JP2018013140A - 電動弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】高精度の流量制御性を有する電動弁を提供する。【解決手段】ロータ4の回転運動を、雄ネジ部材と雌ネジ部材とのネジ螺合により直線運動に変換し、この直線運動に基づいて弁本体内に収容された弁体17を軸方向に移動させるとともに、前記弁体17の上方側に背圧室を設け、前記背圧室に弁ポート内の圧力を導入する電動弁であって、前記雄ネジ部材を付勢する付勢バネ7を備え、前記付勢バネ7によって付勢された前記雄ネジ部材に形成されたネジ山の一方の側の面が、前記雌ネジ部材に形成されたネジ山の他方の側の面と当接する構成を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍サイクルなどに使用される電動弁に関する。
従来より、大型のパッケージエアコンや冷凍機に用いられる流体制御弁が知られている(たとえば、特許文献1参照)。この流体制御弁においては、流量制御用として複数使用されていた電動弁を1つにまとめるなどの制御機器合理化等の背景から、大口径かつ高圧力差が生じた際にも良好な作動性を発揮できる性能が望まれるが、比較的大口径の流量制御は、マグネットのトルクにより発生するねじの推力に対し圧力差によって発生する弁体への負荷が大きく、弁体を作動させるために大きな駆動力が必要となる。
そこで、かかる弁体の作動性を向上させるべく、以下に説明するような圧力バランス機構が採用されている。たとえば、図8に示す流体制御弁101では、弁体案内部材172の内周面に摺接する弁体120にシール部材137を装着して弁室107の上方側に背圧室129を画成するとともに、弁ポート119内の圧力を弁体120に設けられた導通路124を介して背圧室129内に導入し、背圧室129内の圧力(背圧)を利用することで、弁閉状態における弁体120に作用する押し下げ力(弁閉方向に作用する力)と押し上げ力(弁開方向に作用する力)との圧力差による力をキャンセルし、弁体120に対する負荷を小さくしている。
特開2016−80115号公報
ところで、上述のように圧力バランス機構を採用した流体制御弁101においては、弁軸132に形成された雄ネジ132aと弁ホルダ134に形成された雌ネジ134aとの間のネジガタ(図9参照)が流量特性においてヒステリシス(図10参照)として表れるという問題が存在した。以下、このヒステリシスについて具体的に説明する。
たとえば、圧力バランス機構を採用しない流体制御弁(図示せず)であれば、弁体と連結された弁軸は常に差圧により一方向に押し付けられる。このため、弁軸に形成された雄ネジと、弁ホルダに形成された雌ネジのネジ山の接触面は常に一定しており、弁体の作動方向が弁開方向から弁閉方向、またはその反対に切り替わったとしてもネジガタが生じることはない。よって、弁体の作動方向が切り替わる際に流量特性にヒステリシスは生じない。
しかしながら、圧力バランス機構を採用した流体制御弁101の場合、弁体20に作用する圧力による力が圧力バランス機構により打ち消されるため、雄ネジ132aと雌ネジ134aとの間にネジガタが発生する。たとえば、弁体120を弁閉方向に移動させた場合には、図9(a)に示すように、雄ネジ132aのネジ山の上面が雌ネジ134aのネジ山の下面と接触し、弁体120を弁開方向に移動させた場合には、図9(b)に示すように、雄ネジ132aのネジ山の下面が雌ネジ134aのネジ山の上面と接触する。
図10は、流体制御弁101の流量特性(パルスの印加量に対する流量の変化の関係)を示すグラフである。図10において、グラフの横軸は、ステッピングモータに印加するパルスの印加量を表し、グラフの縦軸は、流量を表している。
図10に示すように、弁開状態から弁閉状態に切り替えるには、まずパルスの印加量を低下させて弁軸132をネジガタh分上方に移動させ、雄ネジ132aのネジ山の上面が雌ネジ134aのネジ山の下面と接触するようにネジ山の接触面を切り替える必要がある(図9(a)参照)。しかし、この間弁軸132は回転しても弁体120は移動しないことから流体の流量は変化することなく、流量特性にネジガタh分のヒステリシスが生じてしまう。このため、従来の流体制御弁101においては、弁体120の移動方向を切り替えた後に、目標とする流量と実際の流量との間にズレが生じるという問題があった。
本発明の目的は、高精度の流量制御性を有する電動弁を提供することである。
上記目的を達成するための本発明の電動弁は、
ロータの回転運動を、雄ネジ部材と雌ネジ部材とのネジ螺合により直線運動に変換し、この直線運動に基づいて弁本体内に収容された弁体を軸方向に移動させるとともに、前記弁体の上方側に背圧室を設け、前記背圧室に弁ポート内の圧力を導入する電動弁であって、
前記雄ネジ部材を付勢する付勢バネを備え、
前記付勢バネによって付勢された前記雄ネジ部材に形成されたネジ山の一方の側の面が、前記雌ネジ部材に形成されたネジ山の他方の側の面と当接する構成を有することを特徴とする。
これにより、弁体の作動方向を切り替えた場合にネジガタが生じることがなくなり、弁体の作動方向が切り替わる際に流量特性にヒステリシスが生じることを防止することができるため、高精度の流量制御性を有する電動弁を提供することができる。
また、本発明の電動弁は、
前記付勢バネが、前記雄ネジ部材を前記弁体の弁閉方向に付勢し、
前記付勢バネによって付勢された前記雄ネジ部材に形成されたネジ山の前記弁ポート側の面が、前記雌ネジ部材に形成されたネジ山の前記弁ポートと反対側の面と当接する構成を有することを特徴とする。
これにより、雄ネジのネジ山の下面が雌ネジのネジ山の上面に押し当てられてネジガタが生じることが防止される。
また、本発明の電動弁は、
前記弁体の軸方向への移動を案内する弁体案内部材と、
前記弁体案内部材と前記弁体との間に介装されたシール部材と
を備え、
前記付勢バネのバネ荷重は、前記シール部材と前記弁体案内部材の内周面との間に生じるシール摺動抵抗よりも大きいことを特徴とする。
これにより、雄ネジのネジ山の下面が雌ネジのネジ山の上面に押し当てられ、弁体の作動方向が切り替わった場合において、流量特性にネジガタ分のヒステリシスが生じることを的確に防止することができる。
また、本発明の電動弁は、
前記弁体の弁閉時における前記付勢バネのバネ荷重が、前記シール摺動抵抗と前記弁体に作用する流体による力の和よりも大きいことを特徴とする。
これにより、的確に雄ネジのネジ山の下面を雌ネジのネジ山の上面に押し当てることができる。
また、本発明の電動弁は、
前記弁体の全開時における前記付勢バネのバネ荷重が、前記ロータの回転運動によって前記雄ネジ部材を駆動する駆動推力よりも小さいことを特徴とする。
これにより、付勢バネが縮められて押し下げ力が最も強くなった場合においても、ステッピングモータの駆動力を変更することなく、雄ネジと雌ネジのネジ山の接触面を一定に保つことができる。
また、本発明の電動弁は、
前記ロータの回転運動による前記雄ネジ部材の回転を前記付勢バネに伝達させない仲介部材を備えることを特徴とする。
これにより、弁軸の回転が付勢バネに伝達されて付勢バネが捩れることを防止することができるため、流量特性にヒステリシスを生じさせずに正確に弁体を作動させることができる。
また、本発明の電動弁は、
前記付勢バネが、一方の端部が前記弁体に当接し他方の端部が前記雌ネジ部材に当接する位置に配置されていることを特徴とする。
この場合、付勢バネによって弁体を弁閉方向に付勢することにより、弁体に固定された弁ガイドを介して雄ネジ部材を下方に押し付けることができる。
また、本発明の電動弁は、
前記弁体に固定され、かつ前記雄ネジ部材を遊貫状態で挿入する貫通孔を有する弁ガイドを前記仲介部材として備え、
前記付勢バネは、一方の端部が前記弁ガイドに当接し他方の端部が前記雌ネジ部材に当接する位置に配置されていることを特徴とする。
この場合、弁体に弁ガイドを取り付けるためのフランジを設けることなく雄ネジ部材を下方に押し付けることができる。
また、本発明の電動弁は、
前記付勢バネは、一方の端部が前記仲介部材を介して前記雄ネジ部材を付勢し、他方の端部が前記ロータを覆うケースの天面と接触する位置に配置されていることを特徴とする。
この場合、付勢バネが円筒部内に配置されるため、電動弁の組み立て時において、簡単に付勢バネを電動弁内に組み込むことができる。
また、本発明の電動弁は、
前記シール部材は、断面L字状の環状パッキンを用いて形成されていることを特徴とする。
また、本発明の電動弁は、
前記シール部材は、Oリングと断面C字状の環状パッキンを組み合わせて形成されていることを特徴とする。
本発明に係る発明によれば、高精度の流量制御性を有する電動弁を提供することができる。
実施の形態に係る電動弁の断面図である。 実施の形態に係る電動弁のネジ螺合部分の拡大図である。 実施の形態に係る電動弁の流量特性を示すグラフである。 実施の形態に係る電動弁において、付勢バネを弁軸ホルダの貫通孔内に配置した場合の断面図である。 実施の形態に係る電動弁において、付勢バネを円筒部内に配置した場合の断面図である。 実施の形態に係る電動弁において、シール部材に複合シール材を用いた場合の断面図である。 実施の形態に係る電動弁において、Oリングの内側に環状パッキンを配置する構成を採用した複合シール材を用いた場合の断面図である。 従来の流体制御弁の断面図である。 従来の流体制御弁のネジ螺合部分の拡大図である。 従来の流体制御弁の流量特性を示すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る電動弁について説明する。図1は、実施の形態に係る電動弁2を示した断面図である。なお、本明細書において、「上」あるいは「下」とは図1の状態で規定したものである。すなわち、ロータ4は弁体17より上方に位置している。
この電動弁2では、非磁性体製で筒状のカップ形状をなすケース60の開口側の下方に、弁本体30が溶接などにより一体的に接続されている。
ここで、弁本体30は、ステンレス鋼板等の金属材料をプレス加工して製作されたプレス成型品であり、内部に弁室11を有している。また、弁本体30には、弁室11に直接連通するステンレス製や銅製の第1の管継手12が固定装着されている。さらに、弁本体30の下方内側には、断面円形の弁ポート16が形成された弁座部材30Aが組み込まれている。弁座部材30Aには、弁ポート16を介して弁室11に連通するステンレス製や銅製の第2の管継手15が固定装着されている。
ケース60の内周には、回転可能なロータ4が収容され、ロータ4の軸芯部分には、ブッシュ部材33を介して弁軸41が配置されている。ブッシュ部材33で結合されたこの弁軸41とロータ4とは、回転しながら上下方向に一体的に移動する。なお、この弁軸41の中間部付近の外周面には雄ネジ41aが形成されている。本実施の形態では、弁軸41が雄ネジ部材として機能している。
ケース60の外周には、図示しないヨーク、ボビン、およびコイルなどからなるステータが配置され、ロータ4とステータとでステッピングモータが構成されている。
ケース60の天井面にはガイド支持体52が固定されている。ガイド支持体52は、円筒部53と、円筒部53の上端側に形成された傘状部54とを有し、全体をプレス加工により一体成型されている。傘状部54はケース60の頂部内側と略同形状に成型されている。
ガイド支持体52の円筒部53内には、弁軸41のガイドを兼ねる筒部材65が嵌合されている。筒部材65は、金属あるいは合成樹脂による潤滑材入り素材あるいは表面処理を施された部材により構成され、弁軸41を回転可能に保持している。
弁軸41のブッシュ部材33より下方には、後述するように弁軸41との間でネジ螺合Aを構成するとともに弁軸41の傾きを抑制する機能を有する弁軸ホルダ6が、弁本体30に対して相対的に回転不能に固定されている。
弁軸ホルダ6は、上部側の筒状小径部6aと下部側の筒状大径部6bと弁本体30の内周部側に収容される嵌合部6cと嵌合部6cから張り出したフランジ部6fとからなる部材である。そして、弁軸ホルダ6のフランジ部6fは、弁体案内部材72のフランジ部72cの上面とケース60との間に溶接などで固定されている。また、弁軸ホルダ6の内部には、貫通孔6hが形成されている。また、弁軸ホルダ6の内周面において、筒状大径部6bの下端と嵌合部6cの上端との間には、後述する付勢バネ7の上端と当接する円環状の段差6jが形成されている。この段差6jにより、筒状大径部6bの内周径の方が嵌合部6cの内周径よりも小さくなる。
また、この弁軸ホルダ6の筒状小径部6aの上部開口部6gから所定の深さまで下方に向かって雌ネジ6dが形成されている。このため、本実施の形態では、弁軸ホルダ6が雌ネジ部材として機能している。なお、弁軸41の外周に形成された雄ネジ41aと、弁軸ホルダ6の筒状小径部6aの内周に形成された雌ネジ6dとにより、図1に示すネジ螺合Aが構成されている。
また、弁軸ホルダ6の筒状大径部6bの側面には、均圧孔51が穿設され、この均圧孔51により、図1に示すように、筒状大径部6b内の弁軸ホルダ室83と、ロータ収容室67(第2の背圧室)との間が連通している。このように均圧孔51を設けることにより、ケース60のロータ4を収容する空間と、弁軸ホルダ6内の空間とを連通することにより、弁ガイド18の移動動作をスムーズに行うことができる。
また、弁軸41の下方には、筒状の弁ガイド18が弁軸ホルダ6の貫通孔6hに対して摺動可能に配置されている。この弁ガイド18は天井部21側がプレス成型により略直角に折り曲げられている。そして、この天井部21には貫通孔18aが形成されている。また、弁軸41の下方には、さらに鍔部41bが形成されている。
ここで、弁軸41は、弁ガイド18に対して回転可能、かつ径方向に変位可能となるように弁ガイド18の貫通孔18aに遊貫状態で挿入されており、鍔部41bは、弁ガイド18に対して回転可能、かつ、径方向に変位可能となるように弁ガイド18内に配置されている。また、弁軸41は貫通孔18aを挿通し、鍔部41bの上面41cが、弁ガイド18の天井部21に対向するように配置されている。なお、鍔部41bが弁ガイド18の貫通孔18aより大径であることにより、弁軸41の抜け止めがなされている。
弁軸41と弁ガイド18とが互いに径方向に移動可能であることにより、弁軸ホルダ6および弁軸41の配置位置に関して、さほど高度な同芯取付精度を求められることなく、弁ガイド18および弁体17との同芯性が得られる。
弁ガイド18の天井部21と弁軸41の鍔部41bとの間には、中央部には貫通孔が形成されたワッシャ70が設置されている。ワッシャ70は、高滑性表面の金属製ワッシャ、フッ素樹脂等の高滑性樹脂ワッシャあるいは高滑性樹脂コーティングの金属製ワッシャなどであることが好ましい。
さらに、弁ガイド18内には、圧縮された弁バネ27とバネ受け35とが収容されている。
また、弁本体30の内側には、弁体17の軸方向への移動を案内する弁体案内部材72が配置され、弁体17と弁体案内部材72との間には、シール部材48が介装されている。
ここで、弁体17内には、縦方向の孔部17bと横方向の導通孔17cが均圧路として形成されている。弁ポート16(第2の管継手15内)の圧力は、均圧路である孔部17b、導通孔17cを介して背圧室28に導かれる。
弁体案内部材72は、内部が貫通した筒体であり、最上位に位置するフランジ部72cと、その下方の大径部72aと、その下方の小径部72bとを有したもので、ステンレス鋼板等の金属材料をプレス成形することによって形成されている。また、弁体案内部材72の大径部72aの外周面側の直径は、弁本体30の内周面側の直径より若干大きく形成されている。このため、弁体案内部材72を弁本体30に圧入すると、弁体案内部材72の大径部72aを弁本体30の内周面に密に係止させることができ、弁体案内部材72が弁本体30に対して移動しないようにすることができる。
弁体17は、弁体部17A、弁体保持部17B、及びシール部材48によって構成され、その軸心が電動弁2の軸心と重なるように配置されている。
弁体部17Aは、内部に略円柱状の空間17aを有する略円筒状の部材であり、弁閉状態において、下端部分17A1が弁座部材30Aに着座する。
弁体保持部17Bには、付勢バネ7の下端と当接し、付勢バネ7を支持するフランジ17f、および弁ガイド18の下端を支持する環状突起面17gが形成されている。ここで、弁ガイド18の下端は、溶接によって環状突起面17gに固定されている。また、弁体保持部17Bの内部には、縦方向の孔部17b、および横方向の導通孔17cがそれぞれ均圧路として形成されており、弁ポート16(第2の管継手15内)の圧力が、均圧路である孔部17b、導通孔17cを介して背圧室28に導かれる。
シール部材48は、断面L字状の環状パッキン48aの間に環状の補強板48bを挟んで形成された環状の部材である。なお、シール部材48においては、上方に配置された環状パッキン48aの上側、および下方に配置された環状パッキン48aの下側に、それぞれ環状パッキン48aを常に外側に付勢する板バネが配置されるのが好ましい。
付勢バネ7は、弁ガイド18・弁体17と弁軸ホルダ6・弁体案内部材72との間に形成された略円筒状の隙間に配置されており、弁軸ホルダ6の内周面に形成された段差6jと弁体17に形成されたフランジ17fとによって支持されている。この付勢バネ7は、いわゆる圧縮バネとして機能し、弁軸ホルダ6と弁体17を離間させる方向、すなわち、弁体17を弁ポート16側に押し下げる弁閉方向に付勢している。
このため、弁体17がフランジ17fを介して弁ポート16側に押し下げられると、環状突起面17gに固定された弁ガイド18が下方に引っ張られる。次に、弁軸41の鍔部41bがワッシャ70を介して天井部21によって押し下げられ、弁軸41全体が下方に押し下げられる。これにより、ネジ螺合Aにおいて、図2に示すように、弁軸41の外周面に形成された雄ネジ41aのネジ山の下面(弁ポート16側の面)が、弁軸ホルダ6の筒状小径部6aの内周に形成された雌ネジ6dのネジ山の上面(弁ポート16と反対側の面)に押し当てられる。なお、上述したように、弁軸41は弁ガイド18に対して回転可能に配置されている。このため、弁ガイド18が弁軸41の回転を付勢バネ7に伝達させないための仲介部材として機能し、付勢バネ7が捩れることはない。
ここで、図3は、電動弁2の流量特性(パルスの印加量に対する流量の変化の関係)を示すグラフである。図3において、グラフの横軸は、ステッピングモータに印加するパルスの印加量を表し、グラフの縦軸は流量を表している。上述したように、雄ネジ41aのネジ山の下面が、雌ネジ6dのネジ山の上面に押し当てられる場合、弁体17の作動方向を切り替えた場合においても、ネジガタが生じることはない。よって、流量特性にヒステリシス(図9参照)は生じなくなり、図3に示すように、弁体17を弁閉方向に作動させた場合の流量特性と弁体17を弁開方向に作動させた場合の流量特性が一致するようになる。
なお、電動弁2においては、弁閉状態におけるバネ荷重(F kset)、および完全弁開状態におけるバネ荷重(F kmax)が以下の数式1、および数式2を満たすように設計されている。
F kset > f+ΔS×│P2−P1│ … 数式1
F kmax < F operation … 数式2
ここで、式1において、fは、シール部材48と弁体案内部材72の内周面との間のシール摺動抵抗を示している。また、ΔSは、シール部材48の外径であるシール径X(図1参照)を輪郭とする円環状の平面(図示せず)と弁体17の下端部分17A1の外径である着座径Y(図1参照)を輪郭とする円環状の平面(図示せず)との面積差を示している。また、P1は、弁閉状態における入口側の流体の圧力を示し、P2は、弁閉状態における出口側の流体の圧力を示している。よって、ΔS×│P2−P1│は、弁体17に作用する流体による力を示している。
なお、入口側の流体の圧力(P1)とは、第1の管継手12から流体を導入して第2の管継手15に排出する場合(以下、正方向という。)であれば、第1の管継手12内および弁室11内の圧力を示し、第2の管継手15から流体を導入して第1の管継手12に排出する場合(以下、逆方向という。)であれば、弁ポート16内および背圧室28内の圧力を示す。ここで、弁ポート16内と背圧室28内とは、弁体17内に設けられた均圧路である孔部17b、導通孔17cを介して連通している。
一方、出口側の流体の圧力(P2)とは、流体を正方向に流す場合であれば、弁ポート16内および背圧室28内の圧力を示し、流体を逆方向に流す場合であれば、第1の管継手12内および弁室11内の圧力を示す。
このように、弁閉状態におけるバネ荷重(F kset)が、弁閉状態におけるシール部材48と弁体案内部材72との間のシール摺動抵抗と弁体17に作用する流体による力の和よりも大きくなるようにすることにより、雄ネジ41aのネジ山の下面を雌ネジ6dのネジ山の上面に押し当てることができる。よって、弁体17の作動方向が切り替わった場合において、流量特性にネジガタ分のヒステリシスが生じることを的確に防止することができる。
なお、電動弁2は、式1の右辺全体に1.05〜1.2程度の定数を乗じて右辺全体に重み付けをし、弁閉状態におけるバネ荷重(F kset)が大きめになるように余裕をもって設計するのが好ましい。
たとえば、
F kset > (1.05〜1.2)×[f+ΔS×│P2−P1│] … 数式1´
のようにするのが好ましい。これにより、より確実に雄ネジ41aのネジ山の下面を雌ネジ6dのネジ山の上面に押し当てることができる。
また、式2において、F operationは、ロータ4の回転運動によって弁軸41(雄ネジ部材)を駆動する場合の駆動推力を示している。また、完全弁開状態におけるバネ荷重(F kmax)は、付勢バネ7が縮められて押し下げ力が最も強くなった場合のバネ荷重である。本来、付勢バネ7のバネ荷重が大きすぎる場合には、ロータ4のマグネットを強力なものにするなど、ステッピングモータの駆動力(すなわち弁体17の駆動力)を大きくする必要がある。しかし、式2のように完全弁開状態におけるバネ荷重(F kmax)を弁軸41の駆動推力よりも小さくすることにより、ステッピングモータの駆動力を変更することなく、常に雄ネジ41aと雌ネジ6aのネジ山の接触面を一定に保つことができる。
この実施の形態に係る発明によれば、付勢バネ7によって弁体17を下方に押し下げることにより、雄ネジ41aと雌ネジ6aのネジ山の接触面を一定に保つことができる。このため、弁体17の作動方向を切り替えた場合においてネジガタが生じることがなく、弁体17の作動方向が切り替わる際に流量特性にヒステリシスが生じることを防止でき、高精度の流量制御性を有する電動弁を提供することができる。また、付勢バネ7によって弁体17を下方に押し下げることにより、弁閉状態において確実に弁体17を弁座部材30Aに着座させることができ、的確に弁漏れを防止することができる。また、弁軸41の回転が付勢バネ7に伝達されて付勢バネ7が捩れることがないため、流量特性にヒステリシスを生じさせずに正確に弁体17を作動させることができる。
なお、上述の実施の形態において、付勢バネ7が配置される位置は、ネジ山の接触面を一定の面に維持することができ、かつ弁軸41の回転が付勢バネ7に伝達されない位置であれば、必ずしも図1に示す位置に配置される必要はない。たとえば、図4に示すように、付勢バネ7を貫通孔6h内に配置してもよい。この場合、付勢バネ7の上端は、弁軸ホルダ6の筒状小径部6aの底面に当接し、付勢バネ7の下端は、弁ガイド18(仲介部材)の天井部21と当接する。
また、図5に示すように、付勢バネ7を円筒部53内に配置し、円筒部53内において、付勢バネ7と弁軸41の上端部との間にバネ受け93を配置してもよい。この場合、付勢バネ7の上端は、傘状部54の天面に当接し、付勢バネ7の下端は、バネ受け93と当接する。なおこの場合、バネ受け93が、弁軸41の回転を付勢バネ7に伝達させないための仲介部材として機能する。
また、上述の実施の形態において、シール部材48には、図6、7に示すように、断面略円形状を有する環状パッキン(いわゆるOリング)48dとPTFE等の高潤滑性樹脂材料からなる断面C字状を有する環状パッキン48fを組み合わせた複合シール材を採用してもよい。ここで、図6に示すように、弁体17にシール部材48を固定し、かつOリング48dの外側に環状パッキン48fを配置する構成を採用した場合、環状パッキン48fの外径がシール径Xとなり、環状パッキン48fの外周が弁体案内部材72の内周側を摺動することとなる。
一方、図7に示すように、弁体17にシール部材48を固定せず、Oリング48dの内側に環状パッキン48fを配置する構成を採用した場合、環状パッキン48fの内側を弁体17が摺動することとなる。この場合、環状パッキン48fの内径、すなわち、弁体17の外径がシール径Xとなるため、上述のシール径Xと着座径Yとによって決定される面積差ΔSの誤差を低減することができ、電動弁2内に生じる差圧力の公差を小さくすることができる。
また、上述の実施の形態のように、断面L字状の環状パッキン48aの間に環状の補強板48bを挟んで形成されたシール部材48を用いた場合においても、環状パッキン48aの内側を弁体17が摺動する場合には、面積差ΔSの誤差を低減することができる。
また、上述の実施の形態の数式1においては、面積差を考慮し、この面積差により生じる弁体17に作用する流体による力をΔS×│P2−P1│として弁閉状態におけるバネ荷重(F kset)を大きめに表現しているが、面積差が「ゼロ」である場合、すなわち弁体17に作用する流体による力を打ち消し合う構成としても雄ネジ41aと雌ネジ6aのネジ山の接触面を一定に保つことができる。具体的には、数式1´´に示すように、弁閉状態におけるバネ荷重(F kset)は、最低限シール摺動抵抗(f)よりも大きければ足りる。
F kset > f … 数式1´´
また、上述の実施の形態においては、付勢バネ7が弁軸41を弁閉方向に付勢する場合を例に説明しているが、付勢バネ7が弁軸41を弁開方向に付勢するようにしてもよい。この場合、例えば、図1において、弁体部17Aの外周に円環状のフランジ(図示せず)を設け、このフランジと弁座部材30Aとの間に付勢バネ7の位置を移動させる。この場合、付勢バネ7の上端がフランジとの下面と当接し、かつ付勢バネ7の下端が弁座部材30Aの上面と当接することにより、弁体17が上方に押し上げられ、弁軸41が弁開方向に付勢される。そして、雄ネジ41aのネジ山の上面(弁ポート16と反対側の面)が、弁軸ホルダ6の筒状小径部6aの内周に形成された雌ネジ6dのネジ山の下面(弁ポート16側の面)に押し当てられる。
この場合においても、弁体17の作動方向を切り替えた場合においてネジガタが生じることがなく、弁体17の作動方向が切り替わる際に流量特性にヒステリシスが生じることを防止することができる。
また、上述の実施の形態においては、付勢バネ7がいわゆる圧縮バネとして機能する場合を例に説明しているが、付勢バネ7がいわゆる引張バネとして機能するようにしてもよい。この場合、付勢バネ7は、弁軸ホルダ6と弁体17を引き寄せる弁開方向に作用し、弁体17を円筒部53側(弁ポート16と反対側)に押し上げる。
弁体17に連動して弁ガイド18が上方に持ち上げられると、弁軸41全体が上方に移動し、雄ネジ41aのネジ山の上面が、弁軸ホルダ6の筒状小径部6aの内周に形成された雌ネジ6dのネジ山の下面に押し当てられる。なお、この場合、電動弁2の構造を、弁ガイド18に連動して弁軸41を上方に移動させることができる構成にしておく必要がある。
この場合においても、ネジガタを低減し、流量特性にヒステリシスが生じることを防止することができる。
2 電動弁
4 ロータ
6 弁軸ホルダ
6d 雌ネジ
6h 貫通孔
6j 段差
7 付勢バネ
11 弁室
16 弁ポート
17 弁体
17A 弁体部
17B 弁体保持部
17f フランジ
17g 環状突起面
18 弁ガイド
18a 貫通孔
21 天井部
28 背圧室
41 弁軸
41a 雄ネジ
48 シール部材
72 弁体案内部材

Claims (11)

  1. ロータの回転運動を、雄ネジ部材と雌ネジ部材とのネジ螺合により直線運動に変換し、この直線運動に基づいて弁本体内に収容された弁体を軸方向に移動させるとともに、前記弁体の上方側に背圧室を設け、前記背圧室に弁ポート内の圧力を導入する電動弁であって、
    前記雄ネジ部材を付勢する付勢バネを備え、
    前記付勢バネによって付勢された前記雄ネジ部材に形成されたネジ山の一方の側の面が、前記雌ネジ部材に形成されたネジ山の他方の側の面と当接する構成を有することを特徴とする電動弁。
  2. 前記付勢バネは、前記雄ネジ部材を前記弁体の弁閉方向に付勢し、
    前記付勢バネによって付勢された前記雄ネジ部材に形成されたネジ山の前記弁ポート側の面が、前記雌ネジ部材に形成されたネジ山の前記弁ポートと反対側の面と当接する構成を有することを特徴とする請求項1記載の電動弁。
  3. 前記弁体の軸方向への移動を案内する弁体案内部材と、
    前記弁体案内部材と前記弁体との間に介装されたシール部材と
    を備え、
    前記付勢バネのバネ荷重は、前記シール部材と前記弁体案内部材の内周面との間に生じるシール摺動抵抗よりも大きいことを特徴とする請求項1または2記載の電動弁。
  4. 前記弁体の弁閉時における前記付勢バネのバネ荷重が、前記シール摺動抵抗と前記弁体に作用する流体による力の和よりも大きいことを特徴とする請求項3記載の電動弁。
  5. 前記弁体の全開時における前記付勢バネのバネ荷重は、前記ロータの回転運動によって前記雄ネジ部材を駆動する駆動推力よりも小さいことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の電動弁。
  6. 前記ロータの回転運動による前記雄ネジ部材の回転を前記付勢バネに伝達させない仲介部材を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の電動弁。
  7. 前記付勢バネは、一方の端部が前記弁体に当接し他方の端部が前記雌ネジ部材に当接する位置に配置されていることを特徴とする請求項6記載の電動弁。
  8. 前記弁体に固定され、かつ前記雄ネジ部材を遊貫状態で挿入する貫通孔を有する弁ガイドを前記仲介部材として備え、
    前記付勢バネは、一方の端部が前記弁ガイドに当接し他方の端部が前記雌ネジ部材に当接する位置に配置されていることを特徴とする請求項6記載の電動弁。
  9. 前記付勢バネは、一方の端部が前記仲介部材を介して前記雄ネジ部材を付勢し、他方の端部が前記ロータを覆うケースの天面と接触する位置に配置されていることを特徴とする請求項6記載の電動弁。
  10. 前記シール部材は、断面L字状の環状パッキンを用いて形成されていることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の電動弁。
  11. 前記シール部材は、Oリングと断面C字状の環状パッキンを組み合わせて形成されていることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の電動弁。
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