JPH0721548Y2 - 接着テ−プ - Google Patents
接着テ−プInfo
- Publication number
- JPH0721548Y2 JPH0721548Y2 JP1985174760U JP17476085U JPH0721548Y2 JP H0721548 Y2 JPH0721548 Y2 JP H0721548Y2 JP 1985174760 U JP1985174760 U JP 1985174760U JP 17476085 U JP17476085 U JP 17476085U JP H0721548 Y2 JPH0721548 Y2 JP H0721548Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- adhesive layer
- adhesive
- weak
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は殊に段ボール箱の封緘に有用な接着テープに
関するものである。
関するものである。
〈従来技術及びその問題点〉 段ボール箱の封緘用接着テープとしては、クラフト紙、
布、プラスチックフィルムなどからなるテープ支持体の
表面に貼着層を全面に設けてなるものが汎用されてい
る。
布、プラスチックフィルムなどからなるテープ支持体の
表面に貼着層を全面に設けてなるものが汎用されてい
る。
かかる接着テープを用いて段ボール箱のフラップ部を突
き合わせて封緘する場合、内容物が箱の内堆積と等し
く、フラップ部分の突き合わせを隙間なくできる場合は
然程問題はないが、内容物が大きく、フラップ部分の突
き合わせが不充分で内容物が露出したりする場合、テー
プの貼着層が内容物に接着して内容物を汚染し、また開
封時テープを剥がすと内容物を破損したりするという問
題がある。
き合わせて封緘する場合、内容物が箱の内堆積と等し
く、フラップ部分の突き合わせを隙間なくできる場合は
然程問題はないが、内容物が大きく、フラップ部分の突
き合わせが不充分で内容物が露出したりする場合、テー
プの貼着層が内容物に接着して内容物を汚染し、また開
封時テープを剥がすと内容物を破損したりするという問
題がある。
一方、かかる問題点を解決する接着テープとして、テー
プ支持体の長さ方向両端部分のみに粘着層を設けてなる
テープも知られている。このテープを用いて封緘した場
合、前記の如き汚染や破損の問題は解決されるが、中央
部分の非粘着層区域に浮きが生じるために端末部分より
ホコリ等が混入するといった密封性上の問題と、粘着層
と非粘着層との界面部分が剥離開始部となって経日でテ
ープが簡単に剥がれるという問題と、テープの保管時粘
着層区域と非粘着層区域との収縮差による変形によって
テープの外観が著しく阻害されるという問題とがある。
プ支持体の長さ方向両端部分のみに粘着層を設けてなる
テープも知られている。このテープを用いて封緘した場
合、前記の如き汚染や破損の問題は解決されるが、中央
部分の非粘着層区域に浮きが生じるために端末部分より
ホコリ等が混入するといった密封性上の問題と、粘着層
と非粘着層との界面部分が剥離開始部となって経日でテ
ープが簡単に剥がれるという問題と、テープの保管時粘
着層区域と非粘着層区域との収縮差による変形によって
テープの外観が著しく阻害されるという問題とがある。
また、強弱二種類の感圧接着性物質を使い別けてテープ
を作ることも提案されているが、弱い感圧接着性物質の
使用は、被着体への接着は弱いが、当然のこととしてテ
ープ支持体への接着力も弱く、従ってテープを剥がした
ときに弱い感圧接着性物質が被着体へ移着するといった
問題があり、そのために弱い感圧接着性物質といっても
かなりの接着力を有する感圧接着性物質の使用が不可欠
となり、結果として全面塗布の強接着タイプと同様の問
題が起こるものである。
を作ることも提案されているが、弱い感圧接着性物質の
使用は、被着体への接着は弱いが、当然のこととしてテ
ープ支持体への接着力も弱く、従ってテープを剥がした
ときに弱い感圧接着性物質が被着体へ移着するといった
問題があり、そのために弱い感圧接着性物質といっても
かなりの接着力を有する感圧接着性物質の使用が不可欠
となり、結果として全面塗布の強接着タイプと同様の問
題が起こるものである。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案はかかる従来技術の欠点を解決した新規な接着
テープを提供するもので、その要旨とするところは、テ
ープ支持体面に強粘着層と弱粘着層とを隣り合せて設け
てなると共に、弱粘着層の厚みが強粘着層の1/5〜1/100
0で、且つ同一組成の感圧接着性物質にて構成されてい
るものであることにある。
テープを提供するもので、その要旨とするところは、テ
ープ支持体面に強粘着層と弱粘着層とを隣り合せて設け
てなると共に、弱粘着層の厚みが強粘着層の1/5〜1/100
0で、且つ同一組成の感圧接着性物質にて構成されてい
るものであることにある。
〈実施例〉 以下この考案の実例を図面を用いて具体的に説明する。
第1図及び第2図において、1は紙、布、プラスチック
フィルムなどからなるテープ支持体(幅は30〜70mmが好
ましい)、2、2′は該テープ支持体1の長さ方向の略
々中央部又は幅方向に設けてなる弱粘着層、3、3′は
該支持体1の長さ方向の両端部分又は弱粘着層2′と交
互(層2′:層3′=1〜5:1が好ましい)に設けてな
る強粘着層である。
フィルムなどからなるテープ支持体(幅は30〜70mmが好
ましい)、2、2′は該テープ支持体1の長さ方向の略
々中央部又は幅方向に設けてなる弱粘着層、3、3′は
該支持体1の長さ方向の両端部分又は弱粘着層2′と交
互(層2′:層3′=1〜5:1が好ましい)に設けてな
る強粘着層である。
第1図の如く、弱粘着層2をテープ支持体1の長さ方向
の略々中央部に設ける場合は、層2の幅は支持体1の1/
7〜2/3の範囲で設けるのが望ましいものである。
の略々中央部に設ける場合は、層2の幅は支持体1の1/
7〜2/3の範囲で設けるのが望ましいものである。
また弱粘着層2、2′の粘着力(測定法JIS Z−1523に
準ずる)は100g/25mm以下とし、強粘着層3、3′の粘
着力を500g/25mm以上とし、しかも層2(2′)と層3
(3′)との粘着力の比を1/5〜1/100の範囲とするのが
望ましいものである。
準ずる)は100g/25mm以下とし、強粘着層3、3′の粘
着力を500g/25mm以上とし、しかも層2(2′)と層3
(3′)との粘着力の比を1/5〜1/100の範囲とするのが
望ましいものである。
弱粘着層2、2′と強粘着層3、3′とは、第3図に図
示する如く同一の組成からなる感圧接着性物質を用いて
層2(又は2′)部分を層3(又は3′)部分よりも薄
くすることにより弱粘着性とすると製造が簡単であると
いう利点を有する。
示する如く同一の組成からなる感圧接着性物質を用いて
層2(又は2′)部分を層3(又は3′)部分よりも薄
くすることにより弱粘着性とすると製造が簡単であると
いう利点を有する。
〈効果〉 この考案の接着テープは以上のように構成されているの
で、フラップ部の突き合せ部分から露出している内容物
と強粘着層との接触は殆んどないか或いは接触があって
も僅かの面積であるので、内容物の汚染及び剥離時の破
損がないか或いはあっても僅かですむという特徴を有す
る。また実質的に全面に粘着層を有しているので浮きが
生じることがなく、従ってホコリ等の侵入、経日での剥
離がなく、また収縮差による変形に起因する外観不良が
ないという実用上の利点を有する。
で、フラップ部の突き合せ部分から露出している内容物
と強粘着層との接触は殆んどないか或いは接触があって
も僅かの面積であるので、内容物の汚染及び剥離時の破
損がないか或いはあっても僅かですむという特徴を有す
る。また実質的に全面に粘着層を有しているので浮きが
生じることがなく、従ってホコリ等の侵入、経日での剥
離がなく、また収縮差による変形に起因する外観不良が
ないという実用上の利点を有する。
第1図はこの考案の実例を示す部分平面図、第2図及び
第3図は他の実例を示す部分平面図及び側面図である。 1…テープ支持体、2、2′…弱粘着層、3、3′…強
粘着層
第3図は他の実例を示す部分平面図及び側面図である。 1…テープ支持体、2、2′…弱粘着層、3、3′…強
粘着層
Claims (2)
- 【請求項1】テープ支持体面に、強粘着層と弱粘着層と
を隣り合せて設けてなると共に、該弱粘着層の厚みが該
強粘着層の1/5〜1/1000で、且つ同一組成の感圧接着性
物質にて構成されているものである接着テープ。 - 【請求項2】弱粘着層がテープ支持体の長さ方向の略々
中央部に設けられている実用新案登録請求の範囲第1項
記載の接着テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985174760U JPH0721548Y2 (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 接着テ−プ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985174760U JPH0721548Y2 (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 接着テ−プ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6283842U JPS6283842U (ja) | 1987-05-28 |
JPH0721548Y2 true JPH0721548Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31113446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985174760U Expired - Lifetime JPH0721548Y2 (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 接着テ−プ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721548Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015212831A (ja) * | 2010-09-09 | 2015-11-26 | 大日本印刷株式会社 | ラベル |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003105281A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Nippon Carbide Ind Co Inc | タックシート |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53166U (ja) * | 1976-06-22 | 1978-01-05 |
-
1985
- 1985-11-12 JP JP1985174760U patent/JPH0721548Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015212831A (ja) * | 2010-09-09 | 2015-11-26 | 大日本印刷株式会社 | ラベル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6283842U (ja) | 1987-05-28 |
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