JPH0842951A - 自動製氷装置の給水装置 - Google Patents

自動製氷装置の給水装置

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JPH0842951A
JPH0842951A JP17802794A JP17802794A JPH0842951A JP H0842951 A JPH0842951 A JP H0842951A JP 17802794 A JP17802794 A JP 17802794A JP 17802794 A JP17802794 A JP 17802794A JP H0842951 A JPH0842951 A JP H0842951A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製氷皿への定量給水精度の高い自動製氷装置
の給水装置を提供する。 【構成】 操作軸61が中間位置から上限位置まで上昇
すると、出水弁機構38の弁棒39が弁体40により出
水口37を閉じた状態に維持したまま上昇して給水弁機
構54の弁棒55を押し上げる。このため、弁体56が
給水口53を開き、貯水タンク51内の水が定量貯水器
36に一定量供給される。操作軸63が上限位置から下
限位置まで下降することにより、給水弁機構54の弁体
56が給水口53を閉じ、出水弁機構38の弁体40が
出水口37を開くため、定量貯水器36内に溜められた
一定量の水が落差により給水路29を通って製氷皿内に
供給される。その後、操作軸63が下限位置から元の中
間位置に上昇して停止することにより、出水弁機構38
の弁体40が出水口37を閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製氷容器に一定量の水を
供給する自動製氷装置の給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫におけるこの種の給水装置の従来
構成を図12に示す。この給水装置は、冷蔵室1内のプ
ラスチック製水受皿2に溜められた水を給水ポンプ3に
より製氷室4に設けられた製氷容器たる製氷皿5に供給
する構成のもので、水受皿2の上には着脱可能に貯水タ
ンク6が設置されている。この貯水タンク6は、給水弁
7を有した給水口部8から水受皿2に対し、該水受皿2
内の水位が常に給水口部8の下端開口を塞ぐ一定水位を
維持するように給水する。
【0003】前記水受皿2内は、通水孔9を有した仕切
壁10によって水受室11と定水量室12とに仕切られ
ており、水受室11内には貯水タンク6の給水口部8が
挿入され、定水量室12には給水ポンプ3の吸入口部3
aが挿入されている。そして、給水ポンプ3が起動する
と、該給水ポンプ3が定水量室12内の水を製氷容器5
に供給する。このとき、定水量室12の水位は、次第に
低下して水受室11との間で水位差を生ずるが、両室1
1,12を連通している通水孔9は小径で、給水ポンプ
3による給水中に水受室11から通水孔9を通じて定水
量室12内に流入する水はごく少ないので、製氷皿5に
は定水量室12内に貯留された一定量の水が供給される
というものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成の給水装
置においては、給水ポンプ3による給水中に水受室11
から通水孔9を通じて定水量室12内に流入する水がご
く少量に制限されていることを前提にして定量給水が成
立している。ところが、通水孔9の径は水受皿2の成形
誤差などによりばらつくおそれがあり、通水孔9の径が
設計値より大きかったりすると、給水ポンプ3による給
水中に水受室11から定水量室12に流入する水量がば
らつき、この結果、製氷皿5への給水量が製品毎にばら
つくという問題があった。その上、水受皿2内には常時
水が溜められているため、内面に水垢が付着したり、か
び等が発生し易く、衛生上好ましくない。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、製氷皿への定量給水精度が高く、また
定量給水するための器に水垢やかび等が付着し難い自動
製氷装置の給水装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明の自動製氷装置の給水装置は、製氷容器よ
り上位に位置し、底部に出水口を有した定量貯水器と、
この定量貯水器の上に配置され、底部の給水口から前記
定量貯水器に一定量の水を供給する貯水タンクと、この
貯水タンクの給水口を開閉する給水弁機構と、この給水
弁機構の下方に配置され、上下動可能な弁棒と、この弁
棒に上下動可能に設けられ、上方への移動により前記定
量貯水器の出水口に当接して該出水口を閉じ、下方への
移動により出水口から離れて該出水口を開く弁体と、こ
の弁体を下方に付勢してするための第1の圧縮コイルば
ねと、前記弁体を上方に付勢するための第2の圧縮コイ
ルばねとを備えた出水弁機構と、この出水弁機構の下方
に設けられ、操作部が、前記製氷容器への給水時に、中
間位置から上限位置まで上昇する第1行程と、上限位置
から下限位置まで下降する第2行程と、下限位置から前
記中間位置まで上昇する第3行程とを順次行い、第1行
程で前記出水弁機構の弁棒を上昇させることにより前記
第2の圧縮コイルばねの付勢力で弁体を出水口に当接し
た状態に保持したまま前記給水弁機構を開動作させ、第
2行程で出水弁機構の弁棒を下降させることにより給水
弁機構を閉動作させた状態にして前記第1の圧縮コイル
ばねの付勢力により弁体を出水口から離し、第3行程で
出水弁機構の弁棒を上昇させることにより前記第2の圧
縮コイルばねの付勢力により弁体を出水口に当接させる
弁操作機構と、前記出水弁機構の弁体が出水口から離れ
ることにより、該出水口から流出する前記定量貯水器内
の水を受けて前記製氷容器に供給する給水路とを具備し
てなるものである。
【0007】この場合、組み立ての容易化、および弁体
と弁棒との間からの水漏れ防止を図るために、出水弁機
構の弁棒を、上弁棒と、弁体が設けられた下弁棒とから
構成し、弁体には、当該弁体から上方に突出する下弁棒
の上部位を包囲するシール部材を設ける構成とすること
ができる。
【0008】また、弁体の動作をより安定化するため
に、第2の圧縮コイルばねは、弁体の外周寄りの部位を
押圧する構成とすることができる。更に、出水弁機構の
弁体の動作をより安定化するために、弁体に下向きに突
出する筒状部を設け、この筒状部を給水路側に設けられ
た突出部に上下動可能に嵌合する構成とすることができ
る。また、定量貯水器の出水口を出水弁機構の弁体によ
り閉じる場合、より確実なシール状態で閉じるために、
出水口に環状のパッキンを取着すると共に、出水弁機構
の弁体に傾斜面を設け、出水口の閉時に、前記弁体の傾
斜面が前記環状のパッキンの全周に線接触するように構
成することが好ましい。
【0009】
【作用】製氷容器への給水時に、弁操作機構の操作部が
中間位置から上限位置まで上昇する第1行程と、上限位
置から下限位置まで下降する第2行程と、下限位置から
前記中間位置まで上昇する第3行程とを順次行う。これ
により、まず出水弁機構が定量貯水器の出水口を閉じた
状態で給水弁機構が開かれる。すると、貯水タンクから
定量貯水器に一定量の水が注水される。この後、給水弁
機構が貯水タンクの給水口を閉じ、出水弁機構が定量貯
水器の出水口を開く状態になる。これにより、定量貯水
器に溜められた一定量の水が落差により給水路を通じて
製氷容器に供給される。そして、製氷容器への給水が終
了したところで出水弁機構が閉じられる。
【0010】従って、定量貯水器は製氷容器への給水時
以外は空の状態になっているので、水垢が付着し難く、
かび等も発生し難い。また、出水弁機構は定量貯水器の
出水口を常には閉じた状態にあるので、万一、貯水タン
クからの水漏れがあった場合、その漏れ出た水は定量貯
水器に溜められる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を冷蔵庫の自動製氷装置に適用
した第1実施例を図1ないし図7に基づいて説明する。
図7に示すように、冷蔵庫の製氷室21内には、プラス
チック製の製氷容器としての製氷皿22が設けられ、こ
の製氷皿22に溜められた水が製氷室21に供給される
冷気により冷却されて氷となる。一方、上記製氷室21
の上の冷蔵室23内には、プラスチック製の載置台24
が設けられ、この載置台24に円形の水受容器25が一
体に形成されている。なお、水受容器25の前側の一部
は前方に延長されている。
【0012】水受容器25は、一定量に計量された水を
受けて製氷皿22に供給するためもので、前側に延長さ
れた部位の底部には、図1に示すように流出口26が形
成されている。そして、流出口26には製氷室21と冷
蔵室23との仕切壁27を貫通するチューブ28が連結
されており、水受容器25に受けられた水はチューブ2
8を介して製氷皿22に注入されるようになっている。
従って、水受容器25およびチューブ28は一定量に計
量された水を受けて製氷皿22に供給する給水路29と
して機能する。なお、図7において、30はチューブ2
8から供給される水の勢いを弱めて製氷皿22から水が
飛び跳ねないようにするための水勢緩和部材、26aは
流出口26、チューブ28の内面に付着して残った水滴
が氷結することを防止するためのヒータである。
【0013】また、図1に示すように、水受容器25の
底部中央には、開口部31が形成されており、この開口
部31の周囲部には上方に突出する筒状部32が一体に
突設されている。そして、筒状部32の内側には開口部
31を封止する弾性材製の容器状シール部材33が配置
されており、このシール部材33は、筒状部32の内側
の形成された環状段部32aに筒状部32の外周の雄ね
じ32bに螺着された袋状ナット34によってリング3
5を介して押圧固定されている。
【0014】かかる水受容器25の内部には、プラスチ
ック製により形成された円形の定量貯水器36が収納さ
れている。この定量貯水器36は水受容器25に対して
着脱可能になっており、収納状態では、上部外周囲の環
状リブ36aが水受容器25の上部開放口に形成された
下側拡径部25aの段部面25bに受け支持されるよう
になっている。
【0015】上記定量貯水器36の底部中央には出水口
37が形成されており、この出水口37は出水弁機構3
8により開閉される。出水弁機構38は、弁棒39と、
弁体40とを主たる構成要素とするもので、弁棒39は
下端部に径大なフランジ部41aを有する上弁棒41
と、同じく下端部に径大なフランジ部42aを有する下
弁棒42とに二分割されている。また、弁体40は、下
部位に下向きに開放する筒状部としてのスカート部40
aを有した段付き円筒状に形成されている。
【0016】上記上弁棒41は、定量貯水器36の内底
面に立設された複数のリブ36bの中央軸受部36cに
上下動可能に挿通されて、ストップリング43により抜
け止めされており、それら軸受部36cと上弁棒41の
フランジ部41aとの間には、上弁棒41を下方に付勢
する第1の圧縮コイルばね44が設けられている。
【0017】一方、下弁棒42は弁体40の上部円盤部
40bの中央に上下動可能に挿通されてストップリング
45により抜け止めされており、弁体40の上部円盤部
40bと下弁棒42のフランジ部42aとの間には、下
弁棒42に対して弁体40を上方に付勢する第2の圧縮
コイルばね46が設けられている。そして、弁体40の
上部筒状部40cには当該筒状部40cの上部開放口を
封止するための弾性材製の容器状シール部材47が配置
されており、このシール部材47は筒状部40cの上端
部に、その外周の雄ねじ40dに螺着された袋状ナット
48によってリング49を介して押圧固定されている。
【0018】このように組み合わされた弁体40、下弁
棒42、第2の圧縮コイルばね46およびシール部材4
7は、定量貯水器36に取り付けられた上弁棒41およ
び第1の圧縮コイルばね44とは別ユニットとして構成
され、図4に示すように定量貯水器36とは分離可能に
なっている。そして、この出水弁機構38の下側ユニッ
トは、弁体40のスカート部40aを給水路29の突出
部たる前記袋状ナット34の外側に嵌合することによ
り、水受容器25側に上下動可能に支持された状態とな
っている。
【0019】しかして、定量貯水器36は、出水弁機構
38の下側ユニットを水受容器25側に取り付けた後、
当該水受容器25内に収納されるようになっており、こ
の収納状態では、図1に示すように、出水口37の内側
に弁体40の上部位が挿入されて上弁棒41と下弁棒4
2とがシール部材47を挟んで当接し、第1の圧縮コイ
ルばね44が下弁棒42を下方に付勢する状態となる。
このとき、シール部材47に突設された突起47aと上
弁棒41の下端部に形成された凹部41bとが嵌合する
ことにより、上弁棒41と下弁棒42とが同軸となるよ
うに位置調整される。そして、弁体40は、第2の圧縮
コイルばね46の付勢力により上方に移動されて出水口
37の周囲部に取着された環状パッキン50に下方から
当接することにより当該出水口37を閉じ、また後述の
ように第1の圧縮コイルばね44の付勢力により押し下
げられると、環状パッキン50から下方に離反移動して
出水口37を開くようになっている。
【0020】ここで、弁体40のうち、環状パッキン5
0に当接する部分は外周側に向かって下降するテーパ状
の傾斜面40eに形成されており、これにより、弁体4
0の傾斜面40eが環状パッキン50に対してその全周
に線接触するようになっている。なお、傾斜面40eと
環状パッキン50との線接触をより確実に行わせるため
に、環状パッキン50の下端部は円弧状に形成されてい
る。
【0021】一方、定量貯水器36の上には、載置台2
4に着脱可能に設置された貯水タンク51が設けられて
いる。この貯水タンク51の下面部には、筒部51aが
突設され、この筒部51aにキャップ52が螺着されて
いる。このキャップ52の中央には、給水口53が形成
されていると共に、キャップ52の下面には下方に突出
する短尺な径大リング部52aが形成されている。給水
口53は給水弁機構54により開閉される。この給水弁
機構54は、キャップ52に設けられた支持枠52bの
中央軸受部52cに上下動可能に支持された弁棒55
と、弁棒55の下端部に取着された弁体56とから構成
されている。そして、弁棒55は、弁体56と軸受部5
2cとの間に設けられた付勢手段としての圧縮コイルば
ね57により下方に付勢され、常には給水口53を閉じ
ている。なお、貯水タンク51は、給水口53を通じて
外部と連なる以外は密閉されている。また、貯水タンク
51内には浄水フィルタ51bが設けられている。
【0022】上記貯水タンク51のキャップ52は、前
記定量貯水器36の上面よりも径大に形成され、水受容
器25の上側拡径部25c内に位置されて定量貯水器3
6の上端と僅かな隙間をもって対向している。従って、
キャップ52は部品点数削減のために定量貯水器36の
蓋部として兼用され、定量貯水器36の上面がキャップ
52により塞がれた状態となっている。また、給水口5
3の径大リング部52aは、定量貯水器36の内径寸法
よりも若干小さく設定され、定量貯水器36の内周面と
の間に僅かな隙間を形成した状態で該定量貯水器36内
に挿入されている。そして、給水弁機構54の弁棒55
は出水弁機構38の弁棒39と同一軸線上に位置された
状態になっている。なお、図7中、58は貯水タンク5
1が載置台24に載置されたことをレバー59を介して
検出するためのスイッチである。また、60は製氷皿2
2で製造された氷を貯留するための貯氷ケース(図示せ
ず)の貯氷量を検出するためのレバーである。
【0023】さて、前記仕切壁27には、出水弁機構3
8および給水弁機構54を開閉操作する弁操作装置61
が取り付けられている。この弁操作装置61は、ケース
62に上下動可能に支持された操作部としての操作軸6
3および図5に示すモータ64、このモータ64の回転
運動を操作軸63の上下運動に変換する変換手段として
例えばカム機構65を備えている。このカム機構65
は、モータ64により減速機構66を介して回転駆動さ
れるカム軸67にカム板68を取り付けて構成され、こ
のカム板68のカム面たる上面は凹凸状に形成されてい
る。そして、操作軸63の下端がこのカム板68の上面
に接触しており、操作軸63はカム板68の1回転によ
り1往復する。
【0024】上記操作軸63は、図1に示すように、ケ
ース62から上方に突出して前記水受容器25の底部の
開口部31内に位置されて前記出水弁機構38の下弁棒
42にシール部材33を介して当接している。そして、
操作軸63は、常には上下動範囲の中間高さ位置で停止
した状態にある。このとき、出水弁機構38の上下両弁
棒41,42は操作軸63により、下限位置から所定量
押し上げられた位置にあるも、上弁棒41の上端は給水
弁機構54の弁棒55からは離れている。このような状
態において、出水弁機構38の弁体40は第2の圧縮コ
イルばね46の弾発力により環状パッキン50押し当て
られて出水口37を閉じており、また、給水弁機構54
の弁体56は圧縮コイルばね57の弾発力により押し下
げられて給水口53を閉じている。なお、出水弁機構3
8の上弁棒41と下弁棒42とは同一の上下動作を行う
ので、以下、特に別けて説明する必要がある場合を除
き、弁棒39として説明する。
【0025】製氷皿22への給水は、図5に示すカム板
68(カム軸67)が1回転することによって行われる
ようになっており、そのカム板68の1回転により操作
軸63が一往復して出水弁機構38および給水弁機構5
4を開閉する。この場合、上述のように、操作軸63は
常時は上下動範囲の中間位置で停止していることから、
該操作軸63の一往復はその中間位置から開始され、操
作軸63はカム板68の回転に伴い、まず中間位置から
上限位置まで上昇し(第1行程)、次に上限位置から下
限位置まで下降し(第2行程)、そして下限位置から中
間位置に戻って停止する(第3行程)。操作軸63に上
述のような第1〜第3行程の動作を行わせるために、カ
ム板68にはマグネット69が取り付けられていると共
に、ケース62側にはリードスイッチ70が設けられ、
図示しない制御装置は、リードスイッチ70がオン動作
することによりカム板67が1回転したことを検出して
モータ64を断電するように構成されている。
【0026】次に上記構成の作用を説明するに、まず操
作軸63の上下方向移動と出水弁機構38および給水弁
機構54の開閉関係とを図6を参照しながら説明する。
なお、図6では、操作軸63の中間位置をPC、上限位
置をPU、下限位置をPLで示した。
【0027】まず、操作軸63が中間位置PCにあると
き、出水弁機構38および給水弁機構54の弁体40お
よび56はそれぞれ出水口37および給水口53を閉じ
ている。操作軸63が中間位置PCから上限位置PUま
で上昇し始めると、出水弁機構38の弁棒39が操作軸
63によって押し上げられるようになる。このとき、弁
棒39は第1および第2の圧縮コイルばね44,46を
押し縮めながら押し上げられるため、出水弁機構38の
弁体40は第2の圧縮コイルばね46の付勢力により環
状パッキン50に押し付けられた状態すなわち出水口3
7を閉じたままの状態に維持され、従って弁棒39は停
止状態にある弁体40に対してスライドしながら上昇す
る。このため、特に弁体40は弁棒39の上昇に伴って
第2の圧縮コイルばね46が次第に押し縮められること
により、次第に強く環状パッキン50に押し付けられる
ようになり、出水口37に対するシールがより確実にな
る。そして、出水弁機構38の弁棒39が所定高さ位置
まで押し上げられると、図2に示すように弁棒39が給
水弁機構54の弁棒55に当接してこれを圧縮コイルば
ね57の付勢力に抗して押し上げるため、弁体56が給
水口53を開く。
【0028】操作軸63が上限位置PUから下限位置P
Lまで下降する第2行程に転ずると、出水弁機構38お
よび給水弁機構54の弁棒39および55が圧縮コイル
ばね44,46および57の弾発力によって押し下げら
れ、まず給水弁機構54の弁体56が給水口53を閉じ
る。このとき、出水弁機構38の弁体40は弁棒39の
下降にも拘らず、第2の圧縮コイルばね46により上方
に付勢されて環状パッキン50に押し付けられているた
め、出水口37は閉じられたままに維持される。その
後、出水弁機構38の弁棒39が給水弁機構54の弁棒
55から離れ、該弁棒39が更に下降すると、下弁棒4
2のストップリング45が弁体40に当接するため、第
2の圧縮コイルばね46の弾発力はストップリング45
に受けられるようになる。すると、図3に示すように弁
棒39が第1の圧縮コイルばね44の付勢力により弁体
40と一体的に下方に移動するようになるため、弁体4
0が第1の圧縮コイルばね44の付勢力により下方に移
動されて環状パッキン50から下方に離れ、出水口37
を開く。
【0029】そして、操作軸63が下限位置PLに至
り、該下限位置PLから中間位置PCまで上昇する第3
行程に移行すると、出水弁機構38の弁棒39が第1の
圧縮コイルばね44を押し縮めながら上昇するようにな
る。操作軸63ひいては弁棒39が所定量上昇すると、
弁体40が環状パッキン50に当接し、ストップリング
45が弁体40から上方に若干離れたところ、すなわち
図1に示すように弁体40が第2の圧縮コイルばね46
の付勢力により環状パッキン50に押し当てられて出水
口37を閉じたところで操作軸63は元の中間位置PC
に戻り、そこで停止する。
【0030】しかして、製氷皿22での製氷が完了し、
該製氷皿22が上下反転されて氷が図示しない貯氷ケー
スに落下貯留された後、元に戻されると、製氷皿22へ
の給水を行うべきモータ64が通電される。すると、ま
ず操作軸37が中間位置PCから上限位置PUまで上昇
することにより(第1行程)、図2に示すように、出水
弁機構38の弁体40が定量貯水器36の出水口37を
閉じたままにした状態で、給水弁機構54が貯水タンク
51の給水口53を開く。これにより、貯水タンク51
内の水が給水口53を通じて定量貯水器36内に流出
し、該定量貯水器36内に水が溜められるようになる。
そして、給水口53からの水の流出に伴い、定量貯水器
36内の水位が上昇し、その水面により給水口53部分
の下端部である径大リング部52aの下端開口が塞がれ
るようになると、給水口53からの水の流出が止まる。
このとき、径大リング部52aは常に一定の高さ位置に
支持されているため、定量貯水器36には、常に一定水
位、換言すれば一定量の水が貯留されることとなる。
【0031】このようにして定量貯水器36内に一定量
の水が溜められると、その後、操作軸63が上限位置P
Uから下限位置PLまで下降する第2行程に移る。この
操作軸63の下降に伴ってまず給水弁機構54の弁体5
6が貯水タンク51の給水口53を閉じ、その後、図3
に示すように、出水弁機構38の弁体40が定量貯水器
36の底部から離れてその出水口37を開くようにな
る。すると、定量貯水器36内に溜められた水および貯
水タンク51の給水口部3内に存在する水が図3に矢印
Aで示すように、出水口37から水受容器25に流出
し、そして落差により流出口26からチューブ28を通
じて製氷皿22内に供給される。
【0032】その後、操作軸63が下限位置PLから中
間位置PCに復帰する第3行程に移り、出水弁機構38
の弁棒39が操作軸63により所定量押し上げられる
と、該出水弁機構38の弁体40が出水口37を閉じる
ようになる。なお、このときには製氷皿22への給水は
終了しており、その後、操作軸63は図1に示す中間位
置PCまで上昇して当該位置で停止し、出水口37を閉
じたままにする。製氷皿22内に供給された水が製氷室
23内の冷気により冷却されて氷になると、前述したと
同様にして製氷皿22が上下反転されて氷が貯氷ケース
に落下貯留され、そして製氷皿22が元に戻されると、
再びモータ64が通電されて上述のような動作が繰り返
えされる。
【0033】このように本実施例によれば、径大リング
部52a内の水も含めて定量貯水器36に溜められた一
定量の水だけが製氷皿22に供給される。このとき、図
11に示す従来構成のもの、すなわち通水孔9を通じて
水受室11に連通された定水量室12内の水を給水ポン
プ3により製氷皿5に供給する構成のものとは異なり、
製氷皿22への給水時に定量貯水器36内に他から水が
流入するおそれがないので、常に一定量の水を製氷皿2
2に供給でき、精度の良い定量給水を行うことができ
る。
【0034】しかも、定量貯水器36内の水は落差によ
り製氷皿22に供給されるので、給水ポンプにより給水
するものとは異なり、給水中にポンプ羽根の唸り音等の
大きな騒音が発生するおそれがなく、静音給水が可能と
なる。この場合、弁操作装置61の駆動源をモータ64
としたので、静音給水にとってより効果的である。
【0035】また、定量貯水器36は常には空になって
いて製氷皿22への給水時の僅かな時間帯にだけ水が溜
められるので、定量貯水器36内に製氷皿22に供給す
るための水を常時溜めておく構成のものとは異なり、定
量貯水器36に水垢がたまったり、かびが発生したりし
難く、また冷蔵室23内に収容された食品の臭いが定量
貯水器36内の水に吸収されたりすることがなくなる。
なお、製氷皿22での製氷が完了するまで所要時間は2
〜5時間であるので、定量貯水器36に常時水を溜めて
おいた場合、冷蔵室23内の食品の臭いがその水に吸収
されてしまう。
【0036】更に、本実施例では、常には、給水弁機構
54に加えて出水弁機構38も閉じた状態に維持される
ように構成したので、例えば給水口53の周縁部と弁体
56との間に僅かな隙間が生じ、そこから水が漏れ出る
ようになった場合、その水は水受容器25内に溜められ
るようになる。従って、貯水タンク51から漏れ出る水
がチューブ28を介して製氷皿22内に供給され、該製
氷皿22から水がオーバーフローするという不具合の発
生を未然に防止できる。なお、貯水タンク51から漏れ
て定量貯水器36に溜められた水は次の給水時に製氷皿
22に供給される。
【0037】また、出水弁機構38の弁体40は下弁棒
42に上下動可能に設けられ、下弁棒42の下端フラン
ジ部42aとの間に設けられた第2の圧縮コイルばね4
6により上方に付勢されて環状パッキン50に押し当て
られる構成であるので、給水弁機構61を開放動作させ
るために操作軸63が上昇すると、第2の圧縮コイルば
ね46が更に押し縮められて環状パッキン50への弁体
40の押圧力が強まる。このため、給水タンク51から
定量貯水器36への給水時に出水口37のシールがより
確実に行われ、出水口37から水が漏れ出ることによっ
て製氷皿22への供給水量に狂いを生ずるといった不具
合を生ずることがない。
【0038】そして、本実施例では、出水口37を閉じ
るとき、第1の圧縮コイルばね44の付勢力は下弁棒4
2により受けられて弁体40は第2の圧縮コイルばね4
6の勢力のみで環状パッキン50に押し付けられ、出水
口37を開くときには、第2の圧縮コイルばね46の付
勢力はストップリング45により受けられて弁体40は
第1の圧縮コイルばね44の付勢力のみで環状パッキン
50から離されるので、第1の圧縮コイルばね44の付
勢力と第2の圧縮コイルばね46の付勢力との強弱関係
を何等考慮せずとも、弁体40を第1および第2の圧縮
コイルばね44および46の付勢力により開閉させるこ
とができ、両圧縮コイルばね44,46の製作が容易と
なる。
【0039】また、定量貯水器36は着脱可能であるか
ら、長期使用により、汚れた場合には、水受容器25か
ら取り外して水洗い等により簡単に清掃でき便利であ
る。この場合、出水弁機構38の弁棒39を上弁棒41
と下弁棒42とに分割し、上弁棒41側を定量貯水器3
6側に取り付け、下弁棒42側を定量貯水器36とは分
離可能な別ユニットとして構成したので、1本の弁棒に
弁体40と2本の圧縮コイルばね44,46を取り付け
る場合に比べ、組み付け作業が容易となる。
【0040】その上、別のユニットとされた下弁棒42
側は弁体40のスカート部40aを袋状ナット34に嵌
合することにより定量貯水器36に取り付けることがで
きるので、組み立てが容易である。しかも、弁体40の
上下動が袋状ナット34によりガイドされるようになる
ので、その上下動がより円滑に行われるようになる。そ
して、弁棒42と弁体40との嵌合部分からの水漏れを
防止するシール部材47を定量貯水器36とは別ユニッ
トとされる弁体40の上部の筒状部40cに取着するの
で、シール部材47を容易に取着することができる。
【0041】また、本実施例では、出水口37の周囲部
に取着された環状パッキン50に対し、弁体40の傾斜
面40eが線接触するようにしたので、面接触する場合
に比べて環状パッキン50に対する弁体40の単位面積
当たりの押圧力が大きくなる。このため、環状パッキン
50が傾斜面40eとの接触部分において弾性変形し易
くなり、傾斜面40eに多少の凹凸があったとしても、
環状パッキン50が弾性変形してその凹凸になじむよう
になり、従って出水口37の閉時に弁体40と環状パッ
キン50との間のシールがより確実に行われ、水漏れの
発生をより確実に防止することができる。その上、弁体
40が傾斜面40eで環状パッキン50に接触するの
で、弁体40が環状パッキン50に対し若干偏心してし
たとしても、傾斜面40eの案内作用により同心となる
ように弁体40の位置が修正されるようになるので、弁
体40の傾斜面40eが環状パッキン50に対しより確
実に全周で接触するようになり、より確実なシール状態
を得ることができるものである。なお、下弁棒42のス
トップリング45は弁棒39に対する弁体40の上昇限
界位置を規制するストッパとして機能するが、これはピ
ンに変えてもよく、また下弁棒42と一体の突部に変え
ても良い。
【0042】図8は本発明の第2実施例を示すもので、
図1と同一機能部分には同一符号を付して示し、異なる
部分のみ説明する。この実施例が前記第1実施例と異な
るところは、水受容器25側の袋状ナット34の外周部
に環状の座部34aを設け、第2の圧縮コイルばね71
を第1実施例の第2の圧縮コイルばね46より径大に形
成してこれを弁体40の外周寄りの部位と座部34aと
の間に配置したところにある。また、スカート部40a
には筒状パッキン72が取着されていて、スカート部4
0aと水受容器25の底部との間をシールし、シール部
材33が破損した場合の弁操作装置61側への水漏れを
防止するようにしている。
【0043】このような第2実施例では、第2の圧縮コ
イルばね71が弁体40の外周寄りの部位を押圧するの
で、弁体40が環状パッキン50に全周に均等に押圧さ
れるようになり、出水口37のシールがより確実にな
る。また、弁体40が第2の圧縮コイルばね71により
外周寄りの部位で受けられるようになるので、その上下
動時に弁体40が傾いて下弁棒42に対し「こじる」よ
うな状態で上下動することが防止され、スムーズな上下
動作を保証できる。
【0044】なお、第2の圧縮コイルばね71は弁体4
0側に取り付けるようにしても、袋状ナット34の座部
34a側に取り付けるようにしても良く、前者の場合に
は、第2の圧縮コイルばね71が邪魔に出水弁機構38
の下側ユニットを外す際に第2の圧縮コイルばね71が
邪魔になるおそれがなく、取り外し易くなり、後者の場
合には、第2の圧縮コイルばね71が外れ落ちるおそれ
がない。
【0045】図9ないし図11は本発明の第3実施例を
示すもので、前記図1と同一機能部分には同一符号を付
して示し、異なる部分のみ説明する。すなわち、出水弁
機構38の弁棒73は第1実施例の上下二分割のものと
は異なり、1本の棒材により構成されている。一方、弁
体74は高さが比較的高い段付き円筒状に形成され、弁
棒73に上下動可能に嵌合されてストップリング75に
より抜け止めされている。この弁体74の上端部には、
弁棒73と弁体74との嵌合部分からの水漏れを防止す
るためのシール部材76が袋状ナット77により押圧固
定されている。そして、弁体74は定量貯水器36のリ
ブ36bの比較的径大な軸受部36dに上下動可能に挿
通支持されている。
【0046】また、弁体74と定量貯水器36のリブ3
6bとの間には、弁体74を下方に付勢する第1の圧縮
コイルばね78が設けられていると共に、弁体74の上
端部と弁棒73の下端径大部73aとの間には弁体74
を上方に付勢する第2の圧縮コイルばね79が設けられ
ている。ここで、第2の圧縮コイルばね79の弾発力は
第1の圧縮コイルばね78のそれよりも大きく設定され
ている。
【0047】このように構成された出水弁機構38は定
量貯水器36とは別のユニットとして構成され、定量貯
水器36から分離可能になっている。そして、出水弁機
構38は弁体74の下端スカート部74aを水受容器2
5側の袋状ナット34に上下動可能に嵌合されている。
また、そのスカート部74aには筒状パッキン80が取
着されている。
【0048】上記構成において、操作軸63が中間位置
PCから上限位置PUまで上昇すると、図10に示すよ
うに、第1および第2の両圧縮コイルばね78および7
9が押し縮められ、第2の圧縮コイルばね79の弾発力
により弁体74が環状パッキン50に押圧されて出水口
37を閉じた状態で給水弁機構54が開動作し、貯水タ
ンク51から一定量の水が定量貯水器36に供給され
る。
【0049】この後、操作軸63が上限位置PUから下
限位置PLまで下降し、これにより、まず給水弁機構5
4が閉動作し、次にストップリング75が弁体74に当
接して第2の圧縮コイルばね79の弾発力を受けるよう
になるため、図11に示すように、弁体74が第1の圧
縮コイルばね78の弾発力により下方に移動して出水口
37を開く。これにより、定量貯水器36内の水が矢印
Aで示すように流出し、チューブ28から製氷皿22内
に供給される。
【0050】次いで、操作軸63が下限位置PLから中
間位置PCまで上昇し、これにより図9に示すようにス
トップリング75が弁体74から上方に若干離れるよう
になるため、弁体74が第2の圧縮コイルばね79の弾
発力により押し上げられて環状パッキン50に当接し、
出水口37を閉じる。このように構成しても上記第1実
施例と同様の効果を得ることができる。
【0051】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限られるものではなく、次のような変更または拡張
が可能である。カム機構65は、モータ64の回転運動
を直線運動に変換する回転運動・直線運動変換手段に相
当するものであり、ねじ機構、或いはクランク機構に換
えても良い。弁操作装置61の駆動源としては、操作軸
63を上限位置PU、中間位置PC、下限位置PLに保
持できる電磁石に換えても良い。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果を得ることができる。請求項1記載の自動
製氷装置の給水装置では、製氷容器に常に一定量に精度
良く計量された水を供給することができると共に、給水
ポンプが不要で、静音給水ができ、しかも定量貯水器を
常には空にして該定量貯水器に水垢やかびなどが付着し
難くすることができ、また常には出水弁機構が定量貯水
器の出水口を閉じた状態にあるので、万一、貯水タンク
から水が漏れ出ても、その水を製氷容器に供給してしま
うことなく、定量貯水器に溜めておくことができる。
【0053】請求項2記載の自動製氷装置の給水装置で
は、出水弁機構の弁棒は上下に分割されているので、組
み立てが容易で、また下弁棒に設けられた弁体の上端部
にシール部材を取り付けることにより、下弁棒と弁体と
の嵌合部分のシールを容易に行うことができる。
【0054】請求項3記載の自動製氷装置の給水装置で
は、第2の圧縮コイルばねは弁体の外周寄りの部位を押
圧するので、弁体が全周にわたり均等の押圧力で出水口
側に接するので、出水口をより確実に閉じることができ
ると共に、弁体の傾きを防止できる。
【0055】請求項4記載の自動製氷装置の給水装置で
は、弁体が給水路側の突出部に上下動可能に嵌合される
ので、弁体の上下動作がより円滑になる。
【0056】請求項5記載の自動製氷装置の給水装置で
は、弁体の傾斜面が環状のパッキンの全周に線接触する
構成であるので、定量貯水器の出水口を出水弁機構の弁
体により閉じる場合、より確実なシール状態で閉じるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部の縦断側面図
【図2】貯水タンクから定量貯水器への給水状態で示す
図1相当図
【図3】定量貯水器から製氷皿への給水状態で示す図1
相当図
【図4】出水弁機構の分解斜視図
【図5】カム機構の概略構成を示す図
【図6】操作軸の上下動位置と出水弁機構および給水弁
機構の開閉との関係を示すタイムチャート
【図7】冷蔵庫の製氷装置を示す縦断側面図
【図8】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図9】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図10】図2相当図
【図11】図3相当図
【図12】従来の給水装置の一例を示す図7相当図
【符号の説明】
22は製氷皿(製氷容器)、25は水受容器、26は流
出口、28はチューブ、29は給水路、34は袋状ナッ
ト(突出部)、36は定量貯水器、37は出水口、38
は出水弁機構、39は弁棒、40は弁体、40aはスカ
ート部(筒状部)、40eは傾斜面、41は上弁棒、4
2は下弁棒、44,46は第1,第2の圧縮コイルば
ね、47はシール部材、50は環状パッキン、51は貯
水タンク、52はキャップ、53は給水口、54は給水
弁機構、56は弁体、57は圧縮コイルばね、61は弁
操作装置、63は操作軸(操作部)、64はモータ)、
65はカム機構、69はカム板、71は第2の圧縮コイ
ルばね、73は弁棒、74は弁体、78,79は第1,
第2の圧縮コイルばねである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製氷容器より上位に位置し、底部に出水
    口を有した定量貯水器と、 この定量貯水器の上に配置され、底部の給水口から前記
    定量貯水器に一定量の水を供給する貯水タンクと、 この貯水タンクの給水口を開閉する給水弁機構と、 この給水弁機構の下方に配置され、上下動可能な弁棒
    と、この弁棒に上下動可能に設けられ、上方への移動に
    より前記定量貯水器の出水口に当接して該出水口を閉
    じ、下方への移動により出水口から離れて該出水口を開
    く弁体と、この弁体を下方に付勢してするための第1の
    圧縮コイルばねと、前記弁体を上方に付勢するための第
    2の圧縮コイルばねとを備えた出水弁機構と、 この出水弁機構の下方に設けられ、操作部が、前記製氷
    容器への給水時に、中間位置から上限位置まで上昇する
    第1行程と、上限位置から下限位置まで下降する第2行
    程と、下限位置から前記中間位置まで上昇する第3行程
    とを順次行い、第1行程で前記出水弁機構の弁棒を上昇
    させることにより前記第2の圧縮コイルばねの付勢力で
    弁体を出水口に当接した状態に保持したまま前記給水弁
    機構を開動作させ、第2行程で出水弁機構の弁棒を下降
    させることにより給水弁機構を閉動作させた状態にして
    前記第1の圧縮コイルばねの付勢力により弁体を出水口
    から離し、第3行程で出水弁機構の弁棒を上昇させるこ
    とにより前記第2の圧縮コイルばねの付勢力により弁体
    を出水口に当接させる弁操作機構と、 前記出水弁機構の弁体が出水口から離れることにより、
    該出水口から流出する前記定量貯水器内の水を受けて前
    記製氷容器に供給する給水路とを具備してなる自動製氷
    装置の給水装置。
  2. 【請求項2】 出水弁機構の弁棒は、上弁棒と、弁体が
    設けられた下弁棒とからなり、弁体には、当該弁体から
    上方に突出する下弁棒の上部位を包囲するシール部材が
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の自動製
    氷装置の給水装置。
  3. 【請求項3】 第2の圧縮コイルばねは、弁体の外周寄
    りの部位を押圧するように構成されていることを特徴と
    する請求項1または2記載の自動製氷装置の給水装置。
  4. 【請求項4】 出水弁機構の弁体には下向きに突出する
    筒状部が設けられ、この筒状部が給水路側に設けられた
    突出部に上下動可能に嵌合される構成であることを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載の自動製氷装
    置の給水装置。
  5. 【請求項5】 出水口に環状のパッキンが取着されると
    共に、出水弁機構の弁体には傾斜面が設けられ、出水口
    の閉時に、前記弁体の傾斜面が前記環状のパッキンの全
    周に線接触することを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれかに記載の自動製氷装置の給水装置。
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