JPH03276943A - 通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、１つの通信路に接続された複数の通信装置が
互いに取り決められたプロトコルに基づいて複数のデー
タを伝送する通信システムにおける通信方式に関するも
のである。

［従来の技術］ 従来のこの種の通信方式のデータフォーマットを第４図
に示す。同図において、３０はスタートフィールド部、
３Ｌ　３２はアドレスフィールド部、３３はコントロー
ルフィールド部、３４はデータ部である。そして従来の
通信方式は、複数の通信装置間でデータ通信を行う場合
には、このデータフォーマット上にアドレスフィールド
部３１が設定される。このアドレッシングの方法として
拡張アドレスというものがあり、例えば第４図の（ａ）
図に示すように、この通信系のアドレスフィールド部３
１が１バイトで表現されている場合に、この特定ビット
（すなわち、図中の０□ビツトでこれは拡張アドレスの
ビットに対応する）の状態により、アドレスフィールド
を拡張して解釈するものである。すなわち例えば、この
特定ビットが１となった場合に（ｂ）図に示されるよう
にアドレスフィールド３２が付加されるもので、この特
定ビットの状態により通信フォーマットの解釈を変更す
るものである。

また、同様な考えかたのものとして、拡張コマンド（又
はコントロールコマンド）により、通信する内容の拡張
を図れるようにしたものもある。

そして、通常、通信系および通信装置の内部機能は、通
信インターフェースによりインターフェースされてデー
タの送受が行われているが、従来の通信インターフェー
スの部分の機能はＲＯＭベースのファームウェアにより
実現されている。

［発明が解決しようとする課題］ 上述した従来の通信方式は、通信インターフェースによ
りインターフェースされてデータの送受が行われ通信系
および通信装置の内部機能が実現されているが、この通
信インターフェースの部分の機能をＲＯＭベースのファ
ームウェアにより実現するようにしているので、種々の
プロトコルの変更に対して柔軟に対応できないという問
題があった。また、通信方式には大別してポーリング方
式とコンテンション方式があるが、従来は同一の通信路
でこれらの方式を混在させることが不可能であった。

［課題を解決するための手段］ このような課題を解決するために本発明に係る通信方式
は、データのフレームフォーマットの所定の領域にプロ
トコルの更新情報を設定する手段を備えたものである。

［作用］ 受信したデータのプロトコル更新情報に基づいてデータ
伝送が行われる。この結果、同一通信路上で複数の異種
のプロトコルを混在させることができる。

［実施例］ 次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の通信方式を適用した通信システム（通
信系）の一実施例を示すシステム構成図である。同図に
おいて、１〜３はプロトコルに従ってデータ通信を行う
通信装置、４はデータの通信路である。

また、第２図は、通信装置１〜３間で通信されるデータ
のフォーマットである。同図において、１０はデータの
始まりを示すＳＴＸ部、１１はプロトコルのバージョン
が設定されているプロトコル更新情報部、１２は送受信
されるデータが設定されるデータ部、１３はデータの終
りを示すＥＴＸ部である。そして、プロトコル更新情報
部１１には、例えばこのプロトコルが第１バージヨンの
場合はｒｏＯＨＪ　、第２バージヨンの場合はｒ　ＯＩ
Ｈ」というようなデータが設定されている。

本発明の通信方式は、従来の欠点を解決する目的を有し
、既に所定のプロトコルにより通信系が形成されている
ところに、新規なプロトコルを導入する場合、アドレス
フィールド、コマンド体系等の制約を検討し、どのよう
な状況下においても通信上不具合を与えないような通信
方式を提供するものである。

以下、第３図のフローチャートに基づいてこの通信方式
を適用した通信装置の動作を説明する。

なお、このフローチャートは、受信したフレームデータ
の中から新規なプロトコルバージョンを検出した場合の
通信装置の動作を説明するものである。

まず、ステップ２０において他の通信装置からのフレー
ムデータを受信する。続いて、ステップ２１において受
信フレームの中のプロトコルバージョン、すなわちプロ
トコル更新情報を読み出し、ステップ２２でこのプロト
コルのバージョン番号は、この通信装置のバームウェア
でサポートされているか否かをこの装置に予め記憶され
たバージョン番号と照合して判断する。

そして、受信したプロトコルバージョン番号がこの装置
に記憶されたバージョン番号以下の番号であれば、受信
したプロトコルバージョンをサーボートしていることに
なってステップ２２で「Ｙ」と判断され、ステップ２３
で後続するフレームデータを取り込み、以降受信したこ
のプロトコルバージョンに対応した送受信動作、を行う
。

また、受信した７０トコルバージヨンをこの装置でサポ
ートしていない場合は、ステップ２２で「Ｎ」と判断さ
れこのときは、後続するフレームデータの取り込みを行
わずにフレームデータの受信を終了する。

以上説明したように、通信されるデータフォーマットの
構成ブロックとして、プロトコルの形態を示すブロック
を用意し、受信したデータの中のプロトコルバージョン
がこれと一致するか、またはこの受信したプロトコルバ
ージョンを含んでいると判断された場合には、各通信装
置を動作させるようにしたので、この結果、同一通信系
上で複数のプロトコル、すなわちポーリング方式および
コンテンション方式等を含めた異種のプロトコルが動作
可能となり、また、開発段階において将来の発展性が不
明確なシステムのプロトコルを単純化しておいてこれを
使用するようにすれば、このプロトコルも容易に動作可
能となる。

［発明の効果１ 以上説明したように本発明に係る通信方式は、データの
フレームフォーマットの所定の領域にプロトコルの更新
情報を設定する手段を備え、受信したデータのプロトコ
ル更新情報に基づいてデータ伝送を行うようにしたので
、種々のプロトコルの変更に対して柔軟に対応でき、こ
の結果、ポーリング方式およびコンテンション方式とい
う異なるデータ伝送方式を同一の通信路で混在させるこ
とができ、この種の通信システムにおいて顕著な効果が
得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の通信方式を適用した通信システムの一
実施例を示す構成図、第２図はこの通信システムのデー
タフォーマット、第３図はこのシステムの動作を説明す
るフローチャート、第４図は従来の通信システムのデー
タフォーマ・ｙｌ−である。 １〜３・・・・通信装置、４・・・・通信路、１０・・
・・ＳＴＸ部、１１・・・・プロトコル更新情報部、１
２・・・・データ部、１３・・・・ＥＴＸ部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １つの通信路に接続された複数の通信装置が互いに取り
   決められたプロトコルに基づいて複数のデータを伝送す
   る通信システムにおいて、 前記データのフレームフォーマットの所定の領域に前記
   プロトコルの更新情報を設定する手段を備え、前記通信
   装置は受信したデータの前記プロトコル更新情報に基づ
   いてデータ伝送を行うようにしたことを特徴とする通信
   方式。