JP3817071B2 - 電動式コントロールバルブ - Google Patents

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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電動式コントロールバルブに関し、特に、冷凍・冷蔵サイクル装置の電動式膨張弁等として使用される電動式コントロールバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電動式膨張弁等として使用される電動式コントロールバルブには、ステッピングモータを駆動源とし、ステッピングモータのロータの回転をねじ構造により弁リフト方向の直線運動に変換し、当該直線運動によって弁体を開閉駆動し、前記弁体が弁シート部に当接することにより弁が閉じる型式のものがある。
【0003】
従来、上述のような電動式コントロールバルブでは、完全な閉弁状態を確実に得ることと、摩耗等による弁シート部位置の経時的な変化を吸収するために、弁体が弁シート部に当接してもロータの回転を続行させ、ロータをストッパに当てることによってロータの回転を停止させることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来の電動式コントロールバルブでは、弁体が弁シート部に当接した後に、ロータの回転を所定量だけ許す構造の特別なストッパ機構等が必要であり、構造を複雑化させている。
【0005】
また、ストッパの寸法管理、耐久性について問題が生じ、このストッパ機構が電動式コントロールバルブの信頼性、製作性を低下させ、またコスト高の原因になっている。
【0006】
この発明は、従来の電動式コントロールバルブにおける上述の如き問題点を解消するためになされたもので、特別なストッパ機構を必要することなく、完全な閉弁状態を確実に得ることと、弁シート部位置の経時的な変動を吸収することができ、信頼性、製作性に優れた電動式コントロールバルブを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1に記載の発明による電動式コントロールバルブは、ステッピングモータのロータの回転をねじ構造により弁リフト方向の直線運動に変換し、当該直線運動によって弁体を開閉駆動し、前記弁体が弁シート部に当接することにより弁が閉じる電動式コントロールバルブにおいて、前記ねじ構造に、前記ステッピングモータの励磁相の少なくとも1周期分に相当する大きさのバックラッシュが付与され、前記弁体を閉弁側へ付勢する付勢手段が設けられ、前記弁体が前記弁シート部に当接した状態より前記バックラッシュ分だけ前記ロータが閉弁方向に回転可能であるものである。
【0008】
請求項2に記載の発明による電動式コントロールバルブは、前記弁体と前記ロータとは連結され、前記ねじ構造は雄ねじとこの雄ねじに螺合する雌ねじを有しており、前記ロータに前記雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれか一方が形成され、前記弁シート部と一体の弁ハウジングに前記雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれか他方が形成され、前記雄ねじと前記雌ねじとの間に前記バックラッシュを付与されているものである。
【0009】
請求項3に記載の発明による電動式コントロールバルブは、ステッピングモータのロータの回転をねじ構造により弁リフト方向の直線運動に変換し、当該直線運動によって弁体を開閉駆動し、前記弁体が弁シート部に当接することにより弁が閉じる電動式コントロールバルブにおいて、前記ロータと前記弁体との間に、前記ステッピングモータの励磁相の少なくとも1周期分に相当する大きさの弁リフト方向の遊びが付与され、前記弁体を閉弁側へ付勢する付勢手段が設けられ、前記弁体が前記弁シート部に当接した状態より前記遊び分だけ前記ロータが閉弁方向に回転可能であるものである。
【0010】
請求項4に記載の発明による電動式コントロールバルブは、前記弁体と前記ロータとは前記遊びに相当する量だけ弁リフト方向に相対変位可能に、且つ相対回転変位可能に連結され、前記ねじ構造は雄ねじとこの雄ねじに螺合する雌ねじを有しており、前記ロータに前記雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれか一方が形成され、前記弁シート部と一体の弁ハウジングに前記雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれか他方が形成されているものである。
【0011】
請求項5に記載の発明による電動式コントロールバルブは、前記付勢手段が前記弁体を閉弁側へ付勢する力は、弁ハウシング内を流れる流体が前記弁体に及ぼす開弁方向の力より大きいものである。
【0012】
請求項6に記載の発明による電動式コントロールバルブは、前記ステッピングモータのロータの閉弁側の停止時の励磁相が弁体着座後の一つの相に設定され、停止時の励磁相によって一つの原点位置を定められているものである。
【0013】
請求項1に記載の発明による電動式コントロールバルブによれば、ねじ構造にステッピングモータの励磁相の少なくとも1周期分に相当する大きさのバックラッシュが付与され、弁体が付勢手段によって閉弁側へ付勢されているから、弁体が弁シート部に当接した状態よりバックラッシュ分だけ更にロータが閉弁方向に回転可能に構成できる。
【0014】
請求項2に記載の発明による電動式コントロールバルブによれば、弁体と一体のロータに形成された雄ねじ及び雌ねじのいずれか一方と、弁ハウジングに形成された雄ねじ及び雌ねじのいずれか他方との間にバックラッシュが付与されており、弁体が弁シート部に当接した状態よりバックラッシュ分だけ更にロータが閉弁方向に回転可能に構成できる。
【0015】
請求項3に記載の発明による電動式コントロールバルブによれば、ロータと弁体との間に、前記ステッピングモータの励磁相の少なくとも1周期分に相当する大きさの弁リフト方向の遊びが付与され、弁体が付勢手段によって閉弁側へ付勢されているから、弁体が弁シート部に当接した状態より遊び分だけ更にロータが閉弁方向に回転可能に構成できる。
【0016】
請求項4に記載の発明による電動式コントロールバルブによれば、弁体とロータとが遊びに相当する量だけ弁リフト方向に相対変位可能に、且つ相対回転変位可能に連結され、ロータに雄ねじ及び雌ねじのいずれか一方が形成され、弁ハウジングに雄ねじ及び雌ねじのいずれか他方が形成されているから、弁体が弁シート部に当接した状態より遊び分だけ更にロータが閉弁方向に回転可能に構成できる。
【0017】
請求項5に記載の発明による電動式コントロールバルブによれば、付勢手段が弁体を閉弁側へ付勢する力が、弁ハウシング内を流れる流体が弁体に及ぼす開弁方向の力より大きいから、弁ハウシング内を流れる流体の圧力が弁体に開弁方向に作用しても弁位置が開弁側へ変動することがない。
【0018】
請求項6に記載の発明による電動式コントロールバルブによれば、ステッピングモータのロータの閉弁側の停止時の励磁相が弁体着座後の一つの相に設定され、停止時の励磁相によって一つの原点位置を定められているから、弁シート部の摩耗などによる弁シート部位置の経時変化に左右されず、弁体が弁シート部に着座して付勢手段の付勢力により閉弁力が与えられた状態でロータが必ず停止することになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図を参照してこの発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0020】
(実施の形態1)
図1はこの発明による電動式コントロールバルブの実施の形態1を示す断面図である。電動式コントロールバルブは、弁ハウジング1に、A継手ポート3と、B継手ポート5と、A継手ポート3とB継手ポート5との間に位置する弁室7および弁ポート9とを有し、弁ポート9の周りに弁シート部11が形成されている。
【0021】
弁室7には弁体13が弁リフト方向(図1中上下方向)に移動可能に配置されている。弁体13は、弁シート部11と共働して弁リフト量に応じて開弁量を定量的に設定するニードル弁部13aと、棒状の弁ステム部13bとを有しており、ニードル弁部13aが弁シート部11に当接することにより弁が閉じる。
【0022】
弁ステム部13bにはステッピングモータ15のロータ17が装着(連結)されている。ロータ17の軸状部17aには雄ねじ19が形成され、弁ハウジング1には雄ねじ19とねじ係合する雌ねじ21が形成されている。ロータ17の回転は雄ねじ19と雌ねじ21とのねじ係合によって弁リフト方向の直線運動に変換され、この直線運動によって弁体13が開閉駆動(図1中上下駆動)される。すなわち、雄ねじ19と雌ねじ21とが、ロータ17の回転を弁リフト方向の直線運動に変換するねじ構造をなしている。
【0023】
ステッピングモータ15は、ロータ17に挿入されたマグネット(永久磁石)23と、弁ハウジング1に取り付けられたキャップ状のカバー25に固定されたコイル部27とを有しており、コイル部27の相励磁によりロータ17が分割回転駆動される。
【0024】
なお、弁ハウジング1に対するコイル部27の位置は位置決めピン29により位置決めされ、弁ハウジング1に対してコイル部27が固定される。
【0025】
雄ねじ19と雌ねじ21との間にはステッピングモータ15の励磁相の1周期分に相当する大きさのバックラッシュLb(図2〜図4参照)が付与されている。
【0026】
尚、ステッピングモータ15が1−2相励磁で、1回転80パルスの仕様で、雄ねじ19と雌ねじ21とによるねじ構造のリード長が1.5mmとすると、1−2相励磁の1周期は8パルスで、バックラッシュLbは、1.5mm×8/80=0.15mmとなる。このバックラッシュLbは雄ねじ19と雌ねじ21の片方あるいは双方のねじ設計により適正値に設定することができる。
【0027】
雄ねじ19、雌ねじ21のねじ加工は、通常のねじ加工によって比較的高精度に行うことが可能であるから、通常のねじ加工によってバックラッシュLbの設定を比較的高精度に行うことができる。
【0028】
なお、雄ねじ19と雌ねじ21のねじリード角は、弁体13が弁シート部11に当接した後に、更に閉弁方向に回転されてもねじの喰い込みを発生しない値に設定する。
【0029】
弁体13の弁ステム部13bの先端には、弁ステム部13bの回転を許す形態で、ばね受け部材31が取り付けられており、このばね受け部材31とカバー25の天井面25aとの間に一つの付勢手段である圧縮コイルばね33が取り付けられている。圧縮コイルばね33は弁体13を閉弁側(下方)へ常に付勢しており、このばね力は、弁ハウシング1内を流れる流体(B継手ポート5よりの流体圧)が弁体13に及ぼす開弁方向の力より大きい値に設定されている。
【0030】
これにより、B継手ポート5よりの流体圧が弁体13に開弁方向に作用しても弁位置が開弁側へ変動することがない。
【0031】
ばね受け部材31の上面31aはカバー25の天井面25aと対向しており、ばね受け部材31の上面31aがカバー25の天井面25aに当接することにより、最大全開位置が設定される。なお、図にて、符号Loは全閉位置から最大全開位置に至る最大リフト量を示している。
【0032】
次に、図2〜図4を参照して電動式コントロールバルブの動作について説明する。
【0033】
図2(a)は中間開弁状態における電動式コントロールバルブの断面図、図2(b)は図2(a)中のねじ係合部の拡大断面図である。中間開弁状態では、圧縮コイルばね33のばね力により弁体13、ロータ17が閉弁側へ付勢され、雄ねじ19は雌ねじ21の上面に接触し、バックラッシュLbは雄ねじ19の上側に偏在する。
【0034】
上述のような中間開弁状態よりステッピングモータ15によってロータ17が閉弁側に回転駆動されると、ロータ17が閉弁側に回転し、その回転が雄ねじ19と雌ねじ21とのねじ係合によって弁リフト方向の直線運動に変換され、ロータ17、弁体13が閉弁方向へ移動し、図3(a)に断面図で、図3(b)に拡大断面図で各々示されているように、弁体13のニードル弁部13aが弁シート部11に着座する。
【0035】
ニードル弁部13aが弁シート部11に着座すると、圧縮コイルばね33のばね力の受け止め面は雌ねじ21の上面から弁シート部11に移行し、確実な閉弁状態を確保すべく作用する。
【0036】
これにより更に、ロータ17が閉弁側に回転駆動されると、圧縮コイルばね33のばね力が弁シート部11に作用した状態のまま、ロータ17はバックラッシュLbに相応する分だけ回転することができ、この回転により、バックラッシュLbは、図4(a)に断面図で、図4(b)に拡大断面図で各々示されているように、雄ねじ19の下側に移行するようになる。
【0037】
これは、ニードル弁部13aが弁シート部11に着座したのちも、最大で、バックラッシュLbに相応する分だけロータ17が閉弁方向に回転できることを意味し、バックラッシュLbはステッピングモータ15の励磁相の1周期分に相当する大きさであるから、ニードル弁部13aが弁シート部11に着座したのちも、ステッピングモータ15は、バックラッシュLbを有効に利用して、最大で、励磁相の1周期分、閉弁方向に駆動することができる。
【0038】
これにより、ステッピングモータ15のロータ17が閉弁側で停止している時の励磁相が、ニードル弁部13aの弁シート部11への着座後の一つの相に設定され、一つの原点位置を定められていれば、弁シート部11の摩耗などによる弁シート部位置の経時変化に関係なく、特別なストッパ機構を必要とすることなく、ニードル弁部13aが弁シート部11に着座して圧縮コイルばね33のばね力により閉弁力が与えられた状態で、ロータ17が必ず停止することになる。
【0039】
この結果、雄ねじ19と雌ねじ21との間のバックラッシュLbに相当する精度(励磁相の1周期分以下に相当する精度)で、弁開度の再現性が得られ、弁開度安定性が得られることになる。
【0040】
図5は上述のような構成による電動式コントロールバルブにおけるステッピングモータ15のパルス数と弁リフト量との関係を示している。
【0041】
即ち、図5に引用符号Aを付した実線で示す、ステッピングモータ15のパルス数に対する弁体13の設計上の理想的なリフト量の特性と、図5に引用符号Bを付した破線で示す、ステッピングモータ15のパルス数に対する弁体13の実リフト量の特性とを比較しても明らかなように、弁体13をあるリフト量に到達させるためには、バックラッシュLbによるシフト量が最大となった場合だと、丁度ステッピングモータ15の励磁相における1周期のパルス数Pcyc 分だけ、理想特性上でのパルス数より多い数のパルスでステッピングモータ15を励磁させることになる。
【0042】
これを換言すると、ステッピングモータ15は、ニードル弁部13aが弁シート部11に着座したのちも、最大で励磁相の1周期分だけ閉弁方向に駆動することができるというわけである。
【0043】
(実施の形態2)
図6はこの発明による電動式コントロールバルブの実施の形態2を示している。なお、図6において、図1に示されているもの同等あるいは同一の構成要件には、図1に付けた符号と同一の符号を付けてその説明を省略する。
【0044】
この実施の形態2では、ロータ17と弁体13との間に、ステッピングモータ15の励磁相の1周期分に相当する大きさの弁リフト方向の遊びLb´(図7、図9参照)が付与されている。
【0045】
この遊びLb´は、弁体13の弁ステム部13bの中間部に形成されたフランジ部13cがロータ17に形成された段差端面部17bとロータ17に固定された固定スリーブ部材35の端面35aとの間に弁リフト方向の間隙(遊び)Lb´を与えた状態で収容されることにより、ロータ17と弁体13との間に付与され、これにより、弁体13とロータ17とが遊びLb´に相当する量だけ弁リフト方向に相対変位可能に、且つ相対回転変位可能に連結されている。
【0046】
ステッピングモータ15が1−2相励磁で、1回転80パルスの仕様で、雄ねじ19と雌ねじ21とによるねじ構造のリード長が1.5mmとすると、1−2相励磁の1周期は8パルスで、遊びLb´は、1.5mm×8/80=0.15mmとなる。遊びLb´は、フランジ部13cの厚さWvと、段差端面部17bと端面35aとの間隔Wrとの差により設定される。なお、遊びLb´は、雄ねじ19と雌ねじ21とのリード長により設定することができる。
【0047】
この実施の形態でも、ロータ17の軸状部17aに雄ねじ19が形成され、弁ハウジング1には雄ねじ19とねじ係合する雌ねじ21が形成され、ロータ17の回転が雄ねじ19と雌ねじ21とのねじ係合によって弁リフト方向の直線運動に変換され、この直線運動によって弁体13が開閉駆動(図6中上下駆動)される。
【0048】
また、ばね受け部材31とカバー25の天井面25aとの間には一つの付勢手段である圧縮コイルばね33が取り付けられている。圧縮コイルばね33は弁体13を閉弁側(図6中下方)へ常に付勢しており、このばね力は、弁ハウシング1内を流れる流体(B継手ポート5よりの流体圧)が弁体13に及ぼす開弁方向の力より大きい値に設定されている。
【0049】
次に、図7〜図9を参照して電動式コントロールバルブの動作について説明する。なお。各図における丸囲み部分は遊び付与部を拡大して示している。
【0050】
図7(a)は中間開弁状態における電動式コントロールバルブの断面図、図7(b)は図7(a)中のねじ係合部の拡大断面図である。中間開弁状態では、圧縮コイルばね33のばね力により弁体13、ロータ17が閉弁側へ付勢され、フランジ部13cは段差端面部17bに接触し、遊びLb´はフランジ部13cの上側に偏在する。
【0051】
上述のような中間開弁状態よりステッピングモータ15によってロータ17が閉弁側に回転駆動されると、ロータ17が閉弁側に回転し、その回転が雄ねじ19と雌ねじ21とのねじ係合によって弁リフト方向の直線運動に変換され、ロータ17、弁体13が閉弁方向へ移動し、図8(a)に断面図で、図8(b)に拡大断面図で各々示されているように、弁体13のニードル弁部13aが弁シート部11に着座する。
【0052】
ニードル弁部13aが弁シート部11に着座すると、圧縮コイルばね33のばね力の受け止め面は段差端面部17bから弁シート部11に移行し、確実な閉弁状態を確保すべく作用する。
【0053】
これにより更に、ロータ17が閉弁側に回転駆動されると、圧縮コイルばね33のばね力が弁シート部11に作用した状態のまま、ロータ17は遊びLb´に相応する分だけ回転することができ、この回転により、遊びLb´は、図9(a)に断面図で、図9(b)に拡大断面図で各々示されているように、フランジ部13cの下側に移行するようになる。
【0054】
これは、ニードル弁部13aが弁シート部11に着座したのちも、最大で、遊びLb´に相応する分だけロータ17が閉弁方向に回転できることを意味し、遊びLb´はステッピングモータ15の励磁相の1周期分に相当する大きさであるから、ニードル弁部13aが弁シート部11に着座したのちも、ステッピングモータ15は、遊びLb´を有効に利用して、最大で、励磁相の1周期分、閉弁方向に駆動することができる。
【0055】
これにより、ステッピングモータ15のロータ17の閉弁側の停止時の励磁相がニードル弁部着座後の一つの相に設定され、一つの原点位置を定められていれば、弁シート部11の摩耗などによる弁シート部位置の経時変化が遊びLb´の範囲内であれば、特別なストッパ機構を必要とすることなく、ニードル弁部13aが弁シート部11に着座して圧縮コイルばね33のばね力により閉弁力が与えられた状態で、ロータ17が必ず停止することになる。
【0056】
この結果、この実施の形態でも、励磁相の1周期分以下に相当する精度で、弁開度の再現性が得られ、弁開度安定性が得られることになる。
【0057】
なお、この実施の形態2では、ニードル弁部13aが弁シート部11に着座するまでは、弁体13はロータ17と共に回転するが、ニードル弁部13aが弁シート部11に着座した後の引き続きのロータ17の回転においては、フランジ部13cが段差端面部17bより離間することで、弁体13はロータ17と共には回転しなくなる。これにより、弁シート部11、ニードル弁部13aの耐久性が向上し、また完全閉弁の気密性も向上する。
【0058】
ちなみに、実施の形態2の電動式コントロールバルブにおけるステッピングモータのパルス数と弁リフト量との関係は、図5中に引用符号Bを付した破線で示されている実施の形態1のものと同様になる。
【0059】
上述のような構成による実施の形態1,2の各電動式コントロールバルブは、図10に示されているような冷凍サイクルの電動式膨張弁100として使用することができる。なお、図10において、102は圧縮機を、104は室外熱交換器を、106は室内熱交換器を、108は冷房・暖房モード切換用の四方弁を各々示している。
【0060】
そして、図1、図6、及び、図10中、実線の矢印は図10の冷凍サイクルの冷房運転時における冷媒の流れ方向を示し、破線の矢印は、図10の冷凍サイクルの暖房運転時における冷媒の流れ方向を示す。
【0061】
なお、上述した実施の形態1,2ではいずれも、ロータ17の軸状部17aに雄ねじ19が形成され、この雄ねじ19とねじ係合する雌ねじ21が弁ハウジング1に形成されるものとしたが、ロータ17の軸状部17aに雌ねじ21が形成され、弁ハウジング1に雄ねじ19が形成されるものとしてもよいのは勿論のことである。
【0062】
また、上述した実施の形態1では、雄ねじ19と雌ねじ21との間に付与されるバックラッシュLbを、ステッピングモータ15の励磁相の1周期分に相当する大きさとし、上述した実施の形態2ではロータ17と弁体13との間に付与される弁リフト方向の遊びLb´を、ステッピングモータ15の励磁相の1周期分に相当する大きさとしたが、これらバックラッシュLbや遊びLb´の大きさは、ステッピングモータ15の励磁相の少なくとも1周期分に相当する大きさであればよく、例えば、励磁相の2周期分に相当する大きさ等であってもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上の説明から理解される如く、請求項1に記載の発明による電動式コントロールバルブによれば、ステッピングモータのロータの回転をねじ構造により弁リフト方向の直線運動に変換し、当該直線運動によって弁体を開閉駆動し、前記弁体が弁シート部に当接することにより弁が閉じる電動式コントロールバルブにおいて、前記ねじ構造に、前記ステッピングモータの励磁相の少なくとも1周期分に相当する大きさのバックラッシュが付与され、前記弁体を閉弁側へ付勢する付勢手段が設けられ、前記弁体が前記弁シート部に当接した状態より前記バックラッシュ分だけ前記ロータが閉弁方向に回転可能であるものとした。
【0064】
これにより、ねじ構造にステッピングモータの励磁相の少なくとも1周期分に相当する大きさのバックラッシュが付与され、弁体が付勢手段によって閉弁側へ付勢されて弁体が弁シート部に当接した状態よりバックラッシュ分だけ更にロータが閉弁方向に回転可能に構成できるから、特別なストッパ機構を必要とすることなく、完全な閉弁状態が確実に得られ、またシート位置の経時的な変動に関係なく、構造簡単にして高い信頼性と製作性が得られ、低コスト化も図られる。
【0065】
なお、ねじ加工は、通常のねじ加工によって比較的高精度に行うことが可能であるから、通常のねじ加工によってバックラッシュの設定を比較的高精度に行うことができる。
【0066】
請求項2に記載の発明による電動式コントロールバルブによれば、前記弁体と前記ロータとは連結され、前記ねじ構造は雄ねじとこの雄ねじに螺合する雌ねじを有しており、前記ロータに前記雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれか一方が形成され、前記弁シート部と一体の弁ハウジングに前記雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれか他方が形成され、前記雄ねじと前記雌ねじとの間に前記バックラッシュを付与されているものとした。
【0067】
これにより、弁体と一体のロータに形成された雄ねじ及び雌ねじのいずれか一方と、弁ハウジングに形成された雄ねじ及び雌ねじのいずれか他方との間にバックラッシュが付与されており、弁体が弁シート部に当接した状態よりバックラッシュ分だけ更にロータが閉弁方向に回転可能に構成できるから、特別なストッパ機構を必要とすることなく、完全な閉弁状態が確実に得られ、またシート位置の経時的な変動を吸収することができ、構造簡単にして高い信頼性と製作性が得られ、低コスト化も図られる。
【0068】
請求項3に記載の発明による電動式コントロールバルブによれば、ステッピングモータのロータの回転をねじ構造により弁リフト方向の直線運動に変換し、当該直線運動によって弁体を開閉駆動し、前記弁体が弁シート部に当接することにより弁が閉じる電動式コントロールバルブにおいて、前記ロータと前記弁体との間に、前記ステッピングモータの励磁相の少なくとも1周期分に相当する大きさの弁リフト方向の遊びが付与され、前記弁体を閉弁側へ付勢する付勢手段が設けられ、前記弁体が前記弁シート部に当接した状態より前記遊び分だけ前記ロータが閉弁方向に回転可能であるものとした。
【0069】
これにより、ロータと弁体との間に、前記ステッピングモータの励磁の少なくとも1周期分に相当する大きさの弁リフト方向の遊びが付与され、弁体が付勢手段によって閉弁側へ付勢されて弁体が弁シート部に当接した状態より遊び分だけ更にロータが閉弁方向に回転可能に構成できるから、特別なストッパ機構を必要とすることなく、完全な閉弁状態が確実に得られ、またシート位置の経時的な変動を吸収することができ、構造簡単にして高い信頼性と製作性が得られ、低コスト化も図られる。
【0070】
請求項4に記載の発明による電動式コントロールバルブによれば、前記弁体と前記ロータとは前記遊びに相当する量だけ弁リフト方向に相対変位可能に、且つ相対回転変位可能に連結され、前記ねじ構造は雄ねじとこの雄ねじに螺合する雌ねじを有しており、前記ロータに前記雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれか一方が形成され、前記弁シート部と一体の弁ハウジングに前記雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれか他方が形成されているものとした。
【0071】
これにより、弁体とロータとが遊びに相当する量だけ弁リフト方向に相対変位可能に、且つ相対回転変位可能に連結され、ロータに雄ねじが形成され、弁ハウジングに雌ねじが形成されているから、弁体が弁シート部に当接した状態より遊び分だけ更にロータが閉弁方向に回転可能に構成できるから、特別なストッパ機構を必要とすることなく、完全な閉弁状態が確実に得られ、またシート位置の経時的な変動に関係なく、構造簡単にして高い信頼性と製作性が得られる。
【0072】
また、弁体が弁シート部に着座した後の引き続きのロータの回転においては、弁体はロータと共には回転しなくなるから、弁シート部、ニードル弁部の耐久性が向上し、完全閉弁の気密性も向上する。
【0073】
請求項5に記載の発明による電動式コントロールバルブによれば、前記付勢手段が前記弁体を閉弁側へ付勢する力は、弁ハウシング内を流れる流体が前記弁体に及ぼす開弁方向の力より大きいものとした。
【0074】
これにより、付勢手段が弁体を閉弁側へ付勢する力が、弁ハウシング内を流れる流体が弁体に及ぼす開弁方向の力より大きいから、弁ハウシング内を流れる流体の圧力が弁体に開弁方向に作用しても弁位置が開弁側へ変動することがない。
【0075】
請求項6に記載の発明による電動式コントロールバルブによれば、前記ステッピングモータのロータの閉弁側の停止時の励磁相が弁体着座後の一つの相に設定され、停止時の励磁相によって一つの原点位置を定められているものとした。
【0076】
これにより、ステッピングモータのロータの閉弁側の停止時の励磁相が弁体着座後の一つの相に設定され、停止時の励磁相によって一つの原点位置を定められているから、弁シート部の摩耗などによる弁シート部位置の経時変化に関係なく、弁体が弁シート部に着座して付勢手段の付勢力により閉弁力が与えられた状態でロータが必ず停止することになり、励磁相の1周期分以下に相当する精度で、弁開度の再現性が得られ、弁開度安定性が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電動式コントロールバルブの実施の形態1を示す断面図である。
【図2】(a)は実施の形態1の電動式コントロールバルブの中間開弁状態における断面図、(b)は(a)中のねじ係合部の拡大断面図である。
【図3】(a)は実施の形態1の電動式コントロールバルブの閉弁状態における断面図、(b)は(a)中のねじ係合部の拡大断面図である。
【図4】(a)は実施の形態1の電動式コントロールバルブの閉弁、且つバックラッシュ解消状態における断面図、(b)は(a)中のねじ係合部の拡大断面図である。
【図5】実施の形態1,2の電動式コントロールバルブにおけるステッピングモータのパルス数と弁リフト量との関係を示すグラフである。
【図6】この発明による電動式コントロールバルブの実施の形態2を示す断面図である。
【図7】(a)は実施の形態2の電動式コントロールバルブの中間開弁状態における断面図、(b)は(a)中のねじ係合部の拡大断面図である。
【図8】(a)は実施の形態2の電動式コントロールバルブの閉弁状態における断面図、(b)は(a)中のねじ係合部の拡大断面図である。
【図9】(a)は実施の形態2の電動式コントロールバルブの閉弁、且つバックラッシュ解消状態における断面図、(b)は(a)中のねじ係合部の拡大断面図である。
【図10】この発明による電動式コントロールバルブを電動式膨張弁として使用する冷凍サイクルを示すブロック線図である。
【符号の説明】
1 弁ハウジング
3 A継手ポート
5 B継手ポート
7 弁室
9 弁ポート
11 弁シート部
13 弁体
13a ニードル弁部
13b 弁ステム部
13c フランジ部
15 ステッピングモータ
17 ロータ
19 雄ねじ
21 雌ねじ
23 マグネット
25 カバー
27 コイル部
29 位置決めピン
31 ばね受け部材
33 圧縮コイルばね
35 固定スリーブ部材

Claims (6)

  1. ステッピングモータのロータの回転をねじ構造により弁リフト方向の直線運動に変換し、当該直線運動によって弁体を開閉駆動し、前記弁体が弁シート部に当接することにより弁が閉じる電動式コントロールバルブにおいて、
    前記ねじ構造に、前記ステッピングモータの励磁相の少なくとも1周期分に相当する大きさのバックラッシュが付与され、
    前記弁体を閉弁側へ付勢する付勢手段が設けられ、
    前記弁体が前記弁シート部に当接した状態より前記バックラッシュ分だけ前記ロータが閉弁方向に回転可能である、
    ことを特徴とする電動式コントロールバルブ。
  2. 前記弁体と前記ロータとは連結され、前記ねじ構造は雄ねじとこの雄ねじに螺合する雌ねじを有しており、前記ロータに前記雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれか一方が形成され、前記弁シート部と一体の弁ハウジングに前記雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれか他方が形成され、前記雄ねじと前記雌ねじとの間に前記バックラッシュを付与されていることを特徴とする請求項1記載の電動式コントロールバルブ。
  3. ステッピングモータのロータの回転をねじ構造により弁リフト方向の直線運動に変換し、当該直線運動によって弁体を開閉駆動し、前記弁体が弁シート部に当接することにより弁が閉じる電動式コントロールバルブにおいて、
    前記ロータと前記弁体との間に、前記ステッピングモータの励磁相の少なくとも1周期分に相当する大きさの弁リフト方向の遊びが付与され、
    前記弁体を閉弁側へ付勢する付勢手段が設けられ、
    前記弁体が前記弁シート部に当接した状態より前記遊び分だけ前記ロータが閉弁方向に回転可能である、
    ことを特徴とする電動式コントロールバルブ。
  4. 前記弁体と前記ロータとは前記遊びに相当する量だけ弁リフト方向に相対変位可能に、且つ相対回転変位可能に連結され、前記ねじ構造は雄ねじとこの雄ねじに螺合する雌ねじを有しており、前記ロータに前記雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれか一方が形成され、前記弁シート部と一体の弁ハウジングに前記雄ねじ及び前記雌ねじのうちいずれか他方が形成されていることを特徴とする請求項3記載の電動式コントロールバルブ。
  5. 前記付勢手段が前記弁体を閉弁側へ付勢する力は、弁ハウシング内を流れる流体が前記弁体に及ぼす開弁方向の力より大きいことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の電動式コントロールバルブ。
  6. 前記ステッピングモータのロータの閉弁側の停止時の励磁相が弁体着座後の一つの相に設定され、停止時の励磁相によって一つの原点位置を定められていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の電動式コントロールバルブ。
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