JP2000213833A - チャ―ジバルブ用のバルブコア - Google Patents

チャ―ジバルブ用のバルブコア

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JP2000213833A
JP2000213833A JP11016606A JP1660699A JP2000213833A JP 2000213833 A JP2000213833 A JP 2000213833A JP 11016606 A JP11016606 A JP 11016606A JP 1660699 A JP1660699 A JP 1660699A JP 2000213833 A JP2000213833 A JP 2000213833A
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JP
Japan
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valve core
valve
shaft
tapered surface
elastic packing
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Pending
Application number
JP11016606A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Yamamoto
雅彦 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pacific Industrial Co Ltd
Taiheiyo Kogyo KK
Original Assignee
Pacific Industrial Co Ltd
Taiheiyo Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Pacific Industrial Co Ltd, Taiheiyo Kogyo KK filed Critical Pacific Industrial Co Ltd
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Publication of JP2000213833A publication Critical patent/JP2000213833A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2345/00Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor
    • F25B2345/006Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor characterised by charging or discharging valves

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、冷凍サイクルの配管内部の圧力が
高圧となっても弾性体パッキンが破損することのない、
高圧気密性に優れたバルブコアを提供する。 【解決手段】 本発明のチャージバルブ用のバルブコア
は、バルブコア本体9の外側面の上部にはテーパ面13
を、中間位置にはOリング14を、下部にはおねじ15
を、さらに内部穴16の下端部にはハの字状のテーパ面
17を設け、ダボ20と下端部の弁パッキン受け21と
の間に円筒状の弾性体パッキン22を嵌着してなる軸1
0をバルブコア本体9の挿入穴11挿入し、前記バルブ
コア本体9の上面には、軸10上端部のばね止め部24
との間に圧縮コイルばね23を設け、前記バルブコア本
体9のテーパ面17と弾性体パッキン22の上面とで気
密を保持するように構成されているバルブコアにおい
て、バルブコアの下端部に高圧が作用して弾性体パッキ
ン22が所定量縮んだ時には、軸10のいずれかの部位
がバルブコア本体9と接触してストッパー作用をなすよ
うにしたことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車空調装置用
のチャージバルブに用い、特に高圧冷媒等の封入に適し
たバルブコアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、実公平7−33097号公報に
示される従来のチャージバルブの縦断面図を示すもので
あり、該チャージバルブはバルブステム1とバルブコア
8との組み合わせにより構成されている。そして、バル
ブステム1の内面には、上方よりめねじ2、ストレート
状の開口3、テーパ面4、ストレート状の開口5、およ
びめねじ6が順次形成して設けられている。なお、7
は、冷凍サイクルの配管につながる連通孔である。
【0003】バルブコア8は、逆有底筒状のバルブコア
本体9と軸10とにより構成され、該バルブコア本体9
には、その上端の中心に前記軸10の挿入穴11とすり
割り加工によって形成された空気注入用の窓12を設け
ると共に、外側面の上部には前記バルブステム1のテー
パ面4と線接触にて当接するテーパ面13を、また、外
側面の中間位置にはOリング14を、また、外側面下部
にはおねじ15を、さらに内部穴16の下端部にはハの
字状のテーパ面17を設けている。
【0004】前記の軸10は、中間部に形成されたダボ
20と下端部の弁パッキン受け21との間に円筒状の弾
性体パッキン22を嵌着させたものであり、該軸10の
上端部を前記挿入穴11に挿入し、その後軸10に圧縮
コイルばね23をはめ込みかしめにてばね止め部24を
設けている。つまり、バルブコアの内面側は、前記バル
ブコア本体7の下面内側に形成されたテーパ面17と弾
性体パッキン22の上面との間で気密が保持されるよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5の従来のバルブコ
アにおいては、バルブステムの連通穴7、つまり冷凍サ
イクルの配管内部の圧力が高圧となると、その圧力によ
り軸10が上方へ押し上げられ、弾性体パッキン22が
押しつぶされることにより、バルブコア本体9の下端部
と弁パッキン受け21との間に弾性体パッキン22が挟
み込まれ、該弾性体パッキン22が破損する問題点があ
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、バルブ
ステムの連通穴、つまり冷凍サイクルの配管内部の圧力
が高圧となっても弾性体パッキンが破損することのな
い、高圧気密性に優れたバルブコアを提供するものであ
る。
【0007】すなわち、本発明のチャージバルブ用のバ
ルブコアは、バルブコア本体9の上端中心に軸10の挿
入穴11とすり割り加工によって形成された空気注入用
の窓12を設けると共に、外側面の上部にはバルブステ
ム1のテーパ面4と線接触にて当接するテーパ面13
を、また、外側面の中間位置にはOリング14を、ま
た、外側面下部にはおねじ15を、さらに内部穴16の
下端部にはハの字状のテーパ面17を設け、前記バルブ
コア本体9の挿入穴11には、中間部に形成されたダボ
20と下端部の弁パッキン受け21との間に円筒状の弾
性体パッキン22を嵌着してなる軸10を挿入し、前記
バルブコア本体9の上面には、軸10上端部のばね止め
部24との間に圧縮コイルばね23を設け、前記バルブ
コア本体9のテーパ面17と弾性体パッキン22の上面
とで気密を保持するように構成されているバルブコアに
おいて、バルブコアの下端部に高圧が作用して弾性体パ
ッキン22が所定量縮んだ時には、軸10のいずれかの
部位がバルブコア本体9と接触してストッパー作用をな
すようにしたことを特徴とするものである。
【0008】また、前記内部穴16を段付き付き状の穴
に形成し、その段部18とダボ15のテーパ面24とで
ストッパーを構成させたことを特徴とする請求項1記載
のチャージバルブ用のバルブコアである。
【0009】また、前記バルブコア本体7の下端部に筒
状部19を設け、この筒状部19の下端と弁パッキン受
け21の上面とでストッパーを構成させたことを特徴と
する請求項1記載のチャージバルブ用のバルブコアであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図に基
づいて説明する。図1は、本発明のバルブコアがバルブ
ステム1に組み付けられた状態を示す縦断面図である。
【0011】バルブステム1は従来品と同じものであ
り、その内面には、上方よりめねじ2、ストレート状の
開口3、テーパ面4、ストレート状の開口5、およびめ
ねじ6、連通孔7が順次形成して設けられている。
【0012】バルブコア8は、逆有底筒状のバルブコア
本体9と軸10とにより構成され、該バルブコア本体9
には、その上端の中心に前記軸10の挿入穴11とすり
割り加工によって形成された空気注入用の窓12を設け
ると共に、外側面の上部には前記バルブステム1のテー
パ面4と線接触にて当接するテーパ面13を、また、外
側面の中間位置にはOリング14を、また、外側面下部
にはおねじ15を、さらに内部穴16を段付き付き状の
穴にして段部18を形成し、穴の下端部にはハの字状の
テーパ面17を設けている。
【0013】また、軸10の中間部は、前記段部18内
径よりも大きな外径を持つダボ20と軸10下端部の弁
パッキン受け21との間に円筒状の弾性体パッキン22
が嵌着されている。そして、前記軸10は、その上端部
を前記挿入穴11に挿入し、その後軸10に圧縮コイル
ばね23をはめ込みかしめにてばね止め部24を設けて
いる。
【0014】従って、通常圧におけるバルブコアの内面
側のシールは、従来品とまったく同様に、前記バルブコ
ア本体7の下面内側に形成されたテーパ面17と弾性体
パッキン22の上面との間で気密保持されるようになっ
ている。
【0015】図2は、高圧時におけるバルブコア本体9
と軸10との関係を示す拡大縦断面図である。図2に示
すように、バルブコアに高圧が作用すると、その圧力に
より軸10が上方へ押し上げられ、弾性体パッキン22
が縮んでそ内部穴16に形成された段部18と前記ダボ
20のテーパ面とが当接してストッパーを構成させるよ
うになっている。このストッパーにより軸10がそれ以
上押し上げられることはなくなる。従って、従来のよう
に弾性体パッキン22が破損することはない。
【0016】図3は、本発明の他の実施例を示すバルブ
コアがバルブステム1に組み付けられた状態を示す縦断
面図であり、図4は、高圧時におけるバルブコア本体9
と軸10との関係を示す拡大縦断面図である。この実施
例におけるバルブコアは、図5に示す従来品に比べて、
バルブコア本体9の下端部内面に設けられたハの字状の
テーパ面17の下方に筒状部19を設け、この筒状部1
9の下端と弁パッキン受け21の上面とでストッパーを
構成させている。
【0017】この実施例においては、バルブコアに高圧
が作用すると、その圧力により軸10が上方へ押し上げ
られ、弾性体パッキン22が縮んで筒状部19の下端と
弁パッキン受け21の上面とが当接してストッパーを構
成させるようになっている。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明のバルブコアにお
いて、バルブステムの連通孔7の圧力が所定値よりも高
くなった場合には、軸10のいずれかの部位がバルブコ
ア本体9と接触してストッパーを構成するようにしてお
り、弾性体パッキン22が過大に変形することがないこ
とから、弾性体パッキン22が破損することのない、高
圧気密性に優れたバルブコアを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルブコアの縦断面図。
【図2】図1の高圧時におけるバルブコア本体と軸との
関係を示す拡大縦断面図。
【図3】本発明の他の実施例の縦断面図。
【図4】図3の高圧時におけるバルブコア本体と軸との
関係を示す拡大縦断面図。
【図5】従来のバルブコアの縦断面図。
【符号の説明】
8 バルブコア 9 バルブコア本体 10 軸 16 内部穴 17 テーパ面 18
段部 19 筒状部 20 ダボ 21弁パッキン
受け 22 前弾性体パッキン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブコア本体9の上端中心に軸10の挿
    入穴11とすり割り加工によって形成された空気注入用
    の窓12を設けると共に、外側面の上部にはバルブステ
    ム1のテーパ面4と線接触にて当接するテーパ面13
    を、また、外側面の中間位置にはOリング14を、ま
    た、外側面下部にはおねじ15を、さらに内部穴16の
    下端部にはハの字状のテーパ面17を設け、前記バルブ
    コア本体9の挿入穴11には、中間部に形成されたダボ
    20と下端部の弁パッキン受け21との間に円筒状の弾
    性体パッキン22を嵌着してなる軸10を挿入し、前記
    バルブコア本体9の上面には、軸10上端部のばね止め
    部24との間に圧縮コイルばね23を設け、前記バルブ
    コア本体9のテーパ面17と弾性体パッキン22の上面
    とで気密を保持するように構成されているバルブコアに
    おいて、バルブコアの下端部に高圧が作用して弾性体パ
    ッキン22が所定量縮んだ時には、軸10のいずれかの
    部位がバルブコア本体9と接触してストッパー作用をな
    すようにしたことを特徴とするチャージバルブ用のバル
    ブコア。
  2. 【請求項2】前記内部穴16を段付き付き状の穴に形成
    し、その段部18とダボ15のテーパ面24とでストッ
    パーを構成させたことを特徴とする請求項1記載のチャ
    ージバルブ用のバルブコア。
  3. 【請求項3】前記バルブコア本体7の下端部に筒状部1
    9を設け、この筒状部19の下端と弁パッキン受け21
    の上面とでストッパーを構成させたことを特徴とする請
    求項1記載のチャージバルブ用のバルブコア。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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