JPH0721159U - 塗料定量供給装置 - Google Patents

塗料定量供給装置

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JPH0721159U
JPH0721159U JP5707493U JP5707493U JPH0721159U JP H0721159 U JPH0721159 U JP H0721159U JP 5707493 U JP5707493 U JP 5707493U JP 5707493 U JP5707493 U JP 5707493U JP H0721159 U JPH0721159 U JP H0721159U
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JP
Japan
Prior art keywords
flow rate
paint
gear pump
control current
pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP5707493U
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English (en)
Inventor
英哉 宮崎
義美智 磯村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Sunac Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Sunac Corp filed Critical Asahi Sunac Corp
Priority to JP5707493U priority Critical patent/JPH0721159U/ja
Publication of JPH0721159U publication Critical patent/JPH0721159U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗料の汲み上げ時の元圧が異なっている汲上
ポンプを使用した場合でも、ギヤポンプから常に設定し
た流量で塗料を吐出できるようにする。 【構成】 入力手段11により汲み上げられる塗料aの
元圧に関する情報を補正手段10に入力すると、元圧が
基準よりも高い場合は流量設定手段7からの制御電流値
が下げられ、逆に、元圧が低い場合は制御電流値が上げ
られるように一定の補正が加えられて、電流出力回路6
からギヤポンプ1の駆動モータ5に出力される。それに
より、ギヤポンプ1からは、設定流量に対応した流量の
塗料が実際に吐出されて、塗装ガン4に供給される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ギヤポンプを用いて塗料を予め定めた一定流量で塗装ガンに供給す る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の塗料定量供給装置の一例を、本考案の一実施例を示す図1を参照して説 明する。
【0003】 ギヤポンプ1の吸込口側にはタンク2内に貯留された塗料aを汲み上げる吸上 ポンプ3が接続され、吐出口側に塗装ガン4が接続されており、ギヤポンプ1を 駆動するモータ5に、電流出力回路6を介して流量設定手段7が接続されている 。この流量設定手段7には、図2(A)に示すように、塗料流量と、それを得る ために必要なギヤポンプ1の制御電流の互いに比例関係にある一定の演算式が予 め格納されている。
【0004】 流量設定手段7に対して、塗装ガン4に供給する所望の塗料流量を表示手段8 で確認しつつ設定すると、上記の演算式に基づいてその設定流量値に対応する制 御電流値が得られて、図1の破線に示すように電流出力回路6を介してギヤポン プ1の駆動モータ5に出力される。
【0005】 これにより、汲上ポンプ3で汲み上げられた塗料aは、ギヤポンプ1により上 記の制御電流値に対応した一定流量、すなわち予め設定された流量で吐出されて 塗装ガン4に供給されるようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、図2(A)に示した塗料流量値と制御電流値の関係Xは、汲上ポン プ3によりギヤポンプ1に汲み上げられる塗料aの元圧が基準の一定値を取る場 合に成り立つのであるが、ユーザーが用いる汲上ポンプ3の種類の違い等によっ てその元圧が種々異なる可能性がある。
【0007】 したがって、例えば、塗料aの元圧が基準値よりも高いと、図2(B)の特性 線xのように、同じ制御電流値でも実際に吐出される流量は設定値よりも多くな り、逆に元圧が低いと、特性線yのように実際の流量は少なくなるのであって、 塗装ガン4から噴出される塗料aが過多あるいは過少となって塗装不良につなが る欠点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の塗料定量供給装置は、叙上の点に鑑み案出されたものであって、汲上 ポンプにより汲み上げられる塗料の圧力に基づいて制御電流値を補正する補正手 段を設けた構成とした。
【0009】
【作用】
補正手段に汲み上げられる塗料の元圧に関する情報を入力すると、元圧が基準 よりも高い場合は流量設定手段からの制御電流値が下げられ、逆に、元圧が低い 場合は制御電流値が上げられるように一定の補正が加えられてギヤポンプの駆動 モータに出力される。 それにより、ギヤポンプからは、設定流量に対応した流量の塗料が実際に吐出 される。
【0010】
【考案の効果】
このように、本考案によれば、塗料の汲み上げ時の元圧が基準とは異なってい る汲上ポンプを使用した場合でも、ギヤポンプから常に設定した流量で塗料を吐 出することが可能となり、良好な塗装を期すことができる効果がある。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1及び図2基づいて説明する。 本実施例では、図1に示すように、従来装置における流量設定手段7と電流出 力回路6との間に、入力手段11を付設した補正手段10が接続されている。
【0012】 既述したように、汲み上げられる塗料aの元圧が基準値よりも高いと、流量設 定手段7で流量を設定した場合にギヤポンプ1から実際に吐出される流量は設定 値よりも多くなり、逆に、元圧が低いと実際の流量は少なくなる。それを補正す るには、塗料aの元圧が高い場合には、駆動モータ5に出力される制御電流値を 流量の設定値に対応したものよりも下げ、逆に、元圧が低い場合には制御電流値 を上げれば良く、その上げ下げの程度は元圧の基準値との差に基づいて定めるこ とができる。
【0013】 そのため上記した補正手段10には、塗料aの元圧の基準値からの差に対応し て制御電流値を補正する演算式が予め格納されている。
【0014】 入力手段11は、使用する汲上ポンプ3に応じて、その汲み上げられる塗料a の元圧の基準値からの差を入力するためのものである。なお、入力手段11には 予め元圧の基準値を記憶させておき、入力するのは汲上ポンプ3ごとの元圧だけ にして、基準値との差を自動的に演算して出力するようにしても良い。
【0015】 したがって、塗装を行う場合には、流量設定手段7により所望の塗料流量を設 定するとともに、入力手段11から補正手段10に対して、使用する汲上ポンプ 3の元圧の基準値との差信号を出力させる。
【0016】 補正手段10はその差信号を受けると、演算式に基づいて一定の演算を行うこ とにより、流量設定手段7から出力された制御電流値を補正し、その補正値を電 流出力回路6から駆動モータ5に出力する。
【0017】 例えば、使用する汲上ポンプ3の元圧が基準値よりも高くて、制御電流値と塗 料流量の関係が図2(B)の特性線xのようになる場合において、補正なしで流 量を450ccに設定すると、ギヤポンプ1からは制御電流値16mAに対応して6 00ccの流量の塗料が吐出される。
【0018】 そこで、元圧の差信号を入力すると、演算式によって、上記の特性線xのうち の450ccと対応する制御電流値13mAが得られて、それが駆動モータ5に出力 される。
【0019】 それにより、ギヤポンプ1からは設定流量と同じ450ccの流量で塗料aが吐 出されて塗装ガン4に供給されるのである。
【0020】 塗料aの元圧が基準値より低い場合も、同様に制御電流値が補正されて設定流 量と同じ流量で実際に塗料が吐出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成図である。
【図2】塗料流量と制御電流の関係を説明するグラフで
ある。
【符号の説明】
a:塗料 1:ギヤポンプ 2:タンク 3:汲上ポン
プ 4:塗装ガン 5:駆動モータ 6:電流出力回路
7:流量設定手段 10:補正手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク内の塗料を汲上ポンプによりギヤ
    ポンプの吸込口に汲み上げるとともに、流量設定手段に
    より塗料流量を設定して該設定流量に略比例した値の制
    御電流を前記ギヤポンプの駆動モータに出力することに
    より、前記制御流量値に対応した一定流量の塗料を前記
    ギヤポンプの吐出口から吐出して塗装ガンに供給するよ
    うにした塗料定量供給装置において、前記汲上ポンプに
    より汲み上げられる塗料の圧力に基づいて前記制御電流
    値を補正する補正手段を設けたことを特徴とする塗料定
    量供給装置。
JP5707493U 1993-09-27 1993-09-27 塗料定量供給装置 Pending JPH0721159U (ja)

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