JPH08744B2 - 有機性廃棄物の高速堆肥化処理法 - Google Patents

有機性廃棄物の高速堆肥化処理法

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JPH08744B2
JPH08744B2 JP29413386A JP29413386A JPH08744B2 JP H08744 B2 JPH08744 B2 JP H08744B2 JP 29413386 A JP29413386 A JP 29413386A JP 29413386 A JP29413386 A JP 29413386A JP H08744 B2 JPH08744 B2 JP H08744B2
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上は利用分野」 本発明は、汚泥、動物植物性残さ、その他の有機性廃
棄物を短期間で堆肥化するための処理法に関する。
「従来技術」 廃棄物には、ごみ、粗大ごみ、汚泥、動植物性残さ、
芬尿、燃えがら、木屑、繊維屑、紙屑、動物死体、廃
油、廃酸、廃アルカリ、その他の汚物または不要物質な
どがあり、これらは生活環境保全及び公衆衛生の向上を
図るため、焼却処分、高温分解処分、陸上埋立処分、水
面埋立処分、海洋還元処分、再生利用処分がなされてい
る。
これらの有機性廃棄物の望ましい処理法は、発酵によ
り完全な堆肥化をし、緑農地に利用する再生利用処分で
ある。しかし、現実には、植物残渣や動植物性残さなど
の有機性廃棄物から利用価値の高い堆肥を製造するため
の、良質の堆肥化原料としての条件を備えた廃棄物はな
かなかなく、利用範囲も場合が多い。また有機性廃棄物
を堆肥化するための発酵技術が難しいうえ、完熟させる
ためには長時間かかり、経済性もないので、現在ほとん
ど有機性廃棄物の堆肥化処理は行われていない。特に、
水分の多い汚泥や、し尿等の有機性廃棄物は、堆肥化が
困難とされ、一般には濃縮、消費、汚泥調整、機械脱
水、天日乾燥、焼却などの処理法を組み合わせた中間処
理をしたうえ、最終的処分として埋立処分させるという
のが殆どである。すなわち、廃棄物処理法のなかにおけ
る高速堆肥化処理法というのは、最終的に埋め立て処分
をするための中間処理として、位置付けられているに過
ぎないため、必ずしも完熟堆肥にならない堆肥化処理で
も充分であった。このため廃棄物処理から出来た堆肥の
品質は必ずしも良好でなく、農業や土地改良に役立てよ
うとしても需要が少なく、再利用が進まない処理となっ
ている。
「発明が解決せんとする問題点」 有機性廃棄物を堆肥化するための技術課題は、当該廃
棄物にうまくバクテリア菌などの土壌微生物類をいかに
盛んに繁殖させるかである。土壌微生物類を盛んに繁殖
させる条件というのは、栄養分のある繁殖媒体と、土壌
微生物類の存在と、適正温度と、適正水分と、酸素を含
んだ新鮮な空気とが、存在することである。しかし、多
くの有機性廃棄物がその時の状態によって、成分にして
も含水率にしても繁殖媒体の状態にしてもかなり差異が
あり、土壌微生物類が常に盛んに繁殖させるに充分な条
件を備えている場合の方が少ない。また、その発酵に要
する発酵菌の種類によっても、その処理を行う土地の気
候条件や土質条件、その他の環境条件によっても、土壌
微生物類が盛んに繁殖するとは限らず、安定して堆肥化
するのは技術的に大変難しい。
従来の考え方は、強力な消化力を有する土壌微生物類
の発見に努めたり、組み合わせ方を考えたり、対象廃棄
物の種類によって最適な菌類を発見する研究が盛んに行
われており、その種となる菌株を保存しておいて、必要
な時、必要なだけ菌株分けをして、対象となる廃棄物に
植え付け、温度管理と水分補給をすることにより、堆肥
化をせんとするものである。しかし、この種菌は、それ
自体としては優れた消化力を持った強力な土壌微生物群
であるとしても、これをうまく繁殖させるには、上記の
ような各種の条件を整えなければ期待するような効果は
あげられない。従って、使用する他方によって、またそ
のときの環境によって、効果に大きなバラツキが出る。
もし、その種菌がその場所に適しない場合には、人工的
にその適合環境条件を造らなければならない。それでは
コストがかかり過ぎるし永続的に堆肥化する効果が持続
することは困難である。
本発明は、従来の考え方を根本的に改め、発酵条件を
整える機能を備えた発酵槽を用意し、環境を整えること
によりその地方や、土地に存在するバクテリア菌等の土
壌微生物類を収集し繁殖させて、広い対象廃棄物につい
て効率よく堆肥化せんとする処理法を開発したものであ
る。
「問題を解決せんとする手段」 本発明者は、自然界のなかには、その地方や土地に適
したバクテリア菌等の土壌微生物群が必ず生存している
という事実に着目し、人工的に造られた種菌や、他の地
方で効果があったとされる種菌などを一切用意せず、そ
の他方に土着の土壌微生物類が繁殖し易い環境と条件を
整えされすれば、その地方の環境下で望まれる最も適切
な土壌菌が集まり効率を良い発酵効果が出来るはずであ
ると、との考え方に立脚して研究をした結果、完成した
ものである。つまり、本発明は、どこの地方でも可及的
に効率のよい発酵作用によって短期間に堆肥化出来る技
術を開発することに成功したものである。
本発明に係る有機性廃棄物の高速堆肥化処理法は、前
処理として有機性廃棄物を保形性調整廃棄物となす第1
工程と、開発された発酵条件を整える装置を備えた発酵
堆肥化装置に前記保形性調整廃棄物を投入する第2工程
と、保形性調整廃棄物の水分調整をするとともに、当該
保形性調整廃棄物中に空気と30℃〜40℃の温度とバクテ
リア菌等の土壌微生物類とを連続供給して自然発酵させ
る第3工程と、自然発酵中の保形性調整廃棄物の切り替
えと排出口側への移送をしながら完熟させる第4工程と
からなる有機性廃棄物の高速堆肥化処理法である。
すなわち、有害物質を含まない有機性廃棄物及びその
混合物に、植物性スラッジと、必要に応じてスラッジ焼
却灰や凝集剤を混入して保形性調整廃棄物となす第1工
程と、投入口から排出口までの距離が、切り替え搬送装
置により保形性調整廃棄物が堆肥化するのに必要な回数
切り替えを行った際、保形性調整廃棄物が当該切り替え
搬送装置により搬送される距離に対応した所定の長さに
した発酵槽にして、その底面部には吹き出し孔を散在す
る通気管が配設されており、該通気管の基部には圧縮装
置の付いた送風機を設けており、投入口近傍の底部には
排水口を有しており、発酵槽内には走行しながら収納さ
れている保形性調整廃棄物を取り替えつつ搬送する切り
替え搬送装置とから構成される発酵堆肥化装置に、前記
保形性調整廃棄物をその投入口側から投入するようにし
た第2工程と、前記発酵槽内に貯溜された保形性調整廃
棄物中に、送風機で自然界のバクテリア菌等の土壌微生
物を含んだ新鮮な空気を取り込み、この空気を圧縮する
ことにより30℃〜40℃に暖めたうえ、前記吹き出し孔か
ら噴出し、これによって投入口近傍では投入直後の保形
性調整廃棄物の水切りを行い水分調整をするとともに、
当該保形性調整廃棄物中に空気と、30℃〜40℃の温度
と、バクテリア菌等の土壌微生物類とを連続供給しなが
ら自然発酵させる第3工程と、所定の間隔で切り替え搬
送装置を駆動させ、発酵層内で自然発酵中の保形性調整
廃棄物を切り替えて活性化しながら、少しずつ排出口側
に移送し、完熟する第4工程とからなる有機性廃棄物の
高速堆肥化処理法である。
なお、前記植物性スラッジとは、例えば製紙工場など
からでる植物性汚泥を脱水したもので、急速発酵が可能
なように水分や溶分を調整し、発酵槽の中に入れられる
ようにしたものである。また、前記保形性調整廃棄物と
は、例えば食肉処理場、食肉品加工工場などの処理施設
からでる有機物脱水汚泥、菓子製造工場などの排水処理
施設からでる脱水汚泥、植物性スラッジやこの植物性ス
ラッジの焼却灰などを混ぜ合わせたもので、発酵槽中に
おいて発酵し易いようにしたものである。
尚、前記有機性廃棄物とは、汚泥、動植物性残さ、芬
尿、燃えがら、木屑、繊維屑、紙屑、動物死体、その他
有機性不要物質を含むものである。
また、食肉処理場、食品加工工場、食堂雑廃、家庭雑
廃、等の各排水処理施設、し尿浄化槽から出る生汚泥の
場合には、中性にPH調整したうえ、植物性スラッジと、
凝集剤と、スラッジ焼却灰を混入して凝集させた後、脱
水させて、保形性調整廃棄物となるようにしてもよい。
更にまた、発酵槽内へ保形性調整廃棄物を投入し、送
風機で圧縮加工した30℃〜40℃の空気を連続供給しなが
ら、水分調整し、まもなく自然発酵させそれが活性化し
やがて活性低下してくるまで第1次発酵させ、第1次発
酵の活性が低下したの時点で水分を補給して発酵を再度
活性化する第2次発酵を起こさせて完熟させるようにす
ることが望ましい。
「実施例」 以下、有機性廃棄物の高速堆肥化処理法について、図
示実施例に基ずき詳細に説明する。
第1工程 有機性廃棄物を保形性調整廃棄物に前処理す
る工程である。
有害物質を含まない有機性廃棄物、またはその混合物
に、植物性スラッジと、必要に応じてスラッジ焼却灰や
凝固剤を混入して保形性調整廃棄物となす。
前記有機性廃棄物とは、汚泥、動植物性残さ、芬尿、
燃えがら、木屑、繊維屑、紙屑、動物死体、その他有機
性不要物質のことをいう。しかし、肥料にする以上、有
機性破棄物であっても、これに有害物質が含まれている
ものは除かれる。この有害物質とは、水銀、またはその
化合物、カドミウム化合物、鉛化合物、有機リン化合
物、六価クロム化合物、放射性物質などをいう。
すなわち、緑農地に利用する堆肥原料になるものは、
有害物質を含まない有機性廃棄物の単体、またはその混
合物であればよい。しかし、これら堆肥原料といえどそ
の成分や含水率など状態が様々なので、これに植物性ス
ラッジと、必要に応じてスラッジ焼却灰や凝集剤を混入
して保形性調整廃棄物となす。すなわち、植物性スラッ
ジは必ず混入することとするが、これは有機成分を吸着
する性質があるうえ、繊維質でもあるので、保形効果が
大きく、含水率が98%以上の汚泥でも効率良く凝集させ
る。しかも、植物性スラッジはバクテリア菌等の土壌微
生物を繁殖させる媒体として優れているので、脱水して
出来た保形性のある調整廃棄物は、堆肥原料としての条
件を備えたものとなっている。尚、必要に応じてスラッ
ジ焼却灰を混入するのは、悪臭の強い場合の脱臭のため
と、肥料として土壌改良効果が期待出来るからである。
また、凝集剤を混入するのは、含水率が特に多いときや
水溶性蛋白等が多いときなどこれら有機成分をさらに効
率良く凝集させるためである。例えば、食肉処理場、食
品加工工場、食堂雑廃、等の各排水処理施設、し尿浄化
槽から出る生汚泥の場合には、中性にPH調整したうえ、
植物性スラッジと、凝集剤と、スラッジ焼却灰を混入し
て凝集させた後、脱水させて、保形性調整廃棄物とする
と良い。
尚、既存の方法で既に保形性のある汚泥ケーキに処理
されているものや、有機性廃棄物である程度の保形性が
あるものの場合には、植物性スラッジを混入し、臭気の
強い場合にはスラッジ焼却灰を入れて混合し、保形性調
整廃棄物としても良い。
以上のように、本発明に係る前処理をすれば、従来堆
肥原料としては利用出来ないと思われてきた幅広い範囲
の有機性廃棄物の発酵媒体である保形性調整廃棄物にす
ることが出来る点に特徴がある。
第2工程 前工程で前処理された保形性調整廃棄物を開
発された堆肥化発酵装置の中に投入し、充分発酵させ
る。
以下、堆肥化発酵装置について、図示実施例に基づい
て詳細に説明すると、投入口1aから排出口1bまで所定の
長さがある発酵槽1にして、その底面部2にはほぼ全面
に吹き出し孔3の散在する通気管4が配設されており、
該通気管4は圧縮装置の付いた送風機5に連結されてい
る。
前記発酵槽1の「所定の長さ」とは、投入口から排出
口までの距離が、切り替え搬送装置により保形性調整廃
棄物が堆肥化するのに必要な回数切り替えを行った際、
保形性調整廃棄物が当該切り替え搬送装置により搬送さ
れる距離に対応した所定の長さにした発酵槽である。実
施例では、保形性調整廃棄物が堆肥化するのに50回(1
日2回で25日間)の切り替えが必要であると積算により
設定し、その1回の切り替えで2m排出口側に搬送される
ようにした。このような場合には、具体的に発酵槽1の
投入口から排出口までの長さは、100mとなる。このよう
に具体的な発酵槽1の投入口から排出口までの長さは、
処理対象である有機性廃棄物の種類、性質、状況などに
より、必要な切り替え回数が変わり、且つ1回の切り替
えで排出口側に搬送される距離によっても変化する。
図示実施例では各吹き出し孔3から空気が可及的に均
一に噴出するようにするため、第2図に示すように、発
酵層1の床面積を5ブロックに分け、各ブロック毎に吹
き出し孔3の散在する通気管4を均等二分枝方式に分枝
した形状に配設する。均等二分枝方式に分枝した形状と
は、基本通気管4aから延出した引き込み通気管4bをまず
2等分に分枝し、さらにこれを2等分に分枝した形状の
配管である。そして、基本通気管4aから延出する引き込
み通気管4bの基部には、ブロックにおける噴出空気圧を
調整する弁6が設けてあり、基本通気管4aの基部には圧
縮装置の付いた送風機5を設けてある。当該圧縮装置の
付いた送風機5は、空気を取り入れて圧縮し吹き出し孔
3から空気を柔らかい所定の圧力で吹き出させることに
より、堆積している保形性調整廃棄物の内奥部まで空気
を供給するようにするためと、空気を圧縮することによ
り温度が上昇する原理を利用して空気を30℃〜40℃に暖
めるためである。
また、発酵槽1の投入口1a近傍の底部6には集水用の
傾斜部6aと排水口7を有しており、その下には余分にな
っている濾過され流下してきた水を溜める貯溜水槽8が
形成されている。
更にまた、発酵槽1には、収納されている保形性調整
廃棄物を切り替えながら発酵槽1の排出口方向に少しづ
つ搬送する切り替え搬送装置9を設けてある。当該切り
替え搬送装置9は、発酵槽の長尺方向の縁部に沿って設
けた走行通路(レールや溝など)上を走行しながら保形
性調整廃棄物を切り替えつつ少しづつ排出口1b側に搬送
する装置である。図示実施例の切り替え搬送装置9は、
第1図に示したように、走行チェーンスクープ式9aであ
っても良いが、第4図に示すように走行スクリュースク
ープ式9b、第5図に示すように走行ドラムスクープ式9
c、第6図に示すように走行ロータリィクラシャー式9d
のいずでも良い。
第1図に示した実施例に示した切り替え搬送装置9aを
詳しく説明すると、堆積している保形性調整廃棄物の底
部から上方まで斜めに配設されている羽付無端チェーン
ベルト体11が回転して、廃棄物のすくい上げて後方(排
出口側)に移送して投下し、羽付無端チェーンベルト体
11の長さ分だけ移送する。図中12は、羽付無端チェーン
ベルト体11を移送するための台車で、羽付無端チェーン
ベルト体11を回転移送しながら後方から前方(X矢印方
向)に攪拌しながら移動することにより、発酵槽1内の
保形性調整廃棄物を順次少しずつ後方に移送する。図示
実施例にあっては、発酵槽1を100mの長さにして、羽付
無端チェーンベルト体11により一回切り替えすことによ
り2m後方(排出口側)に移送し、50回切り替えることに
より投入口1aから排出口1bまで移送される。尚、図中10
は、圧縮装置付き送風機5の収納室である。
以上のように構成される発酵堆肥化装置に前記保形性
調整廃棄物をその投入口1a側から投入し、排出口1b側に
切り替えながら移送する。
第3工程 保形制調整廃棄物の水分調整をするととも
に、当該保形性調整廃棄物中に空気と30℃〜40℃の温度
とバクテリア菌等の土壌微生物類とを連続供給して発酵
条件を整え自然発酵させる工程である。
前記発酵槽1内に貯溜された保形性調整廃棄物中に、
圧縮装置付きの送風機5で自然界のバクテリア菌等の土
壌微生物を含んだ新鮮な空気を取り込み、この空気を圧
縮することにより30℃〜40℃に暖めたうえ前記吹き出し
孔3から吹き出し、これによって投入口1a近傍では投入
直後の保形性調整廃棄物の水切りを行い水分調整をする
とともに、当該保形性調整廃棄物中に空気と30℃〜40℃
の温度とバクテリア菌等の土壌微生物類とを連続供給し
ながら自然発酵させるのである。
まず、水分調整についてであるが、これは、重力によ
り、保形性調整廃棄物に保水出来ない余分な水分は濾過
されて流下し、排水口7から下の貯溜水槽8に落下する
が、このとき、下から空気を吹き上げているため、水は
毛細管現象が壊されたり活性化するうえ、下方の気圧が
低下することによって吸引力が生じ、水と空気のすりか
え現象を起こし、平時より素早く流下して短時間に水切
りが出来る。この水切りした状態というのがバクテリア
菌等の土壌微生物類の繁殖には最とも適した含水率の状
態である。すなわち、空気の噴射環境下における濾過方
式により短時間に能率良く最適な状態に水分調整を実現
出来る点に特色がある。
次に、送風機5で自然界のバクテリア菌等の土壌微生
物を含んだ新鮮な空気を取り込み、この空気を圧縮する
ことにより30℃〜40℃に暖めたうえ、前記吹き出し孔3
から噴出する。この点が本発明の大きな特徴のひとつで
ある。
つまり、当該保形性調整廃棄物中に空気と、30℃〜40
℃の温度と、バクテリア菌等の土壌微生物等とを連続供
給するからである。もし、仮に、空気を前もって加熱
し、暖めてからこれを送風機5に取り込み、これを30℃
〜40℃の温風として当該保形性調整廃棄物中に吹き出し
た場合には、堆肥化のための発酵はうまく起こらない。
なぜなら、空気を前もって加熱した時点で、自然界の土
壌微生物類は死滅するか、逃げ出してしまって、熱と空
気は供給しても繁殖すべきバクテリア菌を供給しないか
らである。従来は、種菌を別に植え付けることが前提に
なっているので、熱と空気を供給してもらっただけでも
良かったが、本発明は、種菌を用意せず、その他方に土
着の土壌微生物を集めてこれを繁殖させ、自然発酵を起
こさせるようにするのが、基本的考え方であるから、自
然界に存在する土壌微生物を含んだ空気を取り込むか否
かは極めて重大な差異となる。
また、取り込んだ空気の温度を30℃〜40℃の温度に暖
める方法として、火や高温の外熱を使った場合には、土
壌微生物類が死滅してしまって、自然繁殖を阻害する行
為となり、うまく自然発酵を起こさない。
これに対して、本発明は、バクテリア菌等の土壌微生
物類を含んだ常温で自然のままの空気を送風機5のなか
に取り込み、それになんの外熱をも加えず、空気を圧縮
することによってのみ温度を30℃〜40℃に上昇させるも
のである。
従って、土壌微生物は死滅せず、かえって30℃〜40℃
という土壌微生物類の活性化に適した温度を得て、繁殖
活動を活発化した状態で保形性調整廃棄物中に吹き出さ
れ、自然発酵するのである。これも、本発明の特徴点の
ひとつである。
実施例の場合とみると、約半日で水分調整を終わり自
然発酵が開始される。そして、当初は発酵槽内の温度が
上昇し、嫌気性土壌微生物を中心に繁殖するが、すぐに
好気性土壌微生物を中心に繁殖するように移行していく
のが観察されている。
第4工程 保形性調整廃棄物の切り替えと排出口側への
移送と完熟のための工程である。
所定の間隔で切り替え搬送装置9を駆動させ、発酵槽
1内で自然発酵中の保形性調整微生物を切り替えて活性
化しながら、少しづつ排出口1b側に移送しながら完熟さ
せ第4工程とからなる有機性廃棄物の高速堆肥化処理法
である。
尚、発酵槽1内へ保形性調整廃棄物を投入し、送風機
5で圧縮加熱した30℃〜40℃の空気を連続供給しなが
ら、水分調整し、まもなく自然発酵させ、それが、活性
化しやがて活性低下してくるまで第1次発酵をさせ、第
1次発酵の活性が低下した時点で水分を補給して発酵を
再度活性化する第2次発酵をおこさせて完熟させるよう
にした有機性廃棄物の高速堆肥化処理法である。
第3図は、発酵槽1内の温度変化と供給温度と、含水
率の経時的変化について示したもので、発酵槽1内の温
度変化は発酵状態の変化を示している。つまり、水分調
整は、1日半位で終了するが、水分調整の途中から自然
発酵が始まり、投入時常温だったものが急速に発酵が進
み、発酵の最盛期には温度が70℃〜80℃位まで上昇す
る。1日2回切り替えを行い、1回当たり2mほど排出口
1b側に移送する。発酵温度は、発酵が進むにつれてしだ
いに低下しはじめるが、15日を経過したあたりで60℃〜
70℃位となる。この時点で水を撤いて水分補給する。す
ると再び発酵活動が活発化し、温度が少し上昇する。こ
れが第2次発酵である。その後、発酵温度は次第に低下
し、25日目には完全発酵した状態の堆肥が出来上がって
いる。本発明に係る発酵堆肥化装置は、その投入口1a
に、毎日新たな保形性調整廃棄物を投入し続ければ25日
間経過し、排出口1bまで移送された時点で、完全発酵堆
肥が出来ていることになる。このように本発明は、流れ
作業により連続的に堆肥が生産出来る方法であるといっ
て点も大きな特徴である。この発酵工程における含水率
の変化を観測してみると、保形性調整廃棄物を投入時70
%〜80%あった含水率は、2日間位で60%以下に低下
し、発酵が進むにつれて低下し、2次発酵のため水を補
給したときには一時含水率が増加傾向をしめしたがすぐ
低下し、25日目の堆肥として出来上がた時には、25%〜
45%の含水率となっていて、さらさらした感触になって
いる。
尚、この工程の期間中連続して、30℃〜40℃の空気を
底面部より、発酵槽1の全体にわたって吹き出しつづけ
るのである。
出来た堆肥を定量分析した結果第1表のとおりであ
る。
表1. 定量分析成績 水分 44.46 % pH(1:5,水懸濁液) 6.45 電気伝導度(1:5) 1.80 ms/cm 窒素全量(N) 0.64 % りん酸全量(P2O5) 0.84 % 加里全量(K2O) 0.10 % 石灰全量(CaO) 3.36 % 苦土全量(MgO) 0.21 % 塩素(CL) 0.21 % 有機態炭素(C) 6.65 % 炭素率(C/N) 10.39 好気性細菌数 2.5×108/g 好気性放線菌数 1.2×108/g 好気性糸状菌数 1.8×105/g (日本土壌微生物研究所・研究室分析) 本発明によって出来た上記堆肥は、上記定量分析成績
のごとく大変バランスよく肥料となる成分が含まれてお
り品質の高いものとなっている。特に、市販のものと比
較して好気性土壌微生物数が豊富であり、臭いのほとん
どない肥料として、また土壌改良剤としての効果が高い
ことを実証している。また、炭素率が多い点も特徴のひ
とつで、これは、脱臭効果があるうえ土壌改良効果も発
揮し、肥料としての品質を高めている。また、更に、含
水率が従来方法で堆肥化されたものに比較して低いの
で、手触りがさらさらしており、取り扱い易いといった
特性がある。
「効果」 本発明は、有機性廃棄物を高速で堆肥化する処理法で
ある。
この処理法は、前処理として有機性廃棄物に直物性ス
ラッジなどを混入して保形性調整廃棄物となす第1工程
と、開発された発酵条件を整える設備を備えた発酵堆肥
化装置に前記保形性調整廃棄物を投入する第2工程と、
保形性調整廃棄物中に空気と、30℃〜40℃の温度た、バ
クテリア菌等の土壌微生物類とを連続供給して自然発酵
させる第3工程と、自然発酵中の保形性調整廃棄物の切
り替えと排出口側への移送をしながら完熟させる第4工
程とからな有機性廃棄物の高速堆肥化処理法である。
この発明は、植物性スラッジを混入して保形性調整廃
棄物となるように前処理することにより、汚泥等従来困
難とされていた広い範囲の有機性廃棄物についてまで堆
肥原料とすることが出来ることになった。
また、特殊な種菌株の必要とせず、保形性調整廃棄物
を連続的に投入するだけで順次強制発酵して連続的に堆
肥化が出来るので、連続的大量処理が可能となり、経済
的コストも低減出来るものである。
また、特にこの発明は、前記発酵槽内に貯溜された保
形性調整廃棄物中に、送風機で自然界のバクテリア菌等
の土壌微生物を含んだ新鮮な空気を取り込み、この空気
を圧縮することにより30℃〜40℃に暖めたうえ、前記吹
き出し孔から噴出し、これによって投入口近傍では投入
直後の保形性調整廃棄物の水切りを行い水分調整をする
とともに、当該保形性調整廃棄物中に空気と、30℃〜40
℃の温度と、バクテリア菌等の土壌微生物とを連続供給
しながら自然に発揮させるようにした点に特徴がある。
つまり、本発明は、圧縮によって空気を暖めることと、
新鮮な空気を供給すること、土壌微生物群を生きたまま
供給すること、および初期の水分調整促進の四役を圧縮
装置の付いた送風機と通気管とで同時に行うことが出来
るようにした点に大きな特徴があり、これによって確実
な自然発酵と、その後の完全発酵までを短期間に、コス
ト安に実現できることとなった。
従来の発酵法により堆肥化する場合には50日間から90
日間かかっているのが普通であるが、本発明に係る強制
連続発酵法の場合には25日程度で完全発酵堆肥が出来る
点に大きな特徴がある。すなわち、本発明は、極めて短
時間で堆肥化することが出来る画期的な処理法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の発酵堆肥化装置の使用状態を示す説
明側面図、第2図は、同発酵堆肥化装置の平面図、第3
図は本発明に係る有機性廃棄物を高速堆肥化処理法の発
酵状態を示す温度と含水率の変化を示すグラフ、第4図
から第6図は切り替え搬送装置の他実施例を示す概略説
明図である。 「主要な符号の説明」 1a:投入口 1b:排出口 1:発酵槽 2:底面部 3:吹き出し孔 4:通気管 4a:基本通気管 4b:引き込み通気管 5:圧縮装置の付いた送風機 6:弁 7:排水口 8:貯溜水槽 9:切り替え搬送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C05F 7/00 7537−4H 9/00 7537−4H 11/00 7537−4H 17/00 7537−4H (56)参考文献 特開 昭51−129768(JP,A) 特開 昭55−37438(JP,A) 特開 昭55−90494(JP,A) 特開 昭59−69198(JP,A) 特開 昭60−137887(JP,A) 特開 昭60−246288(JP,A) 特開 昭55−90493(JP,A) 特開 昭57−177579(JP,A) 特開 昭52−155856(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有害物質を含まない有機性廃棄物およびそ
    の混合物に、植物性スラッジと、必要に応じてスラッジ
    焼却灰や凝集剤を混入して保形性調整廃棄物となす第1
    工程と、 投入口から排出口までの距離が、切り替え搬送装置によ
    り保形性調整廃棄物が堆肥化するのに必要な回数切り替
    えを行った際、保形性調整廃棄物が当該切り替え搬送装
    置により搬送される距離に対応した所定の長さにした発
    酵槽にして、その底面部には吹き出し孔の散在する通気
    管が配設されており、該通気管の基部には圧縮装置の付
    いた送風機を設けておき、投入口近傍の底部には排水口
    を有しており、発酵槽内には走行しながら収納されてい
    る保形性調整廃棄物を切り替えつつ搬送する切り替え搬
    送装置とから構成される発酵堆肥化装置に前記保形性調
    整廃棄物をその投入口側から投入するようにした第2工
    程と、 前記発酵槽内に貯溜された保形性調整廃棄物中に、送風
    機で自然界のバクテリア菌等の土壌微生物を含んだ新鮮
    な空気を取り込み、この空気を圧縮することにより30℃
    〜40℃に暖めたうえ、前記吹き出し孔から噴出し、これ
    によって投入口近傍では投入直後の保形性調整廃棄物の
    水切りを行い水分調整をするとともに、当該保形性調整
    廃棄物中に空気と、30℃〜40℃の温度と、バクテリア菌
    等の土壌微生物とを連続供給しながら自然に発酵させる
    第3工程と、 所定の間隔で切り替え搬送装置を駆動させ、発酵槽内で
    自然発酵中の保形性調整廃棄物を切り替えて活性化しな
    がら、少しづつ排出口側に移送し、完熟する第4工程と
    からなる有機性廃棄物の高速堆肥化処理法。
  2. 【請求項2】前記有機性廃棄物とは、汚泥、動植物性残
    さ、芬尿、燃えがら、木屑、繊維屑、紙屑、動物死体、
    その他有機性不要物質を含む特許請求の範囲第1項記載
    の有機性廃棄物の高速堆肥化処理法。
  3. 【請求項3】食肉処理場、食品加工工場、食堂雑廃、家
    庭雑廃、等の各排水処理施設、し尿浄化槽から出る生汚
    泥の場合には、中性にPH調整したうえ、植物性スラッジ
    と、凝集剤と、スラッジ焼却灰とを混入して凝集させた
    後、脱水させて、保形性調整廃棄物となるよう第1工程
    を行ったことを含む特許請求の範囲第1項記載の有機廃
    棄物の高速堆肥化処理法。
  4. 【請求項4】発酵槽内へ保形性調整廃棄物を投入し、送
    風機で圧縮加熱した30℃〜40℃の空気を連続供給しなが
    ら、水分調整し、まもなく自然発酵させ、それが活性化
    しやがて活性低下してくるまで第1次発酵をさせ、第1
    次発酵の活性を低下した時点で水分を補給して発酵を活
    性化し第2次発酵を起こさせて完熟させるようにしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の有機性廃棄
    物の高速堆肥化処理法。
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