JPH07221497A - 部品実装方法及びその装置 - Google Patents

部品実装方法及びその装置

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JPH07221497A
JPH07221497A JP6008003A JP800394A JPH07221497A JP H07221497 A JPH07221497 A JP H07221497A JP 6008003 A JP6008003 A JP 6008003A JP 800394 A JP800394 A JP 800394A JP H07221497 A JPH07221497 A JP H07221497A
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JP
Japan
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component
mounting
unit
mounting head
height
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JP6008003A
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Kazuhide Inoue
和英 井上
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業時間の短縮化を効果的に図る。 【構成】 実装ヘッドの吸着ノズル24は、テープフィ
ーダ23の部品15を吸着により取得し、高さレベルH
1まで上昇した後、部品認識部に水平方向に移動する。
部品認識部では、CCDカメラ27等により部品15の
位置検出が行われ、この後、実装ヘッドが部品装着部に
向けて水平方向に移動されると共に、この移動中にさら
に高さレベルH2まで上昇される。基板13に対する部
品実装作業は、部品15の吸着位置のずれ量を補正しな
がら行われる。高さレベルH1は、テープフィーダ23
の上面(H0)から部品15の厚み寸法B+余裕分αだ
け上昇した位置とされ、このとき、部品15の下面はC
CDカメラ27の焦点位置である高さレベルFに位置す
る。高さレベルH2は、基板13の上面(h)に対し
て、部品15のうちの最大厚み寸法A+B+αだけ上方
とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品等の部品を基
板に自動的に装着する部品実装方法及びその装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のこの種の部品実装装置を上
面から見た様子を概略的に示しており、ここで、ベース
1上には、左右方向に延びて基板搬送路2が設けられ、
その中央部(部品装着部)に、基板3を停止させ部品装
着作業を可能とさせる図示しない基板バックアップ部が
設けられている。
【0003】そして、図6にも示すように、前記ベース
1上には、基板搬送路2に沿って、部品4の種類毎に複
数個のテープフィーダ5(2個のみ図示)を備える部品
供給部6が設けられ、さらに、基板搬送路2と部品供給
部6との間には、中央部に位置してCCDカメラ7が固
定的に設けられている。また、詳しく図示はしないが、
XY移送機構によりベース1の上方を自在に移動される
実装ヘッドが設けられ、この実装ヘッドは先端に前記部
品4を吸着する吸着ノズル8(図6にのみ図示)を備え
ている。
【0004】上記各機構は、図示しない制御装置により
制御され、これにて、実装ヘッド(吸着ノズル8)は所
定のテープフィーダ5から部品4を吸着により取得し、
これを部品装着部の基板3まで搬送してその所定の装着
位置に装着する作業を繰返すようになっている。このと
き、部品4の搬送途中において、実装ヘッドはCCDカ
メラ7の上方にて一旦停止し、ここで吸着ノズル8の部
品吸着状態が撮影され、その画像情報に基づいて位置ず
れ量が検出され、もって基板3への部品装着時の位置補
正を行って高精度な装着作業が行われるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものにおいては、実装ヘッド(吸着ノズル8)は次のよ
うな軌跡を描きながら、部品4の実装作業を行うように
なっている。即ち、吸着ノズル8の先端部は、テープフ
ィーダ5の部品4を吸着すると、まず所定の高さレベル
Hまで上昇する。次に、部品認識部に向けて水平移動し
てCCDカメラ7の上方に一旦停止する。位置検出後、
基板3(部品装着部)に向けて水平移動し、部品装着位
置の上方に停止する。最後に、下降して基板3に対する
部品4の装着を行う。
【0006】このとき、図6に示すように、上記高さレ
ベルHは、部品4のうち最も高さ(厚み)寸法が大きい
ものの高さ寸法をAとすると、基板3の上面の高さレベ
ルhから2A+α(αは余裕分例えば1mm)だけ高い位
置に設定されている。これにより、最大高さ寸法Aの部
品4を吸着した状態の吸着ノズル8が、基板3に装着さ
れた最大高さ寸法Aの部品4の上方を通過することがで
きるのである。
【0007】しかしながら、このように吸着した部品4
を常に高さレベルHまで上昇させるものでは、高さ(厚
み)寸法が小さい部品4にあって必要を越えた高さまで
吸着ノズル8を上昇させることになり、部品装着の作業
時間の短縮化の障害となっていた。
【0008】尚、部品4の位置検出の際にも、部品4の
厚み寸法によって部品4の下面とCCDカメラ7との間
の距離が異なってくるので、部品4の種類が変わるとC
CDカメラ7のレンズの焦点調整に要する時間がかかっ
てしまう事情もあった。本発明は上記事情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、作業時間の短縮化を効果的に
図ることができる部品実装方法及びその装置を提供する
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の部品実装方法
は、部品供給部の部品を実装ヘッドにより取得し、その
実装ヘッドを上昇及び水平移動させて前記部品を基板が
セットされた部品装着部の上方に搬送し、装着作業を行
うと共に、前記部品供給部及び部品装着部の途中にある
部品認識部にて、前記実装ヘッドが取得している部品を
下方から撮像手段により撮影することにより部品位置を
検出して装着位置補正を行うようにした部品実装方法で
あって、前記実装ヘッドを、部品の取得後に部品認識に
必要な所要高さまで上昇させ、部品認識部から部品装着
部への移動中に更に部品装着に必要な所要高さまで上昇
させるようにしたところに特徴を有する。
【0010】この場合、前記撮像手段を、部品の厚み及
び部品認識部における実装ヘッドの上昇高さに応じて上
下動させるようにすることもできる。そして、本発明の
部品実装装置は、基板がセットされる部品装着部と、こ
の部品装着部の近傍に位置して設けられ部品を所定位置
に供給する部品供給部と、移送機構により自在に移動さ
れ前記部品供給部の部品を取得し上昇及び水平移動によ
りその部品を搬送して前記部品装着部の基板に装着を行
う実装ヘッドと、前記部品供給部及び部品装着部の途中
にある部品認識部にて前記実装ヘッドが取得している部
品を下方から撮像手段により撮影して部品位置を検出す
る位置検出手段と、前記移送機構による実装ヘッドの動
作を制御する制御手段とを具備し、前記制御手段は、実
装ヘッドを、部品の取得後に部品認識に必要な所要高さ
まで上昇させた状態で部品認識部に移動させ、その後の
部品認識部から部品装着部への移動中に更に部品装着に
必要な所要高さまで上昇させるように構成されていると
ころに特徴を有する。
【0011】この場合、前記撮像手段を上下動可能に構
成すると共に、その撮像手段を部品の厚み及び部品認識
部における実装ヘッドの上昇高さに応じて上下動させる
撮像手段移動機構を設けるようにしても良い。
【0012】
【作用】本発明の部品実装方法によれば、実装ヘッド
を、部品の取得後に部品認識に必要な所要高さまで上昇
させ、部品認識部から部品装着部への移動中に更に部品
装着に必要な所要高さまで上昇させるようにしたので、
部品を取得した際の上昇高さを小さくしても、その後の
上昇により部品装着部における必要な高さまで上昇させ
ることができる。これにより、取得した部品を所定の高
さレベルまで上昇させその後は水平移動だけを行ってい
た場合と異なり、上昇に要する時間の短縮化を図ること
ができる。
【0013】このとき、例えば部品の厚み寸法のデータ
に基づいて、必要に応じて部品認識部及び部品装着部に
おける上昇高さを夫々変更することもできるようにな
り、ひいては夫々の上昇量を最小に済ませることが可能
となり、撮像手段により常に部品の一定の高さレベルに
おける撮影を行うことも可能となる。
【0014】また、この場合、撮像手段を、部品の厚み
及び部品認識部における実装ヘッドの上昇高さに応じて
上下動させるようにすれば、撮像手段と部品認識部の部
品との間の距離を常に一定にすることが可能となり、ひ
いては焦点距離の変更を行わずに済ませることができる
ようになる。
【0015】そして、本発明の部品実装装置によれば、
制御手段は、実装ヘッドを、部品の取得後に部品認識に
必要な所要高さまで上昇させた状態で部品認識部に移動
させ、その後の部品認識部から部品装着部への移動中に
更に部品装着に必要な所要高さまで上昇させるように構
成されているので、部品を取得した際の上昇高さを小さ
くしても、その後の上昇により部品装着部における必要
な高さまで上昇させることができる。これにより、取得
した部品を所定の高さレベルまで上昇させその後は水平
移動だけを行っていた場合と異なり、上昇に要する時間
の短縮化を図ることができる。
【0016】このとき、例えば部品の厚み寸法のデータ
に基づいて、必要に応じて部品認識部及び部品装着部に
おける上昇高さを夫々変更することもできるようにな
り、ひいては夫々の上昇量を最小に済ませることが可能
となり、撮像手段により常に部品の一定の高さレベルに
おける撮影を行うことも可能となる。
【0017】また、この場合、撮像手段を上下動可能に
構成すると共に、その撮像手段を部品の厚み及び部品認
識部における実装ヘッドの上昇高さに応じて上下動させ
る撮像手段移動機構を設けるようにすれば、撮像手段と
部品認識部の部品との間の距離を常に一定にすることが
可能となり、ひいては焦点距離の変更を行わずに済ませ
ることができるようになる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1乃至
図4を参照して説明する。まず、図2乃至図4は本実施
例に係る部品実装装置11の構成を概略的に示してお
り、この部品実装装置11は、ベース12上に、基板1
3を搬送するための基板搬送路14、電子部品15を供
給するための部品供給部16、基板13に対する部品1
5の装着作業を行う部品装着機構17等を備えて構成さ
れると共に、それら各機構を制御するためのマイコン等
からなる図示しない制御装置を備えて構成されている。
【0019】このうち基板搬送路14は、ベース12上
を左右方向(X軸方向)全体に延びて設けられ、ベルト
コンベア機構により、基板13を、右端部の搬入位置か
ら左端部の搬出位置まで搬送するように構成されてい
る。また、図3に示すように、基板搬送路14の右端部
分(搬入位置部分)には、待機ストッパ18が設けら
れ、装着作業前の基板13が、この待機ストッパ18に
より待機位置に停止されるようになっている。
【0020】さらに、図2に示すように、基板搬送路1
4の途中部位には、基板バックアップ部19が設けられ
ている。この基板バックアップ部19は、複数本のバッ
クアップピン20を上昇させることにより、基板13を
下方から支持するように構成され、この支持状態で、基
板13への部品装着作業が可能となるようになってい
る。従って、この位置が部品装着部とされている。この
とき、基板搬送路14の途中部位にはストッパ21が設
けられ、前記搬入位置部分から送られた基板13は、そ
のストッパ21により位置決め停止され、この位置で基
板バックアップ部19に支持されるようになっている。
【0021】一方、前記部品供給部16は、前記基板搬
送路14の前後両側に位置して設けられ、左右方向に延
びる取付ベース22に、部品種類の異なる複数個(図3
では2個のみ図示)の部品供給装置例えばテープフィー
ダ23を付換え可能に備えて構成されている。周知のよ
うに、テープフィーダ23は、多数個のチップ形の電子
部品15をテープに保持してなり、その電子部品15を
1個ずつ先端部(基板搬送路14側)の供給位置に供給
するようになっている。
【0022】また、前記部品装着機構17は、先端に吸
着ノズル24を有する実装ヘッド25、及び、この実装
ヘッド25を自在に上下動させると共に固有のXY座標
系に基づいてベース12の上方を自在に移動させる周知
のXY移送機構26等から構成されている。これにて、
実装ヘッド25により、部品供給部16の所定の部品1
5を吸着により取得し、これを基板バックアップ部19
上の基板13まで搬送し、その所定の部品装着位置に装
着する作業が繰返し実行されるようになっている。
【0023】さらに、図2,図3に示すように、前記ベ
ース12には、前記基板搬送路14(部品装着部)と部
品供給部16との間(基板搬送路14の前後両側)に位
置して、夫々撮像手段この場合CCDカメラ27が上向
きに設けられている。図1にも示すように、前記実装ヘ
ッド25は、前記部品供給部16の部品15を取得しこ
れを基板13に移送する途中において、このCCDカメ
ラ27の上方に停止するようになっている。
【0024】そして、CCDカメラ27は、前記部品1
5の画像を取込んでその画像データを図示しない画像処
理装置に送り、もって実装ヘッド25(吸着ノズル2
4)による部品15の吸着位置の正規の位置に対する
X,Y,θ方向のずれ量が求められるようになってい
る。従って、このCCDカメラ27の上方の位置が部品
認識部とされ、CCDカメラ27及び画像処理装置など
から本発明にいう位置検出手段が構成されているのであ
る。また、本実施例では、CCDカメラ27は固定的に
設けられており、図1に示すように、その焦点位置は、
前記テープフィーダ23の上面の高さレベルH0から若
干の余裕分α(例えば1mm)だけ上方の高さレベルFの
位置に設定されている。
【0025】さて、前記制御装置は、前記ベルトコンベ
ア機構、待機ストッパ18及びストッパ21、XY移送
機構26、CCDカメラ27等を制御するようになって
いる。このとき、制御装置のメモリには、部品供給部1
6(各テープフィーダ26)における部品供給位置の位
置座標及びその部品種類、基板13上の部品装着位置の
相対的位置座標及びその部品種類等のデータが予め入
力,記憶されるようになっている。さらに、本実施例で
は、各部品15の厚み(高さ)寸法Bのデータも、予め
入力,記憶されるようになっている。
【0026】そして、制御装置は、所定の実装プログラ
ムに従って、実装ヘッド25による基板13に対する部
品装着作業を実行するのであるが、このとき、後の作用
説明でも述べるように、実装ヘッド25(吸着ノズル2
4の先端)を、部品15の取得後に所要高さレベルH1
まで上昇させた状態で部品認識部に移動させ、その後の
部品認識部から部品装着部への移動中に更に所要高さレ
ベルH2まで上昇させるようになっている。従って、制
御装置が本発明にいう制御手段として機能するのであ
る。尚、基板13への部品15の装着作業は、前記CC
Dカメラ27により検出された吸着位置のずれ量を補正
しながら行われるようになっている。
【0027】次に、上記構成の作用について、主として
図1を参照しながら述べる。部品装着部にセットされた
基板13に対して部品装着作業を行うにあたっては、実
装ヘッド25が所定のテープフィーダ23の部品供給点
の上方に移動され、ここから吸着ノズル24の先端が高
さレベルH0まで下降して所定の部品15の上面を吸着
する。ここで、この部品15の厚み(高さ)寸法をBと
し、また、装着すべき部品15のうち最も厚み(高さ)
寸法が大きいものの厚み寸法をAとする。
【0028】次に、実装ヘッド25(吸着ノズル24)
が部品15を吸着した状態で上昇するのであるが、この
ときの上昇量は、必要最小限であるB+αとされる。こ
れにて、吸着ノズル24の先端は、高さレベルH1に上
昇され、また、部品15の下面は、高さレベルH0(テ
ープフィーダ23の上面)からαだけ浮上がった位置
(高さレベルF)に来る。
【0029】引続き、この位置から実装ヘッド25が部
品認識部に向けて水平方向に移動され、部品15はCC
Dカメラ27の上方に移動されて停止される。そして、
上述のようにCCDカメラ27等による部品15の位置
検出(ずれ量の検出)が行われるのであるが、このと
き、部品15の下面は、CCDカメラ27の焦点位置で
ある高さレベルFに位置しているので、焦点調整に時間
を要さずに画像取込みが行われるのである。
【0030】この後、実装ヘッド25が部品装着部に向
けて移動されるのであるが、このときには、基板13上
の部品装着点に応じてXY方向(水平方向)に移動され
ると共に、この移動中に実装ヘッド25はさらに上昇さ
れ、吸着ノズル24の先端が高さレベルH2へ移動され
る。この高さレベルH2は、やはり必要最小限である基
板13の上面の高さレベルhに対してA+B+αだけ上
方とされる。これにて、搬送される部品15は、基板1
3に最大厚み寸法Aの部品15が装着されていた場合で
も、その上方をαの余裕をもって通過することができる
のである。
【0031】しかる後、実装ヘッド25は、基板13上
の部品装着点の真上に停止し、そこから距離A+αだけ
下降して吸着ノズル24の吸着を解くことにより、部品
15が基板13に装着されるのである。この際、部品1
5の装着は、前記CCDカメラ27等により検出された
吸着位置のずれ量を補正しながら行われるので、高精度
の部品装着作業が実行されるのである。以上のような装
着作業は全ての部品装着点に対して繰返されるのである
が、部品15の種類(厚み寸法B)が変更される度に、
その厚み寸法Bに応じて高さレベルH1及びH2が変化
するようになっている。
【0032】このように本実施例によれば、実装ヘッド
25(吸着ノズル24)を、部品15の取得後に必要最
小限の高さレベルH1まで上昇させた状態で部品認識部
に移動させ、その後の部品認識部から部品装着部への移
動中に更に必要最小限の高さレベルH2まで上昇させる
ように構成したので、従来のような取得した部品4を常
に基板3の上面の高さレベルhから2A+αだけ高い高
さレベルHまで上昇させていたものと異なり、上昇に要
する時間の短縮化を図ることができる。
【0033】また、特に本実施例では、高さレベルH1
を、部品15の厚み寸法Bに応じたテープフィーダ23
の上面の高さレベルH0からB+αだけ高い位置とした
ので、上昇量(上昇に要する時間)を部品15の種類に
応じた最小に済ませることができ、これと共に、部品認
識部において部品15の下面をCCDカメラ27の焦点
位置である高さレベルFに位置させることができて、焦
点調整に時間を要さずに済ませることができる。
【0034】この結果、従来のものに比べて、部品実装
作業に要する時間の大幅な短縮化を図ることができるも
のである。尚、上記実施例においては、高さレベルH2
を、装着すべき部品15のうち最も厚み寸法が大きいも
のの厚み寸法Aに基づいて、基板13の上面の高さレベ
ルhに対してA+B+αだけ上方に設定したが、実際に
基板13に装着されている部品15のうち最も厚み寸法
が大きいものの厚み寸法Cに応じて、高さレベルhに対
してC+B+αとすることもできる。
【0035】また、図示はしないが、CCDカメラ27
を上下動可能に構成すると共に、そのCCDカメラ27
を自在に上下動させる機構を設けて制御装置により制御
させるようにすれば、例えば高さレベルH1を高さレベ
ルH0からA+αだけ高い位置に固定した場合でも、C
CDカメラ27を部品15の厚み寸法Bに応じて移動さ
せることにより、部品15の下面とCCDカメラ27の
レンズとの間の距離が常に一定(焦点距離)となるよう
に位置させることができ、上記実施例と同様に焦点調整
に時間を要さずに済ませることができて作業時間の短縮
化を効果的に図ることができるものである。
【0036】その他、本発明は上記した実施例に限定さ
れるものではなく、例えば撮像手段としてはITVカメ
ラやラインセンサ等を用いるようにしても良く、また、
部品供給装置としては、スティックフィーダやトレイ等
であっても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更
して実施し得るものである。
【0037】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の部品実装方法及びその装置によれば、実装ヘッドを、
部品の取得後に部品認識に必要な所要高さまで上昇さ
せ、部品認識部から部品装着部への移動中に更に部品装
着に必要な所要高さまで上昇させるように構成したの
で、作業時間の短縮化を効果的に図ることができるとい
う優れた実用的効果を奏するものである。また、撮像手
段を、部品の厚み及び部品認識部における実装ヘッドの
上昇高さに応じて上下動させるように構成すれば、一層
効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、要部のみの構
成を示す縦断側面図
【図2】部品実装装置の概略的縦断側面図
【図3】部品装着機構部分を除いた部品実装装置の上面
【図4】部品実装装置の斜視図
【図5】従来例を示す図1相当図
【図6】図3相当図
【符号の説明】
図面中、11は部品実装装置、12はベース、13は基
板、14は基板搬送路、15は部品、16は部品供給
部、17は部品装着機構、19は基板バックアップ部、
23はテープフィーダ、24は吸着ノズル、25は実装
ヘッド、27はCCDカメラ(撮像手段)を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品供給部の部品を実装ヘッドにより取
    得し、その実装ヘッドを上昇及び水平移動させて前記部
    品を基板がセットされた部品装着部の上方に搬送し、装
    着作業を行うと共に、前記部品供給部及び部品装着部の
    途中にある部品認識部にて、前記実装ヘッドが取得して
    いる部品を下方から撮像手段により撮影することにより
    部品位置を検出して装着位置補正を行うようにした部品
    実装方法において、 前記実装ヘッドを、部品の取得後に部品認識に必要な所
    要高さまで上昇させ、部品認識部から部品装着部への移
    動中に更に部品装着に必要な所要高さまで上昇させるよ
    うにしたことを特徴とする部品実装方法。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段を、部品の高さ及び部品認
    識部における実装ヘッドの上昇高さに応じて上下動させ
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の部品実装
    方法。
  3. 【請求項3】 基板がセットされる部品装着部と、この
    部品装着部の近傍に位置して設けられ部品を所定位置に
    供給する部品供給部と、移送機構により自在に移動され
    前記部品供給部の部品を取得し上昇及び水平移動により
    その部品を搬送して前記部品装着部の基板に装着を行う
    実装ヘッドと、前記部品供給部及び部品装着部の途中に
    ある部品認識部にて前記実装ヘッドが取得している部品
    を下方から撮像手段により撮影して部品位置を検出する
    位置検出手段と、前記移送機構による実装ヘッドの動作
    を制御する制御手段とを具備し、 前記制御手段は、実装ヘッドを、部品の取得後に部品認
    識に必要な所要高さまで上昇させた状態で部品認識部に
    移動させ、その後の部品認識部から部品装着部への移動
    中に更に部品装着に必要な所要高さまで上昇させるよう
    に構成されていることを特徴とする部品実装装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段を上下動可能に構成すると
    共に、その撮像手段を部品の高さ及び部品認識部におけ
    る実装ヘッドの上昇高さに応じて上下動させる撮像手段
    移動機構を設けたことを特徴とする請求項3記載の部品
    実装装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002026590A (ja) * 2000-07-11 2002-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品の実装装置および実装方法
US10314218B2 (en) 2014-03-28 2019-06-04 Fuji Corporation Component mounting machine
US10736251B2 (en) 2016-08-24 2020-08-04 Fuji Corporation Mounting device

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