JPH0721753B2 - マルチウインドウ制御装置 - Google Patents

マルチウインドウ制御装置

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JPH0721753B2
JPH0721753B2 JP62048179A JP4817987A JPH0721753B2 JP H0721753 B2 JPH0721753 B2 JP H0721753B2 JP 62048179 A JP62048179 A JP 62048179A JP 4817987 A JP4817987 A JP 4817987A JP H0721753 B2 JPH0721753 B2 JP H0721753B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マルチウィンドウ制御装置に関し、特に複数
のジョブを並列処理する際に各ジョブに対応した複数の
ウィンドウをディスプレイの画面上に同時に重ね合わせ
て表示し、各ジョブの状態を確認することの可能なマル
チウィンドウ制御装置に関する。
〔従来の技術〕
複数のジョブをプロセッサにより起動して並列処理する
ときに、これら複数のジョブの状態をCRTディスプレイ
上に表示しオペレータが確認することが出来るように、
これらのジョブにそれぞれウィンドウを割り当て、これ
ら複数のウィンドウをCRTディスプレイ上で互いに重ね
合せて同時に表示するいわゆるマルチウィンドウ制御装
置が知られている。マルチウィンドウシステムにおい
て、複数のウィンドウが表示されている場合、キー入力
を行えるのはアクティブウィンドウのみであり、ウィン
ドウの重ね合せ表示において、アクティブウィンドウが
最前面に表示される。通常、アクティブウィンドウで実
行されるジョブをフォアグランド・ジョブ、アクティブ
ウィンドウ以外で実行するジョブをバックグラウンド・
ジョブと呼んでいる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第7図に、マルチウィンドウ表示の一例を示す。
同図において、CRT11にはウィンドウwinA、ウィンドウw
inBの2つのウィンドウが表示されており、ウィンドウw
inAがアクティブウィンドウとなっている。このとき、
ウィンドウwinBで実行しているジョブB(バックグラウ
ンド・ジョブ)を大きい画面で実行させたい場合、従来
のマルチウィンドウ制御装置では以下のような操作を行
わねばならなかった。
マウス等の操作により、アクティブ・ウィンドウを
ウィンドウwinBに切り換える。
再びマウス等の操作により、ウィンドウwinBの拡大
を行う。
しかしながら、アクティブウィンドウの切り換えや、拡
大の操作を行う場合にはマウスの移動やマウスボタンの
押下げ(クリック)によりメニュー選択等を行わねばな
らず操作が煩わしいという問題点があった。
本発明は、ウィンドウの重ね合せ表示で後面に表示され
て見にくいウィンドウの画面や、ウィンドウのサイズが
小さくてジョブの状態を良く見れない場合に、簡単な操
作でウィンドウ間の表示を切り換える事により、所望の
ジョブの状態を最適のウィンドウで参照できるようにし
たものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明の手段は、複数のウインドウに表示する各々の表
示データを記憶する手段と、ウインドウの切換を指示す
る指示手段と、この指示に応じて、最前面のウインドウ
の表示位置およびサイズは変換せずに、最前面のウイン
ドウの表示データと後面のウインドウの表示データとを
入れ替える手段と、上記入れ替えられた表示データに基
づいて最前面のウインドウに後面のウインドウの表示デ
ータを表示する手段とを具備したことを特徴とする。
[作用] 本発明の作用は次の通りである。
ウインドウの切換が指示されると、この指示に応じて、
最前面のウインドウの表示位置およびサイズは変換せず
に、最前面のウインドウの表示データと後面のウインド
ウの表示データとが入れ替えられ、最前面のウインドウ
に後面のウインドウの表示データが表示される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第2図は、本発明のウィンドウ制御装置の一実施例のシ
ステム構成図である。第2図において、ウィンドウ制御
装置20は、マイクロプロセッサ21の制御の下で作動し、
複数のウィンドウをCRTディスプレイ35の画面に同時に
重ね合せて表示することの可能ないわゆるマルチウィン
ドウ制御装置である。マイクロプロセッサ21は図示しな
い読出し専用メモリ(ROM)に格納されているプログラ
ムにより動作する。マイクロプロセッサ21は、複数のジ
ョブを並列処理して複数のジョブの処理状態をCRTディ
スプレイ35画面上に同時に表示するために、投入された
個々のジョブ毎にジョブに対応したウィンドウを生成し
これらのウィンドウを画面上に互いに重ね合せて表示し
たり、或いはジョブの変更、消滅のときにウィンドウを
変更、削除したりするものである。また、マイクロプロ
セッサ21には、プログラムの他にオペレータの操作でウ
ィンドウへの制御情報、表示データ情報等を入力するた
めのマウス22及びキーボード24がそれぞれマウス制御装
置23及びキーボード制御装置25を介して接続されてい
る。
マウス22は、簡易型の座標入力装置であり、例えば机上
面をオペレータがこのマウス22を持ってスライドさせる
と、その移動量に対応してデータがマウス制御装置23に
加わる。マウス制御装置はCRT35の表示画面に表示され
ているマウスカーソルの位置座標を、この移動量に対応
したデータを用いて変更し、その変更された位置データ
をマイクロプロセッサ21に加える。
マウス22はボタンスイッチ22aを有し、オペレータによ
ってボタンが押下された時には、ボタンが押下されたこ
とを表わすスイッチ情報がマウス制御装置23を介してマ
イクロプロセッサ21に加わる。
マイクロプロセッサ21は前述したマウス制御装置23より
加わる位置情報をもとに、図示しない例えばグラフィッ
ク表示メモリにカーソルパターンを書込み、表示制御装
置34を介して表示メモリ33に格納されている表示データ
とともにCRTディスプレイ35に表示する。これによって
マウス22の移動に対応してCRTディスプレイ35上の表示
画面中をマウスカーソルが移動する。
一方、マウス22のボタンスイッチ22aが押下された時に
はマイクロプロセッサ21はマウスカーソルの現在位置を
確認して、表示画面上のどのメニューが指示されている
かを検出し、その指示されたメニューに対応する処理を
実行する。例えばメニューの「ウィンドウ切換」なる項
目が指示されていた時にはウィンドウ切換処理を行う。
なお、マイクロプロセッサ21にはキーボード制御装置25
を介してキーボード24が接続されているが、このキーボ
ード24からのキーデータによってもメニューの指示やウ
ィンドウの処理さらには他のデータの入力も可能であ
る。すなわち、第2図における本発明の実施例では、マ
ウス22とキーボード24からのデータの入力が可能な構成
となっている。
マイクロプロセッサ21はさらに、ウィンドウ管理テーブ
ル26、ウィンドウメモリ27、ウィンドウ切換制御装置2
8、オーバーラップ制御装置29等の周辺ディバイスを制
御する。
ウィンドウ管理テーブル26は、ウィンドウの大きさ、位
置、論理バッファのアドレス、大きさ等の属性、ウィン
ドウ間のリンク関係を管理するテーブルであり、個々の
ウィンドウについて管理テーブルが形成され、この管理
テーブルはマイクロプロセッサ21により生成、変更或い
は削除されるようになっている。ウィンドウメモリ27
は、ウィンドウの表示データを格納するメモリであり、
ウィンドウメモリ27内には、投入されたジョブが例えば
n個の場合にはそれぞれのジョブに対応したウィンドウ
表示データを入出力させるバッファとしての論理バッフ
ァLBF1、LBF2、・・・LBFnがプロセッサ11により形成さ
れる。なお、ウィンドウとは、論理バッファ内の表示デ
ータをCRTディスプレイ35上に表示するための表示エリ
アである。
ウィンドウ切換装置28は、マウス22により「ウィンドウ
切換」のメニューが選択されるか、キーボード24のウィ
ンドウ切換キー(図示せず)が操作された場合、マイク
ロプロセッサ21から加わるウィンドウ切換要求信号によ
りウィンドウ管理テーブル16内の各ウィンドウの管理テ
ーブルに格納された論理バッファへのポインタ、論理バ
ッファの大きさ等の属性データを、各ウィンドウの管理
テーブル間で入れ換えるものである。
オーバーラップ制御装置29は、プロセッサ21の制御の下
でウィンドウ管理テーブル26から各ウィンドウの表示制
御情報を取り出して画面に表示すべき制御データを表示
制御メモリ30に格納するものである。また、ウィンドウ
表示装置31はオーバーラップ制御装置29が表示制御メモ
リ30に格納した制御データを取り出しビットムーバ32に
渡すものである。ビットムーバ32は、ウィンドウの表示
データをウィンドウメモリ27から取り出しこの表示デー
タとウィンドウ表示装置31からの制御データとを表示メ
モリ33に格納するものである。表示制御装置34は、CRT
ディスプレイ35の表示を制御し表示メモリ33に格納され
たウィンドウ毎の表示データを制御データに基づいてCR
Tディスプレイ35に表示するものである。CRTディスプレ
イ35は表示制御装置34の制御の下で、複数のウィンドウ
を同時にオーバーラップした状態で表示することが出来
るようになっている。
マルチウィンドウのオーバーラップ表示の方法をさらに
詳しく説明すると、オーバーラップ制御装置29は重ね合
せ表示信号がマイクロプロセッサ21より加わると、まず
ウィンドウ管理テーブル26を参照し、各ウィンドウの表
示における表示画面を分割するとともに、その分割した
各領域にどのウィンドウを表示するかを指示する表示情
報を表示制御メモリ30に格納する。
第3図(a)、(b)は表示するウィンドウ数が1個の
時、2個の時の分割した各領域を表す図である。1個の
場合には領域A1〜F1の6領域に分割し、それぞれの長方
形領域に対して表示すべきウィンドウや他の表示を割当
てる。
また、2個の場合にも同様であり、領域A2〜L2の長方形
領域に表示すべきウィンドウや他の表示を割当てる。本
発明の実施例においてはそれらの領域は図示しないが、
1個の長方形単位で管理され、その長方形の左上点と各
横方向、縦方向の長さでその領域が限定される。
第4図(a)はウィンドウ管理テーブル26に生成される
ウィンドウ管理テーブルの内容を表わす説明図である。
このテーブルは各ウィンドウに対して設けられており、
対応するウィンドウの幅bpw(第4図(c))、ウィン
ドウの高さbph(第4図(c))、表示ウィンドウの左
上角の表示画面上でのX座標bpxとY座標bpy、ウィンド
ウ内の文字サイズcsize(第4図(c))、行間のピッ
チpitch(第4図(c))、次のウィンドウのポインタ
すなわち後方のウィンドウ管理テーブル先頭番地fp、前
のウィンドウのポインタbp、最初のサブウィンドウの管
理テーブルのポインタswsp、最後のサブウィンドウの管
理テーブルのポインタswep、親ウィンドウのポインタpa
rent、タイトルバーのデータtitle、ウィンドウの表示
データを格納する論理バッファへのポインタ、前記論理
バッファの幅LBW、前記論理バッファの高さLBHが記憶さ
れる。
本発明の実施例においては、第4図(b)に示すように
親ウィンドウwinPに対し、その親ウィンドウwinP内に複
数のサブウィンドウ(winA、winB、winC)を設けること
ができるようになっており、親ウィンドウwinPの管理テ
ーブル内の最初のサブウィンドウの管理テーブルのポイ
ンタswspによって第1番目のサブウィンドウwinAが指示
され、サブウィンドウwinA内の次のウィンドウのポイン
タfp1によってサブウィンドウwinBの管理テーブルの先
頭が指示される。そして、サブウィンドウwinBの次のウ
ィンドウへのポインタfp2によってサブウィンドウwinC
の管理テーブルの先頭が指示される。なお、サブウィン
ドウwinCが最後のサブウィンドウであるので、このサブ
ウィンドウwinCの次のウィンドウへのポインタはヌルデ
ータ が格納され、このサブウィンドウwinCが最後のサブウィ
ンドウであることを表わす。また、これらの管理テーブ
ルはその逆に後方からのつながりを親ウィンドウの最後
のサブウィンドウswepから順次前のウィンドウへのポイ
ンタbp3、bp2によって関係づけられている。なお、サブ
ウィンドウwinAの最前のウィンドウへのポインタbp1
はヌルデーダ(NULL)が格納されている。これらによっ
て、親ウィンドウに対するサブウィンドウの関係が記憶
されている。
親ウィンドウとは例えば1画面を表わす場合が殆どであ
るが、複数のウィンドウ内にさらにウィンドウを設けた
ような場合には同様にこの親ウィンドウによって親ウィ
ンドウ間の関係づけがなされる。なお、この時にはさら
に上位のウィンドウ管理テーブルが設けられる。
また、サブウィンドウwinA、winB、winC内には第4図
(b)に示したように親ウィンドウへのポインタparent
が設けられており、そのポインタparent1、parent2、pa
rent3より、このサブウィンドウがどの親ウィンドウの
ものであるかがわかる。また、第4図(d)に示すよう
にウィンドウメモリ27にはウィンドウwinA用の論理バッ
ファLBFA、ウィンドウwinB用の論理バッファLBFB及びウ
ィンドウwinC用の論理バッファLBFCがマイクロプロセッ
サ21により形成され、各論理バッファLBFA、LBFB、LBFC
内にそれぞれウィンドウwinA、winB、winCの表示データ
が格納されている。
前述した各サブウィンドウA、B、Cの管理テーブルを
用いて、重ね合せのウィンドウ表示における各領域の分
割がなされ、その領域にどのウィンドウのどの部分を表
示するかの制御データが表示制御メモリ30に格納され
る。そしてウィンドウ表示装置31によって格納された制
御データが読み出される。ウィンドウ表示装置31は、前
述のように分割された各長方形領域毎の制御データを各
長方形領域毎にビットムーバ(Bit Mover)32へ出力す
る。ビットムーバ(Bit Mover)32は、各長方形領域毎
の制御データを入力すると、ウィンドウメモリ27から前
記長方形領域の表示データを読み出し表示メモリ33内の
所定位置に格納する。表示メモリ33は、CRTディスプレ
イ35上のドット位置に1対1に対応する画素データを画
面イメージで記憶するフレームメモリであり、ビットム
ーバ(Bit Mover)32は、第3図(a)、(b)に示す
各長方形領域の表示データを表示メモリ33内にCRTディ
スプレイ35上の画面イメージの形で格納する。ビットム
ーバ(Bit Mover)32が、分割したすべての長方形領域
の表示データ(一画面分の表示データ)を表示メモリ33
に格納すると表示制御装置34は表示メモリ33内に格納さ
れた一画面分の表示データをCRTディスプレイ35に表示
する。
以上のように構成されたマルチウィンドウ制御装置20の
動作を第5図を参照しながら説明する。
第5図は、マウス22により「ウィンドウ切換」のメニュ
ーが指示されるか、キーボード34上のウィンドウ切換キ
ーが操作された場合の本実施例の動作を説明するフロー
チャートである。
尚、第2図に示すウィンドウ切換制御装置28には、図示
していないがWP、NWP、WORK1、WORK2、WORK3、WORK4の
各レジスタが設けられている。第5図に示すフローチャ
ートは、n個(nは0を含む任意の正の整数)のサブウ
ィンドウがCRTディスプレイ35上に表示されている場合
のウィンドウ切換制御の動作を示しているが、説明をわ
かり易くするため、具体例として第6図(a)に示すよ
うに3個のサブウィンドウwinA、winB、winCが表示され
ている時のウィンドウ切換動作を説明する。
第6図(a)に示すマルチウィンドウ表示がなされてい
る時のウィンドウ管理テーブル26の構成は第4図(b)
に示すようになっており、サブウィンドウwinAの管理テ
ーブルは、論理バッファLBFAに、サブウィンドウwinBの
管理テーブルは、論理バッファLBFBに、サブウィンドウ
winCの管理テーブルは、論理バッファLBFCにリンクされ
ている。
したがって、第6図(a)に示すように、CRTディスプ
レイ35上には、ジョブJOBAの入出力する表示データがサ
ブウィンドウwinAに、ジョブJOBBの入出力する表示デー
タがサブウィンドウwinBに、ジョブJOBCの入出力する表
示データがサブウィンドウwinCにそれぞれ表示されてい
る。
この時、アクティブ・ウィンドウであるサブウィンドウ
winAのサイズが大きいために、非アクティブ・ウィンド
ウのサブウィンドウwinB、winCはサブウィンドウwinAに
よって隠蔽されてしまっている。この状態の時、サブウ
ィンドウwinBの全体の表示を見たい時には、図示しては
いないがマウス32の移動によりマウスカーソルを「ウィ
ンドウ切換」のメニューに合せ、ボタンスイッチ22aを
クリックするか、キーボード24上のウィンドウ切換キー
を操作する。すると、マウス22のボタンスイッチ22aを
クリックした場合にはマウス制御装置23を介してマイク
ロプロセッサ21にボタンスイッチ22aの押し下げ信号と
マウスカーソルの位置情報が出力され、マイクロプロセ
ッサ21は「ウィンドウ切換」のメニューが選択されたこ
とを検知する。
一方、キーボード24上のウィンドウ切換キーが操作され
た場合には、キーボード制御装置25を介してウィンドウ
切換キーに対応するキーデータがマイクロプロセッサ21
に入力し、マイクロプロセッサ21はウィンドウ切換キー
が操作された事を検知する。
マイクロプロセッサ21は、ウィンドウ切換の要求がなさ
れたことを検知すると、ウィンドウ切換制御装置28にウ
ィンドウ切換要求信号を出力する。
ウィンドウ切換制御装置28は、マイクロプロセッサ21か
らウィンドウ切換要求信号を入力すると第5図に示す処
理を行いサブウィンドウwinAにJOBBの表示データを、サ
ブウィンドウwinBにジョブJOBCの表示データを、サブウ
ィンドウwinCにJOBAの表示データを表示する。
以下、第5図のフローチャートによりウィンドウ切換制
御装置28によって実行されるウィンドウ切換処理を説明
する。尚、併せて第4図も参照する。まず、ウィンドウ
切換制御装置28は、ウィンドウ管理テーブル26内の親ウ
ィンドウwinPのswspをレジスタWPに格納する処理ST1を
行う。次に、レジスタWPのデータ(swsp)がNULLデータ
であるかどうかの判別処理ST2を行い。swspがNULLデー
タでないのでWPの指定するアドレス(swsp)を基に、サ
ブウィンドウwinAの管理テーブルからtitle1、LBP1、LB
W1、LBH1を読み出し、それぞれレジスタWORK1、WORK2、
WORK3、WORK4に格納する処理ST3を行う。そして、WP(s
wsp)の指定するサブウィンドウwinAの管理テーブル内
からfp1を読み出しレジスタNWPに格納する(処理ST
4)。
次に、レジスタNWPのデータ(fp1)がNULLであるかどう
かの判別を行い(処理ST5)、NULLでないのでNWP(f
p1)の指定する管理テーブルすなわちサブウィンドウwi
nBの管理テーブル内に格納されたtitle2、LBP2、LBW2、
LBH2をWP(swsp)の指定するサブウィンドウの管理テー
ブル内のtitle1、LBP1、LBW1、LBH1に転送する(処理ST
6)。
次にレジスタNWPのデータ(fp1)をレジスタWPに格納し
(処理ST7)、再び処理ST4を行う。処理ST4において
は、レジスタWPのデータ(fp1)の指定するサブウィン
ドウBの管理テーブルのfp2をレジスタNWPに格納し、以
後再び処理ST5〜ST7を繰り返す。処理ST6により、レジ
スタNWPのデータ(fp1)の指定するサブウィンドウCの
管理テーブル内のtitle3、LBP3、LBW3、LBH3がレジスタ
WPのデータ(fp1)の指定するサブウィンドウBの管理
テーブルのtitle2、LBP2、LBW2、LBH2転送される。そし
て、処理ST7でレジスタWPにfp2が格納され、処理ST4レ
ジスタNWPにfp3が格納される。fp3はNULLデータである
ので、判別処理ST5によりNULLデータであると判別さ
れ、処理ST7が行われる。処理ST7では、前述の処理ST3
でレジスタWORK1〜WORK4にセーブされていたサブウィン
ドウwinCの管理テーブルのtitle1、LBP1、LBW1、LBH1の
データが、レジスタWPのデータ(fp2)の指定するサブ
ウィンドウwinCの処理テーブルのtitle3、LBP3、LBW3、
LBH3に格納される。
以上のような処理ST1〜ST7の処理により、サブウィンド
ウwinAの管理テーブルには、ジョブJOBBの入出力する表
示データが書き込まれる論理バッファLBFBへのポインタ
LBP、論理バッファLBFBの幅LBW、論理バッファLBFBの高
さLBH及びタイトルバーのデータtitleがリンクされる。
また、サブウィンドウwinBの管理テーブルにはジョブJO
BCの入出力する表示データが書き込まれる論理バッファ
LBFCへのポインタLBP、論理バッファLBFCの幅LBW、論理
バッファLBFCの高さLBH、及びタイトルバーのデータtit
leがリンクされ、サブウィンドウwinCの管理テーブルに
はJOBAの入出力する表示データが書き込まれる論理バッ
ファLBFAへのポインタLBP、論理バッファLBFAの幅LBW、
論理バッファLBFAの高さLBH、及びタイトルバーのデー
タtitleがリンクされる。このように、ウィンドウ管理
テーブル26の内容が変更されることにより、オーバーラ
ップ制御装置29、ウィンドウ表示装置31、ビットムーバ
32、表示制御装置34を介し、CRTディスプレイ35に第6
図(b)に示すような表示がなされる。すなわち、サブ
ウィンドウwinAに論理バッファLBFBの内容が、サブウィ
ンドウwinBに論理バッファLBFCの内容が、サブウィンド
ウwinCに論理バッファLBFAの内容が表示される。
また、図示してはいないが、さらにマウス22またはキー
ボード24によりウィンドウ切換を指示することにより、
前記処理ST1〜ST7が行われサブウィンドウwinAに論理バ
ッファLBFCの内容が、サブウィンドウwinBに論理バッフ
ァLBFAの内容がサブウィンドウwinCに論理バッファLBFB
の内容が表示され、さらにウィンドウ切換を指示する
と、第6図(a)の画面に戻る。
尚、上記実施例では、ウィンドウ切換の指示のみを行い
ウィンドウの重ね合せの順序で順次、画面を切換るよう
にしているが、ウィンドウ切換を行う2つのウィンドウ
を指定するようにしてもよい。この時、ウィンドウ切換
の指定がなされた2つのウィンドウ間だけで画面の切換
が行われるので、特定のジョブの状態だけを知りたい場
合は、操作効率が良くなる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、指示手段(例えばマウ
ス、キーボード等)の簡単な操作により、ウィンドウ間
の切換表示ができるので、以下のような効果が得られ
る。
a.マルチウィンドウの重ね合せ表示で、後方に表示され
ているウィンドウの画面を、簡単な操作で最前面のウィ
ンドウに表示するので、後方のウィンドウで実行してい
るジョブの状態の確認を効率良く行うことができる。
b.大きさの異なるウィンドウで、複数のジョブを実行し
ている場合、ウィンドウを切り換えることにより、小さ
いウィンドウで実行中のジョブを大きいウィンドウで実
行することができるので、便利である。
c.ウィンドウ間で、自由に画面を切り換えることができ
るので操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のマルチウインドウ制御装置の一実施例
の構成図、 第2図(a),(b)はウインドウ1個,2個の時の分割
領域を表わす図、 第3図(a),(b),(c)はウインドウ管理テーブ
ル26の説明図、同図(d)はウインドウメモリ27の構成
図、 第4図は本発明の一実施例の動作を説明する図、 第5図(a),(b)は上記実施例の表示動作を説明す
る図、 第6図は従来のマルチウインドウ制御装置の動作を説明
する図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のウインドウに表示する各々の表示デ
    ータを記憶する手段と、 ウインドウの切換を指示する指示手段と、 この指示に応じて、最前面のウインドウの表示位置およ
    びサイズは変換せずに、最前面のウインドウの表示デー
    タと後面のウインドウの表示データとを入れ替える手段
    と、 上記入れ替えられた表示データに基づいて最前面のウイ
    ンドウに後面のウインドウの表示データを表示する手段
    と を具備したことを特徴とするマルチウインドウ制御装
    置。
JP62048179A 1987-03-03 1987-03-03 マルチウインドウ制御装置 Expired - Lifetime JPH0721753B2 (ja)

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