JPS5922146B2 - 加熱回転炉 - Google Patents

加熱回転炉

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JPS5922146B2
JPS5922146B2 JP13602880A JP13602880A JPS5922146B2 JP S5922146 B2 JPS5922146 B2 JP S5922146B2 JP 13602880 A JP13602880 A JP 13602880A JP 13602880 A JP13602880 A JP 13602880A JP S5922146 B2 JPS5922146 B2 JP S5922146B2
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JP
Japan
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rotating body
rolling element
processed
hollow rolling
reversing device
Prior art date
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Expired
Application number
JP13602880A
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English (en)
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JPS5760174A (en
Inventor
亜規良 坪田
良一 平野
俊治 江口
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HASHIMOTO CHEMICAL IND
Original Assignee
HASHIMOTO CHEMICAL IND
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Publication date
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  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、被処理物を加熱することにより、所望の化
学反応を起こさせたり、または被処理物を乾燥若しくは
■焼したりするための加熱回転炉に関する。
従来、この種回転炉として、処理効率を高めたりする目
的で、筒状回転体内に内部逆送装置を固定設置したもの
(以下、固定型逆送器を備えた加熱回転炉と称す。
)は種々知られている。この発明は、前記従来の固定型
逆送器を備えた加熱回転炉に比較して、種々の優えた作
用効果を有する全く新規かつ有用な加熱回転炉を提供す
ることを目的とするものである。
以下に、この発明を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。
なお、この明細書において、前とは第1図右側を、後と
は同図左側をいう。
第1図に示す如く、燃焼炉1内に、軸心を前方下り傾斜
となるようにして、筒状回転体2が回転自在に嵌められ
ており、該回転体2の全長は図示された長さの倍程ある
と共に、その前後部は燃焼炉1より前後方向に稍々突出
しており、更に、同前端には処理完了の被処理物のため
の排出口を有する前端鏡板(図示略)が取付けられ、他
方、同後端には大きな貫通孔3を有する後端鏡板4が取
付げられている。
前記貫通孔3に前端部が嵌まり込むかたちで、回転体2
内の加熱ガスの排出口5を有する固定ジャケット6が設
けられ、該固定ジャケット6の後壁には、これを貫通し
て回転体2内に突出した被処理物供給筒7が設けられ、
該供給筒T内には、被処理物を回転体2内に供給するた
めのスクリューコンベア8が収められている。
前記回転体20前後方向中央部には、被処理物を回転体
2の後半部に溜めるための環状基9が設けられ、該環状
基9より後方の回転体20部分内には、転動型逆送器1
0が転動自在に収められている。
該転勤型逆送器10の中空状転動体11は筒状であって
、その外周面には、第3図に明瞭に示す如く、細長い多
数の攪拌羽根12が転動体11の軸心と平行で、かつそ
の周方向に所定角度おきに放射状となるようにして取付
けられており、該攪拌羽根12には、その長手方向に沿
って、所定間隔ごとに透孔13があけられている。
該透孔13を通じて、回転体2内の被処理物は、攪拌羽
根12を横断移動し得るようになされていて、攪拌羽根
12による回転体2内の被処理物の攪拌効果を高め得る
と共に、被処理物が上方に余り高く持ち上げられないよ
うになされている。
攪拌羽根12の形状及び取付は方法は全(任意であり、
要するに、回転体20回転に伴って、転勤型逆送器10
が転動する際に、回転体2内の被処理物を、ダスト等が
発生しないように攪拌出来ること、回転体2内面に付着
した被処理物を掻き取り得ること、更に望ましくは、回
転体2内の被処理物を前方に送り得ることの要件を満足
するものであればどのようなものでも良いのである。
例えば、第4図に示す如く、多数の短い攪拌羽根12を
中空状転動体110周方向に所定間隔おきに放射状に取
付けてなる攪拌羽根120群に対して、長さ方向(転動
体11の軸心方向)に対して稍々間隔をあけると共に、
周方向取付間隔を半ピツチずらせるようにして、隣接の
攪拌羽根120群を取付けるようにすれば、攪拌羽根1
2によって掬われたかたちの被処理物は攪拌羽根12と
12との長手方向端間の間隔を通じて、スムーズに落下
して上方に持ち上げられないので、ダストの発生を少な
くすることが出来ると共に、被処理物を攪拌羽根12と
12との周方向間隙を通じて、高力に向かって自由に移
動させ得るものである。
門だ、細長い攪拌羽根を、中空状転動体11の軸芯に対
して傾斜させたり、または螺旋状となして、攪拌羽根に
より被処理物を積極的に前方へ送るようにしてもよい。
また攪拌羽根の先端を包絡する仮想包絡面体を、前端又
は後端が先すぼまりの截頭円錐形とすれば、中空状転動
体11の前端と後端の周速度が異なるため、中空状転動
体11は首振り現象をおこすことになり、回転体2に付
着した被処理物の掻取り効果をより高めることが出来る
前記攪拌羽根120所要部には、それらの先端を包絡す
るかたちで、補強環14が取付げられている。
なお、補強環14の外周面と攪拌羽根12の先端面とは
、面一であることが好ましいので、補強環14の取付位
置には、補強環14の嵌まり込む切欠きが形成されてい
る。
前記補強環14に代えて、攪拌羽根12の高さに等しい
高さの円弧状板を周方向において相互に隣接する攪拌羽
根12.12間に介在させることもある。
前記中空状転動体11の前部には、その転勤に伴って処
理途中の被処理物を掬い上げる、入口開口17を有する
l乃至4個の掬い上げダクト16が取付けられている。
該掬い上げダクト16は、第2図に示す如く、被処理物
の掬い上げが円滑に行なわれるよう湾曲ダクトとなされ
ており、それらにも補強環14が取付けられている。
前記中空状転動体11内に(眠掬い上げられた被処理物
を、転動体11の転勤に応じて、前記回転体20入口側
(後端側)へ逆送させる押進具である1条以上の螺旋羽
根18が固着されている。
該螺旋羽根18の螺旋凹方向を気中空状転動体110転
動方向によって決定されるもので、要するに中空状転動
体11の転勤によって被処理物を後方に逆送し得るよう
に決定されるものである。
要すれば、図示する如く、螺旋羽根18の内周縁に、逆
送途中の被処理物が内周縁を越えて逆流するのを防止す
るための逆流防止縁21を取付けてもよい。
中空状転動体11の出口端(後端)には、光拡がりラッ
パ状の混合筒19が、前記供給筒1を囲繞するかたちで
設けられ、該混合筒19は、中空状転動体11の可動範
囲を考慮に入れ、如何なる状態にあっても供給筒7と接
触しないようになされている。
ところで、転勤型逆送器10の軸方向後方への移動を規
制するため、筒状回転体2の後端には環状リブ20が形
成されると共に、その前方への移動は、環状基9によっ
て規制されている。
次に前記回転炉の作用について説明する。
スクリューコンベア8より被処理物を供給しつつ、回転
体2を回転させると、転勤型逆送器10は、回転体2と
接している関係上、回転体20回転につれて公転し、第
2図に示す如く稍々上方に持ち上げられたかたちとなる
が、転動型逆送器10は転動自在のため最下位置にころ
がり落ちようとする。
このような力が作用することにより転動型逆送器10は
回転体20回転方向と同じ方向に転動することになる。
この転動型逆送器10の転動により、攪拌羽根12は、
回転体2の内部を後端から前端に向かって移動していく
被処理物を攪拌混合すると共に、回転体2の内面に付着
した被処理物を掻き取り、更には塊状となった被処理物
を砕くことになる。
スクリューコンベア8から混合筒19を経て回転体2に
供給された被処理物は、上記の作用を受けるため、燃焼
炉1の熱を効率よ(吸収して所定の熱処理を受けながら
回転体2内をスムーズに前方に向かって移動してい匂そ
して、環状基9の位置近(まで前進した被処理物の一部
(ζ第2図に示す如く、転動型逆送器10の転動に伴っ
て、入口開口17、掬い上げダクト16を経て、中空状
転動体11の中に送り込まれ、螺旋羽根18の働きによ
り混合筒19まで逆送される。
混合筒19に至った被処理物(ζスクリューコンベア8
から供給される未処理の被処理物と混合されて、その混
合された被処理物は再び回転体2内に落下し、前記と同
様に環状基9まで移動する。
他方、環状基9に至った被処理物の残りは、環状基9を
越えて更に前方に進みつ\、加熱処理されて、回転体2
の前端に至り、所定の手段により回転体2外に排出され
る。
以上の作用が連続的に繰り知されるものである。
なお、年に1乃至2回程しか運転を停止することはない
が、その際にはスクリューコンベア8による被処理物の
供給を停止した後、回転炉の運転を所定時間続行した後
停止して、要すれば、所定の手段により回転体2内の被
処理物をそこから排出する。
転勤型逆送器10の本来的作用Q′i、加熱処理途中の
被処理物を逆送することにより、被処理物の処理効率を
高め得る点にある。
例えば、スクリューコンベア8から回転体2に供給され
る未加熱の被処理物が粘稠性を有する場合など逆送器1
0がない場合、該粘稠性の被処理物が回転体2の内面に
付着して、熱伝導の低下等の弊害を生じるおそれがある
が、加熱処理されて粘稠性が低下し粉末又は顆粒状化し
た被処理物を逆送器10により回転体20入口(後端)
側に逆送し、その逆送された被処理物を未加熱の被処理
物に混合させて、その粘稠性を低下させ、被処理物が回
転体2の内面に付着しないようにして、被処理物の処理
効率を高めることが出来るのである。
また、逆送器10により被処理物の一部を筒状回転体2
内で、循環させ、繰り返し加熱処理し得る点からも、処
理効率を高めることが出来るものである。
以上の次第で、この発明によれば、筒状回転体内に、転
勤型逆送器が転勤自在に収められているものであるから
、従来の固定型逆送器を備えた加熱回転炉に比較して次
の如き作用効果がもたらされるものである。
■ 転動型逆送器が筒状回転体内で転動するものである
から、回転体内の被処理物を混合攪拌し得、また回転体
内面に付着した被処理物を掻き取り得、更には塊となっ
た被処理物を粉砕し得るものであるから、即ち、上記の
作用が相乗的に作用し、被処理物の処理効率を高めるこ
とが出来る。
■ 従来の固定型逆送器を備えた加熱回転炉にあっては
、逆送器が筒状回転体に固定されているから、逆送器の
回転数は筒状回転体のそれと同じであるが、この発明の
加熱回転炉にあって(ζ転動型逆送器の回転数は、筒状
回転体の回転数に比して、それら直径の逆比分だけ多(
なるものであるから、転勤型逆送器の混合攪拌等の作用
を更に高め得るものである。
■ 転勤型逆送器は常に転動しているものであって、そ
れに常に振動が加わるものであるから、該振動によって
、中空状転動体、掬い上げ体、押進具等に付着した被処
理物が振い落されるものであるから、転勤型逆送器が被
処理物によって閉塞されたり、また被処理物の逆送が円
滑に行なわれな(なったりすることもない。
■ 転動型逆送器(ζ単に筒状回転体内に収められただ
けのものであるから、製作が容易であるばかりか1.逆
送器を回転体より容易に取り出すことも出来るので、保
守点検、修理等に要する時間をも著しく短縮することが
出来、生産性向上に大いに貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すものであって、第1図は
要部縦断面図、第2図は第1図■−■線断面図、第3図
は攪拌羽根の取付状態を示す要部斜視図、第4図は攪拌
羽根の別態様の取付状態を示す要部斜視図である。 2・・・筒状回転体、10・・・転動型逆送器、16・
・・掬い上げダクト、18・・・螺旋羽根。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 筒状回転体内に、転勤型逆送器が転勤自在に収めら
    れ、該転勤型逆送器は、中空状転動体と、その前端に設
    けられ、該中空状転動体の転勤に伴って被処理物を掬い
    上げる掬い上げ体と、前記中空状転動体内に固定される
    と共に、掬い上げられた被処理物を、該中空状転動体の
    転勤に応じて、前記筒状回転体の入口側へ逆送させる螺
    旋羽根等の押進具とよりなることを特徴とする加熱回転
    炉。 2 筒状回転体内に、転勤型逆送器が転勤自在に収めら
    れ、該転勤型逆送器は、外周面に攪拌羽根を備えた中空
    状転動体と、その前端に設けられ、該中空状転動体の転
    勤に伴って被処理物を掬い上げる掬い上げ体と、前記中
    空状転動体内に固定されると共に、掬い上げられた被処
    理物を、該中空状転動体の転勤に応じて、前記筒状回転
    体の入口側へ逆送させる螺旋羽根等の押進具とよりなる
    ことを特徴とする加熱回転炉。
JP13602880A 1980-09-29 1980-09-29 加熱回転炉 Expired JPS5922146B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13602880A JPS5922146B2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29 加熱回転炉

Applications Claiming Priority (1)

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JP13602880A JPS5922146B2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29 加熱回転炉

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Publication Number Publication Date
JPS5760174A JPS5760174A (en) 1982-04-10
JPS5922146B2 true JPS5922146B2 (ja) 1984-05-24

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ID=15165490

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13602880A Expired JPS5922146B2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29 加熱回転炉

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JP (1) JPS5922146B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60241690A (ja) * 1984-02-13 1985-11-30 バイオメツド、エレクトロニツク、ゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユレンクテル、ハフツング、ウント、コンパニ−、メデイツイ−ニシエル、ゲレ−テバウ、コマンデイ−トゲゼルシヤフト ガス状酸素をイオン化するイオン化室
JPS61179156A (ja) * 1985-02-02 1986-08-11 ベンハーはかり株式会社 空気清浄器兼電撃殺虫器
JPS63164954A (ja) * 1986-12-27 1988-07-08 鈴木 輝一 超小形殺菌.殺虫.脱臭器

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JPS5760174A (en) 1982-04-10

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