JP2000018413A - 電動式コントロールバルブ - Google Patents

電動式コントロールバルブ

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JP2000018413A JP10190677A JP19067798A JP2000018413A JP 2000018413 A JP2000018413 A JP 2000018413A JP 10190677 A JP10190677 A JP 10190677A JP 19067798 A JP19067798 A JP 19067798A JP 2000018413 A JP2000018413 A JP 2000018413A
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rotor
electric control
screw
valve body
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守男 金子
Kei Suzuki
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Saginomiya Seisakusho Inc
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別なストッパ機構を必要とすることなく、
完全な閉弁状態を確実に得ることとができ、弁シート部
位置の経時的な変動に関係なく、信頼性、製作性に優れ
た電動式コントロールバルブを提供すること。 【解決手段】 ステッピングモータ15のロータ17の
回転をねじ構造(19,21)により弁リフト方向の直
線運動に変換し、この直線運動によって弁体13を開閉
駆動し、弁体13が弁シート部11に当接することによ
り全閉状態になる電動式コントロールバルブにおいて、
ねじ構造(19,21)に、ステッピングモータ15の
励磁相の少なくとも1周期分に相当する大きさのバック
ラッシュを付与し、弁体13を圧縮コイルばね33によ
って閉弁側へ付勢し、弁体13が弁シート部11に当接
した状態よりねじ構造(19,21)のバックラッシュ
分だけロータ17が閉弁方向に回転可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動式コントロ
ールバルブに関し、特に、冷凍・冷蔵サイクル装置の電
動式膨張弁等として使用される電動式コントロールバル
ブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電動式膨張弁等として使用される電動式
コントロールバルブには、ステッピングモータを駆動源
とし、ステッピングモータのロータの回転をねじ構造に
より弁リフト方向の直線運動に変換し、当該直線運動に
よって弁体を開閉駆動し、前記弁体が弁シート部に当接
することにより弁が閉じる型式のものがある。
【0003】従来、上述のような電動式コントロールバ
ルブでは、完全な閉弁状態を確実に得ることと、摩耗等
による弁シート部位置の経時的な変化を吸収するため
に、弁体が弁シート部に当接してもロータの回転を続行
させ、ロータをストッパに当てることによってロータの
回転を停止させることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の電動式コントロールバルブでは、弁体が弁シート
部に当接した後に、ロータの回転を所定量だけ許す構造
の特別なストッパ機構等が必要であり、構造を複雑化さ
せている。
【0005】また、ストッパの寸法管理、耐久性につい
て問題が生じ、このストッパ機構が電動式コントロール
バルブの信頼性、製作性を低下させ、またコスト高の原
因になっている。
【0006】この発明は、従来の電動式コントロールバ
ルブにおける上述の如き問題点を解消するためになされ
たもので、特別なストッパ機構を必要することなく、完
全な閉弁状態を確実に得ることと、弁シート部位置の経
時的な変動を吸収することができ、信頼性、製作性に優
れた電動式コントロールバルブを提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明による電動式コントロール
バルブは、ステッピングモータのロータの回転をねじ構
造により弁リフト方向の直線運動に変換し、当該直線運
動によって弁体を開閉駆動し、前記弁体が弁シート部に
当接することにより弁が閉じる電動式コントロールバル
ブにおいて、前記ねじ構造に、前記ステッピングモータ
の励磁相の少なくとも1周期分に相当する大きさのバッ
クラッシュが付与され、前記弁体を閉弁側へ付勢する付
勢手段が設けられ、前記弁体が前記弁シート部に当接し
た状態より前記バックラッシュ分だけ前記ロータが閉弁
方向に回転可能であるものである。
【0008】請求項2に記載の発明による電動式コント
ロールバルブは、前記弁体と前記ロータとは連結され、
前記ねじ構造は雄ねじとこの雄ねじに螺合する雌ねじを
有しており、前記ロータに前記雄ねじ及び前記雌ねじの
うちいずれか一方が形成され、前記弁シート部と一体の
弁ハウジングに前記雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれ
か他方が形成され、前記雄ねじと前記雌ねじとの間に前
記バックラッシュを付与されているものである。
【0009】請求項3に記載の発明による電動式コント
ロールバルブは、ステッピングモータのロータの回転を
ねじ構造により弁リフト方向の直線運動に変換し、当該
直線運動によって弁体を開閉駆動し、前記弁体が弁シー
ト部に当接することにより弁が閉じる電動式コントロー
ルバルブにおいて、前記ロータと前記弁体との間に、前
記ステッピングモータの励磁相の少なくとも1周期分に
相当する大きさの弁リフト方向の遊びが付与され、前記
弁体を閉弁側へ付勢する付勢手段が設けられ、前記弁体
が前記弁シート部に当接した状態より前記遊び分だけ前
記ロータが閉弁方向に回転可能であるものである。
【0010】請求項4に記載の発明による電動式コント
ロールバルブは、前記弁体と前記ロータとは前記遊びに
相当する量だけ弁リフト方向に相対変位可能に、且つ相
対回転変位可能に連結され、前記ねじ構造は雄ねじとこ
の雄ねじに螺合する雌ねじを有しており、前記ロータに
前記雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれか一方が形成さ
れ、前記弁シート部と一体の弁ハウジングに前記雄ねじ
及び前記雌ねじのうちいずれか他方が形成されているも
のである。
【0011】請求項5に記載の発明による電動式コント
ロールバルブは、前記付勢手段が前記弁体を閉弁側へ付
勢する力は、弁ハウシング内を流れる流体が前記弁体に
及ぼす開弁方向の力より大きいものである。
【0012】請求項6に記載の発明による電動式コント
ロールバルブは、前記ステッピングモータのロータの閉
弁側の停止時の励磁相が弁体着座後の一つの相に設定さ
れ、停止時の励磁相によって一つの原点位置を定められ
ているものである。
【0013】請求項1に記載の発明による電動式コント
ロールバルブによれば、ねじ構造にステッピングモータ
の励磁相の少なくとも1周期分に相当する大きさのバッ
クラッシュが付与され、弁体が付勢手段によって閉弁側
へ付勢されているから、弁体が弁シート部に当接した状
態よりバックラッシュ分だけ更にロータが閉弁方向に回
転可能に構成できる。
【0014】請求項2に記載の発明による電動式コント
ロールバルブによれば、弁体と一体のロータに形成され
た雄ねじ及び雌ねじのいずれか一方と、弁ハウジングに
形成された雄ねじ及び雌ねじのいずれか他方との間にバ
ックラッシュが付与されており、弁体が弁シート部に当
接した状態よりバックラッシュ分だけ更にロータが閉弁
方向に回転可能に構成できる。
【0015】請求項3に記載の発明による電動式コント
ロールバルブによれば、ロータと弁体との間に、前記ス
テッピングモータの励磁相の少なくとも1周期分に相当
する大きさの弁リフト方向の遊びが付与され、弁体が付
勢手段によって閉弁側へ付勢されているから、弁体が弁
シート部に当接した状態より遊び分だけ更にロータが閉
弁方向に回転可能に構成できる。
【0016】請求項4に記載の発明による電動式コント
ロールバルブによれば、弁体とロータとが遊びに相当す
る量だけ弁リフト方向に相対変位可能に、且つ相対回転
変位可能に連結され、ロータに雄ねじ及び雌ねじのいず
れか一方が形成され、弁ハウジングに雄ねじ及び雌ねじ
のいずれか他方が形成されているから、弁体が弁シート
部に当接した状態より遊び分だけ更にロータが閉弁方向
に回転可能に構成できる。
【0017】請求項5に記載の発明による電動式コント
ロールバルブによれば、付勢手段が弁体を閉弁側へ付勢
する力が、弁ハウシング内を流れる流体が弁体に及ぼす
開弁方向の力より大きいから、弁ハウシング内を流れる
流体の圧力が弁体に開弁方向に作用しても弁位置が開弁
側へ変動することがない。
【0018】請求項6に記載の発明による電動式コント
ロールバルブによれば、ステッピングモータのロータの
閉弁側の停止時の励磁相が弁体着座後の一つの相に設定
され、停止時の励磁相によって一つの原点位置を定めら
れているから、弁シート部の摩耗などによる弁シート部
位置の経時変化に左右されず、弁体が弁シート部に着座
して付勢手段の付勢力により閉弁力が与えられた状態で
ロータが必ず停止することになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0020】(実施の形態1)図1はこの発明による電
動式コントロールバルブの実施の形態1を示す断面図で
ある。電動式コントロールバルブは、弁ハウジング1
に、A継手ポート3と、B継手ポート5と、A継手ポー
ト3とB継手ポート5との間に位置する弁室7および弁
ポート9とを有し、弁ポート9の周りに弁シート部11
が形成されている。
【0021】弁室7には弁体13が弁リフト方向(図1
中上下方向)に移動可能に配置されている。弁体13
は、弁シート部11と共働して弁リフト量に応じて開弁
量を定量的に設定するニードル弁部13aと、棒状の弁
ステム部13bとを有しており、ニードル弁部13aが
弁シート部11に当接することにより弁が閉じる。
【0022】弁ステム部13bにはステッピングモータ
15のロータ17が装着(連結)されている。ロータ1
7の軸状部17aには雄ねじ19が形成され、弁ハウジ
ング1には雄ねじ19とねじ係合する雌ねじ21が形成
されている。ロータ17の回転は雄ねじ19と雌ねじ2
1とのねじ係合によって弁リフト方向の直線運動に変換
され、この直線運動によって弁体13が開閉駆動(図1
中上下駆動)される。すなわち、雄ねじ19と雌ねじ2
1とが、ロータ17の回転を弁リフト方向の直線運動に
変換するねじ構造をなしている。
【0023】ステッピングモータ15は、ロータ17に
挿入されたマグネット(永久磁石)23と、弁ハウジン
グ1に取り付けられたキャップ状のカバー25に固定さ
れたコイル部27とを有しており、コイル部27の相励
磁によりロータ17が分割回転駆動される。
【0024】なお、弁ハウジング1に対するコイル部2
7の位置は位置決めピン29により位置決めされ、弁ハ
ウジング1に対してコイル部27が固定される。
【0025】雄ねじ19と雌ねじ21との間にはステッ
ピングモータ15の励磁相の1周期分に相当する大きさ
のバックラッシュLb(図2〜図4参照)が付与されて
いる。
【0026】尚、ステッピングモータ15が1−2相励
磁で、1回転80パルスの仕様で、雄ねじ19と雌ねじ
21とによるねじ構造のリード長が1.5mmとする
と、1−2相励磁の1周期は8パルスで、バックラッシ
ュLbは、1.5mm×8/80=0.15mmとな
る。このバックラッシュLbは雄ねじ19と雌ねじ21
の片方あるいは双方のねじ設計により適正値に設定する
ことができる。
【0027】雄ねじ19、雌ねじ21のねじ加工は、通
常のねじ加工によって比較的高精度に行うことが可能で
あるから、通常のねじ加工によってバックラッシュLb
の設定を比較的高精度に行うことができる。
【0028】なお、雄ねじ19と雌ねじ21のねじリー
ド角は、弁体13が弁シート部11に当接した後に、更
に閉弁方向に回転されてもねじの喰い込みを発生しない
値に設定する。
【0029】弁体13の弁ステム部13bの先端には、
弁ステム部13bの回転を許す形態で、ばね受け部材3
1が取り付けられており、このばね受け部材31とカバ
ー25の天井面25aとの間に一つの付勢手段である圧
縮コイルばね33が取り付けられている。圧縮コイルば
ね33は弁体13を閉弁側(下方)へ常に付勢してお
り、このばね力は、弁ハウシング1内を流れる流体(B
継手ポート5よりの流体圧)が弁体13に及ぼす開弁方
向の力より大きい値に設定されている。
【0030】これにより、B継手ポート5よりの流体圧
が弁体13に開弁方向に作用しても弁位置が開弁側へ変
動することがない。
【0031】ばね受け部材31の上面31aはカバー2
5の天井面25aと対向しており、ばね受け部材31の
上面31aがカバー25の天井面25aに当接すること
により、最大全開位置が設定される。なお、図にて、符
号Loは全閉位置から最大全開位置に至る最大リフト量
を示している。
【0032】次に、図2〜図4を参照して電動式コント
ロールバルブの動作について説明する。
【0033】図2(a)は中間開弁状態における電動式
コントロールバルブの断面図、図2(b)は図2(a)
中のねじ係合部の拡大断面図である。中間開弁状態で
は、圧縮コイルばね33のばね力により弁体13、ロー
タ17が閉弁側へ付勢され、雄ねじ19は雌ねじ21の
上面に接触し、バックラッシュLbは雄ねじ19の上側
に偏在する。
【0034】上述のような中間開弁状態よりステッピン
グモータ15によってロータ17が閉弁側に回転駆動さ
れると、ロータ17が閉弁側に回転し、その回転が雄ね
じ19と雌ねじ21とのねじ係合によって弁リフト方向
の直線運動に変換され、ロータ17、弁体13が閉弁方
向へ移動し、図3(a)に断面図で、図3(b)に拡大
断面図で各々示されているように、弁体13のニードル
弁部13aが弁シート部11に着座する。
【0035】ニードル弁部13aが弁シート部11に着
座すると、圧縮コイルばね33のばね力の受け止め面は
雌ねじ21の上面から弁シート部11に移行し、確実な
閉弁状態を確保すべく作用する。
【0036】これにより更に、ロータ17が閉弁側に回
転駆動されると、圧縮コイルばね33のばね力が弁シー
ト部11に作用した状態のまま、ロータ17はバックラ
ッシュLbに相応する分だけ回転することができ、この
回転により、バックラッシュLbは、図4(a)に断面
図で、図4(b)に拡大断面図で各々示されているよう
に、雄ねじ19の下側に移行するようになる。
【0037】これは、ニードル弁部13aが弁シート部
11に着座したのちも、最大で、バックラッシュLbに
相応する分だけロータ17が閉弁方向に回転できること
を意味し、バックラッシュLbはステッピングモータ1
5の励磁相の1周期分に相当する大きさであるから、ニ
ードル弁部13aが弁シート部11に着座したのちも、
ステッピングモータ15は、バックラッシュLbを有効
に利用して、最大で、励磁相の1周期分、閉弁方向に駆
動することができる。
【0038】これにより、ステッピングモータ15のロ
ータ17が閉弁側で停止している時の励磁相が、ニード
ル弁部13aの弁シート部11への着座後の一つの相に
設定され、一つの原点位置を定められていれば、弁シー
ト部11の摩耗などによる弁シート部位置の経時変化に
関係なく、特別なストッパ機構を必要とすることなく、
ニードル弁部13aが弁シート部11に着座して圧縮コ
イルばね33のばね力により閉弁力が与えられた状態
で、ロータ17が必ず停止することになる。
【0039】この結果、雄ねじ19と雌ねじ21との間
のバックラッシュLbに相当する精度(励磁相の1周期
分以下に相当する精度)で、弁開度の再現性が得られ、
弁開度安定性が得られることになる。
【0040】図5は上述のような構成による電動式コン
トロールバルブにおけるステッピングモータ15のパル
ス数と弁リフト量との関係を示している。
【0041】即ち、図5に引用符号Aを付した実線で示
す、ステッピングモータ15のパルス数に対する弁体1
3の設計上の理想的なリフト量の特性と、図5に引用符
号Bを付した破線で示す、ステッピングモータ15のパ
ルス数に対する弁体13の実リフト量の特性とを比較し
ても明らかなように、弁体13をあるリフト量に到達さ
せるためには、バックラッシュLbによるシフト量が最
大となった場合だと、丁度ステッピングモータ15の励
磁相における1周期のパルス数Pcyc 分だけ、理想特性
上でのパルス数より多い数のパルスでステッピングモー
タ15を励磁させることになる。
【0042】これを換言すると、ステッピングモータ1
5は、ニードル弁部13aが弁シート部11に着座した
のちも、最大で励磁相の1周期分だけ閉弁方向に駆動す
ることができるというわけである。
【0043】(実施の形態2)図6はこの発明による電
動式コントロールバルブの実施の形態2を示している。
なお、図6において、図1に示されているもの同等ある
いは同一の構成要件には、図1に付けた符号と同一の符
号を付けてその説明を省略する。
【0044】この実施の形態2では、ロータ17と弁体
13との間に、ステッピングモータ15の励磁相の1周
期分に相当する大きさの弁リフト方向の遊びLb´(図
7、図9参照)が付与されている。
【0045】この遊びLb´は、弁体13の弁ステム部
13bの中間部に形成されたフランジ部13cがロータ
17に形成された段差端面部17bとロータ17に固定
された固定スリーブ部材35の端面35aとの間に弁リ
フト方向の間隙(遊び)Lb´を与えた状態で収容され
ることにより、ロータ17と弁体13との間に付与さ
れ、これにより、弁体13とロータ17とが遊びLb´
に相当する量だけ弁リフト方向に相対変位可能に、且つ
相対回転変位可能に連結されている。
【0046】ステッピングモータ15が1−2相励磁
で、1回転80パルスの仕様で、雄ねじ19と雌ねじ2
1とによるねじ構造のリード長が1.5mmとすると、
1−2相励磁の1周期は8パルスで、遊びLb´は、
1.5mm×8/80=0.15mmとなる。遊びLb
´は、フランジ部13cの厚さWvと、段差端面部17
bと端面35aとの間隔Wrとの差により設定される。
なお、遊びLb´は、雄ねじ19と雌ねじ21とのリー
ド長により設定することができる。
【0047】この実施の形態でも、ロータ17の軸状部
17aに雄ねじ19が形成され、弁ハウジング1には雄
ねじ19とねじ係合する雌ねじ21が形成され、ロータ
17の回転が雄ねじ19と雌ねじ21とのねじ係合によ
って弁リフト方向の直線運動に変換され、この直線運動
によって弁体13が開閉駆動(図6中上下駆動)され
る。
【0048】また、ばね受け部材31とカバー25の天
井面25aとの間には一つの付勢手段である圧縮コイル
ばね33が取り付けられている。圧縮コイルばね33は
弁体13を閉弁側(図6中下方)へ常に付勢しており、
このばね力は、弁ハウシング1内を流れる流体(B継手
ポート5よりの流体圧)が弁体13に及ぼす開弁方向の
力より大きい値に設定されている。
【0049】次に、図7〜図9を参照して電動式コント
ロールバルブの動作について説明する。なお。各図にお
ける丸囲み部分は遊び付与部を拡大して示している。
【0050】図7(a)は中間開弁状態における電動式
コントロールバルブの断面図、図7(b)は図7(a)
中のねじ係合部の拡大断面図である。中間開弁状態で
は、圧縮コイルばね33のばね力により弁体13、ロー
タ17が閉弁側へ付勢され、フランジ部13cは段差端
面部17bに接触し、遊びLb´はフランジ部13cの
上側に偏在する。
【0051】上述のような中間開弁状態よりステッピン
グモータ15によってロータ17が閉弁側に回転駆動さ
れると、ロータ17が閉弁側に回転し、その回転が雄ね
じ19と雌ねじ21とのねじ係合によって弁リフト方向
の直線運動に変換され、ロータ17、弁体13が閉弁方
向へ移動し、図8(a)に断面図で、図8(b)に拡大
断面図で各々示されているように、弁体13のニードル
弁部13aが弁シート部11に着座する。
【0052】ニードル弁部13aが弁シート部11に着
座すると、圧縮コイルばね33のばね力の受け止め面は
段差端面部17bから弁シート部11に移行し、確実な
閉弁状態を確保すべく作用する。
【0053】これにより更に、ロータ17が閉弁側に回
転駆動されると、圧縮コイルばね33のばね力が弁シー
ト部11に作用した状態のまま、ロータ17は遊びLb
´に相応する分だけ回転することができ、この回転によ
り、遊びLb´は、図9(a)に断面図で、図9(b)
に拡大断面図で各々示されているように、フランジ部1
3cの下側に移行するようになる。
【0054】これは、ニードル弁部13aが弁シート部
11に着座したのちも、最大で、遊びLb´に相応する
分だけロータ17が閉弁方向に回転できることを意味
し、遊びLb´はステッピングモータ15の励磁相の1
周期分に相当する大きさであるから、ニードル弁部13
aが弁シート部11に着座したのちも、ステッピングモ
ータ15は、遊びLb´を有効に利用して、最大で、励
磁相の1周期分、閉弁方向に駆動することができる。
【0055】これにより、ステッピングモータ15のロ
ータ17の閉弁側の停止時の励磁相がニードル弁部着座
後の一つの相に設定され、一つの原点位置を定められて
いれば、弁シート部11の摩耗などによる弁シート部位
置の経時変化が遊びLb´の範囲内であれば、特別なス
トッパ機構を必要とすることなく、ニードル弁部13a
が弁シート部11に着座して圧縮コイルばね33のばね
力により閉弁力が与えられた状態で、ロータ17が必ず
停止することになる。
【0056】この結果、この実施の形態でも、励磁相の
1周期分以下に相当する精度で、弁開度の再現性が得ら
れ、弁開度安定性が得られることになる。
【0057】なお、この実施の形態2では、ニードル弁
部13aが弁シート部11に着座するまでは、弁体13
はロータ17と共に回転するが、ニードル弁部13aが
弁シート部11に着座した後の引き続きのロータ17の
回転においては、フランジ部13cが段差端面部17b
より離間することで、弁体13はロータ17と共には回
転しなくなる。これにより、弁シート部11、ニードル
弁部13aの耐久性が向上し、また完全閉弁の気密性も
向上する。
【0058】ちなみに、実施の形態2の電動式コントロ
ールバルブにおけるステッピングモータのパルス数と弁
リフト量との関係は、図5中に引用符号Bを付した破線
で示されている実施の形態1のものと同様になる。
【0059】上述のような構成による実施の形態1,2
の各電動式コントロールバルブは、図10に示されてい
るような冷凍サイクルの電動式膨張弁100として使用
することができる。なお、図10において、102は圧
縮機を、104は室外熱交換器を、106は室内熱交換
器を、108は冷房・暖房モード切換用の四方弁を各々
示している。
【0060】そして、図1、図6、及び、図10中、実
線の矢印は図10の冷凍サイクルの冷房運転時における
冷媒の流れ方向を示し、破線の矢印は、図10の冷凍サ
イクルの暖房運転時における冷媒の流れ方向を示す。
【0061】なお、上述した実施の形態1,2ではいず
れも、ロータ17の軸状部17aに雄ねじ19が形成さ
れ、この雄ねじ19とねじ係合する雌ねじ21が弁ハウ
ジング1に形成されるものとしたが、ロータ17の軸状
部17aに雌ねじ21が形成され、弁ハウジング1に雄
ねじ19が形成されるものとしてもよいのは勿論のこと
である。
【0062】また、上述した実施の形態1では、雄ねじ
19と雌ねじ21との間に付与されるバックラッシュL
bを、ステッピングモータ15の励磁相の1周期分に相
当する大きさとし、上述した実施の形態2ではロータ1
7と弁体13との間に付与される弁リフト方向の遊びL
b´を、ステッピングモータ15の励磁相の1周期分に
相当する大きさとしたが、これらバックラッシュLbや
遊びLb´の大きさは、ステッピングモータ15の励磁
相の少なくとも1周期分に相当する大きさであればよ
く、例えば、励磁相の2周期分に相当する大きさ等であ
ってもよい。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、請求項
1に記載の発明による電動式コントロールバルブによれ
ば、ステッピングモータのロータの回転をねじ構造によ
り弁リフト方向の直線運動に変換し、当該直線運動によ
って弁体を開閉駆動し、前記弁体が弁シート部に当接す
ることにより弁が閉じる電動式コントロールバルブにお
いて、前記ねじ構造に、前記ステッピングモータの励磁
相の少なくとも1周期分に相当する大きさのバックラッ
シュが付与され、前記弁体を閉弁側へ付勢する付勢手段
が設けられ、前記弁体が前記弁シート部に当接した状態
より前記バックラッシュ分だけ前記ロータが閉弁方向に
回転可能であるものとした。
【0064】これにより、ねじ構造にステッピングモー
タの励磁相の少なくとも1周期分に相当する大きさのバ
ックラッシュが付与され、弁体が付勢手段によって閉弁
側へ付勢されて弁体が弁シート部に当接した状態よりバ
ックラッシュ分だけ更にロータが閉弁方向に回転可能に
構成できるから、特別なストッパ機構を必要とすること
なく、完全な閉弁状態が確実に得られ、またシート位置
の経時的な変動に関係なく、構造簡単にして高い信頼性
と製作性が得られ、低コスト化も図られる。
【0065】なお、ねじ加工は、通常のねじ加工によっ
て比較的高精度に行うことが可能であるから、通常のね
じ加工によってバックラッシュの設定を比較的高精度に
行うことができる。
【0066】請求項2に記載の発明による電動式コント
ロールバルブによれば、前記弁体と前記ロータとは連結
され、前記ねじ構造は雄ねじとこの雄ねじに螺合する雌
ねじを有しており、前記ロータに前記雄ねじ及び前記雌
ねじのうちいずれか一方が形成され、前記弁シート部と
一体の弁ハウジングに前記雄ねじ及び前記雌ねじのうち
いずれか他方が形成され、前記雄ねじと前記雌ねじとの
間に前記バックラッシュを付与されているものとした。
【0067】これにより、弁体と一体のロータに形成さ
れた雄ねじ及び雌ねじのいずれか一方と、弁ハウジング
に形成された雄ねじ及び雌ねじのいずれか他方との間に
バックラッシュが付与されており、弁体が弁シート部に
当接した状態よりバックラッシュ分だけ更にロータが閉
弁方向に回転可能に構成できるから、特別なストッパ機
構を必要とすることなく、完全な閉弁状態が確実に得ら
れ、またシート位置の経時的な変動を吸収することがで
き、構造簡単にして高い信頼性と製作性が得られ、低コ
スト化も図られる。
【0068】請求項3に記載の発明による電動式コント
ロールバルブによれば、ステッピングモータのロータの
回転をねじ構造により弁リフト方向の直線運動に変換
し、当該直線運動によって弁体を開閉駆動し、前記弁体
が弁シート部に当接することにより弁が閉じる電動式コ
ントロールバルブにおいて、前記ロータと前記弁体との
間に、前記ステッピングモータの励磁相の少なくとも1
周期分に相当する大きさの弁リフト方向の遊びが付与さ
れ、前記弁体を閉弁側へ付勢する付勢手段が設けられ、
前記弁体が前記弁シート部に当接した状態より前記遊び
分だけ前記ロータが閉弁方向に回転可能であるものとし
た。
【0069】これにより、ロータと弁体との間に、前記
ステッピングモータの励磁の少なくとも1周期分に相当
する大きさの弁リフト方向の遊びが付与され、弁体が付
勢手段によって閉弁側へ付勢されて弁体が弁シート部に
当接した状態より遊び分だけ更にロータが閉弁方向に回
転可能に構成できるから、特別なストッパ機構を必要と
することなく、完全な閉弁状態が確実に得られ、またシ
ート位置の経時的な変動を吸収することができ、構造簡
単にして高い信頼性と製作性が得られ、低コスト化も図
られる。
【0070】請求項4に記載の発明による電動式コント
ロールバルブによれば、前記弁体と前記ロータとは前記
遊びに相当する量だけ弁リフト方向に相対変位可能に、
且つ相対回転変位可能に連結され、前記ねじ構造は雄ね
じとこの雄ねじに螺合する雌ねじを有しており、前記ロ
ータに前記雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれか一方が
形成され、前記弁シート部と一体の弁ハウジングに前記
雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれか他方が形成されて
いるものとした。
【0071】これにより、弁体とロータとが遊びに相当
する量だけ弁リフト方向に相対変位可能に、且つ相対回
転変位可能に連結され、ロータに雄ねじが形成され、弁
ハウジングに雌ねじが形成されているから、弁体が弁シ
ート部に当接した状態より遊び分だけ更にロータが閉弁
方向に回転可能に構成できるから、特別なストッパ機構
を必要とすることなく、完全な閉弁状態が確実に得ら
れ、またシート位置の経時的な変動に関係なく、構造簡
単にして高い信頼性と製作性が得られる。
【0072】また、弁体が弁シート部に着座した後の引
き続きのロータの回転においては、弁体はロータと共に
は回転しなくなるから、弁シート部、ニードル弁部の耐
久性が向上し、完全閉弁の気密性も向上する。
【0073】請求項5に記載の発明による電動式コント
ロールバルブによれば、前記付勢手段が前記弁体を閉弁
側へ付勢する力は、弁ハウシング内を流れる流体が前記
弁体に及ぼす開弁方向の力より大きいものとした。
【0074】これにより、付勢手段が弁体を閉弁側へ付
勢する力が、弁ハウシング内を流れる流体が弁体に及ぼ
す開弁方向の力より大きいから、弁ハウシング内を流れ
る流体の圧力が弁体に開弁方向に作用しても弁位置が開
弁側へ変動することがない。
【0075】請求項6に記載の発明による電動式コント
ロールバルブによれば、前記ステッピングモータのロー
タの閉弁側の停止時の励磁相が弁体着座後の一つの相に
設定され、停止時の励磁相によって一つの原点位置を定
められているものとした。
【0076】これにより、ステッピングモータのロータ
の閉弁側の停止時の励磁相が弁体着座後の一つの相に設
定され、停止時の励磁相によって一つの原点位置を定め
られているから、弁シート部の摩耗などによる弁シート
部位置の経時変化に関係なく、弁体が弁シート部に着座
して付勢手段の付勢力により閉弁力が与えられた状態で
ロータが必ず停止することになり、励磁相の1周期分以
下に相当する精度で、弁開度の再現性が得られ、弁開度
安定性が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電動式コントロールバルブの実
施の形態1を示す断面図である。
【図2】(a)は実施の形態1の電動式コントロールバ
ルブの中間開弁状態における断面図、(b)は(a)中
のねじ係合部の拡大断面図である。
【図3】(a)は実施の形態1の電動式コントロールバ
ルブの閉弁状態における断面図、(b)は(a)中のね
じ係合部の拡大断面図である。
【図4】(a)は実施の形態1の電動式コントロールバ
ルブの閉弁、且つバックラッシュ解消状態における断面
図、(b)は(a)中のねじ係合部の拡大断面図であ
る。
【図5】実施の形態1,2の電動式コントロールバルブ
におけるステッピングモータのパルス数と弁リフト量と
の関係を示すグラフである。
【図6】この発明による電動式コントロールバルブの実
施の形態2を示す断面図である。
【図7】(a)は実施の形態2の電動式コントロールバ
ルブの中間開弁状態における断面図、(b)は(a)中
のねじ係合部の拡大断面図である。
【図8】(a)は実施の形態2の電動式コントロールバ
ルブの閉弁状態における断面図、(b)は(a)中のね
じ係合部の拡大断面図である。
【図9】(a)は実施の形態2の電動式コントロールバ
ルブの閉弁、且つバックラッシュ解消状態における断面
図、(b)は(a)中のねじ係合部の拡大断面図であ
る。
【図10】この発明による電動式コントロールバルブを
電動式膨張弁として使用する冷凍サイクルを示すブロッ
ク線図である。
【符号の説明】
1 弁ハウジング 3 A継手ポート 5 B継手ポート 7 弁室 9 弁ポート 11 弁シート部 13 弁体 13a ニードル弁部 13b 弁ステム部 13c フランジ部 15 ステッピングモータ 17 ロータ 19 雄ねじ 21 雌ねじ 23 マグネット 25 カバー 27 コイル部 29 位置決めピン 31 ばね受け部材 33 圧縮コイルばね 35 固定スリーブ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H062 AA02 AA15 BB04 BB24 BB28 BB30 BB31 CC02 DD01 EE06 HH04 3H063 AA01 BB03 BB22 BB32 BB33 BB36 DA14 DB02 DB08 EE08 GG05 GG14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータのロータの回転をね
    じ構造により弁リフト方向の直線運動に変換し、当該直
    線運動によって弁体を開閉駆動し、前記弁体が弁シート
    部に当接することにより弁が閉じる電動式コントロール
    バルブにおいて、 前記ねじ構造に、前記ステッピングモータの励磁相の少
    なくとも1周期分に相当する大きさのバックラッシュが
    付与され、 前記弁体を閉弁側へ付勢する付勢手段が設けられ、 前記弁体が前記弁シート部に当接した状態より前記バッ
    クラッシュ分だけ前記ロータが閉弁方向に回転可能であ
    る、 ことを特徴とする電動式コントロールバルブ。
  2. 【請求項2】 前記弁体と前記ロータとは連結され、前
    記ねじ構造は雄ねじとこの雄ねじに螺合する雌ねじを有
    しており、前記ロータに前記雄ねじ及び前記雌ねじのう
    ちいずれか一方が形成され、前記弁シート部と一体の弁
    ハウジングに前記雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれか
    他方が形成され、前記雄ねじと前記雌ねじとの間に前記
    バックラッシュを付与されていることを特徴とする請求
    項1記載の電動式コントロールバルブ。
  3. 【請求項3】 ステッピングモータのロータの回転をね
    じ構造により弁リフト方向の直線運動に変換し、当該直
    線運動によって弁体を開閉駆動し、前記弁体が弁シート
    部に当接することにより弁が閉じる電動式コントロール
    バルブにおいて、 前記ロータと前記弁体との間に、前記ステッピングモー
    タの励磁相の少なくとも1周期分に相当する大きさの弁
    リフト方向の遊びが付与され、 前記弁体を閉弁側へ付勢する付勢手段が設けられ、 前記弁体が前記弁シート部に当接した状態より前記遊び
    分だけ前記ロータが閉弁方向に回転可能である、 ことを特徴とする電動式コントロールバルブ。
  4. 【請求項4】 前記弁体と前記ロータとは前記遊びに相
    当する量だけ弁リフト方向に相対変位可能に、且つ相対
    回転変位可能に連結され、前記ねじ構造は雄ねじとこの
    雄ねじに螺合する雌ねじを有しており、前記ロータに前
    記雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれか一方が形成さ
    れ、前記弁シート部と一体の弁ハウジングに前記雄ねじ
    及び前記雌ねじのうちいずれか他方が形成されているこ
    とを特徴とする請求項3記載の電動式コントロールバル
    ブ。
  5. 【請求項5】 前記付勢手段が前記弁体を閉弁側へ付勢
    する力は、弁ハウシング内を流れる流体が前記弁体に及
    ぼす開弁方向の力より大きいことを特徴とする請求項
    1、2、3又は4記載の電動式コントロールバルブ。
  6. 【請求項6】 前記ステッピングモータのロータの閉弁
    側の停止時の励磁相が弁体着座後の一つの相に設定さ
    れ、停止時の励磁相によって一つの原点位置を定められ
    ていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記
    載の電動式コントロールバルブ。
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