JPH0356711Y2 - - Google Patents

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JPH0356711Y2
JPH0356711Y2 JP6800987U JP6800987U JPH0356711Y2 JP H0356711 Y2 JPH0356711 Y2 JP H0356711Y2 JP 6800987 U JP6800987 U JP 6800987U JP 6800987 U JP6800987 U JP 6800987U JP H0356711 Y2 JPH0356711 Y2 JP H0356711Y2
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JP
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cylindrical body
diameter hole
ring
coil spring
large diameter
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JP6800987U
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は波形成形パイプを手軽に接続できる管
継手に関するものである。
(従来の技術) 従来波形成形パイプを接続するための管継手と
しては、例えば実開昭60−3388号公報、実開昭60
−191792号公報で提案された考案を上げることが
できるが、この種の管継手はナツトを用いて締付
けるものであつた。
第8図及び第9図は従来例を示したものである
が、例えば第8図に示す管継手本体1には袋ナツ
ト2を締付けることにより、係止リング3を該本
体1とナツト2間で挾み込み、波形成形パイプ4
をステフナー6に押し付けることによつて固定す
るもので、2個のOリング5,5を用いて側面シ
ールを行なう構造を採用していた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の管継手は工具を用いるなどして袋ナ
ツト2を締付けるものである上、係止リング3の
大きな剛性に抗して同リングの外径を縮小させる
ものであるから、大きな締付力によらなければ確
実な係止力は得られず、締付力が過度になれば波
形成形パイプを変形させるなどして着脱が困難に
なるなどの問題があつた。
本考案は前記従来の問題点を解決するために提
案されたものである。
(問題点を解決するための手段) このため本考案は、継手本体たる筒状体の流体
導通路を、少なくとも大径孔と小径孔をもつて構
成すると共に、該大径孔の端面部に内向きのテー
パ面を設け、該大小径孔の境界部に大径孔内周面
より突出させてOリングを取付け、前記筒状体の
大径孔側には中心方向に向けて鍔を有するスリー
ブを軸方向に摺動可能に外嵌めすると共に、該ス
リーブ内周面部の前記鍔と筒状体のテーパ面とに
よつて形成されるリング状テーパ溝内には、弾発
伸長状態のコイルスプリングをリング状に巻回挿
着してなるもので、これを問題点解決のための手
段とするものである。
(作用) 筒状体の端面部に設けた内向きのテーパ面と鍔
とによつて形成されたリング状テーパ溝は、コイ
ルスプリングを弾発伸長状態に巻回支持するもの
であるから、該コイルスプリングは自由状態で
は、前記弾発伸長状態を維持して前記テーパ溝の
深い位置をとり、筒状体の流体導通路の大径孔の
内周面からコイルスプリングは没入状態にある。
次に筒状体の大径孔内に波形成形パイプを挿入
し、スリーブの鍔の内壁面でコイルスプリングを
押し潰す方向に適宜の手段でスリーブを摺動させ
ると、コイルスプリングは筒状体のテーパ面のカ
ム作用で斜め中心方向に押圧され、該コイルスプ
リングの弾発伸長力に抗して円周方向長さを縮小
されながら斜め中心方向に移動し、やがて波形成
形パイプの表面谷部と係合する。
コイルスプリングが波形成形パイプの谷部に係
合した後も、コイルスプリングに対する押圧力を
強めると、該コイルスプリングの内周面が波形成
形パイプを斜めに押圧するため、その合力によつ
て該パイプは筒状体の軸方向に押圧されてOリン
グに圧接され、端面付近の外周が該Oリングによ
つてシールされる。
またコイルスプリングが斜め中心方向に押圧さ
れる過程において、波形成形パイプの波形が、ら
せん状に形成された連続波形である場合は、コイ
ルスプリングの両端部がこの波形にならつて相反
する軸方向にずれながら直径を縮小し、非らせん
形の不連続波形である場合は、コイルスプリング
の両端部は前記波形にならつて同一の円周上で直
径を縮小する。
(実施例) 以下本考案を図面の実施例について説明する。
第1図〜第7図は本考案の実施例を示し、第1
図及び第3図は波形成形パイプの固定前、第2図
及び第4図は固定後の状態を示す。
さて図において11は筒状体、12はスリー
ブ、13は波形成形パイプを示し、筒状体11の
該パイプ13の挿入側には、該パイプ13の外径
に合せた大径孔14が設けられ、該孔14と小径
孔15との段部にはOリング16が装着されて大
径孔14より突出している。また筒状体11のパ
イプ挿入側端面には、内側から外側に向かつて拡
がる内向きのテーパ面17が形成されている。
またスリーブ12のパイプ挿入口18の孔径は
波形成形パイプ13の外径に合せて形成されると
共に、該スリーブ12の該挿入口18に向けて設
けられた鍔12aと筒状体11のテーパ面17と
によつて形成されるリング状テーパ溝10内に
は、弾発伸長状態(第6図)のコイルスプリング
21が第7図の如くリング状に巻回挿着されてお
り、該コイルスプリング21はスリーブ内周面1
9にも接して第7図の如く両端間に〓間21aを
有する状態の輪状に保持されている。コイルスプ
リング21は、自然状態では弾発伸長状態で第6
図に示す如く直線状をしているが、小さな力で簡
単に第7図の如く輪状に曲げることができるよう
なものが用いられる。またスリーブ12の両側面
には平面22が形成されており、該平面22の1
部には切欠き23を設け、該切欠き23の1部に
はスリーブ内周面19に連通する窓24が設けら
れている。
25はコ字形レバーで、スリーブ12をまたぐ
ように装着され、前記両側の平面22にコ字形の
内面が摺動して回動できるよう、筒状体11にね
じ込まれたピン26に係合孔30を介して支持さ
れている。27は偏心カムで、ピン26に対し偏
心してコ字形レバー25のコ字形の内面に固定さ
れており、その外周面は前記窓24の前後の端面
28,29に係合している。また前記波形成形パ
イプ13は、山13aと谷13bを有するもので
あれば、らせん形の剛体パイプでもフレキシブル
パイプであつても、また非らせん形の不連続波形
でも使用できる。
次に以上の如く構成された実施例について作用
を説明する。
先ず第3図の如く、スリーブ12に第7図のよ
うに輪状に曲げたコイルスプリング21を挿着し
た後、その内周面19に筒状体11を差込む。次
いでコ字形レバー25を、偏心カム27がスリー
ブ12の窓24の前後端面28,29に係合する
ようにまたがらせ、ピン26をレバー25及び偏
心カム27に設けた係合孔30から挿入し、ピン
26を筒状体11にねじ込んで固定することによ
り、コ字形レバー25はピン26を中心にして回
動自在に支持される。この状態の偏心カム27の
向きは第1図に示す如くである。
次にレバー25の把手25aに指を掛け、第1
図の状態から第2図の状態になるようにコ字形レ
バー25を回動させると、偏心カム27の長径部
が窓24の前側端面28に係合する状態となるた
め、筒状体11は波形成形パイプ13の方向に移
動する。この筒状体11の移動により、第3図の
如くコイルスプリング21に先端が当接していた
テーパ面17も同方向に移動するため、このテー
パ面17に押されることにより、第4図の如くコ
イルスプリング21は押し下げられて径が縮小す
ると共に、波形成形パイプ13の谷13bに押し
込まれると同時に、スリーブ12の鍔12aの壁
面20にも押付けられる。従つて波形成形パイプ
13はこのコイルスプリング21により押圧され
て抜け出さないように固定される。また筒状体1
1が波形成形パイプ13に向けて移動したことに
より、Oリング16は該パイプ13の山13aの
斜面に当接し、シール性が保持される。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案は、コイルスプ
リングを筒状体端面のテーパ面で筒状体の鍔に押
圧して径を縮小し、波形成形パイプの谷部に押込
んで波形成形パイプの固定を行なうものであり、
コイルスプリングはバネリングに比べて非常に柔
らかいので、輪状に曲げられた後の輪状径を縮小
する力も余り大きな力は必要ではない。従つて手
で簡単に回動できるレバー式等が適用でき、大き
な力で袋ナツトを回転させる従来の場合の如く工
具を用いるような必要はないため、波形成形パイ
プの挿脱操作が極めて手軽に、かつ迅速に出来る
などの優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案の実施例を示し、第1
図及び第2図は夫々作動状態を異にする管継手の
側面図、第3図は第1図の場合の上半分のみ示す
側断面図、第4図は第2図の場合の上半分のみ示
す側断面図、第5図は第2図のA〜A断面図、第
6図は弾発伸長状態におけるコイルスプリングの
正面図、第7図は輪状に曲げたコイルスプリング
の正面図、第8図は従来の管継手の1例を示す1
部断面側面図、第9図は第8図に用いた係止リン
グの正面図である。 図の主要部分の説明、11……筒状体、12…
…スリーブ、12a……鍔、13……波形成形パ
イプ、13a……山、13b……谷、14……大
径孔、15……小径孔、16……Oリング、17
……内向きのテーパ、18……挿入口、19……
スリーブ内周面、20……鍔壁面、21……コイ
ルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 継手本体たる筒状体の流体導通路を、少なくと
    も大径孔と小径孔をもつて構成すると共に、該大
    径孔の端面部に内向きのテーパ面を設け、該大小
    径孔の境界部に大径孔内周面より突出させてOリ
    ングを取付け、前記筒状体の大径孔側には中心方
    向に向けて鍔を有するスリーブを軸方向に摺動可
    能に外嵌めすると共に、該スリーブ内周面部の前
    記鍔と筒状体のテーパ面とによつて形成されるリ
    ング状テーパ溝内には、弾発伸長状態のコイルス
    プリングをリング状に巻回挿着したことを特徴と
    する管継手。
JP6800987U 1987-05-07 1987-05-07 Expired JPH0356711Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6800987U JPH0356711Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6800987U JPH0356711Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63177383U JPS63177383U (ja) 1988-11-17
JPH0356711Y2 true JPH0356711Y2 (ja) 1991-12-20

Family

ID=30907435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6800987U Expired JPH0356711Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

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JP (1) JPH0356711Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07127779A (ja) * 1993-10-29 1995-05-16 Tokyo Gas Co Ltd 蛇腹管用接続装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07127779A (ja) * 1993-10-29 1995-05-16 Tokyo Gas Co Ltd 蛇腹管用接続装置

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Publication number Publication date
JPS63177383U (ja) 1988-11-17

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