JP2501688Y2 - 接着剤付きシ―ル - Google Patents

接着剤付きシ―ル

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JP2501688Y2
JP2501688Y2 JP9955989U JP9955989U JP2501688Y2 JP 2501688 Y2 JP2501688 Y2 JP 2501688Y2 JP 9955989 U JP9955989 U JP 9955989U JP 9955989 U JP9955989 U JP 9955989U JP 2501688 Y2 JP2501688 Y2 JP 2501688Y2
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JP
Japan
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adhesive
seal
thin film
attached
mating material
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JP9955989U
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和弘 小松
宏明 小原
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は接着剤付きシールに関する。
〔従来の技術〕
例えば、ワツペン等のシールを相手部材に容易に貼着
するために、従来シールの貼着されるべき面に予め接着
剤を塗装し、その表面に分離紙を貼つておき、使用に当
つては分離紙を剥がしてすぐ相手部材に貼着するものが
広く使用されている。
しかしながら、この種のシールは分離紙を剥がして露
出した接着剤の部分を相手部材に接着する構造であるか
ら下記のような問題がある。
(1)シールを貼着する都度、その分離紙を剥がす作業
が必要であり、1枚のシールではさして問題はないが、
多種多数のシールを種々の個所に貼着するとなると、こ
の分離紙の分離作業に少なからざる時間を要するので、
無視できなくなる場合がある。
(2)分離された分離紙は回収して処分しなければなら
ない。
(3)製造後古くなつたシールを貼着するとき、接着材
の接着力が低下しているので、強力に相手材に付着しな
いから、剥げ易い。
(4)新しいシールは一旦相手材に接着すると、付着力
は強力であるから、位置,姿勢が悪いことがあつても剥
がしてやり直すことは困難であり一度で正しい位置及び
姿勢にシールを貼着するには、少なからざる工夫と時間
を要する。
(5)比較的小形のシールはとも角、大型のものとなる
と、上記(1)〜(4)の関係で、使用することは困難
となる。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたもので、
シールの大小にかかわらず、正しい位置及び姿勢で省力
省人的に貼着し、しかも、製造後かなりの日数が経過し
ていても貼着に当つて接着材の接着力が劣化することの
なく、分離紙の剥離作業を要しない経済的な接着材付き
シールを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために、本考案は、シールの片面であって相手材
面に接着されるべき接着面に接着剤を突条状に盛り、該
シールと該相手材とを押圧したとき該接着剤の内圧上昇
により破断する気密性薄膜で上記接着剤を上記シールの
接着面に封止したこと特徴とする。
〔作用〕
このような構成によれば、本考案シールを相手材に当
てたのち、その表面を強く押しつけ又は押しつけるとと
もに加熱する。そうすると、接着材を被覆していた薄膜
が破れ、内部の接着材がシールと相手材との間に流れ込
むので、シールは強固に相手材に貼着される。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面について説明すると、第1図
はその裏面側を示す全体斜視図、第2図は第1図の断面
図、第3図は第2図の部分拡大図、第4図は第1図のシ
ールを相手材に貼着した状態を示す断面図である。
まず、第1〜3図において、1は本考案に係る長方形
の接着材つきシールで、その裏面には四辺に沿つてそれ
ぞれ接着材を被覆する4条の接着部2が設けられてい
る。
接着部2は、第2〜3図に示すように、シール1の裏
面に平凸レンズ状の断面をなして接着剤3が塗布されそ
の表面は気密性プラスチツクの薄膜4でみみず膨れ状に
被覆された突条をなす。5は薄膜4で形成された山の稜
線に沿つて凹設された破断溝である。
このようなシールを貼着するには、第2図に示すよう
に、本考案シールの裏面を相手材の表面に当てたのち、
接着部2に対応する表面部分を強くローラーで押しつけ
る。
そうすると、薄膜4で封止された接着材3の内圧は高
まり、第4図に示すように、薄膜4の破断溝5が破れ、
接着剤3が流出してシール1と相手材6との間に押し込
まれて突条に沿つた部分にかなり広く一様に分布するの
で、シールは相手材に貼着される。
なお、薄膜は熱に対して弱い材料で形成し、貼着に際
して、アイロン又は熱風でシール表面特に接着部に対応
する部分を加熱することで薄膜を容易に破れるようにす
ることもできる。
ここで、破れた薄膜はそのままシールと相手材との間
の接着剤中に残存することになるが、薄膜は薄厚であ
り、またその量は押し拡げられた接着剤の面積に比較し
て無視できる程度の小量であるから、シールの接着力に
は何んら支障を来たすことはない。
このようなシールによれば下記の効果が奏せられる。
(1)分離紙は使用しないので、これを剥離する工数及
び剥がした分離紙を回収処分する作業は不要となる。
(2)接着剤は気密性薄膜により全面的に被覆され、外
気に対して遮断されているので製造後貼着までにかなり
の期間を経過したものでも、接着力は劣化せず使用可能
である。
(3)所望の位置及び姿勢において貼着するので、貼着
位置及び姿勢が悪く美観を損う惧れが全くない。
(4)小形シールのみならず、大形シールも同様に容易
に貼着することができる。
〔考案の効果〕
要するに本考案によれば、シールの片面であって相手
材面に接着されるべき接着面に接着剤を突条状に盛り、
該シールと該相手材とを押圧したとき該接着剤の内圧上
昇により破断する気密性薄膜で上記接着剤を上記シール
の接着面に封止したことにより、シールの大小にかかわ
らず、正しい位置及び姿勢で省力省人的に貼着し、しか
も、製造後かなりの日数が経過していても貼着に当つて
接着材の接着力が劣化することのなく、分離紙の剥離作
業を要しない経済的な接着材付きシールを得るから、本
考案は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はその全体斜視図、第2図は第1図の断面図、第
3図は第2図の部分拡大図、第4図は第1図のシールを
相手材に貼着した状態を示す断面図である。 1……シール、2……接着部、3……接着剤、4……薄
膜、5……破断溝、

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シールの片面であって相手材面に接着され
    るべき接着面に接着剤を突条状に盛り、該シールと該相
    手材とを押圧したとき該接着剤の内圧上昇により破断す
    る気密性薄膜で上記接着剤を上記シールの接着面に封止
    したことを特徴とする接着剤付きシール。
JP9955989U 1989-08-25 1989-08-25 接着剤付きシ―ル Expired - Lifetime JP2501688Y2 (ja)

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JPH0338338U JPH0338338U (ja) 1991-04-12
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