JPH0721631U - 物品搬送装置 - Google Patents

物品搬送装置

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Publication number
JPH0721631U
JPH0721631U JP5215993U JP5215993U JPH0721631U JP H0721631 U JPH0721631 U JP H0721631U JP 5215993 U JP5215993 U JP 5215993U JP 5215993 U JP5215993 U JP 5215993U JP H0721631 U JPH0721631 U JP H0721631U
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JP
Japan
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track
floor
escalator
luggage
type
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Pending
Application number
JP5215993U
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English (en)
Inventor
英範 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下層階と上層階の各フロアの間を搬送台車が
連続的に走行できるようにして荷物を効率良く搬送でき
るようにする。 【構成】 下層階と上層階にそれぞれ軌道式の搬送装置
を配設し、該下層階の軌道14の所定位置と上層階の軌
道2の所定位置との間にエスカレーター式搬送装置Gを
配設し、該エスカレーター式搬送装置Gのステップ20
上に前記軌道2・14と同形式の軌道23を設けて軌道
同士を接続可能とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、下層階と上層階の各フロアの間を無人搬送車等によって荷物を連続 的に搬送できるエスカレータ式の物品搬送装置の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数階建ての倉庫で、それぞれの階で搬送台車によって荷物の搬送を行う場合 において、荷物を上層の階に収納したり、下層の階に降ろしたり、他の階で梱包 や仕分け作業等をおこなう場合には荷物を下層階と上層階の間で荷物の搬送を行 う必要があるが、従来では下層階と上層階の間にエレベータを配設したり、自動 倉庫のスタッカクレーンを利用して上下の階で荷物の搬送が行われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようにエレベータを利用して荷物を一方の階から他方の階へ搬送を行う場 合、搬送台車ごと荷物を搬送することができるが、一往復で一つの荷物しか搬送 することができず、大量に搬送する場合には長時間必要となり、一度に大量の荷 物を運ぶには大きなエレベータを必要とする。また、スタッカクレーンを用いて 荷物を搬送する場合には入出庫ステーションから荷物をスライドフォークに載せ て所望の階まで搬送し、その階の入出庫ステーションに荷物を載せ替えて、フォ ークリフトや搬送台車等で所望の位置まで搬送するので、荷物の載せ替え工程が 必要となり、その時間と手間がかかり、スタッカクレーンも一往復で一つの荷物 しか搬送できないので、大量搬送には向かないのである。そこで、本考案は搬送 台車ごと荷物を連続的に搬送できるエスカレーター式の搬送装置を提供しようと する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、該課題を解決するために、下層 階と上層階にそれぞれ軌道式の搬送装置を配設し、該下層階の軌道の所定位置と 上層階の軌道の所定位置との間にエスカレーター式搬送装置を配設し、該エスカ レーター式搬送装置のステップ上に前記軌道と同形式の軌道を設けて、下層階と 上層階の軌道と接続可能としたものである。
【0005】
【作用】
このような手段を用いることによって、下層階又は上層階の軌道上を走行する 搬送台車は軌道所定位置よりエスカレーター式搬送装置のステップ上の軌道上に 乗ることができ、そのまま上層階又は下層階へ搬送台車を搬送して、搬送後の他 方の階において、その階の軌道をステップ上の軌道と接続して搬送台車を他方の 階で走行させて荷物を軌道走行だけで下層階と上層階の間を搬送できるようにな る。
【0006】
【実施例】
次に本考案の一実施例を図面に従って説明すると、図1は一階と二階の間で荷 物の搬送ができる物流センターの斜視図、図2はエスカレーター式搬送装置の一 部正面図、図3は同じく平面図である。
【0007】 図1において、物流センターに本考案のエスカレーター式搬送装置を配置した 場合の全体構成から説明すると、一階のフロア1Fには入・出荷場A1・A2と 自動倉庫Bと、入・出荷場A1と自動倉庫Bの間で無人搬送車3が一方向に走行 できる無端の軌道1が配設され、入・出荷場A2と本考案のエスカレーター式搬 送装置Gの間には軌道14が敷設されて搬送台車として無人搬送車3が走行可能 としている。そして、二階のフロア2Fには二階部分の自動倉庫Bの入・出庫ス テーション間で無人搬送車3が往復走行できる軌道2とピッキング場Cと仕分け ・梱包場Dが配設されて、一階のフロア1Fと二階のフロア2Fの間には人やフ ォークリフト15等が昇降できるようにエレベーターEとエスカレーター式搬送 装置Gが配設されている。
【0008】 前記入・出荷場A1には、搬入コンベア4・4・4と搬出コンベア5・5・5 と空パレットマガジン10・10・10が配設され、入・出荷場A2には搬入コ ンベア6と搬出コンベア7が配設され、トラック16と入・出荷場A1・A2間 はフォークリフト15によって荷物Wが搬送される。自動倉庫Bにおける一階の 入庫ステーションには搬入コンベア8・8・・・、出庫ステーションには搬出コ ンベア9・9・・・、二階の入庫ステーションには搬入コンベア11・11・・ ・、出庫ステーションには搬出コンベア12・12・・・が配設されて、図示し ないスタッカクレーンとステーションの間で荷物Wの受渡しができるようにして ラックRへ荷物を格納・取り出しができるようにしている。
【0009】 そして、前記入・出荷場A1と自動倉庫Bの間にはループ状の軌道1が敷設さ れて、該軌道1上を無人搬送車3が一方向に走行できるようにし、搬入コンベア 4より荷物Wを無人搬送車3に載せて自動倉庫Bにおける搬入コンベア8に受渡 してラックRに格納したり、ラックRより荷物Wを取り出して出庫ステーション の搬出コンベア9より無人搬送車3に荷物Wを載せて搬出コンベア5に受渡して 出荷したりできるようにし、二階のフロア2Fのピッキング場CではラックRよ り所望荷物Wを取り出して搬出コンベア12から軌道2上の無人搬送車3に載せ て、搬出コンベア18に載せ替えて、所望の個数の品物をピッキングし、残りは ラックRに戻し、又は、全てをピッキングしたときはパレットを空パレットマガ ジン10に収納し、ピッキングした品物を仕分け・梱包場Dへフォークリフト1 5で搬送するようにしている。
【0010】 そして、本考案のエスカレーター式搬送装置Gにおいては、トラック16から 降ろした荷物Wを自動倉庫Bに一旦格納することなく、搬入コンベア6より軌道 14上の無人搬送車3にトラック16からの荷物Wを載せてエスカレーター式搬 送装置Gに受け渡し、二階のフロア2Fへ搬送してから軌道2へ更に受渡してピ ッキング場Cへ搬送できるようにしている。又は、ピッキング場Cから仕分け・ 梱包した荷物を軌道2上の無人搬送車3に載せてエスカレーター式搬送装置Gを 介して一階のフロア1Fの搬出コンベア7より搬出できるようにしている。
【0011】 このエスカレーター式搬送装置Gはステップ20・20・・・をループ状に連 続的に接続して、ステップ20・20・・・上面ごとに前記軌道2・14と同形 式の軌道23を配設して無人搬送車3を載置できるようにして、連続して二階の フロア2Fへ荷物を搬送することを可能としており、前記軌道2・14の所定位 置、本実施例では軌道2・14端部に進行方向と直角にエスカレーター式搬送装 置Gの両端の水平部G1・G2を配設している。但し、ループ状や直線状の軌道 途中に設けることもできる。
【0012】 このエスカレーター式搬送装置Gのステップ20の構成を図2、図3にて詳述 すると、ステップ20は側面視逆L字状に構成されて、ステップ20両側面に係 止部20a・20bを設けて、それぞれのステップ20・20・・・の係止部2 0a・20bにチェーン21・21を連結し、該チェーン21・21を一階のフ ロア1Fと二階のフロア2Fの間で巻回して、その中途部はガイド22にて案内 して、ステップ20上面が平行に移動できるようにしている。
【0013】 そして、ステップ20上面には前記ピッキング場Cの軌道2及び入・出荷場A 2の軌道14と同形式の軌道23がエスカレーター式搬送装置Gの進行方向と直 角に設けられており、該軌道23は両側のレール23a・23aとその間に配設 された駆動シャフト23bからなり、該レール23a・23a上に無人搬送車3 の下部フレーム3a下面両側に設けた走行ガイド3b・3bが載置され、駆動シ ャフト23b上に走行フレーム3a中央下面に回転自在に設けた走行ディスク3 c・3cが載置される。そして、該無人搬送車3の走行は走行ディスク3c・3 cを位置変更可能として、前記駆動シャフト23b(軌道2・14の駆動シャフ ト2a・14a)を回転させて、該走行ディスク3c・3cと駆動シャフト23 bとの接触位置を変更することによって、走行ディスク3cとの摩擦反力によっ て走行したり、接触位置を変更して、任意位置で停止できるようにしている。2 5は軸受である。
【0014】 そして、前記チェーン21は軌道2又は14の端部と軌道23の端部が一致し た(直線上で合致した)位置で停止できるように駆動しており、この一致した位 置では、図3に示すように、駆動モーターMの駆動軸に設けたカップリング24 が駆動シャフト23bに嵌合されて、軌道2(又は14)の駆動シャフト2a( 14a)の回転と同期して回転させ、無人搬送車3をステップ20上へ乗せたり 、降ろしたりできるようにし、カップリング24を外すと駆動シャフト23bの 回転が停止されて無人搬送車3は走行できなくなり、チェーン21を駆動してエ スカレーター式搬送装置Gが搬送できるようにしている。但し、チェーン21の 駆動は軌道2(又は14)と軌道23が一致する毎に停止する間欠駆動として無 人搬送車3の乗り降りができるようにしたり、無人搬送車3がエスカレーター式 搬送装置Gに近づいて乗るとき又は降ろす位置まできた時のみ停止するように構 成して無人搬送車3の乗り降りができるようにすることもできる。また、駆動シ ャフト23bの駆動は駆動シャフト2a(14a)端側にカップリングを設けて 駆動シャフト2a(14a)から動力を得て駆動するように構成することもでき る。
【0015】 このように構成することによって、入・出荷場A2から自動倉庫Bに格納する ことなく直接ピッキングを行う荷物Wが搬入コンベア6より搬入されると、軌道 14上の無人搬送車3によってエスカレーター式搬送装置Gへ搬送されて、その 水平部G1においてチェーン21が軌道14とステップ20上の軌道23が一致 する位置で停止されて、駆動シャフト23bが駆動されて無人搬送車3はステッ プ20上に乗せられ、カップリング24を外すとチェーン21の駆動によって一 階のフロア1Fから二階のフロア2Fへ搬送される。
【0016】 そして、軌道23と軌道2が一致する水平部G2において、軌道2と軌道23 が一致する位置でチェーン21の駆動が停止されて、駆動シャフト23bが駆動 されて無人搬送車3はステップ20上から降ろされて軌道2上へ乗り、ピッキン グ場Cへ搬送されて所望の個数の品物が取り出されて、仕分け・梱包場Dへフォ ークリフト15で運ばれて仕分け・梱包され、或いは、ピッキング場Cから無人 搬送車3によって搬入コンベア11まで搬送されて、入庫ステーションよりスタ ッカクレーンで自動倉庫内に格納される。尚、本実施例では一つのエスカレータ ー式搬送装置Gを正転及び逆転させることによって搬入又は搬出するようにして いるが、エスカレーター式搬送装置Gを二つ設けて、搬入用・搬出用とし、連続 的に搬送するように構成することもできる。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。即ち、 下層階と上層階の間で荷物の搬送を行う場合、従来のようにスタッカクレーンや エレベーターを用いると一往復で一回しか荷物の搬送ができないが、本考案のエ スカレーター式搬送装置を用いると、連続的に搬送することが可能となり、搬送 工程において待ち時間を短くして搬送効率を向上することができたのである。ま た、搬送台車で直接他の階へ搬送することができるので、載せ替え装置等を必要 とせず、載せ替えの手間を省くことができ、搬送時間の短縮化も図れるのである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】一階と二階の間で荷物の搬送ができる物流セン
ターの斜視図である。
【図2】エスカレーター式搬送装置の一部正面図であ
る。
【図3】同じく平面図である。
【符号の説明】
A 入・出荷場 B 自動倉庫 C ピッキング場 G エスカレーター式搬送装置 W 荷物 1F 一階のフロア 2F 二階のフロア 2・14・23 軌道 3 無人搬送車 20 ステップ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66B 21/00 Z 9426−3F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下層階と上層階にそれぞれ軌道式の搬送
    装置を配設し、該下層階の軌道の所定位置と上層階の軌
    道の所定位置との間にエスカレーター式搬送装置を配設
    し、該エスカレーター式搬送装置のステップ上に前記軌
    道と同形式の軌道を設けて軌道同士を接続可能としたこ
    とを特徴とする物品搬送装置。
JP5215993U 1993-09-27 1993-09-27 物品搬送装置 Pending JPH0721631U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5215993U JPH0721631U (ja) 1993-09-27 1993-09-27 物品搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5215993U JPH0721631U (ja) 1993-09-27 1993-09-27 物品搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0721631U true JPH0721631U (ja) 1995-04-21

Family

ID=12907072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5215993U Pending JPH0721631U (ja) 1993-09-27 1993-09-27 物品搬送装置

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Country Link
JP (1) JPH0721631U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018135170A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 JB−Create株式会社 バラ物流ピッキング補充システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018135170A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 JB−Create株式会社 バラ物流ピッキング補充システム

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