JP3030641U - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JP3030641U
JP3030641U JP1996003556U JP355696U JP3030641U JP 3030641 U JP3030641 U JP 3030641U JP 1996003556 U JP1996003556 U JP 1996003556U JP 355696 U JP355696 U JP 355696U JP 3030641 U JP3030641 U JP 3030641U
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アール．ガーナー ブレット
ピー．リー ラッセル
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モートン インターナショナル，インコーポレイティド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 展開の際にエアバッグのガス充填用端部を所
定位置に固定するのに、別の固定具を使う必要のないエ
アバッグ装置を実現する。 【解決手段】 エアバッグが車両のパネル開口に向かっ
て延在する供給シュートに沿って展開する際に、この膨
張可能なエアバッグのガス充填入口端を固定するための
エアバッグ装置であって、外面上にパネルの方を向いて
開いた少なくとも一つのポケットを有するエアバッグを
具えている。供給シュートは、前記入口端に向かって前
記ポケットに入り込んだ自由端を有する少なくとも一つ
の保持タブを具え、これによってエアバッグの前記入口
端が、エアバッグの急速膨張の際に、エアバッグに急速
に流入する発生ガスによってシュートから外れないよう
に防止している。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、緊急時にエアバッグが膨張して展開する際に、エアバッグの入口即 ちガス充填口がパネルの開口に向かって展開シュートを下降しないように、積極 的に保持するように構成された、新規且つ改良されたエアバッグ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
自動車のエアバッグ式安全クッションの急速膨張に伴う問題点の一つは、エア バッグの入口即ちガス充填口が緩んで、隣接するエアバッグシステム用固定部材 から脱落して、バッグ全体が充填ガス源から外れ、充分且つ急速なエアバッグの 膨張が起こらなくなることがある点にある。
【０００３】 エアバッグの入口端を保持するための作用的並びにコスト的に効果的な方法を 見出すために多くの試みがなされたが、特にコスト面では、こうした保持システ ムは関連する構造と最初の組立工程を非常に複雑化する。 米国特許第5,326,131 号にはエアバッグ取付け構造が開示されているが、これ は多数の固定具と、保持容器の壁から打撃を受ける保持突起を必要とし、且つエ アバッグにスロットや開口を設けてこれらの突起を通さなければならない。
【０００４】 米国特許第4,842,300 号には内部補強バーを具えた車両用エアバッグが開示さ れているが、これはエアバッグの布帛に孔をあけ、多数の固定具を収納するこれ に隣接する部品を必要とする。 米国特許第5,255,937 号には、連続的なフレーム式保持システムを具えた車両 用エアバッグが開示されているが、これはリベット孔と共に使用されるリベット 型の多数の固定具と、これらの設置作業を必要とする。
【０００５】 米国特許第5,195,775 号には、リベットによって所定の箇所に取付けられてエ アバッグのガス入口を定位置に保持する連続的な内部フレームを採用した車両用 エアバッグモジュールが開示されている。 特開平4-146840号には、フランジと多数の固定具によってインフレータの容器 の周囲に取付けられた入口端を具えたエアバッグを有するエアバッグシステムが 開示されている。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、展開の際にエアバッグのガス充填用端部を所定位置に固定す るのに、別の固定具を使う必要のない新規且つ改良されたエアバッグ装置を提供 することにある。 本考案の他の目的は、展開の際にエアバッグのガス充填用入口を所定の位置に 保持するのに、エアバッグ自体やその周囲の構造に孔やスロット等を設ける必要 のない、新規且つ改良されたエアバッグ装置を提供することにある。
【０００７】 本考案の更に別の目的は、自動車内部のパネル開口の背後に非常に容易に組み 込んで設置可能な、新規且つ改良されたエアバッグ装置を提供することにある。 本考案の更に他の目的は、エアバッグのガス充填入口に隣接した外側表面に少 なくとも一つの外部ポケットを設け、そこにエアバッグが膨張する際にこれを自 動車のパネル開口に向けてガイドするための供給シュートの保持タブを受け入れ るように構成された、新規且つ改良されたエアバッグ装置を提供することにある 。
【０００８】 本考案の更に別の目的は、経済的でしかも構造と取付けが比較的簡単で、且つ 作動時の信頼性が非常に高い新規且つ改良されたエアバッグ装置を提供すること にある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
前述の本考案の目的と利点並びにその他の目的と利点は、膨張可能なエアバッ グのクッションが自動車のパネル開口に向かって延在している供給シュートに沿 って展開する際に、それのガス充填入口端を固定保持するための、新規且つ改良 されたエアバッグ装置によって達成される。このエアバッグは、その外面に前記 パネルの方に開いている少なくとも一つのポケットを具え、また前記供給シュー トは、エアバッグ上の前記外部ポケット内に入り込んで前記入口端に向かって延 在している自由端を有する連携保持タブを具え、これによって、膨張ガスが急速 にエアバッグ内に流入してこれを充填する際に、前記入口端が前記シュートから 外れることを防止している。
【００１０】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。 図１〜４には、本考案によって構成され、自動車の乗員室１６のパネル１４に 形成されたパネル開口１２の背後に設置されるように設計された、新規且つ改良 されたエアバッグ装置１０が示されている。このエアバッグ装置１０は、薄く可 撓性を有するシート材料製の、緊急時にガスによって急速に膨張して（図４参照 ）自動車乗員を保護する弾性クッションを提供するように構成された膨張可能な エアバッグ２０を具えている。
【００１１】 普段は、このエアバッグ２０は、自動車のパネル開口１２の後方に位置する室 内の乗員に対面する上下方向を向いた開放端の周囲に設けられた周縁取付け用フ ランジ２４を有する供給シュート２２の内側に、折り畳まれた状態（図１参照） で保持されている。供給シュート２２は、図３に示すように、前記周縁取付け用 フランジ２４に平行な面上にほぼ長方形の断面を有する互いに離れて対面する一 対の側壁２６と、互いに離れて対面し、丸みを帯びた隅部２９によって前記側壁 と一体化されている一対の垂直壁２８とによって取り囲まれている。
【００１２】 本考案によれば、供給シュート２２は、ハウジング３０に直接連通するように 上下端が開放されており、前記ハウジング３０は該ハウジングの両側面に沿って 水平方向に平行に延在する固定具３２によって自動車に固定されている。前記固 定具３２は、エアバッグ展開用開口１２の両端に自動車内に設けられたブラケッ ト等の適宜な支持手段（図示しない）によって、パネル１４の下方に支えられて いる。
【００１３】 前記ハウジング３０の上下方向に向いた開口端には、一対の取付けフランジ３ ４が設けられ、構造体に強度と剛性を与えており、これらのフランジは前記水平 固定具３２の周囲で外方に曲げられ、図１、４に示すようにハウジングを所定位 置に固定している。ハウジング３０の前端部は閉鎖され、ハウジングに取付けら れたエアバッグ用インフレータ３６内に発生した加熱ガスを後方（図４の矢印Ａ 方向）に向きを変えるように構成されている。緊急時に電気信号によってインフ レータ３６が作動すると、該インフレータ内のガス発生物質が点火され、加熱ガ スはインフレータの容器即ち本体４０に設けられた孔３８を経て急速に外に流出 し、エアバッグ２０を膨張させて車両乗員を緩衝して怪我を少なくする。
【００１４】 急速に運動する発生ガス流を更に均一に分布させてエアバッグ２０を膨張させ るように、多数の孔４４を具えたディフューザ４２が、インフレータ３６とエア バッグとの間にハウジング３０の開放端を横切って設けられている。このディフ ューザ４２はほぼ平坦な長方形状の主壁４６を具え、該主壁はこれと一体的に形 成されたフランジ付き縁構造４８を有し、該縁構造は一対の上下方向を向いた縁 凹部５０を形成する両縁に沿って水平に延在している。これと同じ構成であるが 長さの短いフランジ付き端部構造５２が、前記孔あき主壁４６の両端に設けられ 、後端凹部５４を形成している。前記縁凹部５０と後端凹部５４はほぼＵ字型の 断面を有し、それぞれが、主壁４６と直角をなす内側フランジ壁５６と、凹部５ ０又は５４の底を形成する湾曲した底壁６０によってこれと一体的に結合された 外側フランジ壁５８とを有し、前記凹部５０又は５４はパネル開口１２に面する 端部が開放されるように構成されている。
【００１５】 本考案によれば、エアバッグ２０は閉鎖端２０ａと開放入口即ちガス充填端２ ０ｂを有し、該ガス充填端は、図４に矢印Ｂで示すようにインフレータ３６が作 動した場合に、ディフューザ４２の孔４４からの加熱ガスを受け入れる。エアバ ッグが展開する際にエアバッグ２０の開放端２０ｂを供給シュート２２内の所定 位置に積極的に保持・確保するために、ほぼ長方形の形状をなした複数のポケッ ト６２（図２参照）が、縫い目ライン６４その他の固定手段によってエアバッグ 布帛の外面に形成されている。各ポケット６２は、後方と上方を向いた開放端６ ６と、縫い目ライン６４によって形成された側縁と、折り目ラインによって形成 された閉鎖底６８とを有する。
【００１６】 供給シュート２２は、溝７２（図２参照）によって隔てられた側壁２６の下縁 に沿って一体化された複数の保持タブ７０を具え、各タブはバッグ２０の入口端 ２０ｂのポケット６２に入っており、エアバッグが急速膨張する際にバッグの入 口端が潰れたり閉じたりしないことを保証すると共に、エアバッグの展開の際に バッグの入口端が供給シュート内に積極的に保持されることを保証している。
【００１７】 本考案によれば、エアバッグ装置１０は、その構成部品を組み立てるのにリベ ット、ボルト等の固定具を必要とせず、その上、この独特な構成によって自動車 に容易に且つ短時間で設置可能である。図２と３に示すように、供給シュート２ ２のタブ７０は、エアバッグ２０の内側端２０ｂに沿って外側ポケット６２内に 延在している。次にディフューザ４２が、シュート２２と前記タブ７０を受け入 れたエアバッグポケット６２を具えたエアバッグ２０との上に組み立てられ、タ ブとポケットとは凹部５０内に突出する。次いでフランジ付きの縁構造４８と５ ２の内外壁５６と５８が、互いに接近するように曲げられてエアバッグ２０、デ ィフューザ５２及びシュート２２を挟んで恒久的に保持する。次にこれらの組み 立てられた構成部品は、パネル開口１２を通じて、フランジ付き縁構造の外壁５ ８が該開放端においてハウジングの壁の内面にぴったりと押し付けられるかまた は圧入されるまでハウジング３０の開放端の中に入れられる。組み立てられたデ ィフューザ４２、エアバッグ２０及び供給シュート２２を上に述べたようにハウ ジング３０内に設置するには、図１に矢印Ｃで示した一方向推力を加えればよく 、この推力の方向はタブ７０に平行な方向である。エアバッグ供給シュート２２ の外周フランジ２４は、複数の一方向性・自己ロック型・膨張可能固定具７４を 具えており、この固定具は、前記フランジの開口７６とパネル開口１２の縁に沿 ってパネル１４に適宜に設けられた開口とを通じて延在している。これに適した 一方向性・自己ロック型・膨張可能固定具７４は、１９９５年の７月２１日に出 願された係属中の米国特許出願第08/505,592号と08/505,793号に開示されている が、これら両出願は本出願人に譲渡され、本明細書中に参照されている。
【００１８】 エアバッグ２０は、図１に示すように壊れ易いパネルドア即ちカバー８０によ って、折り畳まれた状態で保護されており、該カバーは、図４に示すように急速 に膨張したエアバッグ２０の圧力によって破壊されて開かれる。このカバーは、 上下の水平な辺に沿って内側に湾曲したフランジ状縁８０ａを有し、パネル開口 １２の縁に沿って供給シュート２２の外周フランジ２４とパネル１４の上面との 間に挟まれている。前記一方向性・自己ロック型・膨張可能固定具７４は、エア バッグの展開が起こるまで、カバー８０、供給シュート２２及びエアバッグ２０ を積極的に保護位置に確保している。
【００１９】 前述の開示に基づいて、本考案の多くの改変・変形が可能なことは明らかであ る。従って、本考案は、登録請求の範囲内で上に述べた例以外のものも含むこと を理解すべきである。 米国特許によって保護を求めることを請求し且つ希求するものは、登録請求の 範囲の通りである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の新規且つ改良されたエアバッグシステ
ムを具えた自動車のパネルを切断した長手方向の断面図
である。
【図２】エアバッグが急速膨張する際にその運動を積極
的に維持するための独特な構造を示す、図１のＩＩ−Ｉ
Ｉ線に沿う部分図である。
【図３】図１のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿い矢印方向から見
た本システムのディフューザの壁と供給システムの斜視
図である。
【図４】エアバッグが車両の乗員を緩衝可能に膨張した
状態を示す、図１と同様の図である。
【符号の説明】
１２…パネル開口 １４…パネル ２０…エアバッグ ２２…供給シュート ３０…ハウジング ３２…固定具 ３６…インフレータ

Claims (21)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 車両のパネルのエアバッグ展開用開口の
    背後に取付けられる膨張可能なエアバッグ装置であっ
    て、 ガスを発生するインフレータを有し、自動車に固定され
    るように構成され、後方に開いた開口端を有するハウジ
    ング手段と、 折り畳まれた状態の急速膨張可能な可撓性エアバッグを
    有し、後方に開いた開口端と前方に面する端とを有する
    エアバッグ展開用シュートとを具え、 前記エアバッグは、膨張展開の際にガスを受け入れる入
    口端と外面に形成された複数のポケットとを有し、該ポ
    ケットは前記入口端に隣接する側で閉鎖されると共に、
    前記入口開口端から離れた側に後方に開いた開口端を有
    し、前記シュートは前方に突出した複数のタブを有し、
    該タブは前記ポケットの前記開口端内に延在し、エアバ
    ッグの展開時に後方へのガスの噴出に抗してエアバッグ
    の前記入口端を所定位置に確保するように構成されたエ
    アバッグ装置。
  2. 【請求項２】 前記ポケットの前記入口端が、エアバッ
    グの折り畳み部で構成されている請求項１に記載のエア
    バッグ装置。
  3. 【請求項３】 前記ポケットが、パネルの開口に向かっ
    て後方に延在する互いに離れて対向する縁を有する請求
    項２に記載のエアバッグ装置。
  4. 【請求項４】 前記ポケットの前記対向縁が縫い目ライ
    ンによって形成されている請求項３に記載のエアバッグ
    装置。
  5. 【請求項５】 前記タブが、前記ポケットを構成するエ
    アバッグの折り畳み部に隣接する前方自由端を有する請
    求項４に記載のエアバッグ装置。
  6. 【請求項６】 前記タブが、前記前方自由端から後方に
    延在する対向側縁を有し、該側縁は前記ポケットの前記
    対向縁の内側に入る請求項５に記載のエアバッグ装置。
  7. 【請求項７】 前記ハウジング手段と前記展開用シュー
    トとの間に孔のあいたディフューザ壁が設けられ、該デ
    ィフューザ壁は前記ハウジング手段の前記開口端に隣接
    する縁に沿ってフランジ付き凹部を有し、該凹部内にエ
    アバッグの前記ポケットとシュートの前記タブが延在
    し、前記ディフューザ壁は前記ハウジング手段の前記開
    口端に圧入されている請求項１に記載のエアバッグ装
    置。
  8. 【請求項８】 前記フランジ付き凹部が、前端部で一体
    的に結合された内外壁を有すると共に、後端部に前記エ
    アバッグのポケットとタブを受け入れるための開口を有
    し、前記内外壁は相互に接近するように曲げられてエア
    バッグの入口端とタブとをその間に保持するように構成
    されている請求項７に記載のエアバッグ装置。
  9. 【請求項９】 前記ディフューザ壁が対向辺に沿って延
    在する複数の凹部を有し、 該凹部の外壁が前記ハウジング手段の前記開口端の内側
    に位置すると共に、前記後方開口端において前記ハウジ
    ング手段の隣接部分に対して圧入されている請求項８に
    記載のエアバッグ装置。
  10. 【請求項１０】 前記ディフューザ壁が、前記対向辺の
    間に延在する端部に形成された少なくとも一つの前記凹
    部を有し、 前記エアバッグと前記シュートがそれぞれ前記ディフュ
    ーザ壁の前記端部に形成された前記凹部内に延在する複
    数のポケットとタブを有する請求項９に記載のエアバッ
    グ装置。
  11. 【請求項１１】 可撓性シート材料で作られ、急速膨張
    のためのガス充填用入口端を具えた膨張可能なエアバッ
    グと、膨張の際に該エアバッグの前記入口端を確保して
    自動車のパネル開口に向かってエアバッグをガイドする
    供給シュートとを含むエアバッグ装置であって、 前記エアバッグは、その外面に前記入口端で閉じパネル
    開口に面する他端で開いている複数のポケットを有し、 前記供給シュートは、エアバッグが膨張する際にエアバ
    ッグの前記入口端をシュート内に保持するために、前記
    ポケットに入り込んでいる複数の保持タブを有している
    エアバッグ装置。
  12. 【請求項１２】 自動車に固定されるように構成され、
    エアバッグのガス入口端とシュートの前方開口端とを受
    け入れるための後方開口端を有するガス発生インフレー
    タを具えたハウジング手段と組み合わされた請求項１１
    に記載のエアバッグ装置。
  13. 【請求項１３】 前記ハウジングの後方開口端を横切っ
    て、ハウジングと前記シュートの前方開口端との間に延
    在する孔あきディフューザを具え、該ディフューザは、
    前記ハウジングの開口端に隣接する少なくとも一つの辺
    に沿って形成された後方開口凹部を有し、該凹部は前記
    エアバッグの入口端と前記シュートのタブとを受け入れ
    て、これに対して折り曲げられている請求項１２に記載
    のエアバッグ装置。
  14. 【請求項１４】 前記ディフューザの前記凹部が、前記
    ハウジングの後方開口端を横切って延在する後方に開口
    を有する受入れポケットを形成する内外壁を有し、前記
    凹部の前記外壁は前記ハウジングの内面に圧入嵌合して
    いる請求項１３に記載のエアバッグ装置。
  15. 【請求項１５】 前記外壁が前記後方開口端において前
    記ハウジングの内壁に係合すると、前記エアバッグのポ
    ケットと前記シュートのタブとが、前記凹部の内外壁の
    間に共に押し付けられる請求項１４に記載のエアバッグ
    装置。
  16. 【請求項１６】 前記シュートが、前記パネル開口の一
    縁に沿ってパネルの一部と重なり合った後方開口端に、
    横方向に外方に延在する取付けフランジを具え、更に前
    記ディフューザの前記外壁が前記ハウジングに係合する
    時に、前記取付けフランジを前記パネルの前記縁に固定
    するための固定手段を具えている請求項１５に記載のエ
    アバッグ装置。
  17. 【請求項１７】 前記固定手段が、前記取付けフランジ
    と前記パネル開口の前記縁との間に横方向に延在する長
    手方向に移動可能な膨張可能な細長い部材を具え、 前記シュートのタブが、前記凹部の内外壁の間にほぼ同
    方向に延在している請求項１６に記載のエアバッグ装
    置。
  18. 【請求項１８】 自動車のパネルの開口を向いて延在す
    る供給シュートに沿ってエアバッグが展開する際に、該
    膨張可能なエアバッグのガス充填入口を固定するための
    エアバッグ装置であって、 前記エアバッグは、前記パネルの方を向いて開いた複数
    のポケットをその外面に有し、前記供給シュートは、前
    記エアバッグの充填入口の方に向かって前記ポケット内
    に入り込んでいる自由端を有する複数の保持タブを具
    え、エアバッグが前記充填入口に流入するガスによって
    急速膨張する際に、前記エアバッグが前記シュートから
    外れないように防止するエアバッグ装置。
  19. 【請求項１９】 エアバッグの前記ガス充填入口が、少
    なくとも二つの対辺と、各辺に少なくとも一つの前記ポ
    ケットとを有し、前記供給シュートが前記エアバッグの
    前記対辺に隣接する向かい合った壁を有し、各壁上の少
    なくとも一つのタブがエアバッグ上の前記ポケットの一
    つに入り込んでいる請求項１８に記載のエアバッグ装
    置。
  20. 【請求項２０】 エアバッグの前記入口端と前記供給シ
    ュートのタブとを受け入れる開口端を有するガスを発生
    するインフレータを具えたハウジング手段を具えている
    請求項１９に記載のエアバッグ装置。
  21. 【請求項２１】 自動車のパネルに設けられたエアバッ
    グ展開用開口の背後に取付けられた膨張可能なエアバッ
    グ装置であって、 ガスを発生するインフレータを具え、自動車に固定され
    るように構成され、後方を向いた開口端を有するハウジ
    ング手段と、 折り畳まれた状態の急速膨張可能な可撓性のエアバッグ
    を内蔵し、後方を向いた開口端とこれと反対側の前端と
    を有するエアバッグ展開用シュートとを具え、 前記エアバッグは、膨張展開する際にガスを受け入れる
    入口端と、パネルの外面に形成されたパネル開口に向か
    って後方に延在する互いに離れた対縁を有するエアバッ
    グの折り畳み部からなる少なくとも一つのポケットとを
    有し、該ポケットの前記対縁は、縫目ラインによって形
    成され、前記ポケットは前記入口端で閉じられ、該入口
    端から離れた端に後方開口端を有し、前記シュートは、
    前記ポケットの開口端に入り込んだ前方に突出するタブ
    を有し、エアバッグの前記入口端をエアバッグが展開す
    る際のガスの後方噴射に対して固定するエアバッグ装
    置。
JP1996003556U 1995-04-28 1996-04-26 エアバッグ装置 Expired - Lifetime JP3030641U (ja)

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US430333 1982-09-30
US08/430,333 US5527063A (en) 1995-04-28 1995-04-28 Air bag retention system

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JP3030641U true JP3030641U (ja) 1996-11-01

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