JP5093853B2 - 時計 - Google Patents

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本発明は、ムーブメントを文字板に支持してなる時計に関する。
時計のムーブメントを文字板の背面に支持する構成としては、ムーブメントに中心ねじと呼ばれる円筒状の雄ねじ部品を設け、文字板の中央に設けた孔部にその中心ねじを挿通し、文字板の正面側から中心ねじに中心ナットを螺合する構成が知られている。ムーブメントは、指針を装着する指針パイプを備え、中心ねじは、指針パイプを挿通するとともに指針パイプの回転軸を中心とする部材となっている。特許文献1及び2には、中心ねじを備えたムーブメントが開示されている。中心ねじは、特許文献1の図中では符号4で示されており、特許文献2の図中では符号22で示されている。
特開2000−221277号公報 特開2000−221281号公報
さて、前述したようにムーブメントを文字板に支持する場合は、中心ねじと中心ナットとの螺合幅が、文字板の厚さに制限されてしまうという問題がある。すなわち、文字板が薄いと、ムーブメントの支持強度を十分に確保できなくなるという不都合がある。特に、時計のデザインを薄型化すると、文字板も薄く設計せざるを得ないという事情があり、これに対処するための構成が必要と考えられる。また、中心ナットの螺合方向の幅が短いために(つまり薄いリング状の部材であるために)、これを中心ナットに螺合する際の作業性が悪いという問題もある。時計の組立て現場においては、その作業性の改善も求められている。
発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、文字板に対するムーブメントの支持構造を合理化してなる時計を提供することである。
本願第1請求項に記載した発明は、文字板と、指針を駆動するムーブメントとを備え、前記ムーブメントは、前記指針を装着する指針パイプと、前記指針パイプを挿通するとともにその回転軸を中心とする中心ねじと、前記指針パイプ及び前記中心ねじを保持するケース体とを備え、前記ケース体は、前記文字板の背面に当接する当接面を備え、前記文字板は、前記中心ねじを挿通する孔部を備え、前記文字板の背面側から前記孔部に前記中心ねじを挿通し、前記文字板の正面側から前記中心ねじに中心ナットを螺合して前記ムーブメントを前記文字板に支持してなる時計において、前記中心ナットは、前記文字板の正面に当接する着座面から螺合方向先端までの寸法が、前記文字板の厚さよりも大きいものであり、前記ケース体には、前記指針パイプの回転軸を中心とする円形環状の凹部を設け、前記凹部には、前記中心ナットの螺合方向先端が入り込むものとし、前記ケース体の当接面は、前記凹部を囲むように設け、更に、前記中心ねじは、前記ケース体の内面に当接するフランジ部を備え、前記中心ねじと前記中心ナットとの螺合方向においては、前記中心ねじのフランジ部と前記中心ナットの着座面とが対向するとともに、前記ケース体の当接面の少なくとも一部がそれらの間に位置する構成の時計である。
本発明によれば、文字板に対するムーブメントの支持構造を合理化してなる時計を得ることができる。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1乃至図4に示す本例の時計1は、指針を駆動するムーブメント300を文字板200の背面に支持してなるものである。
ムーブメント300は、指針311,312,313を装着する指針パイプ321,322,323と、指針パイプ321,322,323を挿通するとともにその回転軸Lを中心とする中心ねじ330と、指針パイプ321,322,323及び中心ねじ330を保持する扁平型のケース体340とを備えている。ケース体340は、文字板200の背面に当接する当接面341を備えている。
具体的には、時針311を装着する時針パイプ321、分針312を装着する分針パイプ322、秒針313を装着する秒針パイプ323が回転軸Lを中心に同心軸状に設けられている。また、分針パイプ322の基端部に設けられたカナが日の裏車324と連結されており、時針パイプ321の基端部に設けられた時針車321aが日の裏車324のカナと連結されている。更に、ケース体340の内部には、不図示の第1モータ及び第2モータが設けられており、第1モータに連結された第1減速機構が分針パイプ322の基端部に設けられた分針車322aと連結されている。第2モータに連結された第2減速機構が秒針パイプ323の基端部に設けられた秒針車323aと連結されている。そして、時針パイプ321及び分針パイプ322が第1モータによりそれぞれ所定の速度で回転駆動し、秒針パイプ323が第2モータにより所定の速度で回転駆動する構成となっている。
また、このムーブメント300は、標準時刻電波を受信してその表示時刻を修正する電波修正時計に用いるものである。ケース体340には、標準時刻電波を受信するアンテナ350と、各モータ及び受信の動作を制御する回路が搭載された回路基板360とが設けられている。アンテナ350は、ケース体340の上部に設けられており、回路基板360は、ケース体340の正面にねじ止めにより設けられている。回路基板360の要所には、ケース体340の当接面341に対応する開口部361が設けられている。ケース体340の下部には、ムーブメント300の電源となる電池ボックス370が設けられている。
次に、文字板200に対するムーブメント300の支持構造を説明する。文字板200は、中心ねじ330を挿通する孔部210を備えている。ムーブメント300は、文字板200の背面側から孔部210に中心ねじ330を挿通し、文字板200の正面側から中心ねじ330に中心ナット380を螺合して文字板200に支持される。
本例の中心ナット380は、文字板200の正面に当接する着座面381から螺合方向先端までの寸法Aが、文字板200の厚さBよりも大きいものである。ケース体340には、指針パイプ321,322,323の回転軸Lを中心とする円形環状の凹部342を設け、凹部342には、中心ナット380の螺合方向先端が入り込むものとなっている。
ケース体340の当接面341は、凹部342を囲むように設けられている。図例では、指針パイプ321,322,323の回転軸Lを中心とする円筒ボス状の部位の端面となっている。
中心ねじ330は、ケース体340の内面に当接するフランジ部331を備え、中心ねじ330と中心ナット380との螺合方向においては、中心ねじ330のフランジ部331と中心ナット380の着座面381とが対向するとともに、ケース体340の当接面341の少なくとも一部がそれらの間に位置する構成となっている。つまり、回転軸Lを中心として、円形のフランジ部331及び円形の着座面381の小さい方の外周半径Dが、同じく回転軸Lを中心とする当接面341の内周半径Cよりも大きく設定されている。
このような構成によると、文字板200に対するムーブメント300の支持構造を合理的に以下に、その考え方を説明する。
まず、従来においては、図5に示すように、中心ねじ330と中心ナット380との螺合幅が、文字板200の厚さに制限されてしまうという問題がある。すなわち、同図に示すように、文字板200の正面に当接する着座面381から螺合方向先端までの寸法Aが、文字板200の厚さBよりも小さいものであった。
そこで本例では、支持強度、及び組立ての作業性を向上するべく、ムーブメント300のケース体340に中心ナット380の螺合方向先端が入り込む凹部342を設けて、寸法Aを厚さBよりも大きく設定した。
また、中心ねじ330と中心ナット380は、強固に締付ける必要があるところ、フランジ部331と着座面381との間に支えがないと、各部材に歪が生じてしまう恐れがある。そこで、ケース体340の当接面341の少なくとも一部が、その螺合方向においてフランジ部331と着座面381との間に位置する構成とした。締付けによる圧力が、ケース体340及び文字板200に直接かかる構成となっている。
以上説明したように、本例の時計によると、文字板に対するムーブメントの支持構造を合理化してなる時計を得ることができる。尚、本例における各部の構成は、特許請求の範囲に記載した技術的範囲において適宜に設計変更が可能であり、図例説明したものに限定されないことは勿論である。
本発明の時計は、アナログ式の壁掛け時計や置き時計の時刻表示部を構成するものとして好適に利用することが可能である。
本発明の実施例に係り、時計を示す側面断面図である。 本発明の実施例に係り、ムーブメントを示す正面図である。 本発明の実施例に係り、文字板及びムーブメントの要部を示す側面断面図である。 本発明の実施例に係り、文字板及びムーブメントの要部を示す側面断面分解図である。 従来例に係り、文字板及びムーブメントの要部を示す側面断面図である。
符号の説明
1 時計
200 文字板
210 孔部
300 ムーブメント
311 指針(時針)
312 指針(分針)
313 指針(秒針)
321 指針パイプ(時針パイプ)
321a 時針車
322 指針パイプ(分針パイプ)
322a 分針車
323 指針パイプ(秒針パイプ)
323a 秒針車
324 日の裏車
330 中心ねじ
331 フランジ部
340 ケース体
341 当接面
342 凹部
350 アンテナ
360 回路基板
361 開口部
370 電池ボックス
380 中心ナット
381 着座面
L 回転軸

Claims (1)

  1. 文字板と、指針を駆動するムーブメントとを備え、
    前記ムーブメントは、前記指針を装着する指針パイプと、前記指針パイプを挿通するとともにその回転軸を中心とする中心ねじと、前記指針パイプ及び前記中心ねじを保持するケース体とを備え、
    前記ケース体は、前記文字板の背面に当接する当接面を備え、
    前記文字板は、前記中心ねじを挿通する孔部を備え、
    前記文字板の背面側から前記孔部に前記中心ねじを挿通し、前記文字板の正面側から前記中心ねじに中心ナットを螺合して前記ムーブメントを前記文字板に支持してなる時計において、
    前記中心ナットは、前記文字板の正面に当接する着座面から螺合方向先端までの寸法が、前記文字板の厚さよりも大きいものであり、
    前記ケース体には、前記指針パイプの回転軸を中心とする円形環状の凹部を設け、
    前記凹部には、前記中心ナットの螺合方向先端が入り込むものとし、
    前記ケース体の当接面は、前記凹部を囲むように設け、
    更に、前記中心ねじは、前記ケース体の内面に当接するフランジ部を備え、
    前記中心ねじと前記中心ナットとの螺合方向においては、前記中心ねじのフランジ部と前記中心ナットの着座面とが対向するとともに、前記ケース体の当接面の少なくとも一部がそれらの間に位置することを特徴とする時計。
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