JPS584898Y2 - 湿布絆 - Google Patents

湿布絆

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Publication number
JPS584898Y2
JPS584898Y2 JP1978013056U JP1305678U JPS584898Y2 JP S584898 Y2 JPS584898 Y2 JP S584898Y2 JP 1978013056 U JP1978013056 U JP 1978013056U JP 1305678 U JP1305678 U JP 1305678U JP S584898 Y2 JPS584898 Y2 JP S584898Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
poultice
cover
adhesive layer
bond
front cover
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978013056U
Other languages
English (en)
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JPS54116581U (ja
Inventor
森基二
Original Assignee
森 基二
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Filing date
Publication date
Application filed by 森 基二 filed Critical 森 基二
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Publication of JPS584898Y2 publication Critical patent/JPS584898Y2/ja
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は手軽に湿布できるようにした湿布絆に関するも
のである。
従来、湿布を行なう場合、布などを適当な大きさに切っ
て液状その他の湿布削粉湿潤させ、これを患部に当てて
絆創こう等で固定するようにしているが、非常に面倒で
ある上、とくに液状湿布剤の場合に該湿布液が漏れ出て
シャツ等を汚し、また、余程厳重に固定しないと布等が
位置ずれしたりずり落ちたりする問題があうた。
そこで本考案は、簡単に湿布できると共に、湿布剤によ
ってシャツ等が汚れたり、湿布位置がずれたり・するお
それのない湿布絆を得んとするものであり、その構成は
次の通りである。
本考案は、綿または不織布等からなる湿布側湿潤体を、
撥水性ないし防水性を有する紙または布もしくは不織布
からなる表裏カバー内に一体的に包み込み、表カバーの
中央に窓孔を形成して湿布側湿潤体を該窓孔より外部に
臨ませ、この表カバーの四周全面に亘って粘着剤層を設
けると共に、この粘着剤層および上記窓孔を介して外部
に臨んだ湿潤体の表面を覆うように剥離紙を貼着してな
ることを特徴とする湿′布絆である。
以下、本考案の実施例を図に依拠して説明する。
1は湿布側湿潤体、2は表カバー 3は裏カバー、4は
剥離紙である。
湿布側湿潤体1は、液状または粘液状もしくはペースト
状の湿布剤を湿潤保持するもので、かかる湿布剤の吸収
保蔵性をもった綿または不織布もしくは紙綿等にて形成
している。
表裏両力バー2,3は湿潤体1に湿潤させた湿布剤が患
部どの接触面以外の方向に透過漏洩することを防止する
ためのもの℃、防水処理を施すことによって撥水性をも
たせた紙または布もしくは不織布にて形成している。
表カバー2は中央大部分に窓孔2aを有する額縁状に形
成し、その表面に全周に亘って粘着剤層5を設けている
また、両力バー2,3は、湿潤体1より太き目の長方形
状に形成している。
この両力バー2,3を湿布剤湿潤体10表裏両側に重ね
合わせ、同カバー2,3の周辺部同志を全周に亘って接
着することにより湿潤体1の裏面全体および表面周辺抽
をカバー2,3にて覆い、かつ、表カバー2の窓孔2a
を介して外部に露出した湿潤体1の表面;および粘着剤
層5を覆うように、該粘着剤層5を介して表カバー表面
に剥離紙4を粘着し、これにより本考案にかかる湿布絆
を構成している。
なお、表裏のカバー素材の防水処理方法は周知のものを
適宜選択し得るところであるが、皮膚のかぶれ等が生じ
ないよう、ある程度の通気性が保たれるように防水処理
を施すことが望ましい。
また、同カバー2,3が身体各部に良好に馴染むように
柔軟な紙、布等のカバー素材を用いる。
さらに、同カバー2,3は、それぞれ撥水性を備えた一
枚の紙、布等にて形成してもよいが、同紙、布等を複数
枚重合して一体化したものにより適度の厚みをもって形
成するのが望ましい。
このように、カバー2,3を紙等の積層体として適度の
厚みをもたせれば、湿布剤の透過漏洩防止効果がより確
実なものになると共に湿布絆全体の柔軟性の点でも望ま
しいものとなる。
また、表カバー2を厚くすることによって、湿潤体表面
から表カバー2を越えて周辺部に漏洩しようとする湿布
剤に対して該カバー2が堰止め効果を発揮することにな
る。
一方、表裏のカバー2,3の接着手段としては、感圧性
接着剤を用いた加圧接着、または熱可塑性樹脂を断いた
熱溶着手段等を用いることができる。
また、との熱溶着手段を採る場合に、防水効果を有する
熱可塑性樹脂をカバー素材の内面全体に塗着し、この樹
脂によりカバーの防水処理を施すと同時に、その周辺部
の樹脂層を熱溶着層として用い得るようにすることもで
きる。
また、このような湿布絆は、たとえば長尺シート状の裏
カバー素材と、間欠的に窓孔を穿設した長尺の表カバー
素材との間に湿潤体素材を順次挾み込み、この長尺物を
定寸大に連続的に打ち抜くと同時に、加圧接着または熱
溶着により表裏カバーを接着し、その後表カバー2に粘
着剤5を塗着して剥離紙4を貼付する等の製造方法によ
って容易かつ安価に量産することがで、きる。
粘着剤5は、絆創こうなどに用いられているのと同様の
、皮膚のかぶれ等が生じないものを使用する。
しかして、この湿布絆を使用するときは、剥離紙4を剥
がして、窓孔2aから外部に臨んだ湿布剤湿潤体1表面
に、症状に応じて液状または粘液状もしくはペースト状
等の湿布剤を塗りつけ、しかる後第4図に示すように湿
潤体1表面を患部に当てて粘着剤層5によって肌暉粘着
固定する。
このままでも充分確固と固定でき6るが、とくに動きの
激しい部分の場合など必要に応じて絆創こう等を補助固
定材として併用してもよい。
このように本湿布絆によるときは、余計な手間を一切な
くして非常に簡単、迅速に湿布することができる。
また、湿潤体1の患部との接触面以外の部分をすべて撥
水性を備えたカバー2,3によって被覆し、かつ、肌と
接触する表カバー2を全周に亘って粘着固定しているた
め、湿布剤がこの湿布絆外に漏洩してシャツ等を汚すお
それがなく、また粘着剤の粘着力によって湿布絆全体を
確固と固定できる。
なお、湿布絆の製造段階で予め湿潤体1に湿布剤を塗り
込んでおいてもよく、こうすれば使用時には単に剥離紙
を剥がして患部に貼るだけでよいため一層便利となる。
この場合は剥離紙4にも撥水性をもたせておく必要があ
る。
また、剥離紙4の剥離を容易にするために、剥離紙4ま
たは表カバー2に舌片を突出させたり、逆に切欠部を設
げておいたすしてもよい。
また、この湿布絆の大きさは限定されるものではなく、
手指等に使用する小形のものから背、大腿部等に使用す
る大形のものまで種々の大きさに形成することができる
形状についても、図示の如き長方形以外に適宜選択し得
る処である。
一方、上記実施例では別体の表裏両力バー2,3によっ
て湿潤体を包むようにしたが、この表裏両力バー2,3
を横に一体化した如きものを二ツ折りして湿潤体を巻き
込んだ後、三周辺部をシールするようにしてもよい。
あるいは、表側に窓孔な有する筒状カバー内に湿潤体を
挿入して開口部をシールするようにしてもよい。
上記のように本考案の湿布絆によれば、剥離紙を剥がし
て患部に貼るだけ、もしくは剥離紙を剥がして湿布剤を
塗りつげた後患部に貼るだけで非常に簡単かつ迅速に湿
布することができる。
また、湿布剤が漏洩してシャツ等を汚すおそれがないと
共に、湿布剤湿潤体を患部に確固と固定でき、該湿潤体
が位置ずれしたりずり落ちたりするおそれがない。
しかも、容易に量産でき安価に提供できる等実用上きわ
めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】 図は本考案の実施例を示すもので、第1図は分解斜視図
、第2図は斜視図、第3図は第2図■−■線に沿う拡大
断面図、第4図は使用状態を示す図である。 1・・・・・・湿布剤湿潤体、2・・・・・清カバー
2a・・・・・・窓孔、3・・・・・・裏カバー 4・
・・・・・剥離紙、5・・・・・・粘着剤層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 綿□または不織布等からなる湿布側湿潤体を、撥水性な
    いし防水性を有する紙または布もしくは不織布からなる
    表裏カバー内に一体的に包み込み、表カバーの中央に窓
    孔を形成して湿布側湿潤体を該窓孔より外部に臨ませJ
    この表カバーの四周全面、に亘って粘着剤層を設けると
    共に、この粘着剤層および上記窓孔を介して外部“、に
    臨んだ湿潤体の表面を覆うように剥離紙を貼着してなる
    ことを特徴とする湿布絆。
JP1978013056U 1978-02-03 1978-02-03 湿布絆 Expired JPS584898Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978013056U JPS584898Y2 (ja) 1978-02-03 1978-02-03 湿布絆

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978013056U JPS584898Y2 (ja) 1978-02-03 1978-02-03 湿布絆

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54116581U JPS54116581U (ja) 1979-08-15
JPS584898Y2 true JPS584898Y2 (ja) 1983-01-27

Family

ID=28830437

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978013056U Expired JPS584898Y2 (ja) 1978-02-03 1978-02-03 湿布絆

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4876283U (ja) * 1971-12-27 1973-09-20

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JPS54116581U (ja) 1979-08-15

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