JPH07212531A - 画像読取処理装置 - Google Patents

画像読取処理装置

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JPH07212531A
JPH07212531A JP283394A JP283394A JPH07212531A JP H07212531 A JPH07212531 A JP H07212531A JP 283394 A JP283394 A JP 283394A JP 283394 A JP283394 A JP 283394A JP H07212531 A JPH07212531 A JP H07212531A
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JP
Japan
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motor
image processing
line
signal
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP283394A
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English (en)
Inventor
Hidemitsu Hirano
秀光 平野
Hiroyuki Fujita
裕幸 藤田
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像処理の高速化が可能な画像処理装置を提供
すること。 【構成】モータ制御部4から画像処理部6に画像処理要
求信号を送る。駆動モータ3が定常回転中はすべての読
取ラインを処理するが、スローダウン制御中は、モータ
制御部4で画像処理ラインを間引いて処理する信号を生
成する。そしてその信号を画像処理部6へ与える。画像
処理部では、スローダウン制御中は、上記モータ制御部
4から与えられる信号に基づき、ラインCCD5から与
えられるラインデータのうち、所定のラインを間引きな
がら信号処理をする。 【効果】スローダウン制御中も画像処理が可能であり、
駆動モータを脱調することなく停止させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばファクシミ
リ装置やイメージスキャナ等の画像読取処理装置に関
し、特に、画像読取処理の高速化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像読取処理装置、たとえばファクシミ
リ装置には、原稿画像を所定の主走査方向に読取るため
のラインセンサと、ラインセンサの読取方向と直交方向
に原稿を搬送するための原稿搬送用の駆動モータとが含
まれている。駆動用モータはステッピングモータで構成
されていることが多く、たとえば駆動周波数400pp
sで定常回転される。そして、ステッピングモータの制
御は、ファクシミリ装置全体の動作を制御するためのC
PUが、ポートを用いて直接制御を行うように構成する
ことができる。
【0003】かかる場合、ステッピングモータを停止さ
せるには、ラインセンサにより原稿の読込が終了した時
点で、CPUからモータに対して停止命令を送ればよ
い。停止命令に応じてモータは脱調することなく停止す
る。そしてモータが停止すれば画像処理も停止すること
になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ファクシミ
リ装置を用いた情報の伝達は近年急速に増加しており、
ファクシミリ装置における画像処理速度の向上が望まれ
ている。画像処理速度を向上させるためには、ラインセ
ンサによる読取速度を向上させるとともに、ラインセン
サで読取られる原稿の搬送速度を向上させる必要があ
る。このうちの後者は、上述した原稿駆動用のステッピ
ングモータを高速回転させることにより実現できる。す
なわちモータの駆動周波数を大きくすればよい。
【0005】ところが、ステッピングモータは、定常回
転速度が高速になった場合、定常回転状態から直ちに停
止させようとすると脱調してしまい、その後の制御に影
響を及ぼすという欠点がある。そこで、高速回転状態か
らステッピングモータを脱調させずに停止させるために
は、モータ駆動周波数を除々に下げるスローダウン制御
が必要になる。
【0006】一方、ファクシミリ装置では、読取った原
稿画像を所定の相手先へ送信するが、送信先との画像の
やりとりはたとえば所定のライン単位でなされる。その
ため、原稿搬送用のステッピングモータも、原稿画像の
送信状況に合わせて、定常回転させたり停止させたりを
頻繁に切換え、原稿の搬送を調整しなければならない。
【0007】ところが、高速で回転しているステッピン
グモータを脱調なく停止させるには、上述のようにスロ
ーダウン制御が不可欠であるから、折角ステッピングモ
ータを高速回転させても、スローダウン制御に時間を要
し、全体としての読込速度の向上が図りにくいという問
題が生じていた。そこで、原稿読込速度の向上を図るた
めには、ステッピングモータがスローダウン制御されて
いる場合にもラインセンサによる画像読取を行わせれば
よい。ところが、ステッピングモータが定常回転時に
は、原稿の搬送速度が速く、スローダウン制御時には原
稿の搬送速度が遅いから、スローダウン制御時の原稿搬
送速度とラインセンサによる画像の読取速度との調整を
しなければならない。つまり、ラインセンサによる原稿
読込の途中からステッピングモータのスローダウン制御
を始めた場合、画像処理タイミングを変えなければ、原
稿搬送速度が遅くなるために画像が乱れてしまうことに
なる。
【0008】この発明の目的は、このような従来技術に
鑑みてなされたもので、駆動用モータをスローダウン制
御している場合にも画像処理を行えるように、駆動用モ
ータのスローダウン制御に合わせて画像処理タイミング
を調整制御するようにした画像読取処理装置を提供する
ことである。この発明の他の目的は、原稿を読取るため
のライン読取手段と原稿との相対的な位置関係を変化さ
せるための駆動用モータの高速化を図り、画像処理を高
速で行えるとともに、駆動用モータをスローダウン制御
する場合にも、スローダウン制御に合わせて画像処理タ
イミングを変化させ、スローダウン制御中も良好な画像
処理が行え、全体として画像処理を高速で行える画像読
取処理装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
予め定める主走査方向に原稿の画像を読取るライン読取
手段、ライン読取手段による読取りの主走査方向と直交
方向に、ライン読取手段と原稿との相対的な位置を変化
させるための駆動用モータ、前記駆動用モータの駆動を
制御するとともに、駆動用モータを定常回転させている
か、スローダウンさせているかに応じて変化するライン
画像データを処理するか否かを表わす信号が含まれた画
像処理要求信号を出力するモータ制御手段、前記モータ
制御手段からの画像処理要求信号が与えられ、該画像処
理要求信号に応答して、前記ライン画像読取手段で読取
られた画像データに対して所定の処理をする画像処理手
段、を含むことを特徴とする画像読取処理装置である。
【0010】
【作用】この発明によれば、画像データを処理する画像
処理手段は、モータ制御手段から与えられる画像処理要
求信号に基づいて画像処理を行う。画像処理要求信号に
は、ライン画像データを処理するか否かを表わす信号が
含まれている。ライン画像データを処理するか否かを表
わす信号は、駆動モータが定常回転か、スローダウン制
御かにより変化する。それゆえ、モータ制御手段が駆動
モータをスローダウン制御させている場合でも、モータ
制御手段から出力される画像処理要求信号に基づいて、
画像処理手段は画像処理を行うことができる。また、モ
ータ制御手段は高速回転している駆動モータを停止させ
るのにスローダウン制御を行うので、駆動モータは脱調
することなく停止する。
【0011】
【実施例】以下には、図面を参照して、この発明の実施
例について説明をする。図1は、この発明の一実施例に
かかるファクシミリ装置の特徴となる構成を示すブロッ
ク図である。図1を参照して、ファクシミリ装置には、
原稿1を搬送するための搬送用ローラ2と、搬送用ロー
ラ2を駆動するためのモータ3が備えられている。モー
タ3は、この実施例ではステッピングモータで構成され
ている。さらにモータ3を駆動するためのモータ制御部
4が備えられている。
【0012】また、ファクシミリ装置には、搬送される
原稿1を読取るためのライン読取手段としてたとえばラ
インCCD5が備えられている。ラインCCD5で読取
られた画像データは画像処理部6へ与えられて、所定の
処理が施される。さらに、ファクシミリ装置にはモータ
制御部4および画像処理部6を制御するためのCPU7
が備えられている。
【0013】この実施例の構成上の特徴は、ラインCC
D5からライン読取信号がモータ制御4へ与えられるよ
うにされていること、および、モータ制御部から画像処
理要求信号が画像処理部6へ与えられるようにされてい
ることである。図2は、図1におけるラインCCD5か
らモータ制御部4へ与えられるライン読取信号(水平同
期信号)SIと、CPU7から画像処理部6へ与えられ
る画像処理期間信号PAGEと、モータ制御部4内で発
生され、画像処理部6へ与えられる画像処理要求信号I
NHIと、モータ3を駆動するためにモータ制御部4か
らモータ3に与えられる制御信号との関係を示すタイミ
ングチャートである。なお、図2は、モータ3が2相励
磁である場合が一例として示されている。
【0014】一般に、モータ制御部4では、通常、ライ
ンCCD5からのライン読取信号に従って、モータ3の
オン/オフ制御を行う。このため、モータ3をスローダ
ウン制御中にも、ラインCCD5で読取られた画像デー
タを画像処理部6で処理させようとすれば、まずモータ
3の駆動信号をオフにする。そして、そのとき、画像処
理とのタイミングを同期させるために、ラインCCD5
のライン読取信号で駆動モータ3のオフ信号をラッチし
なければならない。そしてその後に、モータ3に与える
駆動周波数を通常の周波数から低い周波数に落としてい
くスローダウン処理に入ることになる。
【0015】ところが、モータ3に与えられる駆動周波
数が低くなり、原稿1の搬送速度が低下しても、ライン
CCD5によるライン読取信号の周波数は絶えず一定で
あるから、モータ制御部4は、画像処理部6に対して、
画像処理要求のタイミングを制御する必要がある。その
制御方法として、この実施例では、画像処理要求を、ラ
インCCD5がラインデータを読み込むごとに与えるの
ではなく、所定ライン間引いて与えるようにしている。
【0016】具体的に、図2を参照しながら説明をす
る。この図2において、SIはラインCCD5から与え
られる水平同期信号、SMRESはモータ制御のオン/
オフ信号、SMONはモータローテーションのオン/オ
フ信号、PAGEは画像処理の開始/停止信号(0:行
わない,1:行う)、INHIは次ラインの画像処理要
求信号(0:行う,1:行わない)であり、これが画像
処理要求信号となっている。さらに、A,B,バーA,
バーBは、それぞれモータ3の励磁信号である。
【0017】たとえば、モータ3を定常回転させる場合
の駆動周波数を2000pps、ラインCCDのライン
読取信号(水平同期信号)SIの周波数を500pp
s、モータ3をスローダウン制御する場合のモータ駆動
周波数を1000ppsとした場合、モータ3が定常回
転時は、モータ3が4回励磁されて画像処理が1回行わ
れることになる。
【0018】一方、スローダウン制御中は、モータ3が
4回励磁される間にラインCCD5からのSI信号は2
回出力される。それゆえ、このスローダウン制御中の状
況を定常時と同じタイミングにするためには、ラインC
CD5から与えられるSI信号2つに対して1回処理を
すればよいことになる。つまり、モータ3の駆動周波数
が変わっても、モータ3が1回励磁されて原稿が進む距
離は変わらないから、ラインCCD5のライン読取信号
を間引いて処理すれば、モータ3を定常回転(2000
pps)させているときの画像処理と同じライン数での
画像処理が可能となる。
【0019】モータ制御部4では、ラインCCD5から
与えられるライン読取信号(水平同期信号)SIが何回
与えられるごとに1回画像処理をすればよいかという画
像処理要求信号INHIを作成する。そして、画像処理
要求信号INHIを画像処理部6へ出力する。画像処理
部6では、CPU7から与えられる画像処理期間を表わ
す信号PAGEがPAGE=0であれば、画像処理要求
信号INHIは無視する。また同時に、定常回転状態と
スローダウン制御時では、異なるモータ励磁信号A,
B,バーA,バーBをモータ3へ与える。
【0020】画像処理部6では、モータ制御部4から与
えられる画像処理要求信号INHIに応答して、ライン
CCD5で読取られたライン画像信号の処理を行う。こ
の結果、画像処理部6では、画像処理有効ラインが、モ
ータ3が定常回転のときはすべてのラインとなり、スロ
ーダウン制御のときには1ラインごととなる。以上の結
果、画像処理部6は、モータ3がスローダウン制御され
ている場合も、画像処理を行うことができ、良好な画像
を作成することができる。
【0021】そして、この実施例では、CPU7は、モ
ータ制御部4に対してモータ3の動作開始/停止のみを
制御すればよく、CPU7による制御の負担が増加する
ことはない。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、画像処理装置におけ
る原稿搬送用の駆動モータの駆動周波数を高く設定する
ことができ、画像処理の高速化を図ることができる。し
かも、駆動モータを高速の定常回転からスローダウン制
御する場合にも、画像処理を中断せずに続けて行うこと
ができ、しかも、そのスローダウン制御中の画像処理が
乱れることなく行えるから、結果的に高速の画像処理が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるファクシミリ装置
の特徴となる構成を示すブロック図てある。
【図2】モータ制御部における信号の関係を示すタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1 原稿 3 駆動モータ 4 モータ制御部 5 ラインCCD 6 画像処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定める主走査方向に原稿の画像を読取
    るライン読取手段、 ライン読取手段による読取りの主走査方向と直交方向
    に、ライン読取手段と原稿との相対的な位置を変化させ
    るための駆動用モータ、 前記駆動用モータの駆動を制御するとともに、駆動用モ
    ータを定常回転させているか、スローダウンさせている
    かに応じて変化するライン画像データを処理するか否か
    を表わす信号が含まれた画像処理要求信号を出力するモ
    ータ制御手段、 前記モータ制御手段からの画像処理要求信号が与えら
    れ、該画像処理要求信号に応答して、前記ライン画像読
    取手段で読取られた画像データに対して所定の処理をす
    る画像処理手段、を含むことを特徴とする画像読取処理
    装置。
JP283394A 1994-01-14 1994-01-14 画像読取処理装置 Pending JPH07212531A (ja)

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JP283394A JPH07212531A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 画像読取処理装置

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ID=11540428

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