JPH07223317A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH07223317A
JPH07223317A JP3644694A JP3644694A JPH07223317A JP H07223317 A JPH07223317 A JP H07223317A JP 3644694 A JP3644694 A JP 3644694A JP 3644694 A JP3644694 A JP 3644694A JP H07223317 A JPH07223317 A JP H07223317A
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JP
Japan
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ink
recording
needle
orifice
head
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Application number
JP3644694A
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English (en)
Inventor
Noriko Maruyama
のり子 丸山
Susumu Hiragata
進 平潟
Shigehito Andou
滋仁 安東
Tetsuo Kodera
哲郎 小寺
Koji Adachi
康二 足立
Toru Okamoto
徹 岡本
Keizo Abe
敬三 阿部
Kazuo Maruyama
和雄 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字速度を高速化し、ミスディレクションを
起こすことのない静電吸引方式のインクジェット記録装
置を提供する。 【構成】 インク室22には、ホットメルトインク21
が充填され、インク室22の頂部壁として構成されるオ
リフィス板23には、オリフィス24が開口され、その
中心に、針状制御電極25が露出して配設されている。
オリフィス24に対向配置されている中間転写体15
は、金属ロールから形成され、一定の電圧が印加されて
いる。ホットメルトインク21は、インクヒータ26に
よって加熱され溶融状態となっている。画像情報によっ
て、電極間に駆動電圧が印加されインクが吐出される
と、消費されたインクは、静水圧によって再供給される
が、オリフィスの中心に設けられた針状制御電極の表面
張力によってインクに静水圧以外の推進力を与え、再供
給の時間を短縮するインクメニスカスのリフィルを助け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電吸引力により記録
ヘッドからインクが飛翔してインク画像を形成する静電
吸引方式のインクジェット記録装置の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式の中でも、記録
ヘッド内に充填されたインクに静電吸引力を作用させて
被記録媒体または中間転写体上へ飛翔させる静電吸引方
式の記録装置は、記録ヘッドの構造が簡単であるため、
記録紙幅のヘッドの作製が容易であり、パルス幅を変調
させることでドット径の制御を行なうこともでき、高階
調度の画像が得られることで注目されている。このよう
な静電吸引方式の記録装置は、特開平5−57907号
公報に開示されているように、インクに電圧がかけられ
るとオリフィス先端のインクメニスカス(半球状凸面)
より曵糸が発生し、インクが被記録媒体や中間転写体上
に飛翔して画像を形成する。しかし、飛翔によって消費
されたインクが静水圧により再供給され、初期メニスカ
スの高さに戻るのに時間を要するので、高周波数での記
録に限界を生じること、また、従来はメニスカス周辺に
のみ制御電極を設けていたが、高周波数化に伴い、メニ
スカス頂点への電荷の注入が間に合わず、高周波数で限
界を生じることがあった。
【0003】このような場合、高い周波数では画像に抜
けを生じるか、また、抜けを生じない周波数でも、初期
メニスカスの高さに戻る前に電圧がかかると、曳糸がメ
ニスカスの頂点から発生せずに偏ってインクが飛び出
す、いわゆるミスディレクションを起こしやすく、与え
られた画像情報とは異なった位置にドットを形成してし
まい、画質が低下するという問題が起きた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、静電吸引方式のインクジェ
ット記録装置において、印字速度を高速化し、インクの
飛翔方向が常に安定し、所定の位置にドットが形成され
て画質の優れた画像を得ることができる静電吸引方式記
録装置を提供することを目的として、印字動作とインク
の飛翔状況を鋭意に検討した結果、インクメニスカスの
応答性を改善し、再供給の促進を図るためには、メニス
カスのリフィルに静水圧以外の推進力を加えること、さ
らに、ミスディレクションをなくすには、常にメニスカ
スの頂点からインクを飛翔させることを、実現する必要
があることが分かった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、記録ヘッドの記録電極と対向配置
された対向電極との間に画像情報に応じて変化する電位
差を与えることにより生ずる静電吸引力によってインク
を対向電極側へ飛翔させる静電吸引方式のインクジェッ
ト記録装置において、前記記録ヘッドは少なくともイン
クを吐出するオリフィス部を有し、かつ、各オリフィス
の中心に針状部材を設けたことを特徴とするものであ
り、請求項2に記載の発明においては、室温で固体であ
り加熱することにより溶融するホットメルトインクを用
い、該ホットメルトインクが充填された記録ヘッドは、
前記ホットメルトインクを加熱,溶融させる加熱手段を
持ち、前記記録ヘッドの記録電極と対向配置された対向
電極との間に画像情報に応じて変化する電位差を与える
ことにより生ずる静電吸引力によって前記ホットメルト
インクを対向電極側へ飛翔させる静電吸引方式のインク
ジェット記録装置において、前記記録ヘッドは、少なく
とも、インクを吐出するオリフィス部、インクを溶融状
態で保持するインク室を有し、かつ、各オリフィスの中
心に針状部材を設けたことを特徴とするものである。
【0006】請求項3に記載の発明においては、請求項
1または2に記載の静電吸引方式のインクジェット記録
装置において、前記針状部材が、針状の記録電極である
ことを特徴とするものであり、請求項4に記載の発明に
おいては、請求項1または2に記載の静電吸引方式のイ
ンクジェット記録装置において、前記針状部材が、絶縁
性の針状部材であることを特徴とするものである。
【0007】請求項5に記載の発明においては、室温で
固体であり加熱することにより溶融するホットメルトイ
ンクを用い、該ホットメルトインクが充填された記録ヘ
ッドは、前記ホットメルトインクを加熱,溶融させる加
熱手段を持ち、前記記録ヘッドの記録電極と対向配置さ
れた対向電極との間に画像情報に応じて変化する電位差
を与えることにより生ずる静電吸引力によって前記ホッ
トメルトインクを対向電極側へ飛翔させる静電吸引方式
のインクジェット記録装置において、前記記録ヘッド
は、少なくとも、インクを吐出するオリフィス部、イン
クを溶融状態で保持するインク室を有し、かつ、各オリ
フィス近傍に第1記録電極および各オリフィスの中心に
針状部材を用いた第2記録電極を設けたことを特徴とす
るものである。
【0008】請求項6に記載の発明においては、請求項
1ないし5のいずれか1項に記載の静電吸引方式のイン
クジェット記録装置において、前記針状部材が、インク
に対する濡れ性の良好な材料、または、インクに対する
濡れ性の良好な被膜が施された部材であることを特徴と
するものである。
【0009】
【作用】インクが画像情報に応じて印字されるときのメ
ニスカスの状態は、 初期メニスカスの半球状態から、 電圧がかけられて、円錐状に変化し、 曵糸が飛翔して被記録媒体や中間転写体にドットが
形成され、 電圧が切れると、インクが消費されたために偏平な
状態になり、 その後インクが静水圧により再供給されてもとの状
態、すなわち、の状態に戻る。
【0010】本発明においては、単数または複数で構成
されたインクを吐出するオリフィスの中心に針状部材を
設けることにより、表面張力によってインクが針状部材
を伝って、インクに静水圧以外の推進力を与えることが
できる。この推進力は、メニスカスのリフィルを助け、
インクメニスカスの再供給に要する時間が減少し、印字
周波数が高速化され、また、曵糸が確実にメニスカス頂
点から飛翔するので、ミスディレクションを起こすこと
なく被記録媒体や中間転写上の正確な位置にドットが形
成できる。
【0011】このようなインクジェット記録装置に使用
されるインクとしては、液状のインクを用いることがで
きる。また、室温で固体であるホットメルトインクを用
いて、これを加熱して溶融し、飛翔させることもでき
る。ホットメルトインクを用いると、滲みが生じること
がなく、普通紙に印字可能となるため便利である。
【0012】また、オリフィスの中心に設けられる針状
部材を記録電極とすることにより、対向電極との間の電
界強度を高めることができる。針状部材として、インク
に対する濡れ性の良好な材料、または、インクに対する
濡れ性の良好な被膜が施された部材を用いることによっ
て、インクメニスカスの再供給に要する時間を、より減
少させることができる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明が適用された静電吸引方式の
インクジェット記録装置の概略構成図である。図中、1
0は記録ヘッド、11はブラック用ヘッド、12はイエ
ロー用ヘッド、13はマゼンダ用ヘッド、14はシアン
用ヘッド、15は中間転写体、16は記録媒体、17は
背面ロール、18はクリーナである。この実施例では、
記録ヘッドとして、ブラック用ヘッド11、イエロー用
ヘッド12、マゼンタ用ヘッド13、シアン用ヘッド1
4からなるカラー印字のため4色のヘッドを有する記録
ヘッド10を用いた。しかし、他の配色のヘッドを用い
ることもできるし、単色、例えば、ブラック用ヘッドの
みを用いるようにしてもよい。また、後述するように、
インクは、実施例では、ホットメルトインクを用いた
が、常温で液状のインクを用いてもよいことはもちろん
である。常温で液状のインクを用いた場合には、中間転
写体を用いることなく、記録媒体に直接印字を行なうよ
うにする。
【0014】画像情報によって各ヘッドが駆動される
と、ホットメルトインクがクーロン力により飛翔して、
対向配置された中間転写体15に付着する。付着したイ
ンクは、中間転写体15に付着した後、急速に固化す
る。記録媒体16には、中間転写体15上のインクによ
る画像が転写される。背面ロール17は、記録媒体16
を搬送し、中間転写体15に記録媒体16を押し付け、
転写を行なう。クリーナ18は、中間転写体15上の残
留インクや紙粉,異物,ゴミ等を除去する構成となって
いる。
【0015】図2は、本発明のインクジェット記録装置
における記録ヘッドの一実施例の構成図である。図中、
10は記録ヘッド、15は中間転写体、21はホットメ
ルトインク、22はインク室、23はオリフィス板、2
4はオリフィス、25は針状制御電極、26はインクヒ
ータ、27は制御電極、28は絶縁支持層である。
【0016】記録ヘッド10は、1つのヘッドのみを図
示した。インク室22には、室温で固体であり加熱する
ことによって溶融するホットメルトインク21が充填さ
れている。このインク室22の頂部壁として構成される
オリフィス板23には、中間転写体15の面と垂直な方
向にオリフィス24が開口され、オリフィス24の中心
には、中間転写体15の面と垂直な方向に、針状制御電
極25が露出して配設されている。また、インク室22
には、そこに充填されているホットメルトインク21を
溶融するための加熱手段として、インクヒータ26が配
設されている。さらに、上記オリフィス24の近傍に
は、制御電極27が配置されており、制御電極27と針
状制御電極25には、図示しないホストコンピュータか
らの画像信号に応じた制御電圧が印加されるようになっ
ている。メニスカスは、図示しない静水圧ポンプにより
一定に保持されている。
【0017】一方、オリフィス24に対向配置されてい
る中間転写体15は、アルミニウムを用いた金属ロール
から形成され、インクメニスカスから曵糸が飛び出さな
い程度に一定の電圧が常に印加されるようになってい
る。常時印加する電圧は、高いほど応答性が良いが、飛
翔電圧近くになると、制御電圧なしでも、インクが飛び
やすくなり、コントラストが低下するので、この実施例
では−1000V程度を印加した。
【0018】針状制御電極25は、絶縁支持層28によ
って支持され、オリフィス24から長く露出している
が、導電性の中間転写体15に近づきすぎると、スパー
クを起こす恐れがあるので、オリフィス24の開口面に
対して、メニスカス直径、すなわち、メニスカスのエッ
ジを保持するオリフィス直径、または、ノズル直径の0
以上1/2以下の高さが望ましい。
【0019】ホットメルトインク21は、インクヒータ
26によって加熱され、溶融状態となっている。画像情
報によって、電極間に駆動電圧が印加され、インクが吐
出されると、針状制御電極25の近傍のインクが消費さ
れる。消費された量に見合うインクは、静水圧によって
リフィルされるが、オリフィスの中心に設けられた針状
制御電極の表面張力によってインクが針状制御電極を伝
って、インクに静水圧以外の推進力を与え、メニスカス
のリフィルを助け、インクメニスカスの再供給に要する
時間を減少させることができる。また、針状電極から対
向電極におろした垂線が両電極の最短距離となるため、
もっとも強い電界が形成されるので、前記垂線上にある
メニスカス頂点から、曵糸が確実に飛翔するので、ミス
ディレクションを起こすこともない。
【0020】図3は、図2で説明した実施例における針
状制御電極部分の拡大図である。図中、図2と同様な部
分には同じ符号を付して説明を省略する。29はパター
ン電極である。針状制御電極部分は、絶縁支持層28と
パターニングされたパターン電極29と針状電極25に
より構成されている。パターン電極29は、絶縁支持層
28上に、銅などの金属箔を接着するか、あるいは、真
空蒸着やスパッタリングやメッキ法などにより、全面に
金属層を形成した後、フォトリソグラフィーとウェット
エッチングやドライエッチング、あるいは、レーザ描画
や放電描画等によって、金属層をパターニングして形成
される。針状制御電極25は、パターン電極29上に、
電解メッキあるいは無電解メッキ等の手段によって金属
材料を積層し、複数本形成されている。
【0021】絶縁支持層28を形成する材料としては、
SiO2 ,Al2 3 ,SiN,AlN,TiO2 、T
aN等の絶縁性セラミック材や、ポリイミド,ポリイミ
ドアミド,ポリエステル,エポキシレジンなどの絶縁性
樹脂が適している。
【0022】針状制御電極を形成する材料としては、A
l,Cu,Cr,Zn,Fe,Mo,W,Ru,Re,
Ta,Ti,Zr,Rh,Ni,ステンレス、および、
それらの成分を含有する合金材料等からなる耐摩耗性に
優れた硬質金属や、硬質で直径0.1μm〜5μmの微
粒子であるAl2 3 ,BN,SiC,B4 C,Ni
O,Cr2 3 ,Si3 4 ,TiC,TiO2 ,W
C,WSi2 ,ZrO2 ,ZrB2 ,ZrC,Cr3
2 ,TaC,MgO,CaO,ThO2 等の合金材料を
混入させた金属あるいは導電性セラミック材の1つまた
は2種類以上の混合体等が好ましい。
【0023】この実施例の具体例では、80μmのオリ
フィス径の中心に、Niを電解メッキにより、直径20
μmの針電極をオリフィスの開口面から30μm突出し
た形に形成した。また、各パターン電極は、オリフィス
周辺の各記録電極に導通している。
【0024】この実施例で使用したインクは、直鎖ポリ
エチレンワックス(BASF社製、商品名:酸化ポリエ
チレンワックスOA2)に対して、カーボンブラック
(キャボット社製、商品名:R330)を6重量%と、
界面活性剤のアルギリトルメチルアンモニウムクロライ
ド(Armour and Co.社製、商品名:Ar
quardl12)を2重量%とを配合し、ボールミキ
サーを用いて、80℃で10分間攪拌し、ホットメルト
インクを調整した。
【0025】以下に示す条件、すなわち、 200spi(2.54センチあたり200ドット)対
応 飛翔繰り返し最大周波数 10KHz ヘッド温度 100℃ オリフィス直径 80μm オリフィス配列 2列千鳥 針状制御電極直径 20μm 針状制御電極露出長 40μm 制御電圧 200V 針状制御電極印加電圧 200V パルス幅 1.0ms 中間転写体バイアス電圧 −1000V ヘッド表面から被記録媒体までの距離 200μm 静水圧 10mmH2 O の条件で画像記録を行なったところ、1000Hzの印
字周波数においても、メニスカス形成の遅れがなく、同
一径のドットを印字することができ、ミスディレクショ
ンも、100ドット中、σ=5μm、最大ズレ10μm
以内に抑えることができた。
【0026】オリフィスに針状制御電極を設置しないヘ
ッドを用意し、これを実施例と同じ印字装置に設置して
印字してみたところ、実施例と同じ飛翔繰り返し周波数
では、ドット抜けやミスディレクションによるむらが目
立ち、100ドット中、σ=15μm、最大ズレ50μ
mで、ドット抜けを起こさない最大印字周波数は、20
0Hzであった。
【0027】上述した実施例では、オリフィスの中心に
針状の電極を設けたが、これに制御電圧を印加すること
なく、単に、金属製の針状部材として構成することもで
きる。また、絶縁性の針状部材を用いてもよく、これら
針状部材による表面張力によって、インクに推進力を付
加することができる。また、針状部材として、インクに
対する濡れ性の良好な材料、または、インクに対する濡
れ性の良好な被膜が施された部材を用いることにより、
より大きな推進力を付加することができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、印字速度を高速化し、インクの飛翔方向が常
に安定し、所定の位置にドットが形成されて画質の優れ
た画像を作ることができる静電吸引方式のインクジェッ
トプリントヘッドを提供できるという効果がある。ま
た、カラー印字に適用した場合には、インクの色ずれを
効果的に防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用された静電吸引方式のインクジ
ェット記録装置の概略構成図である。
【図2】 本発明のインクジェット記録装置における記
録ヘッドの一実施例の構成図である。
【図3】 図2で説明した実施例における針状制御電極
部分の拡大図である。
【符号の説明】
10…記録ヘッド、11…ブラック用ヘッド、12…イ
エロー用ヘッド、13…マゼンダ用ヘッド、14…シア
ン用ヘッド、15…中間転写体、16…記録媒体、17
…背面ロール、18…クリーナ、21…ホットメルトイ
ンク、22…インク室、23…オリフィス板、24…オ
リフィス、25…針状制御電極、26…インクヒータ、
27…制御電極、28…絶縁支持層、29…パターン電
極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安東 滋仁 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 小寺 哲郎 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 足立 康二 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 岡本 徹 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 阿部 敬三 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 丸山 和雄 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドの記録電極と対向配置された
    対向電極との間に画像情報に応じて変化する電位差を与
    えることにより生ずる静電吸引力によってインクを対向
    電極側へ飛翔させる静電吸引方式のインクジェット記録
    装置において、前記記録ヘッドは少なくともインクを吐
    出するオリフィス部を有し、かつ、各オリフィスの中心
    に針状部材を設けたことを特徴とする静電吸引方式のイ
    ンクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 室温で固体であり加熱することにより溶
    融するホットメルトインクを用い、該ホットメルトイン
    クが充填された記録ヘッドは、前記ホットメルトインク
    を加熱,溶融させる加熱手段を持ち、前記記録ヘッドの
    記録電極と対向配置された対向電極との間に画像情報に
    応じて変化する電位差を与えることにより生ずる静電吸
    引力によって前記ホットメルトインクを対向電極側へ飛
    翔させる静電吸引方式のインクジェット記録装置におい
    て、前記記録ヘッドは、少なくとも、インクを吐出する
    オリフィス部、インクを溶融状態で保持するインク室を
    有し、かつ、各オリフィスの中心に針状部材を設けたこ
    とを特徴とする静電吸引方式のインクジェット記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記針状部材が、針状の記録電極である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の静電吸引方
    式のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記針状部材が、絶縁性の針状部材であ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の静電吸引
    方式のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 室温で固体であり加熱することにより溶
    融するホットメルトインクを用い、該ホットメルトイン
    クが充填された記録ヘッドは、前記ホットメルトインク
    を加熱,溶融させる加熱手段を持ち、前記記録ヘッドの
    記録電極と対向配置された対向電極との間に画像情報に
    応じて変化する電位差を与えることにより生ずる静電吸
    引力によって前記ホットメルトインクを対向電極側へ飛
    翔させる静電吸引方式のインクジェット記録装置におい
    て、前記記録ヘッドは、少なくとも、インクを吐出する
    オリフィス部、インクを溶融状態で保持するインク室を
    有し、かつ、各オリフィス近傍に第1記録電極および各
    オリフィスの中心に針状部材を用いた第2記録電極を設
    けたことを特徴とする静電吸引方式のインクジェット記
    録装置。
  6. 【請求項6】 前記針状部材が、インクに対する濡れ性
    の良好な材料、または、インクに対する濡れ性の良好な
    被膜が施された部材であることを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれか1項に記載の静電吸引方式のインクジ
    ェット記録装置。
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