JPH07218139A - 横型撹拌機 - Google Patents
横型撹拌機Info
- Publication number
- JPH07218139A JPH07218139A JP3082294A JP3082294A JPH07218139A JP H07218139 A JPH07218139 A JP H07218139A JP 3082294 A JP3082294 A JP 3082294A JP 3082294 A JP3082294 A JP 3082294A JP H07218139 A JPH07218139 A JP H07218139A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stirring
- shaft
- blade
- triangular
- stirring blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 内容物を均一に撹拌し、排出時間の短縮化を
図った横型撹拌機を提供する。 【構成】 横置きの容器１の軸心部に撹拌軸２を回転自
在に設けてその撹拌軸に、傾斜面を有する矩形平板状撹
拌羽根３と、その撹拌羽根と反対傾斜面を有するととも
に上記の撹拌軸２に対する平行面を有する三角状撹拌羽
根４とを、上記撹拌軸の同心対象位置に、また、その撹
拌軸２の軸線方向に沿って交互に取付け、撹拌軸２を一
方向に回転することにより撹拌し、反対方向に回転する
ことにより内容物を排出する。
図った横型撹拌機を提供する。 【構成】 横置きの容器１の軸心部に撹拌軸２を回転自
在に設けてその撹拌軸に、傾斜面を有する矩形平板状撹
拌羽根３と、その撹拌羽根と反対傾斜面を有するととも
に上記の撹拌軸２に対する平行面を有する三角状撹拌羽
根４とを、上記撹拌軸の同心対象位置に、また、その撹
拌軸２の軸線方向に沿って交互に取付け、撹拌軸２を一
方向に回転することにより撹拌し、反対方向に回転する
ことにより内容物を排出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、横型容器内の内容物を
撹拌する撹拌機、例えば、ペレット状、泥状、粉体等の
湿原料を撹拌乾燥する乾燥機に用いる横型撹拌機に関す
る。
撹拌する撹拌機、例えば、ペレット状、泥状、粉体等の
湿原料を撹拌乾燥する乾燥機に用いる横型撹拌機に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、上記この種の横型撹拌機は、横置
きにした円筒状容器１Ａの軸心部に撹拌軸２Ａを回転自
在に設ける。そして、図７に示すようにその撹拌軸２Ａ
に螺旋状の羽根３Ａを内容物が一方向に送られるよう
に、または図８に示すように内容物が撹拌軸２Ａの中央
部に送られるように互いに反対向きの撹拌羽根３Ｂ，３
Ｃを一体的に固着し、更には図９に示すように撹拌軸２
Ａに取付アーム５Ａを介して一方向に送られるような傾
斜面を有する撹拌羽根３Ｄを設け、上記の円筒状容器１
Ａの一側または中央部に排出口４Ａを設けて正逆回転を
繰り返す場合と、一方向だけの回転を継続する場合とが
ある。
きにした円筒状容器１Ａの軸心部に撹拌軸２Ａを回転自
在に設ける。そして、図７に示すようにその撹拌軸２Ａ
に螺旋状の羽根３Ａを内容物が一方向に送られるよう
に、または図８に示すように内容物が撹拌軸２Ａの中央
部に送られるように互いに反対向きの撹拌羽根３Ｂ，３
Ｃを一体的に固着し、更には図９に示すように撹拌軸２
Ａに取付アーム５Ａを介して一方向に送られるような傾
斜面を有する撹拌羽根３Ｄを設け、上記の円筒状容器１
Ａの一側または中央部に排出口４Ａを設けて正逆回転を
繰り返す場合と、一方向だけの回転を継続する場合とが
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
撹拌機は撹拌軸２Ａに設けた羽根３Ａ〜３Ｃの送り方向
が一側または中央部に向かっているため、その使用にあ
たり上記撹拌軸２Ａを一方向のみに回転させると内容物
がどちらか一方の側板１Ｂに押し付けられ、または中央
部に片寄って集まり負荷が増大する不具合が生じる。
撹拌機は撹拌軸２Ａに設けた羽根３Ａ〜３Ｃの送り方向
が一側または中央部に向かっているため、その使用にあ
たり上記撹拌軸２Ａを一方向のみに回転させると内容物
がどちらか一方の側板１Ｂに押し付けられ、または中央
部に片寄って集まり負荷が増大する不具合が生じる。
【０００４】そこで、上記の不具合を解消するために、
撹拌軸２Ａを一定時間毎の正逆回転を繰り返すことがあ
るが、この場合その切換時に撹拌軸２Ａに衝撃的な起動
負荷が掛かる。そのため、撹拌軸や軸受等の強度を上げ
たり、あるいは動力そのものを増大しなければならず更
にそれ等の強度を上げなければならないという問題があ
る。又、内容物の排出に時間が掛かるという弊害もあ
る。
撹拌軸２Ａを一定時間毎の正逆回転を繰り返すことがあ
るが、この場合その切換時に撹拌軸２Ａに衝撃的な起動
負荷が掛かる。そのため、撹拌軸や軸受等の強度を上げ
たり、あるいは動力そのものを増大しなければならず更
にそれ等の強度を上げなければならないという問題があ
る。又、内容物の排出に時間が掛かるという弊害もあ
る。
【０００５】図７，８，９に示す従来の撹拌機を乾燥機
に適用させて容器に取り付けたジャケットに熱媒を供給
すると、内壁面に内容物が付着する事例が極めて多い。
このような付着が生じた場合、摩擦などで過大な負荷を
必要とし、撹拌軸の正逆転切り替え時に大きな起動負荷
が作用するだけでなく、動力そのものを増大したり、ひ
いては不可能になるという問題があった。
に適用させて容器に取り付けたジャケットに熱媒を供給
すると、内壁面に内容物が付着する事例が極めて多い。
このような付着が生じた場合、摩擦などで過大な負荷を
必要とし、撹拌軸の正逆転切り替え時に大きな起動負荷
が作用するだけでなく、動力そのものを増大したり、ひ
いては不可能になるという問題があった。
【０００６】従来の撹拌機を一方向に継続回転させた場
合、内容物が撹拌羽根の傾斜による送りで部分的に片寄
り、伝熱面積が有効に使えず、又、撹拌が充分になされ
ないため乾燥時間が長くなったり、内容物の乾燥程度に
ムラを生じることが多く、特に、ウェットケーキのよう
に流動性の少ない固体の場合に、その現象が顕著に現れ
ている。
合、内容物が撹拌羽根の傾斜による送りで部分的に片寄
り、伝熱面積が有効に使えず、又、撹拌が充分になされ
ないため乾燥時間が長くなったり、内容物の乾燥程度に
ムラを生じることが多く、特に、ウェットケーキのよう
に流動性の少ない固体の場合に、その現象が顕著に現れ
ている。
【０００７】本発明は上記の撹拌に伴う各種の不具合を
解決するもので、横置きの容器内の内容物を均一に撹拌
できるとともに、その排出時間の短縮化を図った横型撹
拌機を提供することを目的とする。
解決するもので、横置きの容器内の内容物を均一に撹拌
できるとともに、その排出時間の短縮化を図った横型撹
拌機を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の横型撹拌機は上
記の目的を達成するために、横置きの容器の軸心部に撹
拌軸を回転自在に設け、その撹拌軸の同心対称位置にお
いて、その撹拌軸に対して傾斜面を有する矩形平板状の
撹拌羽根と、その撹拌羽根と反対方向の傾斜面を有する
とともに上記の撹拌軸に対する平行面を有する三角状撹
拌羽根とを、上記の撹拌軸に取付けたものである。
記の目的を達成するために、横置きの容器の軸心部に撹
拌軸を回転自在に設け、その撹拌軸の同心対称位置にお
いて、その撹拌軸に対して傾斜面を有する矩形平板状の
撹拌羽根と、その撹拌羽根と反対方向の傾斜面を有する
とともに上記の撹拌軸に対する平行面を有する三角状撹
拌羽根とを、上記の撹拌軸に取付けたものである。
【０００９】また、横置きの容器の軸心部に撹拌軸を回
転自在に設け、その撹拌軸に対して傾斜面を有する矩形
平板状の撹拌羽根と、その撹拌羽根と反対方向の傾斜面
を有するとともに上記の撹拌軸に対する平行面を有する
三角状撹拌羽根とを、上記の撹拌軸にその軸線方向に沿
って交互に取付けたものである。
転自在に設け、その撹拌軸に対して傾斜面を有する矩形
平板状の撹拌羽根と、その撹拌羽根と反対方向の傾斜面
を有するとともに上記の撹拌軸に対する平行面を有する
三角状撹拌羽根とを、上記の撹拌軸にその軸線方向に沿
って交互に取付けたものである。
【００１０】更に、上記撹拌軸、三角状撹拌羽根、およ
び矩形平板状の撹拌羽根と三角状撹拌羽根の取付アーム
の内部に熱源を供給することを特徴とする。
び矩形平板状の撹拌羽根と三角状撹拌羽根の取付アーム
の内部に熱源を供給することを特徴とする。
【００１１】
【作用】上記の構成により、横置きの円筒状容器に設け
た撹拌軸を、三角状撹拌羽根の傾斜面が内容物に作用す
るように回転させると、その傾斜面と矩形平板状の撹拌
羽根の傾斜面とは互いに反対の送り方向に作用するので
内容物の送りは相殺され、内容物は略同じ円弧上（ピッ
チ）で左右に揺動するようにして撹拌することができ
る。そして、撹拌軸を上記と反対に三角状撹拌羽根の平
行面が内容物に作用するように回転させると、その平行
面では左右の長手方向への送りは生ぜず、平板状撹拌羽
根の傾斜面だけが一方向だけに送り出す作用をするの
で、内容物は排出される。
た撹拌軸を、三角状撹拌羽根の傾斜面が内容物に作用す
るように回転させると、その傾斜面と矩形平板状の撹拌
羽根の傾斜面とは互いに反対の送り方向に作用するので
内容物の送りは相殺され、内容物は略同じ円弧上（ピッ
チ）で左右に揺動するようにして撹拌することができ
る。そして、撹拌軸を上記と反対に三角状撹拌羽根の平
行面が内容物に作用するように回転させると、その平行
面では左右の長手方向への送りは生ぜず、平板状撹拌羽
根の傾斜面だけが一方向だけに送り出す作用をするの
で、内容物は排出される。
【００１２】また、内容物は隣合う矩形平板状撹拌羽根
及び三角状撹拌羽根間において往復移動されて撹拌され
るから、撹拌軸に作用する負荷をその軸方向で均一にす
ることができる。
及び三角状撹拌羽根間において往復移動されて撹拌され
るから、撹拌軸に作用する負荷をその軸方向で均一にす
ることができる。
【００１３】更に、撹拌軸、三角状撹拌羽根、および矩
形平板状の撹拌羽根と三角状撹拌羽根の取付アームの内
部や三角状撹拌羽根の内部にも熱源を供給して、乾燥な
どの伝熱面積として利用することができる。
形平板状の撹拌羽根と三角状撹拌羽根の取付アームの内
部や三角状撹拌羽根の内部にも熱源を供給して、乾燥な
どの伝熱面積として利用することができる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図１は本発明を適用した横型撹拌機の正面
図、図２はその右側面図にして、図中１は横置きの円筒
状容器、２はその円筒状容器１の軸心部に設けた撹拌軸
で、円筒状容器１等にその両端２ａ，２ａが支持され、
不図示の電動機に接続されて正逆回転するものである。
に説明する。図１は本発明を適用した横型撹拌機の正面
図、図２はその右側面図にして、図中１は横置きの円筒
状容器、２はその円筒状容器１の軸心部に設けた撹拌軸
で、円筒状容器１等にその両端２ａ，２ａが支持され、
不図示の電動機に接続されて正逆回転するものである。
【００１５】図３は図１の一部の拡大図にして、３は上
記の撹拌軸２に対して傾斜面３ａを有する矩形平板状の
撹拌羽根、４はその撹拌羽根３と同形状で反対方向の傾
斜面４ａを有するとともに上記の撹拌軸２に対する平行
面４ｂを有する三角状撹拌羽根である。その矩形平板状
の撹拌羽根３と三角状撹拌羽根４は、同図に示すように
上記の撹拌羽根２の同心対称位置において、その撹拌軸
２にそれぞれ取付アーム５・６を介して取付けられる。
本例は傾斜面３ａ，４ａが撹拌軸２に対して略４５度の
場合を示している。
記の撹拌軸２に対して傾斜面３ａを有する矩形平板状の
撹拌羽根、４はその撹拌羽根３と同形状で反対方向の傾
斜面４ａを有するとともに上記の撹拌軸２に対する平行
面４ｂを有する三角状撹拌羽根である。その矩形平板状
の撹拌羽根３と三角状撹拌羽根４は、同図に示すように
上記の撹拌羽根２の同心対称位置において、その撹拌軸
２にそれぞれ取付アーム５・６を介して取付けられる。
本例は傾斜面３ａ，４ａが撹拌軸２に対して略４５度の
場合を示している。
【００１６】図５は上記の平板状撹拌羽根３及び三角状
撹拌羽根４の撹拌時における作用説明図である。図３の
ように乾燥機２をｘ方向つまり図５のｂ方向に回転する
と、平板状撹拌羽根３により内容物は、同図に示すよう
に右方向ａ及び回転方向ｂに送られる。また、内容物は
三角状撹拌羽根４の傾斜面４ａにより回転方向ｂに送ら
れると同時に、上記ａ方向と反対の左方向ｃに送られ
る。従って、内容物は平板状撹拌羽根３と三角状撹拌羽
根４との間で往復するから、十分に撹拌することができ
る。また、一方回転だけを続けても内容物が部分的に集
中したり片寄ることがないため、全体にわたって充填が
均一となり、均一かつ十分な撹拌および伝熱作用を得る
ことができる。
撹拌羽根４の撹拌時における作用説明図である。図３の
ように乾燥機２をｘ方向つまり図５のｂ方向に回転する
と、平板状撹拌羽根３により内容物は、同図に示すよう
に右方向ａ及び回転方向ｂに送られる。また、内容物は
三角状撹拌羽根４の傾斜面４ａにより回転方向ｂに送ら
れると同時に、上記ａ方向と反対の左方向ｃに送られ
る。従って、内容物は平板状撹拌羽根３と三角状撹拌羽
根４との間で往復するから、十分に撹拌することができ
る。また、一方回転だけを続けても内容物が部分的に集
中したり片寄ることがないため、全体にわたって充填が
均一となり、均一かつ十分な撹拌および伝熱作用を得る
ことができる。
【００１７】図６は同上の排出時における作用説明図で
ある。図３示のように撹拌軸２をｙ方向つまり図６のｄ
方向に回転すると、内容物は三角状撹拌羽根４の平行面
４ｂによりその回転方向ｄに送られる。また、内容物は
平板状撹拌羽根３により、同図に示すように回転方向ｄ
及び左方向ｃに送られるから、その両撹拌羽根３・４の
左側に排出口を設けると、内容物を排出できるものであ
る。
ある。図３示のように撹拌軸２をｙ方向つまり図６のｄ
方向に回転すると、内容物は三角状撹拌羽根４の平行面
４ｂによりその回転方向ｄに送られる。また、内容物は
平板状撹拌羽根３により、同図に示すように回転方向ｄ
及び左方向ｃに送られるから、その両撹拌羽根３・４の
左側に排出口を設けると、内容物を排出できるものであ
る。
【００１８】上記のように、撹拌軸２に、その撹拌軸２
に対して傾斜面３ａを有する矩形平板状の撹拌羽根３
と、その撹拌羽根３と同形状で反対方向の傾斜面４ａを
有するとともに上記の撹拌軸２に対する平行面４ｂを有
する三角状撹拌羽根４とを、上記の撹拌軸２の同心対称
位置に取付けると、内容物が三角状撹拌羽根４の傾斜面
４ａに作用するように、撹拌軸２を回転させることによ
り全体にわたり均一な撹拌ができる。また、内容物が三
角状撹拌羽根４の平行面４ｂに作用するように、撹拌軸
２を回転させると、その排出が可能となるものである。
に対して傾斜面３ａを有する矩形平板状の撹拌羽根３
と、その撹拌羽根３と同形状で反対方向の傾斜面４ａを
有するとともに上記の撹拌軸２に対する平行面４ｂを有
する三角状撹拌羽根４とを、上記の撹拌軸２の同心対称
位置に取付けると、内容物が三角状撹拌羽根４の傾斜面
４ａに作用するように、撹拌軸２を回転させることによ
り全体にわたり均一な撹拌ができる。また、内容物が三
角状撹拌羽根４の平行面４ｂに作用するように、撹拌軸
２を回転させると、その排出が可能となるものである。
【００１９】図４は図１に示す本発明を適用した横型撹
拌機における撹拌羽根の取付位置を示す展開図で、撹拌
軸２に対して傾斜面３ａを有する矩形平板状の撹拌羽根
３と、その撹拌羽根３と同形状で反対方向の傾斜面４ａ
を有するとともにその撹拌軸２に対する平行面４ｂを有
する三角状撹拌羽根４とを、上記の撹拌軸２にその軸線
方向に沿って交互に取付けたものである。但し、上記三
角状撹拌羽根４の平行面４ｂは一方向に設けるものとす
る。
拌機における撹拌羽根の取付位置を示す展開図で、撹拌
軸２に対して傾斜面３ａを有する矩形平板状の撹拌羽根
３と、その撹拌羽根３と同形状で反対方向の傾斜面４ａ
を有するとともにその撹拌軸２に対する平行面４ｂを有
する三角状撹拌羽根４とを、上記の撹拌軸２にその軸線
方向に沿って交互に取付けたものである。但し、上記三
角状撹拌羽根４の平行面４ｂは一方向に設けるものとす
る。
【００２０】上記の平板状撹拌羽根３及び三角状撹拌羽
根４は、同図に示すように位相を変えて撹拌軸２に取付
ける。同図例は９０度ピッチでそれらの撹拌羽根３，４
を設けたものであるが、その取付ピッチは任意である。
根４は、同図に示すように位相を変えて撹拌軸２に取付
ける。同図例は９０度ピッチでそれらの撹拌羽根３，４
を設けたものであるが、その取付ピッチは任意である。
【００２１】上記のように平板状撹拌羽根３及び三角状
撹拌羽根４を撹拌軸２に取付け、その軸２を矢印Ｘ方向
に回転することにより、内容物は隣合う撹拌羽根３また
は４間を往復移動するから、良く撹拌されるものであ
る。反対に、撹拌軸２を矢示Ｙ方向に回転することによ
り、内容物は前記したように一方向に送られるから、内
容物は排出口から迅速に排出される。
撹拌羽根４を撹拌軸２に取付け、その軸２を矢印Ｘ方向
に回転することにより、内容物は隣合う撹拌羽根３また
は４間を往復移動するから、良く撹拌されるものであ
る。反対に、撹拌軸２を矢示Ｙ方向に回転することによ
り、内容物は前記したように一方向に送られるから、内
容物は排出口から迅速に排出される。
【００２２】
【発明の効果】本発明の横型撹拌機は、上記のように、
横置きの容器の軸心部に撹拌軸を回転自在に設け、その
撹拌軸の同心対称位置において、その撹拌軸に対して傾
斜面を有する矩形平板状の撹拌羽根と、その撹拌羽根と
反対方向の傾斜面を有するとともに上記の撹拌軸に対す
る平行面を有する三角状撹拌羽根とを、上記撹拌軸に取
り付けたことにより、撹拌軸を一方向に連続回転させて
も内容物をある部位に片寄らせることなく、軸長手方向
における内容物の充填を同一とし、均一な撹拌をできる
と共に、反対方向に回転することで、内容物をある方向
に強制的に且つ短時間に移送し排出させ、この種の撹拌
機における従来の不具合を解消させ所期の目的が達成さ
れるものである。尚、熱媒にて乾燥を行うと乾燥ムラが
なく、伝熱面積を有効に使えるため、効果的な乾燥を行
うことができる。又、この撹拌機の内部に熱媒を通して
伝熱面積とすると、本体ジャケットだけの場合より３０
％以上の伝熱面積増加となり、上記撹拌効果による効率
の向上との相乗効果で乾燥時間の短縮に更に寄与する。
横置きの容器の軸心部に撹拌軸を回転自在に設け、その
撹拌軸の同心対称位置において、その撹拌軸に対して傾
斜面を有する矩形平板状の撹拌羽根と、その撹拌羽根と
反対方向の傾斜面を有するとともに上記の撹拌軸に対す
る平行面を有する三角状撹拌羽根とを、上記撹拌軸に取
り付けたことにより、撹拌軸を一方向に連続回転させて
も内容物をある部位に片寄らせることなく、軸長手方向
における内容物の充填を同一とし、均一な撹拌をできる
と共に、反対方向に回転することで、内容物をある方向
に強制的に且つ短時間に移送し排出させ、この種の撹拌
機における従来の不具合を解消させ所期の目的が達成さ
れるものである。尚、熱媒にて乾燥を行うと乾燥ムラが
なく、伝熱面積を有効に使えるため、効果的な乾燥を行
うことができる。又、この撹拌機の内部に熱媒を通して
伝熱面積とすると、本体ジャケットだけの場合より３０
％以上の伝熱面積増加となり、上記撹拌効果による効率
の向上との相乗効果で乾燥時間の短縮に更に寄与する。
【図１】本発明を適用した横型撹拌機の正面図。
【図２】図１の右側面図。
【図３】図１の一部の拡大図。
【図４】図１の撹拌羽根の取付位置を示す展開図。
【図５】撹拌時における作用説明図。
【図６】排出時における作用説明図。
【図７】従来の横型撹拌機の正面図。
【図８】従来の横型撹拌機の正面図。
【図９】従来の横型撹拌機の正面図。
１ 円筒状容器 ２ 撹拌軸 ３ 矩形平板状の撹拌羽根 ３ａ 矩形平板状の撹拌羽根３の傾斜面 ４ 三角状撹拌羽根 ４ａ 三角状撹拌羽根４の傾斜面 ４ｂ 三角状撹拌羽根４の撹拌軸２に対する平行面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年３月３１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図３
【補正方法】変更
【補正内容】
【図３】
【手続補正３】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図４
【補正方法】変更
【補正内容】
【図４】
Claims (3)
- 【請求項１】 横置きの容器の軸心部に撹拌軸を回転自
在に設け、その撹拌軸の同心対称位置において、その撹
拌軸に対して傾斜面を有する矩形平板状の撹拌羽根と、
その撹拌羽根と反対方向の傾斜面を有するとともに上記
の撹拌軸に対する平行面を有する三角状撹拌羽根とを、
上記の撹拌軸に取付けたことを特徴とする横型撹拌機。 - 【請求項２】 横置きの容器の軸心部に撹拌軸を回転自
在に設け、その撹拌軸に対して傾斜面を有する矩形平板
状の撹拌羽根と、その撹拌羽根と反対方向の傾斜面を有
するとともに上記の撹拌軸に対する平行面を有する三角
状撹拌羽根とを、上記の撹拌軸にその軸線方向に沿って
交互に取付けたことを特徴とする横型撹拌機。 - 【請求項３】 上記撹拌軸、三角状撹拌羽根、および矩
形平板状の撹拌羽根と三角状撹拌羽根の取付けアームの
内部に熱源を供給することを特徴とする請求項１および
２記載の横型撹拌機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3082294A JPH07218139A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 横型撹拌機 |
| CN94105009A CN1069223C (zh) | 1994-02-03 | 1994-05-10 | 卧式搅拌机 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3082294A JPH07218139A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 横型撹拌機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07218139A true JPH07218139A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=12314405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3082294A Pending JPH07218139A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 横型撹拌機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07218139A (ja) |
| CN (1) | CN1069223C (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10169936A (ja) * | 1996-12-05 | 1998-06-26 | Hitachi Chem Co Ltd | 廃棄物炭化処理装置 |
| JP2002286366A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-03 | Tsukasa Kogyo Kk | 粉粒体乾燥装置 |
| KR100880094B1 (ko) * | 2007-04-11 | 2009-01-23 | 현대건설주식회사 | 건조장치용 분산 이송스크류 |
| CN105603523A (zh) * | 2016-03-16 | 2016-05-25 | 江苏华盛天龙光电设备股份有限公司 | 一种用于单晶炉的原材料混合装置 |
| CN106440739A (zh) * | 2016-08-28 | 2017-02-22 | 张淼 | 桨叶式旋风烘干机生产流水线及生产方法 |
| CN109059468A (zh) * | 2018-06-14 | 2018-12-21 | 陈伟 | 一种利用空气能对物料烘干的设备 |
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