JPS6349448Y2 - - Google Patents

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JPS6349448Y2
JPS6349448Y2 JP16874882U JP16874882U JPS6349448Y2 JP S6349448 Y2 JPS6349448 Y2 JP S6349448Y2 JP 16874882 U JP16874882 U JP 16874882U JP 16874882 U JP16874882 U JP 16874882U JP S6349448 Y2 JPS6349448 Y2 JP S6349448Y2
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JP
Japan
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joists
insulating material
protrusion
slippery
insulation
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JP16874882U
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JPS5974202U (ja
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、発泡プラスチツクよりなる板状断熱
材を木の角材の間に固定するための取付具に関す
るものである。
発泡ポリスチレン、発泡ポリオレフイン等から
なる板状断熱材を家屋の床板の下に張りめぐらし
て床の断熱性を向上させることは近年しばしば行
われるようになつたが、暖房用熱エネルギーの節
約に対する関心が高まるにつれ、今後一層普及す
るものと思われる。
プレハブ工法における床パネルの場合は別とし
て、木造家屋の床の断熱工事はふつう根太の間に
板状断熱材を金具を用いて固定する方法により行
われる。第1図はその一例を示すものであつて、
1は根太、2は断熱材、3は断熱材固定用の金
具、4は床板である。しかしながら、この例のも
のに限らず、従来ふつうに使われてきた断熱材取
付金具はその一部が根太の上に出るため根太上に
凹凸を生じ、張設した床板の凹凸やきしみを招く
という欠点があつた。また固定可能な断熱材の厚
さが金具の大きさによつてほとんど決まつてしま
うから、大きさの異なる金具を何種類も用意して
おき、使用する断熱材の厚さに応じて使い分けな
ければならないという使用上のわずらわしさもあ
つた。
本考案は、上記従来の金具のような欠点のない
新規な発泡プラスチツク系断熱材取付具を提供す
るものである。
本考案の断熱材取付具は、少なくとも一つの辺
の長さが断熱材を固定しようとする角材の太さに
ほぼ等しい薄板の片面に、易滑性表面を有する突
起1または2以上を設けてなるものである。な
お、「易滑性表面を有する突起」(以下、易滑性突
起という)とは、薄板に対して直角方向に押圧さ
れた発泡プラスチツク製板状断熱材が破壊される
ことなく滑動可能であるような、基部から頂部ま
で滑らかに隆起する側面を少なくとも一つ有する
突起を意味する。
易滑性突起の典型的な、且つ最も好ましい例
は、半球状突起、、すなわち球(惰円球を含む)
の一部(好ましくは体積で約1/2ないし約1/10の
部分)を一平面で切取つて得られる立体に類似の
形状のものである。
以下、具体例を示して本考案を説明する。
第2図は上記半球状突起を採用した本考案の一
実施例の平面図、第3図は第2図のX−X部拡大
断面図である。この取付具は、一辺(A−B辺)
の長さが根太の太さにほぼ等しい鉄板をプレス加
工して該鉄板上に半球状突起5および釘状突起6
を形成したものである。
次に、この取付具を用いて発泡ポリスチレン系
断熱材を根太間に固定する方法を、第4図および
第5図により説明する。まずハンマーを用いて取
付具7の釘状突起6を根太8の側面に打込むこと
により、取付具7を第4図のように根太8の側面
に(A−D辺を上にし、且つそこが根太8の上面
よりも上に突出さないように)、約40〜60cm間隔
で固定する。次いで根太の間隔に合わせて裁断し
た断熱材9を上方から根太8およびこれと隣接す
る根太(図示せず、根太8と同様に取付具7を固
定してある)の間に押込む。このとき取付具7の
半球状突起5が邪魔になるが、表面が球面で滑り
易いため、断熱材は突起5に当接する部分が滑り
ながら弾性変形を起こして第5図の状態となり、
断熱材9の端部に生じた凹部10と半球状突起5
との嵌合、および凹部10周辺の断熱材の復元力
に基づく摩擦力によつて、断熱材は固定される。
上例およびその使用法から明らかなように、本
考案の実施態様として上例以外に様々のものがあ
り得ることはいうまでもない。例えば、材料とし
てポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチツ
クを用い、射出成形により必要な形状に成形した
もの、易滑性突起の形または大きさを上下で異な
らせたもの、などである。また一つの取付具中に
設ける易滑性突起の数および配置も任意に選定す
ることができる。但し易滑性突起が方向性のある
易滑性表面を有する場合は、易滑性表面の隆起方
向がその取付具使用時における断熱材押込み方向
と一致するようにしなければならない。
上述のような本考案の他の実施例を第6図〜第
13図に示す。
第6図(平面図)および第7図(第6図Y−Y
部拡大断面図)により示す例はプラスチツク製の
ものであつて、前記の例と同様、A−D辺を上に
して根太の側面に固定する。この例は、前記例に
おける釘状突起6のような、それ自体の固定手段
を備えていないが、釘その他の固定金具を用いて
容易に固定することができる。ステイプラー(ホ
ツチキス)を用いてステイプルで固定する方法
は、作業が非常に簡単であり、好ましい。半球状
の易滑性突起11と同12は、両図から明らかな
ように、形および高さが異なる。薄い断熱材は小
さい半球状突起11により固定され、厚い断熱材
は大きな半球状突起12も利用してしつかり固定
されることになる。
第8図および第9図はそれぞれ鉄板をプレスし
て形成した非半球状の易滑性突起を持つ本考案の
取付具を示し、A図は平面図、B図は正面図、C
図はA図のX−X部断面図である。各図におい
て、13〜15は易滑性突起、16および17は
取付具自体の固定のための釘状突起である。これ
らの例は、図面から明らかなように易滑性突起の
隆起に方向性がある。すなわち、易滑性表面はB
−C辺方向のみに形成されており、反対方向には
ない。したがつて、これらの取付具を根太等の角
材に固定する場合は、断熱材押込み方向が必ずB
−C辺方向になるようにする。
本考案の断熱材取付具は、根太のほか、根太
掛、間柱、垂木など、主として木造建築において
平行に配設された各種角材の間に発泡プラスチツ
ク系板状断熱材を固定するのにも使用することが
でき、それらの場合における使用法は、根太に使
用する場合について述べたのと同様である。
本考案の取付具は、特にこれを根太に使用した
とき、その長所を最大限に発揮する。すなわち、
根太の側面に固定されて上面に現われる部分がな
いから床板の凹凸やきしみを招くことがなく、ま
た根太に床板を釘付けする際の邪魔にならない。
更に、一つの取付具でどのような厚さの断熱材で
も固定することができるから(必要ならば根太よ
りも厚い断熱材の固定も可能である)、従来のよ
うに何種類もの取付具を用意する必要がなくな
る。しかも断熱材の上面を根太の上面に正確に合
致させることができるから、押込まれた断熱材が
弾性回復力によつて上方へ脱出しようとする傾向
とあいまつて、断熱材が床板によく密着し、すぐ
れた断熱効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図:従来の断熱材固定法の説明図、第2
図:本考案の一実施例の平面図、第3図:第2図
X−X部拡大断面図、第4図、第5図:第2図の
取付具の使用法の説明図、第6図:本考案の別の
実施例の平面図、第7図:第6図Y−Y部拡大断
面図、第8図、第9図:それぞれ本考案の他の実
施例を示し、A図は平面図、B図は正面図、C図
はA図X−X部の断面図。 1,8……根太、2,9……断熱材、3……従
来の断熱材固定金具、4……床板、5,11,1
2,13,14,15……易滑性突起、6,1
6,17……釘状突起、7……第2図の断熱材取
付具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくとも一つの辺の長さが断熱材を固定し
    ようとする角材の太さにほぼ等しい薄板の片面
    に、易滑性表面を有する突起1または2以上を
    設けてなる、発泡プラスチツク製板状断熱材を
    木の角材の間に固定するための取付具。 (2) 薄板が金属板よりなり、且つ該金属板の一部
    を突起の突出方向とは反対方向に直角に折曲げ
    て作られた釘状突起を持つものである実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の取付具。 (3) 薄板がプラスチツクよりなるものである実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の取付具。
JP16874882U 1982-11-09 1982-11-09 板状断熱材取付具 Granted JPS5974202U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16874882U JPS5974202U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 板状断熱材取付具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16874882U JPS5974202U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 板状断熱材取付具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5974202U JPS5974202U (ja) 1984-05-19
JPS6349448Y2 true JPS6349448Y2 (ja) 1988-12-20

Family

ID=30368834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16874882U Granted JPS5974202U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 板状断熱材取付具

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JP (1) JPS5974202U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5974202U (ja) 1984-05-19

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