JPH07212130A - 電圧制御発振器及びその製造方法 - Google Patents

電圧制御発振器及びその製造方法

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JPH07212130A
JPH07212130A JP6004242A JP424294A JPH07212130A JP H07212130 A JPH07212130 A JP H07212130A JP 6004242 A JP6004242 A JP 6004242A JP 424294 A JP424294 A JP 424294A JP H07212130 A JPH07212130 A JP H07212130A
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controlled oscillator
lead
electronic component
lead frame
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正幸 菊島
Hiroshi Arahari
博史 荒張
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/181Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体集積回路と圧電振動子と電子部品を内蔵
した電圧制御発振器において、小型で薄型の表面実装タ
イプの電圧制御発振器を提供する。 【構成】圧電振動子にシリンダー形タイプの水晶振動子
6を用い、この水晶振動子6を半導体集積回路(ICチ
ップ)2と電子部品15、16、17及び18と平行に
リードフレーム13に実装し樹脂でモールドした構成に
よる電圧制御水晶発振器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路と圧電
振動子と電子部品を内蔵した電圧制御発振器及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電圧制御発振器の一例を、圧電振
動子に水晶振動子を用いた図9の回路構成図及び図10
[a]、10[b]の構造図で示される電圧制御水晶発
振器(VCXO)を用いて説明する。
【0003】近年、自動車電話等の移動体通信機器分野
ではその装置の小型軽量化がめざましく、それに用いら
れる電圧制御発振器も小型薄型化が要求されている。ま
た電圧制御発振器の実装方法も、他の半導体や電子部品
とともに装置に内蔵される回路基板に両面実装が可能な
ように、半田リフロー等に対応した表面実装タイプ(S
MD)が求められている。
【0004】しかしながら図9の回路構成を有する従来
の電圧制御水晶発振器は、図10[a]、10[b]で
示すように、トランジスター101や可変容量ダイオー
ド102等の回路部品を搭載した基板103をメタルキ
ャンパッケージのステム104に半田等で接続固定し、
さらに水晶振動子105を基板103に接続固定する。
そしてキャン106を抵抗溶接等で気密封止したディス
クリートタイプが一般的であった。また自動車電話等の
装置に内蔵される回路基板への実装後の周波数調整、あ
るいは長期使用による周波数変化に対して、周波数調整
を行なえるようにトリマーコンデンサー等を内蔵し、キ
ャン106に穴を設けたタイプのパッケージも広く使用
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上に示す従来の電圧
制御発振器は、メタルキャンパッケージのディスクリー
ト型が一般的であり、このタイプのパッケージでは自動
車電話等の移動体通信機器、あるいはPHP(パーソナ
ル・ハンディホーン)等の回路基板に表面実装すること
が困難であった。
【0006】また周波数調整するための穴等がパッケー
ジ表面に開いているため、半田フローや半田リフローと
いった自動の半田付け加工が困難であった。
【0007】また従来の電圧制御発振器は、回路部品や
基板あるいはステム等といった構成によりパッケージの
厚みが5〜7mm以上と厚くなり、小型の自動車電話や
その他の移動体通信機器への搭載が、その実装面積や使
用する部品高さの制限等により困難になっている。
【0008】本発明の目的は、以上の従来技術の課題を
解決するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、小型で薄型の信頼性の高い表面実装用パッケー
ジタイプの電圧制御発振器を安価に提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
半導体集積回路と圧電振動子と電子部品を内蔵した電圧
制御発振器において、半導体集積回路はリードフレーム
のアイランド上に搭載されワイヤーボンディングにより
リードフレームのインナーリード端子に電気的に配線さ
れており、圧電振動子は半導体集積回路及び電子部品と
平行にリードフレームの空間部14に位置決めされ、圧
電振動子のリードとリードフレームの一部を電気的に接
続されており、更に電子部品をリードフレームに形成さ
れたランド部に搭載し、更に半導体集積回路に電気的に
接続され外部から半導体集積回路のデータを制御する信
号入力用リード端子を配置し、かつインナーリード端子
の外方部及び信号入力用リード端子の一部を除いて半導
体集積回路と圧電振動子と電子部品及びリードフレーム
を樹脂で一体にモールドし、更に信号入力用リード端子
に信号を入力し発振周波数調整を行い、更に信号入力用
リード端子を除去したことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、半導体集積回路を
リードフレームのアイランド上に搭載しワイヤーボンデ
ィングによりリードフレームのインナーリード端子に電
気的に配線する工程と、圧電振動子を半導体集積回路及
び電子部品と平行にリードフレームの空間部14に位置
決めし、圧電振動子のリードとリードフレームの一部を
電気的に接続する工程と、電子部品をリードフレームに
形成されたランド部に搭載する工程と、インナーリード
端子の外方部及び信号入力用リード端子の一部を除いて
半導体集積回路と圧電振動子と電子部品及びリードフレ
ームを樹脂で一体にモールドする工程と、インナーリー
ド端子等をつなぐダムバーを切断しインナーリード端子
の外方部を曲げ加工する工程と、信号入力用リード端子
を切断する工程とからなることを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、信号入力用リード端子が半導体集積回路に
対して電子部品とは反対側の電圧制御発振器の樹脂パッ
ケージの短辺側に一列に配置されたことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、電子部品の電極部あるいはリード部が鉛含
有率90%以上の半田により皮膜加工されていることを
特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、電子部品を横断して配線されるインナーリ
ード端子の電子部品と交差する部分をディプレス加工し
たことを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項2記載の発
明において、電圧制御発振器を製造するトランスファー
モールド型において、ガスベントがモールド型のゲート
側とは反対側にのみ形成されたトランスファーモールド
型により製造されることを特徴とする。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項1記載の発
明において、電子部品をレーザー溶接あるいは抵抗溶接
加工にてリードフレームに接続したことを特徴とする。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項1記載の発
明において、圧電振動子が水晶振動子であることを特徴
とする。
【0017】請求項9記載の発明は、請求項1記載の発
明において、圧電振動子がSAW共振子であることを特
徴とする。
【0018】
【実施例】本発明の電圧制御発振器の一実施例を、圧電
振動子に水晶振動子を用いたSOJ(Small Ou
tline J−Lead Packages)形状の
樹脂パッケージの電圧制御水晶発振器を例として、図面
に基づいて説明する。
【0019】〔実施例1〕図1、図2、図3、図4、図
5及び図6は請求項1、2、3、4、5、6及び8記載
の発明に関わる電圧制御水晶発振器の構造図及び回路構
成図等である。
【0020】図1[a]の平面図及び図1[b]の断面
図に示すように、42%Ni58%Feを含有する合金
あるいはCu合金系等の高導電性金属材料からなるアイ
ランド部1に、特開平2−170703号の図1に示さ
れるCMOSタイプの半導体集積回路(ICチップ:以
下ICチップと記す)2が導電性接着剤等によりマウン
トされており、ICチップ2のパッドとアイランド部1
の周囲を取り囲むインナーリード端子3とがAuワイヤ
ーボンディング線4により電気的に接続されている。矩
形状のAT水晶振動子片5等を内蔵するシリンダー形タ
イプの水晶振動子6は、そのリード7をICチップ2の
水晶振動子6を発振させるためのゲート端子8、及びド
レイン端子9にAuワイヤーボンディング線4により電
気的に接続されたインナーリード端子10a、10bの
途中のマウントエリア11a、11bに抵抗スポット溶
接あるいはレーザー溶接で固定され、同時に電気的に接
続されている。
【0021】ここでリード7は電圧制御(VC)用イン
ナーリード端子12及びインナーリード端子10aを横
断してマウントエリア11a、11bに接続するため、
図1[b]に示すように折り曲げ加工されており、更に
リード7はマウントエリア11a、11bをオーバーハ
ングするように、リード7の長さを調節して切断加工さ
れている。このように加工された水晶振動子6はICチ
ップ2と平行にリードフレーム13の空間部14に位置
決めされている。
【0022】また図2の回路構成図に示すチップ抵抗1
5及び16、チップコンデンサー17、可変容量ダイオ
ード18の電子部品を、リードフレーム13の各ランド
部19に半田溶融温度が300℃以上の高温半田等によ
り電気的に接続している。
【0023】そして、チップ抵抗15及び16、チップ
コンデンサー17、可変容量ダイオード18の各電子部
品は、水晶振動子6と平行にかつICチップ2と並んで
配置されている。
【0024】また図1[a]に示すように、ICチップ
2に対してチップ抵抗15及び16、チップコンデンサ
ー17、可変容量ダイオード18の電子部品とは反対側
の電圧制御水晶発振器のパッケージ本体24の短辺側2
5に、DIN(Data In)端子26、WR(Wr
ite)端子27、OE(Output Enabl
e)端子28の各信号入力用リード端子が一列に設けら
れている。ここで各信号入力用リード端子26、27、
28は、ICチップ2のDIN、WR、OEの各端子と
Auワイヤーボンディング線4により電気的に接続され
ている。
【0025】更に図3に示すように、チップ抵抗15及
び16とチップコンデンサー17の各電極部20と、可
変容量ダイオード18のリード部21には、鉛含有率が
90%以上の半田メッキ22等の皮膜が全体に施されて
いる。
【0026】更に図1[a]に示すように、インナーリ
ード端子10aはチップ抵抗15及び16の下側を横断
して配線されている。図4はその部分を拡大した断面図
であり、チップ抵抗15及び16と交差するインナーリ
ード10aは、この部分で下側に折り曲げられディプレ
ス加工されている。本実施例の場合は、インナーリード
10aのディプレス量は約0.1〜0.2mmであり、
この隙間にチップ抵抗15及び16を仮固定する接着剤
23等を用いている。
【0027】以上を図5に示すトランスファーモールド
型29にセットし、インナーリード端子3及び各信号入
力用リード端子26、27、28の外方部を残してトラ
ンスファーモールドにより、パッケージ本体24に樹脂
モールドする。ここで本実施例では、モールド材注入用
のゲート部30は信号入力用リード端子26、27、2
8を避けた位置に設けられている。またトランスファー
モールド型29には、ゲート部30の反対側にのみモー
ルド時のガス抜き用のガスベント31が設けられてい
る。従って信号入力用リード端子26、27、28のセ
ットされる部分は、モールド時のガス抜き用のガスベン
トが無く均一な平面で構成されている。これは、トラン
スファーモールド時のレジンフラッシュをなくし、各信
号入力用リード端子26、27、28の外方部表面にレ
ジン等の皮膜が生成するのを防止するためである。この
ように樹脂モールドされたパッケージ本体24は、イン
ナーリード端子3及び各信号入力用リード端子26、2
7、28等をつなぐタイバー等を切断除去し、インナー
リード端子3の外方部をリード曲げ加工する。このよう
にして図1[a]に示す構造を有する電圧制御水晶発振
器が得られる。
【0028】更に図6に示すように樹脂モールドされた
電圧制御水晶発振器のパッケージ本体24をデータ制御
装置32の治具部にセットする。データ制御装置32の
コンタクトプローブ33を、パッケージ本体24の各信
号入力用リード端子26、27、28に接触させる。こ
れにより、データ制御装置32からの信号を入力してI
Cチップ2にデータを書き込むことにより、電圧制御水
晶発振器の基準となる発振周波数(F0)を調整する。
【0029】以上のように図6は周波数調整の一実施例
であり、ここでコンタクトプローブ33を接触させる方
向は、本実施例に限らずどの方向からでも良い。また電
圧制御水晶発振器をデータ制御装置32に複数個を並べ
て同時に周波数調整しても良い。また電圧制御発振器の
データ制御装置32の治具部へのセット方向はパッケー
ジ裏表どちらでも良い。
【0030】そして最後に各信号入力用リード端子2
6、27、28の外方部を切断除去することにより、一
般的な小型水晶発振器と同様なSOJパッケージ形状の
電圧制御水晶発振器が得られる。
【0031】また以上の製造工程のフローは一例であ
り、その順序については特に規定しない。
【0032】上述のような構成によれば、電圧制御発振
器の高さは約4.4mmかつその容積は約0.5ccと
なり、小型で薄型の電圧制御水晶発振器が得られる。ま
た電圧制御用インナーリード端子12の電圧コントロー
ルにより、電圧制御水晶発振器の周波数が可変され、本
実施例においては基準周波数に対して、最大±100p
pmの周波数可変を行なうことができる。
【0033】〔実施例2〕図7は請求項7記載の発明に
関わる他の実施例であり、搭載する電子部品を可変容量
ダイオード18のみとし、その他の抵抗及びコンデンサ
ーをICチップ2の内部に構成した構造図である。ここ
で可変容量ダイオード18は、水晶振動子6と同時に、
抵抗スポット溶接あるいはレーザー溶接によりリードフ
レーム13に接続固定されている。
【0034】上述のような構成によれば、抵抗スポット
溶接あるいはレーザー溶接により搭載部品を接続固定し
ているので、信頼性の高い確実な電気的接続が可能とな
る。
【0035】〔実施例3〕図8は請求項9記載の発明に
関わる他の実施例であり、圧電振動子にSAW(Sur
face Acustic Wave)共振子34を用
いた構造図である。このように水晶振動子6と同形状の
シリンダー形タイプのSAW共振子34を空間部14に
位置決めして配置することにより、実施例1と同様にS
AW共振子を用いた100MHz〜500MHz等の高
周波帯域用の電圧制御SAW発振器が得られる。
【0036】上述のような構成によれば、高さが約4.
4mmで容積が約0.5ccと小型で薄型の電圧制御S
AW発振器が得られる。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、圧電振動
子を半導体集積回路及び電子部品と平行にリードフレー
ムに実装し樹脂でモールドすることにより、表面実装タ
イプでかつ小型薄型の電圧制御発振器が得られるという
効果を有する。
【0038】請求項2記載の発明によれば、半導体集積
回路と圧電振動子及び電子部品をリードフレームに実装
し樹脂でモールドする工程と、信号入力用リード端子を
用いて周波数調整する工程とにより、従来の小型圧電発
振器等の製造ラインを共有化することができ、小型薄型
の電圧制御発振器が安価に製造できる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、信号入力用
リード端子を半導体集積回路に対して電子部品とは反対
側の樹脂パッケージの短辺側に配置することにより、半
導体集積回路に対して最短距離で信号を入力することが
可能となり、ノイズや配線間の負荷容量等に影響されな
い精度の高い周波数調整が可能になるという効果を有す
る。また一列に配置することによりその信号入力用リー
ド端子のスペースを最小にすることができ、電圧制御発
振器を構成するリードフレームの外形サイズ変えること
なく、従来の小型圧電発振器等の製造ラインを共通で使
用できるという効果を有する。
【0040】請求項4記載の発明によれば、電子部品の
電極部あるいはリード部を鉛含有率90%以上の高融点
半田により皮膜加工することにより、電圧制御発振器を
半田リフロー等で実装する時の電極部あるいはリード部
からの半田の溶け出し、あるいはフラックス等によるガ
スの発生がなく、高信頼性の表面実装タイプ電圧制御発
振器が得られるという効果を有する。
【0041】請求項5記載の発明によれば、電子部品を
横断して配線されるインナーリードの電子部品と交差す
る部分をディプレス加工することにより、電子部品を実
装した時の半田等のはみ出しによるショートを防止する
ことができる。またディプレス加工した隙間に接着剤等
を使用することにより、電子部品の仮固定が可能となり
確実な実装が行えるという効果を有する。
【0042】請求項6記載の発明によれば、信号入力用
リード端子の外方部表面にレジンの染み出しをなくすこ
とにより、コンタクトプローブ等による電気的接触が確
実に行え、データ書き込みが確実に行えるという効果を
有する。
【0043】請求項7記載の発明によれば、可変容量ダ
イオード等の比較的大きな電子部品を実装する場合に
は、抵抗スポット溶接あるいはレーザー溶接加工をする
ことにより、より確実な接合が得られる。また圧電振動
子の接合と同時に加工することが可能となり、製造工程
も短縮でき安価で高信頼性の電圧制御発振器を提供でき
る。
【0044】請求項8記載の発明によれば、圧電振動子
に水晶振動子を用いることにより、より小型で信頼性の
高い電圧制御発振器を安価に提供できる。
【0045】請求項9記載の発明によれば、圧電振動子
にSAW共振子を用いることにより、より小型で信頼性
の高い高周波帯域用の電圧制御発振器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電圧制御発振器の一実施例を示す構造
図。
【図2】本発明の電圧制御発振器の一実施例を示す回路
構成図。
【図3】本発明の電圧制御発振器に用いられるチップ抵
抗、チップコンデサー及び可変容量ダイオードのリード
フレームへの搭載図。
【図4】本発明の電圧制御発振器のチップ抵抗搭載部の
拡大断面図。
【図5】本発明の電圧制御発振器をトランスファーモー
ルド型にセットした配置図。
【図6】本発明の電圧制御発振器をデータ制御装置にセ
ットした配置図。
【図7】本発明の他の実施例を示す構造図。
【図8】本発明の他の実施例を示す構造図。
【図9】従来の電圧制御発振器を示す回路構成図。
【図10】従来の電圧制御発振器を示す構造図。
【符号の説明】
1 アイランド部 2 ICチップ 3 インナーリード端子 4 Auワイヤーボンディング線 5 AT水晶振動子片 6 水晶振動子 7 リード 8 ゲート端子 9 ドレイン端子 10a、10b インナーリード端子 11a、11b マウントエリア 12 電圧制御(VC)用インナーリード端子 13 リードフレーム 14 空間部 15、16 チップ抵抗 17 チップコンデンサー 18 可変容量ダイオード 19 ランド部 20 電極部 21 リード部 22 半田メッキ 23 接着剤 24 パッケージ本体 25 短辺側 26 DIN端子 27 WR端子 28 OE端子 29 トランスファーモールド型 30 ゲート部 31 ガスベント 32 データ制御装置 33 コンタクトプローブ 34 SAW共振子 101 トランジスター 102 可変容量ダイオード 103 基板 104 ステム 105 水晶振動子 106 キャン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体集積回路と圧電振動子と電子部品を
    内蔵した電圧制御発振器において、前記半導体集積回路
    はリードフレームのアイランド上に搭載されワイヤーボ
    ンディングにより前記リードフレームのインナーリード
    端子に電気的に配線されており、前記圧電振動子は前記
    半導体集積回路及び前記電子部品と平行に前記リードフ
    レームの空間部14に位置決めされ、前記圧電振動子の
    リードと前記リードフレームの一部を電気的に接続され
    ており、更に前記電子部品を前記リードフレームに形成
    されたランド部に搭載し、更に前記半導体集積回路に電
    気的に接続され外部から前記半導体集積回路のデータを
    制御する信号入力用リード端子を配置し、かつ前記イン
    ナーリード端子の外方部及び前記信号入力用リード端子
    の一部を除いて、前記半導体集積回路と前記圧電振動子
    と前記電子部品及び前記リードフレームを樹脂で一体に
    モールドし、更に前記信号入力用リード端子に信号を入
    力することにより発振周波数調整を行い、更に前記信号
    入力用リード端子を除去したことを特徴とする電圧制御
    発振器。
  2. 【請求項2】半導体集積回路をリードフレームのアイラ
    ンド上に搭載しワイヤーボンディングにより前記リード
    フレームのインナーリード端子に電気的に配線する工程
    と、圧電振動子を前記半導体集積回路及び電子部品と平
    行に前記リードフレームの空間部14に位置決めし、前
    記圧電振動子のリードと前記リードフレームの一部を電
    気的に接続する工程と、前記電子部品を前記リードフレ
    ームに形成されたランド部に搭載する工程と、前記イン
    ナーリード端子の外方部及び信号入力用リード端子の一
    部を除いて、前記半導体集積回路と前記圧電振動子と前
    記電子部品及び前記リードフレームを樹脂で一体にモー
    ルドする工程と、前記インナーリード端子等をつなぐダ
    ムバーを切断し前記インナーリード端子の外方部を曲げ
    加工する工程と、前記信号入力用リード端子に信号を入
    力し発振周波数を調整する工程と、前記信号入力用リー
    ド端子を切断する工程とからなる事を特徴とする電圧制
    御発振器の製造方法。
  3. 【請求項3】前記信号入力用リード端子が前記半導体集
    積回路に対して前記電子部品とは反対側の前記電圧制御
    発振器の樹脂パッケージの短辺側に一列に配置されたこ
    とを特徴とする請求項1記載の電圧制御発振器。
  4. 【請求項4】前記電子部品の電極部あるいはリード部が
    鉛含有率90%以上の半田により皮膜加工されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の電圧制御発振器。
  5. 【請求項5】前記電子部品を横断して配線されるインナ
    ーリード端子の前記電子部品と交差する部分をディプレ
    ス加工したことを特徴とする請求項1記載の電圧制御発
    振器。
  6. 【請求項6】前記電圧制御発振器を製造するトランスフ
    ァーモールド型において、ガスベントがモールド型のゲ
    ート側とは反対側にのみ形成されたことを特徴とする請
    求項2記載の電圧制御発振器の製造方法。
  7. 【請求項7】前記電子部品をレーザー溶接あるいは抵抗
    溶接加工にてリードフレームに接続したことを特徴とす
    る請求項1記載の電圧制御発振器。
  8. 【請求項8】前記圧電振動子が水晶振動子であることを
    特徴とする請求項1記載の電圧制御発振器。
  9. 【請求項9】前記圧電振動子がSAW共振子であること
    を特徴とする請求項1記載の電圧制御発振器。
JP00424294A 1994-01-19 1994-01-19 電圧制御発振器及びその製造方法 Expired - Lifetime JP3289461B2 (ja)

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