JP2000039242A - 一定量の流体を供給する装置 - Google Patents

一定量の流体を供給する装置

Info

Publication number
JP2000039242A
JP2000039242A JP10221111A JP22111198A JP2000039242A JP 2000039242 A JP2000039242 A JP 2000039242A JP 10221111 A JP10221111 A JP 10221111A JP 22111198 A JP22111198 A JP 22111198A JP 2000039242 A JP2000039242 A JP 2000039242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
measuring tank
tank
water
storage tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10221111A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Fukami
正 深美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oken Seiko Co Ltd
Original Assignee
Oken Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oken Seiko Co Ltd filed Critical Oken Seiko Co Ltd
Priority to JP10221111A priority Critical patent/JP2000039242A/ja
Publication of JP2000039242A publication Critical patent/JP2000039242A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単で安価な構成であって、正確な計量を
可能にする。 【解決手段】 貯水タンクと、貯水タンクに接続され
る吸入口を有する計量タンクと、エアーポンプとを備え
貯水タンクより計量タンクへ流入させ計量タンクが満た
された時に計量タンクの吸入口に設けたフロートにより
貯水タンクよりの流入を阻止し、エアーポンプにより計
量タンクにエアーを送り込むことにより吸入口を閉じた
まま計量タンク内の流体を排出口により供給するように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電気冷蔵庫
の製氷皿へ一定量の水を供給する等の一定量の流体を供
給する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一定量の流体を供給するための装
置を、電気冷蔵庫における製氷皿への水の供給装置を例
として述べる。
【0003】図3は従来の製氷皿への水供給装置の構成
を示す図で、1は貯水タンク、15は製氷皿、30は貯
水タンク1の水を接続部(吸入口27)とパイプ13を
通して製氷皿15へ送るポンプである。
【0004】又ポンプ30は、例えば図示するようなイ
ンペラーポンプが用いられている。このポンプ30にお
いて、20はモーターでその出力軸21には駆動側マグ
ネット22が固定され、仕切板23を挟んで受動側マグ
ネット24が回転可能に又、これと一体にインペラー2
5が配置されている。つまり、モーター20の側は駆動
部を又仕切板23を境にしてモーター20と反対側には
ポンプ室が形成されている。又ポンプ室を形成するケー
ス26には吸入口27と吐出口28が形成され、吸入口
27は貯水タンクに接続され又吐出口28はパイプ13
に接続されている。
【0005】このような一定量の水を供給する装置にお
いて、モーター20を回転させると駆動側マグネット2
2が回転しこの回転により磁気結合にて受動側マグネッ
ト24が回転しこれと一体にインペラー25の回転によ
り遠心力が働いてポンプ作用が行なわれる。つまり貯水
タンク1の水が吸入口27より吸入して吐出口28より
送り出される。これによりパイプ13を通って製氷皿1
5へ水が供給される。
【0006】上記の操作においてポンプ30の回転時間
を一定に定めれば、貯水タンク1より一定量の水が製氷
皿へ送られる。この時水を送る製氷皿1回分の水量にな
るように設定すればよい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポンプを駆動
するモーター20は、個々により回転数がばらつきがあ
り、又電圧の変化等によっても回転数が変化するため、
1回のモーターの回転時間を一定にしても、1回毎に供
給する水の量は供給じ毎に夫々変化し一定しない。
【0008】また、前記従来例等の場合、ポンプの小型
化が要求されるため図3に示すような磁気結合のポンプ
等が利用されるが、磁気結合のポンプは、部品点数が多
く、比較的高価になる欠点も有している。
【0009】本発明は、1回毎の液体供給量が一定であ
ってしかも簡単な構成で安価な一定量の液体を供給する
装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一定量の流体を
供給する装置で、貯水タンクに接続する計量タンクとよ
りなり、貯水タンクよりの流体を計量タンクに注入して
計量タンクが一杯になった時に排出して一定量を供給す
るもので、計量タンク内の貯水タンクに接続する吸入口
近傍と排出する排出口近傍に夫々配置されフロートを有
し、貯水タンクよりの流体が計量タンク吸入口からフロ
ートを離して注入され、計量タンク内に流体が満たされ
ることによりタンク内の圧力によりフロートが吸入口を
塞ぎ貯水タンクよりの流体の注入が阻止され、計量タン
クに接続されているエアーポンプにより空気の注入によ
り計量タンク内の流体のすべてを排出することにより一
定量の流体を排出供給するものである。
【0011】このように本発明の装置は、簡単な構成で
正確な計量が可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の液体供給装置の実
施の形態を製氷皿へ一定量の水を供給する装置を例にし
た図をもとに説明する。
【0013】図1は、本発明の実施の形態を示す図で、
1は貯水タンク、2は貯水タンクの給水口、3は連絡体
4により貯水タンクと接続する計量タンク、5は計量タ
ンクの給水口、6はフロート、7はフロートガイド、8
は便座、9は排水口、10はフロート、11はフロート
ガイド、12は弁座、13はパイプ、14はパイプ13
の出口、15は製氷皿である。
【0014】この本発明の実施の形態によれば、貯水タ
ンク1中にたくわえられている水は、連結体4にて連結
されている流路を通って一定量の水が計量タンク3に流
れ、計量タンク3が一杯になったところで、弁の働きを
するフロート6の作用により貯水タンク1より計量タン
ク3への水の流入が停止し、ここでエアーポンプ16を
働かせてパイプ13を通して製氷皿15へ供給される。
これにより製氷皿15へは、一定量の水が供給される。
【0015】図2は前述の貯水タンクより一定量の水を
ほぼ正確に製氷皿へ供給する際の動作を述べる図であ
る。
【0016】図1において貯水タンク1内の水は、順次
計量タンク3へ送り込まれる。これにより図2の(A)
のように計量タンク3内には水が溜まり次第に増加す
る。図2の(B)のように水が計量タンク内に満たされ
ると、フロート6が上昇し弁座8に密着して注入口を閉
じ貯水タンクよりの水は停止する。
【0017】ここで、図1に示すエアーポンプ16を運
転してパイプ17を通してエアーを計量タンク3内に送
り込めば計量タンク3内の給水口5のフロート6は弁座
8に圧着された状態を保ち、貯水タンク1内の水は計量
タンク3へは流入されず、一方排水口9のフロート10
は弁座12から離れているため、計量タンク3内の水は
排水口9を通って次第に流れ出で、パイプ13を通って
製氷皿15内に供給される。このようにして図2におけ
る(C)の状態から、計量タンク3内の水は完全に排出
されて(D)の状態になる。この時、計量タンク3の水
は製氷皿15に移される。これによって製氷皿15内に
は、計量タンク3と同量の水が注入される。この時、計
量タンク3内の水が全部排出された後もエアーが供給さ
れていても支障がなく、したがってエアーポンプを運転
させる時間は正確でなくともよく、少なくとも計量タン
クに水が満たされた時からこのタンクが空になるまでは
運転されているようにすればよい。
【0018】ここで、計量タンク3内のエアーを抜いて
計量タンク3内の圧力を減少させれば、吸入口5のフロ
ート6は図2の(E)のように貯水タンク1内の水の圧
力により、押し下げられ弁座8から離れて弁は開かれ、
貯水タンク1内の水は、吸入口5を通じて計量タンク3
内へ流入する。つまり、図2の(A)のように計量タン
ク3内に水が流れ込む。
【0019】この実施の形態のように製氷皿へ一定の水
を供給する装置の場合、製氷皿へ水を供給した後に水が
氷になるまでには一定の時間を必要とする。この実施の
形態においては、エアーポンプ16と計量タンク3とを
結び計量タンク3へエアーを送り込む際に用いられるパ
イプ17に小穴17aを設けてある。これによって、計
量を終えてエアーにて満たされた計量タンク内から小穴
17aを通って徐々にエアーを逃がすことができる。し
たがってフロート6は弁座8より離れて給水口5が開か
れて貯水タンク1から計量タンク3へ水が供給される。
ここで、パイプ17に設ける小穴の大きさを適切な大き
さにすれば、計量等に影響を及ぼすことなく、又一定時
間内に計量タンク3に満たされたエアーを抜き取ること
ができる。
【0020】その後既に述べたと同様の(A)〜(E)
のような作用により一定量の水が製氷皿に注入される。
【0021】ここで製氷皿への次の水の注入は、前回注
入した水が氷になり他に移されて製氷皿が空になった後
に行なわれればよい。
【0022】このように、この実施の形態の水供給装
置、製氷皿が完全に空になってから常に一定量の水が注
入されることになり、しかも計量タンクを用いての計量
であるため電圧の変動等による注入量の変化等の欠点が
なく、常に一定の計量が行なわれる。
【0023】又ポンプは、計量タンク内の液を排出する
際にエアーを送り込む時のみ使用するものでエアーポン
プを用いるのみでよい。したがって構造の簡単なそのた
め安価であるエアーポンプを用いればよく、装置全体の
構成も簡単であり、安価になし得る。つまり図3に示す
従来例のように高価な流体供給ポンプを用いることな
く、安価なエアーポンプのみ用いればよい。
【0024】図示する実施の形態の装置は、計量タンク
内の吸入口、排出口の近傍に位置するフロートがフロー
トガイド内に挿入されていて、このガイドに沿って移動
可能に保持されている。ガイドが孔やスリットを多数有
していてつまり水等の流体の出入りが自由であってフロ
ートはガイドの外に出ることができない構成で、水等の
流体の移動によってガイド内を移動することにより吸入
口、排出口の開閉を行なう構成である。
【0025】しかし、図示するような構造のガイドでな
くともよく、フロートが常に吸入口又は排出口の近傍に
いて液の上下動により弁の開閉が可能であり、これによ
って図2に示すような操作を行なうものであればよい。
【0026】又、図示する実施の形態は、製氷皿へ一定
量の水を供給するための装置であるが、これに限ること
なく、一定量の流体を正確に計量して供給する必要のあ
る装置にも適用することが可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明は、貯水タンクへ接続する計量タ
ンクと、計量タンク内にエアーを送り込むエアーポンプ
のみの簡単な構成であって、しかも他の要因により測定
量が変動することのない一定量の流体の供給が可能であ
り、製氷皿への水の供給等に用い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す図
【図2】 本発明の実施の形態の作用を示す図
【図3】 従来の製氷皿への水の供給装置を示す図
【符号の説明】
1 貯水タンク 2 計量タンク 5 給水口 6 フロート 7 フロートガイド 9 排水口 10 フロート 11 フロートガイド 16 エアーポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯水タンクと、前記貯水タンクに接続
    する吸入口と排出口とを有する所定容量の計量タンク
    と、前記計量タンクに接続するエアーポンプと、前記計
    量タンクの吸入口近傍および排出口近傍に夫々配置され
    弁開閉作業を行なうフロートとを備え、前記吸入口近傍
    にに配置されたフロートが吸入口より離れることにより
    貯水タンク中の流体を吸入口より前記計量タンク内に流
    入させ、前記計量タンクに流入された流体が計量タンク
    を満たすことにより前記吸入口近傍に配置されたフロー
    トが吸入口を塞いで貯水タンクより計量タンクへの流体
    の流入を阻止し、その後に前記エアーポンプを作動して
    エアーを計量タンクへ送り込み、計量タンク内を加圧す
    ることにより計量タンク内の流体を排出口より排出し
    て、一定量の流体を排出するようにしたことを特徴とし
    た一定量の流体を供給する装置。
  2. 【請求項2】 前記吸入口近傍および排出口近傍に流
    体は流通可能で前記フローをその内部に保持するように
    したフロートガイドを備えたことを特徴とした請求項1
    の一定量の液体を供給する装置。
JP10221111A 1998-07-22 1998-07-22 一定量の流体を供給する装置 Pending JP2000039242A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10221111A JP2000039242A (ja) 1998-07-22 1998-07-22 一定量の流体を供給する装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10221111A JP2000039242A (ja) 1998-07-22 1998-07-22 一定量の流体を供給する装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000039242A true JP2000039242A (ja) 2000-02-08

Family

ID=16761663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10221111A Pending JP2000039242A (ja) 1998-07-22 1998-07-22 一定量の流体を供給する装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000039242A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015169343A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 ハイアールアジア株式会社 給水装置およびそれを備えた冷蔵庫
JP2016125752A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 アクア株式会社 自動製氷装置の給水装置、及びこの給水装置を備えた冷蔵庫
JP2016125759A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 アクア株式会社 自動製氷装置の給水装置、及びこの給水装置を備えた冷蔵庫
JP2016125753A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 アクア株式会社 冷蔵庫用自動製氷装置の給水装置
JP2016125756A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 アクア株式会社 自動製氷装置の給水装置、及びこの給水装置を備えた冷蔵庫
JP2016125750A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 アクア株式会社 自動製氷装置の給水装置、及びこの給水装置を備えた冷蔵庫
JP2016125751A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 アクア株式会社 自動製氷装置の給水装置、及びこの給水装置を備えた冷蔵庫
JP2016125758A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 アクア株式会社 自動製氷装置の給水装置、及びこの給水装置を備えた冷蔵庫
CN109724340A (zh) * 2018-11-23 2019-05-07 青岛海尔股份有限公司 注水系统、制冰机及冰箱
KR102116881B1 (ko) * 2020-02-27 2020-05-29 (주)제이엘피엔지니어링 연속 순환 방식의 산업용 소형 얼음 급속 제조 시스템

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015169343A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 ハイアールアジア株式会社 給水装置およびそれを備えた冷蔵庫
JP2016125752A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 アクア株式会社 自動製氷装置の給水装置、及びこの給水装置を備えた冷蔵庫
JP2016125759A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 アクア株式会社 自動製氷装置の給水装置、及びこの給水装置を備えた冷蔵庫
JP2016125753A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 アクア株式会社 冷蔵庫用自動製氷装置の給水装置
JP2016125756A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 アクア株式会社 自動製氷装置の給水装置、及びこの給水装置を備えた冷蔵庫
JP2016125750A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 アクア株式会社 自動製氷装置の給水装置、及びこの給水装置を備えた冷蔵庫
JP2016125751A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 アクア株式会社 自動製氷装置の給水装置、及びこの給水装置を備えた冷蔵庫
JP2016125758A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 アクア株式会社 自動製氷装置の給水装置、及びこの給水装置を備えた冷蔵庫
CN109724340A (zh) * 2018-11-23 2019-05-07 青岛海尔股份有限公司 注水系统、制冰机及冰箱
KR102116881B1 (ko) * 2020-02-27 2020-05-29 (주)제이엘피엔지니어링 연속 순환 방식의 산업용 소형 얼음 급속 제조 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4284210A (en) Static metering pump
JP2000039242A (ja) 一定量の流体を供給する装置
JPH04105066A (ja) プローブ洗浄容器
CN108577764B (zh) 投放装置及洗涤电器
JPH07218069A (ja) 自動製氷装置の給水装置
JP3068742B2 (ja) 製氷装置および製氷装置を備えた冷蔵庫
EA000557B1 (ru) Наполняющее устройство
KR101861970B1 (ko) 진공강자흡식펌프
US2057570A (en) Self-priming centrifugal pump
GB2073371A (en) Valves
JP2004298418A (ja) 抽出装置
JPS638866Y2 (ja)
JPH09264645A (ja) 自動製氷装置
JPH03284293A (ja) 洗剤自動投入装置
JPH0932723A (ja) 精密定量送液装置
JPH0656093B2 (ja) オイル交換装置
JPH09206493A (ja) 洗剤投入装置
JPS58110894A (ja) ポンプユニツトにおけるポンプ起動装置
JP2010152520A (ja) 飲料ディスペンサ
JP3749630B2 (ja) ポンプ装置
JPH09150877A (ja) 溶液供給装置
US2237633A (en) Apparatus for embalming bodies
JPH0880464A (ja) フィラー入り液体材料の吐出装置
JP2004092439A (ja) 立軸ポンプ
JP2004011452A (ja) 流量検査方法および流量検査装置