JPH07212856A - リモコンシステム - Google Patents

リモコンシステム

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JPH07212856A
JPH07212856A JP6006887A JP688794A JPH07212856A JP H07212856 A JPH07212856 A JP H07212856A JP 6006887 A JP6006887 A JP 6006887A JP 688794 A JP688794 A JP 688794A JP H07212856 A JPH07212856 A JP H07212856A
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Koichi Okada
晃一 岡田
Kiyotaka Takehara
清隆 竹原
Mitsunobu Kuroda
光信 黒田
Katsutoshi Hisada
勝敏 久田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 家屋内の電気機器等の被制御機器を無線コン
トローラと有線コントローラの双方から制御可能とし、
かつ使用者はアダプタか被制御機器のいずれか一方のア
ドレス設定のみで済むようにする。 【構成】 無線受信部41を備え家屋内に設置される被
制御機器4を無線信号により制御する無線コントローラ
2と、前記被制御機器4を信号線を介して制御する有線
コントローラ1と、前記有線コントローラ1からの制御
信号を信号線5を介して受信し、前記被制御機器4に対
して制御信号を送信するアダプタ3を有してなり、前記
被制御機器4を無線コントローラ2と有線コントローラ
1の双方から制御できるようにしたリモコンシステムに
おいて、被制御機器4では、予め、自己のアドレスを設
定しておき、設定されたアドレスデータをアドレスデー
タ送信器43により送信し、アダプタ3では、アドレス
データ受信器33により前記アドレスデータを受信し、
このアドレスデータに基づいて、自己のアドレスデータ
を設定するようにしているのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家屋内の電気機器等の
被制御機器を無線コントローラと有線コントローラの双
方から制御できるようにしたリモコンシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリモコンシステムとして
は、例えば、特開昭62−231582号公報に示され
ているように、メインコントローラ(有線コントローラ
に相当)、サブコントローラ(アダプタに相当)、光リ
モコン(無線コントローラに相当)および照明機器(被
制御機器に相当)からなるものがあった。このシステム
では、サブコントローラに、光リモコンからの信号を受
信する光受信器が備えられており、利用者は、施工時に
前記アダプタのアドレスを設定し、メインコントローラ
側から制御を行うようになっているのである。光リモコ
ン側からは、サブコントローラと1対1の対応で制御を
行うものであり、アドレスを用いた個別の制御を行うも
のではない。
【0003】また、特開昭62−231581号公報に
は、1つのリモコン(無線コントローラに相当)でTV
やVTR等の複数の機器を制御する例が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、特開昭62−
231582号公報に開示されたリモコンシステムに、
特開昭62−231581号公報に記載のシステムを応
用して、図9に示すような、無線受信部41を備え家屋
内に設置される被制御機器4を無線信号により制御する
無線コントローラ2と、前記被制御機器4を信号線5を
介して制御する有線コントローラ1と、前記有線コント
ローラ1からの制御信号を信号線5を介して受信し、前
記被制御機器4を制御するアダプタ3を有してなり、無
線コントローラ2と有線コントローラ1の双方から制御
できるようにしたリモコンシステムにおいて、1つの無
線コントローラ2により複数の被制御機器4を制御でき
るようにしようとすると、利用者は、各被制御機器4の
無線コントローラ2による制御用のアドレスを、別途重
複して設定する必要があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、家屋内の電気機器等の
被制御機器を無線コントローラと有線コントローラの双
方から制御可能とし、かつ使用者はアダプタか被制御機
器のいずれか一方のアドレス設定のみで済むようなリモ
コンシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、無線受信部を備え家屋内に設置される被制御機器を
無線信号により制御する無線コントローラと、前記被制
御機器を信号線を介して制御する有線コントローラと、
前記有線コントローラからの制御信号を信号線を介して
受信し、前記被制御機器に対して制御信号を送信するア
ダプタを有してなり、前記被制御機器を無線コントロー
ラと有線コントローラの双方から制御できるようにした
リモコンシステムにおいて、前記被制御機器には、予め
設定された自己のアドレスデータを送信するアドレスデ
ータ送信器を備え、前記アダプタには、前記被制御機器
から送信されたアドレスデータを受信するアドレスデー
タ受信器を備え、前記アダプタでは受信した被制御機器
のアドレスデータにより自己のアドレスを設定するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、無線受信部を備
え家屋内に設置される被制御機器を無線信号により制御
する無線コントローラと、前記被制御機器を信号線を介
して制御する有線コントローラと、前記有線コントロー
ラからの制御信号を信号線を介して受信し、前記被制御
機器に対して制御信号を送信するアダプタを有してな
り、無線コントローラと有線コントローラの双方から制
御できるようにしたリモコンシステムにおいて、前記ア
ダプタには、予め設定された自己のアドレスデータを送
信するアドレスデータ送信器を備え、前記被制御機器に
は、前記アダプタから送信されたアドレスデータを受信
するアドレスデータ受信器を備え、前記被制御機器では
受信したアダプタのアドレスデータにより自己のアドレ
スを設定するようにしたことを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、無線受信部を備
え家屋内に設置される被制御機器を無線信号により制御
する無線コントローラと、前記被制御機器を信号線を介
して制御する有線コントローラと、前記有線コントロー
ラからの制御信号を信号線を介して受信し、前記被制御
機器を制御するアダプタを有してなり、無線コントロー
ラと有線コントローラの双方から制御できるようにした
リモコンシステムにおいて、前記アダプタには、予め設
定された自己のアドレスデータを送信したり、被制御機
器から送信されるアドレスデータを受信するアドレスデ
ータ送受信器を備え、前記被制御機器には、前記アダプ
タから送信されたアドレス受信したり、予め設定された
自己のアドレスデータを送信するアドレス送受信器を備
え、アダプタと被制御機器間で、相互にアドレス設定を
行えるようにしたことを特徴とするものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3において、前記被制御機器、前記アダプタの少な
くとも一方に、相手方に対してアドレスデータの送信の
可否を選択する切り替え部を付加したことを特徴とする
ものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3において、前記被制御機器、前記アダプタの少な
くとも一方に、相手方から送信されるアドレスデータを
受信し、受信したアドレスデータで動作するかしないか
の可否を選択する切り替え部を付加したことを特徴とす
るものである。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5において、前記アドレスデータを、個別のアドレ
スデータおよびグループアドレスデータとし、前記両方
のアドレスデータを設定するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0012】
【作用】請求項1に記載の発明にあっては、被制御機器
において、予め、自己のアドレスを設定しておき、設定
されたアドレスデータをアドレスデータ送信器により送
信し、アダプタでは、アドレスデータ受信器により前記
アドレスデータを受信し、このアドレスデータに基づい
て、自己のアドレスデータを設定するようにしているの
である。
【0013】請求項2に記載の発明にあっては、アダプ
タにおいて、予め、自己のアドレスを設定しておき、設
定されたアドレスデータをアドレスデータ送信器により
送信し、被制御機器では、アドレスデータ受信器により
前記アドレスデータを受信し、このアドレスデータに基
づいて、自己のアドレスデータを設定するようにしてい
るのである。
【0014】請求項3に記載の発明にあっては、アダプ
タと被制御機器の双方に具備したアドレスデータ送受信
器により、アダプタと被制御機器のいずれかで予め設定
したをデータを相手方に送信し、アドレスデータを受信
した方では、このアドレスデータに基づいて、自己のア
ドレスデータを設定するようにしている。
【0015】請求項4に記載の発明にあっては、請求項
1乃至請求項3記載のものにおいて、アダプタと被制御
機器の少なくとも一方に設けたアドレスデータ送信の切
り替え部により、アドレスデータ送信の可否を選択する
ようにしているのである。
【0016】請求項5に記載の発明にあっては、請求項
1乃至請求項3記載のものにおいて、アダプタと被制御
機器の少なくとも一方に設けたアドレスデータ受信の切
り替え部により、受信したアドレスデータで自己が動作
するかいないかの可否を選択するようにしているのであ
る。
【0017】請求項6に記載の発明にあっては、請求項
1乃至請求項5記載のものにおいて、アダプタと被制御
機器に設定するアドレスデータとして、個別アドレスデ
ータとグループアドレスデータを設け、無線コントロー
ラや有線コントローラから、これらの個別アドレスやグ
ループアドレスを用いて制御できるようにしようとする
ものである。
【0018】
【実施例】本発明は、有線コントローラ、無線コントロ
ーラ、アダプタおよび被制御機器を有してなるリモコン
システムにおいて、アダプタと被制御機器との間でアド
レスデータのやり取りを行おうとするものである。以
下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例に係るリモコンシ
ステムを示す概略構成図であり、有線コントローラ1、
無線コントローラ2、アダプタ3、被制御機器4および
信号線5によりリモコンシステムが構成される。本実施
例は、被制御機器4のアドレスを予め設定しておき、被
制御機器4から自己のアドレスデータをアダプタ3に送
ることにより、アダプタ3では、被制御機器4のアドレ
スデータを基に、自己のアドレスを設定するというもの
である。
【0020】有線コントローラ1は、信号線5を介して
アダプタ3に被制御機器4に対する制御のための制御信
号を送るものである。2は無線コントローラであり、被
制御機器4を制御するための制御信号を被制御機器4に
対して、無線信号として送出するものである。アダプタ
3は、有線コントローラ1からの制御信号を受信し、被
制御機器4に対して制御信号を送出するものである。被
制御機器4は、家屋内に設置される電気機器等であり、
有線コントローラ1および無線コントローラ2からの制
御信号により動作が制御されるようになっている。
【0021】アダプタ3は、有線系インターフェース
(I/F)31、制御・監視信号送受信器32、アドレ
スデータ受信器33、有線系アドレス記憶部34、RO
M35、RAM36およびCPU37を有してなる。有
線系I/F31は、有線コントローラ1からの制御信号
を取り込んだり、制御・監視信号送受信器32からの監
視信号を有線コントローラ1に送信したりするためのも
のである。有線コントローラ1からの制御信号を取り込
んだ場合には、取り込んだ信号に含まれる宛て先アドレ
スが自己のアドレスと一致するか否かを判断し、一致す
る場合には、受信した制御信号を制御・監視信号送受信
器32に送る。制御・監視信号送受信器32は、被制御
機器4に対する制御信号を送信するとともに、被制御機
器4からの監視信号を受信するものである。アドレスデ
ータ受信器33は、被制御機器4から送信されるアドレ
スデータを受信するものである。有線系個別アドレス記
憶部34は、アドレスデータ受信器33で受信したアド
レスデータに基づいて設定された自己のアドレスを記憶
しておくものである。この設定されるアドレス(無線系
アドレス)は被制御機器4のアドレス(有線系アドレ
ス)と必ずしも同一である必要はなく、図2に示すよう
に、被制御機器4から送られてくる2ビットのアドレス
データがアダプタ3の8ビットの有線系アドレスの下位
2ビットを決定するものであっても良い。ROM35は
動作制御用のプログラムの格納用のものであり、RAM
36は各種データの一時記憶用のものである。CPU3
7は前記各部を制御を行うものである。
【0022】被制御機器4は、無線受信器41、制御・
監視信号送受信器42、アドレスデータ送信器43、無
線系個別アドレス設定器44、無線系個別アドレス記憶
部45、被制御機器インターフェース(I/F)46、
被制御機器本体47、ROM48、RAM49およびC
PU50を有してなる。無線受信器41は無線コントロ
ーラ2からの無線信号を受信する無線受信部としての機
能を有するものであり、無線コントローラ2からの無線
信号に含まれる宛て先アドレスが自己のアドレスと一致
するか否かを判断し、一致する場合には、被制御機器I
/F46を介して被制御機器本体7に制御信号を送る。
制御・監視信号送受信器42は、アダプタ3に対して監
視信号を送信したり、アダプタ3からの制御信号を受信
するものである。アドレスデータ送信器43は自己のア
ドレスデータをアダプタ3に対して送るものである。無
線系個別アドレス設定器44は自己のアドレスを設定す
るものであり、ディップスイッチ等により構成される。
なお、自己アドレスの設定は、無線系個別アドレス設定
器44により行う以外に、無線コントローラ2からの制
御信号によって設定してもよい。無線系アドレス記憶部
45は設定された自己のアドレスデータを記憶しておく
ものである。被制御機器I/F46は、無線コントロー
ラ2から送られた制御信号や有線コントローラ1からア
ダプタ3を介して送られた制御信号を被制御機器本体4
7に対して送るものである。被制御機器本体47は電気
機器等の本来の機能を発揮する部分であり、照明器具や
空調機器等そのものを示す。ROM48は動作制御用の
プログラムの格納用のものであり、RAM49は各種デ
ータの一時記憶用のものである。CPU50は前記各部
を制御を行うものである。
【0023】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
本システムの使用者は予め、ディップスイッチ等の無線
系個別アドレス設定器44により、被制御機器4の個別
アドレスを設定する。システムの電源投入時に、無線系
個別アドレス設定器44により設定されたアドレスデー
タが無線系個別アドレスデータ記憶部45に記憶される
とともに、アドレスデータ送信器43から設定されたア
ドレスデータを含んだ信号がアダプタ3のアドレスデー
タ受信器33に送られ、アダプタ3では、アドレスデー
タ受信器33で受信されたアドレスデータに基づき、自
己のアドレスが決定され、決定されたアドレスデータが
有線系個別アドレス記憶部34に記憶される。これ以降
は、被制御機器4とアダプタ3ともに、自己のアドレス
としては、前記設定されたアドレスが使用される。な
お、アダプタ3に設定されたアドレスデータは、有線系
I/F31、信号線5を介して有線コントローラ1に送
り、有線コントローラ1の表示部(図示せず)にそのア
ドレスを表示することにより、施工者に大して、有線コ
ントローラ1の各スイッチと各非制御機器4との対応付
けを知らせることも可能である。有線コントローラ1か
らの制御信号は、アダプタ3では、信号線5、有線系I
/F31を介して受信し、制御信号に含まれる宛て先ア
ドレスデータが有線系個別アドレス記憶部34に記憶し
ているアドレスデータと一致した場合には、受信した制
御信号を制御・監視信号送受信器32を介して被制御機
器4に送信し、被制御機器4の制御が行われる。また、
無線コントローラ2からの制御信号は、被制御機器4の
無線受信器41で受信され、制御信号に含まれる宛て先
アドレスデータが無線系個別アドレス記憶部45に記憶
されているアドレスデータと一致する場合には、受信し
た制御信号に従って被制御機器4が制御される。さら
に、その制御の内容は、制御・監視信号送受信器42、
32、有線系I/F31および信号線5を介して有線コ
ントローラ1に送信され、有線コントローラ1の表示部
(図示せず)で被制御機器4の状態の表示等が行われ
る。
【0024】図3は本発明に係る他の実施例のリモコン
システムを示す概略構成図である。本実施例は、図1で
示した実施例のシステムにおいて、被制御機器4の無線
系個別アドレス設定器44に換えて、アダプタ3の方に
ディップスイッチ等からなる有線系個別アドレス設定器
37を具備するとともに、アダプタ3のアドレスデータ
受信器33に換えてアドレスデータ送信機33aを具備
し、さらに、被制御機器4のアドレスデータ送信器43
に換えてアドレスデータ受信器43aを具備したもので
ある。本実施例においては、アダプタ3の個別アドレス
が、予め、有線系個別アドレス設定器37により設定さ
れる。システムの電源投入時に、有線系個別アドレス設
定器37により設定されたアドレスデータが有線系個別
アドレスデータ記憶部34に記憶されるとともに、アド
レスデータ送信器33aから設定されたアドレスデータ
を含んだ信号が被制御機器4のアドレスデータ受信器4
3aに送られ、被制御機器4では、アドレスデータ受信
器43aで受信されたアドレスデータに基づき、自己の
アドレスが決定され、決定されたアドレスデータが無線
系個別アドレス記憶部45に記憶される。つまり、本実
施例では、被制御機器4においては、予め、アダプタ3
で設定されたアドレスデータを基に、自己のアドレスが
設定されるのである。以降の動作は前記実施例と同等で
ある。
【0025】図4は本発明に係る他の実施例のリモコン
システムを示す概略構成図である。本実施例は、上述の
2つの実施例を組み合わせたものであり、アダプタ3と
被制御機器4の両方にアドレス設定機能を付加したもの
である。そして、アドレスデータ送信機およびアドレス
データ受信器としては、送受信機能を有するアドレスデ
ータ送受信器33b、43bを具備するのである。従っ
て、本実施例では、アダプタ3と被制御機器4のいずれ
からもアドレス設定ができるのである。
【0026】図5は本発明に係る他の実施例のリモコン
システムを示す概略構成図である。本実施例は、図1で
示した実施例のリモコンシステムにおいて、被制御機器
4に切り替えスイッチ51を付加したものである。切り
替えスイッチ51は、アドレスデータ送信器43におい
て、アダプタ3に対してアドレスデータを送信するか否
かを切り替えるものである。つまり、切り替えスイッチ
51でアドレスデータを送信しないように設定しておけ
ば、被制御機器4からアダプタ3のアダプタ設定内容に
影響を与えることはなくなるのである。なお、本実施例
では、切り替えスイッチ51を被制御機器4に付加した
が、アダプタ3にアドレス設定機能がある場合には、切
り替えスイッチ51をアダプタ3に付加すればよい。
【0027】図6は本発明に係る他の実施例のリモコン
システムを示す概略構成図であり、図1で示した実施例
のリモコンシステムにおいて、アダプタ3に切り替えス
イッチ38を付加したものである。切り替えスイッチ3
8は、被制御機器4から送信されたアドレスデータを受
信するかしないの選択あるいはアドレスデータ受信器3
3で受信したアドレスデータを有効とするかしないかの
選択をするためのものである。本実施例においても、切
り替えスイッチ38の設定により、被制御機器4からア
ダプタ3のアドレス設定内容に影響を与えることをなく
することができるのである。なお、本実施例では、切り
替えスイッチ38をアダプタ3に付加したが、被制御機
器4にアドレス設定機能がある場合には、切り替えスイ
ッチ38を被制御機器4に付加すればよい。
【0028】図7は本発明に係る他の実施例のリモコン
システムを示す概略構成図である。本実施例は、図3で
示した実施例のリモコンシステムにおいて、アダプタ3
に、アドレスデータ送信器33aに対する切り替えスイ
ッチ38を付加するとともに有線系グループアドレス設
定器39、有線系グループアドレス記憶部40を付加
し、被制御機器4に、無線系グループアドレス記憶部5
2を付加したものである。本実施例では、グループアド
レスの概念を取り入れ、アダプタ3と被制御機器4の各
々に、個別アドレス以外に、グループアドレスを設定し
ようというものである。ここで、グループアドレスとい
うのは、アダプタ3や被制御機器4の個々のものに与え
た個別アドレスに対して複数のものを1つのグループと
して、そのグループに対して与えるアドレスのことであ
る。このグループアドレスを用いれば、複数の被制御機
器4に対して一括制御を行うことができるのである。
【0029】本実施例の動作を説明する。まず、予め、
アダプタ3の有線系個別アダプタ設定器37および有線
系グループアダプタ設定器39により個別アドレスおよ
びグループアドレスを設定する。システムの電源投入
時、前記設定された各アドレスデータは、各々、有線系
個別アドレス記憶部34、有線系グループアドレス記憶
部40に保持されるとともに、切り替えスイッチ38の
設定が「アドレスデータを送信する」側になっている場
合には、前記アドレスデータがアドレスデータ送信器3
3aから被制御機器4に対して送信される。被制御機器
4では、受信したアダプタ3の各アドレスデータを基
に、自己の個別アドレスデータおよびグループアドレス
データを求め、各々、無線系個別アドレス記憶部45、
無線系グループアドレス記憶部52に記憶する。切り替
えスイッチ38の設定が「アドレスデータを送信しな
い」側になっている場合には、アダプタ3で設定された
アドレスデータは被制御機器4へは送信されず、アダプ
タ3と被制御機器4とは互いのアダプタ設定内容には影
響を与えることはない。これ以後は、有線コントローラ
1からの信号は、アダプタ3において、有線系I/F3
1を介して受信され、その信号に含まれる宛て先アドレ
スデータが有線系個別アドレス記憶部34に記憶されて
いる個別アドレスデータと一致するか、あるいは、有線
系グループアドレス記憶部40に記憶されているグルー
プアドレスデータと一致する場合には、受信した制御信
号が制御・監視信号送受信器32を介して被制御機器4
へ送信され、被制御機器本体47が制御される。また、
無線コントローラ2からの信号は、被制御機器4におい
て、無線受信器41を介して受信され、その信号に含ま
れる宛て先アドレスデータが無線系個別アドレス記憶部
45に記憶されている個別アドレスデータと一致する
か、あるいは、無線系グループアドレス記憶部52に記
憶されているグループアドレスデータと一致する場合に
は、受信した制御信号に従い、被制御機器本体47が制
御される。さらに、その制御の内容は、制御・監視信号
送受信器42、32、有線系I/F31および信号線5
を介して有線コントローラ1に送信され、有線コントロ
ーラ1の表示部(図示せず)で被制御機器4の状態の表
示等が行われる。有線コントローラ1や無線コントロー
ラ2から複数の被制御機器4に対して同様の制御を行い
たい場合には、この複数の被制御機器4に同一のグルー
プアドレスが設定しておき、このグループアドレスを用
いて制御を行えば良いのである。
【0030】図8は本発明に係る他の実施例のリモコン
システムを示す概略構成図である。本実施例は、図7で
示した実施例のリモコンシステムにおいて、アダプタ3
の制御・監視信号送受信器32とアドレスデータ送信器
33aに換えてJEM−S標準I/F54を具備し、被
制御機器4の制御・監視信号送受信器42とアドレスデ
ータ受信器43aに換えてJEM−S標準I/F53を
具備したものである。つまり、最近、省力化を目的とし
て、家屋内の被制御機器を、ホームバスシステム等で構
築されたホームオートメーションシステムに接続させる
ための2線・無極性シリアルの標準インターフェースが
決められており(日本電機工業会、JEM1462、J
EM−S)、現状、ローカルで無線コントローラと1対
1でしか動作しなかった被制御機器についても、本イン
ターフェースにより有線系と接続されることが予想され
る。本実施例は、この標準インターフェース(JEM−
S標準I/F)を使用したものである。
【0031】本実施例によれば、被制御機器4とアダプ
タ3間の接続をJEM−S標準I/F53、54により
行っているので、制御・監視信号とアドレスデータとを
共通の線を用いてシリアル伝送できるのである。
【0032】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至請求項3記
載のリモコンシステムによれば、無線受信部を備え家屋
内に設置される被制御機器を無線信号により制御する無
線コントローラと、前記被制御機器を信号線を介して制
御する有線コントローラと、前記有線コントローラから
の制御信号を信号線を介して受信し、前記被制御機器に
対して制御信号を送信するアダプタを有してなり、前記
被制御機器を無線コントローラと有線コントローラの双
方から制御できるようにしたリモコンシステムにおい
て、アダプタと被制御機器間でアダプタデータの送受信
ができるようにしたので、家屋内の電気機器等の被制御
機器を無線コントローラと有線コントローラの双方から
制御可能とし、かつ使用者はアダプタか被制御機器のい
ずれか一方のアドレス設定のみで済むようなリモコンシ
ステムが提供できた。
【0033】請求項4または請求項5に記載の発明にあ
っては、請求項1乃至請求項3記載のものにおいて、ア
ダプタと被制御機器の少なくとも一方に設けたアドレス
データ送信の切り替え部やアダプタデータ受信の切り替
え部により、アドレスデータ送信、受信の可否を選択す
るようにしているので、前記切り替え部の設定により、
アダプタや被制御機器において、自己の設定されたアド
レスデータが相手方からの影響を受けることがないよう
にすることができる。
【0034】請求項6に記載の発明にあっては、請求項
1乃至請求項5記載のものにおいて、アダプタと被制御
機器に設定するアドレスデータとして、個別アドレスデ
ータとグループアドレスデータを設るようにしたので、
無線コントローラや有線コントローラから、個別アドレ
スだけでなく、グループアドレスを用いて被制御機器の
一括制御ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るリモコンシステムの概
略構成図である。
【図2】同上に係るアドレスデータを示すデータ構成図
である。
【図3】本発明の他の実施例に係るリモコンシステムの
概略構成図である。
【図4】本発明の他の実施例に係るリモコンシステムの
概略構成図である。
【図5】本発明の他の実施例に係るリモコンシステムの
概略構成図である。
【図6】本発明の他の実施例に係るリモコンシステムの
概略構成図である。
【図7】本発明の他の実施例に係るリモコンシステムの
概略構成図である。
【図8】本発明の他の実施例に係るリモコンシステムの
概略構成図である。
【図9】リモコンシステムの全体構成図である。
【符号の説明】
1 有線コントローラ 2 無線コントローラ 3 アダプタ 4 被制御機器 5 信号線 31 有線系I/F 32 制御・監視信号送受信器 33 アダプタデータ受信器 33a アドレスデータ送信器 33b アドレスデータ送受信器 34 有線系個別アドレス記憶部 35 ROM 36 RAM 37 CPU 38 有線系個別アドレス設定器 39 切替スイッチ 41 無線受信器 42 制御・監視信号送受信器 43 アドレスデータ送信器 43a アドレスデータ受信器 43b アドレスデータ送受信器 44 無線系個別アドレス設定器 45 無線系個別アドレス記憶部 46 被制御機器I/F 47 被制御機器本体 48 ROM 49 RAM 50 CPU 51 切替スイッチ 52 無線系グループアドレス記憶部 53 JEM−S標準I/F 60 有線系グループアドレス設定器 61 有線系グループアドレス記憶部 62 JEM−S標準I/F
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久田 勝敏 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線受信部を備え家屋内に設置される被
    制御機器を無線信号により制御する無線コントローラ
    と、前記被制御機器を信号線を介して制御する有線コン
    トローラと、前記有線コントローラからの制御信号を信
    号線を介して受信し、前記被制御機器に対して制御信号
    を送信するアダプタを有してなり、前記被制御機器を無
    線コントローラと有線コントローラの双方から制御でき
    るようにしたリモコンシステムにおいて、前記被制御機
    器には、予め設定された自己のアドレスデータを送信す
    るアドレスデータ送信器を備え、前記アダプタには、前
    記被制御機器から送信されたアドレスデータを受信する
    アドレスデータ受信器を備え、前記アダプタでは受信し
    た被制御機器のアドレスデータにより自己のアドレスを
    設定するようにしたことを特徴とするリモコンシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 無線受信部を備え家屋内に設置される被
    制御機器を無線信号により制御する無線コントローラ
    と、前記被制御機器を信号線を介して制御する有線コン
    トローラと、前記有線コントローラからの制御信号を信
    号線を介して受信し、前記被制御機器に対して制御信号
    を送信するアダプタを有してなり、無線コントローラと
    有線コントローラの双方から制御できるようにしたリモ
    コンシステムにおいて、前記アダプタには、予め設定さ
    れた自己のアドレスデータを送信するアドレスデータ送
    信器を備え、前記被制御機器には、前記アダプタから送
    信されたアドレスデータを受信するアドレスデータ受信
    器を備え、前記被制御機器では受信したアダプタのアド
    レスデータにより自己のアドレスを設定するようにした
    ことを特徴とするリモコンシステム。
  3. 【請求項3】 無線受信部を備え家屋内に設置される被
    制御機器を無線信号により制御する無線コントローラ
    と、前記被制御機器を信号線を介して制御する有線コン
    トローラと、前記有線コントローラからの制御信号を信
    号線を介して受信し、前記被制御機器を制御するアダプ
    タを有してなり、無線コントローラと有線コントローラ
    の双方から制御できるようにしたリモコンシステムにお
    いて、前記アダプタには、予め設定された自己のアドレ
    スデータを送信したり、被制御機器から送信されるアド
    レスデータを受信するアドレスデータ送受信器を備え、
    前記被制御機器には、前記アダプタから送信されたアド
    レス受信したり、予め設定された自己のアドレスデータ
    を送信するアドレス送受信器を備え、アダプタと被制御
    機器間で、相互にアドレス設定を行えるようにしたこと
    を特徴とするリモコンシステム。
  4. 【請求項4】 前記被制御機器、前記アダプタの少なく
    とも一方に、相手方に対してアドレスデータの送信の可
    否を選択する切り替え部を付加したことを特徴とする請
    求項1乃至請求項3記載のリモコンシステム。
  5. 【請求項5】 前記被制御機器、前記アダプタの少なく
    とも一方に、相手方から送信されるアドレスデータを受
    信し、受信したアドレスデータで動作するかしないかの
    可否を選択する切り替え部を付加したことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3記載のリモコンシステム。
  6. 【請求項6】 前記アドレスデータを、個別のアドレス
    データおよびグループアドレスデータとし、前記両方の
    アドレスデータを設定するようにしたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項5記載のリモコンシステム。
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