JPH07218120A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH07218120A
JPH07218120A JP6006687A JP668794A JPH07218120A JP H07218120 A JPH07218120 A JP H07218120A JP 6006687 A JP6006687 A JP 6006687A JP 668794 A JP668794 A JP 668794A JP H07218120 A JPH07218120 A JP H07218120A
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JP
Japan
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refrigerator
control board
operation panel
relay
refrigerator according
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Pending
Application number
JP6006687A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Yagi
邦彦 八木
Noriyuki Suda
憲行 須田
Kazuyuki Hamabe
和之 浜辺
Hiroshige Konishi
広繁 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6006687A priority Critical patent/JPH07218120A/ja
Publication of JPH07218120A publication Critical patent/JPH07218120A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 制御基板(15)を、冷蔵室背面側の内箱(2)と
冷蔵室側意匠面を形成する操作パネル(19)との間に収納
し、制御基板(15)に装着された被操作電気部品(27)の操
作つまみ(24)を、操作パネル(19)の冷蔵室側に面するよ
う、操作パネル(19)に設けられた貫通孔(19c)を介して
取付けた。 【効果】 操作パネル(19)と制御基板(15)と一体化する
ことで、これらを接続するりード線の配線を必要とせ
ず、コスト及び工数の低減が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、庫内電気機器を制御
する制御部及び制御用電気部品を装着した制御基板を備
えた冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図18は例えば特開平3−211384
号公報に示された従来の冷蔵庫を示す側断面図で、図に
おいて、(1)は冷蔵庫本体、(2)は内箱、(3)は外箱、(4)
は内箱(2)と外箱(3)間に注入充填された発泡性断熱材、
(5)は冷凍室、(6)は冷蔵室、(7)は中仕切部、(8)は吸込
み口、(9)は吸込みダクト、(10)は冷却器、(11)は送風
機、(12)は冷蔵室(6)へ流入する冷気を調整する電動ダ
ンパーサーモ、(13)は冷蔵室(6)の庫内温度を検出する
温度検出器、(14)は内箱(2)の冷蔵室天井部に設けられ
た凹部、(15)は凹部(14)に収納された制御基板、(16)は
凹部(14)内の制御基板(15)を断熱閉塞する電気品カバ
ー、(17)は制御基板(15)と送風機(11)や電動ダンパーサ
ーモ(12)等の庫内電気機器、温度検出器(13)等の検出器
及び操作部(図示されていない)等を接続するリード
線、(18)は内箱(2)との間に電動ダンパーサーモ(12)収
納用空間や冷蔵室風路を形成する冷蔵室背面板である。
【0003】次に動作について説明する。冷凍室(5)の
後方に設けられた冷却器(10)によって冷却された冷気
は、送風機(11)により送風され冷凍室(5)内を冷却し
て、冷凍室(5)側に開口した吸込口(8)を介し冷却器(10)
に戻る。また冷気の一部は冷蔵室(6)にも送風され、温
度検出器(13)で検出された温度に応じ、電動ダンパーサ
ーモ(12)によりその風量が調整され、冷蔵室(6)を所定
の温度に冷却している。その冷気は、冷蔵室(6)側に開
口した吸込口(9)を介して冷却器(10)に戻り、冷気循環
している。また、これら一連の冷却動作は、冷蔵室天井
部の凹部(14)に収納された制御基板(15)にて制御され、
冷蔵庫扉前面或は冷蔵室背面板(18)等に設けられた操作
部で設定された設定温度に応じて、送風機(11)、電動ダ
ンパーサーモ(12)等の庫内電気機器がリレーにより駆動
されて行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷蔵庫は以上の
ように構成され、制御基板(15)は冷蔵室天井部の凹部(1
4)に、操作部は冷蔵庫扉或は冷蔵室背面板(18)と離れて
配設されているので、それらを接続するリード線(18)の
配線のため作業工数が増え、原価が高くなる。また、制
御基板に装着された庫内の電気機器を駆動するリレーの
動作音が、扉開時に目立ってしまい、使用者に不快感を
与える可能性があるなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、制御基板及びそれの操作部を安
価かつ容易に庫内に装着可能で、しかもそのために内容
積を減らすことのない冷蔵庫を得ること、並びに、冷蔵
庫扉の開放時の音の発生により使用者に不快感を与える
ことのない冷蔵庫を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る冷蔵庫は、制御用電気部品を装着した制御基板を備え
たものにおいて、上記制御基板を冷蔵室背面側の内箱と
冷蔵室側意匠面を形成する操作パネルとの間に収納し、
上記制御基板に装着された被操作電気部品の操作つまみ
を、上記操作パネルの冷蔵室側に面するよう、上記操作
パネルに設けられた貫通孔を介して取付けたものであ
る。
【0007】請求項2記載の発明に係る冷蔵庫は、請求
項1記載の発明において、制御基板の電気部品装着面を
冷蔵庫本体背面側に向けて配設し、この制御基板の被操
作電気部品近傍に貫通孔を設け、被操作電気部品の操作
つまみの支持軸を、操作パネルに設けられた貫通孔と上
記制御基板に設けられた貫通孔を介して電気部品装着面
と反対側から挿入し、上記被操作電気部品の操作ノブに
係合させたものである。
【0008】請求項3記載の発明に係る冷蔵庫は、請求
項1記載の発明において、制御基板の電気部品装着面を
冷蔵庫本体前面側に向けて配設し、操作パネルの下側に
制御基板に近接する方向の傾斜面を設け、この傾斜面に
近接して制御基板に装着される被操作電気部品の操作つ
まみを、この操作パネルの傾斜面に設けられた貫通孔を
介して取付けたものである。
【0009】請求項4記載の発明に係る冷蔵庫は、請求
項1記載の発明において、操作パネルと冷蔵室背面側の
内箱との間に、操作パネルと箱体を形成する基板カバー
を設け、この箱体内に制御基板と電源供給用のトランス
とを収納したものである。
【0010】請求項5記載の発明に係る冷蔵庫は、請求
項4記載の発明において、基板カバーの全周と操作パネ
ル間にシール材を介在させたものである。
【0011】請求項6記載の発明に係る冷蔵庫は、請求
項4記載の発明において、制御基板と冷蔵庫本体とを接
続するリード線の、操作パネルと基板カバーからなる箱
体外に導出する出口部を、この箱体の下端に設け、この
出口部にシール材を設けたものである。
【0012】請求項7記載の発明に係る冷蔵庫は、請求
項4記載の発明において、電源供給用のトランスを制御
基板に装着するとともに、操作パネル又は基板カバーに
直接固定したものである。
【0013】請求項8記載の発明に係る冷蔵庫は、請求
項4または7記載の発明において、電源供給用のトラン
スを制御基板の重心より下側に装着したものである。
【0014】請求項9記載の発明に係る冷蔵庫は、請求
項4〜8記載の発明において、制御基板から導出される
リード線と冷蔵庫本体に接続されるリード線とのコネク
タを、操作パネルと基板カバーからなる箱体外に設ける
とともに、上記箱体を冷蔵庫本体と着脱可能とした。
【0015】請求項10記載の発明に係る冷蔵庫は、請
求項1記載の発明において、冷蔵室内の、操作パネルの
冷蔵庫本体前面側に設けられた庫内棚に、上記操作パネ
ル前面との間に空間を形成する後壁を設けたものであ
る。
【0016】請求項11記載の発明に係る冷蔵庫は、請
求項1記載の発明において、操作パネル前面の、少なく
とも制御基板に装着された発熱部品対応位置に、冷蔵室
側に突出する複数本のリブを形成したものである。
【0017】請求項12記載の発明に係る冷蔵庫は、請
求項1記載の発明において、制御基板収納部の操作パネ
ル裏面の、少なくとも制御基板に装着された発熱部品対
応位置に、断熱材を設けたものである。
【0018】請求項13記載の発明に係る冷蔵庫は、リ
レーのオン、オフにより庫内電気機器を制御する制御部
を備えたものにおいて、扉開に応じて上記リレーの動作
禁止を開始し、扉閉に応じその動作禁止を解除するリレ
ー動作禁止手段を設けたものである。
【0019】請求項14記載の発明に係る冷蔵庫は、請
求項13記載の発明において、リレー動作禁止手段を、
扉開が所定時間以上経過したらリレーの動作禁止を解除
するものとしたものである。
【0020】請求項15記載の発明に係る冷蔵庫は、請
求項13記載の発明において、リレー動作禁止手段を、
庫内温度が所定温度以上上昇したらりレーの動作禁止を
解除するものものとしたものである。
【0021】
【作用】請求項1記載の発明においては、制御基板に装
着された被操作電気部品が、冷蔵室背面側に設けられた
操作パネルの操作つまみにより、リード線を介すること
なく直接操作される。
【0022】請求項2記載の発明においては、制御基板
の電気部品装着面と反対側に設けられた操作つまみを動
かすことにより、それの支持軸に係合された操作ノブが
動き、制御基板に装着された被操作電気部品が操作され
る。
【0023】請求項3記載の発明においては、操作パネ
ルの下側傾斜面の制御基板に近接した位置から挿入され
た操作つまみを動かすことにより、制御基板の冷蔵庫本
体前面側の電気部品装着面側から、被操作電気部品が操
作される。
【0024】請求項4記載の発明においては、制御基板
と発熱電気部品である電源供給用のトランスとが、操作
パネルと基板カバーとによって形成される箱体内に収納
されるので、トランスの発熱作用のため制御基板周囲は
常に庫内温度よりも高く維持され基板に結露を生ずるこ
とがない。
【0025】請求項5記載の発明においては、基板カバ
ーの全周と操作パネル間にシール材が介在し、操作パネ
ルと基板カバーとによって形成される箱体内が密封され
るので、外部冷気の進入が防止され、トランスの発熱に
よる制御基板の加温が更に有効となり基板への結露が完
全に防止される。
【0026】請求項6記載の発明においては、操作パネ
ルと基板カバーとによって形成される箱体からのリード
線の出口部が、この箱体の下端に設けられ、さらにこの
出口部にシール材が設けられているので、この出口部か
らの外部冷気の進入が防止されるともに、万が一リード
線に結露が生じた時でも箱体内へ水が進入することがな
い。
【0027】請求項7記載の発明においては、操作パネ
ルと基板カバーとによって形成される箱体内において、
制御基板に装着された電源供給用のトランスが操作パネ
ル又は基板カバーに直接固定されるので、制御基板に衝
撃が加わった時でも、トランスの重量により基板が破損
することがない。
【0028】請求項8記載の発明においては、操作パネ
ルと基板カバーとによって形成される箱体内において、
電源供給用のトランスが制御基板の重心より下側に位置
しているので、制御基板取り付け時の安定性がよいとと
もに、箱体内の空間が均一に加温される。
【0029】請求項9記載の発明においては、制御基板
から導出されるリード線のコネクタが操作パネルと基板
カバーとによって形成される箱体外に設けられ、かつ、
この箱体が冷蔵庫本体と着脱可能となっているので、制
御基板やこれに装着される電気部品の保守点検が箱体を
取外し庫外で実施でき、保守点検が容易で点検時の着露
が防止できる。
【0030】請求項10記載の発明においては、庫内棚
に収納された食品が、庫内棚後壁とこれと操作パネル間
の空間により、食品が直接操作パネルに接することがな
く、さらに、操作パネル後側電気部品の発熱により影響
されることがない。
【0031】請求項11記載の発明においては、冷蔵室
内に収納された食品が、操作パネル前面に形成された複
数本のリブにより、食品が直接操作パネルに接すること
がなく、さらに、操作パネル後側電気部品の発熱により
影響されることがない。
【0032】請求項12記載の発明においては、冷蔵室
内に収納された食品が、操作パネル裏面に設けられた断
熱材により、操作パネル後側電気部品の発熱により影響
されることがない。
【0033】請求項13記載の発明においては、冷蔵庫
扉が開かれると庫内電気機器を駆動するリレーの動作が
禁止され、庫内電気機器の制御が行なわれなくなる。
【0034】請求項14記載の発明においては、冷蔵庫
扉が開かれると庫内電気機器を駆動するリレーの動作が
禁止され、冷蔵庫扉が開かれて所定時間経過すると、リ
レーの動作禁止が解除され、庫内電気機器の所定の制御
が可能となる。
【0035】請求項15記載の発明においては、冷蔵庫
扉が開かれると庫内電気機器を駆動するリレーの動作が
禁止され、冷蔵庫扉が開かれて庫内温度が所定温度以上
上昇したら、庫内電気機器の所定の制御が可能となる。
【0036】
【実施例】
実施例1.以下この発明の一実施例を図について説明す
る。図1〜図3は実施例1を示し、図1はこの実施例の
冷蔵庫の一部を示す側断面図、図2は図1A部を示す拡
大側断面図、図3は図2B部を示す拡大側断面図であ
る。
【0037】図において、(1)は冷蔵庫本体、(2)は内
箱、(3)は外箱、(4)は発泡性断熱材、(5)は冷凍室、(6)
は冷蔵室、(7)は中仕切部、(8)は吸込み口、(9)は吸込
みダクト、(10)は冷却器、(11)は送風機、(12)は電動ダ
ンパーサーモ、(13)は庫内温度検出器、(15)は制御基
板、(17)はリード線で、以上は従来例と同様のものであ
る。(19)は、従来例の冷蔵室背面板(18)と同じ位置に設
けられ、内箱(2)との間に電動ダンパーサーモ(12)収納
用空間及び冷蔵室風路(20)を形成する操作パネル、(21)
はこの操作パネル(19)と内箱(2)との間に配設された制
御基板収納部、(22)は冷凍室(5)や冷蔵室(6)の庫内温度
を設定するための操作部である。
【0038】(23)は制御基板(15)に設けられた細長の貫
通孔、(24)は操作部(22)の操作つまみ、(25)はこの操作
つまみ(24)の支持軸、(26)は制御基板(15)の冷蔵室(6)
と反対側面に装着された後述の制御部を構成するマイコ
ン、(27)は庫内温度を設定用のスイッチ、(28)はトラン
ス、(29)は送風機(11)、電動ダンパーサーモ(12)等を駆
動するリレーで、マイコン(26)、スイッチ(27)、トラン
ス(28)、リレー(29)等が制御基板(15)に装着される電気
部品である。(30)は被操作電気部品であるスイッチ(27)
の操作ノブで、制御基板(15)の反対側から貫通孔(23)に
挿入された操作つまみ支持軸(25)の先端に係合されてい
る。
【0039】操作部(22)は以上のように構成されてお
り、冷蔵室(6)側から操作つまみ(24)を図3の矢印方向
にスライドさせることにより、庫内温度を設定する。操
作つまみ(24)のスライドによりそれの支持軸(25)に係合
しているスイッチ(27)の操作ノブ(30)が移動して、スイ
ッチ(27)からマイコン(26)に設定庫内温度が入力され
る。このように操作部(22)と制御基板(15)とが直結され
ているので、これらの間のリード線は必要なく、また、
制御基板(15)が電動ダンパーサーモ(12)や庫内温度検出
器(13)の近くに配設されているので、リード線(18)も短
くてすみ、しかも、発泡性断熱材(4)の内部に埋設する
ことなく、内箱(2)と操作パネル(19)の間に納められ
る。
【0040】また、制御基板(15)の部品装着面が冷蔵室
(6)と反対側に向くよう配設されているので、これに装
着される電気部品(27)〜(29)に高低の凹凸があっても、
制御基板(15)の操作部(22)側は平面となり、これに近接
した平面の操作面に操作部(22)が配設でき、操作つまみ
支持軸(25)も短くてすむ。さらに、部品面の凹凸は操作
パネル(19)と内箱(2)間の空間で吸収されるので、それ
だけ冷蔵室(6)の内容積が確保される。
【0041】実施例2.図4〜図7はこの発明の実施例
2を示し、図4はこの実施例の側断面図、図5は図4の
C−Cから見た正断面図、図6は図4D部を示す拡大側
断面図、図7は操作パネル部の斜視図である。図におい
て、(1)は冷蔵庫本体、(2)は内箱、(3)は外箱、(5)は冷
凍室、(6)は冷蔵室、(7)は中仕切部、(8)は吸込み口、
(9)は吸込みダクト、(10)は冷却器、(11)は送風機、(1
2)は電動ダンパーサーモ、(13)は庫内温度検出器、(15)
は制御基板、(17)(17a)(17b)はリード線、(19)は操作パ
ネル、(24)は操作つまみ、(27)は庫内温度を設定用のス
イッチ、(28)はトランスで、以上は実施例1と同様のの
ものである。
【0042】(19a)は操作パネル(19)の下側に制御基板
(15)に近接する方向の傾斜面(19b)に設けられた段部、
(19c)は段部(19a)に設けられた操作つまみ(24)挿入用の
貫通孔、(19d)は操作パネル(19)の上下端縁部に設けら
れた中仕切部(7)及び内板(2)への取付用フランジ、(19
e)は操作パネル(19)の内側に設けられた制御基板(15)支
持用のリブ、(31)は操作パネル(19)との間で制御基板(1
5)を収容する箱体(32)を形成する基板カバー、(32a)は
箱体(32)の下端に設けられたリード線(17a)を取出すリ
ード線出口部、(33)は冷蔵室(6)内に配設され、操作パ
ネル(19)前面との間に空間(34)を形成する庫内棚、(33
a)は庫内棚(33)の後壁である。
【0043】(35)は、制御基板(15)からのリード線(17
a)と本体(1)からのリード線(17b)とを着脱自在に接続す
るコネクター、(36)は操作パネル(19)のフランジ(19d)
を中仕切部(7)及び内板(2)へ固定する取付ネジ、(37)は
基板カバー(31)の外周フランジ(31a)に貼付され、操作
パネル(19)と基板カバー(31)間をシールするシール材、
(38)はリード線出口部(32a)位置のリード線(17a)の外周
に貼付され、この出口部(32a)の開口部をシールし、こ
の部の前後のリード線(17a)を断熱するソフトテープか
らなるシール材である。
【0044】この実施例においては、、操作パネル下側
傾斜面(19b)の段部(19a)に設けられた貫通孔(19c)に挿
入された操作つまみ(24)により、制御基板(15)前面に装
着されている庫内温度設定用スイッチ(27)を、操作パネ
ル(19)の前面から直接制御するようなされている。その
ため冷蔵庫正面からの操作が容易である。また、傾斜面
(19b)により制御基板(15)に近接した位置から操作つま
み(24)が挿入されるので、スイッチ(27)以外の電気部品
の高さに関係なくスイッチ(27)が操作パネル(19)の意匠
面に近接し、操作つまみ(24)の操作ノブが短くてすみ、
操作ノブのたわみによる誤動作を解消することができ
る。
【0045】制御基板(15)が発熱電気部品であるトラン
ス(28)とともに、操作パネル(19)と基板カバー(31)で形
成される箱体(32)内に収納されておるため、トランス(2
8)の発熱作用のため制御基板(15)周囲は常に庫内温度よ
りも高く維持され、制御基板(15)に結露が生ずることな
く、マイグレーション等の発生が防止される。この実施
例ではトランス(28)が制御基板(15)に直接搭載されてい
るが、トランス(28)と制御基板(15)が別々に箱体(32)内
に収納されても同様の効果を奏する。
【0046】また、基板カバー(31)の操作パネル(19)と
の接触部の全周にシール材(37)が貼付され、リード線(1
7a)の出口部(32a)にシール材(38)が設けられているの
で、箱体(32)内への外部冷気の侵入が確実に防止でき、
トランス(28)の加温効果がさらに有効となる。万が一リ
ード線(17a)に結露が生じても出口部(32a)が箱体(32)の
下端に位置しているので、箱体(32)内へ水が侵入するこ
とはない。シール材(38)として断熱性を有するソフトテ
ープを使用することで、熱伝導による箱体(32)内でのリ
ード線(17a)への結露も防止できる。
【0047】制御基板(15)からのリード線(17a)と本体
(1)からのリード線(17b)とを着脱自在に接続するコネク
ター(35)が箱体(32)外に設けられ、この箱体(32)が取付
ネジ(36)により中仕切部(7)及び内板(2)に着脱可能に装
着されているので、サービス時に制御基板(15)を点検す
る際に、これらを一体に取外して通電されない状態で庫
外で行なうことができ、サービス時の制御基板(15)への
着露、マイグレーション等が防止できる。
【0048】また、操作パネル(19)の前側に所定の空間
(34)を介して庫内棚(33)が配設され、その庫内棚(33)の
操作パネル(19)に対向して後壁(33a)が設けられている
ので、庫内棚(33)に載置された食品が直接操作パネル(1
9)に接することはなく、トランス(28)等の発熱電気部品
の発熱で操作パネル(19)表面が温度上昇を生じても食品
に直接熱影響を与えることはない。
【0049】実施例3.図8はこの発明の実施例3を示
す要部拡大側断面図である。図において、(2)は内箱、
(15)は制御基板、(19)は操作パネル、(24)は操作つま
み、(27)は庫内温度設定用スイッチ、(28)はトランス、
(31)は基板カバー、(32)は箱体、(33)は庫内棚、(37)(3
8)はシール材で、以上は実施例2と同様ののものであ
る。(19f)(19g)は操作パネル(19)と一体に成形されたリ
ブで、制御基板(15)に半田付けで装着されたトランス(2
8)を、下方のリブ(19f)と先端に爪を有する上方のリブ
(19g)とで両側から挟持して操作パネル(19)に直接固定
する。
【0050】以上のようにこの実施例では、重量物であ
るトランス(28)が操作パネル(19)にリブ(19f)(19g)によ
り固定されるため、製品の輸送時等に制御基板(15)に衝
撃が加わっても基板側に破損が生ずることがない。ま
た、トランス(28)を制御基板(15)の重心より下方に装着
することにより、基板取り付け時の安定性がよくなり、
さらに箱体(32)内が均一に加温されることになる。な
お、この実施例ではトランス(28)を操作パネル(19)に直
接固定しているが、基板カバー(31)に固定するようにし
ても同様の効果を奏する。
【0051】実施例4.図9はこの発明の実施例4を示
す要部拡大側断面図である。図において、(2)は内箱、
(15)は制御基板、(19)は操作パネル、(24)は操作つま
み、(27)は庫内温度設定用スイッチ、(28)はトランス、
(31)は基板カバー、(32)は箱体、(33)は庫内棚で、以上
は実施例2と同様ののものである。(19h)は操作パネル
(19)の前面に一体に成形された複数本のリブで、少なく
とも発熱電気部品であるトランス(28)に対応する位置に
冷蔵室側に突出して設けられている。
【0052】以上のようにこの実施例では、操作パネル
前面に形成された複数本のリブ(19h)により、食品が直
接操作パネルに接することがなく、トランス(28)等の発
熱電気部品の発熱で操作パネル(19)表面が温度上昇を生
じても食品に直接熱影響を与えることはない。
【0053】実施例5.図10はこの発明の実施例5を
示す要部拡大側断面図である。図において、(2)は内
箱、(15)は制御基板、(19)は操作パネル、(24)は操作つ
まみ、(27)は庫内温度設定用スイッチ、(28)はトラン
ス、(31)は基板カバー、(32)は箱体、(33)は庫内棚で、
以上は実施例2と同様ののものである。(19j)は、操作
パネル(19)の裏面の少なくとも発熱電気部品であるトラ
ンス(28)に対応する位置に貼付された断熱材である。
【0054】以上のようにこの実施例では、操作パネル
(19)の裏面に貼付された断熱材により、トランス(28)等
の発熱電気部品からの熱が遮断され操作パネル(19)の表
面の温度上昇が低く抑えられ、冷蔵室内に収納された食
品に影響を与えることがない。
【0055】実施例6.図11〜図13は実施例6を示
し、図11はこの実施例の冷蔵庫の一部を示す側断面
図、図12は庫内電気機器の制御部を示す構成図、図1
3はそれの動作を示すフローチャートである。図におい
て、(1)は冷蔵庫本体、(2)は内箱、(3)は外箱、(4)は発
泡性断熱材、(5)は冷凍室、(6)は冷蔵室、(7)は中仕切
部、(8)は吸込み口、(9)は吸込みダクト、(10)は冷却
器、(11)は送風機、(12)は電動ダンパーサーモ、(13)は
庫内温度検出器、(15)は制御基板、(17)はリード線、(1
9)は操作パネル、(21)は制御基板収納部、(22)は操作部
で、以上は実施例1と同様である。
【0056】(39)は中仕切部(7)の端面内に配設され、
冷蔵庫扉が開くとオンし閉まるとオフするドアスィッ
チ、(40)はドアスィッチ(39)と制御基板(15)間を接続す
るリード線、(41)は中仕切部(7)内に充填され、中にリ
ード線(40)を通すスチロフォーム等の断熱材、(42)はリ
ード線(40)のコネクタ、(43)は送風機(11)、電動ダンパ
ーサーモ(12)等の庫内電気機器、(44)は制御基板(15)に
搭載されたマイコン(26)(図2)により構成された制御
部、(45)は、操作部(22)により設定されるスイッチ(27)
からの設定温度情報や庫内温度検出器(13)からの庫内温
度等により庫内電気機器(43)のオンオフ信号を出力する
庫内電気機器制御手段、(46)はドアスィッチ(39)からの
信号に応じ扉開を検出する扉開検出手段、(47)は、扉開
に応じて庫内電気機器駆動リレー(29)の動作禁止を開始
し、扉閉に応じその動作禁止を解除するリレー動作禁止
手段である。
【0057】次に、図13により、図12に示す庫内電
気機器の制御部(44)の動作を説明する。まず、ステップ
(S1)でドアスィッチ(39)がオンかが判定され、扉が閉で
ドアスィッチ(39)がオンであればステップ(S2)に進み、
リレー(29)の動作は続けられ、ステップ(S3)で、このリ
レー(29)の開閉動作により送風機(11)、電動ダンパーサ
ーモ(12)等の庫内電気機器(43)が通常通り設定温度及び
庫内温度に応じ制御される。扉が開となればステップ(S
2)でドアスィッチ(39)がオフと判定されステップ(S4)に
進み、リレー(29)の開閉が行なわれなくなり、ステップ
(S5)で庫内電気機器(43)は無制御となる。即ち、庫内電
気機器(43)が動作中であればそのまま動作が続けられ、
不動作であればそのまま不動作状態となる。
【0058】以上のように冷蔵庫扉を開くと、リレー(2
9)の開閉動作が停止するので、リレー(29)の開閉音がな
くなり使用者に不快感を与えることがなくなる。
【0059】実施例7.図14、図15はこの発明の実
施例7を示し、図14はこの実施例の庫内電気機器の制
御部を示す構成図、図15はそれの動作を示すフローチ
ャートである。図において、(44)は制御部、(45)は庫内
電気機器制御手段、(46)は扉開検出手段、(47)はリレー
動作禁止手段、(48)は扉開が検出されてからの時間を計
測する扉開時間計測手段で、この手段による計測時間が
所定値以上となるとリレー動作禁止手段(47)によるリレ
ー動作禁止動作が解除されるようなされている。
【0060】次に、図15によりその動作を説明する。
ステップ(S1)でドアスィッチ(39)がオンかが判定され、
ドアスィッチ(39)がオンであればステップ(S2)(S3)と進
み、庫内電気機器(43)が通常通り設定温度及び庫内温度
に応じ制御される。扉が開でドアスィッチ(39)がオフで
あればステップ(S6)に進み、扉開が所定時間経過したか
が判定され、所定時間以内であればリレー(29)の動作が
行なわれなくなり、ステップ(S5)で庫内電気機器(43)は
無制御となる。扉開が所定時間以上経過したらステップ
(S2)に進み、リレーの動作禁止は解除され、ステップ(S
3)で庫内電気機器(43)は通常に制御される。
【0061】このように、扉開が所定時間以上経過する
と、リレー(29)は動作状態に復帰するので、長時間の扉
開時の庫内電気機器(43)の無制御による、例えば送風機
(11)が回り続けるために冷蔵室(6)の吸込みダクト(9)に
氷結が生じたり、冷却器(10)に過大着霜が生じ冷却不良
となる等の不具合が防止される。
【0062】実施例8.図16、図17はこの発明の実
施例8を示し、図16はこの実施例の庫内電気機器の制
御部を示す構成図、図17はそれの動作を示すフローチ
ャートである。図において、(44)は制御部、(45)は庫内
電気機器制御手段、(46)は扉開検出手段、(47)はリレー
動作禁止手段、(49)は庫内温度を検出する庫内温度検出
手段で、庫内温度が所定温度以上になるとリレー動作禁
止手段(47)によるリレー動作禁止動作が解除されるよう
なされている。
【0063】次に、図17によりその動作を説明する。
ステップ(S1)でドアスィッチ(39)がオンかが判定され、
ドアスィッチ(39)がオンであればステップ(S2)(S3)と進
み、庫内電気機器(43)が通常通り設定温度及び庫内温度
に応じ制御される。扉が開でドアスィッチ(39)がオフで
あればステップ(S7)に進み、庫内温度が所定温度以上か
が判定され、所定温度以上になっていなればリレー(29)
の動作は禁止され、ステップ(S5)で庫内電気機器(43)は
無制御となる。庫内温度が所定温度以上であればプ(S2)
に進み、リレーの動作禁止は解除され、ステップ(S3)で
庫内電気機器(43)は通常に制御される。
【0064】このように、庫内温度が所定温度以上であ
ると、リレー(29)は動作状態に復帰するので、扉開で庫
内温度が所定値以上上昇しても庫内電気機器(43)が無制
御であることによる庫内の過大着霜等の不具合が防止さ
れる。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、操作パネ
ルと制御基板とを直結して冷蔵室背面側に配設したの
で、操作パネルと制御基板を接続するリード線を庫内に
配線する必要がなく、構成部品が少なくコスト及び工数
低減が図れ、安価に構成できる効果がある。
【0066】請求項2記載の発明によれば、制御基板の
電気部品装着面を本体背面側に向けて配設し、操作つま
みを制御基板の貫通孔を介して電気部品装着面と反対側
から挿入するよう構成したので、制御基板に装着される
電気部品の凹凸が操作パネルと内箱間の空間で吸収さ
れ、操作パネル側は平面となるので、それだけ冷蔵室の
内容積が確保されるとともに、操作つまみ支持軸(25)も
短くてすみ安価に構成できる効果がある。
【0067】請求項3記載の発明によれば、制御基板の
電気部品装着面を本体前面側に向けて配設し、操作つま
みを、操作パネルの下側傾斜面の制御基板に近接した位
置から、制御基板の電気部品装着面に挿入するよう構成
したので、制御基板に装着される電気部品に高低に差が
あっても、操作つまみを被操作電気部品に近接させるこ
とができ、操作つまみの操作ノブが短くてすみ、それの
たわみによる誤動作を解消することができる効果があ
る。
【0068】請求項4記載の発明によれば、制御基板と
発熱電気部品である電源供給用のトランスとが、操作パ
ネルと基板カバーとによって形成される箱体内に収納さ
れるので、トランスの発熱作用のため制御基板周囲は常
に庫内温度よりも高く維持され基板に結露を生ずること
がないという効果がある。
【0069】請求項5記載の発明によれば、基板カバー
の全周と操作パネル間にシール材を介在させ、請求項6
記載の発明によれば、操作パネルと基板カバーとによっ
て形成される箱体下端のリード線の出口部にシール材を
設けたので、この箱体内の制御基板とトランスとが庫内
と完全に密封され、トランスの発熱による制御基板の加
温が更に有効となり基板への結露が完全に防止される効
果がある。
【0070】請求項7記載の発明によれば、制御基板に
装着されたトランスを操作パネル又は基板カバーに直接
固定するよう構成したので、制御基板に衝撃が加わった
時でも、トランスの重量により基板が破損することがな
いという効果があり、請求項8記載の発明によれば、ト
ランスが制御基板の重心より下側に位置するようにした
ので、制御基板取り付け時の安定性がよいとともに、箱
体内の空間が均一に加温される効果がある。
【0071】請求項9記載の発明によれば、制御基板か
ら導出されるリード線のコネクタを操作パネルと基板カ
バーとによって形成される箱体外に設け、かつ、この箱
体を冷蔵庫本体と着脱可能となるよう構成したので、制
御基板やこれに装着される電気部品の保守点検が箱体を
取外し庫外で実施でき、保守点検が容易で点検時の着露
が防止できる効果がある。
【0072】請求項10記載の発明によれば庫内棚の後
壁と操作パネルとの間に空間を形成させ、請求項11記
載の発明によれば操作パネル前面に冷蔵室側に突出する
複数本のリブを形成させ、請求項12記載の発明によれ
ば操作パネル裏面に断熱材を設けたので、庫内棚内や冷
蔵室内の食品が操作パネル後側電気部品の発熱により影
響されることがないという効果がある。
【0073】請求項13記載の発明によれば、冷蔵庫扉
が開かれると庫内電気機器駆動用リレーの動作を禁止す
るよう構成したので、冷蔵庫扉の開放時のリレー動作音
の発生により使用者に不快感を与えることのない冷蔵庫
が得られる効果がある。
【0074】請求項14及び15記載の発明によれば、
冷蔵庫扉の開により庫内電気機器駆動用リレーの動作が
禁止されるとともに、請求項14記載の発明では扉開が
所定時間以上経過すると、請求項15記載の発明では庫
内温度が所定温度以上上昇すると、リレー動作禁止が解
除するよう構成したので、冷蔵庫扉の開放時の音の発生
が除かれ使用者に不快感を与えずに、長時間の扉開時の
リレー動作禁止による庫内の過大着霜等の不具合が防止
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の冷蔵庫の一部を示す側断
面図。
【図2】図1A部を示す拡大側断面図。
【図3】図2B部を示す拡大側断面図。
【図4】この発明の実施例2の側断面図。
【図5】図4のC−Cから見た正断面図。
【図6】図4D部を示す拡大側断面図。
【図7】実施例2における操作パネル部の斜視図。
【図8】この発明の実施例3を示す要部拡大側断面図。
【図9】この発明の実施例4を示す要部拡大側断面図。
【図10】この発明の実施例5を示す要部拡大側断面
図。
【図11】この発明の実施例6の冷蔵庫の一部を示す側
断面図。
【図12】実施例6における庫内電気機器の制御部を示
す構成図。
【図13】実施例6の動作を示すフローチャート。
【図14】この発明の実施例7における庫内電気機器の
制御部を示す構成図。
【図15】実施例7の動作を示すフローチャート。
【図16】この発明の実施例8における庫内電気機器の
制御部を示す構成図。
【図17】実施例8の動作を示すフローチャート。
【図18】従来における冷蔵庫の断面側面図。
【符号の説明】
1 冷蔵庫本体 2 内箱 6 冷蔵室 11 庫内電気機器(送風機) 12 庫内電気機器(電動ダンパーサーモ) 15 制御基板 17 リード線 17a リード線 17b リード線 19 操作パネル 19a 段部 19b 傾斜面 19c 貫通孔 19f トランス固定用リブ 19g トランス固定用リブ 19h 複数本のリブ 19j 断熱材 20 冷蔵室風路 21 制御基板収納部 22 操作部 23 貫通孔 24 操作つまみ 25 支持軸 27 被操作電気部品(庫内温度設定用スイッチ) 28 トランス 29 庫内電気機器制御リレー 30 操作ノブ 31 基板カバー 32 箱体 32a リード線出口部 33 庫内棚 33a 後壁 34 空間 35 コネクター 37 シール材 38 シール材 39 ドアスィッチ 43 制御部 45 庫内電気機器制御手段 46 扉開検出手段 47 リレー動作禁止手段 48 扉開時間計測手段 49 庫内温度検出手段
フロントページの続き (72)発明者 浜辺 和之 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機エン ジニアリング株式会社名古屋事業所静岡支 所内 (72)発明者 小西 広繁 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面にリレー、スイッチ等の制御用電気
    部品を装着した制御基板を備えた冷蔵庫において、上記
    制御基板を冷蔵室背面側の内箱と冷蔵室側意匠面を形成
    する操作パネルとの間に収納し、上記制御基板に装着さ
    れた被操作電気部品の操作つまみを、上記操作パネルの
    冷蔵室側に面するよう、上記操作パネルに設けられた貫
    通孔を介して取付けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 制御基板の電気部品装着面を冷蔵庫本体
    背面側に向けて配設し、この制御基板の被操作電気部品
    近傍に貫通孔を設け、被操作電気部品の操作つまみの支
    持軸を、操作パネルに設けられた貫通孔と上記制御基板
    に設けられた貫通孔を介して電気部品装着面と反対側か
    ら挿入し、上記被操作電気部品の操作ノブに係合させた
    ことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 制御基板の電気部品装着面を冷蔵庫本体
    前面側に向けて配設し、操作パネルの下側に制御基板に
    近接する方向の傾斜面を設け、この傾斜面に近接して制
    御基板に装着される被操作電気部品の操作つまみを、こ
    の操作パネルの傾斜面に設けられた貫通孔を介して取付
    けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 操作パネルと冷蔵室背面側の内箱との間
    に、操作パネルと箱体を形成する基板カバーを設け、こ
    の箱体内に制御基板と電源供給用のトランスとを収納し
    たことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 基板カバーの全周と操作パネル間にシー
    ル材を介在させたことを特徴とする請求項4記載の冷蔵
    庫。
  6. 【請求項6】 制御基板と冷蔵庫本体とを接続するリー
    ド線の、操作パネルと基板カバーからなる箱体外に導出
    する出口部を、この箱体の下端に設け、この出口部にシ
    ール材を設けたことを特徴とする請求項4記載の冷蔵
    庫。
  7. 【請求項7】 電源供給用のトランスを制御基板に装着
    するとともに、操作パネル又は基板カバーに直接固定し
    たことを特徴とする請求項4記載の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 電源供給用のトランスを制御基板の重心
    より下側に装着したことを特徴とする請求項4又は7記
    載の冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 制御基板から導出されるリード線と冷蔵
    庫本体に接続されるリード線とのコネクタを、操作パネ
    ルと基板カバーからなる箱体外に設けるとともに、上記
    箱体を冷蔵庫本体と着脱可能としたことを特徴とする請
    求項4〜8の何れかに記載の冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 冷蔵室内の、操作パネルの冷蔵庫本体
    前面側に設けられた庫内棚に、上記操作パネル前面との
    間に空間を形成する後壁を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の冷蔵庫。
  11. 【請求項11】 操作パネル前面の、少なくとも制御基
    板に装着された発熱部品対応位置に、冷蔵室側に突出す
    る複数本のリブを形成したことを特徴とする請求項1記
    載の冷蔵庫。
  12. 【請求項12】 制御基板収納部の操作パネル裏面の、
    少なくとも制御基板に装着された発熱部品対応位置に、
    断熱材を設けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵
    庫。
  13. 【請求項13】 リレーのオン、オフにより庫内電気機
    器を制御する制御部を備えた冷蔵庫において、扉開に応
    じて上記リレーの動作禁止を開始し、扉閉に応じその動
    作禁止を解除するリレー動作禁止手段を設けたことを特
    徴とする冷蔵庫。
  14. 【請求項14】 リレー動作禁止手段は、扉開が所定時
    間以上経過したらリレーの動作禁止を解除するものであ
    ることを特徴とする請求項13記載の冷蔵庫。
  15. 【請求項15】 リレー動作禁止手段は、庫内温度が所
    定温度以上上昇したらりレーの動作禁止を解除するもの
    であることを特徴とする請求項13記載の冷蔵庫。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012032067A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP2021076323A (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 冷蔵庫
CN113686079A (zh) * 2020-05-18 2021-11-23 东芝生活电器株式会社 冰箱

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