JPH07224851A - 自動車等に用いる等速ジョイントのアウタカップおよびその製法 - Google Patents
自動車等に用いる等速ジョイントのアウタカップおよびその製法Info
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- JPH07224851A JPH07224851A JP6018362A JP1836294A JPH07224851A JP H07224851 A JPH07224851 A JP H07224851A JP 6018362 A JP6018362 A JP 6018362A JP 1836294 A JP1836294 A JP 1836294A JP H07224851 A JPH07224851 A JP H07224851A
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- JP
- Japan
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- pipe material
- outer cup
- constant velocity
- velocity joint
- automobile
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/22—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
- F16D3/223—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2250/00—Manufacturing; Assembly
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 等速ジョイントのアウタカップをパイプ材に
より形成し、価格の引下げと重量の軽減を図ることを目
的とする。 【構成】 パイプ材Ｐにより軸１に接続される基部１０
ａから先端部１０ｂにかけて略半球状に膨大するととも
に周面軸方向に走る複数の褶曲部１１，１１…を形成
し、この褶曲部１１，１１…の内面によりインナ部材４
と嵌合する摺動面１２，１２…を形成したことを特徴と
する自動車等に用いる等速ジョイントのアウタカップ、
およびその製法にある。
より形成し、価格の引下げと重量の軽減を図ることを目
的とする。 【構成】 パイプ材Ｐにより軸１に接続される基部１０
ａから先端部１０ｂにかけて略半球状に膨大するととも
に周面軸方向に走る複数の褶曲部１１，１１…を形成
し、この褶曲部１１，１１…の内面によりインナ部材４
と嵌合する摺動面１２，１２…を形成したことを特徴と
する自動車等に用いる等速ジョイントのアウタカップ、
およびその製法にある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フロントエンジン・フ
ロントドライブ方式の自動車（ＦＦ車）のエンジンから
前輪へ回転を伝達する伝動軸等に設けられる等速ジョイ
ントのアウタカップおよびその製法に関する。
ロントドライブ方式の自動車（ＦＦ車）のエンジンから
前輪へ回転を伝達する伝動軸等に設けられる等速ジョイ
ントのアウタカップおよびその製法に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記のＦＦ車においては、エンジンの出
力軸から左右の前輪に動力が分配されて伝達され、前輪
を駆動して走行するものであるが、この種のＦＦ車では
エンジンと前輪とが近い距離におかれているためその伝
動軸上に等速ジョイントが設けられ、前輪の上下動に対
し自由に屈曲しながら回転を伝達し得るようになされて
いる。
力軸から左右の前輪に動力が分配されて伝達され、前輪
を駆動して走行するものであるが、この種のＦＦ車では
エンジンと前輪とが近い距離におかれているためその伝
動軸上に等速ジョイントが設けられ、前輪の上下動に対
し自由に屈曲しながら回転を伝達し得るようになされて
いる。
【０００３】上記の等速ジョイントは、図１１に概要を
示すように、一方の軸１側にアウタカップ２が、他方の
軸３側にインナ部材４が設けられ、上記アウタカップ２
とインナ部材４とは一体回転はするが軸１，３の軸線の
変化に対しては任意の方向に相互に屈曲する構造となっ
ている。
示すように、一方の軸１側にアウタカップ２が、他方の
軸３側にインナ部材４が設けられ、上記アウタカップ２
とインナ部材４とは一体回転はするが軸１，３の軸線の
変化に対しては任意の方向に相互に屈曲する構造となっ
ている。
【０００４】一般には、図１２，図１３に示すようにア
ウタカップ２は等角配置で六等分〜三等分された位置に
凹部５，５…が形成され、インナ部材４には上記凹部
５，５…に嵌るボール６を有していて互に嵌合し、回転
伝達可能に連結されるもので、アウタカップ２の縦断面
形状は略半球状乃至筒状をなしている。
ウタカップ２は等角配置で六等分〜三等分された位置に
凹部５，５…が形成され、インナ部材４には上記凹部
５，５…に嵌るボール６を有していて互に嵌合し、回転
伝達可能に連結されるもので、アウタカップ２の縦断面
形状は略半球状乃至筒状をなしている。
【０００５】上記のような等速ジョイントのアウタカッ
プ２は、従来鋼材を鍛造により成形し、その内外周面は
切削加工により仕上げて摺動面としての精度を出し、イ
ンナ部材４と可及的密に摺動嵌合するように製造されて
いる。
プ２は、従来鋼材を鍛造により成形し、その内外周面は
切削加工により仕上げて摺動面としての精度を出し、イ
ンナ部材４と可及的密に摺動嵌合するように製造されて
いる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかるに従来のように
鍛造によりアウタカップ２を成形するには多くの工程を
要するばかりでなく、凹部５，５…が存在しない部分の
肉厚が過剰となって重量が嵩み、これらにより勢い高価
格になるとともに左右一対を要するため車体重量の増大
を招くなどの問題があった。
鍛造によりアウタカップ２を成形するには多くの工程を
要するばかりでなく、凹部５，５…が存在しない部分の
肉厚が過剰となって重量が嵩み、これらにより勢い高価
格になるとともに左右一対を要するため車体重量の増大
を招くなどの問題があった。
【０００７】本発明はこれに鑑み、等速ジョイントのア
ウタカップをパイプ材により形成し、価格の引下げに加
え重量の大幅な軽減を図り、車体重量の増大を抑えるこ
とを可能とする自動車等に用いる等速ジョイントのアウ
タカップおよびその製法を提供することを目的とする。
ウタカップをパイプ材により形成し、価格の引下げに加
え重量の大幅な軽減を図り、車体重量の増大を抑えるこ
とを可能とする自動車等に用いる等速ジョイントのアウ
タカップおよびその製法を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術が有する
問題点を解決する手段として本発明は、パイプ材により
軸に接続される基部から先端部にかけて略半球状に膨大
するとともに周面軸方向に走る複数の褶曲部を形成し、
この褶曲部の内面によりインナ部材と嵌合する摺動面を
形成したこを特徴とする自動車等に用いる等速ジョイン
トのアウタカップを請求項１とし、パイプ材を所定の長
さに切断し、このパイプ材の一端側をアウタカップとし
ての断面形状を有する芯金の外周に嵌合し、パイプ材の
他端側の外周部をアウタカップの基部側外周形状の雌型
を有する絞り型をパイプ材の外周部に圧入して絞ること
によりパイプ材の周面軸方向に走る複数の褶曲部を形成
し、この褶曲部の内面によりインナ部材と嵌合する摺動
面を形成するようにしたことを特徴とする自動車等に用
いる等速ジョイントのアウタカップの製法を請求項２と
するものである。そしてアウタカップの構造によって
は、前記褶曲部が形成されたパイプ材内に実質的に前記
芯金と同形の芯金を挿入して支持し、前記パイプ材の先
端部側の外周部を前記褶曲部と整合する雌型を有する絞
り型により若干絞りを加える工程を含むことを請求項３
とするものである。
問題点を解決する手段として本発明は、パイプ材により
軸に接続される基部から先端部にかけて略半球状に膨大
するとともに周面軸方向に走る複数の褶曲部を形成し、
この褶曲部の内面によりインナ部材と嵌合する摺動面を
形成したこを特徴とする自動車等に用いる等速ジョイン
トのアウタカップを請求項１とし、パイプ材を所定の長
さに切断し、このパイプ材の一端側をアウタカップとし
ての断面形状を有する芯金の外周に嵌合し、パイプ材の
他端側の外周部をアウタカップの基部側外周形状の雌型
を有する絞り型をパイプ材の外周部に圧入して絞ること
によりパイプ材の周面軸方向に走る複数の褶曲部を形成
し、この褶曲部の内面によりインナ部材と嵌合する摺動
面を形成するようにしたことを特徴とする自動車等に用
いる等速ジョイントのアウタカップの製法を請求項２と
するものである。そしてアウタカップの構造によって
は、前記褶曲部が形成されたパイプ材内に実質的に前記
芯金と同形の芯金を挿入して支持し、前記パイプ材の先
端部側の外周部を前記褶曲部と整合する雌型を有する絞
り型により若干絞りを加える工程を含むことを請求項３
とするものである。
【０００９】
【作用】等速ジョイントのアウタカップの周面の褶曲部
がパイプ材の肉厚の変形により形成されているので、部
分的に肉厚の大小がなく、全体として軽量な構造とな
る。またパイプ材をスエージング加工によって形成され
るので素材の硬度が増し、軽量安価で強固なアウタカッ
プを得ることができる。
がパイプ材の肉厚の変形により形成されているので、部
分的に肉厚の大小がなく、全体として軽量な構造とな
る。またパイプ材をスエージング加工によって形成され
るので素材の硬度が増し、軽量安価で強固なアウタカッ
プを得ることができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照し、
図１１〜図１３と共通する部材についてはこれを援用し
て説明する。
図１１〜図１３と共通する部材についてはこれを援用し
て説明する。
【００１１】図１は本発明による等速ジョイントのアウ
タカップ１０の一例の側面を示し、図２は図１の右側か
らみた正面を、図３は図１のＡ−Ａ線断面を、そして図
４は図２のＢ−Ｂ線断面を示しており、ＳＣＲ４２０Ｈ
相当の材料からなる肉厚５mm程度のパイプ材により形成
されている。
タカップ１０の一例の側面を示し、図２は図１の右側か
らみた正面を、図３は図１のＡ−Ａ線断面を、そして図
４は図２のＢ−Ｂ線断面を示しており、ＳＣＲ４２０Ｈ
相当の材料からなる肉厚５mm程度のパイプ材により形成
されている。
【００１２】上記アウタカップ１０は、その軸１に接続
される基部１０ａから先端部１０ｂにかけて略半球状に
膨大した形状を有するとともに周面軸方向に走る複数
（上記図では６条）の褶曲部１１，１１…が形成されて
おり、この褶曲部１１，１１…の内面によりインナ部材
４と嵌合する摺動面１２，１２…が形成されている。
される基部１０ａから先端部１０ｂにかけて略半球状に
膨大した形状を有するとともに周面軸方向に走る複数
（上記図では６条）の褶曲部１１，１１…が形成されて
おり、この褶曲部１１，１１…の内面によりインナ部材
４と嵌合する摺動面１２，１２…が形成されている。
【００１３】上記褶曲部１１，１１…は、アウタカップ
１０の最大外径が８６mm程度であるときＲ＝１０mm（２
０φのボール６に対応）とされ、その深さは５〜８mm程
度とされる。そしてこの褶曲部１１，１１…が形成され
る軸方向の範囲としては、アウタカップ１０の先端部１
０ｂから縦断面において円弧状をなす範囲とされる。
１０の最大外径が８６mm程度であるときＲ＝１０mm（２
０φのボール６に対応）とされ、その深さは５〜８mm程
度とされる。そしてこの褶曲部１１，１１…が形成され
る軸方向の範囲としては、アウタカップ１０の先端部１
０ｂから縦断面において円弧状をなす範囲とされる。
【００１４】上記アウタカップ１０の基部１０ａは、パ
イプ材を縮径したものとされ、軸１と嵌合するスプライ
ン、セレーション等の回り止め手段１３が形成される。
しかしアウタカップ１０の基部１０ａを軸１に図１０の
ように溶接して接続する場合は何ら加工を要しない。
イプ材を縮径したものとされ、軸１と嵌合するスプライ
ン、セレーション等の回り止め手段１３が形成される。
しかしアウタカップ１０の基部１０ａを軸１に図１０の
ように溶接して接続する場合は何ら加工を要しない。
【００１５】上記アウタカップ１０の形成については、
図５に示すように所定長さに切断されたパイプ材Ｐの一
端側をアウタカップ１０の断面形状を有する芯金１４の
外周に嵌合し（図６）、パイプ材Ｐの他端側（基部１０
ａ側）の外周部にアウタカップ１０の外周形状と対応す
る構造の雌型１５を有する絞り型１６を圧入し、これを
白矢印方向に加圧して絞ることによりパイプ材Ｐの周方
向に走る褶曲部１１，１１…が前記芯金１４と絞り型１
６とで形成され、この褶曲部１１，１１…の内面により
インナ部材４のボール６が嵌合する摺動面１２，１２…
が形成される。
図５に示すように所定長さに切断されたパイプ材Ｐの一
端側をアウタカップ１０の断面形状を有する芯金１４の
外周に嵌合し（図６）、パイプ材Ｐの他端側（基部１０
ａ側）の外周部にアウタカップ１０の外周形状と対応す
る構造の雌型１５を有する絞り型１６を圧入し、これを
白矢印方向に加圧して絞ることによりパイプ材Ｐの周方
向に走る褶曲部１１，１１…が前記芯金１４と絞り型１
６とで形成され、この褶曲部１１，１１…の内面により
インナ部材４のボール６が嵌合する摺動面１２，１２…
が形成される。
【００１６】前記褶曲部１１，１１…が形成されたパイ
プ材Ｐの先端部１０ｂを若干内方へ絞る必要のあるアウ
タカップの場合には、図７のように実質的に前記芯金１
４と同形をなす芯金１７を先端部１０ｂ側から挿入して
支持し、パイプ材Ｐの先端部１０ｂ側の外周部に前記褶
曲部１１，１１…と整合する雌型１８を有する絞り型１
９を嵌合し、白矢印方向に加圧して絞る加工を加えれば
よい。
プ材Ｐの先端部１０ｂを若干内方へ絞る必要のあるアウ
タカップの場合には、図７のように実質的に前記芯金１
４と同形をなす芯金１７を先端部１０ｂ側から挿入して
支持し、パイプ材Ｐの先端部１０ｂ側の外周部に前記褶
曲部１１，１１…と整合する雌型１８を有する絞り型１
９を嵌合し、白矢印方向に加圧して絞る加工を加えれば
よい。
【００１７】上記の場合の芯金１７は、図８に正面形状
を示すように褶曲部１１，１１…の数と同数あるいはそ
の整数分の１に分割された割型１７ａ，１７ａ…を用
い、この割型１７ａ，１７ａ…の集合で形成される中心
穴２０にテーパー軸２１を圧入することにより割型１７
ａ，１７ａ…を拡張させることにより芯金として機能す
るような構造とされる。なお、２２，２３は固定の押え
部材である。
を示すように褶曲部１１，１１…の数と同数あるいはそ
の整数分の１に分割された割型１７ａ，１７ａ…を用
い、この割型１７ａ，１７ａ…の集合で形成される中心
穴２０にテーパー軸２１を圧入することにより割型１７
ａ，１７ａ…を拡張させることにより芯金として機能す
るような構造とされる。なお、２２，２３は固定の押え
部材である。
【００１８】図９および図１０は外形状が異なるアウタ
カップ１０′（図１３相当）の正面及び縦断面を示すも
ので、この実施例の場合は比較的小径の等速ジョイント
に適し、褶曲部１１，１１…は１２０°間隔で３条形成
され、縦断面形状も略平行周面とされている。
カップ１０′（図１３相当）の正面及び縦断面を示すも
ので、この実施例の場合は比較的小径の等速ジョイント
に適し、褶曲部１１，１１…は１２０°間隔で３条形成
され、縦断面形状も略平行周面とされている。
【００１９】この実施例におけるアウタカップ１０′の
形成も、前記実施例における図５、図６の工程により製
造することができる。そしてアウタカップ１０′の外径
は５５φ程度であり、パイプ材の肉厚は３．５mm程度と
される。
形成も、前記実施例における図５、図６の工程により製
造することができる。そしてアウタカップ１０′の外径
は５５φ程度であり、パイプ材の肉厚は３．５mm程度と
される。
【００２０】したがって本発明による等速ジョイントの
アウタカップ１０，１０′はいずれもパイプ材Ｐの周面
に褶曲部１１，１１…がパイプ材Ｐの肉厚の変形によっ
て形成され、その内面がインナ部材４との摺動面１２，
１２…となるようにしたことにより、アウタカップ１
０，１０′に部分的な厚肉部分が存在せず、その結果必
要強度を保ちながら軽量化が可能となる。
アウタカップ１０，１０′はいずれもパイプ材Ｐの周面
に褶曲部１１，１１…がパイプ材Ｐの肉厚の変形によっ
て形成され、その内面がインナ部材４との摺動面１２，
１２…となるようにしたことにより、アウタカップ１
０，１０′に部分的な厚肉部分が存在せず、その結果必
要強度を保ちながら軽量化が可能となる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるアウタ
カップは、従来の鍛造および切削によるものに比して著
しく軽量となり、ＦＦ車の等速ジョイントに用いたとき
車体重量の軽減に大きく寄与することができる。
カップは、従来の鍛造および切削によるものに比して著
しく軽量となり、ＦＦ車の等速ジョイントに用いたとき
車体重量の軽減に大きく寄与することができる。
【００２２】また本発明による製法によれば、パイプ材
の塑性加工だけでアウタカップを成形することができる
ので，材料費が低廉ですむうえ、工程数が少なく、生産
性に優れ、安価に製造することが可能となる。
の塑性加工だけでアウタカップを成形することができる
ので，材料費が低廉ですむうえ、工程数が少なく、生産
性に優れ、安価に製造することが可能となる。
【図１】本発明による等速ジョイントのアウタカップの
一実施例を示す側面図。
一実施例を示す側面図。
【図２】図１の右正面図。
【図３】図２のＡ−Ａ線断面図。
【図４】図１のＢ−Ｂ線断面図。
【図５】図１のアウタカップの素材であるパイプ材を示
す断面図。
す断面図。
【図６】同、製造過程を示す断面図。
【図７】同、製造過程の追加工程を示す断面図。
【図８】図７の工程で使用する芯金の正面図。
【図９】アウタカップの他の変形例（図１３相当）の正
面図。
面図。
【図１０】同、一部を縦断した側面図。
【図１１】等速ジョイント略示説明図。
【図１２】従来の等速ジョイントの縦断面図。
【図１３】従来の他の等速ジョイントの断面図。
１，３ 軸 ２，１０，１０′ インナ部材 ６ ボール １１ 褶曲部 １２ 摺動面 １４，１７ 芯金 １５，１８ 雌型 １６，１９ 絞り型
Claims (3)
- 【請求項１】パイプ材により軸に接続される基部から先
端部にかけて略半球状に膨大するとともに周面軸方向に
走る複数の褶曲部を形成し、この褶曲部の内面によりイ
ンナ部材と嵌合する摺動面を形成したことを特徴とする
自動車等に用いる等速ジョイントのアウタカップ。 - 【請求項２】パイプ材を所定の長さに切断し、このパイ
プ材の一端側をアウタカップとしての断面形状を有する
芯金の外周に嵌合し、パイプ材の他端側の外周部をアウ
タカップの基部側外周形状の雌型を有する絞り型をパイ
プ材の外周部に圧入して絞ることによりパイプ材の周面
軸方向に走る複数の褶曲部を形成し、この褶曲部の内面
によりインナ部材と嵌合する摺動面を形成するようにし
たことを特徴とする自動車等に用いる等速ジョイントの
アウタカップの製法。 - 【請求項３】前記褶曲部が形成されたパイプ材内に実質
的に前記芯金と同形の芯金を挿入して支持し、前記パイ
プ材の先端部側の外周部を前記褶曲部と整合する雌型を
有する絞り型により若干絞りを加える工程を含む請求項
２記載の自動車等に用いる等速ジョイントのアウタカッ
プの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6018362A JPH07224851A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 自動車等に用いる等速ジョイントのアウタカップおよびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6018362A JPH07224851A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 自動車等に用いる等速ジョイントのアウタカップおよびその製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07224851A true JPH07224851A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11969592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6018362A Pending JPH07224851A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 自動車等に用いる等速ジョイントのアウタカップおよびその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07224851A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996038680A1 (fr) * | 1995-05-31 | 1996-12-05 | Ntn Corporation | Configuration d'un joint pour bague exterieure et arbre pour joint de commande uniforme |
| DE19831012A1 (de) * | 1998-07-10 | 2000-01-27 | Gkn Loebro Gmbh | Gleichlaufgelenk mit gegenläufigen Laufrillen |
-
1994
- 1994-02-15 JP JP6018362A patent/JPH07224851A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996038680A1 (fr) * | 1995-05-31 | 1996-12-05 | Ntn Corporation | Configuration d'un joint pour bague exterieure et arbre pour joint de commande uniforme |
| US5913633A (en) * | 1995-05-31 | 1999-06-22 | Ntn Corporation | Arrangement for joining outer ring and shaft of homokinetic joint |
| DE19831012A1 (de) * | 1998-07-10 | 2000-01-27 | Gkn Loebro Gmbh | Gleichlaufgelenk mit gegenläufigen Laufrillen |
| DE19831012C2 (de) * | 1998-07-10 | 2000-05-04 | Gkn Loebro Gmbh | Gleichlaufgelenk mit gegenläufigen Laufrillen |
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