JPH0733097Y2 - チャージバルブ - Google Patents

チャージバルブ

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JPH0733097Y2
JPH0733097Y2 JP1990112278U JP11227890U JPH0733097Y2 JP H0733097 Y2 JPH0733097 Y2 JP H0733097Y2 JP 1990112278 U JP1990112278 U JP 1990112278U JP 11227890 U JP11227890 U JP 11227890U JP H0733097 Y2 JPH0733097 Y2 JP H0733097Y2
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JP
Japan
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valve
valve core
shaft
valve stem
core body
Prior art date
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JP1990112278U
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JPH0470973U (ja
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一也 林
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Pacific Industrial Co Ltd
Original Assignee
Pacific Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車空調装置用に適したチャージバルブの
改良に関するものである。
[従来の技術] 第2図は、実開昭59−144269号公報に示されている従来
のチャージバルブの縦断面図であり、このチャージバル
ブは、バルブステム(1)とバルブコア(20)との組合
せにより構成されている。
そして、バルブステム(1)は、その外面上部におねじ
を設けると共に、内面には順次ストレート状に長くした
開口(3)とめねじ(6)を設け、このめねじの下部に
はリセス加工によって段部(22)が設けられている。
バルブコア(20)は、逆有底筒状のバルブコア本体
(7)と軸(8)と圧縮コイルばね(17)とから構成さ
れている。
そして、前記逆有底筒状のバルブコア本体(7)には、
上端の中心に軸(8)の挿入穴(9)とすり割り加工に
よって形成された空気注入用の窓(10)を設けると共
に、外側面にはOリング(12)とおねじ(13)が設けら
れ、さらに下端部(23)の中心部にはハの字状のテーパ
ー面814)が設けられている。
また、前記軸(8)は、中間部にダボ(15)を有し、該
ダボの下面には円筒状のパッキン(18)が断面状の弁パ
ッキン受(19)により固定されると共に、軸(8)の上
方を前記バルブコア本体の挿入穴(9)に挿入し、その
後圧縮コイルばね(17)を軸に挿入して該圧縮コイルば
ね(17)を前記バルブコア本体(7)の上面に位置さ
せ、軸上端部をかしめることによりばね止め部(16)を
形成させている。
従って、バルブステム(1)のめねじ(6)にバルブコ
アのおねじ(13)をねじ込んだ時には、バルブステムの
段部(22)にバルブコアの下端部(23)を当接させ、バ
ルブコア(20)を固定するというものであった。
[考案が解決しようとする課題] 従来のチャージバルブにおいては、バルブステム(1)
にバルブコア(20)を強くねじ込もうとすると、バルブ
ステムの段部(22)がバルブコアの下端部(23)によっ
て強く押し付けられ、前記の段部(22)が変形したり、
あるいはその端面が破損するという問題があった。
また、バルブコア(20)をバルブステム(1)に装着す
る際に、ストッパーの位置がねじの咬み合う位置より下
方にあるため、このねじの咬み合いやすり合いなどによ
って発生する金属粉がバルブステムの段部(22)上面に
付着し、バルブコア(20)との接触が不安定になるとい
う問題があった。
さらに、バルブコア(20)とバルブステム(1)との気
密は、Oリング(12)にたよるものであるから、Oリン
グ挿入時の抵抗を大きくしているので、Oリング(12)
が破損し易いという問題もあった。
本考案は、上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、バルブコアとバルブステムのねじの咬み合う
位置より上方の位置にストッパーを設けることにより、
バルブステム(1)とバルブコア(20)の当接部分の変
形並びに当接部分への金属粉の付着を防止できるような
バルブステムの内部構造をとると共に、バルブコア(2
0)の装着性の向上やOリング(12)の破損をも防止で
きるチャージバルブを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案のチャージバルブは、バルブステム(1)の内面
には、上方よりめねじ(2)、ストレート状の開口
(3)、テーパー面(4)、ストレート状の開口(5)
およびめねじ(6)を順次形成して設け、 一方、逆有底筒状のバルブコア本体(7)には、上端の
中心に軸(8)の挿入穴(9)とすり割り加工によって
形成された空気注入用の窓(10)を設けると共に、外側
面の上部には前記バルブステムのテーパー面(4)と線
接触にて当接するテーパー面(11)を、また外側面の中
間位置にはOリング(12)を、また外側面下部にはおね
じ(13)を、さらに内面下端部にはハの字状のテーパー
面(14)を設け、前記バルブコア本体の挿入穴(9)に
は、中間部に形成されたダボ(15)と軸下端部の弁パッ
キン受(19)との間に円筒状のパッキン(18)を嵌着し
てなる軸(8)を挿入し、前記バルブコア本体(7)の
上面には、軸上端部のばね止め部(16)との間に圧縮コ
イルばね(17)を設け、前記バルブコア本体(7)のテ
ーパー面(14)と弁パッキン(18)との上面で気密を保
持するようにバルブコア(20)を構成し、 前記バルブコア(20)とバルブステム(1)のねじの咬
み合う位置より上方の部位にてバルブステム(1)のテ
ーパー面(4)とバルブコア本体(7)のテーパー面
(11)を当接させてストッパーを構成させ、前記バルブ
コア(20)とバルブステム(1)を組合せたものであ
る。
[作用] 本考案のチャージバルブは、バルブコア(20)をバルブ
ステム(1)に挿入し、バルブステムのめねじ(6)に
バルブコアのおねじ(13)をねじ込んで装着する時、バ
ルブステムの内面に設けたテーパー面(4)とバルブコ
アの該側面に設けたテーパー面(11)とが線接触にて当
接させることによりバルブコア(20)を固定すると共に
両者の気密が保持できる。
従って、Oリング(12)のみによって気密を保つもので
ないから、Oリングの外径寸法とストレート状の開口
(5)の内径寸法の関係が適切にできるからバルブコア
(20)の装着は勿論のこと、従来のようなOリング(1
2)の破損をきたすこともない。
[考案の実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案のチャージバルブの縦断面図であり、
バルブステム(1)の内面には、上方より保護キャップ
(図示せず。)をねじ込むためのめねじ(2)と、その
下方のストレート状の開口(3)の下端部に続くテーパ
ー面(4)と、Oリング(12)の摺動面となるストレー
ト状の開口(5)と、バルブコア(20)を装着するため
のめねじ(6)とを順次形成して設けている。
バルブコア(20)は、逆有底筒状のバルブコア本体
(7)と軸(8)と圧縮コイルばね(17)とから構成さ
せれてる。
そして、前記逆有底筒状のバルブコア本体(7)には、
上端の中心に軸(8)の挿入穴(9)とすり割り加工に
よって形成された空気注入用の窓(10)を設けると共
に、外側面の上部には前記バルブステムのテーパー面
(4)のテーパー角よりも大きい角度を持つテーパー面
(11)を形成し、両者を線接触にて当接させ、バルブコ
ア(20)を固定するようになっている。
また、前記テーパー面(11)の下方にはOリング(12)
を嵌着して設けると共に、その下方におねじ(13)を設
け、前記Oリング(12)によってバルブステムとの気密
を保つようにしている。
また、バルブコア本体(7)の内面下端部には、後述す
る円筒状のパッキン(18)を当接させるために、ハの字
状のテーパー面(14)を設けている。
また、前記軸(8)は、中間部に形成されたダボ(15)
と下端部に形成された弁パッキン受(19)との間には軸
の上方から圧入することによって円筒状のパッキン(1
8)を嵌着すると共に、軸(8)の上方を前記バルブコ
ア本体の挿入穴(9)に挿入し、その後圧縮コイルばね
(17)を軸に挿入して該圧縮コイルばね(17)を前記バ
ルブコア本体(7)の上面に位置させ、軸上端部をかし
めることによりばね止め部(16)を形成し、前記バルブ
コア本体(7)のテーパー面(14)と弁パッキン(18)
との上面で気密を保持するようになっている。従って、
バルブステム(1)のめねじ(6)にバルブコアのおね
じ(13)をねじ込んだ時には、バルブステムのテーパー
面(4)とバルブコア本体(7)のテーパー面(11)を
線接触にて当接させるが、この際ステッパー機構がねじ
の咬み合う位置よりも上方にあるため、ストッパー部に
ねじのこすれ等による切り粉を全く付着させることな
く、バルブコア(20)を固定すると共に両者の気密を保
持するようになっている。
[考案の効果] 本考案のチャージバルブは、バルブステムのめねじ
(6)にバルブコアのおねじ(13)をねじ込んで装着す
る時、バルブステムの内面に設けたテーパー面(4)と
バルブコアの該側面に設けたテーパー面(11)とが線接
触にて当接させることによりバルブコア(20)を固定す
ると共に両者の気密が保持できる。
従って、従来のようにOリング(12)のみによって気密
を保つものでないから、Oリングの外径寸法とストレー
ト状の開口(5)の内径寸法の関係が適切にできるから
バルブコア(20)の装着は勿論のこと、Oリング(12)
の破損をきたすこともない。
また、バルブコア(20)をバルブステム(1)に装着す
る際に、ストッパー機構がねじの咬み合う位置よりも上
方に設けているため、ねじの咬み合いやすり合いなどに
よって金属粉が発生しても、その金属粉はバルブステム
やバルブコア(20)のいづれの部署にも付着しないから
バルブコア(20)の固定が不安定になるという恐れは全
くない。
さらに、バルブステム(1)のテーパー面(4)は、従
来バルブコア(20)を固定するためにリセス加工によっ
て形成された段部(22)の機能を兼ね備えるものである
からバルブステムの内部構造を簡素化できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のチャージバルブを示す縦断側面図。
第2図は、従来のチャージバルブを示す縦断側面図であ
る。 (1)…バルブステム、(2)…テーパー面、(6)…
めねじ (7)…バルブコア本体、(8)…軸、(11)…テーパ
ー面 (13)…おねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブステム(1)の内面には、上方より
    めねじ(2)、ストレート状の開口(3)、テーパー面
    (4)、ストレート状の開口(5)およびめねじ(6)
    を順次形成して設け、 一方、逆有底筒状のバルブコア本体(7)には、上端の
    中心に軸(8)の挿入穴(9)とすり割り加工によって
    形成された空気注入用の窓(10)を設けると共に、外側
    面の上部には前記バルブステムのテーパー面(4)と線
    接触にて当接するテーパー面(11)を、また外側面の中
    間位置にはOリング(12)を、また外側面下部にはおね
    じ(13)を、さらに内面下端部にはハの字状のテーパー
    面(14)を設け、前記バルブコア本体の挿入穴(9)に
    は、中間部に形成されたダボ(15)と軸下端部の弁パッ
    キン受(19)との間に円筒状のパッキン(18)を嵌着し
    てなる軸(8)を挿入し、前記バルブコア本体(7)の
    上面には、軸上端部のばね止め部(16)との間に圧縮コ
    イルばね(17)を設け、 前記バルブコア本体(7)のテーパー面(14)と弁パッ
    キン(18)との上面で気密を保持するようにバルブコア
    (20)を構成し、 前記バルブコア(20)とバルブステム(1)のねじの咬
    み合う位置より上方の部位にてバルブステム(1)のテ
    ーパー面(4)とバルブコア本体(7)のテーパー面
    (11)を当接させてストッパーを構成させ、前記該バル
    ブコア(20)とバルブステム(1)を組合せてなるチャ
    ージバルブ。
JP1990112278U 1990-10-25 1990-10-25 チャージバルブ Expired - Lifetime JPH0733097Y2 (ja)

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JPH0470973U JPH0470973U (ja) 1992-06-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59144269U (ja) * 1983-03-17 1984-09-27 太平洋工業株式会社 タイヤバルブ
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