JPH0624794Y2 - 電池式腕時計 - Google Patents

電池式腕時計

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JPH0624794Y2
JPH0624794Y2 JP1986043277U JP4327786U JPH0624794Y2 JP H0624794 Y2 JPH0624794 Y2 JP H0624794Y2 JP 1986043277 U JP1986043277 U JP 1986043277U JP 4327786 U JP4327786 U JP 4327786U JP H0624794 Y2 JPH0624794 Y2 JP H0624794Y2
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JP
Japan
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watch
substrate
receiving plate
screw
timepiece
Prior art date
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Application number
JP1986043277U
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English (en)
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JPS62155387U (ja
Inventor
和男 坂本
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、歯車列を有する電池式腕時計の改良に関する
ものである。
〔従来の技術〕
近年の水晶時計の普及は、精度の良い時計が低価格で市
場に供給されたことに負う所が大であり、針表示式の時
計においても少しでも安く製造できる時計構造を開発す
ることが急務となっている。
そのため、針表示式に必要な歯車列を軸支するための時
計基板と受板の結合方式についても細かな見直しが行わ
れるようになった。第4図に従来用いられている平板の
時計基板25と受板26の結合方式の要部断面図を示す
が、時計基板25に植設したネジチューブ25a、25
bによって、時計基板25と受板26の平面方向及び断
面方向の位置規制に関与せしめ、このネジチューブ25
a、25bに受板26をネジ止めすることにより受板2
6と時計基板25の結合を行うものである。
中間受27は、分針(図示せず)が固定される二番車2
8を時計基板25と共同で軸支し、前記分針の断面方向
のふらつきを小さくおさえるために必要である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような時計基板25と受板26の結合方式による
と、切削加工によらねば加工できないネジチューブ25
a、25bが必要であり、この時計を大量に生産する場
合には該ネジチューブ25a、25bの加工コストとと
もに加工用設備の増大も問題となっている。
本考案の目的は時計基板25と受板26との平面方向又
は断面方向の位置規制を行う目的で設置されるネジチュ
ーブ等の部材を廃止せしめてコストダウンを計ることに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の要旨は、歯車列の内
の1軸の車とローターを上下で軸支する金属製の時計基
板と受板、および時計基板と受板とに挟持された合成樹
脂製の中間受とを有する電池式の腕時計であって、時計
基板と受板の平面方向の位置規制は、中間受に形成した
突起と時計基板または受板に設けた穴にて行ない、時計
基板と受板の断面方向の位置規制は、中間受の上下面に
より行なっており、また受板を時計基板に固定するネジ
は、時計基板に設けたネジ穴に直接螺合するとともに、
ネジの少なくとも1つは時計基板または他の金属製の部
材に当接する中胴部を備えていることを特徴とする。
〔実施例〕
以下に本考案の実施例を図面によって説明する。
第1図は本考案の実施例を示す平面図であり、第2図、
第3図は各々第1図の要部断面図である。
最大形状である時計基板1の外周右側に動力源である電
池7、外周左側に電池7の電力を受けてパルス信号を発
する電子回路ブロック6、外周下方に電子回路ブロック
6のパルス信号を受けてローター9を回転させる力に変
換する電気−機械変換機5、外周上方に表示修正装置8
が、また中央部にあってローター9の回転を表示針(図
示せず)に伝達する歯車列4を取り囲むが如く配置され
ており、電池7と電気−機械変換機5の一部以外は略全
体を覆うが如くに配置された受板2と前記時計基板1
が、中間に配置された中間受3を挟み込むが如くに締結
部材である3本のネジ10、11、12により締結され
ている。尚、第2図に示すようにネジ13は中間受3を
直接には挟んでいない。
合成樹脂製の中間受3は下方に少なくとも2ケ所の下方
突起3a(図示は1ケ所)が時計基板1の穴1aに、上
方に少なくとも2ケ所の上方突起3bが受板2の穴2a
に係合して時計基板1と受板2の平面方向の位置規制を
している。また、時計基板1と受板2の断面方向の位置
規制は、ネジ10部については中間受3が、ネジ11部
についてはスペーサ14と表示修正装置8の構成部品の
一部である裏押エ15と中間受3が、又、ネジ12部に
ついては電気−機械変換機5のステータ16とコイル巻
シン17と中間受3が各々行っている。ネジ10はネジ
部10aが直接的に時計基板1のネジ穴1bと係合する
とともに、中胴部10bの肩が時計基板1に当接し、ネ
ジ10に過重なネジ締めトルクが加わった時の合成樹脂
製中受の変形しすぎを防止する。ネジ12も同様の構成
となっているが、中胴部12bはコイル巻シン17に当
接して中受の変形を防止すると同時に、ステータ16と
コイル巻シン17の磁気結合も確実にしている。ネジ1
1は金属と当接する中胴部を特には設けていない。ネジ
13はステータ16とコイル巻シン17の磁気結合とと
もに、厚味のバラツキの大きいコイル端子シート18と
回路基板19との電気的導通も確保しなければならない
ので、ネジの嵌合長さを増すため、ネジ部13aは時計
基板1の突出部1fに設けられたネジ穴1eに係合す
る。中間受3は第3図に示す如く受板2と表示修正装置
8の間に張り出す張出部3cを有し、表示修正装置8の
上方の押えを行なっている。時計基板1と受板2とはロ
ーター9と歯車列4の三番車20の上下を軸支してい
る。
時計基板1と中間受3とは表示針の1つである分針(図
示せず)が固定される二番車21の上下を軸支してい
る。裏押エ15の位置決めのために時計基板1に植設さ
れたピン1gは中間受3と係合しているが、受板2とは
係合していない。
〔考案の効果〕
以上述べた如く、本考案によれば、時計基板と受板の平
面方向の位置規制は、合成樹脂製の中間受に形成した突
起と金属製の時計基板または受板に設けた穴にて行な
い、時計基板と受板の断面方向の位置規制は、中間受の
上下面により行なっており、また受板を時計基板に固定
するネジは、時計基板に設けたネジ穴に直接螺合するこ
とにより、従来のようなネジチューブ等の部材をなくす
ことができるとともに、中間受が合成樹脂であるためそ
の加工も容易であり、直接的には部材削減による、間接
的には設備費や管理費の削減によるコストダウンの効果
を上げることができた。更に、ネジの少なくとも1つは
時計基板または他の金属製の部材に当接する中胴部を備
えたことにより、ネジに過重のトルクが加わっても合成
樹脂である中間受の変形しすぎを防止して、安定した固
定構造を維持しようとするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の平面図、第2図、第3図は各
々第1図の要部断面図、第4図は従来例の要部断面図。 1…時計基板、2…受板、3…中間受、 4…歯車列、5…電気−機械変換機、 9…ローター、10〜13…ネジ、 20…三番車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−141674(JP,A) 特開 昭53−12363(JP,A) 特開 昭56−140280(JP,A) 特開 昭53−37064(JP,A) 実開 昭53−113670(JP,U) 実開 昭59−116886(JP,U) 特公 昭57−53553(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気信号を受けて回転駆動する電気−機械
    変換機のローターと、該ローターの回転を表示針に伝え
    る歯車列と、該歯車列の少なくとも1軸の車と前記ロー
    ターとを上下で軸支する金属製の時計基板と受板、およ
    び該時計基板と受板とに挟持された合成樹脂製の中間受
    とを有する電池式の腕時計において、前記時計基板と受
    板の平面方向の位置規制は、前記中間受に形成した突起
    と前記時計基板または受板に設けた穴にて行ない、前記
    時計基板と受板の断面方向の位置規制は、前記中間受の
    上下面により行なっており、また前記受板を前記時計基
    板に固定するネジは、前記時計基板に設けたネジ穴に直
    接螺合するとともに、前記ネジの少なくとも1つは前記
    時計基板または他の金属製の部材に当接する中胴部を備
    えていることを特徴とする電池式腕時計。
JP1986043277U 1986-03-25 1986-03-25 電池式腕時計 Expired - Lifetime JPH0624794Y2 (ja)

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JPS62155387U JPS62155387U (ja) 1987-10-02
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JPS4992367U (ja) * 1972-11-29 1974-08-09
DE2632303C3 (de) * 1976-07-17 1982-09-16 Gebrüder Junghans GmbH, 7230 Schramberg Batteriebetriebene elektronische Uhr
JPS53141674A (en) * 1977-05-17 1978-12-09 Seiko Epson Corp Crystal watch
JPS56140280A (en) * 1980-04-03 1981-11-02 Citizen Watch Co Ltd Construction of hand type electronic wristwatch

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JPS62155387U (ja) 1987-10-02

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