JPS597612Y2 - 浮動ねじ構造 - Google Patents
浮動ねじ構造Info
- Publication number
- JPS597612Y2 JPS597612Y2 JP4517679U JP4517679U JPS597612Y2 JP S597612 Y2 JPS597612 Y2 JP S597612Y2 JP 4517679 U JP4517679 U JP 4517679U JP 4517679 U JP4517679 U JP 4517679U JP S597612 Y2 JPS597612 Y2 JP S597612Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- male
- female thread
- male threaded
- space
- threaded portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はパネル等に取り付ける際に取り付け位置の精度
を保持し得る浮動ねじ構造に関する。
を保持し得る浮動ねじ構造に関する。
従来この種の浮動ねし構造は第1図及び第2図に示す如
き構造が同一考案者により提案されている(実開昭53
−45356参照)。
き構造が同一考案者により提案されている(実開昭53
−45356参照)。
分解図第1図において、つば付雌ねじ11が、下穴に座
グリを行ったパネル3に入り、座グリ部Aにつば1が入
る。
グリを行ったパネル3に入り、座グリ部Aにつば1が入
る。
これに座金4を入れ、コイルばね5を入れ、最後につま
みねじ12をねじ込むと雄ねじ8が雌ねじ2に入る。
みねじ12をねじ込むと雄ねじ8が雌ねじ2に入る。
空間7にコイルばね5が入る。またさらにねじ込むこと
により、第2図の側断面図のように、相手の雌ねじ穴付
取付体にねじ込まれ、つまみねじ12のスカート部9が
座金4とパネル10をはさみ完全に締め付けることがで
きる。
により、第2図の側断面図のように、相手の雌ねじ穴付
取付体にねじ込まれ、つまみねじ12のスカート部9が
座金4とパネル10をはさみ完全に締め付けることがで
きる。
さらに締め付ける際は溝6にねじ回し等を差し込んで締
め付けられる。
め付けられる。
上記のような浮動ねし構造は実用上非常に有効である反
面、以下のような問題点も存する。
面、以下のような問題点も存する。
即ち、浮動構造とするために雄ねじ8に連なる軸部Bの
径は雄ねじ8の径よりも小さくなければならない。
径は雄ねじ8の径よりも小さくなければならない。
しかし軸部Bはつまみねじ12の空間7内に位置するた
め、つまみねじ12、軸部Bおよび雄ねじ8を一体構造
とする軸部Bを形或するため空間7内において段引きを
行なわなければならず特殊なバイトが必要になる。
め、つまみねじ12、軸部Bおよび雄ねじ8を一体構造
とする軸部Bを形或するため空間7内において段引きを
行なわなければならず特殊なバイトが必要になる。
又、全体を小型化する際には空間7も小さくなり段引き
加工は更に困難になり、作業性が低下する。
加工は更に困難になり、作業性が低下する。
本考案の目的は上記問題点を解決した製作が容易で且つ
確実な浮動ねし構造を提供することにある。
確実な浮動ねし構造を提供することにある。
本考案によれば、雄ねじ側に雄ねじ部と、この雄ねじ部
に連なりこの雄ねじ部の径より小なる径を有する軸部と
、前記雄ねじ部より大なる径をもち、前記軸部と連なる
面が平担面でこの平担面の所定部に溝を設けたつまみ部
とを備え、雌ねじ側にはっぱ部と、前記雄ねじ部が螺合
する雌ねじ部を有するつば付き雌ねじ部と前記雄ねじ側
に開口した空間部を有するコの字形の座金とを備え、前
記雄ねじ側の前記溝と前記雌ねじ側座金の前記空間部間
にコイルばねを挿入して或ることを特徴とする浮動ねじ
構造が得られる。
に連なりこの雄ねじ部の径より小なる径を有する軸部と
、前記雄ねじ部より大なる径をもち、前記軸部と連なる
面が平担面でこの平担面の所定部に溝を設けたつまみ部
とを備え、雌ねじ側にはっぱ部と、前記雄ねじ部が螺合
する雌ねじ部を有するつば付き雌ねじ部と前記雄ねじ側
に開口した空間部を有するコの字形の座金とを備え、前
記雄ねじ側の前記溝と前記雌ねじ側座金の前記空間部間
にコイルばねを挿入して或ることを特徴とする浮動ねじ
構造が得られる。
次に本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
本考案の一実施例の分解図を示す第3図において、雌ね
じ2、円筒部とつば1を有するつば付雌ねじ11を下穴
に座グリを行なったパネル3に挿入し、座グリ部Aにつ
ば1が入る。
じ2、円筒部とつば1を有するつば付雌ねじ11を下穴
に座グリを行なったパネル3に挿入し、座グリ部Aにつ
ば1が入る。
この雌ねじ2の円筒部に座金4の開口孔Cを嵌め込み、
コイルばね5を座金4の空間部Dとつまみねじ12の空
間(溝)Eに入れ、最後につまみわじ12をねじ込むと
雄ねじ8が雌ねじ2に螺合する。
コイルばね5を座金4の空間部Dとつまみねじ12の空
間(溝)Eに入れ、最後につまみわじ12をねじ込むと
雄ねじ8が雌ねじ2に螺合する。
またさらにねじ込めば第4図の側断面図のように、相手
の雌ねじ穴付取付体にねじ込まれ、つまみねじ12が座
金4とパネル10を完全に締め付けることができる。
の雌ねじ穴付取付体にねじ込まれ、つまみねじ12が座
金4とパネル10を完全に締め付けることができる。
さらに強く締めつけたければ、6にねじ回し等にて締め
付ければ良い。
付ければ良い。
本考案による浮動ねし構造は第3図及び第4図からも明
らかなようにつまみねし12と一体である軸部Bはつま
みねじ12に設けた空間(溝)Eから完全に露出してお
り、したがって雄ねじ8よりも小さい径を有する軸部B
をバイトで段引き加工する際には、バイトの動きが制限
されることなくその製作は極めて容易になると云う効果
を奏する
らかなようにつまみねし12と一体である軸部Bはつま
みねじ12に設けた空間(溝)Eから完全に露出してお
り、したがって雄ねじ8よりも小さい径を有する軸部B
をバイトで段引き加工する際には、バイトの動きが制限
されることなくその製作は極めて容易になると云う効果
を奏する
第1図及び第2図は従来の浮動ねし構造の分解状態にお
ける側断面図及び組立後の側断面図、第3図及び第4図
は本考案による浮動ねし構造の分解状態における側断面
図及び組立後の側断面図である。 1・・・・・・つば、2・・・・・・雌ねじ、3,10
・・・・・・パネル、4・・・・・・円筒座金、5・・
・・・・コイルばね、6・・・・・・溝、7・・・・・
・空間、8・・・・・・雄ねじ、9・・・・・・スカー
ト部、11・・・・・・つば付きねじ、12・・・・・
・つまみねじ、13・・・・・・円筒部、A・・・・・
・座ぐり部、B・・・・・・軸部、C・・・・・・開口
孔、D, E・・・・・・空間部。
ける側断面図及び組立後の側断面図、第3図及び第4図
は本考案による浮動ねし構造の分解状態における側断面
図及び組立後の側断面図である。 1・・・・・・つば、2・・・・・・雌ねじ、3,10
・・・・・・パネル、4・・・・・・円筒座金、5・・
・・・・コイルばね、6・・・・・・溝、7・・・・・
・空間、8・・・・・・雄ねじ、9・・・・・・スカー
ト部、11・・・・・・つば付きねじ、12・・・・・
・つまみねじ、13・・・・・・円筒部、A・・・・・
・座ぐり部、B・・・・・・軸部、C・・・・・・開口
孔、D, E・・・・・・空間部。
Claims (1)
- 雄ねじ側に雄ねじ部と、この雄ねじ部に連なりこの雄ね
じ部の径より小なる径を有する軸部と、前記雄ねじ部よ
り大なる径をもち、前記軸部と連なる面が平担面でこの
平担面の所定部に溝を設けたつまみ部とを備え、雌ねじ
側にはっぱ部と、前記雄ねじ部が螺合する雌ねじ部を有
するつば付き雌ねじ部と、前記雄ねじ側に開口した空間
部を有するコの字形の座金とを備え、前記雄ねじ側の前
記溝と前記雌ねじ側座金の前記空間部間にコイルばねを
挿入して或ることを特徴とする浮動ねし構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4517679U JPS597612Y2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 浮動ねじ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4517679U JPS597612Y2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 浮動ねじ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55144217U JPS55144217U (ja) | 1980-10-16 |
JPS597612Y2 true JPS597612Y2 (ja) | 1984-03-08 |
Family
ID=28922921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4517679U Expired JPS597612Y2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 浮動ねじ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597612Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6284668B1 (ja) * | 2017-04-03 | 2018-02-28 | 因幡電機産業株式会社 | ボルト連結具 |
-
1979
- 1979-04-05 JP JP4517679U patent/JPS597612Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55144217U (ja) | 1980-10-16 |
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