JPH07219435A - ホログラムシールおよびその製造方法 - Google Patents

ホログラムシールおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH07219435A
JPH07219435A JP6015397A JP1539794A JPH07219435A JP H07219435 A JPH07219435 A JP H07219435A JP 6015397 A JP6015397 A JP 6015397A JP 1539794 A JP1539794 A JP 1539794A JP H07219435 A JPH07219435 A JP H07219435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hologram
thermoplastic resin
sheet
sensitive adhesive
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6015397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3552262B2 (ja
Inventor
Masanobu Okamura
正信 岡村
Takeshi Takahara
健 高原
Yoshinori Yamada
義則 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP01539794A priority Critical patent/JP3552262B2/ja
Publication of JPH07219435A publication Critical patent/JPH07219435A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3552262B2 publication Critical patent/JP3552262B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holo Graphy (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】視覚的効果・装飾性に優れると共に、改ざん防
止効果の高いホログラムシールとその製造方法を提供す
る。 【構成】シールの感圧接着剤層を任意のパターン状と
し、表面にレリーフ型ホログラムの形成された熱可塑性
樹脂シートと金属反射層との接着強度が、金属反射層と
感圧接着剤層との接着強度よりも小さいことを特徴とす
る。製造にあたっては、レリーフ型ホログラムの形成
を、加熱プレス法によらず、熱可塑性樹脂シートまた
は、熱可塑性樹脂と基材との積層シートの溶融押出し成
形と同時に行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なホログラムシー
ルおよびその製造方法に関する。詳しくは、レリーフ型
ホログラムを用いることにより、視覚的効果・装飾性に
優れ、シール自体の偽造が困難であり、改ざん防止効果
の高いホログラムシール、および加工性・生産性の極め
て良好な前記シールの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、医薬品については、薬事法第
58条、薬事法施行規則第59条により、何らかの改ざ
ん防止包装を施すことが定められている。また、過去の
菓子への毒物混入事件の発生等により、食品に対しても
改ざん防止包装の重要性が見直されている。
【0003】改ざん防止包装の技法としては、ブリスタ
ー包装、ストリップ包装、シュリンク包装、ブレーカブ
ルキャップ、テープもしくはシール封緘、封緘カートン
等が挙げられるが、中でもテープもしくはシール封緘に
よる方法は、それまでの包装形態を変更する必要が少な
く、付加的に用いられるため、簡便な方法として広く採
用されている。
【0004】しかしながら、従来の改ざん防止用シール
は、シール自体の装飾性が乏しく、また、機能はともか
く、デザインの模造は比較的容易であった。
【0005】この様な問題点に鑑み、本出題人は、ホロ
グラムを用いた改ざん防止用テープを提案している。
(特開昭63−106780号公報)
【0006】前記出願は、「透明プラスチックフィルム
の片面に、レリーフ型ホログラムを形成した樹脂層、金
属反射層、任意形状に印刷形成した剥離ニス層、感圧接
着剤層を順次積層した構成のホログラムテープ」であっ
て、「テープを被接着体に貼り付けた後、剥離すると、
前記剥離ニス層の形状に応じて部分的に剥離されたレリ
ーフ型ホログラムの画像が残り、テープを剥離したこと
が一目瞭然となり、元通りに復元することも不可能であ
り、改ざん防止効果に優れる。」旨が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記出
願においては、シールの剥離によって、所定パターン状
にレリーフ型ホログラムを抜くためには、剥離ニス層を
設ける必要がある。
【0008】また、改ざん防止効果ではなく、装飾効果
として、ホログラムシールを貼り付ける製品の表面の装
飾性を考えた場合、所望形状のホログラムシールを製品
表面に設けるのであれば、所望形状以外の形状に剥離ニ
ス層を設けることとなる。
【0009】前記出願の構成によると、製品表面に貼り
付けるホログラムシールの形状のみを任意に変更はでき
るが、シールに設けられている絵柄(この場合は、単一
のホログラム画像)までは変更できない。
【0010】さらには、ホログラムの形成を熱プレス法
により行なっており、加工工程が多く、生産性が低いと
いう問題点がある。
【0011】本発明は、上記問題点を鑑みなされたもの
で、視覚的効果・装飾性に優れ、シール自体の偽造が困
難であり、改ざん防止効果の高いホログラムシールを提
供すること、および加工性・生産性の極めて良好な前記
シールの製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のホログラムシールでは、感圧接着剤層を任
意のパターン状とし、表面にレリーフ型ホログラムの形
成された熱可塑性樹脂シートと金属反射層との接着強度
が、金属反射層と感圧接着剤層との接着強度よりも小さ
いことを特徴とする。
【0013】また、必要に応じては、ホログラムシール
の熱可塑性樹脂シート側に、さらに透明基材シートが積
層された構成とする。
【0014】さらに必要に応じては、前記透明基材シー
トの表面に、所望の絵柄が印刷形成された構成とする。
【0015】好ましくは、前記絵柄が、任意のパターン
状の感圧接着剤層の少なくとも一部分と対応するような
形状に設けられた構成とする。
【0016】さらに好ましくは、熱可塑性樹脂として、
ポリオレフィン系樹脂を用いたり、乾燥時の表面張力が
33dyn/cm以下である樹脂を用いたりする。
【0017】透明基材シートの好ましい実施態様とし
て、厚さが12μm〜150μmの、二軸延伸ポリエス
テルフィルムもしくは二軸延伸ポリプロピレンフィルム
を用いる。
【0018】本発明のホログラムシールの製造にあたっ
ては、レリーフ型ホログラムの形成を、加熱プレス法に
よらず、熱可塑性樹脂シートまたは、熱可塑性樹脂と基
材との積層シートの溶融押出し成形と同時に行なう。
【0019】以下、本発明を図面を用いて詳細に説明す
る。図1は、表面にレリーフ型ホログラムが形成された
熱可塑性樹脂シートの製造ラインの概略を示す説明図で
ある。
【0020】すなわち、溶融押出し成形機1のT−ダイ
2より押出された熱可塑性樹脂11aを、表面にレリー
フ型ホログラムのスタンパー5が装着された冷却ロール
3とニップロールとの間で押圧し、冷却することによ
り、熱可塑性樹脂11a表面にレリーフ型ホログラムが
連続的に形成される。
【0021】その結果、図2の断面説明図に示すよう
な、表面にレリーフ型ホログラムが形成された熱可塑性
樹脂シート11が連続的に得られる。
【0022】次に、前記シート11上のレリーフ型ホロ
グラム形成面に、金属反射層12を、蒸着・スパッタリ
ング等の既知の手法により設けた後、感圧接着剤層14
を、任意のパターン状・絵柄状もしくは抜き文字状等の
形状に印刷形成し、離型紙15を積層することにより、
図3の断面説明図に示すようなホログラムシール20が
得られる。
【0023】また、他の製造方法として、積層シートの
製造ラインの概略を示す図5にあるように、透明基材シ
ート13の片面に、溶融押出し成形機1のT−ダイ2よ
り押出された熱可塑性樹脂11aをコーティングすると
ともに、レリーフ型ホログラムのスタンパー5が表面に
装着された冷却ロール3とニップロール4との間で押圧
することにより、前記樹脂11aの表面にレリーフ型ホ
ログラムが連続的に形成される。
【0024】その結果、図6の断面説明図に示すよう
な、表面にレリーフ型ホログラムが形成された積層シー
ト17が連続的に得られる。ここで、透明基材シート1
3の、熱可塑性樹脂11側の表面には、所望の絵柄16
が印刷形成されている。
【0025】次に、前記積層シート17上のレリーフ型
ホログラム形成面に、金属反射層12を、蒸着・スパッ
タリング等の既知の手法により設けた後、感圧接着剤層
14を、任意のパターン状・絵柄状もしくは抜き文字状
等の形状に印刷形成し、離型紙15を積層することによ
り、図7の断面説明図に示すようなホログラムシール3
0が得られる。
【0026】本発明に利用できる熱可塑性樹脂11とし
ては、冷却ロールの表面に装着されたレリーフ型ホログ
ラムのスタンパー5上の微細な凹凸を精度良く再現する
ことが必要で、これらを満たすものとしてポリオレフィ
ン系樹脂、中でもポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂が好ましいものとして使用できる。
【0027】ただし、レリーフ型ホログラムを形成する
際、スタンパーに付着、またはスタンパーを汚染した
り、樹脂の表面張力を上昇させる可能性のあるような添
加剤は含有しないものが好ましい。また、この樹脂シー
ト11の厚みとしては、加工性の点で10μm〜100
μmが最も好ましい。
【0028】なお、前記の方法および樹脂を用いて作成
した熱可塑性樹脂シート11もしくは積層シート17
の、レリーフ型ホログラム形成面の乾燥時の表面張力
は、通常33dyn/cm以下であり、表面張力の調整
に特別な操作は必要としない。
【0029】金属反射層12は、表面の反射率が高い金
属が好ましく、具体的にはアルミニウム、金、銀、銅等
およびこれらの金属を含む合金を使用することができ、
通常よく知られている真空蒸着法、スパッタリング法、
イオンプレーティング法などの方法によって設けること
ができる。厚みとしては100Åから10,000Åの
範囲が適当である。
【0030】感圧接着剤層14は、金属反射層12に対
し良好な接着力を示し、被接着体18に貼付する際に
は、加圧により容易に接着し、シールを剥離させた場合
には、被接着体18との界面から剥離しないものでなけ
ればならない。
【0031】組成としては、一般によく用いられている
アクリル系、ゴム系、ビニル系、シリコン系等のものが
使用可能であり、適当な溶剤にてワニス化したものをグ
ラビア印刷、シルクスクリーン印刷等、既知の手法にて
任意のパターン状・絵柄状・抜き文字状等の形状に印刷
形成せしめるものであり、厚みとしては非印刷部との段
差を小さくするため、機能を損わない限り薄膜化するこ
とが望ましく10μm〜30μmの範囲が適当である。
【0032】離型紙15は、被接着体18へ貼付するま
での間に感圧接着剤層14を保護するために設けるもの
で、被接着体18への貼付時には、熱可塑性樹脂シート
11もしくは積層シート17の、レリーフ型ホログラム
形成面と金属反射層12との界面が剥離することなく、
感圧接着剤層14との界面から剥離するものでなければ
ならないが、通常用いられるシリコン離型紙等が使用可
能であり、感圧接着剤層14の印刷形成直後に積層を行
なう。
【0033】積層シート17としての透明基材シート1
3は、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ナイロンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカ
ーボネートフィルム、セロファン等のフィルムが使用で
きるが、表面平滑性、透明性、表面耐性、汎用性、加工
性、経済性などの特性から厚さ12μm〜150μmの
二軸延伸ポリエステルフィルム、もしくは二軸延伸ポリ
プロピレンフィルムが最も適当である。
【0034】上述したホログラムシールの使用に際して
は、前記シールの離型紙を剥離し、被接着体18表面に
感圧接着剤層を圧着する。
【0035】前記シールを、改ざん防止の目的で使用す
るには、図4・図8に示すように、これを剥離しようと
すると、任意のパターン状の感圧接着剤層14が形成さ
れている部分の金属反射層12と熱可塑性樹脂層1との
間で剥離が起こる。
【0036】この結果、被接着体18表面には、任意の
パターン状の感圧接着剤層14が形成されている部分の
金属反射層12(レリーフ型ホログラムが記録されてい
る)が、前記パターン状に残ることとなる。この場合、
パターンとしては、例えば、「使用済」や「剥離済」等
の文字を表現することで、使用者に注意を促すことにな
る。
【0037】これによって、テープを剥離したことが一
目瞭然となることは勿論、元通りに復元することも不可
能となり、改ざん防止が図られる。
【0038】また、装飾効果を向上させる目的で使用す
るには、感圧接着剤層14の形状を所望形状にすること
で、テープの剥離により、所望形状のホログラムパター
ンを物品表面に設けることが可能となる。
【0039】さらに、図6・図7・図8等に示したよう
に、透明基材シート13表面に予め所望の絵柄の印刷層
16を設けておくことにより、印刷画像とホログラム画
像とを組み合わせることも可能であり、改ざん防止およ
び装飾性の向上に、一層効果的である。
【0040】この場合の印刷は、図示の通り熱可塑性樹
脂の押出しラミネート面へ行う方法と、反対面へ行う方
法(図示せず)の両方が実施可能であり、前記透明基材
シート用に適した既存のインキを、グラビア印刷等既知
の手法にて印刷形成すればよい。ただし押出しラミネー
ト面への印刷の際には、熱可塑性樹脂との接着性も考慮
してインキの選定を行う必要がある。
【0041】なお、透明基材シート上に熱可塑性樹脂を
押出しラミネートする場合、接着性を向上させるため必
要に応じ透明基材シートのラミネート面に予め接着剤層
を設けることも可能である。
【0042】以上、本発明のホログラムシールの構成お
よび製造方法について述べたが、各界面の接着力の強さ
について整理すると次のようになる。
【0043】(1) グループ 感圧接着剤層14と離型紙15
【0044】(2) グループ 熱可塑性樹脂11と金属反射層12
【0045】(3) グループ 透明基材シート13と熱可塑性樹脂11 透明基材シート13と印刷インキ16 印刷インキ16と熱可塑性樹脂11 金属反射層12と感圧接着剤層14 感圧接着剤層14と被接着体18
【0046】 (1) グループ < (2) グループ < (3) グループ
【0047】
【作用】本発明のホログラムシールを被接着体に貼付す
ると、熱可塑性樹脂シートもしくは積層シートを通して
ホログラムが視認できる。
【0048】次に、図4および図8に示すように、改ざ
んを目的としてこれを剥離しようとすると、感圧接着剤
層が印刷形成されていない部分は、金属反射層が熱可塑
性樹脂シートもしくは積層シートと共に剥離するが、感
圧接着剤層が印刷されている部分においては金属反射層
と熱可塑性樹脂シートもしくは積層シートとの界面から
剥離がおこり、金属反射層は被接着体に残る。その結
果、被接着体には部分的に剥離されたホログラムの画像
が残り、シールを剥離したことが一目瞭然となることは
もちろん、剥離した界面には再接着性がないため、元通
りに復元することも不可能となる。
【0049】
【実施例】以下、本発明を実施例により、更に詳細に説
明する。
【0050】<実施例1>図1に示した装置を用い、熱
可塑性樹脂として低密度ポリエチレン樹脂(M−10
P;三井石油化学工業(株)製)を下記加工条件(A)
にてT−ダイより厚み50μmとなる様に押出し、表面
にレリーフ型ホログラムのスタンパーが装着された冷却
ロール及びニップロールにより押圧し冷却することによ
り、図2の断面説明図に示すような熱可塑性樹脂シート
を連続して得た。
【0051】(A)押出し加工条件 (a)装置:図1の装置。 (b)押出機:ψ=60mm、L/D=26 (c)ニップロール:ウレタンゴムロール(ゴム硬度8
5度) (d)押出機の温度設定 (イ)シリンダー1温度:180℃ (ロ)シリンダー2温度:240℃ (ハ)シリンダー3温度:270℃ (ニ)アダプター温度:280℃ (ホ)T−ダイ 温度:280℃ (e)冷却ロール温度:15℃ (f)押し出し厚み:50μm (g)エアーギャップ:90mm (h)ニップ圧(エアーゲージ圧):4kgf/cm2
【0052】次にこの熱可塑性樹脂シートのレリーフ型
ホログラム形成面に、約500Åの厚さにアルミニウム
蒸着を施し、更に該アルミニウム蒸着面に下記組成
(B)のワニスをグラビア印刷機により巾5mm、間隔
2mmのストライプ状に印刷し、厚み約15μmの感圧
接着剤層を形成させた後、シリコン離型紙を積層して図
3の断面説明図に示すようなホログラムシールを得た。
【0053】
【0054】前記シールを30mm角に切り、離型紙を
剥離後、コート紙(256g/m2)に貼付したとこ
ろ、熱可塑性樹脂シートを通してホログラムの画像が視
認できた。
【0055】次に、図4に示すようにこれを剥離しよう
としたところ、コート紙には感圧接着剤層を印刷形成し
た巾5mm、間隔2mmのストライプ状にホログラムの
画像が残り、他の部分のホログラムの画像は熱可塑性樹
脂シートと共に剥離した。また、これを元通りに復元し
ようとしたが剥離した界面に再接着性がないため不可能
であった。
【0056】<実施例2>図5に示した装置を用い、予
めグラビア印刷機によって塩素化ポリプロピレン系イン
キを用いて、所望絵柄の印刷層を設けておいた厚さ30
μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルム(P2108;
東洋紡績(株)製)の印刷面に、熱可塑性樹脂としてポ
リプロピレン樹脂(FL25T;三菱油化(株)製)
を、下記の加工条件(C)にてT−ダイより厚み30μ
mとなる様に押出し、表面にレリーフ型ホログラムのス
タンパーが装着された冷却ロール及びニップロールによ
り押圧し冷却することにより、図6の断面説明図に示す
ような積層シートを連続して得た。
【0057】(C)押出し加工条件 (a)装置:図5の装置。 (b)押出機:ψ=60mm、L/D=26 (c)ニップロール:ウレタンゴムロール(ゴム硬度8
5度) (d)押出機の温度設定 (イ)シリンダー1温度:180℃ (ロ)シリンダー2温度:240℃ (ハ)シリンダー3温度:270℃ (ニ)アダプター温度:280℃ (ホ)T−ダイ 温度:280℃ (e)冷却ロール温度:15℃ (f)押し出し厚み:30μm (g)エアーギャップ:90mm (h)ニップ圧(エアーゲージ圧):4kgf/cm2
【0058】次に、この積層シートのレリーフ型ホログ
ラム形成面に約500Åの厚さにアルミニウム蒸着を施
し、更に該アルミニウム蒸着面に実施例1と同様のワニ
スをグラビア印刷機により「開封済」の抜き文字パター
ン状に印刷し、厚み約15μmの感圧接着剤層を形成さ
せた後、シリコン離型紙を積層して図7の断面説明図に
示すようなホログラムシールを得た。
【0059】前記シールを30mm角に切り、離型紙を
剥離後、コート紙(256g/m2)に貼付したとこ
ろ、前述の塩素化ポリプロピレン系インキによる印刷画
像と、印刷画像以外のところではホログラム画像の、双
方の絵柄が視認できた。
【0060】次に、図8に示すように、これを剥離した
ところ、コート紙には感圧接着剤層を印刷形成した「開
封済」の抜き文字パターン状にホログラム画像のみが残
り、他の部分のホログラムの画像及び印刷層は積層シー
トと共に剥離した。また、これを元通りに復元しようと
したが、剥離した界面に再接着性がないため不可能であ
った。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、視覚的効果・装飾
性に優れ、シール自体の偽造が困難であり、改ざん防止
効果の高いホログラムシールが提供された。
【0062】また、溶融押出し成形による熱可塑性樹脂
のシート成形と該熱可塑性樹脂表面へのレリーフ型ホロ
グラム形成とが同時に行えるため、加工性・生産性の極
めて良好な前記シールの製造方法が提供された。
【0063】本発明のホログラムシールは、医薬品・食
品等に対する改ざん防止用シール等として、産業上有効
なものであるといえる。
【0064】
【図面の簡単な説明】
【図1】熱可塑性樹脂シートの製造ラインの概略を示す
説明図。
【図2】レリーフ型ホログラムが形成された熱可塑性樹
脂シートの断面説明図。
【図3】ホログラムシールの断面説明図。
【図4】ホログラムシールを被接着体に貼付後、剥離し
た状態を示す断面説明図。
【図5】積層シートの製造ラインの概略を示す説明図。
【図6】レリーフ型ホログラムが形成された積層シート
の断面説明図。
【図7】ホログラムシールの断面説明図。
【図8】ホログラムシールを被接着体に貼付後、剥離し
た状態を示す断面説明図。
【符号の説明】
1…溶融押出し成形機 2…T−ダイ 3…冷却ロール 4…ニップロール 5…レリーフ型ホログラムスタンパー 6…引き取りロール 7…巻き取りロール 8…巻き出しロール 11a…溶融押出しされた熱可塑性樹脂 11…熱可塑性樹脂 12…金属反射層 13…透明基材シート 14…感圧接着剤層 15…離型紙 16…印刷層 17…積層シート 18…被接着体 20,30…ホログラムシール

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面にレリーフ型ホログラムが形成された
    熱可塑性樹脂シートの前記ホログラム面に、金属反射
    層、任意のパターン状の感圧接着剤層、離型紙が、この
    順に積層された構成のホログラムシールであって、 熱可塑性樹脂シートと金属反射層との接着強度が、感圧
    接着剤層と離型紙との接着強度よりも大きく、金属反射
    層と感圧接着剤層との接着強度よりも小さいことを特徴
    とするホログラムシール。
  2. 【請求項2】ホログラムシールの熱可塑性樹脂シート側
    に、さらに透明基材シートが積層された構成であって、 透明基材シートと熱可塑性樹脂シートとの接着強度が、
    金属反射層と感圧接着剤層との接着強度よりも大きいこ
    とを特徴とする請求項1記載のホログラムシール。
  3. 【請求項3】透明基材シートの表面に、所望の絵柄が印
    刷形成された構成の請求項2に記載のホログラムシー
    ル。
  4. 【請求項4】前記絵柄が、任意のパターン状の感圧接着
    剤層の少なくとも一部分と対応するような形状に設けら
    れた構成の請求項3に記載のホログラムシール。
  5. 【請求項5】熱可塑性樹脂がポリオレフィン系樹脂であ
    る請求項1〜請求項4の何れかに記載のホログラムシー
    ル。
  6. 【請求項6】熱可塑性樹脂として、乾燥時の表面張力が
    33dyn/cm以下である請求項1〜請求項5の何れ
    かに記載のホログラムシール。
  7. 【請求項7】透明基材シートとして、厚さが12μm〜
    150μmの、二軸延伸ポリエステルフィルムもしくは
    二軸延伸ポリプロピレンフィルムである請求項2〜請求
    項4の何れかに記載のホログラムシール。
  8. 【請求項8】溶融押出し成形機のT−ダイより押出され
    た熱可塑性樹脂を、レリーフ型ホログラムのスタンパー
    が表面に装着された冷却ロールとニップロールとの間で
    押圧し、冷却することにより、片面にレリーフ型ホログ
    ラムが形成された熱可塑性樹脂シートを作製し、前記熱
    可塑性樹脂シート上のレリーフ型ホログラム形成面に金
    属反射層を積層した後、感圧接着剤層を任意のパターン
    状・絵柄状もしくは抜き文字状等の形状に印刷形成し、
    次いで離型紙を積層することを特徴とするホログラムシ
    ールの製造方法であって、 熱可塑性樹脂として、乾燥時の熱可塑性樹脂シートと金
    属反射層との接着強度が、金属反射層と感圧接着剤層と
    の接着強度よりも小さく、感圧接着剤層と離型紙との接
    着強度よりも大きい樹脂を用いることを特徴とする請求
    項1に記載のホログラムシールの製造方法。
  9. 【請求項9】透明基材シート片面に、溶融押出し成形機
    のT−ダイより押出された熱可塑性樹脂をコーティング
    するとともに、レリーフ型ホログラムのスタンパーが表
    面に装着された冷却ロールとニップロールとの間で押圧
    することにより、前記樹脂の表面にレリーフ型ホログラ
    ムが形成された積層シートを作製し、前記積層シート上
    のレリーフ型ホログラム形成面に金属反射層を積層した
    後、感圧接着剤層を任意のパターン状・絵柄状もしくは
    抜き文字状等の形状に印刷形成し、次いで離型紙を積層
    することを特徴とするホログラムシールの製造方法であ
    って、 熱可塑性樹脂として、乾燥時の熱可塑性樹脂シートと金
    属反射層との接着強度が、金属反射層と感圧接着剤層と
    の接着強度よりも小さく、感圧接着剤層と離型紙との接
    着強度よりも大きい樹脂を用い、 透明基材シートとして、透明基材シートと熱可塑性樹脂
    シートとの接着強度が、金属反射層と感圧接着剤層との
    接着強度よりも大きいシートを用いることを特徴とする
    請求項2に記載のホログラムシールの製造方法。
  10. 【請求項10】熱可塑性樹脂をコーティングする透明基
    材シート面に、予め接着剤層を設けておくことを特徴と
    する請求項9に記載のホログラムシールの製造方法。
JP01539794A 1994-02-09 1994-02-09 ホログラムシールおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP3552262B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01539794A JP3552262B2 (ja) 1994-02-09 1994-02-09 ホログラムシールおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01539794A JP3552262B2 (ja) 1994-02-09 1994-02-09 ホログラムシールおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07219435A true JPH07219435A (ja) 1995-08-18
JP3552262B2 JP3552262B2 (ja) 2004-08-11

Family

ID=11887604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01539794A Expired - Fee Related JP3552262B2 (ja) 1994-02-09 1994-02-09 ホログラムシールおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3552262B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002205472A (ja) * 2001-01-11 2002-07-23 Dainippon Printing Co Ltd 不正使用防止体とその製造方法及び使用方法
FR2894514A1 (fr) 2005-12-08 2007-06-15 Essilor Int Procede de transfert d'un motif micronique sur un article optique et article optique ainsi obtenu
JP2007304601A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Jds Uniphase Corp ホログラムおよび色シフト・インクによって形成されるセキュリティ・デバイス
JP2009518674A (ja) * 2005-12-08 2009-05-07 エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラレ ドプテイク) 光学製品上にミクロン―スケールのパターンを転写する方法、及びこれを用いた光学製品
JP2010269558A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Kyowa Lamicoat:Kk 装飾用シート
JP2012098568A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Kyodo Printing Co Ltd 偽造防止シール
JP2016534904A (ja) * 2013-08-19 2016-11-10 オーファウデー キネグラム アーゲー 個別セキュリティエレメントの製造システム及び製造方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002205472A (ja) * 2001-01-11 2002-07-23 Dainippon Printing Co Ltd 不正使用防止体とその製造方法及び使用方法
JP4630465B2 (ja) * 2001-01-11 2011-02-09 大日本印刷株式会社 不正使用防止体の使用方法
US7874671B2 (en) 2005-12-08 2011-01-25 Essilor International (Compagnie Generale D'optique) Method of transferring a micron-scale pattern onto an optical article, and optical article obtained thereby
JP2009518675A (ja) * 2005-12-08 2009-05-07 エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラレ ドプテイク) 光学製品上にミクロン―サイズのパターンを転写する方法、及びこれを用いた光学製品
JP2009518674A (ja) * 2005-12-08 2009-05-07 エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラレ ドプテイク) 光学製品上にミクロン―スケールのパターンを転写する方法、及びこれを用いた光学製品
FR2894514A1 (fr) 2005-12-08 2007-06-15 Essilor Int Procede de transfert d'un motif micronique sur un article optique et article optique ainsi obtenu
US8205551B2 (en) 2005-12-08 2012-06-26 Essilor International (Compagnie Generale D'optique) Method for transferring a micron-sized pattern onto an optical article and optical article thus obtained
JP2007304601A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Jds Uniphase Corp ホログラムおよび色シフト・インクによって形成されるセキュリティ・デバイス
KR101536335B1 (ko) * 2006-05-12 2015-07-13 제이디에스 유니페이즈 코포레이션 홀로그램 및 색변환잉크로 형성되는 보안문양
TWI509374B (zh) * 2006-05-12 2015-11-21 Viavi Solutions Inc 由全息圖及變色墨水所形成之安全裝置
JP2010269558A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Kyowa Lamicoat:Kk 装飾用シート
JP2012098568A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Kyodo Printing Co Ltd 偽造防止シール
JP2016534904A (ja) * 2013-08-19 2016-11-10 オーファウデー キネグラム アーゲー 個別セキュリティエレメントの製造システム及び製造方法
US10155407B2 (en) 2013-08-19 2018-12-18 Ovd Kinegram Ag System and method for producing an individualized security element

Also Published As

Publication number Publication date
JP3552262B2 (ja) 2004-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5200253A (en) Hologram forming sheet and process for producing the same
US4763931A (en) Adhesive material for preventing reuse
JP2002301797A (ja) 高光沢性ラベル表面素材
KR20070117439A (ko) 전사필름
JP3552262B2 (ja) ホログラムシールおよびその製造方法
CN1278508A (zh) 带有保护特征的膜,制造它的方法及其作为包装材料的用途
JP3428163B2 (ja) ホログラムシールおよびその製造方法
JPS63106780A (ja) 改ざん防止用ホログラムテ−プ
JP2000094575A (ja) 成形用金属薄膜積層体
JP4526214B2 (ja) 易剥離性積層フィルム
JP2008225293A (ja) インモールドラベル
JP3145133B2 (ja) クーポン券付インモールド用ラベル
JP3219392B2 (ja) 金属薄膜層を有する転写フィルムの製造方法及び製造装置、並びにそれにより製造された転写フィルム
JPS63106779A (ja) ホログラム転写箔の製造方法
JP2000356949A (ja) 積層表示シ−トの製造方法およびそれによって得られる積層表示シ−ト
JPH08146879A (ja) インモールド成形用のラベル
JPS61273568A (ja) ホログラム転写箔
JP2004230571A (ja) ホログラムラベル及びその製造方法
JP2001310415A (ja) 成形用金属薄膜積層体
JP3873312B2 (ja) ホログラム転写箔の製造方法
JPS6396689A (ja) ホログラム転写箔の製造方法
JP2003131576A (ja) 開封確認用シール
JP2002362616A (ja) 積層体
JP2976066B2 (ja) 金属光沢に優れたシュリンクフィルム
JPH0567951B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040413

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080514

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees