JPH04330773A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH04330773A
JPH04330773A JP27762691A JP27762691A JPH04330773A JP H04330773 A JPH04330773 A JP H04330773A JP 27762691 A JP27762691 A JP 27762691A JP 27762691 A JP27762691 A JP 27762691A JP H04330773 A JPH04330773 A JP H04330773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diode
power supply
protection circuit
semiconductor device
potential side
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Pending
Application number
JP27762691A
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English (en)
Inventor
Masao Yamada
正雄 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
集積回路に使用する入出力の保護回路を備えた半導体装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の入力保護回路は、図4(A)に示
すように入力端子2から抵抗1を介して内部回路3に接
続する点と電源端子間に各々ダイオードを接続していた
。図4(B)に示すように低電位側電源13に接続され
たダイオード4はP− 層8とN+ 層9により形成さ
れ、高電位側電源6に接続されたダイオード5はP+ 
層11とN型半導体基板7により形成される。
【0003】通常のCMOS  ICにおいては、これ
らのダイオードの順方向電圧降下VF は0.7V,逆
方向耐圧はおよそ30Vである。内部回路の耐圧はMO
Sトランジスタのゲート酸化膜耐圧で決まりゲート酸化
膜厚が500オングストロームであればおよそ40Vで
ある。
【0004】したがって、外部より入力端子に静電気な
どによるサージ電圧が印加されても入力保護回路のダイ
オードが順方向または逆方向にバイアスされ、内部回路
を構成するMOSトランジスタにかかる電圧を30V以
下にクランプし保護することができる。このような入力
保護回路は一般的なCMOS  ICにおいて幅広く用
いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の入力保護回路を
デジタルICで一般的に用いられている高電位側電源+
5V,低電位側電源0V,入力電圧範囲0〜+5Vで使
用している場合には特に問題はない。ところが入力電圧
範囲が正負(たとえば±10V),高電位側電源+10
V,低電位側電源−10Vというインターフェース用I
Cに用いた場合、内部寄生トランジスタが電源立上時に
動作し一種のラッチアップが起こり高電位側電源に大電
流が流れるという問題があった。
【0006】具体的には、電源立上時入力電圧が−10
V印加されていると図4(B)の寄生トランジスタ21
のベース・エミッタ間が順方向にバイアスされ、高電位
側電源に接続されているN型半導体基板7とN+ 層9
が短絡される。そのため、高電位側電源から入力端子に
電流が流れるとともに内部回路の正常な動作を阻害する
という欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、外部接
続端子と内部回路との接続点と高電位側電源又は低電位
側電源との間に接続され、且つ互に逆方向に直列接続さ
れた第1及び第2のダイオードとを有する保護回路を備
えた半導体装置が得られる。
【0008】更に、本発明によれば、外部接続端子と内
部回路との間に接続した抵抗と、抵抗と内部回路との接
続点と高電位側電源又は低電位側電源との間に接続され
、且つ互に逆方向に直列接続された第1及び第2のダイ
オードとを有する保護回路を備えた半導体装置が得られ
る。
【0009】更に、本発明によれば、一導電型半導体基
板上に設けた逆導電型ウェルと、ウェル内に設けて外部
接続端子と内部回路との間に接続した抵抗と内部回路と
の接続点に接続した一導電型拡散層と、ウェル内に設け
た逆導電型高濃度拡散層と、半導体基板に設けてウェル
内の逆導電型高濃度拡散層と接続した逆導電型拡散層と
を含む保護回路を備えた半導体装置が得られる。
【0010】更にまた、本発明によれば、N型半導体基
板上に、第1のダイオード及び第2のダイオードを有し
、入力端子側または出力端子側と高電位側電源端子間に
第1のダイオードおよび第2のダイオードが直列に接続
され、第1のダイオードのカソードは入力端子側または
出力端子側に接続され、第2のダイオードのカソードは
高電位側電源端子に接続され、第1のダイオードと第2
のダイオードのアノード同士が接続されている保護回路
を備えた半導体装置が得られる。
【0011】また、本発明によれば、P型半導体基板上
に、第1のダイオード及び第2のダイオードを有し、入
力端子側または出力端子側と低電位側電源端子間に第1
のダイオードおよび第2のダイオードが直列に接続され
、第1のダイオードのアノードは入力端子側または出力
端子側に接続され、第2のダイオードのアノードは低電
位側電源端子に接続され、第1のダイオードと第2のダ
イオードのカソード同士が接続されている保護回路を備
えた半導体装置が得られる。
【0012】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
【0013】図1(A)は本発明による第1の実施例を
示す半導体装置の入力保護回路の等価回路図、図1(B
)は図1(A)に示した入力保護回路の断面構造図であ
る。
【0014】N型半導体基板7上にP− 層8を形成し
、このP− 層中のN+ 層9およびP+ 層10によ
る第1のダイオード4を形成する。同様にN型半導体基
板7上にP+ 層11およびN+ 層12を設けること
により第2のダイオード5を形成する。N型半導体基板
の濃度は1015cm−3,P− 層は1016cm−
3で深さは2μm,P+ 層およびN+ 層の濃度は1
018〜1020cm−3で深さは0.5μm程度であ
り、通常CMOSICで用いられるMOSトランジスタ
のソース,ドレイン領域と共通に形成できる。この例で
第1のダイオードおよび第2のダイオードの順方向電圧
VF は0.7V,逆方向耐圧は30V程度である。内
部回路3に使用されるMOSトランジスタのゲート酸化
膜耐圧は40〜50Vである。
【0015】このように構成された入力保護回路に静電
気などのサージが印加されても内部回路に印加される電
圧は、(ダイオードの逆方向耐圧)+(順方向電圧)す
なわちおよそ30Vにクランプされ内部回路は保護され
る。また、電源を立上げるとき入力端子に負電圧が印加
されていても、図4(B)に示した従来の保護回路にお
ける寄生トランジスタ21のベース・エミッタ間に相当
する箇所は順方向にバイアスされないので寄生トランジ
スタはオンしない。
【0016】図1(A)では、入力保護回路において入
力端子に抵抗を挿入してあるが、必ずしも必要ではなく
図1(C)に示す構成でも良い。
【0017】本発明による第2の実施例を示す半導体装
置、P型半導体基板上での保護回路を図2に示す。図2
(A)は、本発明による半導体装置の保護回路の第2の
実施例を示す等価回路図、図2(B)は、図2(A)の
保護回路の断面構造図である。
【0018】P型半導体基板19上にN− 層18を形
成し、このN− 層中のP+ 層14およびN+ 層1
5により第1のダイオードを形成する。同様にP型半導
体基板19上にN+ 層16およびP+ 層17を設け
ることにより第2のダイオード5を形成する。ここでの
動作は、図1に示した入力保護回路と同様であるので省
略する。なお、図2(C)は、図1(C)と同じく入力
端子に挿入する抵抗がない例である。
【0019】図1および図2においては、本発明による
半導体装置の保護回路を入力保護として用いた例を示し
たが、出力保護として用いることも可能である。
【0020】図3(A)は、本発明による半導体装置の
保護回路をN型半導体基板上において出力保護として用
いた場合の一例を示す等価回路図、図3(B)は同じく
P型半導体基板上において出力保護として用いた場合の
一例を示す等価回路図である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明による半導体
装置は、電源立上時に正負の入力電圧が印加された場合
でも不都合が生じないばかりでなく、従来の保護回路を
用いた場合と同等の保護能力を有してる。
【0022】また、本発明による半導体装置の保護回路
は、従来の保護回路に対して単体ダイオードの面積,構
造は同じであるので、チップサイズを増加することなく
、製造工程も変更する必要がない。本発明による半導体
装置は、正負の入力電圧が印加されるCMOS  IC
に入力保護回路または出力保護回路を用いて形成すると
効果大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明の第1の実施例を示す等価
回路図、図1(B)は、図1(A)に示した保護回路の
断面構造図、図1(C)は図1(A)の抵抗を除いた実
施例を示す等価回路図である。
【図2】図2(A)は本発明の第2の実施例を示す等価
回路図、図2(B)は図2(A)に示した保護回路の断
面構造図、図2(C)は図2(A)の抵抗を除いた実施
例を示す等価回路図である。
【図3】図3(A)は本発明の第1の実施例を出力端子
に適用した実施例を示す等価回路図、図3(B)は本発
明の第2の実施例を出力端子に適用した実施例を示す等
価回路図である。
【図4】図4(A)は従来の入力保護回路を示す等価回
路図、図4(B)は図4(A)に示した保護回路の断面
構造図である.
【符号の説明】
1    抵抗 2    入力端子 3    内部回路 4    第1のダイオード 5    第2のダイオード 6    高電位側電源 7    N型半導体基板 8    P− 層 9,12,15,16    N+ 層10,11,1
4,17    P+ 層13    低電位側電源 18    N− 層 19    P型半導体基板 20    出力端子 21    寄生トランジスタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  外部接続と内部回路との接続点と高電
    位側電源又は低電位側電源との間に接続され、且つ互に
    逆方向に直列接続された第1及び第2のダイオードとを
    有する保護回路を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】  外部接続端子と内部回路との間に接続
    した抵抗と、前記抵抗と内部回路との接続点と高電位側
    電源又は低電位側電源との間に接続され、且つ互に逆方
    向に直列接続された第1及び第2のダイオードとを有す
    る保護回路を備えたことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】  一導電型半導体基板上に設けた逆導電
    型ウェルと、前記ウェル内に設けて外部接続端子と内部
    回路との間に接続した抵抗と前記内部回路との接続点に
    接続した一導電型拡散層と、前記ウェル内に設けた逆導
    電型高濃度拡散層と、前記半導体基板に設けて前記ウェ
    ル内の逆導電型高濃度拡散層と接続した逆導電型拡散層
    とを含む保護回路を備えたことを特徴とする半導体装置
  4. 【請求項4】  N型半導体基板上に、第1のダイオー
    ド及び第2のダイオードを有し、入力端子側または出力
    端子側と高電位側電源端子間に前記第1のダイオードお
    よび前記第2のダイオードが直列に接続され、前記第1
    のダイオードのカソードは前記入力端子側または前記出
    力端子側に接続され、前記第2のダイオードのカソード
    は前記高電位側電源端子に接続され、前記第1のダイオ
    ードと前記第2のダイオードのアノード同士が接続され
    ている保護回路を備えたことを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】  P型半導体基板上に、第1のダイオー
    ド及び第2のダイオードを有し、入力端子側または出力
    端子側と低電位側電源端子間に前記第1のダイオードお
    よび前記第2のダイオードが直列に接続され、前記第1
    のダイオードのアノードは前記入力端子側または前記出
    力端子側に接続され、前記第2のダイオードのアノード
    は前記低電位側電源端子に接続され、前記第1のダイオ
    ードと前記第2のダイオードのカソード同士が接続され
    ている保護回路を備えたことを特徴とする半導体装置。
JP27762691A 1990-12-05 1991-10-24 半導体装置 Pending JPH04330773A (ja)

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JP27762691A JPH04330773A (ja) 1990-12-05 1991-10-24 半導体装置

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JP2-400417 1990-12-05
JP40041790 1990-12-05
JP27762691A JPH04330773A (ja) 1990-12-05 1991-10-24 半導体装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07176735A (ja) * 1993-12-17 1995-07-14 Nec Corp 半導体回路の入力保護回路
JP2006302977A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Fuji Electric Device Technology Co Ltd パワー半導体デバイスの温度計測装置
JP2021132093A (ja) * 2020-02-19 2021-09-09 セイコーエプソン株式会社 静電気保護回路、半導体装置、電子機器および移動体

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000404