JPH07219628A - 分散形制御装置 - Google Patents
分散形制御装置Info
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- JPH07219628A JPH07219628A JP6012354A JP1235494A JPH07219628A JP H07219628 A JPH07219628 A JP H07219628A JP 6012354 A JP6012354 A JP 6012354A JP 1235494 A JP1235494 A JP 1235494A JP H07219628 A JPH07219628 A JP H07219628A
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Abstract
状態を制御演算装置側で認識できるようにし、何らかの
異常が発生した場合に適切な対応をとることのできるよ
うにする。 【構成】制御演算装置内に、リモート入出力装置と定期
的に通信を行いリモート入出力装置の動作が正常か否か
の診断を行うリモートI/O診断手段と、リモートI/
O診断手段での診断結果を記憶するノードステータス記
憶手段と、コモンスイッチと、ノードステータス記憶手
段の診断結果を定期的に読み出しその結果をコモンスイ
ッチの状態に反映させるノード状態通知手段と、コモン
スイッチの状態を一つの入力として取り込みそのコモン
スイッチの状態に応じて所定のシーケンス処理を行うシ
ーケンス制御手段とを設けて構成される。
Description
セス量を制御する分散形制御装置に関し、更に詳しく
は、各種の制御演算を担当する制御演算装置と、この制
御演算装置とは分離・分散配置されていてセンサーやア
クチュエータとの間で信号の授受を行うための複数のリ
モート入出力装置とで構成される装置であって、リモー
ト入出力装置の診断を制御演算装置側で効果的に行える
ようにした分散形制御装置に関する。
セスから多数の信号を入力するとともに、多数の制御端
へ操作信号を出力するように構成されており、制御対象
全体を総合的に監視したり制御できるように、受け持つ
仕事の性質に応じて、複数のリモート入出力装置が制御
演算装置に結合している。
置との間には、これらの両方からリード/ライトアクセ
スが可能な共有メモリが設けられており、リモート入出
力バスを介して、制御演算装置内のプロセッサが用いる
データバッフアの内容と、リモート入出力装置側の入出
力データとが等しく維持されるように(等値化)するた
めの、サイクリックスキャン伝送が各リモート入出力装
置毎に行われている。
装置側とリモート入出力装置側とは、同一の電源系統か
ら電力が供給されて一体として動作することを前提とし
ており、リモート入出力装置だけが単独で動作異常にな
る場合について考慮する必要はあまりなかった。
スの規模が大きくなるような場合、制御演算装置と各リ
モート入出力装置はそれぞれ別の場所に配置され、別系
統の電源から電力が供給されることとなり、リモート入
出力装置は、制御演算装置とは独立したタイミングで停
電、復電したり、故障したり、あるいはプラントの定期
点検等により取り外されたりする。
ート入出力装置単位で、リモート入出力装置の動作状態
を認識し、それに対する適切な対応がとれるようにする
する必要がある。本発明は、この様な事情に鑑みてなさ
れたもので、各リモート入出力装置の動作が正常,異常
(停電等により動作を停止している場合を含む)かの状
態を制御演算装置側で認識できるようにし、何らかの異
常が発生した場合に適切な対応を迅速にとることのでき
る分散形制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、制御演算を担当する制御演算装置と、この制
御演算装置にリモート入出力バスを介して結ばれるリモ
ート入出力装置とで構成される分散形制御装置であっ
て、前記制御演算装置内に、リモート入出力装置と定期
的に通信を行いリモート入出力装置の動作が正常か否か
の診断を行うリモートI/O診断手段と、このリモート
I/O診断手段での診断結果を記憶するノードステータ
ス記憶手段と、少なくとも2つの状態を保持することの
できるコモンスイッチと、ノードステータス記憶手段の
診断結果を定期的に読み出しその結果をコモンスイッチ
の状態に反映させるノード状態通知手段と、コモンスイ
ッチの状態を一つの入力として取り込み当該コモンスイ
ッチの状態に応じて所定のシーケンス処理を行うシーケ
ンス制御手段とを設けたことを特徴とする分散形制御装
置である。
電源から電力が供給されて動作している場合、停電や復
電がそれぞれ独立したタイミングで発生する。リモート
入出力装置側で何らかの異常が発生すると、制御演算装
置側のリモートI/O診断手段がそれを検出し、ノード
ステータス記憶手段にその情報が書き込まれる。
記憶手段の診断結果を定期的に読み出しその結果をコモ
ンスイッチの状態に反映させる。コモンスイッチやシー
ケンス制御手段は、制御演算装置の機能として予め用意
されているものが用いられ、シーケンス制御手段は、コ
モンスイッチを経由してリモート入出力装置の動作状態
を取り込む。
出力装置が異常になった場合の処理を、シーケンステー
ブル等の一般的な手法で対応することが可能となる。
に説明する。図1は、本発明が適用される分散形制御装
置の一例を示す構成概念図である。図において、FCは
制御演算を担当する制御演算装置、OPはプラントの操
作と監視を担当する監視装置(オペレータステーショ
ン)で、これらは通信回線VNによって結ばれている。
PO1,PO2…は、制御演算装置FCにリモート入出
力バスBS及びノードインターフェースNIF1,NI
F2…を介して結ばれる複数のリモート入出力装置であ
る。
は、制御演算装置FCとは分散配置されており、フィー
ルドに設置された各種のセンサーから入力信号が印加さ
れるとともに、バルブ等のアクチュエータに操作信号を
出力するように構成されている。また、各リモート入出
力装置は、複数点のリモート入出力信号をまとめて扱う
ように構成した複数のユニットU1,U2,U3…から
なる。
プロセスからの信号を制御演算装置FCが扱えるデジタ
ルデータの信号形態にしたり、また、制御演算装置から
の信号をバルブなどが扱えるアナログ信号や接点信号な
どの信号形態にする機能や、信号絶縁などの機能を実現
する電子回路を搭載した複数のプリント板カードで構成
されている。
は、リモート入出力バスBSを介して制御演算装置FC
と通信を行う機能を備え、所定の通信規約に沿って各リ
モート入出力装置と制御演算装置FCとの間で、データ
伝送が行えるようにしている。なお、この例では、通信
回線VNやリモート入出力バスBSをいずれも二重化構
成としたものであるが、シングル構成でもよい。
ック図である。制御演算装置FCにおいて、CPは制御
演算等を行うプロセッサ部、CMはリモート入出力バス
BSに対するインターフェースとして機能する通信部
で、これらのプロセッサ部と通信部とは、内部バスEB
Sで結ばれている。通信部CM内には、リモート入出力
装置と定期的に通信を行いリモート入出力装置の動作が
正常か否かの診断を行うリモートI/O診断手段11
と、リモートI/O診断手段11での診断結果を記憶す
るノードステータス記憶手段12とが設けられている。
も2つの状態を保持することのできるコモンスイッチ2
1と、ノードステータス記憶手段12の診断結果を定期
的に読み出しその結果をコモンスイッチの状態に反映さ
せるノード状態通知手段22と、コモンスイッチの状態
を一つの入力として取り込み、そのコモンスイッチの状
態に応じて所定のシーケンス処理を行うシーケンス制御
手段23とが設けてある。ここで、コモンスイッチ21
は、リモート入出力バスBSに接続されるリモート入出
力装置の数に対応した数だけ設けられる。
御手段23等は、あらかじめ、制御演算装置FC内に多
数用意されていて、本来は、プロセスからの信号に対し
て、PID制御演算やシーケンス制御演算などを行う場
合に使用されるものであるが、本発明においては、これ
らの要素をリモート入出力装置の動作状態監視用として
用る点に一つの特徴がある。
において、ノードインターフェースNIFは、リモート
入出力バスBSを介して、制御演算装置FCの通信部C
Mに接続されている。リモート入出力装置PO1,PO
2…は、センサやバルブ等の操作端に接続され、各入出
力信号(アナログ入出力信号,ディジタル入出力信号)
を扱う信号処理機能を備え、センサからの信号を収集し
たり、操作信号をバルブ等に出力したりする。また、ノ
ードインターフェースNIFは、制御演算装置FCとの
間でサイクリックスキャン伝送による通信を実現する。
モート入出力装置側から伝送されるノードステータスが
入った通信フレームの一例を示す構成概念図である。こ
の通信フレームは、制御演算装置FCのリモートI/O
診断手段11から送られる診断コマンドに対するレスポ
ンスとして送信されるもので、PRAはフレームの先頭
に設けられたプリアンブル部、STFはフレームの最初
を示すスタートフラグ、ADRは受信側アドレス、SA
Dは送信側ノードのアドレス、NOIFは送信側ノード
の状態を示す情報である。この情報の中にノードの動作
異常,正常を示すノードステータスF1,F2(この例
ではノードは二重化構成であり、それらのノードの状態
がF1,F2に示されている)が入っている。FCSは
フレームチェックシーケンス、EDFはエンドフラグで
ある。
る。制御演算装置FC内のリモートI/O診断手段11
は、リモート入出力バスBSにつながる各リモート入出
力装置PO1,PO2…に対して、定周期で診断コマン
ドを送信し、それに対する各リモート入出力装置からの
レスポンスを収集する。この際、例えば、リモート入出
力装置のノードインターフェース部INFとリモート入
出力バスBSとが二重化構成となっている場合、各バス
毎に診断コマンドを送信しそのレスポンスを収集するこ
とになる。
スとして送信されてくる通信フレームの中のノードステ
ータスF1,F2を抽出し、例えば連続して2回、異常
が検出されたような場合、ノードステータス記憶手段1
2の該当ノード(該当アドレス)のデータ(内容)F
1,F2ビットをそれぞれ「1」にする。また、連続し
て2回、正常が検出された場合、F1,F2ビットをそ
れぞれ「0」にする。
構成概念図である。各リモート入出力装置(ノード)側
の情報がアドレス順に書き込まれている。これらの各情
報は、アドレス(ノード)を指定して、ノード状態通知
手段22が定周期で読み出し、該当のコモンスイッチ2
1にその内容を反映させる。即ち、あるノードについ
て、F1,F2の両方のビットが異常を示す「1」とな
っていれば、該当するコモンスイッチの状態を「1」と
する。また、F1,F2のどちらかのビットが正常を示
す「0」となっていれば、該当するコモンスイッチの状
態を「0」とする。
ンスイッチ21からの状態信号を入力していて、その状
態が変化すると、それに沿ったシーケンス処理、例え
ば、リモート入出力装置が異常になったことを知らせる
アナンシーエータをオンに駆動するとか、バックアップ
機器を操作する等の処理を行う。なお、シーケンス制御
手段23にどのような処理を行わせるかは、シーケンス
制御手段内に用意されているシーケンステーブル(条件
入力信号と操作出力信号との関係をYes,Noパター
ンのテーブルで記述したもの)に、ユーザが所定の事項
を記述することで、所望の処理を行わせることができ
る。即ち、例えば、条件入力信号欄にコモンスイッチを
記述すると共に、操作出力信号欄にアナンシエータや、
バックアップ機器を記述し、コモンスイッチが例えば、
「0」から「1」に変化した場合に、アナンシエータや
バックアップ機器がオンとなるような記述を行えばよ
い。
段の処理の設定をシーケンステーブルを用いることを想
定して説明したが、ラダーチャートあるいはロジックチ
ャート(入力信号と出力信号の関係をラダーあるいは論
理素子を使って記述したもの)を用いたものでもよい。
れば、各リモート入出力装置単位で、リモート入出力装
置の動作状態を監視することができる上に、異常が発生
した場合の処理を、シーケンス制御手段の動作をユーザ
が設定すること(例えばシーケンステーブルの記述を行
うことで)により、一般的な手法で各ユーザに最も適し
た形にすることができる。従って、ユーザフレンドリー
で自由度の高い分散形制御装置が実現できる。
図である。
る。
置側から伝送されるノードステータスが入った通信フレ
ームの一例を示す構成概念図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】制御演算を担当する制御演算装置と、この
制御演算装置にリモート入出力バスを介して結ばれるリ
モート入出力装置とで構成される分散形制御装置であっ
て、 前記制御演算装置内に、 リモート入出力装置と定期的に通信を行いリモート入出
力装置の動作が正常か否かの診断を行うリモートI/O
診断手段と、 このリモートI/O診断手段での診断結果を記憶するノ
ードステータス記憶手段と、 少なくとも2つの状態を保持することのできるコモンス
イッチと、 ノードステータス記憶手段の診断結果を定期的に読み出
しその結果をコモンスイッチの状態に反映させるノード
状態通知手段と、 コモンスイッチの状態を一つの入力として取り込み当該
コモンスイッチの状態に応じて所定のシーケンス処理を
行うシーケンス制御手段とを設けたことを特徴とする分
散形制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6012354A JP2993349B2 (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 分散形制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6012354A JP2993349B2 (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 分散形制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07219628A true JPH07219628A (ja) | 1995-08-18 |
JP2993349B2 JP2993349B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=11802953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6012354A Expired - Lifetime JP2993349B2 (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 分散形制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2993349B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19649980C2 (de) * | 1996-11-22 | 2002-03-14 | Schleicher Relais | Dezentrale I/O-Anordnung für Steuerungen |
EP1936455A2 (en) | 2006-12-18 | 2008-06-25 | Fanuc Ltd | Method and system for diagnosing external signal input/output units |
-
1994
- 1994-02-04 JP JP6012354A patent/JP2993349B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19649980C2 (de) * | 1996-11-22 | 2002-03-14 | Schleicher Relais | Dezentrale I/O-Anordnung für Steuerungen |
EP1936455A2 (en) | 2006-12-18 | 2008-06-25 | Fanuc Ltd | Method and system for diagnosing external signal input/output units |
EP1936455A3 (en) * | 2006-12-18 | 2011-12-14 | Fanuc Corporation | Method and system for diagnosing external signal input/output units |
US8259595B2 (en) | 2006-12-18 | 2012-09-04 | Fanuc Ltd | Method and system for diagnosing external signal input/output units |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2993349B2 (ja) | 1999-12-20 |
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