JPH07222260A - ホームコントロールシステム - Google Patents

ホームコントロールシステム

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JPH07222260A
JPH07222260A JP932494A JP932494A JPH07222260A JP H07222260 A JPH07222260 A JP H07222260A JP 932494 A JP932494 A JP 932494A JP 932494 A JP932494 A JP 932494A JP H07222260 A JPH07222260 A JP H07222260A
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JP
Japan
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control
control button
pattern control
pattern
packet
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JP932494A
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Inventor
Akira Oshima
章 大島
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】不必要な操作による不必要なコントロールパケ
ットの送信を極力行わないようにする。 【構成】複数個の電気機器が目的別にグループ化され、
操作機器には、各グループ内の電気機器の一連の操作を
行う1個のパターンコントロールボタンを各グループ毎
に1個ずつ設ける。そして、パターンコントロールボタ
ンA,Bを、A,B,Aの順番で短時間に連続して押し
た場合に、最初に押されたパターンコントロールボタン
Aに対応する最後の状態モニタパケットA1Nを受信し
た時点で押されているパターンコントロールボタンAに
対応する電気機器に、再びコントロールパケットA1,
A2・・・ANを送信する。つまり、2回目に押された
パターンコントロールボタンBに対応するコントロール
パケットB1,B2・・・BNは送信しない構成となっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気錠、照明器具、エ
アコン、テレビ受信機やビデオテープレコーダ等のAV
機器を集中制御するホームコントロールシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、玄関ドアや窓の鍵等のセキュリテ
ィ関連機器の施錠/解錠の制御、照明器具、テレビ受信
機やオーディオテープレコーダ、ビデオテープレコーダ
等のAV機器、エアコン等の空調機器のオン/オフの制
御を全て1箇所において集中管理するホームコントロー
ルシステムが提供されている。
【0003】例えば、特開昭63−262997号公報
に記載されたホームコントロールシステムは、玄関ドア
や窓の鍵等のセキュリティ関連機器や照明器具、テレビ
受信機、エアコン等の電気機器等を制御するための操作
機器を特定の箇所に集中して設置する構成としたシステ
ムであって、複数個の電気機器を目的別(例えば、就
寝、外出といった目的別)にグループ化し、グループ毎
に当該グループ内の各機器の一連の制御を行う1個の操
作釦を設けた構成となっている。
【0004】図8は、このようなホームコントロールシ
ステムの一般的な構成を示している。すなわち、各グル
ープ内の電気機器の一連の操作を行う1個のパターンコ
ントロールボタンA,B・・・が各グループ毎に1個ず
つ設けられている操作機器1と、電気機器である例えば
エアコン21、テレビ受信機22、照明機器23等とが
ネットワーク4によって接続されている。操作機器1は
直接ネットワーク4に接続されており、各電気機器2
1,22,23・・・はそれぞれインターフェイスユニ
ット31,32,33・・・を介してネットワーク4に
接続されている。なお、図示は省略しているが、操作機
器1によって操作されるその他の機器として、例えば玄
関ドアや窓の鍵等のセキュリティ関連機器、オーディオ
テープレコーダやビデオテープレコーダ等のAV機器、
炊飯ジャーや電気ポット等の台所用機器、お風呂の自動
給湯器等が含まれる。
【0005】このような従来のホームコントロールシス
テムでは、パターンコントロールボタンA,B・・・が
押されると、操作機器1からネットワーク4を通じて各
機器に対しコントロールパケットを送信するようになっ
ている。
【0006】図9は、このような従来のホームコントロ
ールシステムにおける送受信のフローチャートを示して
いる。
【0007】図9では、例えばパターンコントロールボ
タンAとパターンコントロールボタンBとにグループ設
定されている電気機器の数が多くしかも同一機器であっ
て、パターンコントロールボタンAでグループ設定され
ている全ての電気機器がオン設定されており、パターン
コントロールボタンBでグループ設定されている全ての
電気機器がオフ設定されていると仮定する。そして、こ
のようなパターンコントロールボタンA,Bを、A,
B,Aの順番で短時間に連続して押した場合、従来のシ
ステムでは、パターンコントロールボタンAに対応する
全ての電気機器のコントロールパケットA1,A2・・
・ANを送信後、続いてパターンコントロールボタンB
に対応する全ての電気機器のコントロールパケットB
1,B2・・・BNを送信し、次に再びパターンコント
ロールボタンAに対応する全ての電気機器のコントロー
ルパケットA1,A2・・・ANを送信する。
【0008】そして後、パターンコントロールボタンA
の最初のオン操作に対応する全ての電気機器の状態モニ
タパケットA11,A12・・・A1Nを受信後、続い
てパターンコントロールボタンBのオン操作に対応する
全ての電気機器の状態モニタパケットB11,B12・
・・B1Nを受信し、次にパターンコントロールボタン
Aの2回目のオン操作に対応する全ての電気機器の状態
モニタパケットA11,A12・・・A1Nを受信す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のホ
ームコントロールシステムによる送受信動作では、パタ
ーンコントロールボタンA,B・・・を押す時間間隔が
長ければ問題にならないのであるが、図9に示すような
短い時間で連続して押されると、コントロールパケット
を多数送信することになり、制御にかかる時間が長くな
るといった問題があった。
【0010】例えば、日本電子機械工業会(EIAJ)
のホームバスシステム規格(ET−2101)のHBS
を例にとってデータ長を2バイトとすると、1パケット
を送信又は受信するために約20ms必要である。従っ
て、各パターンコントロールボタンA,Bにより操作さ
れる電気機器が10個ある場合には、送信に600ms
〔=10パケット×3回(A,B,Aの3回)×20m
s〕かかり、また状態モニタパケットを受信するのに同
じ時間がかかるので、使用者の待ち時間は1.2s(=
600ms×2)となる。
【0011】ところで、このように短時間でパターンコ
ントロールボタンが連続して押される場合は、使用者の
操作ミスであることが多い。
【0012】例えば、使用者がパターンコントロールボ
タンAを押したにも係わらず、誤ってパターンコントロ
ールボタンBを押してしまった場合には、これに気付い
た使用者は再びパターンコントロールボタンAを押すこ
とになる。そして、この場合には、パターンコントロー
ルボタンBの操作が不必要な操作であるが、従来のホー
ムコントロールシステムでは、このパターンコントロー
ルボタンBに対応したコンロールパケットも送信してし
まうことになる。
【0013】本発明は上記課題を解決すべく創案された
ものであり、その目的は、不必要な操作による不必要な
コントロールパケットの送信を極力行わないようにし
て、使用者の待ち時間の短縮を図ったホームコントロー
ルシステムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係わる本発明のホームコントロールシス
テムは、目的別にグループ化された複数個の電気機器が
操作機器を含めてネットワークにより接続されており、
前記操作機器には、各グループ内の電気機器の一連の操
作を行う1個のパターンコントロールボタンが各グルー
プ毎に1個ずつ設けられているとともに、このパターン
コントロールボタンの操作により、ネットワークを通じ
て対応する各電気機器に順次コントロールパケットを送
信する送信手段が設けられ、前記各電気機器には、自ら
の制御終了後に状態をモニタパケットとして前記操作機
器に送信する送信手段が設けられ、前記操作機器により
各グループ毎の電子機器の集中制御が可能なホームコン
トロールシステムに適用し、前記操作機器は、任意のグ
ループの全ての状態モニタパケットの受信終了時点で操
作されているパターンコントロールボタンに対し、その
パターンコントロールボタンに対応する各電気機器に対
して順次コントロールパケットを送信するように制御す
る制御手段を備えた構成とする。
【0015】また、請求項2に係わる本発明のホームコ
ントールシステムは、目的別にグループ化された複数個
の電気機器が操作機器を含めてネットワークにより接続
されており、前記操作機器には、各グループ内の電気機
器の一連の操作を行う1個のパターンコントロールボタ
ンが各グループ毎に1個ずつ設けられているとともに、
このパターンコントロールボタンの操作により、ネット
ワークを通じて対応する各電気機器に順次コントロール
パケットを送信する送信手段が設けられ、前記各電気機
器には、自らの制御終了後に状態をモニタパケットとし
て前記操作機器に送信する送信手段が設けられ、前記操
作機器により各グループ毎の電子機器の集中制御が可能
なホームコントロールシステムに適用し、任意のパター
ンコントロールボタンが操作された場合に、そのボタン
に対応する各電気機器のコントロールパケットの送信終
了に続いて、各電気機器から送信されてくる状態モニタ
パケットの受信を行うといった一連の送受信動作を1つ
の通信ユニットとして制御する第1の制御手段と、前記
パターンコントロールボタンが短時間に連続して操作さ
れた場合に、前記通信ユニットの最後の状態モニタパケ
ットの受信終了時点で押されているパターンコントロー
ルボタンに対応する通信ユニットを次に実行するように
制御する第2の制御手段とを備えた構成とする。
【0016】
【作用】請求項1に記載の発明の作用について説明す
る。
【0017】操作機器は、任意のグループの全ての状態
モニタパケットの受信終了時点で操作されているパター
ンコントロールボタンに対し、そのパターンコントロー
ルボタンに対応する各電気機器に対して順次コントロー
ルパケットを送信するように制御する制御手段を備えて
いる。
【0018】つまり、任意のグループの全ての状態モニ
タパケットの受信を終了するまでに、任意のパターンコ
ントロールボタンが複数回操作されても、受信終了時点
で操作されているパターンコントロールボタンに対応す
るコントロールパケットのみを送信し、それまでに操作
されたパターンコントロールボタンに対応するコントロ
ールパケットは送信されないことになる。
【0019】請求項2に記載の発明の作用について説明
する。
【0020】第1の制御手段では、任意のパターンコン
トロールボタンが操作された場合に、そのボタンに対応
する各電気機器のコントロールパケットの送信終了に続
いて、各電気機器から送信されてくるモニタパケットの
受信を行うといった一連の送受信動作を1つの通信ユニ
ットとして制御する。例えば、パターンコントロールボ
タンAが押された後、パターンコントロールボタンBが
押された場合には、まずパターンコントロールボタンA
に対応する電気機器にコントロールパケットA1,A2
・・・ANを送信した後、各電気機器から送信されてく
る状態モニタパケットA11,A12・・・A1Nを受
信し、この後、パターンコントロールボタンBに対応す
る電気機器にコントロールパケットB1,B2・・・B
Nを送信した後、各電気機器から送信されてくる状態モ
ニタパケットB11,B12・・・B1Nを受信する。
【0021】第2の制御手段では、パターンコントロー
ルボタンが短時間に連続して操作された場合に、通信ユ
ニットの最後の状態モニタパケットの受信終了時点で操
作されているパターンコントロールボタンに対応する通
信ユニットを次に実行するように制御する。
【0022】例えば、パターンコントロールボタンA,
Bを、A,B,Aの順番で短時間に連続して押した場
合、本発明のホームコントロールシステムでは、まずパ
ターンコントロールボタンAに対応する電気機器にコン
トロールパケットA1,A2・・・ANを送信した後、
各電気機器から送信されてくる状態モニタパケットA1
1,A12・・・A1Nを受信する。そして、この最後
の状態モニタパケットA1Nを受信した時点で押されて
いるパターンコントロールボタンAに対応する電気機器
に、再びコントロールパケットA1,A2・・・ANを
送信した後、各電気機器から送信されてくる状態モニタ
パケットA11,A12・・・A1Nを受信する。
【0023】つまり、2回目に押されたパターンコント
ロールボタンBに対応するコントロールパケットB1,
B2・・・BNは送信されないことになる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0025】本発明のホームコントロールシステムの全
体構成は、図7に示すものと同様である。また、図1は
操作機器1の構成図、図2は各インターフェイスユニッ
ト31,32,33・・・の構成図を示している。
【0026】操作機器1は、CPU5、動作プログラム
が格納されたROM6、プログラムのワークエリアであ
るRAM7、液晶ディスプレイとタッチパネルとで構成
されるコンソール8及びネットワーク4と直接接続され
たネットワークドライバ9によって構成されている。ま
た、各インターフェイスユニット31,32,33・・
・は、操作機器1のコンソール8の代わりに、電気機器
と直接やり取りを行う機器ドライバ13が設けられた点
を除けば、操作機器1の構成と基本的に同じものであ
る。なお、操作機器1のコンソール8とネットワークド
ライバ9、及びインターフェイスユニット31,32,
33・・・の機器ドライバ13とネットワークドライバ
14とは、それぞれI/Oインターフェイス15,16
を構成している。
【0027】上記構成において、請求項1における制御
手段、及び請求項2における第1の制御手段及び第2の
制御手段は、それぞれ操作機器1のCPU5、ROM6
及びRAM7によって実現されるソフトウエアを含む構
成となっている。
【0028】次に、上記構成のホームコントロールシス
テムにおいて、操作機器1でのパターンコントロールボ
タンの操作処理を、図3及び図4に示すパターンコント
ロール部分の動作フローチャートを参照して説明する。
【0029】ただし、操作機器1から送信されるコント
ロールパケットと各電気機器から送信されてくるモニタ
パケットの優先順位は、コントロールパケットの方が高
いものとする。
【0030】操作機器1では、電気機器からの状態モニ
タパケットを受信するたびに(ステップS1)、状態モ
ニタフラグをセットする(ステップS2)。
【0031】このような状態モニタパケットの受信中に
おいて、例えばパターンコントロールボタンAが押され
ると、操作機器1ではパターンコントロールボタンの番
号を識別し(ステップS3,S4)、予め使用者により
設定された情報(各パターン)に従って、制御内容を機
器別にメモリ(RAM7の所定の記憶領域)に記憶する
(ステップS5,S6,S7)。なお、ステップS3〜
ステップS7の処理は、状態モニタパケットの受信中に
パターンコントロールボタンが押されるたびに行われる
ことから、メモリの記憶内容はそのたびに更新され、常
に最新の制御内容(すなわち、最後に押されたパターン
コントロールボタンに対応する制御内容)が記憶される
ことになる。
【0032】ここで、使用者により設定されるパターン
として、例えばエアコン21、テレビ受信機22及び照
明器具23の全てをオン設定するパターン(例えば、帰
宅という目的でエアコン21、テレビ受信機22及び照
明器具23がグループ化されている場合)をパターン1
とし、これら全てをオフ設定するパターン(例えば、外
出という目的でエアコン21、テレビ受信機22及び照
明器具23がグループ化されている場合)をパターン2
とする。そして、このパターン1がパターンコントロー
ルボタンAの操作により設定され、パターン2がパター
ンコントロールボタンBの操作により設定されるものと
する。
【0033】なお、このようなグループ化及びパターン
設定は、上記2パターンに限定されるものではなく、必
要に応じて3パターン以上の設定が可能である。例え
ば、従来の技術でも示した特開昭63−262997号
公報にも記載されているように、朝セット、トイレ、主
人帰宅、就寝、外出、非常事態発生といった各目的別に
グループ化することが可能であり、それぞれの目的にあ
った制御内容にパターン化することが可能である。
【0034】このようなステップS3〜ステップS7で
の処理において、設定してある機器の全てについて制御
内容をメモリに記憶すると、次にステップS6からステ
ップS8へと動作を進め、全ての機器の状態モニタパケ
ットが返ってきているかを調べる。そして、返ってきて
いれば(すなわち、最後に送信されてきた状態モニタパ
ケットを受信していれば)、次のステップS9において
全ての機器について調べたかを確認した後、全機器につ
いて調べていない場合にはステップS10へと動作を進
め、制御内容をメモリに記憶しているか否かの確認を行
う。
【0035】そして、制御内容を記憶していれば、ステ
ップS11へと動作を進め、ネットワーク4を通じて該
当機器に対してコントロールパケット(ステップS3〜
ステップS7で処理された最新の制御内容に基づくコン
トロールパケット)を送信した後、その制御内容をクリ
アし(ステップS12)、状態モニタフラグをクリアす
る(ステップS13)。そのため、ステップS13から
ステップS8に戻ったときには、全ての機器の状態モニ
タフラグがリセットされていることから、再びステップ
S1の動作に復帰することになる。
【0036】このようにして、全ての機器を調べる(ス
テップS9)。
【0037】一方、各インターフェイスユニット31,
32,33・・・の動作を、図5に示す動作フローチャ
ートを参照して説明する。
【0038】各インターフェイスユニット31,32,
33・・・では、ステップS11において操作機器1か
ら送信されてくるコントロールパケットを受信すると
(ステップS21)、その内容に応じて電気機器21,
22,23・・・を制御した後(ステップS22)、機
器の状態をモニタパケットとして操作機器1に送信する
(ステップS23)。
【0039】このような操作機器1での処理動作、及び
各インターフェイスユニット31,32,33・・・で
の処理動作によって行われる通信フローが、図6及び図
7に示す本発明のパケット送受信フローである。
【0040】すなわち、図6には、パターンコントロー
ルボタンAが押されてすぐにパターンコントロールボタ
ンBが押され、さらに続いてパターンコントロールボタ
ンAが押された場合(すなわち、短時間の間にパターン
コントロールボタンA,Bが、A,B,Aの順番で3回
連続して押された場合であって、2回目に押されたパタ
ーンコントロールボタンAは、最初に押されたパターン
コントロールボタンAに対応する最後の状態モニタパケ
ットA1Nを受信する前に押された場合)の通信フロー
を示している。
【0041】この場合には、まず最初に押されたパター
ンコントロールボタンAに対応する各電気機器にコント
ロールパケットA1,A2・・・ANを送信した後、各
電気機器から送信されてくる状態モニタパケットA1
1,A12・・・A1Nを受信する。そして、この最後
の状態モニタパケットA1Nを受信した時点で押されて
いる2回目のパターンコントロールボタンAに対応する
電気機器に、再びコントロールパケットA1,A2・・
・ANを送信した後、各電気機器から送信されてくる状
態モニタパケットA11,A12・・・A1Nを受信す
る。
【0042】つまり、この場合には、2番目に押された
パターンコントロールボタンBに対応するコントロール
パケットB1,B2・・・BNは送信されないことにな
り、不必要なコントロールパケットの送信を極力避ける
ことが可能となっている。
【0043】また、図7には、パターンコントロールボ
タンAを押して、そのパターンコントロールボタンAに
対応する全ての電気機器の状態モニタパケットを受信し
てから、再びパターンコントロールボタンAを押した場
合の通信フローを示している。
【0044】この場合、操作機器1は、各電気機器の状
態モニタパケットにより全ての機器の状態を識別してい
ることから、同じ内容のコントロールパケットの再度の
送信は無駄に思われるが、操作機器1が複数個あって、
各操作機器間で電気機器の状態が異なっている場合があ
るので、そのような場合に再度の送信が必要となる。
【0045】以上説明したように、本発明のホームコン
トロールシステムでは、任意のパターンコントロールボ
タンが操作された場合に、そのパターンコントロールボ
タンに対応する各電気機器のコントロールパケットの送
信終了に続いて、各電気機器から送信されてくる状態モ
ニタパケットの受信を行うといった一連の送受信動作
(例えば、コントロールパケットA1,A2・・・AN
の送信と、これに対応する状態モニタパケットA11,
A12・・・A1Nの受信)を1つの通信ユニットとし
て制御する構成となっており、また操作機器1は、任意
のグループの全ての状態モニタパケットの受信終了時点
で操作されているパターンコントロールボタンに対し、
そのパターンコントロールボタンに対応する各電気機器
に対して順次コントロールパケットを送信するように制
御する構成となっている。
【0046】
【発明の効果】本発明のホームコントロールシステム
は、操作機器に、任意のグループの全ての状態モニタパ
ケットの受信終了時点で操作されているパターンコント
ロールボタンに対し、そのパターンコントロールボタン
に対応する各電気機器に対して順次コントロールパケッ
トを送信するように制御する制御手段を備えている。ま
た、本発明のホームコントロールシステムは、任意のパ
ターンコントロールボタンが操作された場合に、そのボ
タンに対応する各電気機器のコントロールパケットの送
信終了に続いて、各電気機器から送信されてくる状態モ
ニタパケットの受信を行うといった一連の送受信動作を
1つの通信ユニットとして制御する第1の制御手段と、
パターンコントロールボタンが短時間に連続して操作さ
れた場合に、通信ユニットの最後の状態モニタパケット
の受信終了時点で操作されているパターンコントロール
ボタンに対応する通信ユニットを次に実行するように制
御する第2の制御手段とを備えている。そのため、任意
のグループの全ての状態モニタパケットの受信を終了す
るまでに、任意のパターンコントロールボタンが操作ミ
ス等により複数回操作されても、受信終了時点で操作さ
れているパターンコントロールボタンに対応するコント
ロールパケットのみを送信し、それまでに操作されたパ
ターンコントロールボタンに対応するコントロールパケ
ットは送信されないことから、その分制御にかかる時間
が短くなって使用者の待ち時間が短縮できるとともに、
ネットワークの負荷を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるホームコントロールシステムの
操作機器の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係わるホームコントロールシステムの
インターフェイスユニットの電気的構成を示すブロック
図である。
【図3】操作機器のパターンコントロールボタンの操作
処理を説明するための動作フローチャートの前半部であ
る。
【図4】操作機器のパターンコントロールボタンの操作
処理を説明するための動作フローチャートの前半部であ
る。
【図5】インターフェイスユニットの動作処理を説明す
るための動作フローチャートである。
【図6】操作機器での処理動作及び各インターフェイス
ユニットでの処理動作によって行われるパケット送受信
の一例を示す通信フローチャートである。
【図7】操作機器での処理動作及び各インターフェイス
ユニットでの処理動作によって行われるパケット送受信
の一例を示す通信フローチャートである。
【図8】ホームコントロールシステムの一般的な電気的
構成を示すブロック図である。
【図9】従来のホームコントロールシステムにおけるパ
ケット送受信の通信フローチャートである。
【符号の説明】
1 操作機器 21 エアコン(電気機器) 22 テレビ受信機(電気機器) 23 照明器具(電気機器) 31,32,33 インターフェイスユニット 4 ネットワーク 5,10 CPU 6,11 ROM 7,12 RAM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目的別にグループ化された複数個の電気
    機器が操作機器を含めてネットワークにより接続されて
    おり、前記操作機器には、各グループ内の電気機器の一
    連の操作を行う1個のパターンコントロールボタンが各
    グループ毎に1個ずつ設けられているとともに、このパ
    ターンコントロールボタンの操作により、ネットワーク
    を通じて対応する各電気機器に順次コントロールパケッ
    トを送信する送信手段が設けられ、前記各電気機器に
    は、自らの制御終了後に状態をモニタパケットとして前
    記操作機器に送信する送信手段が設けられ、前記操作機
    器により各グループ毎の電子機器の集中制御が可能なホ
    ームコントロールシステムにおいて、 前記操作機器は、任意のグループの全ての状態モニタパ
    ケットの受信終了時点で操作されているパターンコント
    ロールボタンに対し、そのパターンコントロールボタン
    に対応する各電気機器に対して順次コントロールパケッ
    トを送信するように制御する制御手段を備えたことを特
    徴とするホームコントロールシステム。
  2. 【請求項2】 目的別にグループ化された複数個の電気
    機器が操作機器を含めてネットワークにより接続されて
    おり、前記操作機器には、各グループ内の電気機器の一
    連の操作を行う1個のパターンコントロールボタンが各
    グループ毎に1個ずつ設けられているとともに、このパ
    ターンコントロールボタンの操作により、ネットワーク
    を通じて対応する各電気機器に順次コントロールパケッ
    トを送信する送信手段が設けられ、前記各電気機器に
    は、自らの制御終了後に状態をモニタパケットとして前
    記操作機器に送信する送信手段が設けられ、前記操作機
    器により各グループ毎の電子機器の集中制御が可能なホ
    ームコントロールシステムにおいて、 任意のパターンコントロールボタンが操作された場合
    に、そのボタンに対応する各電気機器のコントロールパ
    ケットの送信終了に続いて、各電気機器から送信されて
    くる状態モニタパケットの受信を行うといった一連の送
    受信動作を1つの通信ユニットとして制御する第1の制
    御手段と、 前記パターンコントロールボタンが短時間に連続して操
    作された場合に、前記通信ユニットの最後の状態モニタ
    パケットの受信終了時点で操作されているパターンコン
    トロールボタンに対応する通信ユニットを次に実行する
    ように制御する第2の制御手段とを備えたことを特徴と
    するホームコントロールシステム。
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