JPS6210709Y2 - - Google Patents

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JPS6210709Y2
JPS6210709Y2 JP16939680U JP16939680U JPS6210709Y2 JP S6210709 Y2 JPS6210709 Y2 JP S6210709Y2 JP 16939680 U JP16939680 U JP 16939680U JP 16939680 U JP16939680 U JP 16939680U JP S6210709 Y2 JPS6210709 Y2 JP S6210709Y2
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JP
Japan
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speaker
time display
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wristwatch
liquid crystal
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JP16939680U
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JPS5792193U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスピーカーを内蔵した電子腕時計の構
造に関するものである。
従来電子腕時計に音を出す機能を設けた、いわ
ゆるアラーム付電子腕時計は、その発音体として
振動板、風防ガラス、裏ブタ等に圧電素子を接着
した圧電型、又は電磁ブザーによる電磁型が使用
されていた。前記発音体はアラーム付電子腕時計
の小型、薄型化には適しているが、アラーム音と
して数KHz、主として2KHzあるいは4KHz等の比
較的高い周波数で、しかも、前述のような特定の
周波数の音だけを共振させていた。
一方、電子産業の発展により近年ICによる音
声出力が可能になつてきた。このことにより音声
により報時を行なう腕時計が容易に考えられる
が、この際の発音体は音声の周波数帯域に対応す
る必要があり、上記圧電型、電磁型の発音体では
不可能であつた。そこで発音体として音声の周波
数帯域に対応する動電型スピーカーを採用するの
であるが、腕時計用として小型化をはかつたスピ
ーカーにおいても、音声再生を考慮するとスピー
カーはあまり小型にすることは不可能であり、し
たがつてスピーカー付腕時計の小型化を困難にさ
せているという欠点があつた。
本考案は上記欠点を解消し、音声再生に必要な
スピーカーを内蔵したスピーカー付腕時計の小型
化を計り、更に時刻表示に液晶等の表示素子を用
いるものに於いて、その表示部を見やすくするス
ピーカー付腕時計の構造を提供するものである。
以下図面にもとづき本考案を説明する。
第1図A,Bは本考案の実施例によるスピーカ
ーが時計前面に設けられ6時位置に液晶表示によ
る時刻表示部を有するスピーカー付液晶表示式腕
時計の平面図、及び側面図で、1は時計ケース、
2は風防ガラス、3は前記風防ガラス2の下面に
設けられた液晶から成る時刻表示部、4はメツシ
ユの放音孔を有し後述のスピーカーを保護するカ
バー部材、5〜8はスイツチボタンで、前記時刻
表示部3の修正、表示内容の変更等の操作を行な
うものである。
第2図は本考案のスピーカーの断面図で、スピ
ーカー9はコーン10、リング状のボイスコイル
11、永久磁石12、ヨーク13、フレーム14
から構成されている。前記コーン10の断面形状
は図に示すように外周にテーパー部10aが設け
られ、中央部にリング状のボイスコイル11が固
着されている。一方、前記フレーム14は合成樹
脂から成り、磁気回路を構成する永久磁石12、
ヨーク13が固定されるとともに、コーン10の
外周が接着されている。11aはボイスコイル1
1のリード線である。
第3図は第1図における時計モジユールの平面
図で、フレーム14は第2図に示すようにコーン
10、永久磁石12、ヨーク13を支時する以外
に時刻表示部3の位置決めも行なつており、時刻
表示部3とコーン10のテーパー部10aが重な
つて配置されている。(第4図参照)15は時刻
表示部支持枠で金属の薄板から成り、フレーム1
4で位置決めされた時刻表示部3を固定する。ネ
ジ16は時刻表示部支持枠15をフレーム14に
固定するとともにフレーム14をモジユール支持
部材17にネジ止めする。
第4図は第1図の要部断面図で、時刻表示部3
はこれを構成する液晶セル3a、反射板3bがフ
レーム14の位置決め部14aである凹部により
傾きをもちコーン10のテーパー部10aと重な
るように位置決めされている。18は導電ゴムで
液晶セル3aと19で示す回路基板の電極パター
ン(図示せず)の導通をとつている。
一方、電池(図示せず)等の時計部品の位置決
めあるいは固定、回路基板19上の電子部品の保
護等を行なうモジユール支持部材17に設けたチ
ユーブ20は、フレーム、回路基板19の穴を貫
通してフレーム14、回路基板19を位置決めし、
第3図で説明したように時刻表示部支持枠15を
前記チユーブ20にネジ16でネジ止めすること
により、時刻表示部3が固定されるとともに、フ
レーム14、回路基板19、モジユール支持部材
17が一体になり時計モジユールが完成する。
上記時計モジユールを時計ケース1に組込れ、
パツキン21を圧縮させて裏ブタ22を固着する
ことによりスピーカー付腕時計が完成するが、時
刻表示部3とコーン10のテーパー部10aが重
なることにより、厚さを増やすことなく時計の
12H−6H寸法を小さくできる。更に時刻表示部
3が傾むいており使用者は矢印Aの方向から見る
ので、特に液晶表示素子における視野角の問題が
なくなり非常に見やすくなる。
なお、カバー部材4の下面には23で示す防水
板が設けられている。前記防水板23は微小の穴
のあいた布状のものに撥水処理を施したもので、
時計の防水機能をはたしている。
以上説明したごとく、液晶等の光学的な表示素
子で時刻表示を行なう腕時計に、音声再生用のス
ピーカーを取付ける際、スピーカーを構成するコ
ーンにテーパー部を形成し、前記テーパー部に時
刻表示部を重ねることにより、時計厚を増やすこ
となくスピーカー付腕時計の小型化が可能とな
り、又、表示部を傾むけることにより使用者にと
つて非常に見易すく実用上有効な手段である。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは本考案の実施例であるスピーカ
ー付腕時計の平面図及び側面図、第2図は本考案
のスピーカーの断面図、第3図は第1図における
実施例の時計モジユールの平面図、第4図は第1
図の要部断面図である。 3……時刻表示部、3a……液晶セル、9……
スピーカー、10……コーン、10a……テーパ
ー部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液晶等の光学的表示素子より成る時刻表示部、
    動電型スピーカーを内蔵する腕時計において、前
    記時刻表示部と前記スピーカーを同一平面に配置
    するとともに、前記スピーカーを構成するコーン
    の外周にテーパー部を形成し、前記時刻表示部の
    一部を前記テーパー部に重ねて配置することによ
    り、前記時刻表示部を傾けて構成したことを特徴
    をすつスピーカー付腕時計の構造。
JP16939680U 1980-11-26 1980-11-26 Expired JPS6210709Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16939680U JPS6210709Y2 (ja) 1980-11-26 1980-11-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16939680U JPS6210709Y2 (ja) 1980-11-26 1980-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5792193U JPS5792193U (ja) 1982-06-07
JPS6210709Y2 true JPS6210709Y2 (ja) 1987-03-13

Family

ID=29527909

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JP16939680U Expired JPS6210709Y2 (ja) 1980-11-26 1980-11-26

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JP (1) JPS6210709Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5792193U (ja) 1982-06-07

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