JPH07215150A - 自動車用エアバッグ式衝突保護装置 - Google Patents
自動車用エアバッグ式衝突保護装置Info
- Publication number
- JPH07215150A JPH07215150A JP15232394A JP15232394A JPH07215150A JP H07215150 A JPH07215150 A JP H07215150A JP 15232394 A JP15232394 A JP 15232394A JP 15232394 A JP15232394 A JP 15232394A JP H07215150 A JPH07215150 A JP H07215150A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- inflator
- protection device
- collision protection
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/217—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
- B60R21/2171—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together specially adapted for elongated cylindrical or bottle-like inflators with a symmetry axis perpendicular to the main direction of bag deployment, e.g. extruded reaction canisters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高い使用安全性、すなわち信頼性を保証する
エアバッグ式衝突保護装置を提供する。 【構成】 自動車用エアバッグ式衝突保護装置はエアバ
ッグ１と、このエアバッグに連結された、インフレータ
を収容するためのインフレータ固定ケーシングとを備え
ている。インフレータをすべての方向から取り囲むポケ
ット４がエアバッグ１の下端に一体に形成されているか
あるいはエアバッグ１がその下端に、インフレータをす
べての側から取り囲むポケット４を備えている。ポケッ
トはその下端に、開口を備えている。この開口は、端面
側にイグナイタを設けたインフレータのために、ラビリ
ンス状に重なり側方縁部を縫着した垂れ部の形をし、そ
して外周壁にイグナイタを設けたインフレータのために
窓の形をしている。固定ケーシングは閉じた保持器とし
て形成されている。
エアバッグ式衝突保護装置を提供する。 【構成】 自動車用エアバッグ式衝突保護装置はエアバ
ッグ１と、このエアバッグに連結された、インフレータ
を収容するためのインフレータ固定ケーシングとを備え
ている。インフレータをすべての方向から取り囲むポケ
ット４がエアバッグ１の下端に一体に形成されているか
あるいはエアバッグ１がその下端に、インフレータをす
べての側から取り囲むポケット４を備えている。ポケッ
トはその下端に、開口を備えている。この開口は、端面
側にイグナイタを設けたインフレータのために、ラビリ
ンス状に重なり側方縁部を縫着した垂れ部の形をし、そ
して外周壁にイグナイタを設けたインフレータのために
窓の形をしている。固定ケーシングは閉じた保持器とし
て形成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エアバッグと、このエ
アバッグに連結された、インフレータを収容するための
インフレータ固定ケーシングとを備えた自動車用エアバ
ッグ式衝突保護装置に関する。
アバッグに連結された、インフレータを収容するための
インフレータ固定ケーシングとを備えた自動車用エアバ
ッグ式衝突保護装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の公知のエアバッグ式衝突保護装
置は、インフレータを収容するために、ほぼ槽状のケー
シングを備えている。このケーシングはその開口に、周
方向のフランジ状縁部を備えている。この縁部は、基端
部が開放したエアバッグを固定するために役立つ。その
ために、エアバッグはその開口に、一般的に挿入部材ま
たは挟み条片を備えている。インフレータを槽状のケー
シングに固定した後、エアバッグはこの挿入部材または
挟み条片によって、ねじまたはリベットを用いて、ケー
シングの周方向の縁部に気密に固定される。この公知の
エアバッグ式衝突保護装置は一連の欠点を有する。この
欠点は、エアバッグのケーシングとの間の摩擦連結部
が、エアバッグ作動時に爆発的に高まる圧力を受けて開
放する傾向があるという点にある。これは圧力損失を生
じ、機能に悪影響を与えることになる。更に、前記固定
部は若干の組み立て技術的な欠点を有する。例えば、イ
ンフレータケーシングへのエアバッグの固定は、多くの
リベット止めまたはねじ止めを必要とし、それによって
組み立てコストがかかり、組み立て欠陥のリスクが高
い。
置は、インフレータを収容するために、ほぼ槽状のケー
シングを備えている。このケーシングはその開口に、周
方向のフランジ状縁部を備えている。この縁部は、基端
部が開放したエアバッグを固定するために役立つ。その
ために、エアバッグはその開口に、一般的に挿入部材ま
たは挟み条片を備えている。インフレータを槽状のケー
シングに固定した後、エアバッグはこの挿入部材または
挟み条片によって、ねじまたはリベットを用いて、ケー
シングの周方向の縁部に気密に固定される。この公知の
エアバッグ式衝突保護装置は一連の欠点を有する。この
欠点は、エアバッグのケーシングとの間の摩擦連結部
が、エアバッグ作動時に爆発的に高まる圧力を受けて開
放する傾向があるという点にある。これは圧力損失を生
じ、機能に悪影響を与えることになる。更に、前記固定
部は若干の組み立て技術的な欠点を有する。例えば、イ
ンフレータケーシングへのエアバッグの固定は、多くの
リベット止めまたはねじ止めを必要とし、それによって
組み立てコストがかかり、組み立て欠陥のリスクが高
い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、高い使用安全性、すなわち信頼性を保証するエア
バッグ式衝突保護装置を提供することである。
題は、高い使用安全性、すなわち信頼性を保証するエア
バッグ式衝突保護装置を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題は、インフレー
タをすべての方向から取り囲むポケットがエアバッグの
下端に一体に形成されている自動車用エアバッグ式衝突
保護装置によって解決される。
タをすべての方向から取り囲むポケットがエアバッグの
下端に一体に形成されている自動車用エアバッグ式衝突
保護装置によって解決される。
【０００５】本発明により、エアバッグとインフレータ
ケーシングとの摩擦的な連結、すなわち異なる材料間
の、技術的に公知の問題のある連結を行う必要がないエ
アバッグ式衝突保護装置が提供される。インフレータケ
ーシングはエアバッグの一部であり、その際インフレー
タはエアバッグによって大きな面積にわたって取り囲ま
れる。これにより、上記の利点のほかに、エアバッグが
作動したときにエアバッグまたはその接続縫着部がリベ
ット止め部でほぼ点状に負荷され、爆発的に高まる力が
大きな面積でひいては単位面積当たりの負荷を小さくし
てインフレータケーシングに伝わり、そこからインフレ
ータ支持体に伝達されるという重要な利点がある。
ケーシングとの摩擦的な連結、すなわち異なる材料間
の、技術的に公知の問題のある連結を行う必要がないエ
アバッグ式衝突保護装置が提供される。インフレータケ
ーシングはエアバッグの一部であり、その際インフレー
タはエアバッグによって大きな面積にわたって取り囲ま
れる。これにより、上記の利点のほかに、エアバッグが
作動したときにエアバッグまたはその接続縫着部がリベ
ット止め部でほぼ点状に負荷され、爆発的に高まる力が
大きな面積でひいては単位面積当たりの負荷を小さくし
てインフレータケーシングに伝わり、そこからインフレ
ータ支持体に伝達されるという重要な利点がある。
【０００６】
【実施例】次に、添付の図面に基づいて、特許請求の範
囲に記載した特徴を有する本発明を一層詳細に説明す
る。
囲に記載した特徴を有する本発明を一層詳細に説明す
る。
【０００７】図に示した自動車用エアバッグ式衝突保護
装置は、エアバッグ１と、インフレータ（ガス発生器）
３を収容するためにインフレータ固定ケーシング２を備
えている。エアバッグ１の下端には、エアバッグ１を形
成する材料から一体にポケット４が形成されている。こ
のポケットはインフレータ固定ケーシング２をすべての
側から取り囲んでいる。それによって、エアバッグ１と
インフレータ固定ケーシング２が摩擦的に連結されない
で、インフレータ固定ケーシング２がエアバッグ１内に
あるいはこのエアバッグに形成されたポケット４内に固
定埋設されるように、エアバッグとインフレータ固定ケ
ーシングが形状補完的に連結される。従って、エアバッ
グが作動したときにエアバッグに作用する大きな力は、
固定リベットを介してほぼ点状にインフレータ固定ケー
シングに伝達されないで、ポケット４またはラビリンス
（迷路）状のオーバーラップ部５，６を介して単位面積
当たりの負荷を低減してインフレータ固定ケーシングに
伝達され、そこから槽１２またはホルダー１３に伝達さ
れる。
装置は、エアバッグ１と、インフレータ（ガス発生器）
３を収容するためにインフレータ固定ケーシング２を備
えている。エアバッグ１の下端には、エアバッグ１を形
成する材料から一体にポケット４が形成されている。こ
のポケットはインフレータ固定ケーシング２をすべての
側から取り囲んでいる。それによって、エアバッグ１と
インフレータ固定ケーシング２が摩擦的に連結されない
で、インフレータ固定ケーシング２がエアバッグ１内に
あるいはこのエアバッグに形成されたポケット４内に固
定埋設されるように、エアバッグとインフレータ固定ケ
ーシングが形状補完的に連結される。従って、エアバッ
グが作動したときにエアバッグに作用する大きな力は、
固定リベットを介してほぼ点状にインフレータ固定ケー
シングに伝達されないで、ポケット４またはラビリンス
（迷路）状のオーバーラップ部５，６を介して単位面積
当たりの負荷を低減してインフレータ固定ケーシングに
伝達され、そこから槽１２またはホルダー１３に伝達さ
れる。
【０００８】組み立てを簡単にするために、エアバッグ
ポケット４はその下端に、開口を備えている。この開口
は、インフレータの端面側にイグナイタ（点火器）を設
けた図１〜８に示すエンバッグ衝突保護装置の場合に
は、側方縁部を縫着したラビリンス状に重なっている垂
れ部５，６の形（特に図７，８参照）をしている。この
垂れ部を通って、インフレータ固定ケーシングが残りの
閉じたエアバッグ１内に挿入することができるかまたは
ポケットに埋め込むことができる。この場合、開口の端
部のオーバーラップ部に基づいておよびオーバーラップ
部の長さひいては縁縫着部の長さに依存して、エアバッ
グ作動時に申し分のない力受け止めと負荷の制限が保証
される。更に、公知の装置と異なり、負荷時に、ガスの
シール作用の低下が生じない。逆に、膨らみによって発
生する、インフレータ固定ケーシングに対するエアバッ
グの押圧作用のために、シール作用が一層向上する。
ポケット４はその下端に、開口を備えている。この開口
は、インフレータの端面側にイグナイタ（点火器）を設
けた図１〜８に示すエンバッグ衝突保護装置の場合に
は、側方縁部を縫着したラビリンス状に重なっている垂
れ部５，６の形（特に図７，８参照）をしている。この
垂れ部を通って、インフレータ固定ケーシングが残りの
閉じたエアバッグ１内に挿入することができるかまたは
ポケットに埋め込むことができる。この場合、開口の端
部のオーバーラップ部に基づいておよびオーバーラップ
部の長さひいては縁縫着部の長さに依存して、エアバッ
グ作動時に申し分のない力受け止めと負荷の制限が保証
される。更に、公知の装置と異なり、負荷時に、ガスの
シール作用の低下が生じない。逆に、膨らみによって発
生する、インフレータ固定ケーシングに対するエアバッ
グの押圧作用のために、シール作用が一層向上する。
【０００９】ポケット４とインフレータ固定ケーシング
２は図示実施例の場合には、片側において側方にオーバ
ーラップする開口７，８（図３，７，８参照）を備えて
いる。この開口を経てインフレータ固定ケーシングの内
部にアクセス可能であり、インフレータ３をインフレー
タ固定ケーシング２に挿入可能である。これにより、組
み立てが一層簡単になる。すなわち、製作時にその都度
の要求に応じてインフレータを組み立ておよび挿入する
ことにより、縫着されたポケット４を備えたエアバッグ
とインフレータ固定ケーシング２を互いに無関係に製作
可能である。これに対して、従来はインフレータ支持体
へのエアバッグの取付け構造が、ユニット全体を予め完
全に組み立てることを必要としていていた。この場合、
開口７，８は小さな遊びを有すると共にインフレータ３
よりも大きな直径と、フランジ１１よりも小さな幅を有
するので、インフレータ３の組み立て後、インフレータ
フランジとエアバッグとの間のシールが保証される。エ
アバッグ側方部分の開口がインフレータ固定ケーシング
２の挿入開口よりも小さな直径を有することにより、イ
ンフレータをその開口に挿入する際に、エアバッグの織
物は拡げられ、インフレータ外周面１５の周りにホース
状に張られ、シール作用を補助する。このシール作用は
インフレータフランジ１１をインフレータ固定ケーシン
グに押しつけることによって達成される。
２は図示実施例の場合には、片側において側方にオーバ
ーラップする開口７，８（図３，７，８参照）を備えて
いる。この開口を経てインフレータ固定ケーシングの内
部にアクセス可能であり、インフレータ３をインフレー
タ固定ケーシング２に挿入可能である。これにより、組
み立てが一層簡単になる。すなわち、製作時にその都度
の要求に応じてインフレータを組み立ておよび挿入する
ことにより、縫着されたポケット４を備えたエアバッグ
とインフレータ固定ケーシング２を互いに無関係に製作
可能である。これに対して、従来はインフレータ支持体
へのエアバッグの取付け構造が、ユニット全体を予め完
全に組み立てることを必要としていていた。この場合、
開口７，８は小さな遊びを有すると共にインフレータ３
よりも大きな直径と、フランジ１１よりも小さな幅を有
するので、インフレータ３の組み立て後、インフレータ
フランジとエアバッグとの間のシールが保証される。エ
アバッグ側方部分の開口がインフレータ固定ケーシング
２の挿入開口よりも小さな直径を有することにより、イ
ンフレータをその開口に挿入する際に、エアバッグの織
物は拡げられ、インフレータ外周面１５の周りにホース
状に張られ、シール作用を補助する。このシール作用は
インフレータフランジ１１をインフレータ固定ケーシン
グに押しつけることによって達成される。
【００１０】ポケット４はその側面に、縫着された補強
部９（図７参照）を備えている。それによって、力の受
け止め作用が一層高まり、更に適当な材料を使用する
と、外部に対する絶縁作用（遮断）が達成される。
部９（図７参照）を備えている。それによって、力の受
け止め作用が一層高まり、更に適当な材料を使用する
と、外部に対する絶縁作用（遮断）が達成される。
【００１１】更に、インフレータ固定ケーシング２は閉
じたスリーブの形をしている。このスリーブはエアバッ
グの方へ向いたその面に、多数の貫通穴１０を備えてい
る。エアバッグの作動時にインフレータ内で生じたガス
がこの貫通穴を通ってエアバッグ内に達する。貫通穴の
位置と大きさを選択することにより、ガスの流れの制御
が或る程度可能である。図９は組み立てが完了したエア
バッグ式衝突保護装置の、自動車への組み込み形状を示
している。この場合、インフレータを含むインフレータ
固定ケーシング２は、波状に折り畳まれたエアバッグ１
と共に、ケーシングを形成し保護フード１４を備えた槽
１２内に一緒に挿入される。
じたスリーブの形をしている。このスリーブはエアバッ
グの方へ向いたその面に、多数の貫通穴１０を備えてい
る。エアバッグの作動時にインフレータ内で生じたガス
がこの貫通穴を通ってエアバッグ内に達する。貫通穴の
位置と大きさを選択することにより、ガスの流れの制御
が或る程度可能である。図９は組み立てが完了したエア
バッグ式衝突保護装置の、自動車への組み込み形状を示
している。この場合、インフレータを含むインフレータ
固定ケーシング２は、波状に折り畳まれたエアバッグ１
と共に、ケーシングを形成し保護フード１４を備えた槽
１２内に一緒に挿入される。
【００１２】図１０，１１には、外周壁に設けられたイ
グナイタ１７を有するインフレータのためのエアバッグ
の他の実施例が示してある。この図１０，１１におい
て、図１〜９と同じ部品には同じ参照符号が付けてあ
る。この場合、ポケットの底側の開口は窓１６の形をし
ている。この窓の縁部２０は折り曲げられ、折り曲げ部
の縁部縫着によって補強され、この窓を経てインフレー
タ固定ケーシング２とインフレータ３がエアバッグ１ま
たはポケットに挿入可能である。組み立ては、図１２に
インフレータ３の例を略示するように、インフレータを
ハッチングで示した縦姿勢および傾斜姿勢で窓１６を通
ってエアバッグ内に挿入して運転位置にもたらし、そし
て固定ナット１９，２０によって部材（特に図１０参
照）を槽１２にボルト止めすることにより行われる。
グナイタ１７を有するインフレータのためのエアバッグ
の他の実施例が示してある。この図１０，１１におい
て、図１〜９と同じ部品には同じ参照符号が付けてあ
る。この場合、ポケットの底側の開口は窓１６の形をし
ている。この窓の縁部２０は折り曲げられ、折り曲げ部
の縁部縫着によって補強され、この窓を経てインフレー
タ固定ケーシング２とインフレータ３がエアバッグ１ま
たはポケットに挿入可能である。組み立ては、図１２に
インフレータ３の例を略示するように、インフレータを
ハッチングで示した縦姿勢および傾斜姿勢で窓１６を通
ってエアバッグ内に挿入して運転位置にもたらし、そし
て固定ナット１９，２０によって部材（特に図１０参
照）を槽１２にボルト止めすることにより行われる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動車用
エアバッグ式衝突保護装置は、インフレータをすべての
方向から取り囲むポケットがエアバッグの下端に一体に
形成されていることにより、エアバッグとインフレータ
ケーシングとを摩擦的に連結する必要がない。更に、エ
アバッグが作動したときにエアバッグまたはその接続縫
着部がリベット止め部でほぼ点状に負荷され、爆発的に
高まる力が大きな面積でインフレータケーシングに伝わ
り、そこからインフレータ支持体に伝達されるという利
点がある。
エアバッグ式衝突保護装置は、インフレータをすべての
方向から取り囲むポケットがエアバッグの下端に一体に
形成されていることにより、エアバッグとインフレータ
ケーシングとを摩擦的に連結する必要がない。更に、エ
アバッグが作動したときにエアバッグまたはその接続縫
着部がリベット止め部でほぼ点状に負荷され、爆発的に
高まる力が大きな面積でインフレータケーシングに伝わ
り、そこからインフレータ支持体に伝達されるという利
点がある。
【図１】エアバッグ式衝突保護装置の概略図である。
【図２】図１の部分横断面図である。
【図３】エアバッグ式衝突保護装置の左上の角部（図１
の部分ＩＩＩ）の部分拡大図である。
の部分ＩＩＩ）の部分拡大図である。
【図４】エアバッグ式衝突保護装置の左下の角部（図１
の部分ＩＶ）の部分拡大図である。
の部分ＩＶ）の部分拡大図である。
【図５】エアバッグ式衝突保護装置の右上の角部（図１
の部分Ｖ）の部分拡大図である。
の部分Ｖ）の部分拡大図である。
【図６】エアバッグ式衝突保護装置の左下の角部（図１
の部分ＶＩ）の部分拡大図である。
の部分ＶＩ）の部分拡大図である。
【図７】ラビリンス開口の範囲のエアバッグの斜視図で
ある。
ある。
【図８】ラビリンス開口の範囲のエアバッグの拡大横断
面図である。
面図である。
【図９】組み立てられて完成したエアバッグ式衝突保護
装置の斜視図である。
装置の斜視図である。
【図１０】外周壁に設けられたイグナイタを有するイン
フレータを備えたエアバッグ式衝突保護装置の部分破断
縦断面図である。
フレータを備えたエアバッグ式衝突保護装置の部分破断
縦断面図である。
【図１１】図１０の横断面図である。
【図１２】インフレータの組み立て過程を示す概略図で
ある。
ある。
１ エアバッグ ２ インフレータ固定ケーシング ３ インフレータ ４ ポケット ５，６ 垂れ部 ７，８ 開口 １０ 貫通穴 １１ インフレータフランジ １６ 窓 ２０ 窓の縁部
Claims (9)
- 【請求項１】 エアバッグと、このエアバッグに連結さ
れた、インフレータを収容するためのインフレータ固定
ケーシングとを備えた自動車用エアバッグ式衝突保護装
置において、インフレータ（３）をすべての方向から取
り囲むポケット（４）がエアバッグ（１）の下端に一体
に形成されていることを特徴とする自動車用エアバッグ
式衝突保護装置。 - 【請求項２】 ポケットがその下端に、ラビリンス状に
重なり側方縁部を縫着した垂れ部（５，６）の形をした
開口を備えていることを特徴とする請求項１の自動車用
エアバッグ式衝突保護装置。 - 【請求項３】 インフレータ固定ケーシング（２）が閉
じた保持器として形成され、この保持器がエアバッグの
方へ向いたその面に、少なくとも一つの貫通穴（１０）
を備え、ポケット（４）とインフレータ固定ケーシング
が側方に、それぞれ一つの重なる開口（７，８）を備
え、この開口を通ってインフレータ（３）がインフレー
タ固定ケーシング（２）内に挿入可能であることを特徴
とする請求項１または２の自動車用エアバッグ式衝突保
護装置。 - 【請求項４】 ポケットの側方部分の開口（８）がイン
フレータ固定ケーシング（２）の開口（７）よりも小さ
な直径を有することを特徴する請求項２の自動車用エア
バッグ式衝突保護装置。 - 【請求項５】 インフレータ固定ケーシング（２）が閉
じたスリーブの形をし、エアバッグの方へ向いたその面
に多数の穴を備えていることを特徴とする請求項３の自
動車用エアバッグ式衝突保護装置。 - 【請求項６】 開口（７）がインフレータカートリッジ
よりも大きな直径と、インフレータフランジ（１１）よ
りも狭い幅を有することを特徴とする請求項１〜５のい
ずれか一つの自動車用エアバッグ式衝突保護装置。 - 【請求項７】 インフレータ固定ケーシング（２）がエ
アバッグの方へ向いたその面に、少なくとも一つの開口
（１０）を備えているこを特徴とする請求項１〜６のい
ずれか一つの自動車用エアバッグ式衝突保護装置。 - 【請求項８】 ポケット（４）の底側の開口が窓（１
６）の形をしていることを特徴とする請求項１の自動車
用エアバッグ式衝突保護装置。 - 【請求項９】 窓（１６）の縁部（２０）が折り曲げに
よっておよび折り曲げ部の縁縫着によって補強されてい
ることを特徴とする請求項８の自動車用エアバッグ式衝
突保護装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE93110808.8 | 1993-07-06 | ||
| EP93110808A EP0633168B1 (de) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | Airbag für Kraftfahrzeuge |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07215150A true JPH07215150A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=8213049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15232394A Pending JPH07215150A (ja) | 1993-07-06 | 1994-07-04 | 自動車用エアバッグ式衝突保護装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0633168B1 (ja) |
| JP (1) | JPH07215150A (ja) |
| BR (1) | BR9402642A (ja) |
| DE (1) | DE59307507D1 (ja) |
| ES (1) | ES2108169T3 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009137529A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Toyoda Gosei Co Ltd | ガス発生装置及びエアバッグモジュール |
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|---|---|---|---|---|
| US5667241A (en) * | 1995-10-17 | 1997-09-16 | Morton International, Inc. | Seat mounted side impact airbags |
| DE19706674C1 (de) | 1997-02-20 | 1998-11-12 | Autoliv Dev | Airbaganordnung mit einem eine Aufnahmetasche für den Gasgenerator aufweisenden Luftsack |
| DE29806402U1 (de) * | 1998-04-07 | 1998-07-30 | Trw Repa Gmbh | Gassack-Modul |
| DE19857753A1 (de) * | 1998-12-15 | 2000-06-21 | Opel Adam Ag | Aufblasbares Insassenrückhaltesystem, insbesondere für Kraftfahrzeuge |
| DE10033173C1 (de) * | 2000-07-07 | 2002-02-14 | Autoliv Dev | Gassackmodul mit Halteplatte für den Gassack |
| DE102004040235A1 (de) | 2004-08-13 | 2006-03-02 | Takata-Petri Ag | Beifahrerairbagmodul |
| DE202005002329U1 (de) | 2005-02-09 | 2005-04-28 | Takata-Petri Ag | Airbagmodul mit Gasgenerator und Gassack |
| DE102005049218A1 (de) * | 2005-10-10 | 2007-04-19 | Takata-Petri Ag | Gassack für ein Airbagmodul eines Kraftfahrzeugs |
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