JPH07133177A - 有機性廃棄物の発酵堆肥化装置 - Google Patents

有機性廃棄物の発酵堆肥化装置

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JPH07133177A
JPH07133177A JP6100563A JP10056394A JPH07133177A JP H07133177 A JPH07133177 A JP H07133177A JP 6100563 A JP6100563 A JP 6100563A JP 10056394 A JP10056394 A JP 10056394A JP H07133177 A JPH07133177 A JP H07133177A
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JP
Japan
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waste
fermentation
fermenter
shape
air
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JP6100563A
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Masaru Hasaka
勝 葉坂
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Individual
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/40Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発酵条件を整える機能を備えた発酵槽を用意
し、環境を整えることによりその地方や、土地に存在す
るバクテリア菌等の土壌微生物類を収集し繁殖させて、
広い対象廃棄物について効率よく堆肥化せんとする処理
法を実現するための発酵堆肥化装置をえることを目的と
する。 【構成】 発酵槽の底面部に通気管を配設し、当該通気
管の基部には圧縮装置の付いた送風機を設け自然界のバ
クテリア菌等の土壌微生物を含んだ新鮮な空気を取り込
み、この空気を圧縮することにより所定の温度に前記圧
縮装置で暖めたうえ、通気管の上部に堆積貯溜されてい
る保形性調整廃棄物の発酵条件を整える設備と、通気管
の下の底部には配水口を設けるとともに、平時より短時
間に能率よく保形性調整廃棄物の水分が流下調整するよ
うにした水切り部分と、発酵槽内には走行しながら収納
されている保形性調整廃棄物を切り替えつつ排出口方向
へ搬送する切り替え搬送装置とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、汚泥、動物植物性残
さ、その他の有機性廃棄物を短期間で堆肥化するために
使用する発酵堆肥化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】廃棄物には、ごみ、粗大ごみ、汚泥、動
植物性残さ、糞尿、燃えがら、木屑、繊維屑、紙屑、動
物死体、廃油、廃酸、廃アルカリ、その他の汚物または
不要物質などがあり、これらは生活環境保全及び公衆衛
生の向上を図るため、焼却処分、高温分解処分、陸上埋
立処分、水面埋立処分、海洋還元処分、再生利用処分が
なされている。
【0003】これらの有機性廃棄物の望ましい処理法
は、発酵により完全な堆肥化をし、緑農地に利用をする
再生利用処分である。しかし、現実には、食物残渣や動
植物性残さなどの有機性廃棄物から利用価値の高い堆肥
を製造するための、良質の堆肥化原料としての条件を備
えた廃棄物はなかなかなく、利用範囲も狭い場合が多
い。また有機性廃棄物を堆肥化するための発酵技術が難
しいうえ、完熟させるためには長時間かかり、経済性も
ないので、現在ほとんど有機性廃棄物の堆肥化処理は行
われていない。特に、水分の多い汚泥や、し尿等の有機
性廃棄物は、堆肥化が困難とされ、一般には濃縮、消
費、汚泥調整、機械脱水、天日乾燥、焼却などの処理法
を組み合わせた中間処理をしたうえ、最終的処分として
埋立処分させるというのが殆どである。
【0004】すなわち、廃棄物処理法のなかにおける高
速堆肥化処理法というのは、最終的に埋め立て処分をす
るための中間処理として、位置付けられているに過ぎな
いため、必ずしも完熟堆肥にならない堆肥化処理でも充
分目的が達成できた。このため、従来の発酵堆肥化装置
は腐敗臭気や汚さの伴うことが多い有機性廃棄物を如何
に効率よく匂いがなく汚さの解消した状態にすること、
すなわち生活環境保全及び公衆衛生の向上を図ることが
一義的な目的とした装置となっている場合が多い。この
ため廃棄物の処理による堆肥を農業や土地改良に役立て
ることが出来る程度に完熟させることのできる満足すべ
き発酵堆肥化装置は、まだ開発されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】有機性廃棄物を堆肥化
するための技術課題は、当該廃棄物にうまくバクテリア
菌などの土壌微生物類をいかに盛んに繁殖させるかであ
る。土壌微生物類を盛んに繁殖させる条件というのは、
栄養分のある繁殖媒体と、土壌微生物類の存在と、適正
温度と、適正水分と、酸素を含んだ新鮮な空気とが、存
在することである。しかし、多くの有機性廃棄物がその
時の状態によって、成分にしても含水率にしても繁殖媒
体の状態にしてもかなり差異があり、土壌微生物類が常
に盛んに繁殖させるに充分な条件を備えている場合の方
が少ない。また、その発酵に要する発酵菌の種類によっ
ても、その処理を行う土地の気候条件や土質条件、その
他の環境条件によっても、土壌微生物類が盛んに繁殖す
るとは限らず、安定して堆肥化するのは技術的に大変難
しい。
【0006】従来より、発酵槽に空気を供給する装置を
備えたり、温度を調整する装置を備えたりするものはあ
ったが、微生物の立場より、人間の立場から効率性を追
及したり、経済性を追及したりすることを優先した装置
が殆どで、上記のような廃棄物独特の多様な条件に広く
対応できできるような実用性の高い堆肥化装置は、まだ
開発されていない。
【0007】そのため、従来の廃棄物の堆肥化に対する
考え方は、強力な消化力を有する土壌微生物類の発見に
努めたり、組み合わせ方を考えたり、対象廃棄物の種類
によって最適な菌類を発見する研究が盛んに行われてお
り、その種となる菌株を保存しておいて、必要な時、必
要なだけ菌株分けをして、対象となる廃棄物に植え付
け、温度管理と水分補給をすることにより、堆肥化をせ
んとするものが多い。しかし、この種菌は、それ自体と
しては優れた消化力を持った強力な土壌微生物群である
としても、これをうまく繁殖させるには、上記のように
その使用する菌種や選定された微生物に適した条件を整
えなければ期待するような効果はあげられない。従っ
て、使用する地方によって、またそのときの環境によっ
て、効果に大きなバラツキが出る。もし、その種菌がそ
の場所に適しない場合には、人工的にその適合環境条件
を造らなければならない。それではコストがかかり過ぎ
るし永続的に堆肥化する効果を持続することは困難であ
る。
【0008】本発明は、従来の考え方を根本的に改め、
発酵条件を整える機能を備えた発酵槽を用意し、環境を
整えることによりその地方や、土地に存在するバクテリ
ア菌等の土壌微生物類を収集し繁殖させて、広い対象廃
棄物について効率よく堆肥化せんとする処理法を実現す
るための発酵堆肥化装置を開発したものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、自然界のな
かには、その地方や土地に適したバクテリア菌等の土壌
微生物群が必ず生存しているという事実に着目し、人工
的に造られた種菌や、他の地方で効果があったとされる
種菌などを一切用意せず、その地方に土着の土壌微生物
類が繁殖し易い環境と条件を整えさえすれば、その地方
の環境下で望まれる最も適切な土壌菌が集まり効率の良
い発酵効果が出来るはずである、との考え方に立脚し
て、研究をした結果完成したものである。つまり、本発
明は、どこの地方でも可及的に効率のよい発酵作用によ
って短期間に堆肥化出来る技術を開発することに成功し
たものである。
【0010】上記のような基本的な考え方をもとに開発
した有機性廃棄物の発酵堆肥化装置は次のようなもので
ある。
【0011】本願発明に係る前記有機性廃棄物の発酵堆
肥化装置は、投入口から、排出口まで所定の距離がある
発酵槽と、その発酵槽の底面部には、ほぼ全面にわたっ
て吹き出し孔の散在する通気管が配設されており、当該
通気管の基部には圧縮装置の付いた送風機を設け、該送
風機によって自然界のバクテリア菌等の土壌微生物を含
んだ新鮮な空気を取り込み、この空気を圧縮することに
より所定の温度に前記圧縮装置で暖めたうえ前記通気管
を介して発酵槽の底面部に送り、その吹き出し孔から吹
き出すようにして通気管の上部に堆積貯溜されている保
形性調整廃棄物中に適度に暖めた温度と、バクテリア菌
などの土壌微生物を含んだ空気とを連続的に供給し得る
ように構成する発酵条件を整える設備と、発酵槽の投入
口近傍の底面部に配設された通気管の下の底部には流下
してきた水分を集水して排水し得るように構成した排水
口を設け、底面部の通気管から暖められた空気を吹き出
して、その上方に堆積貯溜されている保形性調整廃棄物
の下から全体に暖かい空気が吹き上げられるように構成
して、平時より短時間に能率よく保形性調整廃棄物の水
分が流下調整するようにした水切り部分と、発酵槽内に
は走行しながら収納されている保形性調整廃棄物を切り
替えつつ排出口方向へ搬送する切り替え搬送装置とから
構成されるものである。
【0012】尚、各吹き出し孔から空気が可及的に均一
に噴出するようにするため、発酵槽の床面積を数ブロッ
クに分け各ブロック毎に吹き出し孔の散在する通気管を
均等二分技方式に分技した形状に配設すると良い。
【0013】また、切り替え搬送装置は、走行チェーン
スクープ式、走行スクリュースクープ式、走行ドラムス
クープ式、走行ロータリィクラシャー式のいずれでもよ
い。
【0014】また、前記保形性調整廃棄物とは、例えば
食肉処理場、食肉品加工工場などの処理施設からでる有
機物脱水汚泥、菓子製造工場などの排水処理施設からで
る脱水汚泥、植物性スラッジやこの植物性スラッジの焼
却灰などを混ぜ合わせたもので、発酵槽中において発酵
し易いようにしたものである。尚、前記有機性廃棄物と
は、汚泥、動植物性残さ、糞尿、燃えがら、木屑、繊維
屑、紙屑、動物死体、その他有機性不要物質を含むもの
である。また、食肉処理場、食品加工工場、食堂雑廃、
家庭雑廃、等の各排水処理施設、し尿浄化槽から出る生
汚泥の場合には、中性にPH調整したうえ、植物性スラ
ッジと、凝集剤と、スラッジ焼却灰を混入して凝集させ
た後、脱水させて、保形性調整廃棄物となるようにして
もよい。
【0015】
【作用】本願発明に係る前記有機性廃棄物の発酵堆肥化
装置は、前処理として有機性廃棄物を保形性調整廃棄物
をとなしたうえ、前記発酵条件を整える設備を備えた発
酵堆肥化装置の発酵槽に投入口から前記保形性調整廃棄
物を投入し、当該保形性調整廃棄物中に空気と30℃〜
40℃の温度とバクテリア菌等の土壌微生物類とを連続
供給して保形性調整廃棄物の水分調整をするとともに、
自然発酵させ、保形性調整廃棄物の水分調整をするとと
もに、自然発酵中の保形性調整廃棄物の切り替えと排出
口側への移送をしながら完熟させる有機性廃棄物の高速
堆肥化処理法に使用することができる。
【0016】すなわち、有害物質を含まない有機性廃棄
物及びその混合物に、植物性スラッジと、必要に応じて
スラッジ焼却灰や凝集剤を混入して保形性調整廃棄物と
なす第1工程と、投入口から排出口まで所定の距離があ
る発酵槽にしてその底面部には吹き出し孔の散在する通
気管が配設されており、該通気管の基部には圧縮装置の
付いた送風機を設けており、発酵槽の投入口近傍の底面
部に配設された通気管の下の底部には流下してきた水分
を集水して排水し得るように構成した排水口を設け、発
酵槽内には走行しながら収納されている保形性調整廃棄
物を取り替えつつ搬送する切り替え搬送装置とから構成
される発酵堆肥化装置に、前記保形性調整廃棄物をその
投入口側から投入するようにした第2工程と、前記発酵
槽内に貯溜された保形性調整廃棄物中に、送風機で自然
界のバクテリア菌等の土壌微生物を含んだ新鮮な空気を
取り込み、この空気を圧縮することにより30℃〜40
℃に暖めたうえ、前記吹き出し孔から噴出し、これによ
って投入口近傍では投入直後の保形性調整廃棄物の水切
りを行い水分調整をするとともに、当該保形性調整廃棄
物中に空気と、30℃〜40℃の温度と、バクテリア菌
等の土壌微生物類とを連続供給しながら自然発酵させる
第3工程と、所定の間隔で切り替え搬送装置を駆動さ
せ、発酵槽内で自然発酵中の保形性調整廃棄物を切り替
えて活性化しながら、少しずつ排出口側に移送し、完熟
する第4工程とからなる有機性廃棄物の高速堆肥化処理
法をおこなうことができる。
【0017】なお、前記植物性スラッジとは、例えば製
紙工場などからでる植物性汚泥を脱水したもので、急速
発酵が可能なように水分や溶分を調整し、発酵槽の中に
入れられるようにしたものである。また、前記保形性調
整廃棄物とは、例えば食肉処理場、食肉品加工工場など
の処理施設からでる有機物脱水汚泥、菓子製造工場など
の排水処理施設からでる脱水汚泥、植物性スラッジやこ
の植物性スラッジの焼却灰などを混ぜ合わせたもので、
発酵槽中において発酵し易いようにしたものである。
【0018】更にまた、発酵槽内へ保形性調整廃棄物を
投入し、送風機で圧縮加熱した30℃〜40℃の空気を
連続供給しながら、水分調整し、まもなく自然発酵させ
それが活性化しやがて活性低下してくるまで第1次発酵
させ、第1次発酵の活性が低下したの時点で水分を補給
して発酵を再度活性化する第2次発酵を起こさせて完熟
させるようにすることが望ましい。
【0019】
【実施例】以下、発酵堆肥化装置について、図示実施例
に基づいて詳細に説明すると、投入口1aから排出口1
bまで所定の距離がある発酵槽1にして、その底面部2
にはほぼ全面に吹き出し孔3の散在する通気管4が配設
されており、該通気管4の基部には圧縮装置の付いた送
風機5に連結されている。
【0020】図示実施例では各吹き出し孔3から空気が
可及的に均一に噴出するようにするため、図2に示すよ
うに、発酵槽1の床面積を5ブロックに分け、各ブロッ
ク毎に吹き出し孔3の散在する通気管4を均等二分技方
式に分技した形状に配設する。均等二分技方式に分技し
た形状とは、基本通気管4aから延出した引き込み通気
管4bをまず2等分に分技し、さらにこれを2等分に分
技した形状の配管である。そして、基本通気管4aから
延出する引き込み通気管4bの基部には、ブロックにお
ける噴出空気圧を調整する弁6が設けてあり、基本通気
管4aの基部には圧縮装置の付いた送風機5を設けてあ
る。当該圧縮装置の付いた送風機5は、空気を取り入れ
て圧縮し吹き出し孔3から空気を柔らかい所定の圧力で
吹き出させることにより、堆積している保形性調整廃棄
物の内奥部まで空気を供給するようにするためと、空気
を圧縮することにより温度が上昇する原理を利用して空
気を30℃〜40℃に暖めるためである。
【0021】また、発酵槽1の投入口1a近傍の底部6
には集水用の傾斜部6aと排水口7を有しており、その
下には余分になっている濾過され流下してきた水を溜め
る貯溜水槽8が形成されている。
【0022】更にまた、発酵槽1内には走行しながら収
納されている切り替え搬送装置9を設けてある。当該切
り替え搬送装置9は、保形性調整廃棄物を切り替えつつ
少しづつ排出口1b側に搬送する装置である。図示実施
例の切り替え搬送装置9は、図1に示したように、走行
チェーンスクープ式9aであっても良いが、図4に示す
ように走行スクリュースクープ式9b、図5に示すよう
に走行ドラムスクープ式9c、図6に示すように走行ロ
ータリィクラシャー式9dのいずれでも良い。
【0023】図1に示した実施例に示した切り替え搬送
装置9aを詳しく説明すると、堆積している保形性調整
廃棄物の底部から上方まで斜めに配設されている羽付無
端チェーンベルト体11が回転して、廃棄物をすくい上
げて後方(排出口側)に移送して投下し、羽付無端チェ
ーンベルト体11の長さ分だけ移送する。図中12は、
羽付無端チェーンベルト体11を移送するための台車
で、羽付無端チェーンベルト体11を回転移送しながら
後方から前方(X矢印方向)に移動することにより、発
酵槽1内の保形性調整廃棄物を順次少しずつ後方に移送
する。図示実施例にあっては、発酵槽1を100mの長
さにして、羽付無端チェーンベルト体11により一回切
り替えすことにより2m後方(排出口側)に移送し、5
0回切り替えることにより投入口1aから排出口1bま
で移送される。尚、図中10は、圧縮装置付き送風機5
の収納室である。
【0024】当該発酵堆肥化装置を使用して有機性廃棄
物を堆肥化する場合には、次のようにする。
【0025】まず第1工程として有機性廃棄物を保形性
調整廃棄物に前処理する。有害物質を含まない有機性廃
棄物、またはその混合物に、植物性スラッジと、必要に
応じてスラッジ焼却灰や凝固剤を混入して保形性調整廃
棄物となす。前記有機性廃棄物とは、汚泥、動植物性残
さ、糞尿、燃えがら、木屑、繊維屑、紙屑、動物死体、
その他有機性不要物質のことをいう。しかし、肥料にす
る以上、有機性廃棄物であっても、これに有害物質が含
まれているものは除かれる。この有害物質とは、水銀、
またはその化合物、カドミウム化合物、鉛化合物、有機
リン化合物、六価クロム化合物、放射性物質などをい
う。
【0026】すなわち、堆肥原料になるものは、有害物
質を含まない有機性廃棄物の単体、またはその混合物で
あればよい。しかし、これら堆肥原料といえどもその成
分や含水率など状態が様々なので、これに植物性スラッ
ジと、必要に応じてスラッジ焼却灰や凝集剤を混入して
保形性調整廃棄物となす。すなわち、植物性スラッジは
必ず混入することとするが、これは有機成分を吸着する
性質があるうえ、繊維質でもあるので、保形効果が大き
く、含水率が98%以上の汚泥でも効率良く凝集させ
る。しかも、植物性スラッジはバクテリア菌等の土壌微
生物を繁殖させる媒体として優れているので、脱水して
出来た保形性のある調整廃棄物は、堆肥原料としての条
件を備えたものとなっている。
【0027】尚、必要に応じてスラッジ焼却灰を混入す
るのは、悪臭の強い場合の脱臭のためと、肥料として土
壌改良効果が期待出来るからである。また、凝集剤を混
入するのは、含水率が特に多いときや水溶性蛋白等が多
いときなどこれら有機成分をさらに効率良く凝集させる
ためである。
【0028】例えば、食肉処理場、食品加工工場、食堂
雑廃、等の各排水処理施設、し尿浄化槽から出る生汚泥
の場合には、中性にPH調整したうえ、植物性スラッジ
と、凝集剤と、スラッジ焼却灰を混入して凝集させた
後、脱水させて、保形性調整廃棄物とすると良い。
【0029】尚、既存の方法で既に保形性のある汚泥ケ
ーキに処理されているものや、有機性廃棄物である程度
の保形性があるものの場合には、植物性スラッジを混入
し、臭気の強い場合にはスラッジ焼却灰を入れて混合
し、保形性調整廃棄物としても良い。
【0030】以上のように、本発明に係る前処理をすれ
ば、従来堆肥原料としては利用出来ないと思われてきた
幅広い範囲の有機性廃棄物の発酵媒体である保形性調整
廃棄物にすることが出来る点に特徴がある。
【0031】第2工程として前工程で前処理された保形
性調整廃棄物を開発された発酵堆肥化装置の中に投入
し、充分発酵させる。発酵堆肥化装置については、先に
図示実施例に基づいて詳細に説明したので省略するが、
当該発酵堆肥化装置に前記保形制調整廃棄物をその投入
口1a側から投入し、排出口1b側に切り替えながら移
送する。
【0032】第3工程として保形制調整廃棄物の水分調
整をするとともに、当該保形性調整廃棄物中に空気と3
0℃〜40℃の温度とバクテリア菌等の土壌微生物類と
を連続供給して発酵条件を整え自然発酵させる。
【0033】前記発酵槽1内に貯溜された保形性調整廃
棄物中に、圧縮装置付きの送風機5で自然界のバクテリ
ア菌等の土壌微生物を含んだ新鮮な空気を取り込み、こ
の空気を圧縮することにより30℃〜40℃に暖めたう
え前記吹き出し孔3から吹き出し、これによって投入口
1a近傍では投入直後の保形性調整廃棄物の水切りを行
い水分調整をするとともに、当該保形性調整廃棄物中に
空気と30℃〜40℃の温度とバクタリア菌等の土壌微
生物類とを連続供給しながら自然発酵させるのである。
【0034】まず、水分調整についてであるが、これ
は、重力により、保形性調整廃棄物に保水出来ない余分
な水分は濾過されて流下し、排水口7から下の貯溜水槽
8に落下するが、このとき、下から空気を吹き上げてい
るため、水は毛細管現象が壊されたり活性化するうえ、
下方の気圧が低下することによって吸引力が生じ、水と
空気のすりかえ現象を起こし、平時より素早く流下して
短時間に水切りが出来る。この水切りした状態というの
がバクテリア菌等の土壌微生物類の繁殖には最とも適し
た含水率の状態である。すなわち、空気の噴射環境下に
おける濾過方式により短時間に能率良く最適な状態に水
分調整を実現出来る点に特色がある。
【0035】次に、送風機5で自然界のバクテリア菌等
の土壌微生物を含んだ新鮮な空気を取り込み、この空気
を圧縮することにより30℃〜40℃に暖めたうえ、前
記吹き出し孔3から噴出する。この点が本発明の大きな
特徴のひとつである。
【0036】つまり、当該保形性調整廃棄物中に空気
と、30℃〜40℃の温度の温度と、バクテリア菌等の
土壌微生物類とを連続供給するからである。もし、仮
に、空気を前もって加熱し、暖めてからこれを送風機5
に取り込み、これを30℃〜40℃の温風として当該保
形性調整廃棄物中に吹き出した場合には、堆肥化のため
の発酵はうまく起こらない。なぜなら、空気を前もって
加熱した時点で、自然界の土壌微生物類は死滅するか、
逃げ出してしまって、熱と空気は供給しても繁殖すべき
バクテリア菌を供給しないからである。従来は、種菌を
別に植え付けることが前提になっているので、熱と空気
を供給してもらっただけでも良かったが、本発明は、種
菌を用意せず、その地方に土着の土壌微生物を集めてこ
れを繁殖させ、自然発酵を起こさせるようにするのが、
基本的考え方であるから、自然界に存在する土壌微生物
を含んだ空気を取り込むか否かは極めて重大な差異とな
る。
【0037】また、取り込んだ空気の温度を30℃〜4
0℃の温度に暖める方法として、火や高温の外熱を使っ
た場合には、土壌微生物類が死滅してしまって、自然繁
殖を阻害する行為となり、うまく自然発酵を起こさな
い。
【0038】これに対して、本発明の発酵堆肥化装置
は、バクテリア菌等の土壌微生物類を含んだ常温で自然
のままの空気を送風機5のなかに取り込み、それになん
の外熱をも加えず、空気を圧縮することによってのみ温
度を30℃〜40℃に上昇させるものである。
【0039】従って、土壌微生物類は死滅せず、かえっ
て30℃〜40℃という土壌微生物類の活性化に適した
温度を得て、繁殖活動を活発化した状態で保形性調整廃
棄物中に吹き出され、自然発酵するのである。これも、
本発明の特徴点のひとつである。
【0040】実施例の場合をみると、約半日で水分調整
を終わり自然発酵が開始される。そして、当初は発酵槽
内の温度が上昇し、嫌気性土壌微生物を中心に繁殖する
が、すぐに好気性土壌微生物を中心に繁殖するように移
行していくのが観察されている。
【0041】第4工程、保形性調整廃棄物の切り替えと
排出口側への移送と完熟のための工程である。所定の間
隔で切り替え搬送装置9を駆動させ、発酵槽1内で自然
発酵中の保形性調整廃棄物を切り替えて活性化しなが
ら、少しづつ排出口1b側に移送しながら完熟させる第
4工程とからなる有機性廃棄物の高速堆肥化処理法であ
る。
【0042】尚、発酵槽1内へ保形性調整廃棄物を投入
し、送風機5で圧縮加熱した30℃〜40℃の空気を連
続供給しながら、水分調整し、まもなく自然発酵させ、
それが、活性化しやがて活性低下してくるまで第1次発
酵をさせ、第1次発酵の活性が低下した時点で水分を補
給して発酵を再度活性化する第2次発酵をおこさせて完
熟させるようにした有機性廃棄物の高速堆肥化処理法で
ある。
【0043】図3は、発酵槽1内の温度変化と供給温度
と、含水率の経時的変化について示したもので、発酵槽
1内の温度変化は発酵状態の変化を示している。つま
り、水分調整は、1日半位で終了するが、水分調整の途
中から自然発酵が始まり、投入時常温だったものが急速
に発酵が進み、発酵の最盛期には温度が70℃〜80℃
位まで上昇する。1日2回切り替えを行い、1回当たり
2mほど排出口1b側に移送する。
【0044】発酵温度は、発酵が進むにつれてしだいに
低下しはじめるが、15日を経過したあたりで60℃〜
70℃位となる。この時点で水を撒いて水分補給する。
すると再び発酵活動が活発化し、温度が少し上昇する。
これが第2次発酵である。その後、発酵温度は次第に低
下し、25日目には完全発酵した状態の堆肥が出来上が
っている。
【0045】本発明に係る発酵堆肥化装置は、その投入
口1aに、毎日新たな保形性調整廃棄物を投入し続けれ
ば25日間経過し、排出口1bまで移送された時点で、
完全発酵堆肥が出来ていることになる。このように本発
明は、流れ作業により連続的に堆肥が生産出来る装置で
あるといった点も大きな特徴である。
【0046】この発酵工程における含水率の変化を観測
してみると、保形性調整廃棄物を投入時70℃〜80℃
あった含水率は、2日間位で60%以下に低下し、発酵
が進むにつれて低下し、2次発酵のため水を補給したと
きには一時含水率が増加傾向をしめしたがすぐ低下し、
25日目の堆肥として出来上がった時には、25%〜4
5%の含水率となっていて、さらさらした感触になって
いる。
【0047】尚、この工程の期間中連続して、30℃〜
40℃の空気を底面部より、発酵槽1の全体にわたって
吹き出しつづけるのである。出来た堆肥を定量分析した
結果が表1のとおりである。
【0048】
【表1】
【0049】本発明によって出来た上記堆肥は、上記定
量分析成績のごとく大変バランスよく肥料となる成分が
含まれており品質の高いものとなっている。特に、市販
のものと比較して好気性土壌微生物数が豊富であり、臭
いのほとんどない肥料として、また土壌改良剤としての
効果が高いことを実証している。また、炭素率が多い点
も特徴のひとつで、これは、脱臭効果があるうえ土壌改
良効果も発揮し、肥料としての品質を高めている。ま
た、更に、含水率が従来方法で堆肥化されたものに比較
して低いので、手触りがさらさらしており、取り扱い易
いといった特性がある。
【0050】
【効果】本発明である発酵堆肥化装置は、投入口から排
水出口まで所定の距離がある発酵槽と、その発酵槽の底
面部には、ほぼ全面にわたって吹き出し孔の散在する通
気管が配設されており、当該通気管の基部には圧縮装置
の付いた送風機を設け、該送風機によって自然界のバク
テリア菌等の土壌微生物を含んだ新鮮な空気を取り込
み、この空気を圧縮することにより所定の温度に前記圧
縮装置で暖めたうえ、前記通気管を介して発酵槽の底面
部に送り、その吹き出し孔から吹き出すようにして通気
管の上部に堆積貯溜されている保形性調整廃棄物中に、
適度に暖めた温度と、バクテリア菌などの土壌微生物を
含んだ空気とを連続的に供給し得るように構成する発酵
条件を整える設備と、発酵槽の投入口近傍の底面部に配
設された通気管の下の底部には、流下してきた水分を集
水して排水し得るように構成した排水口を設けるととも
に、底面部の通気管から暖められた空気を吹き出し、そ
の上方に堆積貯溜されている保形性調整廃棄物の下から
全体に暖かい空気が吹き上げられるように構成して、平
時より短時間に能率よく保形性廃棄物の水分が流下調整
するようにした水切り部分と、発酵槽内には走行しなが
ら収納されている保形性調整廃棄物を切り替えつつ排出
口方向へ搬送する切り替え搬送装置とから構成されてい
るので、有機性廃棄物の堆肥化処理を流れ作業方式によ
り連続的にしかも完熟した良質の堆肥になるまで行うこ
とが出来る便利な一貫生産システム装置である。
【0051】特にこの装置の特色は、圧縮によって空気
を暖めることと、新鮮な空気を供給することと、土壌微
生物群を生きたまま供給すること、および初期の水分調
整促進の四役を圧縮装置の付いた送風機と通気管とから
なる発酵条件を整える設備だけで、同時に行うことが出
来るようにした点に大きな特徴があり、これによって確
実な自然発酵と、その後の完全発酵までを短期間に、コ
スト安に実現できることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発酵堆肥化装置の使用状態を示す
説明側面図である。
【図2】本発明に係る発酵堆肥化装置の平面図である。
【図3】本発明に係る発酵堆肥化装置を用いた有機性廃
棄物を高速堆肥化処理法の発酵状態を示す温度と含水率
の変化を示すグラフである。
【図4】本発明に係る切り替え搬送装置の他実施例を示
す概略説明図である。
【図5】本発明に係る切り替え搬送装置の他実施例を示
す概略説明図である。
【図6】本発明に係る切り替え搬送装置の他実施例を示
す概略説明図である。
【符号の説明】
1a:投入口 1b:排出口 1:発酵槽 2:底面部 3:吹き出し孔 4:通気管 4a:基本通気管 4b:引き込み通気管 5:圧縮装置の付いた送風機 6:弁 7:排水口 8:貯溜水槽 9:切り替え搬送装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入口から排出口まで所定の距離がある
    発酵槽と、その発酵槽の底面部には、ほぼ全面にわたっ
    て吹き出し孔の散在する通気管が配設されており、当該
    通気管の基部には圧縮装置の付いた送風機を設け、該送
    風機によって自然界のバクテリア菌等の土壌微生物を含
    んだ新鮮な空気を取り込み、この空気を圧縮することに
    より所定の温度に前記圧縮装置で暖めたうえ、前記通気
    管を介して発酵槽の底面部に送り、その吹き出し孔から
    吹き出すようにして通気管の上部に堆積貯溜されている
    保形性調整廃棄物中に、適度に暖めた温度と、バクテリ
    ア菌などの土壌微生物を含んだ空気とを連続的に供給し
    得るように構成する発酵条件を整える設備と、発酵槽の
    投入口近傍の底面部に配設された通気管の下の底部に
    は、流下してきた水分を集水して排水し得るように構成
    した排水口を設けるとともに、底面部の通気管から暖め
    られた空気を吹き出し、その上方に堆積貯溜されている
    保形性調整廃棄物の下から全体に暖かい空気が吹き上げ
    られるように構成して、平時より短時間に能率よく保形
    性調整廃棄物の水分が流下調整するようにした水切り部
    分と、発酵槽内には走行しながら収納されている保形性
    調整廃棄物を切り替えつつ排出口方向へ搬送する切り替
    え搬送装置とから構成される有機性廃棄物の発酵堆肥化
    装置。
  2. 【請求項2】 発酵槽の床面積を数ブロックに分け、各
    ブロック毎に吹き出し孔の散在する通気管を均等二分方
    式に分技した形状に配設し、各吹き出し孔から空気が可
    及的に均一に噴出するようにしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の有機性廃棄物の発酵堆肥装置。
  3. 【請求項3】 切り替え搬送装置は、走行チェーンスク
    ープ式、走行スクリュースクープ式、走行ドラムスクー
    プ式、走行ロータリィクラシャー式のいずれをも含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の有機性廃棄
    物の発酵堆肥化装置。
JP6100563A 1994-04-14 1994-04-14 有機性廃棄物の発酵堆肥化装置 Pending JPH07133177A (ja)

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