JPH07217976A - 空調ダクト装置 - Google Patents

空調ダクト装置

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JPH07217976A
JPH07217976A JP1529594A JP1529594A JPH07217976A JP H07217976 A JPH07217976 A JP H07217976A JP 1529594 A JP1529594 A JP 1529594A JP 1529594 A JP1529594 A JP 1529594A JP H07217976 A JPH07217976 A JP H07217976A
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JP
Japan
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duct
ceiling plate
ceiling
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air conditioning
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JP1529594A
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Yurio Ueda
友良雄 上田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】組立時に接着剤の硬化を待つ必要がなく、しか
も養生スペースを必要としない空調ダクト装置を提供す
る。 【構成】天井板1と、略樋状であってその開口側を天井
板1の背面に向けて天井板1の背面に載置したダクト本
体2と、このダクト本体2を天井板1に押え固定するダ
クト押え具3とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般的な居住空間の
空気調和設備に適用する空調ダクト装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】第1の従来例を図8に示す。すなわち、
この空調ダクト装置は、天井板50の背面に2条の溝5
1(一方を図示せず)を形成し、略樋状のダクト本体5
2の両側部53(一方を図示せず)を各溝51に挿入
し、接着剤53で接着している。第2の従来例を図9に
示す。すなわち、この空調ダクト装置は、断面口の字状
のダクト55を天井板56の背面に接着剤57により接
着している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1の従来例
および第2の従来例は、ともに天井板50とダクト本体
52とを接着剤53により接着しているため、施工が容
易でなく、また接着剤53が接着力を発揮するまでにあ
る程度の時間を必要としていた。このため、現場施工で
は養生スペースを必要としていた。
【0004】したがって、この発明の目的は、組立時に
接着剤の硬化を待つ必要がなく、しかも養生スペースを
必要としない空調ダクト装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の空調ダクト装
置は、天井板と、略樋状であってその開口側を前記天井
板の背面に向けて前記天井板の背面に載置したダクト本
体と、このダクト本体を前記天井板に押え固定するダク
ト押え具とを備えたものである。請求項2の空調ダクト
装置は、請求項1において、前記天井板がその両側面に
それぞれ溝を形成し、前記ダクト本体の幅は前記天井板
の幅よりも小さく、前記ダクト押え具は前記溝に係止す
る係止部を一端に有し、前記ダクト本体を前記天井側に
押さえる押さえ部を他端に有するものである。
【0006】
【作用】請求項1の空調ダクト装置によれば、略樋状の
ダクト本体と天井板の背面とによりエアー通路が形成さ
れる。この場合、ダクト押え具によりダクト本体を天井
板に固定したため、従来の接着剤を使用しないので、組
立時の接着剤の硬化を待つ必要がなく、また施工現場に
養生スペースが必要でない。また一度施工が完了した後
も容易に天井板とダクト本体とを分離できるため、天井
面のダクト経路の変更に即時に対応することができる。
【0007】請求項2の空調ダクト装置によれば、請求
項1において、前記天井板がその両側面にそれぞれ溝を
形成し、前記ダクト本体の幅は前記天井板の幅よりも小
さく、前記ダクト押え具は前記溝に係止する係止部を一
端に有し、前記ダクト本体を前記天井側に押さえる押さ
え部を他端に有するため、請求項1の作用のほか、ダク
ト本体をワンタッチで簡単に取付けることができる。
【0008】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図4に
より説明する。すなわち、この空調ダクト装置は、天井
板1と、ダクト本体2と、ダクト押え具3とを有する。
天井板1は、実施例では所定の幅を有し、その両側面に
それぞれ溝4をカーフ加工すなわち溝切りしている。
【0009】ダクト本体2は略樋状であって、その開口
側を天井板1の背面に向けて天井板1の背面に載置し
て、ダクト本体2と天井板1の背面とでエアー通路を形
成している。実施例のダクト本体2は、天井板1の幅よ
りも小さい幅で略コ字形に形成し、両側部を天井板1の
背面に当接している。ダクト押え具3は、ダクト本体2
を天井板1に押え固定する。また溝4に係止する係止部
5を一端に有し、ダクト本体2を天井側に押さえる押え
部6を他端に有する。実施例では、平板を略Z字形に折
曲してその一端片を押え部6とし、また他端片を折返す
ことにより係止部5を形成し、係止部5の折返し部分1
3の内側により天井板1の端部を挟持する寸法に設定し
ている。またダクト押え具3の中間片3aの高さ寸法h
よりも、ダクト本体2の高さ寸法Hを大きく設定するこ
とにより、押え部6でダクト本体2を押えるとともに係
止部5を溝4に係止して、ダクト押え具3でダクト本体
2を天井板1に固定したとき、ダクト本体2と天井板1
との間に弾発力が発生し、これによりダクト本体1内の
空気がリークすることを防いでいる。
【0010】ダクト本体2同志は、図1に示すようにア
ルミテープ7により連結接続している。またダクト本体
2の長手方向の天井板1同志は図3のように連結してい
る。すなわち、天井板1の長手方向の端部に連結溝9を
形成し、断面H形構造のバー8の一端片10の長さを天
井板1の幅寸法にほぼ等しく設定し、他端片11はバー
8の両端に切欠12を形成することによりダクト本体2
内に進入できる長さ寸法に形成している。一端片10の
一側縁部を溝9に挿入するとともに他端片11の一側縁
部をダクト本体2内の天井板1の背面に係止し、天井板
1に連接する別の天井板(図示せず)に一端片10およ
び他端片11の他側縁を係止して、天井板同志を連結し
ている。これにより天井板1の垂れさがりを防止すると
ともに、天井板1の継ぎ目から空気が漏れるのを防止し
ている。なお、実施例では連結溝9に連通するようにダ
クト押え具3の両端に切欠19を形成して、バー8の一
端片10の側縁部を連結溝9および切欠19に係止して
いる。
【0011】図4はシステム天井の全体を示し、14は
Tバー、15はTバー14を保持するCTハンガー、1
6はCTハンガー15を保持するC型チャンネル、17
はこのチャンネル16を吊持する吊りボルトである。こ
の実施例によれば、略樋状のダクト本体2と天井板1の
背面とによりエアー通路が形成される。この場合、ダク
ト押え具3によりダクト本体2を天井板1に固定したた
め、従来の接着剤を使用しないので、組立時の接着剤の
硬化を待つ必要がなく、また施工現場に養生スペースが
必要でない。また一度施工が完了した後も容易に天井板
1とダクト本体2とを分離できるため、天井面のリニュ
アルなダクト経路の変更に即時に対応することができ
る。
【0012】また天井板1がその両側面にそれぞれ溝4
を形成し、ダクト本体2の幅は天井板1の幅よりも小さ
く、ダクト押え具3は溝4に係止する係止部5を一端に
有し、ダクト本体2を天井側に押さえる押さえ部6を他
端に有するため、ダクト本体2をワンタッチで簡単に取
付けることができる。この発明の第2の実施例を図5お
よび図6に示す。すなわち、この空調ダクト装置は、第
1の実施例において、ダクト押え具3の折返し部分13
の係止部5と反対側で係止部5に対向する部分に、係止
部5が天井板1から外れる方向に移動するとき天井板1
に係止する係止爪20を形成している。この係止爪20
は図6に示すように、ダクト押え具3に切起しにより形
成している。またダクト本体2はたわみ弾性を有する材
料により形成されるとともに、両端部に外向きに係止片
21を形成している。
【0013】組立は、ダクト押え具3の係止部5を溝4
に挿入して係止爪20を天井板1の背面に係止する。つ
ぎにダクト本体2の両側を撓ませて係止片5をダクト押
え具3の押え部6と天井板1との間の隙間22に差込
む。このときダクト押え具3に外れ方向(矢印A)に力
が加わるが、係止爪20が天井板1に食い込んで係止す
るため外れない。
【0014】したがって、第1の実施例の場合は天井板
1の側方に別の天井板等があるときには、ダクト押え具
3がこれらに当たるため、天井においてダクト本体2を
天井板1に固定する組み立てを行なうことができず、床
上で予めユニットを組立て天井に持ち上げる必要がある
が、第2の実施例ではダクト押え具3を天井板1に固定
したあとダクト本体2をダクト押え具3に固定すること
ができるので、天井においてダクト本体2を組立てるこ
とができる。
【0015】図7は、空調ダクト装置の長手方向の連結
構造の他の実施例を示す。すなわち、この空調ダクト装
置は、ダクト本体2,2′の接合面および天井板1,
1′の接合面にさね加工により凸部23,24と凹部2
5,26を形成し、これらを相嵌合することにより結合
し、併せて空気のリークを防いでいる。
【0016】
【発明の効果】請求項1の空調ダクト装置によれば、略
樋状のダクト本体と天井板の背面とによりエアー通路が
形成される。この場合、ダクト押え具によりダクト本体
を天井板に固定したため、従来の接着剤を使用しないの
で、組立時の接着剤の硬化を待つ必要がなく、また施工
現場に養生スペースが必要でない。また一度施工が完了
した後も容易に天井板とダクト本体とを分離できるた
め、天井面のダクト経路の変更に即時に対応することが
できるという効果がある。
【0017】請求項2の空調ダクト装置によれば、請求
項1において、前記天井板がその両側面にそれぞれ溝を
形成し、前記ダクト本体の幅は前記天井板の幅よりも小
さく、前記ダクト押え具は前記溝に係止する係止部を一
端に有し、前記ダクト本体を前記天井側に押さえる押さ
え部を他端に有するため、請求項1の効果のほか、ダク
ト本体をワンタッチで簡単に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の部分斜視図である。
【図2】そのダクト押え具を外した状態の部分拡大断面
図である。
【図3】ダクト本体の長手方向の天井板の連結を示す説
明する斜視図である。
【図4】システム天井の部分断面図である。
【図5】第2の実施例の組立過程を示す部分断面図であ
る。
【図6】係止爪を示すもので、(a)は部分平面図、
(b)はその側面図である。
【図7】空調ダクト装置の連結部分の他の実施例の断面
図である。
【図8】第1の従来例の部分断面図である。
【図9】第2の従来例の部分断面図である。
【符号の説明】
1 天井板 2 ダクト本体 3 ダクト押え具 4 溝 5 係止部 6 押え部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井板と、略樋状であってその開口側を
    前記天井板の背面に向けて前記天井板の背面に載置した
    ダクト本体と、このダクト本体を前記天井板に押え固定
    するダクト押え具とを備えた空調ダクト装置。
  2. 【請求項2】 前記天井板はその両側面にそれぞれ溝を
    形成し、前記ダクト本体の幅は前記天井板の幅よりも小
    さく、前記ダクト押え具は前記溝に係止する係止部を一
    端に有し、前記ダクト本体を前記天井側に押さえる押さ
    え部を他端に有する請求項1記載の空調ダクト装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001354022A (ja) * 2000-06-14 2001-12-25 Kyoraku Co Ltd 自動車用空調ダクト
JP2006329617A (ja) * 2005-05-20 2006-12-07 Lg Electronics Inc 照明兼用換気ダクト

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