JPH0722374U - チャージバルブ - Google Patents

チャージバルブ

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JPH0722374U
JPH0722374U JP4938093U JP4938093U JPH0722374U JP H0722374 U JPH0722374 U JP H0722374U JP 4938093 U JP4938093 U JP 4938093U JP 4938093 U JP4938093 U JP 4938093U JP H0722374 U JPH0722374 U JP H0722374U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve stem
core
ring
straight
Prior art date
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Pending
Application number
JP4938093U
Other languages
English (en)
Inventor
浩介 縄野
修 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Co Ltd
Original Assignee
Taisei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Taisei Co Ltd filed Critical Taisei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複雑な部品加工を要せず、しかもOリング部
分の気密不良を防止できるチャージバルブ。 【構成】 バルブステム1の内面にその上方よりストレ
ート部1dと1dよりも内径が小のめねじ部1eを連続
形する一方、バルブコア11のコア本体12にバルブス
テム1のストレート部1dよりも小径で且つめねじ部1
eよりも大径のストレート状外面12aを形成し、外面
12aに環状溝12bを形成してOリング13を嵌着す
ると共に、外面12a下部に12aの外径以下で且つバ
ルブステム1のめねじ部1eに螺合可能なおねじ部12
cを形成し、バルブコア装着時にはおねじ部12cの終
端部分をめねじ部1e上端に当接させてバルブコア位置
決めと気密補助を可能とし、テーパー部を不要にして加
工を単純化して部品単価を低減できる。上記当接がOリ
ング13の下方位置で行われ両部位の摺り合いで発生す
る金属粉がOリング13の気密性を損なわない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用空調装置等の冷凍機に用いられる冷媒充填用のチャージバル ブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のチャージバルブを開示するものとして実開平4−70973号 公報が知られている。同公報に開示されるチャージバルブは、図3に示すように 円筒状のバルブステム21と該バルブステム21内に着脱自在に装着されるバル ブコア31とから構成されている。
【0003】 バルブステム21の内面には、その上方より、キャップ装着用の第1めねじ部 21aと、該第1めねじ部21aと同一内径の第1ストレート部21bと、下方 に向け漸次内径が小さくなるテーパ部21cと、第1ストレート部21bよりも 小径の第2ストレート部21dと、第2ストレート部21dよりも内径が小さな 第2めねじ部21eと、該第2めねじ部21eと同一内径の第3ストレート部2 1fが連続して形成されている。
【0004】 一方、バルブコア31は、円筒状のコア本体32と、該コア本体32に嵌着さ れたOリング33と、コア本体32内に上下動可能に配置された弁杆34と、弁 杆34を上方に付勢するコイルばね35とから成る。
【0005】 コア本体32の外面には、その上方より、バルブステム21の第1ストレート 部21bよりも小径の第1ストレート部32aと、下方に向け漸次外径が小さく なるテーパ部32bと、バルブステム21の第2ストレート部21dよりも小径 の第2ストレート部32cと、Oリング嵌着用の環状溝32dと、第2ストレー ト部32cと同一外径で且つバルブステム21の第2めねじ部21eに螺合可能 なおねじ部32eが連続して形成されている。また、コア本体32の第1ストレ ート部32aには内孔に通じる窓穴32fが穿設され、コア本体32の内面下端 には下方に向け漸次内径が大きくなるテーパ部32gが形成されている。
【0006】 弁杆34の上端にはバネ受け用の上端鍔34aが、また下部には弁パッキン保 持用の中間鍔34b及び下端鍔34cが夫々形成され、中間鍔34b及び下端鍔 34cの間にはリング状の弁パッキン34dが嵌着されている。この弁杆34は 上端鍔34aとコア本体32上面との間に張設されたコイルばね35によって上 方に付勢され、弁パッキン34dの外周縁をコア本体32の内側テーパ部32g に圧接している。
【0007】 上記バルブコア31のバルブステム21内への装着は、該バルブコア31をバ ルブステム21の内孔にその上方から挿入し、Oリング33をバルブステム21 の第2ストレート部21dに押し込みつつ、おねじ部32eをバルブステム21 の第2めねじ部21eに螺合することによって行われる。螺合によるバルブコア 31の下方移動は、コア本体32の第1ストレート部32aとテーパ部32bと の境界(周方向のエッジ)がバルブステム21のテーパ部21cに当接したとこ ろで規制される。装着時におけるバルブコア31とバルブステム21の気密は主 にOリング33とバルブステム21の第2ストレート部21dとの密着により発 揮され、またコア本体32の上記エッジとバルブステム21のテーパ部21cと の当接によってこれが補助される。
【0008】 このチャージバルブはバルブステム21の下端を冷凍機の冷媒管路に取り付け て使用されるもので、バルブコア31の弁杆34上端をコイルばね35の付勢力 に抗して押し込んで弁パッキン34dをテーパ部32gから離反させることによ り冷媒管路への冷媒の充填とその排出を可能としている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のチャージバルブでは、バルブコア31の位置決めと気密補助を行う ためにコア本体32の外面にテーパ部32bを、またバルブステム21の内面に テーパ部21cを夫々形成する必要があり、これにより両部品の加工が複雑化し て部品単価の高騰を招く難点がある。
【0010】 また、コア本体32の上記エッジとバルブステム21のテーパ部21cとの接 触がOリング33の上方位置で行われるため、バルブコア31をバルブステム2 1内に装着する際に両部位の摺り合いで生じた金属粉がOリング33とバルブス テム21の第2ストレート部21dの間に侵入して、該Oリング33に気密不良 を生じる恐れがある。
【0011】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、複雑な 部品加工を要せず、しかもOリング部分の気密不良を防止できるチャージバルブ を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案では、チャージバルブを構成するバルブステ ムの内面にその上方よりストレート部と該ストレート部よりも内径が小さなめね じ部を連続して形成する一方、バルブコアのコア本体にバルブステムのストレー ト部よりも小径で且つめねじ部よりも大径のストレート状外面を形成し、該外面 に環状溝を形成してOリングを嵌着すると共に、外面下部に該外面の外径以下で 且つバルブステムのめねじ部に螺合可能なおねじ部を形成している。
【0013】
【作用】
本考案に係るバルブコアのバルブステム内への装着は、バルブコアをバルブス テムの内孔に上方から挿入し、Oリングをバルブステムのストレート部に押し込 みつつ、おねじ部をバルブステムのめねじ部に螺合することによって行われる。 螺合によるバルブコアの下方移動は、コア本体の外面とおねじ部との境界部分が バルブステムのめねじ上端に当接したところで規制される。装着時におけるバル ブコアとバルブステムの気密は主にOリングとバルブステムのストレート部との 密着により発揮され、またコア本体の上記境界部分とバルブステムのめねじ部上 端との接触によってこれが補助される。
【0014】
【実施例】
図1及び図2には本考案の一実施例を示してある。本実施例のチャージバルブ は、図1に示すように、円筒状のバルブステム1と該バルブステム1内に着脱自 在に装着されるバルブコア11とから構成されている。
【0015】 バルブステム1の内面には、その上方より、キャップ装着用の第1めねじ部1 aと、該第1めねじ部1aと同一内径の第1ストレート部1bと、下方に向け漸 次内径が小さくなるテーパ部1cと、第1ストレート部1bよりも小径の第2ス トレート部1dと、第2ストレート部1dよりも内径が小さな第2めねじ部1e と、該第2めねじ部1eと同一内径の第3ストレート部1fが連続して形成され ている。
【0016】 一方、バルブコア11は、円筒状のコア本体12と、該コア本体12に嵌着さ れたOリング13と、コア本体12内に上下動可能に配置された弁杆14と、弁 杆14を上方に付勢するコイルばね15とから成る。
【0017】 コア本体12は、図2にも示すように、バルブステム1の第2ストレート部1 dよりも小径で且つめねじ部1eよりも大径のストレート状外面12aを有し、 その略中間位置にはOリング嵌着用の環状溝12bが形成され、また下部には外 面12aと同一外径で且つバルブステム1の第2めねじ部1eに螺合可能なおね じ部12cが形成されている。このおねじ部12cはねじ加工工具を一定送りで 回動させてコア本体12の外面12aにその下端から所定長さの平行ねじを刻設 することによって形成されており、該おねじ部12cはその終端位置に谷深さが 徐々に小さくなる不完全ねじ部12gを有している。また、コア本体32の上端 には両側に三日月状の切り欠きを有する狭幅部12dが形成され、該狭幅部12 dの両側面には内孔に通じる窓穴12eが夫々穿設されている。更に、コア本体 32の内面下端には下方に向け漸次内径が大きくなるテーパ部12fが形成され ている。
【0018】 弁杆14の上端にはバネ受け用の上端鍔14aが、また下部には弁パッキン保 持用の中間鍔14b及び下端鍔14cが夫々形成され、中間鍔14b及び下端鍔 14cの間にはリング状の弁パッキン14dが嵌着されている。この弁杆14は 上端鍔14aとコア本体12上面との間に張設されたコイルばね15によって上 方に付勢され、弁パッキン14dの外周縁をコア本体12の内側テーパ部12f に圧接している。
【0019】 上記バルブコア11のバルブステム1内への装着は、バルブコア11をバルブ ステム1の内孔にその上方から挿入し、Oリング13をバルブステム1の第2ス トレート部1dに押し込みつつ、おねじ部12cをバルブステム1の第2めねじ 部1eに螺合することによって行われる。螺合によるバルブコア11の下方移動 は、コア本体12の外面12aとおねじ部12cとの境界部分(不完全ねじ部1 2g)がバルブステム21の第2めねじ部1e上端に当接したところで規制され る。装着時におけるバルブコア1とバルブステム11の気密は主にOリング13 とバルブステム1の第2ストレート部1dとの密着により発揮され、またコア本 体12の不完全ねじ部12gとバルブステム1の第2めねじ部1e上端との接触 によってこれが補助される。
【0020】 このチャージバルブは従来と同様にバルブステム1の下端を冷凍機の冷媒管路 に固着して使用されるもので、バルブコア11の弁杆14上端をコイルばね15 の付勢力に抗して押し込んで弁パッキン14dをテーパ部12fから離反させる ことにより冷媒管路への冷媒の充填とその排出を可能としている。
【0021】 本実施例のチャージバルブによれば、コア本体12の不完全ねじ部12gをバ ルブステム21の第2めねじ部1e上端に当接させることによりバルブコア11 の位置決めと気密補助を行っているので、従来のようにコア本体の外面にテーパ 部を形成する必要がなく、コア本体12の加工を単純化して部品単価を低減でき る利点がある。
【0022】 また、コア本体12の不完全ねじ部12gとバルブステム1の第2めねじ部1 e上端との接触がOリング13の下方位置で行われるので、両部位の摺り合いで 金属粉が発生したとしても該金属粉がOリング13の気密性に悪影響をもたらす ことがない。
【0023】 図4には本考案の他の実施例を示してある。同図に示したバルブコア11は、 コア本体12のおねじ部12c′の終端形状を上述のものと異にしている。この おねじ部12c′はねじ加工工具を一定送りで回動させてコア本体12の外面1 2aにその下端から所定長さの平行ねじを刻設し、且つ終端位置でねじ加工工具 の送りを止めて一回転させることによって形成されており、該おねじ部12c′ はその終端位置に周方向の面取り部12hを有している。
【0024】 上記バルブコア11のバルブステム1内への装着は、上述の実施例と同様に、 バルブコア11をバルブステム1の内孔にその上方から挿入し、Oリング13を バルブステム1の第2ストレート部1dに押し込みつつ、おねじ部12c′をバ ルブステム1の第2めねじ部1eに螺合することによって行われる。螺合による バルブコア11の下方移動は、コア本体12の外面12aとおねじ部12c′と の境界部分(面取り部12h)がバルブステム21の第2めねじ部1e上端に当 接したところで規制される。装着時におけるバルブコア1とバルブステム11の 気密は主にOリング13とバルブステム1の第2ストレート部1dとの密着によ り発揮され、またコア本体12の面取り部12hとバルブステム1の第2めねじ 部1e上端との接触によってこれが補助される。本実施例で得られる効果は上述 の実施例と同様である。
【0025】 尚、上述の実施例ではバルブステム1として図3に示した従来例と略同一形状 のものを示してあるが、バルブコア11と非接触関係にあるテーパ部1cは必ず しも必要なものではなく、該テーパ部1cを除外して第1めねじ部1a及び第1 ストレート部1bの内径を第2ストレート部1dと同一にすれば、該バルブコア 11の加工をも単純化して該部品単価を低減することができる。
【0026】 また、コア本体12のおねじ部12,12′の外径を外面12aの外径と一致 させたものを示したが、該おねじ部12,12′の外径は外面12aの外径より も小さいものであってもよい。
【0027】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案によれば、コア本体の外面とおねじ部との境界部 分をバルブステムのめねじ部上端に当接させることによりバルブコアの位置決め と気密補助を行っているので、従来のようにコア本体の外面等にテーパ部を形成 する必要がなく、部品加工を単純化して部品単価を低減できる利点がある。
【0028】 また、コア本体の不完全ねじ部とバルブステムのめねじ部上端との接触がOリ ングの下方位置で行われるので、両部位の摺り合いで金属粉が発生したとしても 該金属粉がOリングの気密性に悪影響をもたらすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すチャージバルブの縦断
面図
【図2】図1に示したバルブコアの側面図
【図3】従来例を示すチャージバルブの縦断面図
【図4】本考案の他の実施例を示すバルブコアの側面図
【符号の説明】
1…バルブステム、1d…第2ストレート部、1e…第
2めねじ部、11…バルブコア、12…コア本体、12
a…外面、12c,12c′…おねじ部、12g…不完
全ねじ部、12h…面取り部、13…Oリング、14…
弁杆、14d…弁パッキン、15…コイルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のバルブステムと、コア本体内にば
    ね付勢の弁を内蔵しバルブステム内に着脱自在に装着さ
    れるバルブコアとから成るチャージバルブにおいて、 バルブステムの内面にその上方よりストレート部と該ス
    トレート部よりも内径が小さなめねじ部を連続して形成
    する一方、 バルブコアのコア本体にバルブステムのストレート部よ
    りも小径で且つめねじ部よりも大径のストレート状外面
    を形成し、該外面に環状溝を形成してOリングを嵌着す
    ると共に、外面下部に該外面の外径以下で且つバルブス
    テムのめねじ部に螺合可能なおねじ部を形成した、 ことを特徴とするチャージバルブ。
JP4938093U 1993-09-10 1993-09-10 チャージバルブ Pending JPH0722374U (ja)

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JP4938093U JPH0722374U (ja) 1993-09-10 1993-09-10 チャージバルブ

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