JPH07214045A - 排泄物連続発酵乾燥処理装置の尿循環装置 - Google Patents

排泄物連続発酵乾燥処理装置の尿循環装置

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JPH07214045A
JPH07214045A JP1080594A JP1080594A JPH07214045A JP H07214045 A JPH07214045 A JP H07214045A JP 1080594 A JP1080594 A JP 1080594A JP 1080594 A JP1080594 A JP 1080594A JP H07214045 A JPH07214045 A JP H07214045A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 散布されたスラリー状態の糞尿を、発酵槽底
部の脱水溜槽に回収し、発酵槽底部からは均等に通気さ
せ、処理混合物は好気性発酵で発酵を促進し、糞尿の処
理量を増大させて良好な状態で糞尿の発酵堆肥化処理を
行う。 【構成】 直方体形発酵槽A,A′の底部に発酵堆積物
に通気可能な送風孔19a付パイプ19と、該送風孔1
9a付パイプ19の下部の透孔蓋20a付脱水溝20
と、該透孔蓋20a付脱水溝20と直方体形発酵槽A,
A′の外部で連通した脱水溜槽14とを設置する。そし
て流下したスラリー状態の糞尿を透孔蓋20a付脱水溝
20から脱水溜槽14に回収し、再度堆肥原料上に散布
して発酵を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、糞尿等排泄物の発酵堆
肥化処理をする連続発酵乾燥処理装置において、流下し
た尿(スラリー状態の糞尿)の循環装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の糞尿連続発酵乾燥処理装置は、本
願出願人による特公平3ー62675号がある。これに
おいては、糞尿分離による飼育での尿の散布処理に対応
できる小規模飼育向であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の糞尿連続発
酵乾燥処理装置は、豚舎ではスノコ式など除糞機を使用
して糞尿分離のよい飼育構造であった。また、牛舎等で
は、オガ粉を敷料として、糞と尿の一部を吸着させて搬
出する飼育構造の糞尿処理には適していた。しかし、最
近の大型養豚場及び養牛場では、自然流下式などでスノ
コ下面に設けられた貯水層にスラリー状態で貯溜される
ことが多い。
【0004】該スラリー状態の糞尿を発酵処理する場
合、乾燥したオガ粉等を直方体形発酵槽に投入して堆積
物を造り、これにスラリー状態の糞尿を散布すると、ス
ラリー状態の糞尿は堆積物に浸透せず谷間に溜まり、こ
れを切り返すと流れ込む道をつくって一ケ所へ集中して
流れ、直方体形発酵槽の底部まで一気に流れ込み送風孔
付パイプに流入して送風孔をふさぐことがある。
【0005】本発明は、上記の点に鑑み、流下したスラ
リー状態の糞尿を透孔蓋付脱水溝から脱水溜槽に回収
し、再度堆肥原料上に散布して発酵を容易にすることを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図面の如く、直方体形発酵槽A,A′の底部で発
酵堆積物に通気可能な送風孔19a付パイプ19と、該
送風孔19a付パイプ19の下部の透孔蓋20a付脱水
溝20と、該透孔蓋20a付脱水溝20と直方体形発酵
槽A,A′の外部で連通した脱水溜槽14とが設置され
たものである。
【0007】
【作用】上記課題解決手段において、糞尿及びオガ粉等
を、長い両側壁を有し底部より通気可能の直方体形発酵
槽A,A′へ投入堆積し、この堆積物に底部の送風孔1
9a付パイプ19から空気を供給しながら走行台車Bを
走行させると、堆肥原料は切り返し機Cの傾斜体Eを回
動する回動翼3で撹拌粉砕されながら移送始端部イから
移送終端部ロへ掻きあげられて放出し、移送堆積を繰り
返すと堆肥化処理ができる。
【0008】堆肥原料に、直方体形発酵槽A,A′の側
壁の一側に設けられた尿溜槽Fより、尿散布ポンプ21
で尿を移送させ走行台車Bの前部に配設された尿散布部
21aより、走行途中に散布を繰り返しながら切り返す
ことで、含水率の高い糞尿(散布)と、あらかじめ発酵
乾燥され搬送された処理物とが、切り返し機Cの搬送コ
ンベヤ3で切り返されて混合物となりながら一定量づつ
移動堆積して発酵する。
【0009】走行台車Bの走行方向前部に均等散布する
尿散布部21aを配設し、尿溜槽Fに移動自在に配置し
た尿散布ポンプ21で散布を反復すると、尿は発酵槽
A,A′の壁際へ集中して流れ、発酵槽A,A′の底部
まで一気に流れ込むことがある。また、堆肥原料の谷間
に溜った尿の場合も、搬送コンベヤで切り返されると移
送始端部イへ一気に流れ込むことがある。そうした尿は
砕石槽16を通過し、送風孔19a付パイプ19下部に
設けた透孔蓋20a付脱水溝20に、その後、脱水溜槽
14に回収する。
【0010】また、脱水溜槽14に一定量回収(水位セ
ンサーまで)されると、返送用水中ポンプ22で尿溜槽
Fへ返送して、再度、直方体形発酵槽A,A′の堆肥原
料に散布を反復して処理を行う。しかし、尿散布ポンプ
21で尿を堆肥原料に散布を反復していて、堆肥原料の
発酵温度が一定温度(例60度)に上がらない場合は、
温度センサー17が尿散布を中止し、堆肥原料は好気性
発酵で発酵が促進される。このように、発酵槽A,A′
底部の砕石槽16に、流出した尿が溜まらないので、送
風孔19a付パイプ19から均等に通気させ、堆肥原料
は好気性発酵で発酵が促進する。
【0011】なお、尿の流れを図1−A,Bにおいて、
説明すると、直方体形発酵層A,A′の底部に埋設され
た脱水溝20がそれぞれ脱水溜槽14に向けて傾斜する
ことによって、尿はP1、P2、P3で示す矢印方向に
向かって流れ、脱水溜槽14に至る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明すると、これは、図6−A,Bのように、両側壁を有
し、下部より通気させる直方体形の直方体形発酵槽A,
A′の壁縁に走行用レール1を敷設し、走行用レール1
に円軌道2を装置する走行台車Bを載設し、円軌道2に
切り返し機Cを装備する回動車Dを載設し、前記走行台
車Bは尿散布部21aを配設して、直方体形発酵槽A,
A′の始端側より終端側を往復させて、堆肥原料を切り
返すようにした糞尿等の連続発酵乾燥処理装置におい
て、図1−A,Bのように、直方体形発酵槽A,A′の
底部で発酵堆積物に通気可能な送風孔19a付パイプ1
9と、該送風孔19a付パイプ19の下部の透孔蓋20
a付脱水溝20と、該透孔蓋20a付脱水溝20と直方
体形発酵槽A,A′の外部で連通した脱水溜槽14とが
設置されている。
【0013】そして、直方体形発酵槽A,A′の外部に
設置された脱水溜槽14に、送風孔19a付パイプ19
より送風された空気が洩れるのを防止するために排尿パ
イプ15が設けられ、透孔蓋20a付脱水溝20からの
尿が流出することのできるU字形流出管15aが前記排
尿パイプ15に連通されている。
【0014】前記脱水溜槽14に流入した尿が、尿溜槽
Fに尿返送用ポンプ22で返送され、走行台車Bの走行
方向前部の尿散布部21aから、再度、直方体形発酵槽
A,A′に散布処理される。
【0015】そして、前記走行台車Bの走行方向前部の
尿散布部21aより均等散布する尿が、尿移送用ポンプ
21を制御することで、好気性発酵が促進され、糞尿を
発酵堆肥化するために回動車Dの後面に固定された仕切
板18に温度を感知するセンサー17が取り付けられて
いる。
【0016】直方体形発酵槽A,A′の堆肥原料に散布
した尿が、図3のように、堆肥原料の谷間に溜まって移
送始端部イへ一気に流れ込んだ時には、直方体形発酵槽
A,A′外部の脱水溜槽14(図1−B)へ溜める。ま
た、脱水溜槽14に透孔蓋20a付脱水溝20から流入
した尿が一定の水位に達すると、尿返送用ポンプ22
(図6−A)で尿溜槽Fへ返送して、再度、堆肥原料に
尿の散布を反復して処理する。
【0017】また、堆肥原料に多量の尿を散布していく
と、堆肥原料の発酵温度が低下する。このような場合
に、走行台車B、または回動車Dに堆肥原料の発酵温度
を感知するためのセンサー17を取り付けて、一定温度
以下の時は、制御盤6の電源回路を切り、尿の散布を中
止させることで発酵乾燥を促進する。
【0018】なお、直方体形発酵槽A,A′の糞尿投入
場所へ、糞尿、オガ粉等を投入して走行台車Bの走行方
向前部に均等散布する尿散布部21aを配設し、尿溜槽
Fに移動自在に配置した尿移送用ポンプ21で、尿散布
部21a部より散布を反復しながら走行台車Bを始端側
より走行させると、投入及び散布された糞尿は、リサイ
クル処理物と切り返し機Cの搬送コンベヤ3で撹拌粉砕
されながら移送堆積される。
【0019】混合処理物は搬送コンベヤ3が傾斜体Eに
案内されて回動するから、該搬送コンベヤ3で移送始端
部イより移送終端部ロへ掻きあげられて放出して移送堆
積する。
【0020】しかし、尿移送用ポンプ21で、尿散布部
21aより散布したスラリー状態の糞尿は、混合処理物
の谷間に溜まっている。そして、切り返し機Cが切り返
すと、移送始端部イへ一気に流れ込み、破石槽16に溜
まり、次に送風孔19a付パイプ19に流入して送風で
きなくなったり、嫌気発酵で発酵が遅延するが、本発明
は、前記送風孔19a付パイプ19の下部に透孔蓋20
a付脱水溝20を配設して、流出した尿を直方体形直方
体形発酵槽A,A′の外部に設置した脱水溜槽14に溜
めることができ、該脱水溜槽14に透孔蓋20a付脱水
溝20から流入した尿が一定水位に達すると、尿返送用
ポンプ22で尿溜槽Fへ返送して、再度、直方体形発酵
槽A,A′の混合処理物に散布して処理できる。図にお
いて、4はスリップリング、5はケーブルリール、6は
制御盤、7は回転車輪、8は走行車輪、9は走行用モー
ター、10は回転用モーター、11は搬送用モーター、
12は送風装置である。
【0021】上記のように構成してあるから、処理物の
底部から送風孔19a付パイプ19aによって送風しな
がら、切り返し機Cを始端側より終端側へ往復される
と、処理物は切り返し機Cによって、撹拌、粉砕されて
満遍なく酸素を供給する。そして一定量ずつ移送堆積さ
れ(切り返し機の走行方向とは、逆の方向に移送堆積さ
れる。)、堆肥原料は、数回の切り返しで、発酵乾燥さ
れて堆肥化処理される。これから発酵処理しようとする
糞尿・オガ粉等を、直方体形発酵槽A,A′のリサイク
ルされてきた乾燥物の上に、ショベルカー等で投入し、
直方体形発酵槽A,A′底部から空気を供給しながら走
行台車Bを始端側より走行させると、糞尿・オガ粉等と
リサイクル乾燥処理物は、切り返し機Cの傾斜体Eを回
動する搬送コンベヤ3で移送始端部イより移送終端部ロ
へ掻きあげられて、放出して移送堆積する。
【0022】そして、走行用レール1に取り付けたリミ
ットバーにリミットスイッチが当たると、尿移送用ポン
プ21が作動して、走行方向前部に配設した尿散布部2
1aより、混合処理物に均等散布を反復して処理するこ
とができる。散布した尿と、直方体形発酵槽A,A′の
混合処理物は、徐々に、回動車Dに装備する切り返し機
Cが直方体形発酵槽A,A′を切り返して移送堆積す
る。
【0023】尿移送用ポンプ21の運転工程は、走行前
進中に、尿散布用リミットスイッチが働いてから、運転
状態に入る。散布ポンプの運転時間は、全体タイマーの
時間設定による。この運転中の尿散布は間欠散布とし、
間欠タイマーの散布時間、休止時間の間欠時間設定によ
り尿の散布を反復する。
【0024】而して、走行台車Bが直方体形発酵槽A,
A′の終端まで走行すると、走行台車Bはリミットスイ
ッチで停止し、切り返し機Cは切り返しながら回動車D
と共に回転用の円軌道2を運行し、発酵槽の(ハ)から
(ニ)に180°半回転移動すると、回動車Dはリミッ
トスイッチで停止し、次に走行台車Bは逆方向、すなわ
ち始端側に走行する。再び走行しながら発酵槽Bの混合
処理物を切り返し機Cで切り返し、始端側まで走行する
とリミットスイッチで停止し、回動車Dは回転用の円軌
道2を運行し、発酵槽の(ホ)から(ヘ)へ180°半
回転移動してリミットスイッチで停止する。半回転移動
する時、糞尿等の投入場所(直方体形発酵槽A,A′)
へ、発酵乾燥物を搬送後、搬送を行いながら切り返し機
Cが半転すると、再び走行台車Bは終端側に走行しなが
ら発酵乾燥処理物を撹拌搬送して、出発点で全停止す
る。このように、直方体形発酵槽A,A′のリサイクル
乾燥処理物の上面に、糞尿・オガ粉等と尿を散布して、
切り返し機Cの傾斜体Eを回転する搬送コンベヤ3で、
移送始端部イより移送終端部ロへ掻きあげられて放出
し、移動堆積する。
【0025】最近の養豚及び養牛の飼育状態は、自然流
下式などで、スノコ式の貯水槽に糞尿をスラリー状態で
貯溜することが多い。このスラリー状態の糞尿を尿溜槽
Fから、走行台車Bの走行方向前部に装備した尿移送用
ポンプ21で、尿散布部21aより走行途中に、リサイ
クル発酵処理物に均等散布すると、散布したスラリー状
態の糞尿は発酵処理物に浸透せず、発酵処理物の谷間に
溜まって溜池状になることが多い。これを回動車Dに装
備する切り返し機Cが切り返すと、この溜池のスラリー
状態の糞尿は一気に移送始端部イへ流れ込み、直方体形
発酵槽A,A′下部の破石槽16に溜まり、送風孔19
a付パイプ19に入る。該送風孔19a付パイプ19に
スラリー状態の糞尿が溜まると、発酵処理物に空気を送
ることが出来なくなり、発酵処理を遅延さす。
【0026】本発明は、直方体形直方体形発酵槽A,
A′の底部に配設された送風孔19a付パイプ19の下
部に、透孔蓋20a付脱水溝20を設けているので、ス
ラリー状態の糞尿が多量に流れ込んだ場合でも、透孔蓋
20a付脱水溝20から脱水溜槽14に貯溜することが
でき、そして脱水溜槽14に一定量(水位センサー取
付)のスラリー状態の糞尿が溜まると、尿返送用ポンプ
22が作動して尿溜槽Fへ返送する。返送されたスラリ
ー状態の糞尿は、再度、尿移送用ポンプ21で直方体形
発酵槽A,A′のリサイクル発酵処理物に均等散布を反
復して処理する。
【0027】脱水溜槽14には、透孔蓋20a付脱水溝
20と連通した排尿パイプ15が配設され、この排尿パ
イプ15はL型配管材料でU字状に配管し、その出口は
透孔蓋20a付脱水溝20の底面より低く配置して、透
孔蓋20a付脱水溝20に流入した尿をU字形流出管1
5aを通過して、脱水溜槽14に溜めることで送風孔1
9a付パイプ19より送風した空気の洩れるのを防止す
ることができる。
【0028】混合物直方体形発酵槽A,A′の下部に
は、送風孔19a付パイプ19が設置されているので、
送風装置より送風された空気は、処理混合物の発酵を促
進すると同時に、水分を上方に除去して発酵乾燥物を造
る事が出来る。回転車Dは回転翼3を有する切り返し機
Cを装備するから、一定量の搬送を行うと同時に、糞尿
のかたまりを粉砕して、平均して酸素を供給し、一段と
発酵乾燥を促進する働きがある等、有益なものである。
【0029】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、切り返し方法が異なる発酵処理装置及び
本願出願人による実公平2ー35788号公報のような
ロータリー方式の発酵装置でも実施できる。また、本発
明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更を加え
得ることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明で
は、直方体形発酵槽底部の送風孔付パイプの下部に、透
孔蓋付脱水溝を設けることで、直方体形発酵槽にスラリ
ー状態の糞尿を多量に散布して流れだしても、送風孔付
パイプに入ることもなく脱水溜槽に回収されて処理する
ことができる。
【0031】このように、散布されたスラリー状態の糞
尿が、直方体形発酵槽底部から脱水溜槽に回収できるこ
とで、直方体形発酵槽底部からは均等に通気させること
ができ、処理混合物は好気性発酵で発酵が促進するの
で、糞尿の処理量を増大させて良好な状態で糞尿の発酵
堆肥化処理ができ、さらに構成が簡素、かつ堅牢で製作
も容易である等、優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1−A】本発明排泄物連続発酵乾燥処理装置の尿循
環装置における平面図である。
【図1−B】同要部の断面図である。
【図2】同要部の平面図である。
【図3】同ー部断面で示す側面図である。
【図4】同一部を省略した縦断正面図である。
【図5】同一部を断面した斜視図である。
【図6−A】同全体平面図である。
【図6−B】同全体側面図である。
【符号の説明】
A,A´ 直方体形発酵槽 B 走行台車 C 切り返し機 D 回動車 F 尿溜槽 1 走行用レール 2 円軌道 14 脱水溜槽 15 排尿パイプ 16 破石槽 17 センサー 18 仕切板 19a 送風孔 19 パイプ 20a 透孔蓋 20 脱水溝 21a 尿散布部 22 尿返送用ポンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長い両側壁を有する直方体形発酵槽の上
    口両側縁に走行用レールが敷設され、該走行用レールに
    円軌道を設備する走行台車が載架され、前記円軌道に切
    り返し機の下端が前記発酵槽の底面に近接するように装
    備する回動車が載架され、走行台車を発酵槽の始端より
    終端間を往復運動させるようにした排泄物連続発酵乾燥
    処理装置において、前記発酵槽の底部で発酵堆積物に通
    気可能な送風孔付パイプと、該パイプの下部の透孔蓋付
    脱水溝と、該脱水溝と発酵槽の外部で連通した脱水溜槽
    とが設置されたことを特徴とする排泄物連続発酵乾燥処
    理装置の尿循環装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発酵槽の外部に設置され
    た脱水溜槽に、送風孔付パイプより送風された空気が洩
    れるのを防止するために排尿パイプが設けられ、透孔蓋
    付脱水溝からの尿が流出することのできるU字形流出管
    が前記排尿パイプに連通されたことを特徴とする排泄物
    連続発酵乾燥処理装置の尿循環装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の脱水溜槽に流入した尿
    が、尿溜槽に尿返送用ポンプで返送され、走行台車の走
    行方向前部の尿散布部から、再度、直方体形発酵槽に散
    布処理されることを特徴とする排泄物連続発酵乾燥処理
    装置の尿循環装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の走行台車の走行方向前部
    の尿散布部より均等散布する尿が、尿移送用ポンプを制
    御することで、好気性発酵が促進され、糞尿を発酵堆肥
    化するために回動車の後面に固定された仕切板に温度を
    感知するセンサーが取り付けられたことを特徴とする排
    泄物連続発酵乾燥処理装置の尿循環装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030065013A (ko) * 2002-01-29 2003-08-06 주식회사 다나 바이오시스템 고농도 유기성 폐수의 처리시스템
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