3207970B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15022593A JP3207970B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 半導体集積回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722580A true JPH0722580A (ja) | 1995-01-24 |
JP3207970B2 JP3207970B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=15492282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15022593A Expired - Fee Related JP3207970B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3207970B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014103276A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-06-05 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | トリミング回路、集積回路装置、及びトリミング方法 |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP15022593A patent/JP3207970B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014103276A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-06-05 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | トリミング回路、集積回路装置、及びトリミング方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3207970B2 (ja) | 2001-09-10 |
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