JP2578353B2 - 間仕切り壁の形成方法 - Google Patents

間仕切り壁の形成方法

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JP2578353B2
JP2578353B2 JP63082680A JP8268088A JP2578353B2 JP 2578353 B2 JP2578353 B2 JP 2578353B2 JP 63082680 A JP63082680 A JP 63082680A JP 8268088 A JP8268088 A JP 8268088A JP 2578353 B2 JP2578353 B2 JP 2578353B2
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豊 矢後
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は石膏ボード等の不燃性板から構築される間仕
切り壁の形成方法に関するものである。
〔従来の技術〕
これまで、間仕切り壁は種々の方法で形成さている。
例えば、天井と床とに形成されたランナーの片側に不燃
性板を張りつけた後、該不燃性板の内面の所定の位置に
ランナーの幅に略等しい厚さで、かつ少くとも天井と床
とのランナーの高さ分だけ短い長さのスタッド(リブ)
を接着剤で張りつけ、次いでスタッドの表面に接着剤を
塗布した後、不燃性板を張りつけて対向壁を形成して間
仕切壁を構築する方法及び予め前記のスタッドを不燃性
板の一端から略半分の幅だけ側方に突出させて固定さ
せ、さらに第2のスタッドを該不燃性板の略中央に固定
したものを作っておき、これを天井と床とに形成された
ランナーに張りつけて片側壁を形成し、次いで平板状の
ままの不燃性板をスタッドに張りつけて対向壁を形成し
て間仕切壁を構築する方法(実開昭54−103011号および
特公昭62−60550号)等があげられる。しかしながら、
これらの方法では、スタッドは不燃性板には固定される
もののランナーに固定されていないので、施工壁面の強
度が十分ではなく又一方の壁面を形成した後対向壁面を
取りつける際に、該壁面を押すと力の加わる方向に壁面
が曲る等の問題があり、取りつけにくいとの障害があっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明は間仕切り壁がランナーにしっかりと
固定されてすぐれた強度を有し、取りつけに際しても対
向壁面が変形することなく、簡便に不燃性板を取りつけ
ることができる間仕切り壁の形成方法を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はランナーにスタッドを固定するに際して、あ
る特定の構造の留め金具を用いると上記の課題を極めて
効率的に解決できるとの知見に基づいてなされたのであ
る。
すなわち、本発明は、互いにほぼ平行な第1端部及び
第2端部を有する基板部の片側に、第1端部及び第2端
部からそれぞれ基板部に対し直交して延びた第1直交板
部と第2直交板部により形成されるランナー係合部を有
し、かつ基板部の反対側に第1端部及び基板部からそれ
ぞれ並行にかつ基板部に対し直交して延びた第3直交板
部と第4直交板部により形成される、ランナー係合部よ
り狭い幅のスタッド係合部を有する留め金具を、天井と
床とに形成されたランナーのそれぞれにスタッドが千鳥
状になるように係合させた後、各留め金具のスタッド係
合部にスタッドを係合固定し、次いでスタッドに不燃性
板を張設することを特徴とする間仕切り壁の形成方法を
提供する。
本発明では、先ず上下のランナーを対応する位置にか
つ平行に、天井と床とに固定する。ここで、ランナーと
しては従来から使用されている木製、鋼製等種々のもの
を用いることができる。
次に、互いにほぼ平行な第1端部及び第2端部を有す
る基板部の片側に、第1端部及び第2端部からそれぞれ
基板部に対し直交して延びた第1直交板部と第2直交板
部により形成されるランナー係合部を有し、かつ基板部
の反対側に第1端部及び基板部からそれぞれ並行にかつ
基板部に対し直交して延びた第3直交板部と第4直交板
部により形成される、ランナー係合部より狭い幅のスタ
ッド係合部を有する留め金具を、上下のランナーの対応
する位置に取りつける。この留め金具を用いると、ラン
ナー係合部をランナーに押し込むだけで、留め金具がラ
ンナーに取りつけられ、留め金具のスタッド係合部にス
タッドを押し込むだけで留め金具のスタッド係合部に取
りつけることができる。留め金具は鉄板等の金属やプラ
スチックで形成することができる。留め金具として具体
的には、第1図に示すものが例示される。(A図は斜視
図を、B図は側面図を示す。)第1図に示す留め金具
(1)は、基板部(12)の反対側に第1端部(13)及び
基板部からそれぞれ並行にかつ基板部に対し直交して延
びた第3直交板部(17)と第4直交板部(18)により形
成される、ランナー係合部(2)より狭い幅のスタッド
係合部(3)を有し、且つランナーに確り固定できるよ
うに爪(4)を有している。尚、爪がないものを用いて
もよく又爪がスタッド係合部側にも形成されたものを用
いてもよい。
本発明では、上に述べたようにして留め金具を上下の
ランナーに取りつけた(単にランナーに嵌合させただけ
でもよく、接着剤や釘等で留め金具が動かないように固
定してもよい。)後、留め金具のスタッド係合部にスタ
ッドを係合させて、上下のランナーの間に所定の間隔で
スタッドを取りつける。次いで、不燃性板を張りつける
側のスタッドの表面に接着剤を塗布した後、スタッドに
不燃性板を張設する。この際、ビス等を併用して不燃性
板をスタッドに固定してもよい。又、不燃性板の張設
は、片側壁を形成してから対向壁を形成してもよいし、
両側の壁を交互に形成してもよい。一般に、不燃性板を
スタッドに張りつける場合、対向壁の不燃性板を該板の
半分の幅だけずらして、片側壁と対向壁の不燃性板の目
地部が同じスタッド上にこないように施工されている
が、該目地部が同じスタッド上にくるように施工しても
よい。さらに、不燃性板とスタッドとの空間部に断熱材
や遮音材等を入れることができる。
本発明で用いるスタッド及び不燃性板は、従来公知の
ものを使用することができるが、例えば石膏ボード、繊
維石膏板、けい酸カルシウム板及びこれらの積層板を用
いることができ、又これらの板の表面を化粧紙などで被
覆した化粧板を不燃性板として用いることもできる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、スタッドが留め金具を介して上下ラ
ンナーにしっかりと固定されて一体化されるので、不燃
性板の取りつけが極めて簡単であり、施工性が格段に向
上するとともに壁としての面外強度が増加するという利
点及びスタッドを千鳥状に固定して、不燃性板とスタッ
ドとの空間部を形成するので、該空間部に断熱材や遮音
材等を入れることができるという利点が得られる。
次に本発明を実施例により説明する。
〔実施例〕
実施例1 第2図に示すように木製のランナー5を床と天井の所
定の位置に取りつけた後、該上下のランナーのそれぞれ
に45.5cm間隔で第1図に断面を示す金属製留め金具1の
ランナー係合部2を嵌合させてランナーに固定した。次
にランナー幅のほぼ半分の厚みの石膏ボードを積層した
スタッド10を、角留め金具1のスタッド係合部3に係合
させて、上下のランナーの間に45.5cmの間隔でスタッド
を形成した。
次に、スタッドの表面に接着材を塗布し、ここに91cm
幅の不燃性板7(石膏ボード)を張りつけて片側壁を形
成した。さらに、スタッドの表面に接着材を塗布し、間
に遮音材11を入れながら不燃性板8を張りつけて対向壁
を形成し、第3図に示す断面を有する間仕切り壁を形成
した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いる留め金具の斜視図(A図)、及
びその側面図(B図)であり,第2図は本発明の別の間
仕切り壁の形成の途中を示す図であり、第3図は第2図
の完成した間仕切り壁の横断面図である。 図中、1……留め金具、2……留め金具のランナー係合
部、3……留め金具のスタッド係合部、4……爪、5…
…ランナー、7及び8……不燃性板、10……スタッド、
11……遮音材、12……基板部、13……第1端部、14……
第2端部、15……第1直交板部、16……第2直交板部、
17……第3直交板部、18……第4直交板部を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いにほぼ平行な第1端部及び第2端部を
    有する基板部の片側に、第1端部及び第2端部からそれ
    ぞれ基板部に対し直交して延びた第1直交板部と第2直
    交板部により形成されるランナー係合部を有し、かつ基
    板部の反対側に第1端部及び基板部からそれぞれ並行に
    かつ基板部に対し直交して延びた第3直交板部と第4直
    交板部により形成される、ランナー係合部より狭い幅の
    スタッド係合部を有する留め金具を、天井と床とに形成
    されたランナーのそれぞれにスタッドが千鳥状になるよ
    うに係合させた後、各留め金具のスタッド係合部にスタ
    ッドを係合固定し、次いでスタッドに不燃性板を張設す
    ることを特徴とする間仕切り壁の形成方法。
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