JPH0722524A - 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0722524A JPH0722524A JP19190493A JP19190493A JPH0722524A JP H0722524 A JPH0722524 A JP H0722524A JP 19190493 A JP19190493 A JP 19190493A JP 19190493 A JP19190493 A JP 19190493A JP H0722524 A JPH0722524 A JP H0722524A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating film
- pair
- film
- polycrystalline silicon
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Non-Volatile Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 MNOS型EEPROMにおいて、浅い接合
深さを有するソース/ドレイン拡散層を形成することが
でき、メモリセルを微細化する。 【構成】 P型半導体基板1上に微小間隔領域を有する
1対のN型の多結晶シリコン膜4を形成し、熱処理によ
って、多結晶シリコン膜4中のN型不純物をP型半導体
基板1中に拡散させて、約0.05μmの浅い接合を有
するソース/ドレイン拡散層9を形成する。
深さを有するソース/ドレイン拡散層を形成することが
でき、メモリセルを微細化する。 【構成】 P型半導体基板1上に微小間隔領域を有する
1対のN型の多結晶シリコン膜4を形成し、熱処理によ
って、多結晶シリコン膜4中のN型不純物をP型半導体
基板1中に拡散させて、約0.05μmの浅い接合を有
するソース/ドレイン拡散層9を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、MNOS(Met
al Nitride Oxide Semiconductor) 型EEPROM(Ele
ctrically Erasable and Programable Read Only Memor
y)のような不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法に
関するものである。
al Nitride Oxide Semiconductor) 型EEPROM(Ele
ctrically Erasable and Programable Read Only Memor
y)のような不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】MNOS型EEPROMは、通常のトラ
ンジスタのゲート電極下に形成されたトンネル膜として
機能する約2〜3nmの厚みのゲート絶縁膜と、ゲート
絶縁膜上に形成されたシリコン窒化膜を有している。
ンジスタのゲート電極下に形成されたトンネル膜として
機能する約2〜3nmの厚みのゲート絶縁膜と、ゲート
絶縁膜上に形成されたシリコン窒化膜を有している。
【0003】従来の一般的なMNOS型EEPROM構
造を有する不揮発性半導体記憶装置を図10を参照しな
がら以下に説明する。
造を有する不揮発性半導体記憶装置を図10を参照しな
がら以下に説明する。
【0004】図10において、不揮発性半導体記憶装置
のメモリセルは、P型半導体基板1に形成された素子分
離絶縁膜2によって隔離された活性領域において、P型
半導体基板1上に形成された第1のゲート絶縁膜を構成
する第1の絶縁膜3と、P型半導体基板1内に形成さ
れ、且つ第1の絶縁膜3の両側に形成されたN型拡散層
9と、第1の絶縁膜3上に形成されたシリコン窒化膜6
と、シリコン窒化膜6上に形成された第2のゲート絶縁
膜5と、第2のゲート絶縁膜5上に形成されたN型ポリ
シリコン層8とを有している。
のメモリセルは、P型半導体基板1に形成された素子分
離絶縁膜2によって隔離された活性領域において、P型
半導体基板1上に形成された第1のゲート絶縁膜を構成
する第1の絶縁膜3と、P型半導体基板1内に形成さ
れ、且つ第1の絶縁膜3の両側に形成されたN型拡散層
9と、第1の絶縁膜3上に形成されたシリコン窒化膜6
と、シリコン窒化膜6上に形成された第2のゲート絶縁
膜5と、第2のゲート絶縁膜5上に形成されたN型ポリ
シリコン層8とを有している。
【0005】また、図11はメモリセルの等価回路を示
しており、18はシリコン窒化膜6からなる電荷蓄積
層、21はソース、22はドレインを示しており、C1
はP型半導体基板1と電荷蓄積層18との間の容量、C
2 はN型ポリシリコン層8と電荷蓄積層18との間の容
量、C3 はソース21またはドレイン22と電荷蓄積層
18との間の容量である。
しており、18はシリコン窒化膜6からなる電荷蓄積
層、21はソース、22はドレインを示しており、C1
はP型半導体基板1と電荷蓄積層18との間の容量、C
2 はN型ポリシリコン層8と電荷蓄積層18との間の容
量、C3 はソース21またはドレイン22と電荷蓄積層
18との間の容量である。
【0006】従来の不揮発性半導体記憶装置は素子の微
細化及びプログラム電圧の低電圧化にともなって、シリ
コン窒化膜6が薄膜化されており、そのためシリコン窒
化膜6での電荷の保持特性を劣化させる原因となってい
た。この対策として、シリコン窒化膜6上に第3の絶縁
膜5が形成されている。
細化及びプログラム電圧の低電圧化にともなって、シリ
コン窒化膜6が薄膜化されており、そのためシリコン窒
化膜6での電荷の保持特性を劣化させる原因となってい
た。この対策として、シリコン窒化膜6上に第3の絶縁
膜5が形成されている。
【0007】図10に示す従来のMNOS型EEPRO
Mの書き込み及び消去動作は、P型半導体基板1とシリ
コン窒化膜6との間で第1のゲート絶縁膜3全体を通し
て電子のやり取りをすることによって行われている。従
って、この電子が通過する第1のゲート絶縁膜3の領域
が小さければ小さいほど書き込み及び消去効率が良くな
る。
Mの書き込み及び消去動作は、P型半導体基板1とシリ
コン窒化膜6との間で第1のゲート絶縁膜3全体を通し
て電子のやり取りをすることによって行われている。従
って、この電子が通過する第1のゲート絶縁膜3の領域
が小さければ小さいほど書き込み及び消去効率が良くな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図10に示
すような従来のMNOS型EEPROM構造を有する不
揮発性半導体記憶装置において、そのゲート長はフォト
リソグラフィ技術の加工精度に依存しており、第1のゲ
ート絶縁膜3の幅でゲート長が決められ、また、通常の
MOS FETと同様に、ソース/ドレイン拡散層の接
合深さでリーク電流が流れる最小のゲート長が決められ
るため、不揮発性半導体記憶装置の微細化を行う際にフ
ォトリソグラフィー技術の加工精度及びソース/ドレイ
ン拡散層の接合深さで決まる限界があった。
すような従来のMNOS型EEPROM構造を有する不
揮発性半導体記憶装置において、そのゲート長はフォト
リソグラフィ技術の加工精度に依存しており、第1のゲ
ート絶縁膜3の幅でゲート長が決められ、また、通常の
MOS FETと同様に、ソース/ドレイン拡散層の接
合深さでリーク電流が流れる最小のゲート長が決められ
るため、不揮発性半導体記憶装置の微細化を行う際にフ
ォトリソグラフィー技術の加工精度及びソース/ドレイ
ン拡散層の接合深さで決まる限界があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、従来よりも微細
化を行うために有利な構造を有する不揮発性半導体記憶
装置及びその製造方法を提供することにある。
化を行うために有利な構造を有する不揮発性半導体記憶
装置及びその製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、素子分離
絶縁膜によって隔離された第1導電型半導体基板の活性
領域に接触し、微小間隔をもって互いに対向して形成さ
れた1対の第2導電型の多結晶シリコン膜と、前記1対
の多結晶シリコン膜中の不純物を前記第1導電型半導体
基板内に夫々拡散させて形成された1対の第2導電型拡
散層と、前記1対の多結晶シリコン膜の間の隙間領域に
形成された少なくとも2層からなる第1のゲート絶縁膜
と、前記第1のゲート絶縁膜上に形成された導電膜とを
有している。
ために、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、素子分離
絶縁膜によって隔離された第1導電型半導体基板の活性
領域に接触し、微小間隔をもって互いに対向して形成さ
れた1対の第2導電型の多結晶シリコン膜と、前記1対
の多結晶シリコン膜中の不純物を前記第1導電型半導体
基板内に夫々拡散させて形成された1対の第2導電型拡
散層と、前記1対の多結晶シリコン膜の間の隙間領域に
形成された少なくとも2層からなる第1のゲート絶縁膜
と、前記第1のゲート絶縁膜上に形成された導電膜とを
有している。
【0011】また、本発明の不揮発性半導体記憶装置
は、素子分離絶縁膜によって隔離された第1導電型半導
体基板の活性領域に接触し、微小間隔をもって互いに対
向して形成された1対の第2導電型の多結晶シリコン膜
と、前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記第1
導電型半導体基板内に夫々拡散させて形成された1対の
第2導電型拡散層と、前記1対の多結晶シリコン膜の間
の隙間領域に形成された少なくとも2層からなる第1の
ゲート絶縁膜と、前記第1のゲート絶縁膜上に形成され
ており、少なくとも1層はシリコン酸化膜からなる第2
のゲート絶縁膜と、前記第2のゲート絶縁膜上に形成さ
れた導電膜とを有している。
は、素子分離絶縁膜によって隔離された第1導電型半導
体基板の活性領域に接触し、微小間隔をもって互いに対
向して形成された1対の第2導電型の多結晶シリコン膜
と、前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記第1
導電型半導体基板内に夫々拡散させて形成された1対の
第2導電型拡散層と、前記1対の多結晶シリコン膜の間
の隙間領域に形成された少なくとも2層からなる第1の
ゲート絶縁膜と、前記第1のゲート絶縁膜上に形成され
ており、少なくとも1層はシリコン酸化膜からなる第2
のゲート絶縁膜と、前記第2のゲート絶縁膜上に形成さ
れた導電膜とを有している。
【0012】また、本発明の不揮発性半導体記憶装置
は、素子分離絶縁膜によって隔離された第1導電型半導
体基板の活性領域に接触し、微小間隔をもって互いに対
向して形成された1対の第2導電型の多結晶シリコン膜
と、前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記第1
導電型半導体基板内に夫々拡散させて形成された1対の
第2導電型拡散層と、前記1対の多結晶シリコン膜の間
の隙間領域に形成された少なくとも2層からなる第1の
ゲート絶縁膜と、前記隙間領域において前記1対の多結
晶シリコン膜の側壁に夫々形成されたサイドウォール絶
縁膜と、前記第1のゲート絶縁膜上に形成されており、
少なくとも1層はシリコン酸化膜からなる第2のゲート
絶縁膜と、前記第2のゲート絶縁膜上に形成された導電
膜とを有している。
は、素子分離絶縁膜によって隔離された第1導電型半導
体基板の活性領域に接触し、微小間隔をもって互いに対
向して形成された1対の第2導電型の多結晶シリコン膜
と、前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記第1
導電型半導体基板内に夫々拡散させて形成された1対の
第2導電型拡散層と、前記1対の多結晶シリコン膜の間
の隙間領域に形成された少なくとも2層からなる第1の
ゲート絶縁膜と、前記隙間領域において前記1対の多結
晶シリコン膜の側壁に夫々形成されたサイドウォール絶
縁膜と、前記第1のゲート絶縁膜上に形成されており、
少なくとも1層はシリコン酸化膜からなる第2のゲート
絶縁膜と、前記第2のゲート絶縁膜上に形成された導電
膜とを有している。
【0013】また、本発明の不揮発性半導体記憶装置
は、素子分離絶縁膜によって隔離された第1導電型半導
体基板の活性領域に接触し、微小間隔をもって互いに対
向して形成された1対の第2導電型の多結晶シリコン膜
と、前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記第1
導電型半導体基板内に夫々拡散させて形成された1対の
第2導電型拡散層と、前記1対の多結晶シリコン膜の間
の隙間領域に形成された少なくとも2層からなる第1の
ゲート絶縁膜と、前記隙間領域において前記1対の多結
晶シリコン膜の側壁に夫々形成されたサイドウォール絶
縁膜と、前記第1のゲート絶縁膜上に形成された導電膜
とを有している。
は、素子分離絶縁膜によって隔離された第1導電型半導
体基板の活性領域に接触し、微小間隔をもって互いに対
向して形成された1対の第2導電型の多結晶シリコン膜
と、前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記第1
導電型半導体基板内に夫々拡散させて形成された1対の
第2導電型拡散層と、前記1対の多結晶シリコン膜の間
の隙間領域に形成された少なくとも2層からなる第1の
ゲート絶縁膜と、前記隙間領域において前記1対の多結
晶シリコン膜の側壁に夫々形成されたサイドウォール絶
縁膜と、前記第1のゲート絶縁膜上に形成された導電膜
とを有している。
【0014】また、本発明の不揮発性半導体記憶装置の
一態様において、前記第1のゲート絶縁膜が、シリコン
酸化膜とこのシリコン酸化膜上に形成されたシリコン窒
化膜とを有するのが好ましい。
一態様において、前記第1のゲート絶縁膜が、シリコン
酸化膜とこのシリコン酸化膜上に形成されたシリコン窒
化膜とを有するのが好ましい。
【0015】また、本発明の不揮発性半導体記憶装置の
製造方法は、第1導電型半導体基板上に第2導電型不純
物を含む多結晶シリコン膜を形成する工程と、前記多結
晶シリコン膜を選択的にエッチングして、微小間隔をも
って互いに対向する1対の多結晶シリコン膜を形成する
工程と、前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記
第1導電型半導体基板内に夫々拡散させて1対の第2導
電型拡散層を形成する工程と、前記微小間隔の領域に第
1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上にシ
リコン窒化膜を形成する工程と、前記シリコン窒化膜上
に導電膜を形成する工程とを有している。
製造方法は、第1導電型半導体基板上に第2導電型不純
物を含む多結晶シリコン膜を形成する工程と、前記多結
晶シリコン膜を選択的にエッチングして、微小間隔をも
って互いに対向する1対の多結晶シリコン膜を形成する
工程と、前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記
第1導電型半導体基板内に夫々拡散させて1対の第2導
電型拡散層を形成する工程と、前記微小間隔の領域に第
1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上にシ
リコン窒化膜を形成する工程と、前記シリコン窒化膜上
に導電膜を形成する工程とを有している。
【0016】また、本発明の不揮発性半導体記憶装置の
製造方法は、第1導電型半導体基板上に第2導電型不純
物を含む多結晶シリコン膜を形成する工程と、前記多結
晶シリコン膜を選択的にエッチングして、微小間隔をも
って互いに対向する1対の多結晶シリコン膜を形成する
工程と、前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記
第1導電型半導体基板内に夫々拡散させて1対の第2導
電型拡散層を形成する工程と、前記微小間隔の領域に第
1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に第
2の絶縁膜としてシリコン窒化膜を形成する工程と、前
記シリコン窒化膜を熱酸化して、前記シリコン窒化膜上
に第3の絶縁膜を形成する工程と、前記第3の絶縁膜上
に導電膜を形成する工程とを有している。
製造方法は、第1導電型半導体基板上に第2導電型不純
物を含む多結晶シリコン膜を形成する工程と、前記多結
晶シリコン膜を選択的にエッチングして、微小間隔をも
って互いに対向する1対の多結晶シリコン膜を形成する
工程と、前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記
第1導電型半導体基板内に夫々拡散させて1対の第2導
電型拡散層を形成する工程と、前記微小間隔の領域に第
1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に第
2の絶縁膜としてシリコン窒化膜を形成する工程と、前
記シリコン窒化膜を熱酸化して、前記シリコン窒化膜上
に第3の絶縁膜を形成する工程と、前記第3の絶縁膜上
に導電膜を形成する工程とを有している。
【0017】また、本発明の不揮発性半導体記憶装置の
製造方法は、第1導電型半導体基板上に第2導電型不純
物を含む多結晶シリコン膜を形成する工程と、前記多結
晶シリコン膜を選択的にエッチングして、微小間隔をも
って互いに対向する1対の多結晶シリコン膜を形成する
工程と、前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記
第1導電型半導体基板内に夫々拡散させて1対の第2導
電型拡散層を形成する工程と、前記微小間隔の領域に第
1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に第
2の絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜を異方
性エッチングして、前記領域において前記1対の多結晶
シリコン膜の側壁に夫々サイドウォール絶縁膜を形成す
る工程と、前記第1の絶縁膜上及び前記サイドウォール
絶縁膜上にシリコン窒化膜を形成する工程と、前記シリ
コン窒化膜上に導電膜を形成する工程とを有している。
製造方法は、第1導電型半導体基板上に第2導電型不純
物を含む多結晶シリコン膜を形成する工程と、前記多結
晶シリコン膜を選択的にエッチングして、微小間隔をも
って互いに対向する1対の多結晶シリコン膜を形成する
工程と、前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記
第1導電型半導体基板内に夫々拡散させて1対の第2導
電型拡散層を形成する工程と、前記微小間隔の領域に第
1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に第
2の絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜を異方
性エッチングして、前記領域において前記1対の多結晶
シリコン膜の側壁に夫々サイドウォール絶縁膜を形成す
る工程と、前記第1の絶縁膜上及び前記サイドウォール
絶縁膜上にシリコン窒化膜を形成する工程と、前記シリ
コン窒化膜上に導電膜を形成する工程とを有している。
【0018】また、本発明の不揮発性半導体記憶装置の
製造方法は、第1導電型半導体基板上に第2導電型不純
物を含む多結晶シリコン膜を形成する工程と、前記多結
晶シリコン膜を選択的にエッチングして、微小間隔をも
って互いに対向する1対の多結晶シリコン膜を形成する
工程と、前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記
第1導電型半導体基板内に夫々拡散させて1対の第2導
電型拡散層を形成する工程と、前記微小間隔の領域に第
1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に第
2の絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜を異方
性エッチングして、前記領域において前記1対の多結晶
シリコン膜の側壁に夫々サイドウォール絶縁膜を形成す
る工程と、前記第1の絶縁膜上及び前記サイドウォール
絶縁膜上にシリコン窒化膜を形成する工程と、前記シリ
コン窒化膜を熱酸化して、前記シリコン窒化膜上に第4
の絶縁膜を形成する工程と、前記第4の絶縁膜上に導電
膜を形成する工程とを有している。
製造方法は、第1導電型半導体基板上に第2導電型不純
物を含む多結晶シリコン膜を形成する工程と、前記多結
晶シリコン膜を選択的にエッチングして、微小間隔をも
って互いに対向する1対の多結晶シリコン膜を形成する
工程と、前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記
第1導電型半導体基板内に夫々拡散させて1対の第2導
電型拡散層を形成する工程と、前記微小間隔の領域に第
1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に第
2の絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜を異方
性エッチングして、前記領域において前記1対の多結晶
シリコン膜の側壁に夫々サイドウォール絶縁膜を形成す
る工程と、前記第1の絶縁膜上及び前記サイドウォール
絶縁膜上にシリコン窒化膜を形成する工程と、前記シリ
コン窒化膜を熱酸化して、前記シリコン窒化膜上に第4
の絶縁膜を形成する工程と、前記第4の絶縁膜上に導電
膜を形成する工程とを有している。
【0019】
【作用】本発明によれば、製造プロセス中の熱処理によ
って、多結晶シリコン膜中の不純物を第1導電型半導体
基板内に拡散させて第2導電型拡散層を形成するので、
イオン注入法により不純物を第1導電型半導体基板内に
導入して第2導電型拡散層を形成する方法に比べて、結
晶欠陥を生じることなく非常に浅い接合を形成できる。
その結果、不揮発性半導体記憶装置のゲート長を短くで
き、微細化が可能になる。
って、多結晶シリコン膜中の不純物を第1導電型半導体
基板内に拡散させて第2導電型拡散層を形成するので、
イオン注入法により不純物を第1導電型半導体基板内に
導入して第2導電型拡散層を形成する方法に比べて、結
晶欠陥を生じることなく非常に浅い接合を形成できる。
その結果、不揮発性半導体記憶装置のゲート長を短くで
き、微細化が可能になる。
【0020】また、1対の第2導電型の多結晶シリコン
層の微小隙間(例えば、位相シフト法等によって、フォ
トリソグラフィー技術で0.2〜0.3μmが実現可
能)は、そのままチャネル長となってゲート絶縁膜領域
が小さくなるため、書き込み及び消去効率が上がる。
層の微小隙間(例えば、位相シフト法等によって、フォ
トリソグラフィー技術で0.2〜0.3μmが実現可
能)は、そのままチャネル長となってゲート絶縁膜領域
が小さくなるため、書き込み及び消去効率が上がる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の不揮発性半導体記憶装置の第
1の実施例を、図1〜図7を参照しながら説明する。な
お、図1〜図7の実施例において、図10の従来例と対
応する部分には同一の符号を付した。
1の実施例を、図1〜図7を参照しながら説明する。な
お、図1〜図7の実施例において、図10の従来例と対
応する部分には同一の符号を付した。
【0022】図1に示すように、選択酸化(LOCOS) 法に
よって、P型半導体基板1上に素子分離絶縁膜2を形成
して活性領域を定める。次に、P型半導体基板1上にN
型不純物を含む第1の多結晶シリコン膜4を化学気相成
長(CVD) 法により堆積し、その上にフォトレジスト14
を形成する。次に、位相シフター15を付着させた石英
マスク16を介して、P型半導体基板1上に紫外線20
を照射し、フォトレジスト14の露光を行う。この露光
によって、位相シフター15のエッジ部分に相当するP
型半導体基板1上のフォトレジスト14の腹部に0.2
μm程度の微小間隔領域(スリット)が形成される。
よって、P型半導体基板1上に素子分離絶縁膜2を形成
して活性領域を定める。次に、P型半導体基板1上にN
型不純物を含む第1の多結晶シリコン膜4を化学気相成
長(CVD) 法により堆積し、その上にフォトレジスト14
を形成する。次に、位相シフター15を付着させた石英
マスク16を介して、P型半導体基板1上に紫外線20
を照射し、フォトレジスト14の露光を行う。この露光
によって、位相シフター15のエッジ部分に相当するP
型半導体基板1上のフォトレジスト14の腹部に0.2
μm程度の微小間隔領域(スリット)が形成される。
【0023】次に、図2に示すように、微小間隔領域が
形成されたフォトレジスト14をマスクとして、N型の
第1の多結晶シリコン膜4を異方性ドライエッチングに
よってパターンニングする。
形成されたフォトレジスト14をマスクとして、N型の
第1の多結晶シリコン膜4を異方性ドライエッチングに
よってパターンニングする。
【0024】次に、図3に示すように、熱酸化法によっ
て、N型の第1の多結晶シリコン層4及び微小間隔領域
を通して露出したP型半導体基板1上に、層間絶縁膜7
と第1ゲート絶縁膜を構成する第1の絶縁膜3とをそれ
ぞれ約20Åの厚みで形成する。この時の熱酸化時の熱
処理、または後続の高温アニールによって、N型の第1
の多結晶シリコン層4の中のN型不純物が活性領域との
接触面を介してP型半導体基板1中に拡散し、約0.0
5μmの浅い接合を有するN型拡散層9が得られる。
て、N型の第1の多結晶シリコン層4及び微小間隔領域
を通して露出したP型半導体基板1上に、層間絶縁膜7
と第1ゲート絶縁膜を構成する第1の絶縁膜3とをそれ
ぞれ約20Åの厚みで形成する。この時の熱酸化時の熱
処理、または後続の高温アニールによって、N型の第1
の多結晶シリコン層4の中のN型不純物が活性領域との
接触面を介してP型半導体基板1中に拡散し、約0.0
5μmの浅い接合を有するN型拡散層9が得られる。
【0025】次に、図4に示すように、CVD法によっ
て、P型半導体基板1上にシリコン窒化膜6を堆積し、
そのシリコン窒化膜6を熱酸化して、第2ゲート絶縁膜
5を形成する。
て、P型半導体基板1上にシリコン窒化膜6を堆積し、
そのシリコン窒化膜6を熱酸化して、第2ゲート絶縁膜
5を形成する。
【0026】次に、図5に示すように、第2ゲート絶縁
膜5上にN型の第2の多結晶シリコン膜8をCVD法に
より堆積し、その上にフォトレジスト14を形成する。
次に、図示は省略するが位相シフターを付着させた石英
マスクを介して、紫外線を照射し、フォトレジスト14
の露光を行ってパターンニングを行う。このフォトレジ
スト14をマスクとして、N型の第2の多結晶シリコン
膜8を異方性ドライエッチングによってパターンニング
する。
膜5上にN型の第2の多結晶シリコン膜8をCVD法に
より堆積し、その上にフォトレジスト14を形成する。
次に、図示は省略するが位相シフターを付着させた石英
マスクを介して、紫外線を照射し、フォトレジスト14
の露光を行ってパターンニングを行う。このフォトレジ
スト14をマスクとして、N型の第2の多結晶シリコン
膜8を異方性ドライエッチングによってパターンニング
する。
【0027】次に、図6に示すように、パターンニング
されたN型の第2の多結晶シリコン膜8をマスクとし
て、その下層にある第2ゲート絶縁膜5及びシリコン窒
化膜6を異方性ドライエッチングによってパターンニン
グする。そして、N型の第2の多結晶シリコン膜8をゲ
ート電極19とする。
されたN型の第2の多結晶シリコン膜8をマスクとし
て、その下層にある第2ゲート絶縁膜5及びシリコン窒
化膜6を異方性ドライエッチングによってパターンニン
グする。そして、N型の第2の多結晶シリコン膜8をゲ
ート電極19とする。
【0028】次に、図7に示すように、全面に配線間絶
縁膜12をCVD法によって形成し、配線間絶縁膜12
及び層間絶縁膜7を開孔し、N型の第1の多結晶シリコ
ン膜4とコンタクトするアルミ電極17を形成する。
縁膜12をCVD法によって形成し、配線間絶縁膜12
及び層間絶縁膜7を開孔し、N型の第1の多結晶シリコ
ン膜4とコンタクトするアルミ電極17を形成する。
【0029】次に、本発明の不揮発性半導体記憶装置の
第2の実施例を図8を参照しながら説明する。なお、図
8の実施例において、図1〜図7の第1の実施例と対応
する部分には同一の符号を付した。
第2の実施例を図8を参照しながら説明する。なお、図
8の実施例において、図1〜図7の第1の実施例と対応
する部分には同一の符号を付した。
【0030】上述した第1の実施例の図1〜図3で示す
工程と同様の工程を行った後、CVD法によって全面に
シリコン窒化膜6を堆積し、さらにその上にアルミニウ
ム膜を堆積した後、シリコン窒化膜6及びアルミニウム
膜のパターンニングを行って、シリコン窒化膜6上にア
ルミゲート電極13を形成する。以上の方法によって、
図8に示すようなMNOS構造を有する不揮発性半導体
記憶装置が得られる。
工程と同様の工程を行った後、CVD法によって全面に
シリコン窒化膜6を堆積し、さらにその上にアルミニウ
ム膜を堆積した後、シリコン窒化膜6及びアルミニウム
膜のパターンニングを行って、シリコン窒化膜6上にア
ルミゲート電極13を形成する。以上の方法によって、
図8に示すようなMNOS構造を有する不揮発性半導体
記憶装置が得られる。
【0031】次に、本発明の不揮発性半導体記憶装置の
第3の実施例を図9を参照しながら説明する。なお、図
9の実施例において、図1〜図7の第1の実施例と対応
する部分には同一の符号を付した。
第3の実施例を図9を参照しながら説明する。なお、図
9の実施例において、図1〜図7の第1の実施例と対応
する部分には同一の符号を付した。
【0032】上述した第1の実施例の図1〜図3で示す
工程と同様の工程を行った後、CVD法によって全面に
シリコン酸化膜を堆積し、RIE法によりこのシリコン
酸化膜を異方性エッチングすることにより、微小間隔領
域が形成されたN型の第1の多結晶シリコン膜4の側壁
にサイドウォール絶縁膜10を形成する。
工程と同様の工程を行った後、CVD法によって全面に
シリコン酸化膜を堆積し、RIE法によりこのシリコン
酸化膜を異方性エッチングすることにより、微小間隔領
域が形成されたN型の第1の多結晶シリコン膜4の側壁
にサイドウォール絶縁膜10を形成する。
【0033】次に、CVD法によって、全面にシリコン
窒化膜6を堆積し、そのシリコン窒化膜6を熱酸化し
て、第2ゲート絶縁膜5を形成する。
窒化膜6を堆積し、そのシリコン窒化膜6を熱酸化し
て、第2ゲート絶縁膜5を形成する。
【0034】次に、第2ゲート絶縁膜5上にゲート電極
19となるN型の第2の多結晶シリコン膜を形成し、さ
らにその上にシリサイド(MX SiY )11を形成す
る。
19となるN型の第2の多結晶シリコン膜を形成し、さ
らにその上にシリサイド(MX SiY )11を形成す
る。
【0035】次に、図示は省略するがシリサイド11上
にフォトレジストを形成し、位相シフターを付着させた
石英マスクを介して、紫外線を照射し、フォトレジスト
の露光を行ってパターンニングを行う。このフォトレジ
ストをマスクとして、シリサイド11及びゲート電極1
9の下半部となるN型の第2の多結晶シリコン膜を異方
性ドライエッチングによってパターンニングする。
にフォトレジストを形成し、位相シフターを付着させた
石英マスクを介して、紫外線を照射し、フォトレジスト
の露光を行ってパターンニングを行う。このフォトレジ
ストをマスクとして、シリサイド11及びゲート電極1
9の下半部となるN型の第2の多結晶シリコン膜を異方
性ドライエッチングによってパターンニングする。
【0036】次に、パターンニングされたゲート電極1
9をマスクとして、その下層にある第2ゲート絶縁膜5
及びシリコン窒化膜6を異方性ドライエッチングによっ
てパターンニングする。以上の方法によって、図9に示
すようなSONOS構造を有し、サイドウォール絶縁膜
を有する不揮発性半導体記憶装置が得られる。
9をマスクとして、その下層にある第2ゲート絶縁膜5
及びシリコン窒化膜6を異方性ドライエッチングによっ
てパターンニングする。以上の方法によって、図9に示
すようなSONOS構造を有し、サイドウォール絶縁膜
を有する不揮発性半導体記憶装置が得られる。
【0037】この種のEEPROMでは、そのゲート長
はフォトリソグラフィー技術の加工精度に依存するた
め、第1のゲート絶縁膜3の幅でゲート長が決められ、
また、ソース/ドレイン拡散層の接合深さでリーク電流
が流れる最小のゲート長が定められるが、本発明では、
従来構造よりもソース/ドレイン拡散層の浅い接合が容
易に得られ、さらに、1対の多結晶シリコン層の微小隙
間は、例えば、位相シフト法等によって、フォトリソグ
ラフィー技術で0.2〜0.3μmが実現可能であり、
この微小隙間がそのままチャネル長となってゲートー絶
縁膜領域が小さくなるため、書き込み及び消去効率が上
がる。
はフォトリソグラフィー技術の加工精度に依存するた
め、第1のゲート絶縁膜3の幅でゲート長が決められ、
また、ソース/ドレイン拡散層の接合深さでリーク電流
が流れる最小のゲート長が定められるが、本発明では、
従来構造よりもソース/ドレイン拡散層の浅い接合が容
易に得られ、さらに、1対の多結晶シリコン層の微小隙
間は、例えば、位相シフト法等によって、フォトリソグ
ラフィー技術で0.2〜0.3μmが実現可能であり、
この微小隙間がそのままチャネル長となってゲートー絶
縁膜領域が小さくなるため、書き込み及び消去効率が上
がる。
【0038】以上、本発明を実施例につき説明したが、
本発明は上述の実施例に限定されることなく、上述の実
施例は本発明の技術的思想に基づき各種の有効な変更が
可能である。例えば、P型半導体基板1上のN型の第1
の多結晶シリコン膜8によって、N型拡散層9を形成す
る実施例を示したが、N型半導体基板上のP型の多結晶
シリコン膜によってP型拡散層を形成するようにしても
よい。
本発明は上述の実施例に限定されることなく、上述の実
施例は本発明の技術的思想に基づき各種の有効な変更が
可能である。例えば、P型半導体基板1上のN型の第1
の多結晶シリコン膜8によって、N型拡散層9を形成す
る実施例を示したが、N型半導体基板上のP型の多結晶
シリコン膜によってP型拡散層を形成するようにしても
よい。
【0039】
【発明の効果】本発明の不揮発性半導体記憶装置及びそ
の製造方法によれば、従来の不揮発性半導体記憶装置よ
りも浅い接合深さを有する不純物拡散層(ソース/ドレ
イン拡散層)を形成することができ、トンネル窓を従来
よりも小さくすることが可能なため、メモリセルを微細
化でき、さらに、書き込み及び消去効率を向上できる。
の製造方法によれば、従来の不揮発性半導体記憶装置よ
りも浅い接合深さを有する不純物拡散層(ソース/ドレ
イン拡散層)を形成することができ、トンネル窓を従来
よりも小さくすることが可能なため、メモリセルを微細
化でき、さらに、書き込み及び消去効率を向上できる。
【図1】本発明のSONOS構造を有する不揮発性半導
体記憶装置の製造工程の一実施例を示すメモリセルの側
断面図である。
体記憶装置の製造工程の一実施例を示すメモリセルの側
断面図である。
【図2】本発明のSONOS構造を有する不揮発性半導
体記憶装置の製造工程の一実施例を示すメモリセルの側
断面図である。
体記憶装置の製造工程の一実施例を示すメモリセルの側
断面図である。
【図3】本発明のSONOS構造を有する不揮発性半導
体記憶装置の製造工程の一実施例を示すメモリセルの側
断面図である。
体記憶装置の製造工程の一実施例を示すメモリセルの側
断面図である。
【図4】本発明のSONOS構造を有する不揮発性半導
体記憶装置の製造工程の一実施例を示すメモリセルの側
断面図である。
体記憶装置の製造工程の一実施例を示すメモリセルの側
断面図である。
【図5】本発明のSONOS構造を有する不揮発性半導
体記憶装置の製造工程の一実施例を示すメモリセルの側
断面図である。
体記憶装置の製造工程の一実施例を示すメモリセルの側
断面図である。
【図6】本発明のSONOS構造を有する不揮発性半導
体記憶装置の製造工程の一実施例を示すメモリセルの側
断面図である。
体記憶装置の製造工程の一実施例を示すメモリセルの側
断面図である。
【図7】本発明のSONOS構造を有する不揮発性半導
体記憶装置の製造工程の一実施例を示すメモリセルの側
断面図である。
体記憶装置の製造工程の一実施例を示すメモリセルの側
断面図である。
【図8】本発明のMNOS構造を有する不揮発性半導体
記憶装置の一実施例を示すメモリセルの側断面図であ
る。
記憶装置の一実施例を示すメモリセルの側断面図であ
る。
【図9】本発明のSONOS構造を有し、サイドウォー
ル絶縁膜を有する不揮発性半導体記憶装置の一実施例を
示すメモリセルの側断面図である。
ル絶縁膜を有する不揮発性半導体記憶装置の一実施例を
示すメモリセルの側断面図である。
【図10】従来のMNOS型EEPROM構造を有する
不揮発性半導体記憶装置の一実施例を示すメモリセルの
側断面図である。
不揮発性半導体記憶装置の一実施例を示すメモリセルの
側断面図である。
【図11】不揮発性半導体記憶装置のメモリセルの等価
回路図である。
回路図である。
1 P型半導体基板 2 素子分離絶縁膜 3 第1の絶縁膜 4 N型の第1の多結晶シリコン層 5 第2のゲート絶縁膜 6 シリコン窒化膜 7 層間絶縁膜 8 N型の第2の多結晶シリコン層 9 N型拡散層 10 サイドウォール絶縁膜 11 シリサイド 12 配線間絶縁膜 13 アルミゲート電極
Claims (9)
- 【請求項1】 素子分離絶縁膜によって隔離された第1
導電型半導体基板の活性領域に接触し、微小間隔をもっ
て互いに対向して形成された1対の第2導電型の多結晶
シリコン膜と、 前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記第1導電
型半導体基板内に夫々拡散させて形成された1対の第2
導電型拡散層と、 前記1対の多結晶シリコン膜の間の隙間領域に形成され
た少なくとも2層からなる第1のゲート絶縁膜と、 前記第1のゲート絶縁膜上に形成された導電膜とを有す
ることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】 素子分離絶縁膜によって隔離された第1
導電型半導体基板の活性領域に接触し、微小間隔をもっ
て互いに対向して形成された1対の第2導電型の多結晶
シリコン膜と、 前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記第1導電
型半導体基板内に夫々拡散させて形成された1対の第2
導電型拡散層と、 前記1対の多結晶シリコン膜の間の隙間領域に形成され
た少なくとも2層からなる第1のゲート絶縁膜と、 前記第1のゲート絶縁膜上に形成されており、少なくと
も1層はシリコン酸化膜からなる第2のゲート絶縁膜
と、 前記第2のゲート絶縁膜上に形成された導電膜とを有す
ることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項3】 素子分離絶縁膜によって隔離された第1
導電型半導体基板の活性領域に接触し、微小間隔をもっ
て互いに対向して形成された1対の第2導電型の多結晶
シリコン膜と、 前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記第1導電
型半導体基板内に夫々拡散させて形成された1対の第2
導電型拡散層と、 前記1対の多結晶シリコン膜の間の隙間領域に形成され
た少なくとも2層からなる第1のゲート絶縁膜と、 前記隙間領域において前記1対の多結晶シリコン膜の側
壁に夫々形成されたサイドウォール絶縁膜と、 前記第1のゲート絶縁膜上に形成されており、少なくと
も1層はシリコン酸化膜からなる第2のゲート絶縁膜
と、 前記第2のゲート絶縁膜上に形成された導電膜とを有す
ることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項4】 素子分離絶縁膜によって隔離された第1
導電型半導体基板の活性領域に接触し、微小間隔をもっ
て互いに対向して形成された1対の第2導電型の多結晶
シリコン膜と、 前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記第1導電
型半導体基板内に夫々拡散させて形成された1対の第2
導電型拡散層と、 前記1対の多結晶シリコン膜の間の隙間領域に形成され
た少なくとも2層からなる第1のゲート絶縁膜と、 前記隙間領域において前記1対の多結晶シリコン膜の側
壁に夫々形成されたサイドウォール絶縁膜と、 前記第1のゲート絶縁膜上に形成された導電膜とを有す
ることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記第1のゲート絶縁膜が、シリコン酸
化膜とこのシリコン酸化膜上に形成されたシリコン窒化
膜とを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか
1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項6】 第1導電型半導体基板上に第2導電型不
純物を含む多結晶シリコン膜を形成する工程と、 前記多結晶シリコン膜を選択的にエッチングして、微小
間隔をもって互いに対向する1対の多結晶シリコン膜を
形成する工程と、 前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記第1導電
型半導体基板内に夫々拡散させて1対の第2導電型拡散
層を形成する工程と、 前記微小間隔の領域に第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜上にシリコン窒化膜を形成する工程
と、 前記シリコン窒化膜上に導電膜を形成する工程とを有す
ることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方
法。 - 【請求項7】 第1導電型半導体基板上に第2導電型不
純物を含む多結晶シリコン膜を形成する工程と、 前記多結晶シリコン膜を選択的にエッチングして、微小
間隔をもって互いに対向する1対の多結晶シリコン膜を
形成する工程と、 前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記第1導電
型半導体基板内に夫々拡散させて1対の第2導電型拡散
層を形成する工程と、 前記微小間隔の領域に第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜としてシリコン窒化
膜を形成する工程と、 前記シリコン窒化膜を熱酸化して、前記シリコン窒化膜
上に第3の絶縁膜を形成する工程と、 前記第3の絶縁膜上に導電膜を形成する工程とを有する
ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項8】 第1導電型半導体基板上に第2導電型不
純物を含む多結晶シリコン膜を形成する工程と、 前記多結晶シリコン膜を選択的にエッチングして、微小
間隔をもって互いに対向する1対の多結晶シリコン膜を
形成する工程と、 前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記第1導電
型半導体基板内に夫々拡散させて1対の第2導電型拡散
層を形成する工程と、 前記微小間隔の領域に第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜を異方性エッチングして、前記領域に
おいて前記1対の多結晶シリコン膜の側壁に夫々サイド
ウォール絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜上及び前記サイドウォール絶縁膜上に
シリコン窒化膜を形成する工程と、 前記シリコン窒化膜上に導電膜を形成する工程とを有す
ることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方
法。 - 【請求項9】 第1導電型半導体基板上に第2導電型不
純物を含む多結晶シリコン膜を形成する工程と、 前記多結晶シリコン膜を選択的にエッチングして、微小
間隔をもって互いに対向する1対の多結晶シリコン膜を
形成する工程と、 前記1対の多結晶シリコン膜中の不純物を前記第1導電
型半導体基板内に夫々拡散させて1対の第2導電型拡散
層を形成する工程と、 前記微小間隔の領域に第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜を異方性エッチングして、前記領域に
おいて前記1対の多結晶シリコン膜の側壁に夫々サイド
ウォール絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜上及び前記サイドウォール絶縁膜上に
シリコン窒化膜を形成する工程と、 前記シリコン窒化膜を熱酸化して、前記シリコン窒化膜
上に第4の絶縁膜を形成する工程と、 前記第4の絶縁膜上に導電膜を形成する工程とを有する
ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19190493A JPH0722524A (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 |
US08/270,833 US5530276A (en) | 1993-01-21 | 1994-07-05 | Nonvolatile semiconductor memory device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19190493A JPH0722524A (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722524A true JPH0722524A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=16282388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19190493A Withdrawn JPH0722524A (ja) | 1993-01-21 | 1993-07-06 | 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722524A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7084037B2 (en) | 2001-03-16 | 2006-08-01 | Yasuo Gamo | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
-
1993
- 1993-07-06 JP JP19190493A patent/JPH0722524A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7084037B2 (en) | 2001-03-16 | 2006-08-01 | Yasuo Gamo | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5381028A (en) | Nonvolatile semiconductor memory with raised source and drain | |
EP1548831A1 (en) | Semiconductor storage device and its manufacturing method | |
JPH053206A (ja) | オフセツトゲート構造トランジスタおよびその製造方法 | |
KR100471165B1 (ko) | 평탄하지 않은 게이트 절연막을 구비하는 비휘발성 메모리장치 및 그 제조 방법 | |
US5911105A (en) | Flash memory manufacturing method | |
JP2810636B2 (ja) | 半導体素子のゲート電極の形成方法 | |
US5641696A (en) | Method of forming diffusion layer and method of manufacturing nonvolatile semiconductor memory device | |
JPH10233505A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP3876390B2 (ja) | 不揮発性半導体メモリ装置の製造方法 | |
JPH0730110A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
US5530276A (en) | Nonvolatile semiconductor memory device | |
JPH0722524A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 | |
JPH08107158A (ja) | 浮遊ゲート型不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 | |
KR100464443B1 (ko) | 이피롬(EPROM, EraableProgrammable Read OnlyMemory} 소자의 셀 구조 및 그 제조방법 | |
JP3461107B2 (ja) | 半導体集積回路の製造方法 | |
JPH0272671A (ja) | 不揮発性メモリ装置の製造方法 | |
JP2861025B2 (ja) | 半導体記憶装置およびその製造方法 | |
JPH03250669A (ja) | Mos型半導体装置およびその製造方法 | |
JP2610709B2 (ja) | 不揮発性半導体記憶装置の製造法 | |
JPH06318709A (ja) | 半導体不揮発性記憶装置およびその製造方法 | |
KR930004347B1 (ko) | 불휘발성 반도체 메모리 소자의 제조방법 | |
KR100248622B1 (ko) | 반도체장치의 제조방법 | |
KR100252925B1 (ko) | 반도체 장치의 플래쉬 이피롬 제조방법 | |
JPH03171671A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JPH06252411A (ja) | 半導体記憶装置の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |