JPH07218069A - 自動製氷装置の給水装置 - Google Patents

自動製氷装置の給水装置

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JPH07218069A
JPH07218069A JP6009173A JP917394A JPH07218069A JP H07218069 A JPH07218069 A JP H07218069A JP 6009173 A JP6009173 A JP 6009173A JP 917394 A JP917394 A JP 917394A JP H07218069 A JPH07218069 A JP H07218069A
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JP
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water
water supply
valve mechanism
reservoir
fixed quantity
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JP6009173A
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Hideji Hatanaka
秀治 幡中
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C1/00Producing ice
    • F25C1/22Construction of moulds; Filling devices for moulds
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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    • F25C1/25Filling devices for moulds

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製氷皿への定量給水精度の高い自動製氷装置
の給水装置を提供する。 【構成】 弁操作装置45の操作軸47が中間位置から
上限位置まで上昇すると、出水弁機構28の弁棒29が
弁体30により出水口27を閉じた状態に維持したまま
上昇して給水弁機構39の弁棒40を押し上げる。この
ため、弁体41が給水口部38を開き、貯水タンク36
内の水が定量貯水器26に、該定量貯水器25の水の水
面によって給水口部38の下端開口が塞がれるまで給水
され、定量貯水器26内に一定量の水が溜められる。操
作軸47が上限位置から下限位置まで下降することによ
り、給水弁機構39の弁体41が給水口部38を閉じ、
出水弁機構28の弁体30が出水口27を開くため、定
量貯水器26内に溜められた一定量の水が落差により給
水路35を通って製氷皿内に供給される。その後、操作
軸47が下限位置から元の中間位置に上昇して停止する
ことにより、出水弁機構28の弁体30が出水口27を
閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製氷容器に一定量の水を
供給する自動製氷装置の給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫におけるこの種の給水装置の従来
構成を図10に示す。この給水装置は、冷蔵室1内のプ
ラスチック製水受皿2に溜められた水を給水ポンプ3に
より製氷室4に設けられた製氷容器たる製氷皿5に供給
する構成のもので、水受皿2の上には着脱可能にな貯水
タンク6が設置されている。この貯水タンク6は、給水
弁7を有した給水口部8から水受皿2に対し、該水受皿
2内の水位が常に給水口部8の下端開口を塞ぐ一定水位
を維持するように給水する。
【0003】前記水受皿2内は、通水孔9を有した仕切
壁10によって水受室11と定水量室12とに仕切られ
ており、水受室11内には貯水タンク6の給水口部8が
挿入され、定水量室12には給水ポンプ3の吸入口部3
aが挿入されている。そして、給水ポンプ3が起動する
と、該給水ポンプ3が定水量室12内の水を製氷容器5
に供給する。このとき、定水量室12の水位は、次第に
低下して水受室11との間で水位差を生ずるが、両室1
1,12を連通している通水孔9は小径で、給水ポンプ
3による給水中に水受室11から通水孔9を通じて定水
量室12内に流入する水はごく少ないので、製氷皿5に
は定水量室12内に貯留された一定量の水が供給される
というものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成の給水装
置においては、給水ポンプ3による給水中に水受室11
から通水孔9を通じて定水量室12内に流入する水がご
く少量に制限されていることを前提にして定量給水が成
立している。ところが、通水孔9の径は水受皿2の成形
誤差などによりばらつくおそれがあり、通水孔9の径が
設計値より大きかったりすると、給水ポンプ3による給
水中に水受室11から定水量室12に流入する水量がば
らつき、この結果、製氷皿5への給水量が製品毎にばら
つくという問題があった。
【0005】その上、水受皿2内には常時水が溜められ
ているため、内面に水垢が付着したり、かび等が発生し
易く、衛生上好ましくなく、また、製氷皿2への給水
中、給水ポンプ3が騒音を発し、耳障りである。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、製氷皿への定量給水精度が高く、また
定量給水するための器に水垢やかび等が付着し難く、給
水時の騒音も小さい自動製氷装置の給水装置を提供する
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明の自動製氷装置の給水装置は、製氷容器よ
りも上位に位置し、底部に出水口を有した定量貯水器
と、この定量貯水器の上に位置し、給水口部から定量貯
水器に一定量の水を供給する貯水タンクと、前記定量貯
水器の出水口を開閉すべく設けられた出水弁機構と、前
記貯水タンクの給水口部を開閉すべく設けられた給水弁
機構と、前記製氷容器への給水時に、前記貯水タンクか
ら前記定量貯水器に注水すべく、前記出水弁機構が閉じ
た状態で前記給水弁機構を開き、その後、定量貯水器内
の水を流出させるべく、給水弁機構を閉じて出水弁機構
を開く状態を経て、出水弁機構を閉じた状態に戻す弁操
作装置と、前記出水弁機構が開くことにより、前記定量
貯水器の出水口から流出する水を落差により前記製氷容
器に供給する給水路とを備えてなるものである。
【0008】この場合、常には出水弁機構を閉じた状態
に維持し、貯水タンクから水漏れがあったとき、その水
を定量貯水器に溜めて製氷容器に供給されることがない
ようにするために、弁操作装置は、上下方向に移動可能
な操作部材を備え、この操作部材は、常には上下方向移
動範囲の中間位置に位置し、製氷容器への給水時に、中
間位置から上限位置まで上昇する第1行程で給水弁機構
を開き、上限位置から下限位置まで下降する第2行程で
給水弁機構を閉じて出水弁機構を開き、下限位置から中
間位置に上昇する第3行程で出水弁機構を閉じる構成と
することができる。
【0009】また、本発明の自動製氷装置の給水装置
は、製氷容器よりも上位に位置し、底部に出水口を有し
た定量貯水器と、この定量貯水器の上に位置し、給水口
部から定量貯水器に一定量の水を供給する貯水タンク
と、前記定量貯水器の出水口を開閉すべく設けられ、常
時は前記定量貯水器の出水口を閉じた状態にある第1の
弁体及び常時は該出水口を開いた状態にある第2の弁体
を備えた出水弁機構と、前記貯水タンクの給水口部を開
閉すべく設けられた給水弁機構と、前記製氷容器への給
水時に、前記貯水タンクから前記定量貯水器に注水すべ
く、前記出水弁機構の第1の弁体を開くと共に第2の弁
体を閉じた状態にして前記給水弁機構を開き、その後、
定量貯水器内の水を流出させるべく、給水弁機構を閉じ
て出水弁機構の第2の弁体を開く状態を経て第1の弁体
を閉じた状態に戻す弁操作装置と、前記出水弁機構の第
1及び第2の弁体が開くことにより、前記定量貯水器の
出水口から流出する水を落差により前記製氷容器に供給
する給水路とから構成することができる。
【0010】この場合の弁操作装置は、上下方向に移動
可能な操作部材を備え、この操作部材は、常には上下方
向移動範囲の下限位置に位置し、製氷容器への給水時に
下限位置から上限位置まで上昇する第1行程で出水弁機
構の第1の弁体を開いた後、第2の弁体を閉じて給水弁
機構を開き、上限位置から下限位置まで下降する第2行
程で給水弁機構を閉じて出水弁機構の第2の弁体を開い
た後、第1の弁体を閉じる構成とすることができる。
【0011】本発明の自動製氷装置の給水装置におい
て、より一層の低騒音化を図るために、弁操作装置の駆
動源はモータとすることができ、清掃の容易化のため
に、定量貯水器は着脱可能とすることが好ましい。ま
た、貯水タンクのうち給水口部が設けられた部分を、定
量貯水器の上部を塞ぐ蓋部に兼用することができる。こ
の場合、貯水タンクのうち定量貯水器の蓋部に兼用され
た部分の下面は傾斜し、貯水タンクから定量貯水器への
注水時に蓋部兼用部分の下面側の空気がその傾斜に沿っ
て流れ出るように構成されていることが好ましい。
【0012】
【作用】製氷容器への給水時に、まず出水弁機構が定量
貯水器の出水口を閉じた状態で給水弁機構が開かれる。
すると、貯水タンクから定量貯水器に一定量の水が注水
される。この後、給水弁機構が貯水タンクの給水口部を
閉じ、出水弁機構が定量貯水器の出水口を開く状態にな
る。これにより、定量貯水器に溜められた一定量の水が
落差により給水路を通じて製氷容器に供給される。そし
て、製氷容器への給水が終了したところで出水弁機構が
閉じられる。
【0013】従って、定量貯水器は製氷容器への給水時
以外は空の状態になっているので、水垢が付着し難く、
かび等も発生し難い。また、出水弁機構は定量貯水器の
出水口を常には閉じた状態にあるので、万一、貯水タン
クからの水漏れがあった場合、その漏れ出た水を定量貯
水器に溜めておくことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を冷蔵庫の自動製氷装置に適用
した一実施例を図1ないし図6に基づいて説明する。図
6に示すように、冷蔵庫の製氷室21内には、プラスチ
ック製の製氷容器としての製氷皿22が設けられ、この
製氷皿22に溜められた水が製氷室21に供給される冷
気により冷却されて氷となる。上記製氷室21の上の冷
蔵室23内には、プラスチック製の載置台24が設けら
れ、この載置台24と一体に水受容器25が形成されて
いる。この水受容器25の内部には、図1にも示すよう
に、複数枚のリブ25aが一体に形成され、これらリブ
25の上端部に切欠25bが形成されている。そして、
水受容器25内に収納されたプラスチック製の円形の定
量貯水器26が、リブ25aの切欠25bに嵌合するよ
うにして着脱可能に取り付けられている。
【0015】上記定量貯水器26の底部中央には出水口
27が形成されており、この出水口27は出水弁機構2
8により開閉される。出水弁機構28は、出水口27に
挿通されて定量貯水器26の内底面に立設された複数の
リブ26aに上下動可能に支持された弁棒29と、この
弁棒29に上下動可能に支持されて出水口27を定量貯
水器26の外側から開閉する弁体30とから構成されて
いる。そして、弁棒29は、自身の中間フランジ29a
とリブ26aとの間に設けられた付勢手段としての圧縮
コイルばね31により下方に付勢されると共に、弁体3
0は弁棒29の下端フランジ29bとの間に設けられた
付勢手段としての圧縮コイルばね32により閉方向であ
る上方に付勢されている。
【0016】後述するように、前記定量貯水器26内に
溜められた水は、出水口27が開放されることにより、
水受容器25内に流出する。この水受容器25の底部に
は、流出口33が形成されており、この流出口33には
下端部を製氷皿22内に臨ませた給水パイプ34の上端
部が接続されている。従って、水受容器25と給水パイ
プ34とは、定量貯水器26から流出する水を製氷皿2
2に供給する給水路35として機能する。
【0017】一方、定量貯水器26の上には、載置台2
4に着脱可能に設置された貯水タンク36が設けられて
いる。この貯水タンク36の下面部には、筒部36aが
突設され、この筒部36aにキャップ37が螺着されて
いる。このキャップ37には、上方に突出する径小筒部
38aと下方に突出する短尺な径大筒状38bとからな
る給水口部38が設けられており、この給水口部38は
給水弁機構39により開閉される。この給水弁機構39
は、給水口部38に設けられた支持枠38cに上下動可
能に支持された弁棒40と、給水口部38から上方に突
出する弁棒40の上端部に取着された弁体41とから構
成されている。そして、弁棒40は、自身の下端フラン
ジ40aと支持枠38cとの間に設けられた付勢手段と
しての圧縮コイルばね42により下方に付勢され、常に
は給水口部38を閉じている。なお、貯水タンク36
は、給水口部38を通じて外部と連なる以外は密閉され
ている。
【0018】上記貯水タンク36のキャップ37は、前
記定量貯水器26の上面よりも径大に形成され、定量貯
水器26の上端と僅かな隙間をもって対向している。従
って、キャップ37は部品点数削減のために定量貯水器
26の蓋部として兼用され、定量貯水器26の上面がキ
ャップ37により塞がれた状態となっている。また、給
水口部38の径大筒部38bは、定量貯水器26の内径
寸法よりも若干小さく設定され、定量貯水器26の内周
面との間に僅かな隙間を形成した状態で該定量貯水器2
6内に挿入されている。そして、給水弁機構39の弁棒
40は出水弁機構28の弁棒29と同一軸線上に位置さ
れた状態になっている。なお、図6中、43は貯水タン
ク36が載置台24に載置されたことをレバー44を介
して検出するためのスイッチである。
【0019】さて、前記水受容器25の外底部には、出
水弁機構28および給水弁機構39を開閉操作する弁操
作装置45が取り付けられている。この弁操作装置45
は、ケース46に上下動可能に支持された操作部材とし
ての操作軸47および駆動源であるモータ例えば図4に
示すパルスモータ48の他、このパルスモータ48の回
転運動を操作軸47の上下運動に変換する変換手段とし
て例えばカム機構49を備えている。このカム機構49
は、パルスモータ48により減速機構50を介して回転
駆動されるカム軸51aにカム板51を取り付けて構成
され、このカム板51のカム面たる上面は凹凸状に形成
されている。そして、操作軸47の下端がこのカム板5
1の上面に接触しており、操作軸47はカム板51の1
回転により1往復する。
【0020】上記操作軸47は、図1に示すように、水
受容器25の底部に形成された孔25cを挿通して上方
に突出している。この孔25cは水流出防止のためのべ
ローズ52によって閉鎖されており、操作軸47はこの
べローズ52の伸縮を伴って上下動するようになってお
り、前記出水弁機構28の弁棒29がこの操作軸47に
ベローズ52を介して当接している。そして、操作軸4
7は、常には上下動範囲の中間高さ位置で停止した状態
にある。このとき、出水弁機構28の弁棒29は操作軸
47により、下限位置から所定量押し上げられた位置に
あるも、その上端は給水弁機構39の弁棒40からは離
れている。このような状態において、出水弁機構28の
弁体30は圧縮コイルばね32の弾発力により定量貯水
器26の下面に押し付けられてその出水口27を閉じて
おり、また、出水弁機構28の弁体41は圧縮コイルば
ね42の弾発力により径小筒部38aの上端に押し付け
られて給水口部38を閉じている。
【0021】製氷皿22への給水は、カム板51(カム
軸51a)が1回転することによって行われるようにな
っており、そのカム板51の1回転により操作軸47が
一往復して出水弁機構28および給水弁機構39を開閉
する。この場合、上述のように、操作軸47は常時は上
下動範囲の中間位置で停止していることから、該操作軸
47の一往復はその中間位置から開始され、操作軸47
はカム板51の回転に伴い、まず中間位置から上限位置
まで上昇し(第1行程)、次に上限位置から下限位置ま
で下降し(第2行程)、そして下限位置から中間位置に
戻って停止する(第3行程)。
【0022】従って、製氷皿22への給水を行うべく通
電されたパルスモータ48は、操作軸47が中間位置に
戻ったとき、断電されるように構成する必要がある。こ
のようにパルスモータ48を制御するために、パルスモ
ータ48には、商用交流電源の1サイクル当たり例えば
1パルスが与えられるように構成されていると共に、操
作軸47の位置検出手段52が設けられている。この位
置検出手段52は、操作軸47に取着されたマグネット
53とケース46側に操作軸47が設けられたリードス
イッチ54とからなり、操作軸47が上限位置(図4
(b)の位置)から下限位置(図4(c)の位置)に下
降したとき、リードスイッチ54がオンし、そのオン信
号がマイクロコンピュータを主体とする図示しない制御
装置に入力されるように構成されている。
【0023】そして、制御装置は、リードスイッチ54
からのオン信号の入力時点から一定時間経過後にパルス
モータ48を断電する。このとき、制御装置は、冷蔵庫
の電源コードが接続された商用交流電源の周波数を検出
し、オン信号入力時点からパルスモータ48の断電時点
までの一定時間を、検出した商用交流電源の周波数によ
り変えるようにしており、これにより、操作軸47が下
限位置に下降した時点から断電時点までにパルスモータ
48に入力されるパルス数が一定数に制御され、操作軸
47が中間位置(図4(a)の位置)で停止するように
なっている。
【0024】このような制御において、リードスイッチ
54を、操作軸47が中間位置PCに位置したとき、該
リードスイッチ54がオンするように配置した場合とは
異なり、操作軸47が上限位置PUから下降する途中で
中間位置PCに至った場合と、操作軸47が下限位置P
Lから中間位置PCに戻った場合の両方でリードスイッ
チ54がオンするという不具合を生ずることがないの
で、パルスモータ48の制御が容易となる。
【0025】次に上記構成の作用を説明するに、まず操
作軸47の上下方向移動と出水弁機構28および給水弁
機構39の開閉関係とを図5を参照しながら説明する。
なお、図5では、操作軸47の中間位置をPC、上限位
置をPU、下限位置をPLで示した。まず、操作軸47
が中間位置PCにあるとき、出水弁機構28および給水
弁機構39の弁体30および41はそれぞれ出水口27
および給水口部38を閉じている。操作軸47が中間位
置PCから上限位置PUまで上昇し始めると、出水弁機
構28の弁棒29が操作軸47によって押し上げられる
ようになる。このとき、弁棒29は圧縮コイルばね3
1,32を押し縮めながら押し上げられるため、出水弁
機構28の弁体30は出水口27を閉じたままに維持さ
れ、従って弁棒29は停止状態にある弁体30に対して
スライドしながら上昇する。そして、出水弁機構28の
弁棒29が所定高さ位置まで押し上げられると、該弁棒
29が給水弁機構39の弁棒40に当接してこれを圧縮
コイルばね42の弾発力に抗して押し上げるため、弁体
41が給水口部38を開く。
【0026】操作軸47が上限位置PUから下限位置P
Lまで下降する第2行程に転ずると、出水弁機構28お
よび給水弁機構39の弁棒29および40が圧縮コイル
ばね31,32および42の弾発力によって押し下げら
れ、まず給水弁機構39の弁体41が給水口部38を閉
じる。そのとき、出水弁機構28の弁体30は弁棒29
の下降にも拘らず、圧縮コイルばね32により上方に付
勢されているため、定量貯水器26の底部に押し付けら
れたままにされ、出水口27は閉じられたままに維持さ
れる。その後、出水弁機構28の弁棒29が給水弁機構
39の弁棒40から離れ、該弁棒29が更に下降する
と、圧縮コイルばね32が伸び切って弁体30を上方に
付勢する弾発力を失うため、弁体30が弁棒29と一体
的に下方に移動して定量貯水器26の底部から離れ、そ
の出水口27を開く。
【0027】そして、操作軸47が下限位置PLに至
り、該下限位置PLから中間位置PCまで上昇する第3
行程に移行すると、出水弁機構28の弁棒29も圧縮コ
イルばね31を押し縮めながら上昇するようになる。操
作軸47ひいては弁棒29が所定量上昇すると、圧縮コ
イルばね32が再び押し縮められるようになり、その弾
発力により弁体30が定量貯水器26の底部に押し付け
られてその出水口27を閉じる。そして、操作軸47は
元の中間位置PCに戻ったところで停止する。
【0028】しかして、製氷皿22での製氷が完了し、
該製氷皿22が上下反転されて氷が図示しない貯氷ケー
スに落下貯留された後、元に戻されると、製氷皿22へ
の給水を行うべきパルスモータ48が通電される。する
と、まず操作軸37が中間位置PCから上限位置PUま
で上昇することにより(第1行程)、図21に示すよう
に、出水弁機構28の弁体30が定量貯水器26の出水
口27を閉じたままにした状態で、給水弁機構39が貯
水タンク36の給水口部38を開く。これにより、貯水
タンク36内の水が給水口部38を通じて定量貯水器2
6内に流出し、該定量貯水器26内に水が溜められるよ
うになる。そして、給水口部38からの水の流出に伴
い、定量貯水器26内の水位が上昇し、その水面により
給水口部38の下端部である径大筒部38bの下端開口
が塞がれるようになると、給水口部38からの水の流出
が止まる。このとき、径大筒部38bは常に一定の高さ
位置に支持されているため、定量貯水器26には、常に
一定水位、換言すれば一定水量の水が貯留されることと
なる。
【0029】この定量貯水器26への注水時、給水口部
38の内部にも水が充満し、その水は後述のようにして
定量貯水器26内に貯留された水と共に製氷皿22に供
給されるようになるが、該給水口部38内が完全に水で
満たされるようになるには、内部の空気が完全に排出さ
れる必要がある。このことに関し、本実施例では、キャ
ップ37の下面が径小筒部38aの下端開口に向かって
斜め上向きに傾斜するように形成されているので、径大
筒部38bの下端開口が定量貯水器26内に溜められた
水によって塞がれるようになり、該径大筒部38b内に
存在する空気はキャップ37の下面の傾斜に沿って径小
筒部38a側に流れ、そして該径小筒部38aから貯水
タンク36内に侵入するようになり、その侵入した空気
量に見合った量の水が貯水タンク36から径大筒部38
b内に流れ出る。従って、給水口部38特に径大筒部3
8b内に空気が残るおそれがなく、該給水口部38内は
すべてが水で満たされるようになる。
【0030】このようにして定量貯水器26内に一定量
の水が溜められると共に貯水タンク36の給水口部38
内に水が満たされると、その後、操作軸47が上限位置
PUから下限位置PLまで下降する第2行程に移る。こ
の操作軸47の下降に伴ってまず給水弁機構39の弁体
41が貯水タンク36の給水口部38を閉じ、その後、
出水弁機構28の弁体30が定量貯水器26の底部から
離れてその出水口27を開くようになる。すると、図3
に示すように、定量貯水器26内に溜められた水および
貯水タンク36の給水口部3内に存在する水が出水口2
7から水受容器25に流出し、そして落差により流出口
33から給水パイプ34を通じて製氷皿22内に供給さ
れる。
【0031】操作軸47が下限位置PLから中間位置P
Cに復帰する第3行程に移り、出水弁機構28の弁棒2
9が操作軸47により所定量押し上げられると、該出水
弁機構28の弁体30が出水口27を閉じるようにな
る。なお、このときには製氷皿22への給水は終了して
おり、その後、操作軸47は図1に示す中間位置PCま
で上昇して当該位置で停止し、出水口27を閉じたまま
にする。製氷皿22内に供給された水が製氷室23内の
冷気により冷却されて氷になると、前述したと同様にし
て製氷皿22が上下反転されて氷が貯氷ケースに落下貯
留され、そして製氷皿22が元に戻されると、再びパル
スモータ48が通電されて上述のような動作が繰り返え
される。
【0032】このように本実施例によれば、給水口部3
8内の水も含めて定量貯水器26に溜められた一定量の
水だけが製氷皿22に供給される。このとき、図10に
示す従来構成のもの、すなわち通水孔9を通じて水受室
11に連通された定水量室12内の水を給水ポンプ3に
より製氷皿5に供給する構成のものとは異なり、製氷皿
22への給水時に定量貯水器26内に他から水が流入す
るおそれがないので、常に一定量の水を製氷皿22に供
給でき、精度の良い定量給水を行うことができる。しか
も、定量貯水器26内の水は落差により製氷皿22に供
給されるので、給水ポンプにより給水するものとは異な
り、給水中に大きな騒音が発生するおそれがなく、静音
給水が可能となる。この場合、弁操作装置45の駆動源
をモータ(パルスモータ48)としたので、静音給水に
とってより効果的である。
【0033】また、本実施例では、定量貯水器26は常
には空になっていて製氷皿22への給水時の僅かな時間
帯にだけ水が溜められるので、定量貯水器26内に製氷
皿22に供給するための水を常時溜めておく構成のもの
とは異なり、定量貯水器26に水垢がたまったり、かび
が発生したりし難く、また冷蔵室23内に収容された食
品の臭いが定量貯水器26内の水に吸収されたりするこ
とがなくなる。なお、製氷皿22での製氷が完了するま
で所要時間は2〜5時間であるので、定量貯水器26に
常時水を溜めておいた場合、冷蔵室23内の食品の臭い
がその水に吸収されてしまう。また、定量貯水器26は
着脱可能であるから、長期使用により、汚れた場合に
は、水受容器25から取り外して水洗い等により簡単に
清掃でき便利である。
【0034】また、本実施例では、キャップ37の下面
がテーパー状に傾斜しているので、給水口部38の径大
筒部38b内の空気が円滑に排出されて気泡となって該
径大筒部38b内に残ることがない。このため、製氷皿
22への定量給水精度がより高くなる。しかも、径大筒
部38bの径寸法は定量貯水器26の内径寸法よりも僅
かに小さく設定されていて、径大筒部38bの外周面と
定量貯水器26の内周面との間に生ずる隙間が小さくな
るようにしたので、冷蔵庫が傾いて設置された場合でも
高い定量給水精度を維持できる。すなわち、冷蔵庫が傾
いて設置されると、定量貯水器26内に溜められた水の
水面が該定量貯水器26に対して傾くが、径大筒部38
bの外周面と定量貯水器26の内周面との間に生ずる隙
間が小さければ、水面の傾きによる水量変動がごく少な
いからである。
【0035】加えて、本実施例では、操作軸47が中間
位置PCから上限位置PUまで上昇する第1行程で給水
弁機構39を開き、上限位置PUから下限位置PLまで
下降する過程で給水弁機構39を閉じて出水弁機構28
を開き、下限位置PLから中間位置PCに上昇する第3
行程で出水弁機構28を閉じるようにし、常には、給水
弁機構39に加えて出水弁機構28も閉じた状態に維持
されるように構成したので、例えば貯水タンク36の筒
部36aに螺合されているキャップ37の締付力が弱
く、筒部436とキャップ41との僅かな隙間から水が
漏れ出るような場合、その水は水受容器25内に溜めら
れるようになる。従って、貯水タンク36から漏れ出る
水が給水パイプ34を介して製氷皿22内に供給され、
該製氷皿22から水がオーバーフローするという不具合
の発生を未然に防止できる。なお、貯水タンク36から
漏れて定量貯水器26に溜められた水は次の給水時に製
氷皿22に供給される。また、出水弁機構28として
は、1個の弁体30を備えるだけで済み、コストの低減
化を図ることができる。
【0036】図7ないし図9は本発明の他の実施例を示
すもので、前記一実施例を示す図1と同一機能部分には
同一符号を付して示し、異なる部分のみ説明する。水受
容器25内に該水受容器25に一体に設けられたリブ2
5dに載置するようにして着脱可能に設けられた定量貯
水器55には、蓋部としてのカバー56が装着されてお
り、このカバー56は、中央の開口部56aに向かって
斜め上向きに傾斜するテーパー状に形成されている。一
方、この実施例の貯水タンク36のキャップ57には、
上下両側に突出する径小な筒状の給水口部58が設けら
れ、給水口部58の下端部がカバー56の開口部56a
から定量貯水器55内に挿入されている。
【0037】上記定量貯水器55の内側には、支持枠5
5aが形成され、この支持枠55aに出水弁機構59の
弁棒60が上下動可能に支持されている。この弁棒60
には、中間部に形成された径大部60aの上下両側に位
置して第1の弁体61と第2の弁体62とがスライド可
能に取り付けられている。これら両弁体61および62
のうち、第1の弁体61は定量貯水器55内にあって該
定量貯水器55の内側からその出水口63を開閉し、第
2の弁体62は定量貯水器55の下側にあって該定量貯
水器55の外側からその出水口63を開閉する。
【0038】上記第1の弁体61は支持枠55aとの間
に設けられた付勢手段としての圧縮コイルばね64によ
り下方に付勢され、第2の弁体62は弁棒60の下端フ
ランジ60bとの間に設けられた付勢手段としての圧縮
コイルばね65により上方に付勢されている。そして、
弁操作装置45の操作軸47は常には下限位置PLにあ
り、製氷皿22への給水時には下限位置PLから上限位
置PUまで上昇して下限位置PLに戻るように一往復す
る。なお、弁操作装置45のパルスモータ48は製氷皿
22に給水すべく通電された後、リードスイッチ53が
オン動作した時点すなわち操作軸47が下限位置PLに
戻った時点で断電されるように構成されている。
【0039】操作軸47が下限位置PLにあるとき、図
7に示すように、第1の弁体61は圧縮コイルばね64
の弾発力により定量貯水器55の底部に押し付けられて
その出水口63を閉じている。また、第2の弁体62は
圧縮コイルばね65の弾発力による上方への移動を径大
部60aに当接することによって止められていて出水口
63を開いた状態にある。
【0040】さて、製氷皿22への給水時に操作軸47
が下限位置PLから上昇すると、出水弁機構59の弁棒
60が押し上げられる。そして、弁棒60はこの上昇移
動により、まず図8に示すように、径大部60aが第1
の弁体61に当接してこれを圧縮コイルばね64の弾発
力に抗して押し上げる。これにより、第1の弁体61が
定量貯水器55の底部から離れてその出水口63を開
く。その後、第2の弁体62が定量貯水器55の底部に
当接して停止するので、該第2の弁体62は圧縮コイル
ばね65の弾発力により定量貯水器55の底部に押し付
けられて出水口63を閉じる。
【0041】その後、弁棒60が給水弁機構39の弁棒
40に当接してこれを押し上げるため、その弁体41が
給水口部58を開く。すると、貯水タンク36内の水が
給水口部58から定量貯水器55内に流出し、定量貯水
器55内に溜められた水によって給水口部58の下端が
塞がれたところで貯水タンク36からの水流出が停止さ
れる。これにより、定量貯水器55内に一定量の水が貯
留されると共に、給水口部58内も水で満たされるよう
になる。なお、定量貯水器55内に注水されるとき、カ
バー56がテーパー状に形成されていることにより、定
量貯水器55内の空気が円滑に開口部56aから抜け出
るようになる。
【0042】このようにして定量貯水器55に一定量の
水が貯留されると、操作軸47が上限位置PUから下限
位置PLに向かって下降する。これにより、給水弁機構
39の弁棒40が圧縮コイルばね42の弾発力により押
し下げられるようになり、その弁体41が給水口部58
を閉じる。その後の操作軸47の下降に伴い、図9に示
すように、出水弁機構59の弁棒60の径大部60aが
第2の弁体62に当接して該第2の弁体62を一体的に
下降させるため、第2の弁体62が定量貯水器59の底
部から離れてその出水口63を開く。これにより、定量
貯水器55内に溜められた水および給水口部58内の水
が出水口63から矢印Bで示すように水受容器25内に
流出し、給水パイプ34を通じて製氷皿22内に供給さ
れる。
【0043】その後、第2の弁体62が定量貯水器55
の底部に当接して停止するので、該第2の弁体62は圧
縮コイルばね65の弾発力により定量貯水器55の底部
に押し付けられて出水口63を閉じる。そして、操作軸
47は下限位置PLに至ったところで停止し、出水口6
3が出水弁機構59により閉じられたままとなる。この
ように構成しても上記一実施例と同様の効果を得ること
ができる上、製氷皿22への給水時におけるパルスモー
タ48の断電を、リードスイッチ54がオンした時点す
なわち操作軸47が下限位置PLに下降した時点で行え
ば良いので、パルスモータ48を停止させるための制御
構成が簡単となる。
【0044】なお、定量貯水器の出水口は常には開かれ
ていても良い。カム機構はモータの回転運動を直線運動
に変換する回転運動・直線運動変換手段に相当するもの
で、ねじ機構、或いはクランク機構に換えても良い。弁
操作装置45の駆動源としては、操作軸47を上限位置
PU、中間位置PC、下限位置PLに保持できる電磁石
に換えても良い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果を得ることができる。請求項1記載の自動
製氷装置の給水装置では、製氷容器への給水時に、出水
弁機構が閉じた状態で給水弁機構を開いて貯水タンクの
水を定量貯水器に注水し、その後、給水弁機構を閉じ出
水弁機構を開いて定量貯水器に溜められた水を落差によ
り給水路を介して製氷容器に供給する状態を経て、出水
弁機構を閉じた状態に戻す構成としたことにより、製氷
容器に常に一定量に精度良く計量された水を供給するこ
とができると共に、給水ポンプが不要で、静音給水がで
き、しかも定量貯水器を常には空にして該定量貯水器に
水垢やかびなどが付着し難くすることができる上、常に
は出水弁機構が定量貯水器の出水口を閉じた状態にし
て、万一、貯水タンクから水が漏れ出ても、その水を製
氷容器に供給してしまうことなく、定量貯水器に溜めて
おくことができる。
【0046】請求項2記載の自動製氷装置の給水装置で
は、弁操作装置の操作部材を常には上下方向移動範囲の
中間位置に位置させる構成としたことにより、出水弁機
構の弁体が1個であっても、常には定量貯水器の出水口
を閉じた状態に維持することができる。請求項3および
4記載の自動製氷装置の給水装置では、出水弁機構が弁
体を2個備えていることにより、定量貯水器の出水口を
閉じた状態に戻して製氷容器への給水動作を終了する場
合、弁操作装置の操作部材を、その停止制御が容易な上
下方向移動範囲の下限位置に設定できる。
【0047】請求項5記載の自動製氷装置の給水装置で
は、弁操作装置の駆動源をモータとする構成としたこと
により、より一層の低騒音化を図ることができる。請求
項6記載の自動製氷装置の給水装置では、定量貯水器を
着脱可能にしたことにより、定量貯水器の清掃を容易に
行うことができる。請求項7記載の自動製氷装置の給水
装置では、貯水タンクのうち、給水口部が設けられた部
分を定量貯水器の蓋部に兼用する構成としたことによ
り、部品点数の増加を抑制することができる。請求項8
記載の自動製氷装置の給水装置では、貯水タンクのうち
定量貯水器の蓋部に兼用された部分の下面を傾斜させる
構成としたことにより、貯水タンクから定量貯水器への
注水時に蓋部兼用部分の下面側の空気が残ることがない
ので、製氷皿への定量給水をより精度良く行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の縦断側面図
【図2】貯水タンクから定量貯水器への注水状態で示す
図1相当図
【図3】定量貯水器から製氷皿への給水状態で示す図1
相当図
【図4】カム機構の概略構成を示す図
【図5】操作軸の上下動位置と出水弁機構および給水弁
機構の開閉との関係を示すタイムチャート
【図6】冷蔵庫の自動製氷装置を示す縦断側面図
【図7】本発明の他の実施例を示す図1相当図
【図8】図2相当図
【図9】図3相当図
【図10】従来の給水装置の一例を示す図6相当図
【符号の説明】
22は製氷皿(製氷容器)、25は水受容器、26は定
量貯水器、27は出水口、28は出水弁機構、30は弁
体、34は給水パイプ、35は給水路、36は貯水タン
ク、37はキャップ(蓋部)、38は給水口部、39は
給水弁機構、41は弁体、45は弁操作装置、47は操
作軸(操作部材)、48はパルスモータ(駆動源)、4
9はカム機構、51はカム板、52は位置検出手段、5
5は定量貯水器、58は給水口部、59は出水弁機構、
61は第1の弁体、62は第2の弁体、63は出水口で
ある。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製氷容器よりも上位に位置し、底部に出
    水口を有した定量貯水器と、 この定量貯水器の上に位置し、給水口部から定量貯水器
    に一定量の水を供給する貯水タンクと、 前記定量貯水器の出水口を開閉すべく設けられた出水弁
    機構と、 前記貯水タンクの給水口部を開閉すべく設けられた給水
    弁機構と、 前記製氷容器への給水時に、前記貯水タンクから前記定
    量貯水器に注水すべく、前記出水弁機構が閉じた状態で
    前記給水弁機構を開き、その後、定量貯水器内の水を流
    出させるべく、給水弁機構を閉じて出水弁機構を開く状
    態を経て出水弁機構を閉じた状態に戻す弁操作装置と、 前記出水弁機構が開くことにより、前記定量貯水器の出
    水口から流出する水を落差により前記製氷容器に供給す
    る給水路とを具備してなる自動製氷装置の給水装置。
  2. 【請求項2】 弁操作装置は、上下方向に移動可能な操
    作部材を備え、この操作部材は、常には上下方向移動範
    囲の中間位置に位置し、製氷容器への給水時に、中間位
    置から上限位置まで上昇する第1行程で給水弁機構を開
    き、上限位置から下限位置まで下降する第2行程で給水
    弁機構を閉じて出水弁機構を開き、下限位置から中間位
    置に上昇する第3行程で出水弁機構を閉じることを特徴
    とする請求項1記載の自動製氷装置の給水装置。
  3. 【請求項3】 製氷容器よりも上位に位置し、底部に出
    水口を有した定量貯水器と、 この定量貯水器の上に位置し、給水口部から定量貯水器
    に一定量の水を供給する貯水タンクと、 前記定量貯水器の出水口を開閉すべく設けられ、常時は
    前記定量貯水器の出水口を閉じた状態にある第1の弁体
    及び常時は該出水口を開いた状態にある第2の弁体を備
    えた出水弁機構と、 前記貯水タンクの給水口部を開閉すべく設けられた給水
    弁機構と、 前記製氷容器への給水時に、前記貯水タンクから前記定
    量貯水器に注水すべく、前記出水弁機構の第1の弁体を
    開くと共に第2の弁体を閉じた状態にして前記給水弁機
    構を開き、その後、定量貯水器内の水を流出させるべ
    く、給水弁機構を閉じて出水弁機構の第2の弁体を開く
    状態を経て第1の弁体を閉じた状態に戻す弁操作装置
    と、 前記出水弁機構の第1及び第2の弁体が開くことによ
    り、前記定量貯水器の出水口から流出する水を落差によ
    り前記製氷容器に供給する給水路とを具備してなる自動
    製氷装置の給水装置。
  4. 【請求項4】 弁操作装置は、上下方向に移動可能な操
    作部材を備え、この操作部材は、常には上下方向移動範
    囲の下限位置に位置し、製氷容器への給水時に下限位置
    から上限位置まで上昇する第1行程で出水弁機構の第1
    の弁体を開いた後、第2の弁体を閉じて給水弁機構を開
    き、上限位置から下限位置まで下降する第2行程で給水
    弁機構を閉じて出水弁機構の第2の弁体を開いた後、第
    1の弁体を閉じることを特徴とする請求項3記載の自動
    製氷装置の給水装置。
  5. 【請求項5】 弁操作装置の駆動源はモータであること
    を特徴とする請求項1または3記載の自動製氷装置の給
    水装置。
  6. 【請求項6】 定量貯水器は、着脱可能であることを特
    徴とする請求項1または3記載の自動製氷装置の給水装
    置。
  7. 【請求項7】 貯水タンクのうち給水口部が設けられた
    部分は、定量貯水器の上部を塞ぐ蓋部に兼用されている
    ことを特徴とする請求項1または3記載の自動製氷装置
    の給水装置。
  8. 【請求項8】 貯水タンクのうち定量貯水器の蓋部に兼
    用された部分の下面は傾斜し、貯水タンクから定量貯水
    器への注水時に蓋部兼用部分の下面側の空気がその傾斜
    に沿って流れ出るように構成されていること特徴とする
    請求項7記載の自動製氷装置の給水装置。
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