JPH07217760A - 弁制御装置 - Google Patents
弁制御装置Info
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- JPH07217760A JPH07217760A JP1341694A JP1341694A JPH07217760A JP H07217760 A JPH07217760 A JP H07217760A JP 1341694 A JP1341694 A JP 1341694A JP 1341694 A JP1341694 A JP 1341694A JP H07217760 A JPH07217760 A JP H07217760A
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- limiter
- valve
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 弁体を全閉リミッタ位置または全開リミッタ
位置で機械的に強制停止させるようにするとともに、リ
セット処理の実行時におけるステッピングモータの駆動
制御を簡易化して、製作コストの低減を図ること。 【構成】 弁体5を、弁開度制御の基準となるゼロ点位
置(全閉リミッタ位置または全開リミッタ位置のいずれ
か一方)へ移動させるリセット処理時に、現在位置によ
らずどの位置からでも前記ゼロ点位置を通過させるのに
必要なステップ数でもってステッピングモータ3を駆動
して、弁体5がゼロ点位置に到達したときに、ここで機
械式リミッタ6で機械的に強制停止させるようにして、
これ以後ではステッピングモータ3を未駆動ステップ数
について脱調させるようにして、ステッピングモータ3
を自動停止させるようにしている。
位置で機械的に強制停止させるようにするとともに、リ
セット処理の実行時におけるステッピングモータの駆動
制御を簡易化して、製作コストの低減を図ること。 【構成】 弁体5を、弁開度制御の基準となるゼロ点位
置(全閉リミッタ位置または全開リミッタ位置のいずれ
か一方)へ移動させるリセット処理時に、現在位置によ
らずどの位置からでも前記ゼロ点位置を通過させるのに
必要なステップ数でもってステッピングモータ3を駆動
して、弁体5がゼロ点位置に到達したときに、ここで機
械式リミッタ6で機械的に強制停止させるようにして、
これ以後ではステッピングモータ3を未駆動ステップ数
について脱調させるようにして、ステッピングモータ3
を自動停止させるようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステッピングモータを
用いた弁制御装置に係り、特に所要時期に弁体を弁開度
制御の基準となるゼロ点位置(全閉リミッタ位置または
全開リミッタ位置のいずれか一方)へ移動させるリセッ
ト処理時の制御を改良したものに関する。
用いた弁制御装置に係り、特に所要時期に弁体を弁開度
制御の基準となるゼロ点位置(全閉リミッタ位置または
全開リミッタ位置のいずれか一方)へ移動させるリセッ
ト処理時の制御を改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の弁制御装置は、例えば熱交換器
で加熱された湯とバイパス路を経由した水とを所要の分
配率で混合して所望温度の湯を給湯するバイパスミキシ
ング方式の給湯器などにおいて、熱交換器と並列に配置
されるバイパス路の途中にバイパス水量を可変設定する
ために用いられる。
で加熱された湯とバイパス路を経由した水とを所要の分
配率で混合して所望温度の湯を給湯するバイパスミキシ
ング方式の給湯器などにおいて、熱交換器と並列に配置
されるバイパス路の途中にバイパス水量を可変設定する
ために用いられる。
【0003】ところで、一般的に、弁体駆動用のステッ
ピングモータへの電源電圧の一時的な低下や、弁体機構
部分へのゴミの噛み込み等が原因で、ステッピングモー
タが所期の弁開度通りに制御されなくなる現象(いわゆ
る脱調)が生じることがある。このような現象の発生を
考慮して、従来では、例えば給湯停止した後や電源のオ
ン・オフ時などに、脱調を回復させるための下記リセッ
ト処理を行うことにより、弁開度制御の信頼性向上を図
っている。
ピングモータへの電源電圧の一時的な低下や、弁体機構
部分へのゴミの噛み込み等が原因で、ステッピングモー
タが所期の弁開度通りに制御されなくなる現象(いわゆ
る脱調)が生じることがある。このような現象の発生を
考慮して、従来では、例えば給湯停止した後や電源のオ
ン・オフ時などに、脱調を回復させるための下記リセッ
ト処理を行うことにより、弁開度制御の信頼性向上を図
っている。
【0004】前述のリセット処理とは、弁体を現在開度
位置から、一旦、弁開度制御の基準となるゼロ点位置と
して例えば全閉リミッタ位置または全開リミッタ位置の
いずれか一方へ移動させることを言う。この場合、ステ
ッピングモータの駆動ステップ数は無制限としておき、
電気的または磁気的なスイッチやセンサなどの位置検出
手段を用いて前述のゼロ点位置を検出し、このゼロ点位
置の検出に基づいてステッピングモータを駆動停止させ
るように制御している。
位置から、一旦、弁開度制御の基準となるゼロ点位置と
して例えば全閉リミッタ位置または全開リミッタ位置の
いずれか一方へ移動させることを言う。この場合、ステ
ッピングモータの駆動ステップ数は無制限としておき、
電気的または磁気的なスイッチやセンサなどの位置検出
手段を用いて前述のゼロ点位置を検出し、このゼロ点位
置の検出に基づいてステッピングモータを駆動停止させ
るように制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、リセ
ット処理においてゼロ点位置を検出するために、電気的
または磁気的な位置検出手段を用いる他、この位置検出
手段から出力される信号に基づいてステッピングモータ
を停止させるための制御を行っているので、弁制御装置
の製作コストが高くつくことが指摘される。
ット処理においてゼロ点位置を検出するために、電気的
または磁気的な位置検出手段を用いる他、この位置検出
手段から出力される信号に基づいてステッピングモータ
を停止させるための制御を行っているので、弁制御装置
の製作コストが高くつくことが指摘される。
【0006】本発明は、このような事情に鑑み、弁体を
全閉リミッタ位置または全開リミッタ位置で機械的に強
制停止させるようにするとともに、リセット処理の実行
時におけるステッピングモータの駆動制御を簡易化し
て、製作コストの低減を図ることを課題とする。
全閉リミッタ位置または全開リミッタ位置で機械的に強
制停止させるようにするとともに、リセット処理の実行
時におけるステッピングモータの駆動制御を簡易化し
て、製作コストの低減を図ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の弁制御装置は、
ステッピングモータと、ステッピングモータにより正逆
いずれかの方向に回転されるとともに軸方向に進退変位
される軸体と、軸体の自由端に固定されて流路の開度を
可変するための弁体と、弁体が流路を全閉にする全閉リ
ミッタ位置および全開にする全開リミッタ位置で前記軸
体の回転をそれぞれ機械的に強制停止させる機械式リミ
ッタと、前記ステッピングモータを駆動制御する制御手
段とを備え、制御手段は、所要時期に弁体を弁開度制御
の基準となるゼロ点位置(全閉リミッタ位置または全開
リミッタ位置のいずれか一方)へ移動させるリセット処
理を実行するもので、このリセット処理の実行時にステ
ッピングモータに与える駆動ステップ数が全閉リミッタ
位置と全開リミッタ位置との間の片道移動ストローク以
上の値に一義的に設定されている。
ステッピングモータと、ステッピングモータにより正逆
いずれかの方向に回転されるとともに軸方向に進退変位
される軸体と、軸体の自由端に固定されて流路の開度を
可変するための弁体と、弁体が流路を全閉にする全閉リ
ミッタ位置および全開にする全開リミッタ位置で前記軸
体の回転をそれぞれ機械的に強制停止させる機械式リミ
ッタと、前記ステッピングモータを駆動制御する制御手
段とを備え、制御手段は、所要時期に弁体を弁開度制御
の基準となるゼロ点位置(全閉リミッタ位置または全開
リミッタ位置のいずれか一方)へ移動させるリセット処
理を実行するもので、このリセット処理の実行時にステ
ッピングモータに与える駆動ステップ数が全閉リミッタ
位置と全開リミッタ位置との間の片道移動ストローク以
上の値に一義的に設定されている。
【0008】なお、前述の機械式リミッタは、前記軸体
と同期回転するとともに外周の所要角度範囲に歯が設け
られるロータと、このロータの歯により間欠的に回転駆
動させられるとともに正逆両回転方向のそれぞれ所要角
度位置で前記ロータを回転不可能に拘束する間欠歯車と
で構成することができる。
と同期回転するとともに外周の所要角度範囲に歯が設け
られるロータと、このロータの歯により間欠的に回転駆
動させられるとともに正逆両回転方向のそれぞれ所要角
度位置で前記ロータを回転不可能に拘束する間欠歯車と
で構成することができる。
【0009】
【作用】本発明では、要するに、弁体を、弁開度制御の
基準となるゼロ点位置(全閉リミッタ位置または全開リ
ミッタ位置のいずれか一方)へ移動させるリセット処理
時に、現在位置によらずどの位置からでも前記ゼロ点位
置を通過させるのに必要なステップ数でもってステッピ
ングモータを駆動して、弁体がゼロ点位置に到達したと
きに、ここで機械式リミッタで機械的に強制停止させる
ようにして、これ以後では未駆動ステップ数についてス
テッピングモータを脱調させるようにして、ステッピン
グモータを自動停止させるようにしている。
基準となるゼロ点位置(全閉リミッタ位置または全開リ
ミッタ位置のいずれか一方)へ移動させるリセット処理
時に、現在位置によらずどの位置からでも前記ゼロ点位
置を通過させるのに必要なステップ数でもってステッピ
ングモータを駆動して、弁体がゼロ点位置に到達したと
きに、ここで機械式リミッタで機械的に強制停止させる
ようにして、これ以後では未駆動ステップ数についてス
テッピングモータを脱調させるようにして、ステッピン
グモータを自動停止させるようにしている。
【0010】このように、弁体をゼロ点位置で停止させ
るのに機械式リミッタを用いているとともに、リセット
処理時にステッピングモータを所要ステップ数だけ駆動
させるだけでその停止制御を行わないようにして制御を
簡易化している。
るのに機械式リミッタを用いているとともに、リセット
処理時にステッピングモータを所要ステップ数だけ駆動
させるだけでその停止制御を行わないようにして制御を
簡易化している。
【0011】
【実施例】以下、本発明の詳細を図1ないし図4に示す
実施例に基づいて説明する。図1ないし図3は本発明の
一実施例にかかり、図1は弁制御装置の構成図、図2は
機械式リミッタの分解斜視図、図3の(a)は機械式リ
ミッタの全閉リミッタ位置でのロック状態を示す下面
図、図3の(b)は機械式リミッタの全開リミッタ位置
でのロック状態を示す下面図である。
実施例に基づいて説明する。図1ないし図3は本発明の
一実施例にかかり、図1は弁制御装置の構成図、図2は
機械式リミッタの分解斜視図、図3の(a)は機械式リ
ミッタの全閉リミッタ位置でのロック状態を示す下面
図、図3の(b)は機械式リミッタの全開リミッタ位置
でのロック状態を示す下面図である。
【0012】図中、1は流量調整弁、2は制御手段であ
り、これらで弁制御装置を構成している。まず、流量調
整弁1は、ステッピングモータ3と、ステッピングモー
タ3により正逆いずれかの方向に回転されるとともに軸
方向に進退変位される軸体4と、軸体4の自由端側に固
定されて流路7の開度を可変するための弁体5と、弁体
5が流路7を全閉にする全閉リミッタ位置および全開に
する全開リミッタ位置で軸体4の回転をそれぞれ機械的
に強制停止させる機械式リミッタ6とを備えている。こ
れら各部の詳細は下記する。また、制御手段2は、ステ
ッピングモータ3を駆動制御するものであり、下記詳述
するような流量調整処理やリセット処理を実行する。
り、これらで弁制御装置を構成している。まず、流量調
整弁1は、ステッピングモータ3と、ステッピングモー
タ3により正逆いずれかの方向に回転されるとともに軸
方向に進退変位される軸体4と、軸体4の自由端側に固
定されて流路7の開度を可変するための弁体5と、弁体
5が流路7を全閉にする全閉リミッタ位置および全開に
する全開リミッタ位置で軸体4の回転をそれぞれ機械的
に強制停止させる機械式リミッタ6とを備えている。こ
れら各部の詳細は下記する。また、制御手段2は、ステ
ッピングモータ3を駆動制御するものであり、下記詳述
するような流量調整処理やリセット処理を実行する。
【0013】前述のステッピングモータ3は、有底円筒
形のケース31と、このケース31の開口部位に閉塞状
態に装着され中心に貫通孔を有する取付板32と、ケー
ス31の円筒形周壁の内面に固定装着されているステー
タ33と、非磁性材からなる円筒形ボスの外周数箇所に
永久磁石が櫛歯状に取り付けられてなりステータ33の
内周部位に非接触状態に同心状に嵌挿されるロータ34
と、一端がケース31の底壁内面の中心に固着されて同
心状に設けられる円筒形の雌ねじ部材35と、ロータ3
4と雌ねじ部材35との間に圧縮状態に介装されてロー
タ34を取付板32側へ弾発付勢するコイルバネ36
と、ステータ33と制御手段2とを接続する接続線37
とを備えている。ロータ34は、その中心に一端面から
他端面へ向けて大・中・小と3段階に縮径する貫通孔が
設けられているとともに、この貫通孔の中径孔部にはス
プライン歯341が設けられている。また、この貫通孔
の大径孔部には雌ねじ部材35の中間から他端部位が同
心状に遊嵌されている。
形のケース31と、このケース31の開口部位に閉塞状
態に装着され中心に貫通孔を有する取付板32と、ケー
ス31の円筒形周壁の内面に固定装着されているステー
タ33と、非磁性材からなる円筒形ボスの外周数箇所に
永久磁石が櫛歯状に取り付けられてなりステータ33の
内周部位に非接触状態に同心状に嵌挿されるロータ34
と、一端がケース31の底壁内面の中心に固着されて同
心状に設けられる円筒形の雌ねじ部材35と、ロータ3
4と雌ねじ部材35との間に圧縮状態に介装されてロー
タ34を取付板32側へ弾発付勢するコイルバネ36
と、ステータ33と制御手段2とを接続する接続線37
とを備えている。ロータ34は、その中心に一端面から
他端面へ向けて大・中・小と3段階に縮径する貫通孔が
設けられているとともに、この貫通孔の中径孔部にはス
プライン歯341が設けられている。また、この貫通孔
の大径孔部には雌ねじ部材35の中間から他端部位が同
心状に遊嵌されている。
【0014】軸体4は、その基端側外周に雄ねじ41が
刻設されているとともに、中間部位外周にスプライン歯
42が刻設されている。この軸体4の雄ねじ41が雌ね
じ部材35に螺合され、軸体4の外周スプライン歯42
がロータ34の内周スプライン歯341にセレーション
嵌合され、自由端側がロータ34の小径孔部に軸方向ス
ライド自在に嵌合され、さらに、この軸体4の所要位置
が焼結金属からなるすべり軸受38を介して取付板32
の中心貫通孔に回動自在に支持されている。
刻設されているとともに、中間部位外周にスプライン歯
42が刻設されている。この軸体4の雄ねじ41が雌ね
じ部材35に螺合され、軸体4の外周スプライン歯42
がロータ34の内周スプライン歯341にセレーション
嵌合され、自由端側がロータ34の小径孔部に軸方向ス
ライド自在に嵌合され、さらに、この軸体4の所要位置
が焼結金属からなるすべり軸受38を介して取付板32
の中心貫通孔に回動自在に支持されている。
【0015】弁体5は、ゴムなどの弾性体からなり、断
面ほぼ台形状に形成されている。この弁体5は、流路7
の入口と出口との中間に位置する連通路71に嵌入され
るもので、その小径部位が連通路71の出口側開口に位
置するときに全開状態となり、大径部位が連通路71の
出口側開口に当接するときに全閉状態となる。
面ほぼ台形状に形成されている。この弁体5は、流路7
の入口と出口との中間に位置する連通路71に嵌入され
るもので、その小径部位が連通路71の出口側開口に位
置するときに全開状態となり、大径部位が連通路71の
出口側開口に当接するときに全閉状態となる。
【0016】機械式リミッタ6は、図2および図3に示
すように、ステッピングモータ3のロータ34の小径孔
部側外周に一体的に設けられるロータ61と、このロー
タ61により間欠的に回転駆動させられるとともに正逆
両回転方向のそれぞれ所要角度位置でロータ61を回転
不可能に拘束する間欠歯車としての偏平なゼネバ歯車6
2とからなり、ステッピングモータ3に内蔵されてい
る。ロータ61は、大径部61aと小径部61bとを有
し、この外周の所要角度範囲には大径部61aと小径部
61bの双方にまたがって単一の三角形歯61cが設け
られており、大径部61aの三角形歯61cの両側には
三角形溝61d、61eが設けられている。ゼネバ歯車
62は、2枚の偏平円板62a、62bを重合したもの
からなり、第1円板62aの外周6等配位置のうちの5
箇所には矩形歯62cが突設され、第2円板62bの外
周6等配位置のうちの4箇所には4つの三角形歯62e
・・・が、また第2円板62bの外周6等配位置のうち
の残り2箇所を含む扇形範囲には単一の矩形歯62dが
突設されている。このゼネバ歯車62の第1円板62a
がロータ61の小径部61bに、ゼネバ歯車62の第2
円板62bがロータの大径部61aにそれぞれ噛合しう
るように対向配置されている。そして、この機械式リミ
ッタ6の動作としては、ロータ61が正逆方向にいずれ
も5回転するとゼネバ歯車62がその反対方向にほぼ1
回転してロックするようになっている。例えば、ロータ
61を時計方向に5回転させると図3(a)に示すよう
にロータ61とゼネバ歯車62とがロックして弁体5を
全閉リミッタ位置で停止させる一方、ロータ61を反時
計方向に5回転させると図3(b)に示すようにロータ
61とゼネバ歯車62とがロックして弁体5を全開リミ
ッタ位置で停止させる。このように本実施例では、機械
式リミッタ6をステッピングモータ3に内蔵するだけで
なく、機械式リミッタ6のロータ61を、ステッピング
モータ3のロータ34の小径孔部側外周に一体に形成す
るとともに、偏平なゼネバ歯車62を用いることによ
り、流量調整弁1の軸方向寸法をコンパクトに仕上げて
いるが、ストップ機構6のロータ61を、ステッピング
モータ3のロータ34と別体に形成してもよい。また、
ゼネバ歯車62の第1、第2円板は一体で形成してもよ
いし、さらに、矩形歯62d、三角形歯62eは軸方向
全幅にわたって形成して強度アップを図るようにしても
よい。
すように、ステッピングモータ3のロータ34の小径孔
部側外周に一体的に設けられるロータ61と、このロー
タ61により間欠的に回転駆動させられるとともに正逆
両回転方向のそれぞれ所要角度位置でロータ61を回転
不可能に拘束する間欠歯車としての偏平なゼネバ歯車6
2とからなり、ステッピングモータ3に内蔵されてい
る。ロータ61は、大径部61aと小径部61bとを有
し、この外周の所要角度範囲には大径部61aと小径部
61bの双方にまたがって単一の三角形歯61cが設け
られており、大径部61aの三角形歯61cの両側には
三角形溝61d、61eが設けられている。ゼネバ歯車
62は、2枚の偏平円板62a、62bを重合したもの
からなり、第1円板62aの外周6等配位置のうちの5
箇所には矩形歯62cが突設され、第2円板62bの外
周6等配位置のうちの4箇所には4つの三角形歯62e
・・・が、また第2円板62bの外周6等配位置のうち
の残り2箇所を含む扇形範囲には単一の矩形歯62dが
突設されている。このゼネバ歯車62の第1円板62a
がロータ61の小径部61bに、ゼネバ歯車62の第2
円板62bがロータの大径部61aにそれぞれ噛合しう
るように対向配置されている。そして、この機械式リミ
ッタ6の動作としては、ロータ61が正逆方向にいずれ
も5回転するとゼネバ歯車62がその反対方向にほぼ1
回転してロックするようになっている。例えば、ロータ
61を時計方向に5回転させると図3(a)に示すよう
にロータ61とゼネバ歯車62とがロックして弁体5を
全閉リミッタ位置で停止させる一方、ロータ61を反時
計方向に5回転させると図3(b)に示すようにロータ
61とゼネバ歯車62とがロックして弁体5を全開リミ
ッタ位置で停止させる。このように本実施例では、機械
式リミッタ6をステッピングモータ3に内蔵するだけで
なく、機械式リミッタ6のロータ61を、ステッピング
モータ3のロータ34の小径孔部側外周に一体に形成す
るとともに、偏平なゼネバ歯車62を用いることによ
り、流量調整弁1の軸方向寸法をコンパクトに仕上げて
いるが、ストップ機構6のロータ61を、ステッピング
モータ3のロータ34と別体に形成してもよい。また、
ゼネバ歯車62の第1、第2円板は一体で形成してもよ
いし、さらに、矩形歯62d、三角形歯62eは軸方向
全幅にわたって形成して強度アップを図るようにしても
よい。
【0017】このような流量調整弁1の動作を説明す
る。ステッピングモータ3のステータ33を励磁してロ
ータ34を所要回転方向に所要ステップずつ回すと、こ
れとセレーション嵌合する軸体4が同期して回ることに
なり、これに伴い、軸体4の雄ねじと雌ねじ部材35と
の螺合による送り作用でもって軸体4が軸方向不動のロ
ータ34に対して軸方向一方へと前記セレーション嵌合
部分に案内されて送り出されることになり、軸体4の自
由端に固定の弁体5と流路7の連通路71との相対位置
つまり開度が変化する。この変化量は、制御手段2に入
力される流量設定信号により決まる。
る。ステッピングモータ3のステータ33を励磁してロ
ータ34を所要回転方向に所要ステップずつ回すと、こ
れとセレーション嵌合する軸体4が同期して回ることに
なり、これに伴い、軸体4の雄ねじと雌ねじ部材35と
の螺合による送り作用でもって軸体4が軸方向不動のロ
ータ34に対して軸方向一方へと前記セレーション嵌合
部分に案内されて送り出されることになり、軸体4の自
由端に固定の弁体5と流路7の連通路71との相対位置
つまり開度が変化する。この変化量は、制御手段2に入
力される流量設定信号により決まる。
【0018】そして、制御手段2による流量調整処理お
よびリセット処理を説明する。流量調整処理では、入力
される流量設定信号に応じてステッピングモータ3の駆
動ステップ数を設定し、この駆動ステップ数に基づいて
ステッピングモータ3を駆動することにより、前述のよ
うな動作を行わせて弁体5による開度を調整することを
行う。
よびリセット処理を説明する。流量調整処理では、入力
される流量設定信号に応じてステッピングモータ3の駆
動ステップ数を設定し、この駆動ステップ数に基づいて
ステッピングモータ3を駆動することにより、前述のよ
うな動作を行わせて弁体5による開度を調整することを
行う。
【0019】また、リセット処理では、例えば給湯停止
した時や電源をオン・オフした時などを検出して、弁体
5を現在位置から弁開度制御の基準となるゼロ点位置
(全閉リミッタ位置または全開リミッタ位置のいずれか
一方)へ移動させることを行う。このリセット処理時に
おけるステッピングモータ3の駆動ステップ数は、例え
ば全閉リミッタ位置と全開リミッタ位置との間の片道移
動ストローク以上の値に一義的に設定され、この駆動終
了時点でステッピングモータ3が自動停止する。つま
り、リセット処理が起動すると、制御手段2は前記駆動
ステップ数に対応する制御信号をステッピングモータ3
へ出力し、ステッピングモータ3を駆動すると、弁体5
の現在位置がどこであろうとも必ずゼロ点位置を通過す
ることになる。ゼロ点位置に到達すると、機械式リミッ
タ6が軸体4およびステッピングモータ3のロータ34
の回転を強制停止させることになり、弁体5をゼロ点位
置にとどめる。このために、ゼロ点位置に到達してもス
テッピングモータ3の駆動が継続されている場合には未
駆動ステップ数についてステッピングモータ3が脱調す
ることになり、予め設定される駆動ステップ数に対応す
る制御信号が出力され終わると自動停止する。
した時や電源をオン・オフした時などを検出して、弁体
5を現在位置から弁開度制御の基準となるゼロ点位置
(全閉リミッタ位置または全開リミッタ位置のいずれか
一方)へ移動させることを行う。このリセット処理時に
おけるステッピングモータ3の駆動ステップ数は、例え
ば全閉リミッタ位置と全開リミッタ位置との間の片道移
動ストローク以上の値に一義的に設定され、この駆動終
了時点でステッピングモータ3が自動停止する。つま
り、リセット処理が起動すると、制御手段2は前記駆動
ステップ数に対応する制御信号をステッピングモータ3
へ出力し、ステッピングモータ3を駆動すると、弁体5
の現在位置がどこであろうとも必ずゼロ点位置を通過す
ることになる。ゼロ点位置に到達すると、機械式リミッ
タ6が軸体4およびステッピングモータ3のロータ34
の回転を強制停止させることになり、弁体5をゼロ点位
置にとどめる。このために、ゼロ点位置に到達してもス
テッピングモータ3の駆動が継続されている場合には未
駆動ステップ数についてステッピングモータ3が脱調す
ることになり、予め設定される駆動ステップ数に対応す
る制御信号が出力され終わると自動停止する。
【0020】以上説明したように、本発明では、リセッ
ト処理において、弁体5の現在位置に関係なく必ずゼロ
点位置を通過させるのに必要な駆動ステップ数でもって
ステッピングモータ3を駆動させておいて、ゼロ点位置
に到達したときに機械式リミッタ6で弁体5を強制停止
させるようにして、それ以後においては未駆動ステップ
数についてステッピングモータ3を脱調させてから自動
停止するように工夫しており、従来例のようにゼロ点位
置への到達を検出して駆動停止させるといった制御を行
わない。つまり、本発明では、ステッピングモータ3の
駆動ステップ数を一義的に設定するだけの制御で済む
他、従来例の電気的または磁気的な位置検出手段に比べ
て安価な機械式リミッタ6を用いるだけで済むので、製
作コストを従来例に比べて削減できるようになる。
ト処理において、弁体5の現在位置に関係なく必ずゼロ
点位置を通過させるのに必要な駆動ステップ数でもって
ステッピングモータ3を駆動させておいて、ゼロ点位置
に到達したときに機械式リミッタ6で弁体5を強制停止
させるようにして、それ以後においては未駆動ステップ
数についてステッピングモータ3を脱調させてから自動
停止するように工夫しており、従来例のようにゼロ点位
置への到達を検出して駆動停止させるといった制御を行
わない。つまり、本発明では、ステッピングモータ3の
駆動ステップ数を一義的に設定するだけの制御で済む
他、従来例の電気的または磁気的な位置検出手段に比べ
て安価な機械式リミッタ6を用いるだけで済むので、製
作コストを従来例に比べて削減できるようになる。
【0021】図4は本発明の弁制御装置の他の実施例を
示している。この実施例の流量調整弁1Aは機械式リミ
ッタ6Aを内蔵しない一般的なステッピングモータ3A
を利用している。
示している。この実施例の流量調整弁1Aは機械式リミ
ッタ6Aを内蔵しない一般的なステッピングモータ3A
を利用している。
【0022】この実施例の流量調整弁1Aにおいて図1
の流量調整弁1と異なる構成は、主として軸体4Aがス
テッピングモータ3Aの外部に配置されていることと、
機械式リミッタ6Aがステッピングモータ3Aの外部に
配置されていることである。詳しくは、ステッピングモ
ータ3Aのロータ(図示省略)と一体的に連結されてス
テッピングモータケース31Aから外部へ突出するカッ
プリング10Aを備えており、このカップリング10A
の凹部内周面にスプライン歯101Aが設けられてい
る。軸体4Aは、その上端外周にスプライン歯42A
が、また中間部分外周に雄ねじ41Aがそれぞれ設けら
れており、下端側自由端に弁体5Aが取り付けられてい
る。この軸体4Aの上端の外周スプライン歯42Aがカ
ップリング10Aの内周スプライン歯101Aにセレー
ション嵌合されている。軸体4Aの中間の雄ねじ41A
は、弁ケース11Aに設けられている雌ねじ部111A
に螺合されている。そして、弁ケース11Aのステッピ
ングモータ3A側に、機械式リミッタ6Aが設けられて
いる。この機械式リミッタ6Aは、基本的には上記実施
例のものと同じ構成であるが、ロータ61Aがカップリ
ング10Aの下端側外周に一体形成されている点が上記
実施例のものと異なる。
の流量調整弁1と異なる構成は、主として軸体4Aがス
テッピングモータ3Aの外部に配置されていることと、
機械式リミッタ6Aがステッピングモータ3Aの外部に
配置されていることである。詳しくは、ステッピングモ
ータ3Aのロータ(図示省略)と一体的に連結されてス
テッピングモータケース31Aから外部へ突出するカッ
プリング10Aを備えており、このカップリング10A
の凹部内周面にスプライン歯101Aが設けられてい
る。軸体4Aは、その上端外周にスプライン歯42A
が、また中間部分外周に雄ねじ41Aがそれぞれ設けら
れており、下端側自由端に弁体5Aが取り付けられてい
る。この軸体4Aの上端の外周スプライン歯42Aがカ
ップリング10Aの内周スプライン歯101Aにセレー
ション嵌合されている。軸体4Aの中間の雄ねじ41A
は、弁ケース11Aに設けられている雌ねじ部111A
に螺合されている。そして、弁ケース11Aのステッピ
ングモータ3A側に、機械式リミッタ6Aが設けられて
いる。この機械式リミッタ6Aは、基本的には上記実施
例のものと同じ構成であるが、ロータ61Aがカップリ
ング10Aの下端側外周に一体形成されている点が上記
実施例のものと異なる。
【0023】さらに、この例では、弁体5Aの上端にフ
ランジ51Aが形成されており、このフランジ51Aが
流路7Aの連通路71Aの壁面に当接して全閉状態にす
るようになっている。この構造では、リセット処理時の
ゼロ点位置を全閉リミッタ位置とする場合において、フ
ランジ51Aが連通路71Aの壁面に対して圧接するこ
とになって食い込むおそれがあるため、この全閉リミッ
タ位置から開側へ動作させるときに動きにくくなりやす
い。そこで、このようなことを考慮して、全閉リミッタ
位置から開側への動作時においてステッピングモータ3
Aへ与える励磁周波数(単位時間当たりのパルス数のこ
と)を、開側から全閉リミッタ位置側への動作時におい
てステッピングモータ3Aへ与える励磁周波数よりも小
さくするようにしている。これはつまり、励磁周波数と
作動トルクとが反比例の関係にあり、ステッピングモー
タ3Aへ与える励磁周波数を小さくすると作動トルクが
大きくなるという特性があることを利用している。具体
的に例えば、開側から全閉リミッタ位置側への動作時に
おいてステッピングモータ3Aへ与える励磁周波数を2
00(PPS)に設定し、全閉リミッタ位置側から開側
への動作時にはステッピングモータ3Aへ与える励磁周
波数を100(PPS)に設定する。
ランジ51Aが形成されており、このフランジ51Aが
流路7Aの連通路71Aの壁面に当接して全閉状態にす
るようになっている。この構造では、リセット処理時の
ゼロ点位置を全閉リミッタ位置とする場合において、フ
ランジ51Aが連通路71Aの壁面に対して圧接するこ
とになって食い込むおそれがあるため、この全閉リミッ
タ位置から開側へ動作させるときに動きにくくなりやす
い。そこで、このようなことを考慮して、全閉リミッタ
位置から開側への動作時においてステッピングモータ3
Aへ与える励磁周波数(単位時間当たりのパルス数のこ
と)を、開側から全閉リミッタ位置側への動作時におい
てステッピングモータ3Aへ与える励磁周波数よりも小
さくするようにしている。これはつまり、励磁周波数と
作動トルクとが反比例の関係にあり、ステッピングモー
タ3Aへ与える励磁周波数を小さくすると作動トルクが
大きくなるという特性があることを利用している。具体
的に例えば、開側から全閉リミッタ位置側への動作時に
おいてステッピングモータ3Aへ与える励磁周波数を2
00(PPS)に設定し、全閉リミッタ位置側から開側
への動作時にはステッピングモータ3Aへ与える励磁周
波数を100(PPS)に設定する。
【0024】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
ない。例えば、リセット処理により弁体5をゼロ点位置
へ移動させた後で、このゼロ点位置から適宜設定される
待機位置(例えば全閉リミッタ位置と全開リミッタ位置
との中間位置など)へ移動させるようにしてもよい。こ
の待機位置への移動においてステッピングモータ3の駆
動ステップ数は、ゼロ点位置から適宜設定される待機位
置までの移動に必要な値に一義的に設定される。また、
リセット処理時のステッピングモータ3の駆動ステップ
数は、駆動途中での万一の脱調発生を考慮して余裕を持
つように上述の最小限値よりも若干大きく設定するのが
好ましい。さらに、本発明の弁制御装置は例えばバイパ
スミキシング方式の給湯装置のバイパス弁や各種の湯水
混合装置などでの給湯量調整弁や給水量調整弁として用
いることができる。
ない。例えば、リセット処理により弁体5をゼロ点位置
へ移動させた後で、このゼロ点位置から適宜設定される
待機位置(例えば全閉リミッタ位置と全開リミッタ位置
との中間位置など)へ移動させるようにしてもよい。こ
の待機位置への移動においてステッピングモータ3の駆
動ステップ数は、ゼロ点位置から適宜設定される待機位
置までの移動に必要な値に一義的に設定される。また、
リセット処理時のステッピングモータ3の駆動ステップ
数は、駆動途中での万一の脱調発生を考慮して余裕を持
つように上述の最小限値よりも若干大きく設定するのが
好ましい。さらに、本発明の弁制御装置は例えばバイパ
スミキシング方式の給湯装置のバイパス弁や各種の湯水
混合装置などでの給湯量調整弁や給水量調整弁として用
いることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明では、弁体が全閉リミッタ位置お
よび全開リミッタ位置に到達した時点で機械式リミッタ
を用いて機械的に強制停止させるようにするとともに、
リセット処理時において弁体がどのような開度位置にあ
ろうとも必ずゼロ点位置(全閉リミッタ位置または全開
リミッタ位置のいずれか一方)を通過させるのに必要な
駆動ステップ数でもってステッピングモータを駆動させ
て、ゼロ点位置への到達後には未駆動ステップ数につい
てステッピングモータを脱調させて、自動停止させるよ
うにしている。このように、本発明では、従来のような
ゼロ点位置を検出するための電気的または磁気的な位置
検出手段を用いないようにするとともにこの位置検出手
段からの出力信号に基づいてステッピングモータの駆動
停止を制御することを行なわないようにしているから、
従来例に比べて製作コストを低減できるようになる。
よび全開リミッタ位置に到達した時点で機械式リミッタ
を用いて機械的に強制停止させるようにするとともに、
リセット処理時において弁体がどのような開度位置にあ
ろうとも必ずゼロ点位置(全閉リミッタ位置または全開
リミッタ位置のいずれか一方)を通過させるのに必要な
駆動ステップ数でもってステッピングモータを駆動させ
て、ゼロ点位置への到達後には未駆動ステップ数につい
てステッピングモータを脱調させて、自動停止させるよ
うにしている。このように、本発明では、従来のような
ゼロ点位置を検出するための電気的または磁気的な位置
検出手段を用いないようにするとともにこの位置検出手
段からの出力信号に基づいてステッピングモータの駆動
停止を制御することを行なわないようにしているから、
従来例に比べて製作コストを低減できるようになる。
【図1】本発明の弁制御装置の一実施例の構成図。
【図2】機械式リミッタの分解斜視図。
【図3】機械式リミッタの動作説明に用いる下面図で、
(a)は全閉リミッタ位置でのロック状態、(b)は全
開リミッタ位置でのロック状態である。
(a)は全閉リミッタ位置でのロック状態、(b)は全
開リミッタ位置でのロック状態である。
【図4】本発明の弁制御装置の他の実施例の構成図。
1 流量調整弁 2 制御手段 3 ステッピングモータ 4 軸体 5 弁体 6 機械式リミッタ 7 流路
Claims (2)
- 【請求項1】 ステッピングモータと、ステッピングモ
ータにより正逆いずれかの方向に回転されるとともに軸
方向に進退変位される軸体と、軸体の自由端に固定され
て流路の開度を可変するための弁体と、弁体が流路を全
閉にする全閉リミッタ位置および全開にする全開リミッ
タ位置で前記軸体の回転をそれぞれ機械的に強制停止さ
せる機械式リミッタと、前記ステッピングモータを駆動
制御する制御手段とを備え、 制御手段は、所要時期に弁体を弁開度制御の基準となる
ゼロ点位置(全閉リミッタ位置または全開リミッタ位置
のいずれか一方)へ移動させるリセット処理を実行する
もので、このリセット処理の実行時にステッピングモー
タに与える駆動ステップ数が全閉リミッタ位置と全開リ
ミッタ位置との間の片道移動ストローク以上の値に一義
的に設定されている、ことを特徴とする弁制御装置。 - 【請求項2】 前記機械式リミッタは、前記軸体と同期
回転するとともに外周の所要角度範囲に歯が設けられる
ロータと、このロータの歯により間欠的に回転駆動させ
られるとともに正逆両回転方向のそれぞれ所要角度位置
で前記ロータを回転不可能に拘束する間欠歯車とからな
る、ことを特徴とする請求項1の弁制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6013416A JP2755152B2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 弁制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6013416A JP2755152B2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 弁制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07217760A true JPH07217760A (ja) | 1995-08-15 |
JP2755152B2 JP2755152B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=11832538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6013416A Expired - Fee Related JP2755152B2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 弁制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2755152B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002022047A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-23 | Smc Corp | ネジ式電動絞り弁 |
JP2008169863A (ja) * | 2007-01-09 | 2008-07-24 | Rinnai Corp | モータ安全弁の位置補正方法 |
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JP2011525224A (ja) * | 2008-04-22 | 2011-09-15 | ボーグワーナー・インコーポレーテッド | アクチュエータの制御方法 |
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WO2016072070A1 (ja) * | 2014-11-04 | 2016-05-12 | 株式会社デンソー | 統合弁、制御装置、制御装置の製造方法、および車載装置 |
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JP2016098877A (ja) * | 2014-11-19 | 2016-05-30 | アイシン精機株式会社 | リリーフバルブ |
JP2017180525A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 株式会社不二工機 | 電動弁及びその組立方法 |
US10976757B2 (en) | 2019-04-18 | 2021-04-13 | Flowserve Management Company | Control systems for valve actuators, valve actuators and related systems and methods |
CN111158406B (zh) * | 2019-12-20 | 2023-05-09 | 上海力申科学仪器有限公司 | 一种标定流量调节装置的机械间隙的控制系统及方法 |
Citations (3)
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JPH07127758A (ja) * | 1993-11-03 | 1995-05-16 | Ckd Corp | 比例制御弁 |
-
1994
- 1994-02-07 JP JP6013416A patent/JP2755152B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US8585012B2 (en) | 2008-04-22 | 2013-11-19 | Borgwarner Inc. | Method for controlling an actuator |
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JP2016089931A (ja) * | 2014-11-04 | 2016-05-23 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 統合弁、制御装置、制御装置の製造方法、および車載装置 |
WO2016080261A1 (ja) * | 2014-11-19 | 2016-05-26 | アイシン精機株式会社 | リリーフバルブ |
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JP2017180525A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 株式会社不二工機 | 電動弁及びその組立方法 |
US10976757B2 (en) | 2019-04-18 | 2021-04-13 | Flowserve Management Company | Control systems for valve actuators, valve actuators and related systems and methods |
US11693436B2 (en) | 2019-04-18 | 2023-07-04 | Flowserve Pte. Ltd. | Control systems for valve actuators, valve actuators and related systems and methods |
CN111158406B (zh) * | 2019-12-20 | 2023-05-09 | 上海力申科学仪器有限公司 | 一种标定流量调节装置的机械间隙的控制系统及方法 |
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JP2755152B2 (ja) | 1998-05-20 |
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