JPH07215223A - 車両のステアリング支持構造 - Google Patents

車両のステアリング支持構造

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JPH07215223A
JPH07215223A JP3091394A JP3091394A JPH07215223A JP H07215223 A JPH07215223 A JP H07215223A JP 3091394 A JP3091394 A JP 3091394A JP 3091394 A JP3091394 A JP 3091394A JP H07215223 A JPH07215223 A JP H07215223A
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JP
Japan
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steering
shock absorbing
absorbing member
steering column
piece
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JP3091394A
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Inventor
Hiroshi Kushida
浩 櫛田
Yoshio Oda
芳雄 織田
Hiroaki Takeshita
弘明 竹下
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両における2次衝突時にステアリング機構
に働く衝撃を吸収するための衝撃吸収部材を有するもの
において、この衝撃吸収部材が2次衝突に先行する1次
衝突時に変形しないようにする。 【構成】 略U字状を呈する衝撃吸収部材9の第1片部
9Aをステアリング支持メンバに固定し、第3片部9C
をステアリングコラムアウタ1Aに固定して、2次衝突
時には第3片部9Cの移動によって湾曲部13ないし第
2片部9Bを変形させて衝撃吸収を行うようにすると共
に、該部材9の湾曲部13に段部14を設けて、この湾
曲部13における第1片部9Aと第2片部9Bとの間隔
L1を他の部位の間隔L2よりも狭くすることにより、
湾曲部13の剛性を高め、1次衝突時の衝撃吸収部材9
の変形を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のステアリング支
持構造に関し、詳しくはステアリング機構にステアリン
グホイール側から加わる衝撃荷重を吸収するための機構
を備えた支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車体に前方から急激な大荷重が加わった
場合、エンジンルームでエンジン等がバウンドして車体
後方側に後退し、その力によってダッシュパネルないし
インストルメントパネルを含む部材が乗員側へ飛び出す
1次衝突と、その後に反動によって乗員が前のめりにな
ってステアリングホイールに衝突する2次衝突とが発生
する。そのため、ステアリングコラムをダッシュパネル
に支持させているステアリング支持構造において、上記
1次衝突時にその衝突荷重によりダッシュパネルとステ
アリングコラムとの係合を断って、ステアリング機構が
乗員側に向けて飛び出さないようにして、乗員保護を行
うことがなされている。
【0003】さらに2次衝突に対しても同様な配慮がな
されている。たとえば特開平5−105088号公報に
は、図9に示すように、ステアリングコラムが伸縮可能
に相互嵌合されたステアリングコラムアウタとステアリ
ングコラムインナとからなるステアリング機構におい
て、段部Bとこれに連続する溝Cとを有するように屈曲
された衝撃吸収部材AをステアリングコラムアウタDに
取り付ける一方、ステアリング支持メンバのような車体
側部材Eに受け具Fを取り付けて、この受け具Fに上記
衝撃吸収部材Aの段部Bを係合させることによってステ
アリングコラムアウタDを支持し、上記の2次衝突にお
いてステアリングホイール側からステアリングコラムア
ウタDを矢印X1方向に移動させようとする衝突荷重が
働いたときに、段部Bによって受け具Fを受け止め、か
つ該受け具Fが段部Bを乗り越え、矢印X2方向に相対
的に溝Cに突入するようにして、上記ステアリングコラ
ムアウタDの移動を許容し、ステアリングコラムの収縮
によって衝撃を吸収し、乗員保護を行う技術が開示され
ている。そして、上記の技術では、段部Bを設けること
によって受け具Fが該段部Bを乗り越えるまでの衝突初
期はステアリングコラムアウタDの移動を抑制して衝突
荷重を確実に受け止め、その後は少ない荷重でステアリ
ングコラムアウタDが移動するようにして衝撃吸収を行
うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の1次
衝突ではダッシュパネルとステアリングコラムとの係合
が外れるが、切り離されたステアリング機構にもダッシ
ュパネルの移動に伴う慣性力が働くので、この力が衝撃
吸収部材に作用して変形を生じる可能性があり、このよ
うな変形が発生すると2次衝突時に衝撃吸収部材が良好
に機能せず、衝撃吸収効果が阻害されることが考えられ
る。また、上記のような段部Bによって荷重を受け止め
る衝撃吸収部材Aの場合、たとえばこの段部Bの寸法精
度にバラツキがあったり、また該段部Bと受け具Fとの
摩擦抵抗に差が生じる虞れがあって、2次衝突時に段部
Bと受け具Fとの係合が固くて溝Cに受け具Fがスムー
スに突入しなくなったり、その逆に係合がやわらかすぎ
て衝突荷重を良好に受け止められなくなったりして、こ
の衝撃吸収部材Aの特性が一定しなくなることも考えら
れる。
【0005】そこで本発明は、衝撃吸収部材が1次衝突
時には変形せず、2次衝突時には安定した特性で変形す
る車両のステアリング支持構造の提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に記載の発明(以下、第1発明と称す)は、ステア
リングコラムが収縮可能に相互嵌合されたステアリング
アウタとステアリングインナとからなり、ステアリング
コラムアウタが車体側の支持部材に支持されていると共
に、この支持部にステアリングホイール側からステアリ
ング機構に加わる衝突荷重を吸収する衝撃吸収部材が設
けられている車両のステアリング支持構造であって、上
記衝撃吸収部材が略U字状プレートから構成されて、そ
の湾曲部を下方に向けた状態で、かつ上記衝突荷重の作
用時に、車体側に取り付けられている一方の片部に対し
て、ステアリングコラムアウタに取り付けられている他
方の片部がステアリングコラムアウタとともに衝撃吸収
方向へ湾曲部を変形させながら移動するように取り付け
られていると共に、上記湾曲部の2片間の間隔が他の部
位における2片間の間隔よりも狭くされていることを特
徴とする。
【0007】また、請求項2に記載の発明(以下、第2
発明と称す)は、衝撃吸収部材の湾曲部において一方の
片部に段部が形成されることにより当該湾曲部の2片間
の間隔が狭くされていると共に、この段部内にステアリ
ングコラムアウタに固着されたスペーサが嵌められてい
ることを特徴とする。
【0008】さらに、請求項3に記載の発明(以下、第
3発明と称す)は、衝撃吸収部材における湾曲部の2片
間の間隔および他の部位の2片間の間隔は、ステアリン
グ機構の相違によって変えられるものであることを特徴
とする。
【0009】
【作用】上記の第1発明によれば、衝撃吸収部材の湾曲
部の2片間の間隔が狭くなっているために、該部の剛性
が高められ、1次衝突時にステアリング機構に働く慣性
力によって衝撃吸収部材が変形するのをこの湾曲部分の
剛性で阻止できる。また、2次衝突時には、剛性の高い
湾曲部の変形によって衝突荷重が受け止められたのち、
衝撃吸収部材における間隔の比較的大きな部位の変形に
移ることによって、衝撃吸収がなされる。
【0010】また、第2発明によれば、湾曲部の上記間
隔をスペーサによって規制しながら変形が進められるか
ら、衝突初期の湾曲部における変形の進み具合が一定
し、衝撃吸収部材の特性が安定する。
【0011】さらに、第3発明によれば、湾曲部の2片
間の間隔、およびその他の部位の2片間の間隔を調整す
ることによって、ステアリング機構のそれぞれのタイプ
に応じて最適特性の衝撃吸収作用が得られるようにする
ことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0013】図1および図2はステアリング機構を示
し、このステアリング機構は、ステアリングコラムアッ
パ1Aとステアリングコラムロア1Bとから構成されて
軸方向に収縮可能とされたステアリングコラム1と、該
ステアリングコラム1内に回転自在に挿通されたステア
リングシャフト2(図2参照)と、このステアリングシ
ャフト2に取り付けられたステアリングホイール3とを
有し、上記ステアリングコラムロア1Bの下端部がダッ
シュパネル4の下方所定位置に取り付けブラケット5を
介して支持され、かつ上記ステアリングコラムアッパ1
Aが、インストルメントパネル(図示せず)内において
車体左右のフロントピラー6間に架設されたステアリン
グ支持メンバ7に支持される。なお、このステアリング
支持メンバ7は上記のようにピラー6に連結されている
ので、1次衝突によってインストルメントパネルやダッ
シュパネル4が乗員側に変形しても、該メンバ7はその
位置を保持する。
【0014】その場合、上記ステアリングコラムロア1
Bは車体8の1次衝突時にエンジンルームから衝突荷重
が働いたときに、取り付けブラケット5とダッシュパネ
ル4との係合が外れる支持構造とされて、ステアリング
機構が乗員側に飛び出すことを防止するものとされる一
方、ステアリングコラムアッパ1Aは次に述べる衝撃吸
収部材9を介して上記のステアリング支持メンバ7に支
持されて、2次衝突によってステアリングホイール側か
ら衝突荷重が働いたときに、この衝撃吸収部材9の変形
を伴うステアリングコラムアッパ1Aの移動によって衝
撃を吸収する。
【0015】すなわち、上記ダッシュパネル4にステア
リングコラムロア1Bを取り付ける取り付けブラケット
5には、図1および図2に示すように一端が上方にむけ
て開口するU字状のボルト通し穴10が設けられ 、こ
のボルト通し穴10に通したボルト・ナット締結具11
によりダッシュパネル4に固定される。したがって、1
次衝突によりインストルメントパネルないしダッシュパ
ネル4に乗員側へ移動させようとする衝突荷重が働いた
ときは、上記ボルト・ナット締結具11がダッシュパネ
ル4とともに移動するのに対し、1次衝突によっても車
体後方側に移動しないステアリング支持メンバ7にステ
アリングコラムアッパ1Aが取り付けられているのでス
テアリングコラム1は元の位置を保持し、上記ボルト・
ナット締結具11がボルト通し穴10から抜け出すこと
になって、ダッシュパネル4からステアリングコラム1
が切り離されることになる。
【0016】また、2次衝突のための上記衝撃吸収部材
9は板金製であって、図3ないし図5に示すように、上
記ステアリング支持メンバ7に取り付けられたブラケッ
ト12に下方から当て付けて固定される第1片部9A
と、この第1片部9Aから一方向に延びたのち上方に湾
曲して折り返された第2片部9Bと、この第2片部9B
に連続して、かつ該第2片部9Bの上に密接して折り返
された第3片部9Cとを有し、全体の断面がほぼU字状
とされていると共に、第3片部9Cの両側部から一体的
にフランジ部9D,9Dが下垂されている。加えて、上
記第1片部9Aと第2片部9Bとの間に形成される湾曲
部13においては、第1片部9A側の下面に上方に凹入
する段部14が形成され、これによってこの湾曲部13
における第1片部9Aと第2片部9Bとの間隔L1が他
の部位における第1片部9Aと第2片部9Bとの間隔L
2よりも狭くされる。
【0017】一方、前述のステアリングコラムアウタ1
Aには、上記ステアリング支持メンバ7よりも下方位置
において両側部が該ステアリクンコラムアウタ1Aを挟
んで上方に起立するブラケット15が固着され、このブ
ラケット15の上端間にステアリングコラムアッパ1A
の上を跨ぐ形でスペーサ16が固着される。そして、上
記の衝撃吸収部材9は第1片部9Aが、これに設けてあ
るボルト通し穴17,17を通してステアリング支持メ
ンバ7におけるブラケット12にその端部をボルト・ナ
ット締結具18により固定され、かつ第1片部9Aの湾
曲部13の段部14を上記スペーサ16に係合させた状
態で、第3片部9Cに設けられているフランジ部9D,
9Dがステアリングコラムアッパ1A側のブラケット1
5の外側面に溶接によって固着される。
【0018】このような構造によれば、1次衝突時には
ボルト・ナット締結具11がボルト通し穴10から抜け
出ることによってダッシュパネル4からステアリングコ
ラムロア1Bが切り離され、ステアリングホイール3等
の乗員側への飛び出しが防止される。その場合、残され
るステアリング機構にも車体後方側にむけて移動させよ
うとする慣性力がダッシユパネル4から働くが、ステア
リング支持メンバ7にステアリングコラムアッパ1Aを
取り付けている衝撃吸収部材9においては、その形状が
略U字状とされ、かつまたその湾曲部13における第1
片部9Aと第2片部9Bとの間隔L1が狭くされて、こ
の湾曲部13の剛性が高められているから、上記ステア
リングコラムアウタ1Aから衝撃吸収部材9に慣性力が
作用しても、この高い剛性で受け止めることができて該
部材9の変形は発生しない。したがって、衝撃吸収部材
9は元の形状のままで次の2次衝突に備えることができ
る。
【0019】次に、2次衝突によってステアリングホイ
ール3側から衝突荷重が作用し、ステアリングコラムア
ッパ1Aを図5の矢印方向に移動させようとする力が働
くと、ブラケット15およびフランジ部9Dを介して衝
撃吸収部材9における第2片部9Bならびに第3片部9
Cにも同方向の力が働き、一方第1片部9Aはボルト・
ナット締結具18によりステアリング支持メンバ7側に
残ろうとするので、図6のように第3片部9Cから第2
片部9Bを剥離させていくところの、全体形状が略Z字
状となるようなスライド変形が衝撃吸収部材9に生起さ
れ、この変形によってステアリングコラムアッパ1Aが
ステアリングコラム1が収縮する方向に移動する。その
場合、湾曲部13における段部14がステアリングコラ
ムアッパ1A側のスペーサ16にのっているので、該ス
テアリングコラムアッパ1Aの上記移動とともにスペー
サ16が段部14から抜け出すまでの間、すなわち湾曲
部13が図6の仮想線に示す位置にくるまでの間は、変
形が第3片部9Cとスペーサ16との間隔に規制されて
行われ、このため湾曲部13の間隔L1が変わらないか
ら衝突初期(図8のa部分)では高い剛性が維持され
て、変形ストロークが押えられ、衝突荷重が確実に受け
止められる。同様に、スペーサ16による規制のため、
衝突初期の変形の進み具合が一定し、特性が一定するこ
とになる。
【0020】そして、上記スペーサ16が段部14から
抜け出す(図8におけるb部分)と、湾曲部13に対し
てのスペーサ16による規制がなくなるため、衝撃吸収
部材9の変形がスムーズになり、図8のc部分のように
変形ストロークが増大し、衝撃吸収がなされる。したが
って、2次衝突時の初期では衝突荷重を剛性の高い部分
の変形で受け止め、変形ストロークを押え気味にし、一
気にステアリングコラムアッパ1Aが沈み込むことをな
くして乗員保護を行い、その後に変形ストロークを増大
させて衝撃を吸収することになる。
【0021】このように上記の衝撃吸収部材9によれ
ば、1次衝突による該部材9の変形をなくして、その後
の2次衝突に備えさせることができると共に、2次衝突
においては的確な衝撃吸収が行える。また、2次衝突の
初期におけるステアリングコラムアッパ1Aの急激な沈
み込みをなくして乗員保護を確実とすることができると
共に、変形特性をスペーサ16によって一定させること
ができる。
【0022】そして、これらの効果が図4に示す簡単な
形状の衝撃吸収部材9で得られることになる。
【0023】さらに本発明によれば、衝撃吸収部材9に
おける湾曲部13の間隔L1、他の部位の間隔L2を変
えれば、湾曲部13の剛性等の特性も変化する。したが
って、ステアリング機構の種類に応じて上記間隔を調整
すれば、そのステアリング機構にもっとも適した特性の
衝撃吸収作用が得られることになる。
【0024】
【発明の効果】以上の記載によって明かなように、本発
明の第1発明によれば、衝撃吸収部材の湾曲部の2片間
の間隔が狭くなっているために、該部の剛性が高く、1
次衝突時にステアリング機構に働く慣性力によって衝撃
吸収部材が変形するのをこの湾曲部分で阻止でき、その
後の2次衝突に対して支障をきたすことがなくなる。ま
た、2次衝突時には、剛性の高い湾曲部の変形によって
この衝突初期に衝突荷重を確実に受け止めたのち、衝撃
吸収部材における2片間の間隔の大きな部位の変形に移
ることにより衝撃吸収がなされるので、乗員保護が確実
に行える。そして、これらの効果が湾曲部の2片間の間
隔を他の部位の間隔よりも狭くしたという簡単な構成の
衝撃吸収部材によって得られることになる。
【0025】また、第2発明によれば、衝突初期におけ
る湾曲部の変形をスペーサが規制するから、この湾曲部
における変形の進み具合が一定となって衝撃吸収特性が
安定し、衝撃吸収が良好に行える。
【0026】さらに、第3発明によれば、湾曲部の2片
間の間隔、およびその他の部位の2片間の間隔を調整す
ることによって、ステアリング機構のそれぞれのタイプ
に応じて最適特性の衝撃吸収作用が得られるようにする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例にかかるステアリング機構
部分の外観図である。
【図2】 上記ステアリング機構の側面図である。
【図3】 衝撃吸収部材の斜視図である。
【図4】 衝撃吸収部材取り付け部分の前面図であ
る。
【図5】 図4の断面図である。
【図6】 衝撃吸収部材の変形時の挙動を示す図であ
る。
【図7】 図6に続く変形挙動を示す図である。
【図8】 衝撃吸収部材の荷重と変形ストロークとの
関係を示す図である。
【図9】 先行技術の説明図である。
【符号の説明】
1 ステアリングコラム 1A ステアリングコラムアッパ 1B ステアリングコラムロア 7 ステアリング支持メンバ 9 衝撃吸収部材 9A 第1片部 9B 第2片部 9C 第3片部 13 湾曲部 14 段部 16 スペーサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングコラムが収縮可能に相互嵌
    合されたステアリングアウタとステアリングインナとか
    らなり、ステアリングコラムアウタが車体側の支持部材
    に支持されていると共に、この支持部にステアリングホ
    イール側からステアリング機構に加わる衝突荷重を吸収
    する衝撃吸収部材が設けられている車両のステアリング
    支持構造であって、上記衝撃吸収部材が略U字状プレー
    トから構成されて、その湾曲部を下方に向けた状態で、
    かつ上記衝突荷重の作用時に、車体側に取り付けられて
    いる一方の片部に対して、ステアリングコラムアウタに
    取り付けられている他方の片部がステアリングコラムア
    ウタとともに衝撃吸収方向へ湾曲部を変形させながら移
    動するように取り付けられていると共に、上記湾曲部の
    2片間の間隔が他の部位における2片間の間隔よりも狭
    くされていることを特徴とする車両のステアリング支持
    構造。
  2. 【請求項2】 衝撃吸収部材の湾曲部において一方の片
    部に段部が形成されることにより当該湾曲部の2片間の
    間隔が狭くされていると共に、この段部内にステアリン
    グコラムアウタに固着されたスペーサが嵌められている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両のステアリング
    支持構造。
  3. 【請求項3】 衝撃吸収部材における湾曲部の2片間の
    間隔および他の部位の2片間の間隔は、ステアリング機
    構の種類によって変えられるものであることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の車両のステアリング支持構
    造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0769444A1 (en) * 1995-10-20 1997-04-23 Fuji Kiko Co., Ltd. Steering column for automotive vehicle
JP2005138819A (ja) * 2003-11-03 2005-06-02 Hyundai Motor Co Ltd 自動車用ステアリングコラムの装着構造
KR100816397B1 (ko) * 2001-11-05 2008-03-25 주식회사 만도 차량용 스티어링 컬럼의 충격흡수장치

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Effective date: 20040309