JPH0721559A - 磁気テープの製造方法および磁気テープ - Google Patents

磁気テープの製造方法および磁気テープ

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JPH0721559A
JPH0721559A JP18730293A JP18730293A JPH0721559A JP H0721559 A JPH0721559 A JP H0721559A JP 18730293 A JP18730293 A JP 18730293A JP 18730293 A JP18730293 A JP 18730293A JP H0721559 A JPH0721559 A JP H0721559A
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JP
Japan
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magnetic
tape
lubricant
magnetic tape
blade
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JP18730293A
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English (en)
Inventor
Akira Saito
彰 斎藤
Akihiko Seki
昭彦 関
Akinori Nishizawa
明憲 西沢
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スリッタに具の回転刃の寿命をのばし、さら
に裁断により生じる裁断面にある磁性材料の酸化を防止
することで、磁気特性の低下をおさえることのできる磁
気テープの製造方法と磁気テープとを提供する。 【構成】 非磁性支持体上に磁性層を設けた磁気テープ
原反を回転刃を有するスリッタで裁断する際、脂肪酸、
脂肪酸エステルおよびこれらのフッ素置換体;パーフル
オロポリエーテル;ならびにシリコンオイル、脂肪酸変
成し離婚オイルおよびこれらのフッ素置換体等の潤滑剤
を回転刃の刃先に供給して裁断し、このとき生じる磁気
テープ裁断面にこれらの潤滑剤を付着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープ等に用い
られる磁気テープの製造方法および磁気テープに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】非磁性支持体上に磁性層を設けた磁気テ
ープの製造に際し、磁性層を形成した磁気テープ原反
は、通常、回転刃等を具えたスリッタにより、用途に応
じて決められた幅に裁断する。裁断後の磁気テープはハ
ブ等に巻取られ、パンケーキとなる。
【0003】スリッタの回転刃の数は、磁気テープ原反
の幅と用途により決められる磁気テープ幅とにより決ま
る。通常は生産性向上のために磁気テープ原反の幅を広
くし、多くの回転刃を具えたスリッタが用いられる。
【0004】回転刃は、磁性層中に金属粉末を含む磁気
テープを裁断することで摩耗する。摩耗した回転刃の使
用を続けると、裁断された磁気テープの裁断面に裁断痕
が生じたり、テープエッジ部分の磁性層等が盛上った
り、磁性層にクラックが生じたりする。これらは磁性層
成分の粉落ちや保存によるドロップアウトの増加、さら
にテープエッジ部分が長手方向に伸びたりしてテープエ
ッジ部分にワカメ様のしわが生じ、走行安定性の悪化や
電磁変換特性の低下をもたらすため、回転刃の摩耗を管
理することは品質管理上重要である。
【0005】また、磁気テープは記録信号の高密度化、
ディジタル化、短波長化にともない、非磁性支持体上に
真空蒸着等により金属の連続薄膜を形成した金属薄膜型
テープ(Metal Evaporated Tape :以下MEテープ)が
一般化し、さらに塗布型の磁気テープにおいても磁性粉
末の微粒子化や磁性層の薄層化等が進み、磁性層中の磁
性粉末等金属成分含有率が高くなった。このような磁性
層をもつ磁気テープの裁断は回転刃の摩耗を早める。数
多く具えられた刃の交換回数を減らすため、寿命をのば
すことは重要である。
【0006】さらに、MEテープの磁性層や、薄層化さ
れて磁性層中の金属成分含有率が高い塗布型テープの磁
性層の磁性粉末にはFe、Co、Ni等の金属あるいは
これらの合金等の材料が多用される。これらの材料は飽
和磁化σs が大きく、保磁力Hcも大きいが、酸化され
やすく、酸化によりこれらの磁気特性が低下しやすい。
すなわち耐酸化性が劣る。これらの材料を用いた磁性層
をもつ磁気テープ原反を大気中で前記スリッタを用いて
裁断すると、生じた裁断面の磁性材料は酸化されやす
く、磁気特性が低下しやすいという問題点をもつ。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主たる目的
は、スリッタの回転刃の寿命をのばし、裁断により生じ
る裁断面の磁性材料の酸化を防止することで、磁気特性
の低下をおさえることのできる磁気テープの製造方法と
磁気テープとを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(5)の本発明により達成される。 (1)非磁性支持体上に磁性層を設けた磁気テープ原反
を、回転刃を有するスリッタで裁断し、捲き取る磁気テ
ープの製造方法であって、前記回転刃の刃先に潤滑剤を
供給し、磁気テープ裁断面に前記潤滑剤を付着させる磁
気テープの製造方法。 (2)前記潤滑剤が、脂肪酸、脂肪酸エステルおよびこ
れらのフッ素置換体;パーフルオロポリエーテル;なら
びにシリコンオイル、脂肪酸変性シリコンオイルおよび
これらのフッ素置換体のうちの1種または2種以上の混
合物である上記(1)の磁気テープの製造方法。 (3)前記磁性層の磁性材料が、金属またはその合金で
ある上記(1)または(2)の磁気テープの製造方法。 (4)前記磁性層の厚さが0.05〜3.0μm である
上記(3)の磁気テープの製造方法。 (5)上記(1)〜(4)のいずれかの方法により製造
され、裁断面上に前記潤滑剤が付着している磁気テー
プ。
【0009】
【作用および効果】本発明では、非磁性支持体上に磁性
層を設けた磁気テープ原反を、回転刃を有するスリッタ
で裁断する際、回転刃の刃先に潤滑剤を供給し、刃先が
潤滑剤の皮膜で被覆された状態で磁気テープ原反を裁断
する。そのため裁断による回転刃の摩耗をおさえ、さら
に刃先の温度上昇をおさえることができ、刃先の寿命を
のばすことが可能となる。
【0010】また、潤滑剤で被覆した刃先を用いて裁断
するため、磁気テープの裁断面には、裁断された直後に
潤滑剤が付着し、裁断面を被覆する。そのため、裁断を
大気中で行っても、裁断により生じた磁気テープの裁断
面が直接大気と接触する時間を短くでき、磁性材料の酸
化のほとんどない、磁気特性の劣化をおさえたすぐれた
効果が得られる。
【0011】特公平4−79064号公報および特公平
4−79068号公報等には裁断面上にカルボン酸また
はカルボン酸アミドあるいは脂肪酸エステル化合物を存
在させた磁気記録媒体の提案がある。この提案では、裁
断後の磁気記録媒体の裁断面上に、塗布あるいは噴霧等
の手段によりこれらの化合物を存在させる。そのため、
磁気記録媒体走行系の調整不良等が原因で生じるテープ
エッジ部分と走行系部品等との摺接による損傷を低減さ
せることができる。したがって調整不良等の磁気記録媒
体走行系による繰り返し走行後でも、捲き乱れやテープ
エッジ部分の損傷による音声出力変動等の電磁変換特性
の劣化が少ないとしている。これらの提案では裁断後の
裁断面に塗布あるいは噴霧等の別工程によりこれらの化
合物を存在させるとしている。
【0012】しかし、このような方法で存在させると、
裁断面以外の不必要な部分にまでこれら化合物が存在す
ることになり、ドロップアウトや走行不良等の原因をま
ねきやすい。また、塗布あるいは噴霧等の工程は裁断工
程とは別工程であるため、前記化合物を存在させる工程
と裁断工程との間に時間差があり、特に耐酸化性の劣る
磁性材料を含む磁性層をもつ磁気テープでは、裁断面付
近に存在するかまたは露出した磁性材料部分が酸化して
しまう等の欠点がある。
【0013】
【具体的構成】以下、本発明の具体的構成について詳細
に説明する。
【0014】本発明の磁気テープの製造方法で用いるス
リッタの回転刃および回転刃に潤滑剤を供給する機構の
1例の概略を表わす斜視図を図1に示す。
【0015】本発明の磁気テープの製造方法で用いるス
リッタ1は、非磁性支持体上に磁性層を設けた磁気テー
プ原反3裁断用の回転刃21、22に磁気テープ原反3
を供給する機構(図示せず)と、回転刃21、22と、
裁断後の磁気テープを捲き取るハブ(図示せず)を有す
る機構と、回転刃(上刃)21に潤滑剤を供給する潤滑
剤供給器5とを有する。なお、潤滑剤供給器5は、図示
したように回転刃として上刃と下刃とを有する場合、回
転刃(上刃)21に具えてもよく、回転刃(上刃)21
と回転刃(下刃)22とに具えても、回転刃(下刃)2
2に具えてもよく、特に限定はしない。通常用いている
スリッタ1では、回転刃(上刃)21が、回転刃(下
刃)22と比較して摩耗しやすいため、耐摩耗性の点か
らは回転刃(上刃)21に具えることが好ましい。ま
た、潤滑剤供給器5は、各回転刃の両面に具えても、各
回転刃の片面に具えたものであってもよいが、磁気テー
プ4の両面に潤滑剤を塗布するためには両面に具えるこ
とが好ましい。
【0016】磁気テープ原反3を回転刃(上刃)21、
回転刃(下刃)22に供給する機構や裁断後の磁気テー
プ4を捲き取る機構は特に限定されず、種々の機構をも
つ装置を必要に応じて選択して用いればよい。磁気テー
プ原反3を回転刃21、22に供給するための磁気テー
プ原反の走行速度は特に制限はなく、回転刃に供給する
潤滑剤の供給速度や用いる装置あるいは生産性等から決
定すればよい。また、一定であっても裁断時に変化して
もよい。通常は50〜500m/min.程度の走行速度であ
るが、特にこの範囲に限定されない。
【0017】回転刃21、22は、図1に示したよう
に、回転刃(上刃)21および回転刃(下刃)22を具
えたものであっても、また回転刃(上刃)21のみ、あ
るいは回転刃(下刃)22のみ具えたものであってもよ
い。回転刃として上刃のみまたは下刃のみを具えたスリ
ッタでは通常磁気テープ原反3を裁断面付近で支えるた
めに、磁気テープ原反3を介して回転刃の逆面に裁断台
を設けることができる。また、スリッタに具えられる回
転刃の数は、磁気テープ原反3の幅と磁気テープ4の幅
とから決定すれば良く、特に制限はない。上刃および下
刃を具えたものでは、上刃と下刃とが同数であることが
好ましい。また、上刃および下刃の刃先の形状について
も通常用いられているものであればどのような形状であ
ってもよく特に制限はない。さらに、下刃のみを具えた
スリッタを用いる場合は、前記の記述にかかわらず潤滑
剤供給器5は下刃に設置する。回転刃21、22の材質
は特に限定されないが、鋼、セラミック、サファイア、
超硬合金等の刃物材料が好ましく用いられる。
【0018】回転刃21、22の周速は、特に限定しな
いが、通常は磁気テープ原反3の走行速度と同じ速度か
ら2倍の速度に制御することが好ましく、特に好ましく
は同じ速度から1.05倍の速度である。回転刃(上
刃)21と回転刃(下刃)22とを具えたスリッタで
は、上刃と下刃の周速は通常同じであってもまた、異な
っていてもよい。潤滑剤を供給する回転刃(上刃)21
および/または回転刃(下刃)22の周速が速すぎる
と、供給した潤滑剤を遠心力により散乱させやすくな
り、磁気テープの裁断面以外あるいはスリッタ装置等に
潤滑剤を付着させたりして事故や汚染の原因となりやす
い。また遅すぎると、回転刃(上刃)21および/また
は回転刃(下刃)22の裁断部分への潤滑剤の供給量が
不足し、刃先を被覆している潤滑剤の皮膜の効果が薄れ
て刃先の摩耗速度を早めたり、磁気テープ裁断面の磁性
材料被覆効果が低下して、磁気テープエッジ部分の磁性
材料の酸化を招き、磁気特性の劣化を引き起こしたりし
やすくなる。
【0019】図示した潤滑剤供給器5は、潤滑剤タンク
からの潤滑剤を担持し、回転刃に接触して潤滑剤を供給
する多孔体6を具えている。多孔性材質としては、後述
する潤滑剤により化学変化したり、潤滑剤の化学変化を
ひきおこさない材質であって、潤滑剤を担持・排出でき
る材料であればどのようなものであってもよい。例えば
発泡ウレタンその他の材質のスポンジ、不織布、カイメ
ン、紙、セルロース等が挙げられる。
【0020】また、潤滑剤供給器5は、図1に示したも
に特に限定されず、磁気テープ原反3の裁断に際し、供
給した潤滑剤の皮膜が刃先を被覆した状態を保てる方法
であればどのような方法であってもよい。例えば図示し
た機構以外に、潤滑剤タンクと直接刃先に滴下する位置
に滴下口を有するノズル等をもつものであっても、ある
いは回転刃21、22の軸へ潤滑剤を供給し、回転刃の
遠心力を利用して刃先に拡散させるものであっても、回
転刃21、22の側面にスプレー等を用いて吹き付けて
潤滑剤を供給するものであっても、また回転刃21、2
2を潤滑剤中に浸漬させるものであってもよい。
【0021】潤滑剤を回転刃21および/または回転刃
22各1枚に対して供給する単位時間あたりの供給量
は、磁気テープ原反3の走行速度と後述するテープエッ
ジ部分への単位面積あたりの好ましい付着量範囲から算
出した、単位時間あたりのテープエッジ部分への付着量
とすればよく、テープエッジ部分の面積と走行速度とか
ら計算により、あるいは実験的に求めることができる。
【0022】磁気テープ4のテープエッジ部分への潤滑
剤の付着量は、裁断面1面あたり0.01〜300g/
m2、さらに好ましくは0.01〜100g/m2である。潤
滑剤の付着量が多すぎると磁気ヘッドの目詰まり、走行
不良、ドロップアウトの増加等が生じやすく、少なすぎ
ると目的とする磁性粉末等の耐酸化性が向上しにくい。
【0023】用いる潤滑剤としては炭素数10〜30
で、飽和もしくは不飽和の一塩基性脂肪酸もしくは前記
脂肪酸と炭素数2〜30の1〜6価のアルコールとの脂
肪酸エステル、あるいはこれらの水素の一部または全部
をフッ素に置換したもの、例えばパーフルオロ脂肪酸、
パーフルオロ脂肪酸エステル、またはパーフルオロポリ
エーテル、さらにフッ化アルコール、全フッ素置換され
たアルキル硫酸エステルやアルキルベンゼンスルホン酸
エステルやアルキルリン酸エステル、さらにポリテトラ
フルオログリコール、シリコンオイル、脂肪酸変性シリ
コンオイルあるいはそれらのフッ素置換体あるいはケイ
素を導入した化合物である。これらの化合物を単独であ
るいは2種以上混合して用いることができるが、これら
化合物あるいは化合物の混合物の融点(mp.)が40
℃以下、特に30℃以下、さらに5℃以下で、通常の常
温において液体であるものが好ましい。mp.が高すぎ
ると使用時固形であるため、刃先への供給により潤滑剤
が粉末化し、ドロップアウトの原因となりやすい。
【0024】これらの潤滑剤は原液のままあるいは溶剤
等で希釈して前記潤滑供給器5に充填して用いる。希釈
に用いることのできる溶剤としては、これらの化合物あ
るいは化合物の混合物を溶解させるもの、例えばアセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シ
クロヘキサノン等のケトン系、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、イソプロピルアルコール等の炭素数1〜
6のアルコール系、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステ
ル系、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等のエーテル系、ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族系およびフッ素系の溶剤等が挙げられる。それ
らのうち、磁性層、下地層、バックコート層を侵さない
(溶解しない)溶剤をもちいることが好ましい。また、
用いる潤滑剤の性状によってはこれら溶剤を用いなくて
もよい。
【0025】このような潤滑剤と供給機構とを用いるこ
とで回転刃21および/または回転刃22の刃先により
磁気テープ原反3を裁断する際、常に刃先が潤滑剤の皮
膜で被覆され、裁断による刃先の摩耗が少なく、また刃
先の温度上昇もおさえられ、回転刃の寿命が長くなる。
さらに磁気テープ原反3を裁断する際、刃先を被覆する
潤滑剤の少なくとも一部が磁気テープ4の裁断面に付着
し、裁断面に露出した磁性材料を被覆する。そのため、
裁断面にある磁性層中の磁性材料を被覆して効果的に酸
化を防止することができる。
【0026】なお本明細書では、刃先の寿命とは磁気テ
ープ原反を裁断して得られた裁断後の磁気テープが、裁
断刃の摩耗等が原因で後述する評価方法により不良と評
価される前までの、裁断した磁気テープの長さとする。
【0027】本発明の磁気テープの製造方法で用いる非
磁性支持体には特に制限はなく、目的に応じて各種可撓
性材質、各種剛性材質から選択した材料を、各種規格に
応じてテープ状などの所定形状および寸法とすればよ
い。例えば、可撓性材質としては、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル
類、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、ポリアミ
ド、ポリイミド、ポリカーボネートなどの各種樹脂が挙
げられる。
【0028】非磁性支持体上に設ける磁性層としては、
特に制限はなく、強磁性粉末として、例えばγ−Fe2
3 、Co含有γ−Fe23 、Fe34 、Co含有
Fe34 、CrO2 等の酸化物微粉末や、Fe、C
o、Ni等の金属あるいはこれらの合金微粉末等を用い
る公知の各種塗布型の磁性層、さらに前記金属あるいは
これらの合金を用い、真空蒸着、スパッタリング等によ
り形成される連続薄膜型の磁性層をいずれも用いること
ができる。
【0029】これらの磁性材料のうち、特に前記金属あ
るいはその合金等を磁性材料として用いた磁性層では、
本発明の製造方法の効果がより一層顕著になる。すなわ
ち、これらの磁性材料は耐酸化性が悪いため、前記塗布
型の磁性層であっても、連続薄膜型の磁性層であって
も、通常磁気テープ原反3の磁性層表層部分は少なくと
も結合剤、トップコート層あるいは酸化皮膜等で被覆さ
れている。しかし裁断により生じる磁性層の新たな裁断
面には、前記被覆等が施されていない磁性材料が露出す
ることになる。本発明の製造方法によれば、裁断により
生じた磁性材料の露出部分を直ちに前記潤滑剤で被覆す
るために酸化が効果的に防止され、磁性材料の酸化によ
る磁気特性の劣化を防止することができる。
【0030】磁性層の厚さは特に限定されず、通常0.
05〜20μm であり、用途あるいは目的により要求さ
れる特性あるいはその他の物性により決定すればよい。
【0031】本発明の製造方法はこの程度の厚さの磁性
層に好ましく適用できるが、磁性材料として前記耐酸化
性の劣る金属またはその合金を用い、本発明の効果を一
層顕著に示す厚さは、0.05〜3.0μm 、特に0.
07〜1.0μm である。磁性層が厚すぎる場合、裁断
面に露出する磁性材料の酸化が磁性層の磁気特性低下に
与える影響は相対的に小さくなり、本発明の製造方法を
用いて酸化防止のために磁性材料を被覆する効果は小さ
くなる。一方薄すぎると磁気記録媒体としての諸特性を
維持することが困難となりやすい。また、特にこのよう
な薄層化した磁性層をもつ、例えばMEテープや塗布型
の磁気テープでは、一般に磁性層中の金属成分含有率が
高い。そのため回転刃21、22の摩耗は従来より早ま
る。
【0032】非磁性支持体上に設ける磁性層は1層ある
いは2層以上であり、多層の磁性層をもつ場合は、最上
層と下層とで例えば磁気特性を変化させることができ
る。この場合、前記磁性層厚さは1層あたりの厚さであ
る。また、塗布型磁性層としてはどのような構造をもつ
ものであってもよく、磁性層と非磁性支持体との間に非
磁性支持体の表面性改良やカレンダー効果の向上等を目
的として下地層を設けても良く、さらに磁性層あるいは
下地層と非磁性支持体との接着性を向上させるために下
塗り層を設けてもよい。MEテープ等の連続薄膜型磁性
層の構造についても、磁性層としての金属薄膜層の表層
に酸化物層やトップコート層を設けたりどのようなもの
であっても特に制限はない。さらに、これらの磁気テー
プは、走行安定性向上や磁性層の帯電防止等のために非
磁性支持体の磁性層の反対面側にバックコート層を設け
たものが好ましい。
【0033】塗布型の磁性層は前記磁性材料の微粉末を
結合剤に分散させたものであり、用いる磁性粉末の形状
には通常用いられているものであれば限定はなく、どの
ようなものであってもよいが、特に針状や紡錘状が好ま
しい。これらの平均長径、平均軸比等も通常用いられて
いる範囲であれば制限はなく、目的とする磁性層の構成
により選定すればよい。通常は平均長径0.08〜0.
3μm 程度、平均軸比5〜15程度が好ましい。また、
保磁力Hc、飽和磁化σs 等も特に限定はなく、目的に
応じて適宜選定すればよく、通常Hcは1500〜20
00Oe程度、σs は110〜140emu/g 程度が好まし
い。このような磁性粉末は、磁性層組成中の60〜85
重量%程度含まれていればよい。
【0034】また、塗布型の磁性層には機械的強度を高
めるためにSiO2 、TiO2 、Al23 、α−Fe
23 、Cr23 、SiC、CaO、CaCO3 等の
無機微粒子が含まれていることが好ましい。また、必要
に応じてカーボンブラックや、リン酸エステル、脂肪酸
等の分散剤、脂肪酸エステル、シリコーンオイル等の潤
滑剤、その他各種添加物を添加してもよい。
【0035】結合剤としては、通常用いられる熱可塑性
樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂、電子線照射硬化型樹
脂もしくはこれらの混合物等いずれであってもよく、目
的に応じて適宜選定すればよい。また、用いる樹脂によ
ってはさらに硬化剤として各種ポリイソシアナートおよ
びその誘導体等を用いてもよい。磁性層中の結合剤の含
有量としては磁性粉末100重量部に対して通常は5〜
30重量部程度である。
【0036】下地層を設ける場合、下地層には一般的な
非磁性無機粉末および有機粉末が含有される。このよう
な粉末としては、例えばα−Fe23 (針状や粒状
等)、TiO2 、BaSO4 、Al23 、Cr2
3 、ZnO等の無機粉末、ポリスチレン、アクリルゴ
ム、アゾ染料、フタロシアニン等の有機粉末がある。そ
の平均粒径(針状であれば短軸)は5〜100nm、特に
10〜50nmであることが好ましく、針状の場合軸比が
5〜15が好ましい。
【0037】下地層のこれら無機粉末や有機粉末の含有
量は、上層磁性層の磁性粉末と同様であればよい。ま
た、結合剤や潤滑剤その他の各種添加物についても上層
磁性層と同様のものが好ましく用いられ、結合剤の含有
量等についても同様である。またさらに磁性層の添加物
として前記した無機微粒子を下地層組成中の1〜20重
量%程度含有してもよい。下地層の層厚は1.0〜4.
0μm 、特に1.3〜3.0μm であり、総厚さ、非磁
性支持体厚さ、磁性層厚さ、非磁性支持体の表面粗さ、
カレンダ条件等から任意に選択すればよい。
【0038】これら磁性層組成物や下地層組成物は、有
機溶剤を用いて磁性塗料あるいは下地層塗料とするが、
用いる有機溶剤に特に制限はなく、通常用いられる有機
溶剤例えばシクロヘキサノン、メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン等のケトン系溶剤やトルエン等の
芳香族系溶剤等を単独であるいは2種以上混合して用い
ればよく、添加量等についても特に制限はなく、目的に
応じて選択すればよい。また、これらの塗料を非磁性支
持体に塗布する方法についても特に制限はなく、通常の
方法を用いればよい。塗布された磁性層等は、通常の方
法に従って磁場配向、乾燥、カレンダー加工、キュア等
を施し、さらに必要に応じて後述するバックコート層を
設けて磁気テープ原反3とする。
【0039】MEテープ等の連続薄膜型の磁性層をもつ
磁気テープにおいても、非磁性支持体上に通常用いられ
る例えば連続真空蒸着装置等を用い、単層あるいは2層
以上のCo、Ni、Cr等の磁性層を形成し、さらに必
要に応じて保護層、トップコート層さらにバックコート
層等を設けて磁気テープ原反3とする。
【0040】バックコート層としては特に制限はなく、
通常用いられる例えばカーボンブラック等の導電性顔料
や前記磁性層中に含有されるような無機微粒子等を結合
剤中に分散させ、さらに分散剤、潤滑剤等の添加物を含
有させた組成物を前記した有機溶剤を用いてバックコー
ト層用塗料とすればよい。結合剤についても前記塗布型
の磁性層あるいは下地層でもちいたものを好ましく用い
ることができる。次いでこの塗料を通常の方法で非磁性
支持体の磁性層の反対面に設ければよい。このようなバ
ックコート層の層厚は通常0.1〜2μm 程度である。
【0041】
【実施例】
実施例1 〔MEテープ原反の調製〕10-4TorrのAr雰囲気中
で、供給ロールから厚さ7μm のポリエチレンテレフタ
レート(PET)製の非磁性支持体を繰り出して回転す
る円筒状冷却ドラムの周面に添わせて移動させ、20at
% Ni−Co合金を斜め蒸着して厚さ0.1μm の強磁
性金属薄膜を形成し、巻き取りロールに巻き取った。
【0042】次いで、この巻き取りロールを供給ロール
とし、非磁性支持体表面の法線方向を挟んで上記斜め蒸
着時の入射方向と交差する入射方向にて強磁性金属を斜
め蒸着して厚さ0.2μm の強磁性金属薄膜を形成し、
2層構成の磁性層を有し、全厚さ10.5μm のMEテ
ープ原反を得た。
【0043】〔塗布型テープ原反の調製〕以下の組成を
もつ磁性層塗料および下地層塗料を調製した。なお、組
成は重量部で表わした。
【0044】磁性層組成 金属磁性粉末 100 α−Al23 (粒径:0.2μm ) 12 塩化ビニル系共重合体 8 ポリウレタン樹脂(スルホン酸含有) 8 ステアリン酸 1.2 ステアリン酸ブチル 1 メチルエチルケトン 105 シクロヘキサノン 90 トルエン 105
【0045】下地層組成 α−Fe23 100 α−Al23 (平均粒径:0.20μm ) 5 塩化ビニル系共重合体 10 ポリウレタン樹脂(スルホン酸基含有) 10 ステアリン酸 1.6 ステアリン酸ブチル 1 メチルエチルケトン 70 シクロヘキサノン 60 トルエン 70
【0046】上記組成の磁性層用塗料と下地層用塗料と
を用い、11.5μm のPET製の非磁性支持体上にウ
エット・オン・ウエット法により塗布したのち常法によ
り磁場配向、乾燥、カレンダー加工、キュア等を行い、
さらにバックコート層を設層して磁性層厚さ0.5μm
、下地層厚さ2.0μm 、バックコート層0.5μmの
塗布型テープ原反を得た。
【0047】図1に示す潤滑剤を供給する機構もつスリ
ッタを用い、MEテープ原反および塗布型テープ原反の
走行速度を150m/min.とし、回転刃(上刃)21およ
び回転刃(下刃)22の周速を150m/min.として前記
MEテープ原反および塗布型テープ原反を裁断して磁気
テープ4のパンケーキを得た。なお、潤滑剤を供給した
試料では、回転刃1枚あたりの供給量は0.5g/min.と
した。また、エッジ部分の刃の材質は超硬合金製のもの
を用いた。
【0048】潤滑剤を用いずにMEテープ原反を裁断し
たもの(試料1)、潤滑剤としてオレイン酸を、イソプ
ロピルアルコール(IPA)を用いてオレイン酸含有量
が50容量%になるように希釈した溶液(OA)を用い
てMEテープ原反を裁断したもの(試料2)、潤滑剤を
用いずに塗布型テープ原反を裁断したもの(試料3)、
潤滑剤として試料2に用いたと同じオレイン酸50容量
%溶液(OA)を用いて塗布型テープ原反を裁断したも
の(試料4)、潤滑剤としてオレイン酸(非希釈)を用
いて塗布型テープ原反を裁断したもの(試料5)をそれ
ぞれ得た。各試料を同一回転刃にて35万m 裁断直後、
70万m 裁断直後、110万m 裁断直後のパンケーキを
サンプリングし、下記の項目について判定した。得られ
た結果を表1にまとめて示す。
【0049】<エッジ部の盛上り>磁気テープ原反を切
断して長さ3600m のパンケーキとしたものを、その
状態でテープエッジ部に盛り上がりが認められるかどう
かを目視観察し、エッジ部の盛り上りがまったく認めら
れないものを○、角度を変えて観察することでエッジ部
に盛り上りがわずかに認められるものを△、エッジ部の
盛り上りが明らかに認められるものを×として判定し
た。
【0050】<クラックの有無>得られた磁気テープの
テープエッジ部を、倍率400倍の光学顕微鏡で観察
し、クラック(テープエッジ部の磁性層等のひびわれ)
の有無を観察し、視野中にクラックがないものを○、視
野中にクラックが1〜3本認められるものを△、視野中
のクラック数が4本以上のものを×として判定した。
【0051】
【表1】
【0052】表1より明らかなように、本発明の製造方
法によると、MEテープを裁断する場合の回転刃の寿命
が、従来法により塗布型テープを裁断する場合の回転刃
の寿命と同程度にのびた。さらに、本発明の製造方法に
よると、MEテープ、塗布型テープともに、従来と比較
して、不良の発生なく裁断できるテープ長さがそれぞれ
150%以上長くなった。
【0053】実施例2 実施例1で得た塗布型テープ原反を用い、実施例1と同
じスリッタにより1/2幅の磁気テープ4のパンケーキ
を得た。塗布型テープ原反の走行速度、回転刃21およ
び回転刃22の周速、回転刃1枚あたりの潤滑剤供給
量、磁気テープ4のテープエッジ部分への潤滑剤付着量
等は実施例1と同じである。
【0054】潤滑剤を用いずに塗布型テープ原反を裁断
したもの(試料6)、潤滑剤の代わりにIPAを同量用
いて塗布型テープ原反を裁断したもの(試料7)、潤滑
剤として試料2で用いたものと同じオレイン酸50容量
%溶液(OA)を用いて塗布型テープ原反を裁断したも
の(試料8)、潤滑剤としてオレイン酸オレイルをIP
Aを用いてオレイン酸オレイル含有量が40容量%にな
るように希釈した溶液(OL)を用いて塗布型テープ原
反を裁断したもの(試料9)をそれぞれ得た。各試料を
140万m 裁断後の各試料のパンケーキを得て、下記の
評価項目について測定した。得られた結果を表2にまと
めて示す。
【0055】<捲き固さ>VHS規格カセットハーフ用
のリールに、被測定磁気テープを365m 捲き、HR−
V2型VHSデッキ(日本ビクター社製)で再生、捲き
戻しを行った後、リールを固定した状態でテープを引き
出すときに要する負荷重量をトルクゲージにより測定
し、テープエッジ部分の盛上りの有無、ゆる捲き、ガサ
捲き等の評価とした。
【0056】<ドロップアウト増加率>得られたパンケ
ーキをVHS規格のカセットに組み込み、各試料のビデ
オテープとした。得られたビデオテープを温度60℃、
湿度90%の環境下で5日間保存し、保存前後のドロッ
プアウト(DO)を以下の方法で測定し、DO増加率を
算出した。
【0057】HR−V2型VHSビデオテープレコーダ
ー(日本ビクター社製)とドロップアウトカウンター
(シバソク製)を用い、常法通りカラーバー信号を記録
して同信号再生時に60秒間に−16dBの出力低下が1
5μsec.以上継続した回数を計測した。
【0058】増加率=(保存後DOカウント数−保存前
DOカウント数)/保存前DOカウント数×100 として増加率を算出した。
【0059】<Br変化率>各試料をVHS規格のカセ
ットに組み込み、前記DO増加率測定と同じ環境下で保
存し、保存前後のBrを東英工業製VSMにより測定し
た。
【0060】Br変化率=(保存後Br−保存前Br)
/保存前Br×100 として変化率を算出した。
【0061】<AF出力変動幅>各試料をVHS規格の
カセットに組み込み、温度40℃、湿度80%の環境下
で300回繰り返し走行を行い、BR−7000型VH
Sビデオテープレコーダー(日本ビクター社製)を用
い、音声(AF)出力として1kHz 信号を記録し、再生
時のAF出力を測定し、得られた結果からAF出力変動
幅を得た。
【0062】
【表2】
【0063】表2の捲き固さ評価では、本発明の製造方
法による磁気テープ4は、テープを引き出すために要す
る負荷が高く、固く(ゆる捲き、ガサ捲き等がなく)捲
かれていることを示し、本発明の製造方法によらない磁
気テープ4ではテープエッジ部分の盛上り等が発生して
いるためにゆるく捲かれていることがわかる。また本発
明の製造方法によれば、保存によるDO増加がなく、B
r等の磁気特性の低下もほとんど認められず、さらにテ
ープエッジ部分近くに記録するAF信号の出力変動の変
動も少なく、すぐれた特性が得られる。
【0064】実施例3 実施例2と同じ塗布型テープ原反を用い、潤滑剤を供給
せずに30万m 裁断後の回転刃で裁断したパンケーキを
得た。このパンケーキの裁断面に試料2で用いたと同じ
オレイン酸50容量%溶液(OA)を実施例1と同じ付
着量となるように計算量を噴霧により裁断面上に塗布し
た。これを試料10とする。なお、試料10は裁断から
塗布までの経過時間は1時間であった。また、実施例2
と同じ塗布型テープ原反を用い、潤滑剤として試料2で
用いたものと同じオレイン酸50容量%溶液(OA)を
用いて30万m 裁断後の回転刃で裁断したパンケーキを
得た。これを試料11とする。試料10と試料11とを
用い、実施例2に示すBr変化率を評価する方法でBr
値の測定を行った。得られた結果を表3に示す。
【0065】
【表3】
【0066】表3より、本発明の製造方法による磁気テ
ープ4は高いBrが得られ、磁性材料の酸化による磁気
特性の低下がおさえられていることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いるスリッタの回転刃および回転刃
に潤滑剤を供給する機構の一例を表わす斜視図である。
【符号の説明】 1 スリッタ 21 回転刃(上刃) 22 回転刃(下刃) 3 磁気テープ原反 4 磁気テープ 5 潤滑剤供給器 6 多孔体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性支持体上に磁性層を設けた磁気テ
    ープ原反を、回転刃を有するスリッタで裁断し、捲き取
    る磁気テープの製造方法であって、 前記回転刃の刃先に潤滑剤を供給し、磁気テープ裁断面
    に前記潤滑剤を付着させる磁気テープの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記潤滑剤が、脂肪酸、脂肪酸エステル
    およびこれらのフッ素置換体;パーフルオロポリエーテ
    ル;ならびにシリコンオイル、脂肪酸変性シリコンオイ
    ルおよびこれらのフッ素置換体のうちの1種または2種
    以上の混合物である請求項1の磁気テープの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記磁性層の磁性材料が、金属またはそ
    の合金である請求項1または2の磁気テープの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記磁性層の厚さが0.05〜3.0μ
    m である請求項3の磁気テープの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの方法により製
    造され、裁断面上に前記潤滑剤が付着している磁気テー
    プ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003028962A1 (fr) * 2001-09-27 2003-04-10 Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. Procede de refendage de feuille metallique et machine a refendre associee
JP2007090460A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Hitachi Chem Co Ltd 粘着材層を備えたフィルム材の切断方法
JP4891447B1 (ja) * 2011-04-21 2012-03-07 有限会社あぜがみシール印刷 原反への潤滑剤供給具(装置)及び同供給方法

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