JPH0620721Y2 - 紙製処理箱 - Google Patents

紙製処理箱

Info

Publication number
JPH0620721Y2
JPH0620721Y2 JP1989085299U JP8529989U JPH0620721Y2 JP H0620721 Y2 JPH0620721 Y2 JP H0620721Y2 JP 1989085299 U JP1989085299 U JP 1989085299U JP 8529989 U JP8529989 U JP 8529989U JP H0620721 Y2 JPH0620721 Y2 JP H0620721Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plate
processing box
paper processing
paper
portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989085299U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0325401U (ja
Inventor
太一 前田
Original Assignee
舩越 勝子
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 舩越 勝子 filed Critical 舩越 勝子
Priority to JP1989085299U priority Critical patent/JPH0620721Y2/ja
Publication of JPH0325401U publication Critical patent/JPH0325401U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0620721Y2 publication Critical patent/JPH0620721Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、液体を含む廃棄物(例えば、注射針、注射
筒)を収納する組立式の紙製処理箱に関する。
〔従来の技術〕
従来、産業廃棄物、あるいは注射器等の医療用廃棄物を
紙箱に入れて廃棄することが行われている。
このような用途に適する紙箱は従来、防水処理を施した
紙を適当な形状に切断し、糊によって接着して組み立て
る構造となっていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、従来例に係る紙製処理箱は、箱の底の部分に
も切込みがあって、接着剤によって塞ぐ構造となってい
るので、非溶解性の接着剤を使用していても、廃棄処理
する液体によって接着剤が溶けて、内部の液体が漏れる
場合があるという問題点があった。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、内部
の溶液が漏れることのない紙製処理箱を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的に沿う本考案に係る紙製処理箱は、中央に配置
された四角形の底部と、該底部に連接する対向する四角
形の側板部と、該対向する側板部と直交する方向に配置
され前記底部の他辺に連接された四角形の連接側板部
と、隣合う前記側板部及び連接側板部を連結する扇状の
中折れ部と、前記側板部の一方の上部に設けられている
糊代部とが一枚の防液処理された紙によって形成され、
しかも、前記それぞれの連接板部には逆Y字状の内折れ
部が形成され、更に前記それぞれの中折れ部の片側には
前記側板部に内側から接着する接着剤層が設けられ、組
立時には略直方体となって、閉蓋時には側断面二等辺三
角形となって構成されている。
ここで、防液処理とは、適当な材料を紙に含浸するもの
であっても良いし、紙の表面に合成樹脂を薄くコーテン
グするものであっても良く、単なる耐水処理を行うもの
であっても良い。
〔作用〕
本考案に係る紙製処理箱は、全体が防水処理された一枚
の紙によって構成されているので、処理する対象物に液
体を含むものであっても外部に漏れる心配がない。
また、組み立てた紙製処理箱の糊代部が形成された側板
部の両側の対向する連接側板部には逆Y字状の内折れ部
が形成されているので、処理物を収納した後に、糊代部
が形成された側板部を対向する側板部の上端に当接し、
糊代部を対向する側板部に被せるようにして紙製処理箱
を側断面二等辺三角形に密封することができる。
〔実施例〕
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化し
た実施例につき説明し、本考案の理解に供する。
ここに、第1図は本考案の実施例に係る紙製処理箱を展
開した状態の平面図、第2図は該紙製処理箱を組立てる
途中の平面図、第3図は組み立てた紙製処理箱の斜視
図、第4図は該紙製処理箱を密閉した状態の斜視図であ
る。
第1図に示すように、本考案の紙製処理箱10は、防水
処理を施した比較的厚い一枚の紙からなって、中央には
四角形の底部11と、該底部11に連接する対向する四
角形の側板部12、14と、該対向する側板部12、1
4と直交する方向に配置され前記底部11の他辺に連接
された四角形の連接側板部13、15と、隣合う前記側
板部12、14及び連接側板部13、15を連結する扇
状の中折れ部16〜19と、前記側板部14の上部に設
けられている糊代部28とが形成されている。
なお、防水処理としては表面に耐液性のある合成樹脂フ
ィルムをコーテングする方法と、耐液性のある材料を紙
に含浸する方法とがある。また、第1図において折り目
は一点鎖線で示す。
そして、前記中折れ部16〜19の中央には折り目20
〜23が形成され、該折り目20〜23で区分される中
折れ部16〜19の側板部12、14側には接着剤層2
4〜27が形成されている。
この接着剤層24〜27は、両面テープを貼着するもの
であってもよいし、押さえることによって相手側と接着
する感圧性の接着剤であってもよく、更には接着剤の表
面に通常は非接着性のシールを貼着し、使用にあっては
該シールを剥がし、接着剤層を露出させる構造のもので
あってもよい。
そして、上記側板部14の上端の糊代部28は、表面に
接着剤が塗布され、更にその表面にシールテープ29が
貼着され、使用にあって、該シールテープ29を剥がす
ようになっている。
また、連接側板部13、15には逆Y字状の折り目3
0、31が形成され、該折り目30、31を基準にして
内側に折り込むことができるようになっている。
従って、この紙製処理箱10を組み立てる場合には、第
2図に示すように、中折れ部16〜19を内側に折込
み、接着剤層24〜27を露出させて側板部12、14
及び連接側板部13、15の内側に夫々接着させる。こ
れによって、第3図に示すような紙製処理箱10ができ
る。この場合全体の一枚の防水処理を施した紙からなっ
ているので、液が外部に漏れることがない。
この紙製処理箱10は略直方体に組み立てられるので、
注射器、注射針等の適当な処理物が入れ易く、これを廃
棄処理する場合には、連接側板部13、15に形成され
ている逆Y字状の折り目30、31を内側に折込み、側
板部14の上端と側板部12の上端とを当接させ、糊代
部28のシールテープ29を剥がして、側板部12の上
端外側に貼着すると第4図に示すように強度がでる側断
面二等辺三角形に密閉され、そのまま廃棄処分をするこ
とができる。
〔考案の効果〕
本考案に係る紙製処理箱は以上の説明からも明らかなよ
うに、全体が一枚の防水処理を施した紙からなっている
ので、使用中に接着剤が剥がれたりすることがなく、従
って、液体等であっても収納することができる。
また、組み立て時には、紙製処理箱は略直方体となるの
で、入口が大きく廃棄処理物等を入れ易い。
閉蓋時には、紙製処理箱は側断面二等辺三角形となるの
で、強度がある箱となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る紙製処理箱を展開した状
態の平面図、第2図は該紙製処理箱を組立てる途中の平
面図、第3図は組み立てた紙製処理箱の斜視図、第4図
は該紙製処理箱を密閉した状態の斜視図である。 〔符号の説明〕 10……紙製処理箱、11……底部、12、14……側
板部、13、15……連接側板部、16〜19……中折
れ部、20〜23……折り目、24〜27……接着剤
層、28……糊代部、29……シールテープ、30、3
1……折り目

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央に配置された四角形の底部と、該底部
    に連接する対向する四角形の側板部と、該対向する側板
    部と直交する方向に配置され前記底部の他辺に連接され
    た四角形の連接側板部と、隣合う前記側板部及び連接側
    板部を連結する扇状の中折れ部と、前記側板部の一方の
    上部に設けられている糊代部とが一枚の防液処理された
    紙によって形成され、しかも、前記それぞれの連接板部
    には逆Y字状の内折れ部が形成され、更に前記それぞれ
    の中折れ部の片側には前記側板部に内側から接着する接
    着剤層が設けられ、組立時には略直方体となって、閉蓋
    時には側断面二等辺三角形となっていることを特徴とす
    る紙製処理箱。
JP1989085299U 1989-07-19 1989-07-19 紙製処理箱 Expired - Lifetime JPH0620721Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989085299U JPH0620721Y2 (ja) 1989-07-19 1989-07-19 紙製処理箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989085299U JPH0620721Y2 (ja) 1989-07-19 1989-07-19 紙製処理箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0325401U JPH0325401U (ja) 1991-03-15
JPH0620721Y2 true JPH0620721Y2 (ja) 1994-06-01

Family

ID=31634358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989085299U Expired - Lifetime JPH0620721Y2 (ja) 1989-07-19 1989-07-19 紙製処理箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0620721Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3840476B2 (ja) * 2004-02-19 2006-11-01 有限会社 司アート 人工透析血液回路留置針廃棄容器
JP2009019390A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Hideo Sasaki 外断熱材用タイルパネル及びその取り付け方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0442241Y2 (ja) * 1987-08-21 1992-10-06
JPH02103001U (ja) * 1989-02-04 1990-08-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0325401U (ja) 1991-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4696393A (en) Applicator wipe for inviscid fluids
CA1314184C (en) Bandage
US5046608A (en) Combined fluid storage container and applicator device and method
AU561662B2 (en) Crimp on peelable seal
AU710725B2 (en) Package for containing and applying a bug repellent patch
FR2601333B1 (fr) Plateau-presentoir perfectionne formant emballage
JPS63500094A (ja) 容器開放用テ−プつまみ
EP0169839B1 (en) Alcohol wipe and methods
KR920702993A (ko) 혈액 저온 저장 백
JPH0620721Y2 (ja) 紙製処理箱
JPS6327710Y2 (ja)
JP2003312757A (ja) 携帯用シート材包装具
KR850004706A (ko) 일회용 기저귀의 재고정 테잎봉합 및 그 제조용 혼성테잎
US3887072A (en) Package
JPS6025211Y2 (ja) 手術用縫合糸の包装体
JPH0342436Y2 (ja)
JP2569275Y2 (ja) ウェットティシュー包装体
JPH0721548Y2 (ja) 接着テ−プ
JP2603623Y2 (ja) 防水指先救急絆創膏
JPH0442241Y2 (ja)
JPS5836296Y2 (ja) 有害小動物粘着捕獲具
JPS584898Y2 (ja) 湿布絆
JPS58139469U (ja) 可食フイルム包装体
JPS5828972Y2 (ja) 容器
JPH038260Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040617