JPH07218653A - 回転部材付きケース - Google Patents

回転部材付きケース

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JPH07218653A
JPH07218653A JP2360994A JP2360994A JPH07218653A JP H07218653 A JPH07218653 A JP H07218653A JP 2360994 A JP2360994 A JP 2360994A JP 2360994 A JP2360994 A JP 2360994A JP H07218653 A JPH07218653 A JP H07218653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
case body
outer cover
rotating member
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2360994A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiro Matsuda
達弘 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2360994A priority Critical patent/JPH07218653A/ja
Publication of JPH07218653A publication Critical patent/JPH07218653A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外装カバーの固定手段が製品の外観に晒され
ることがなく、よって外観上の制約を受けることなくケ
ース本体に外装カバーを容易に固定することができる回
転部材付きケースを得る。 【構成】 ケース本体1の表面に外装カバー6を載置
し、この外装カバー6の内周部において当該外装カバー
6をベゼルリング7等によりケース本体1に固定すると
ともに、ケース本体1の上記外装カバー6の固定部分を
覆う位置に回転部材13を回転自在に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外装カバーを有する腕
時計のセンター等のケース本体に、回転レジスターリン
グ等の回転部材が回転自在に設けられた回転部材付きケ
ースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、腕時計等のような各種電子機器用
のケースにあっては、合成樹脂製のケース本体の表面に
金属製の外装カバーを被せることにより、ケース全体の
装飾性や重量感あるいは高級感を向上させたものが開発
されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
ケース本体の表面に外装カバーを被せるに際して、特に
ケース本体が合成樹脂製であって外装カバーが金属製で
ある場合には、互いを接着して固定しただけでは容易に
剥がれ易いため、何等かの固定手段により上記外装カバ
ーをケース本体に固定する必要がある。しかしながら、
このような固定手段を用いた場合には、当該固定手段が
製品の表面に晒されるため、却って製品の外観を損うお
それがあり、よって固定手段自体の形状に制約が生じて
しまうとともに、さらに上記固定手段を取り付けるため
にケース本体や外装カバーの形状にも制約を及ぼすとい
う問題点があった。特に、回転レジスターリング機能を
有する腕時計のケース等にあっては、外観が重要視され
るうえ寸法が小さく形状における制約が厳しい上記ケー
ス本体に、さらに回転レジスターリングを設けなければ
ならないという構造上の要請からも上記問題点が助長さ
れてしまうという欠点があり、その解決が望まれてい
た。
【0004】本発明は、このような従来の回転部材付き
ケースが有する課題を解決すべくなされたもので、外装
ケースの固定手段が外観に晒されることがなく、よって
外観上の制約を受けることなくケース本体に外装カバー
を容易に固定することができる回転部材付きケースを提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の回転部材付きケ
ースは、ケース本体の表面に外装カバーを載置し、この
外装カバーの端部において当該外装カバーを上記ケース
本体に固定するとともに、上記ケース本体の上記外装カ
バーの固定部分を覆う位置に回転部材を回転自在に設け
たものである。
【0006】ここで、上記ケース本体は合成樹脂製であ
り、かつ上記外装カバーは金属製である場合に、ケース
本体の外装カバーの端部側に合成樹脂製のベゼルリング
を溶着固定し、このベゼルリングとケース本体との間で
外装カバーの上記端部を挟持して固定してもよく、ある
いは上記ケース本体の外装カバーの端部側に金属製のベ
ゼルリングを嵌合固定し、このベゼルリングとケース本
体との間で外装カバーの上記端部を挟持して固定しても
よい。さらには、上記外装カバーの端部に貫通孔を穿設
し、ケース本体に上記貫通孔に挿通される突部を形成
し、この突部を熱溶着により加締めることにより外装カ
バーをケース本体に固定してもよい。
【0007】
【作用】このような構成からなる回転部材付きケースに
よれば、外装カバーの固定部分を覆うようにして回転部
材を設けているので、回転部材自体の取り付けの妨げと
ならず、かつ固定手段も外観上の制約を受けることな
く、容易にケース本体に外装カバーを固定することが可
能となる。また、ケース本体が合成樹脂製で外装カバー
が金属製である場合に、上記外装カバーを合成樹脂製や
金属製のベゼルリングで固定したり、あるいはケース本
体に形成した突部を熱溶着により加締めて固定すれば、
上記外装カバーを作業性よくケース本体に固定すること
ができる。加えて、回転部材が外装カバー上を滑動する
ため、回転部材の回転が円滑に行われる。よって、本発
明の回転部材付きケースは、特に回転レジスターリング
機能付きの腕時計のケースに適用した場合に好適であ
る。
【0008】
【実施例1】図1および図2の本発明の回転部材付きケ
ースを、回転レジスターリング付き腕時計のケースに適
用した一実施例を示すもので、図中符号1が合成樹脂性
のセンター(ケース本体)である。このセンター1は、
内部に回路基板を有するモジュールが組込まれる円環状
のもので、時計の文字盤2が配される表面側の開口部に
はガラス3が嵌め込まれ、電池が組込まれる裏面側には
O−リング4を介してバックプレート5が開閉自在に設
けられている。そして、上記センター1の表面側から側
面にかけて、金属製のセンター外装カバー6が周方向に
配設されている。また、上記センター1のセンター外装
カバー6の内周部(端部)側には、上記センター外装カ
バー6に沿って合成樹脂製のベゼルリング7が設けられ
ている。
【0009】このベゼルリング7は、図2に示すよう
に、外観略円環状の部材で、その内径がセンター1の表
面側に形成された円筒部8の外径とほぼ等しい寸法に形
成されている。このベゼルリング7の外周には、凹溝9
が周方向に沿って形成されており、さらにその一端部に
は、ベゼルリング7をセンター1に溶着する際のエネル
ギーダイレクターとなるくさび状の突部10が形成され
ている。そして、このベゼルリング7は、溶着によりセ
ンター1の円筒部8の外周に固定されている。これによ
り、センター外装カバー6は、その内周部においてベゼ
ルリング7とセンター1との間で挟持されてセンター1
上に固定されている。そして、センター外装カバー6の
上部には、上記ベゼルリング7を覆うようにして、両面
接着テープによって一体化されたステンレス製のレジス
ター外装カバー11と合成樹脂製のレジスターリング1
2とからなる回転レジスターリング13(回転部材)
が、レジスターリング12に突設された凸部14をベゼ
ルリング7の凹溝9にO−リング15を介して係合させ
ることにより、回転自在に設けられている。
【0010】以上の構成からなる回転レジスターリング
付き腕時計によれば、センター外装カバー6を固定する
ベゼルリング7を覆って回転レジスターリング13を回
転自在に設けているので、ベゼルリング7が外観に晒さ
れることなく、よって外観上の制約を受けることなくセ
ンター外装カバー6をセンター1に固定することができ
る。また、ベゼルリング7をセンター1に溶着により固
定するのと同時にセンター外装カバー6がセンター1に
固定されるため、作業性にも優れる。加えて、回転レジ
スターリング13が金属製のセンター外装カバー6上を
滑動するため、上記回転レジスターリング13を円滑に
回転させることができる。
【0011】
【実施例2】図3および図4は、本発明の回転部材付き
ケースの第二実施例を示すもので、図1および図2に示
したものと同一構成部分には、同一符号を付してその説
明を省略する。図3および図4に示すように、この実施
例においては、回転レジスターリング付き腕時計のセン
ター1の円筒部8に、ステンレス製のベゼルリング20
が径方向の圧入により嵌合固定されている。そして、こ
のベゼルリング20により、センター外装カバー6は、
その内周部においてセンター1に固定されている。
【0012】したがって、この例のケースにあっても、
図1および図2に示したものと同様の作用効果を得るこ
とができる他、さらにベゼルリング20をセンター1の
円筒部8に嵌合により固定しているので、寸法精度に優
れ、かつ一層容易に取り付けることができる。
【0013】
【実施例3】図5および図6は、本発明の回転部材付き
ケースの第三実施例を示すものである。図5および図6
において、この例のケースでは、センター外装カバー6
の内周部に貫通孔30が穿設され、他方合成樹脂製の上
記センター1に上記貫通孔30に挿通される突部31が
形成され、この突部31を図6に示すように、超音波溶
着ホーン33を用い、熱溶着によって加締めることによ
りセンター外装カバー6がセンター1に固定されてい
る。他方、センター1の円筒部8の外周には、凹溝32
が周方向に形成されており、この凹溝32にO−リング
15を介してレジスターリング12の凸部14を係合さ
せることにより、回転レジスターリング13がセンター
1に回転自在に設けられている。
【0014】このような構成からなるカバーによれば、
図1および図2に示したものと同様の作用効果が得られ
る他、センター外装リング6を固定するためにベゼルリ
ング7、20等を必要としないために、部品点数を減じ
ることができ、よってケース全体の製造コストの低減化
を図ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る回転
部材付きケースは、ケース本体の表面に外装カバーを載
置し、この外装カバーの内周部において当該外装カバー
を上記ケース本体に固定するとともに、上記ケース本体
の上記外装カバーの固定部分を覆う位置に回転部材を回
転自在に設けたので、固定手段が製品の外観に晒される
ことがなく、よって外観上の制約を受けることなくケー
ス本体に外装カバーを容易に固定することができる。ま
た、ケース本体が合成樹脂製で外装カバーが金属製であ
る場合に、上記外装カバーを合成樹脂製や金属製のベゼ
ルリングで固定したり、あるいはケース本体に形成した
突部を熱溶着により加締めて固定すれば、上記外装カバ
ーを作業性よく容易にケース本体に固定することができ
るとともに、回転部材が外装カバー上を滑動するため、
回転部材の回転を円滑に行うことが可能となる。よっ
て、本発明の回転部材付きケースは、特に回転レジスタ
ーリング機能付きの腕時計のケースに適用した場合に一
層顕著な作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転部材付きケースの一実施例を示す
要部の側断面図である。
【図2】図1のベゼルリングを示す側断面図である。
【図3】本発明の回転部材付きケースの第二実施例を示
す要部の側断面図である。
【図4】図3のA部の拡大図である。
【図5】本発明の回転部材付きケースの第三実施例を示
す要部の側断面図である。
【図6】図5におけるセンターの凸部を加締める前の構
成を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 センター(ケース本体) 6 センター外装カバー(外装カバー) 7、20 ベゼルリング(固定手段) 8 円筒部 11 レジスター外装カバー 12 レジスターリング 13 回転レジスターリング(回転部材) 30 貫通孔 31 突部(固定手段) 33 超音波溶着ホーン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体の表面に外装カバーを載置
    し、この外装カバーの端部において当該外装カバーを上
    記ケース本体に固定するとともに、上記ケース本体の上
    記外装カバーの固定部分を覆う位置に回転部材を回転自
    在に設けたことを特徴とする回転部材付きケース。
  2. 【請求項2】 上記ケース本体は合成樹脂製であり、か
    つ上記外装カバーは金属製であることを特徴とする請求
    項1に記載の回転部材付きケース。
  3. 【請求項3】 上記ケース本体の上記外装カバーの端部
    側に合成樹脂製のベゼルリングを溶着固定し、このベゼ
    ルリングと上記ケース本体との間で上記外装カバーの端
    部を挟持して固定したことを特徴とする請求項2に記載
    の回転部材付きケース。
  4. 【請求項4】 上記ケース本体の上記外装カバーの端部
    側に金属製のベゼルリングを嵌合固定し、このベゼルリ
    ングと上記ケース本体との間で上記外装カバーの端部を
    挟持して固定したことを特徴とする請求項1または2に
    記載の回転部材付きケース。
  5. 【請求項5】 上記外装カバーの内周部に貫通孔を穿設
    し、上記ケース本体に上記貫通孔に挿通される突部を形
    成し、この突部を熱溶着により加締めることにより上記
    外装カバーを上記ケース本体に固定したことを特徴とす
    る請求項2に記載の回転部材付きケース。
  6. 【請求項6】 上記ケース本体は腕時計のセンターであ
    り、かつ上記回転部材は上記腕時計の回転レジスターリ
    ングであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに
    記載の回転部材付きケース。
JP2360994A 1994-01-27 1994-01-27 回転部材付きケース Pending JPH07218653A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2360994A JPH07218653A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 回転部材付きケース

Applications Claiming Priority (1)

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JP2360994A JPH07218653A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 回転部材付きケース

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Publication Number Publication Date
JPH07218653A true JPH07218653A (ja) 1995-08-18

Family

ID=12115362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2360994A Pending JPH07218653A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 回転部材付きケース

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JP (1) JPH07218653A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020153978A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 モントレー ブレゲ・エス アー 回転ベゼルを備える時計ケース

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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