JP2002293399A - 液体送出装置 - Google Patents

液体送出装置

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JP2002293399A JP2001102210A JP2001102210A JP2002293399A JP 2002293399 A JP2002293399 A JP 2002293399A JP 2001102210 A JP2001102210 A JP 2001102210A JP 2001102210 A JP2001102210 A JP 2001102210A JP 2002293399 A JP2002293399 A JP 2002293399A
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Noboru Chigira
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体の粘性変動や圧力変動等の影響を受ける
ことなく送出すべき液体が常に安定して供給され、希望
する流量の一定容積量の液体を精度良く安定的に送出さ
せることのできる液体送出装置を提供する。 【解決手段】 シロップ供給ライン6に設けられる流量
調整器7の流入側圧力が負圧とならないように圧力計1
0Aおよび10Bでシロップ(加圧液体)の圧力を監視
して送出制御を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体送出装置に関
し、特に、送出すべき液体の送出性が失われることな
く、希望する流量の一定容積量の液体を精度良く安定し
て供給することのできる液体送出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液体送出装置として、供給源から
流入側の管路を介してケーシング内に流入する液体を回
転子の回転に基づいて流出側の管路に送出するものがあ
る。この液体送出装置では、液体の送出量に応じて回転
子を回転駆動することにより、ケーシングと回転子との
間に収容される液量と回転子の回転速度に基づく一定容
積量の液体を流出側に送出させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の液体送
出装置によると、流入側の管路で送出すべき液体の粘性
変動、圧力変動、あるいは気泡混入が生じるとケーシン
グに充分な液量を取り込めないことがある。特に、ケー
シングに流入する流量に対して回転子の回転速度が大で
あると、流入側の管路が負圧となって液体が送られない
ため、一定量の液体を正確に送出することができなくな
るという問題がある。
【0004】従って、本発明の目的は、液体の粘性変動
や圧力変動等の影響を受けることなく送出すべき液体が
常に安定して供給され、希望する流量の一定容積量の液
体を精度良く安定的に送出させることのできる液体送出
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、流入部から流入する加圧液体を一定容積
量で流出部に送出する送出手段と、前記加圧液体の圧力
に応じて希望する流量を一定容積量で送出させる送出制
御手段を有する液体送出装置を提供する。
【0006】上記した液体送出装置によると、加圧液体
を送出手段に供給し、その送出動作に基づいて送出させ
ることによって、送出手段の流入部と流出部では配管等
の形状、液体の粘性や流速に基づく圧力損失が生じ、流
れに応じた圧力が生じる。この圧力は、上記した液体の
粘性や流速等に応じて変化することから、制御手段は、
少なくとも送出手段の流入部における圧力を監視して希
望する流量が一定容積量で送出されるように制御するこ
とにより、加圧液体が送出手段に安定的に流入するよう
になる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の液体送出装置を図
面を参照して詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
飲料供給装置を部分的に示し、飲料ディスペンサで液体
原料としてのシロップを送出するシロップ供給ラインを
概略的に示す。このシロップ供給ラインは、高圧の炭酸
を収容した炭酸ガスボンベ1と、液体原料としてのシロ
ップを収容したシロップタンク2と、炭酸ガスをシロッ
プタンクに供給する炭酸ガス供給ライン3と、炭酸ガス
供給ライン3に設けられる炭酸ガス調整弁4と、シロッ
プを冷却水(図示せず)によって冷却する冷却コイル5
と、シロップを送出するシロップ供給ライン6と、シロ
ップを一定容積量で送出する定容積型流量調整器(送出
手段)7と、定容積型流量調整器7に設けられてシロッ
プを一定容積量で送出させる回転子(後述)を駆動する
回転子駆動モータ7Aと、シロップ供給ライン6を開閉
するシロップ電磁弁8と、シロップ、希釈水、炭酸水等
の液体を混合するマルチバルブ9と、定容積型流量調整
器7の上流側の圧力を検出して圧力に応じた圧力検出信
号を出力する圧力計10Aと、定容積型流量調整器7の
下流側の圧力を検出して圧力に応じた圧力検出信号を出
力する圧力計10Bと、圧力検出信号に基づいて炭酸ガ
ス調整弁4、あるいは回転子駆動モータ7Aを制御する
送出制御部11(送出制御手段)と、冷却コイル5を冷
却する冷却水Wを貯蔵する冷却水槽50と、図示しない
冷却ユニットから供給される冷媒の気化に基づいて冷却
水Wを冷却するエバポレータ51と、エバポレータ51
に冷媒を循環させる冷媒管路52を有する。
【0008】回転子駆動モータ7Aは、直流モータを使
用し、パルス幅のHiとLowの比(デューティサイク
ル)を変化させることにより回転数を可変させるPWM
(Pulse Width Modulation)制御に基づいて送出制御部
11により通電制御される。PWM制御については周知
の技術であることから、詳細な説明については省略す
る。
【0009】エバポレータ51は、冷媒管路52を介し
て供給される液冷媒を気化させることによって表面に氷
53を形成し、この氷53に基づいて冷却水Wを冷却す
る。
【0010】図2は、定容積型流量調整器(以下、流量
調整器という)7を示し、図2(イ)は平面方向から見
た状態、図2(ロ)は側面方向から見た状態、図2
(ハ)は図2(ロ)のA−A部における断面を矢印方向
に見た状態である。この流量調整器7は、シロップが流
入する流入部12a、シロップが流出する流出部12b
を有する本体12と、本体12の上部にビス等により固
定される減速機13と、減速機13を介して本体12に
固定される回転子駆動モータ7Aと、本体12の下部に
固定される蓋部14と、本体12の内部に設けられる一
組の円型歯車15(回転子)と、を有している。一組の
円型歯車15は、本体12および蓋部14に支持される
軸16(駆動側)、17(従動側)によって回転自在に
支持されており、軸16を減速機13を介して回転子駆
動モータ7Aの回転軸と連結して駆動することによって
矢印方向に回転する。
【0011】また、流量調整器7は、円型歯車15の回
転速度(減速機13を介して軸16と連結して駆動する
回転子駆動モータ7Aの回転速度)を検出するための回
転子駆動モータ7Aの回転速度と連動してパルスを出力
する図示しないマグネットエンコーダ(以下、エンコー
ダという)を有する。
【0012】図3は、流量調整器7を駆動することによ
るシロップ吐出量を示し、流量調整器7が停止している
時は、回転子駆動モータ7Aが円型歯車15の回転を妨
げるブレーキの働きをするので、通常のフローレギュレ
ータや流量計に比べて圧力損失が大きく、円型歯車15
の圧力損失によるシロップ吐出量は、炭酸ガスボンベ1
から供給される炭酸ガスの圧力でシロップタンク2から
押し出されたシロップを吐出するフローレギュレータや
流量計のシロップ吐出量に比べて少なくなる。図3にお
いて、流量調整器7のシロップ吐出量が通常のフローレ
ギュレータや流量計のシロップ吐出量より少ない部分
は、円型歯車15の圧力損失によるシロップ吐出量減少
分であり、回転子駆動モータ7Aが円型歯車15を駆動
するのに必要とする力は、シロップを押し出そうとする
圧力が炭酸ガスの圧力により加わる分小さくなる。ま
た、流量調整器7のシロップ吐出量が通常のフローレギ
ュレータやシロップ流量計のシロップ吐出量より多い部
分は、炭酸ガスの圧力でシロップタンク2から押し出さ
れたシロップを回転子駆動モータ7Aが円型歯車15を
駆動することによりシロップを吐出するシロップ吐出量
増加分であり、炭酸ガスの圧力でシロップタンク2から
シロップを押し出している圧力の分、回転子駆動モータ
7Aが円型歯車15を駆動するのに必要とする力が小さ
くなる。
【0013】図4は、第1の実施の形態におけるシロッ
プ供給ラインの制御ブロックを示し、符号は、図1、図
2のものに対応しており、回転子駆動モータ7Aの回転
速度に応じたパルスを出力するエンコーダ18と、制御
上の各種設定値を入力するキーボード等を有した入力装
置23と、飲料供給装置の前面に複数設けられた飲料選
択用の販売スイッチ24と、飲料供給装置の各部の制御
データを格納するメモリ25と、シロップ供給時間等の
時間計測を行うタイマー26と、上記した各部を制御す
る主制御部27を有する。主制御部27は、上記した圧
力検出信号に基づいて回転子駆動モータ7Aの制御を行
う前述の送出制御部11を有している。
【0014】販売スイッチ24は、シロップ番号、販売
量(カップサイズ大、中、小)、カーボネーション(炭
酸飲料、弱炭酸飲料、無炭酸飲料)等が割り当てられ
る。主制御部27は、メモリ25に飲料毎に記憶された
電圧又は電流値に基づいて送出制御部11から回転子駆
動モータ7Aに電力を供給する。また、入力装置23に
よって入力される設定値を必要に応じて表示部(図示せ
ず)に表示させる。
【0015】メモリ25は、飲料毎に設定される回転子
駆動モータ7Aの駆動時間、電力に応じたデューティ
比、回転子駆動モータ7Aの駆動開始を遅延する遅延時
間等のデータを格納している。また、シロップの基準温
度(例えば、5℃)における粘性に基づいて任意のシロ
ップ温度における回転子駆動モータ7Aのデューティ比
を補正するためのデューティ補正テーブル、シロップ送
出時の圧力と流量の関係に基づいてシロップの種類毎に
設けられる流量補正値、および、炭酸ガス調整弁4の開
閉量を圧力の程度に応じた調整量で変更する加圧量補正
テーブルを格納している。
【0016】主制御部27は、定流量でシロップを送出
するにあたって、エンコーダ18の出力するパルス周波
数と、メモリ25がシロップ毎又は飲料毎に記憶してい
る基準パルス周波数とをある時間tにおいて比較して、
エンコーダ18の出力するパルス周波数が基準パルス周
波数より少ない場合、デューティ比を変更することによ
り回転子駆動モータ7Aの回転速度を大にする。また、
エンコーダ18の出力するパルス数が基準パルス周波数
より多い場合、デューティ比を変更することにより回転
子駆動モータ7Aの回転速度を小にする。このようにし
て予めメモリ25に記憶している基準パルス周波数と同
じになるように回転子駆動モータ7Aの回転速度を制御
する。
【0017】また、主制御部27は、圧力計10A、1
0Bから出力される圧力検出信号を送出制御部11に入
力する。送出制御部11は、圧力計10A、10Bの圧
力検出信号に基づいて炭酸ガス調整弁4の開度を調整す
る。また、送出制御部11は、圧力計10A、10Bの
圧力検出信号に基づいて回転子駆動モータ7Aのデュー
ティ比を変更する。
【0018】流量調整器7は、一組の円型歯車15を回
転させると、炭酸ガスボンベ1から炭酸ガス供給ライン
3を介して供給される炭酸ガスの圧力でシロップタンク
2から押し出され、流入部12aから本体12内部に流
入するシロップを円型歯車15の歯間と本体12の内壁
間で形成する空間Bに保持して本体12の内壁に沿って
移動させる。このことによりシロップは流出部12b側
に達し、流出部12bから流出する。
【0019】次に、第1の実施の形態に係る飲料供給装
置のシロップ供給動作について説明する。
【0020】主制御部27は、購買者が飲料を選択して
販売スイッチ24を押すことに基づく販売信号を入力す
る。主制御部27は、販売信号の入力に基づいて送出制
御部11に通電信号を出力する。送出制御部11は、通
電信号を入力すると回転子駆動モータ7Aおよびシロッ
プ電磁弁8に電力を供給する。シロップ電磁弁8は、電
力の供給に基づいてシロップ供給ライン6を開く。シロ
ップ電磁弁8を開くことによってシロップタンク2から
炭酸ガスによって加圧されたシロップがシロップ供給ラ
イン6に送出し、冷却コイル5で冷却されて流量調整器
7に流入する。回転子駆動モータ7Aは流量調整器7を
駆動してシロップを一定容積量でマルチバルブ9に送出
する。
【0021】送出制御部11は、メモリ25に格納され
たデューティ比に基づいて回転子駆動モータ7Aに電力
を供給する。送出制御部11は、回転子駆動モータ7A
の駆動開始から一定時間(例えば、100m/s)が経
過するまではデューティ比100%で回転子駆動モータ
7Aに電力を供給し、一定時間経過後に飲料毎に設定さ
れたデューティ比で電力の供給を行う。この一定時間
は、送出制御する液体の粘性等の物性や回転子駆動モー
タ7Aの電気的特性に基づいて設定する。また、エンコ
ーダ18が出力するパルス周波数が基準パルス周波数と
のずれを生じているときは上記したデューティ比の変更
操作に基づいて回転速度の制御を行う。
【0022】圧力計10A、10Bは、シロップを送出
するシロップ供給ライン6の圧力に応じた圧力検出信号
を送出制御部11に出力する。送出制御部11は、圧力
計10Aから負圧を示す圧力検出信号を入力すると、メ
モリ25に格納されている流量補正値を読み込み、その
圧力に応じた流量から希望する流量となるように回転子
駆動モータ7Aのデューティおよびエンコーダ18の基
準パルス周波数を補正するとともにメモリ25に格納さ
れている加圧量補正テーブルに基づいて圧力の程度に応
じた開度となるように炭酸ガス調整弁4を開いてシロッ
プの加圧量を大にする。
【0023】また、送出制御部11は、圧力計10Bか
ら正常圧力範囲を超えた圧力検出信号を入力すると、炭
酸ガスの供給圧を減じるように炭酸ガス調整弁4を調整
するとともに回転子駆動モータ7Aのデューティ比を変
更して減速させる。
【0024】図5は、シロップタンク14に供給される
炭酸ガスの圧力を0.15MPaに設定したときのシロ
ップ送出特性を示し、回転子駆動モータ7Aの回転速度
(モータ速度)に応じて出力されるパルス数と流量調整器
7の流出側での流量を示している。最初にシロップ供給
開始時に炭酸ガスの圧力を0.10MPaに設定して送
出したところ、圧力計10Aが負圧を示し、エンコーダ
18のパルス数(波線A)と流量(波線B)のばらつき
が生じたことから、送出制御部11は、炭酸ガス調整弁
4の開度を加圧量補正テーブルから得られる調整量に基
づいて大にすることにより0.15MPaに設定した。
この加圧条件下では、流量調整器7の流入側圧力が
(a)に示すように正圧に改善されており、回転速度が
上昇しても流入部および流出部で圧力が正圧に保たれて
いる。この圧力条件下では、流量調整器7に炭酸ガスで
加圧されたシロップが連続的に流入することにより、
(b)に示すように回転子駆動モータ7Aの回転速度が
上昇しても流量のばらつきを生じることがない。
【0025】この流量調整器7を用いた液体送出制御で
は、飲料の希釈比率や粘性に応じた回転速度で円型歯車
15を駆動する場合に、回転子駆動モータ7Aに供給す
る電圧又は電流値をテーブル化してメモリ25に記憶す
ることのほかに、回転子駆動モータ7Aに供給する電圧
を断続的にオンオフする間隔を表す時間データを飲料毎
にテーブル化してメモリ25に記憶しておき、適切な制
御モードを選択的に実行するようにしても良い。
【0026】また、より精度の高い液体送出制御を行う
ときは、各ラインにおける液体の状態を圧力計や、液体
の有無を検出する液センサ等の検出器で検出し、これら
の検出信号を含めて送出制御を行うことで、液体が滞り
なく流量調整器7に連続的に流入するようにすることが
好ましい。
【0027】図6は、シロップの温度と粘性の関係を示
し、シロップは、その温度によって粘性が変化する特性
を有している。本実施の形態で使用するシロップでは、
30℃で約38cpの粘性が5℃では65cpと大にな
っている。粘性が大になると、シロップ供給ライン6の
圧力損失が大になって圧力が大になる。このため、飲料
ディスペンサを設置直後に流量調整器7の流量設定操作
を行うと、実販売時のシロップ温度と相違していること
によって、上記した粘性の温度依存性に基づく流量変動
を生じることがある。
【0028】例えば、飲料ディスペンサの設置後にサー
ビスマンが流量調整器7の流量設定操作を行う場合、設
置直後は冷却水槽50の冷却水Wが充分に冷えていない
ので、冷却コイル5を通過したシロップの温度は実販売
時の適正温度(例えば、5℃)より大で、粘性が小にな
る。そのシロップ温度で流量設定操作を行うと適正温度
におけるシロップ流量と比較してシロップ流量が10〜
15%増加する。
【0029】このことから、シロップが適正温度となっ
たときに希望する流量が得られるようにシロップ供給ラ
イン6の圧力を圧力計10A、10Bで監視し、得られ
た圧力検出信号と予め測定された適正温度における圧力
検出信号とを比較し、更に、シロップの温度差を考慮し
て回転子駆動モータ7Aのデューティ比可変制御、およ
び加圧量制御を行うことが好ましい。
【0030】本実施の形態では、シロップを炭酸ガスで
加圧して供給しているが、シロップ中に溶解した炭酸ガ
スが円型歯車15と接触することによってガスブレイク
を生じると、シロップの流入量を減少させることから、
圧力計10Aの圧力検出信号に基づいて回転子駆動モー
タ7Aの回転速度を制御する。また、回転子駆動モータ
7Aの回転速度を変化させず、炭酸ガス供給ライン3に
設けられる炭酸ガス調整弁4の開度を調整することによ
ってシロップの加圧量を増減させるようにしても良く、
モータの回転速度および炭酸ガス調整弁4の開度調整を
あわせて行っても良い。
【0031】回転子駆動モータ7Aの駆動制御は、例え
ば、主制御部27の送出制御部11にトランジスタや可
変抵抗器で構成する電圧調整器を設けて電圧を変化させ
る抵抗制御法がある。また、回転子駆動モータ7Aに供
給する電圧を断続的にオンオフする間隔を変化させる方
法として、例えば、パルス制御法がある。パルス制御法
はオンかオフいずれかの状態の繰り返しとなっているの
で、オフタイムでの電力ロスがなく、オンタイムでも制
御トランジスタが完全に飽和しているため、電力ロスが
少なくなる。
【0032】上記した第1の実施の形態によると、シロ
ップ供給ライン6に設けられる流量調整器7の流入側圧
力が負圧とならないように圧力を監視して送出制御を行
うことにより、流量調整器7へのシロップ流入量が不足
することを防ぎ、希望する流量の一定容積量のシロップ
を連続して確実に送り出すことができる。また、一組の
円型歯車15の回転に基づいて液体を送出することによ
って、液体の粘性等の物性による影響を受けることなく
精度の高い液体送出が可能になる。
【0033】また、流量調整器7に炭酸ガスで加圧され
たシロップをシロップ供給ライン6を介して送り込んで
いるので、シロップがシロップタンク2側に逆流せず、
回転子駆動モータ7Aが一組の円型歯車15を駆動する
のに必要とする力は炭酸ガスの加圧によって小になり、
回転子駆動モータ7Aを小型化でき、装置コストの低減
を図れる。また、一組の円型歯車15の回転を変化させ
ることでシロップ送出量を必要とする流量に応じて増減
させることが可能である。
【0034】また、シロップ供給ライン6の圧力を圧力
計10A、10Bで監視し、適正温度における圧力を基
準とした回転子駆動モータ7Aのデューティ比可変制
御、加圧量制御を行うことで、シロップの粘性変動に伴
う流量変動を防ぎ、精度良くシロップを送出することが
できる。
【0035】また、圧力計10A、10Bの圧力検出信
号に基づいて送出制御部11に流量の設定を行わせる構
成を説明したが、例えば、圧力計10A、10Bによる
圧力検出値を参考にして、サービスマン等の手作業によ
って流量設定作業又は流量調整作業を行うようにしても
良い。
【0036】図7は、流量調整器7に内蔵される一組の
回転子の他の実施の形態を示し、上記した円型歯車15
の他に、(a)に示す三角おむすび形歯車15A、
(b)に示すオーバル形歯車15B、(c)に示すまゆ
型回転子15C、(d)に示すクローバ型回転子15D
であっても良い。まゆ型回転子15Cおよびクローバ型
回転子15Dは、外周が平滑面で形成されており、まゆ
型回転子15Cは軸16および17に取り付けられたギ
ヤ15cの噛合に基づいて相対回転する。このように、
本体12に収容される一組の回転子の形状によって液体
の送出性を可変させることが可能である。この場合、液
配管内の圧力損失は回転子の形状によって変化すること
から、送出する液体の密度、粘性等の物性に応じた一組
の回転子を用いることが好ましい。また、三角おむすび
形歯車15Aやオーバル形歯車15Bでは、液体を介し
て伝わる圧力が回転子の回転を促す外力として効果的に
作用することから、液体の粘性が大である場合でも圧力
損失の低減を図れる。
【0037】第1の実施の形態では、飲料供給装置にお
けるシロップ送出制御について説明したが、その用途は
飲料供給装置に限定されず、シロップ以外の他の液体、
例えば、油等の加圧された液体の送出制御に適用するこ
とも可能である。また、液体の他に粉体や気体を加圧し
て配管を介して送出する場合の送出制御や、重力に基づ
いて液体や粉体を落下等によって供給する場合の送出制
御に適用することができる。
【0038】また、各部の構成についても種々の変形が
可能である。例えば、シロップをマルチバルブ9に供給
する弁装置としてシロップ電磁弁8を用いているが、そ
れに限定されず、電気モータにより弁を開閉してシロッ
プの供給を制御しても良い。シロップの供給形態につい
ても、例えば、袋にシロップを充填し、この袋を輸送箱
の中に収めた液体原料容器(バックインボックス)を飲
料供給装置内に設置して、シロップ自体の重さで流量調
整器7に供給し、流量調整器7で一定容積のシロップを
連続して送出し、シロップ電磁弁8を介してマルチバル
ブ9に供給することも可能である。
【0039】図8は、第2の実施の形態に係る他の流量
調整器を示し、モータによって回転駆動される回転体に
複数の羽根(vane)を放射状に設けられるベーン型流量
調整器40である。このベーン型流量調整器40は、本
体41と、本体41内に形成される楕円状の液体収容部
42と、本体41内でモータ(図示せず)によって回転
駆動される回転体43と、回転体43に放射状に設けら
れる複数のベーン44と、ベーン44を回転体43の径
方向に伸縮自在に保持するベーン収容溝45を有し、液
体収容部42に収容される回転体43との間に形成され
る空間に流入管6Aを介してシロップを流入させ、回転
体43の回転に基づいて流出管6Bよりシロップを流出
させる。
【0040】ベーン44は、ベーン収容溝45に収容さ
れる図示しないスプリング等の弾性部材によって液体収
容部42の内壁に密接するように付勢されており、その
伸縮量は楕円の大径部で最大となり、小径部で最小とな
る。
【0041】ベーン型流量調整器40によるシロップの
送出動作は、シロップ供給ライン6から流入管6Aを介
して液体収容部42にシロップを流入させ、回転体43
を図中に示す矢印方向に回転させることによって回転体
43、2枚のベーン44、および液体収容部42の内壁
との間に一定容積のシロップを収容し、回転体43の回
転に基づいて移動させて流出管6Bより流出させる。ベ
ーン型流量調整器40では、シロップの送出動作は図面
に示す回転体43の左側と右側で同時に行われる。
【0042】上記した第3の実施の形態に係るベーン型
流量調整器40によると、ギヤを用いて一組の回転子を
駆動することに基づくギヤのバックラッシ拡大に基づく
液体のもれ、計量精度の低下を生じることなく、一定容
積の液体を長期にわたって精度良く安定的に供給するこ
とができる。
【0043】上記した本発明の液体送出装置によると、
以下に示す作用および効果が得られる。 (a)流量調整器7の流入部が負圧とならないようにシ
ロップの送出を制御するようにしたので、例えば、シロ
ップタンク2内のシロップ残量が減少することによるシ
ロップ供給圧の変動が生じても流量調整器7に連続的に
シロップを流入させることが可能になり、流量調整器7
から連続して一定容積量のシロップを正確に、安定的に
送り出すことができる。
【0044】(b)少なくとも流量調整器7の流入部を
圧力検出器で監視し、流入部が負圧となったときは炭酸
ガス供給ライン3に設けられる炭酸ガス調整弁4を開い
てシロップの加圧量を調整するようにしたので、シロッ
プが流量調整器7に滞りなく連続的に流入するようにな
る。
【0045】(c)少なくとも流量調整器7の流入部を
圧力検出器で監視し、流入部が負圧となったときは回転
子を駆動する回転子駆動モータ7Aの回転速度を可変さ
せるようにしたので、ガスブレイク等の現象によって負
圧が生じることを防止し、流量調整器7へのシロップ流
入性を確保できる。
【0046】(d)回転子は、複数の回転子を組み合わ
せて形成される一組の回転子であっても良く、液体の送
出に応じた形状の回転子を選択的に用いることができ
る。
【0047】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の液体送出装
置によると、加圧液体の粘性変化等に応じた流れに基づ
く圧力を監視し、一定容積量の送出を制御するようにし
たため、液体の粘性変動や圧力変動等の影響を受けるこ
となく送出すべき液体が常に安定して供給され、希望す
る流量の一定容積量の液体を精度良く安定的に送出させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る液体送出装置
としての飲料供給装置を示す概略構成図
【図2】第1の実施の形態における定容積型流量調整器
を示し、(イ)は平面図、(ロ)は側面図、(ハ)は
(ロ)のA−A部における断面図
【図3】第1の実施の形態における定容積型流量調整器
を設けた液体送出ラインの液体吐出量を示す説明図
【図4】第1の実施の形態における飲料供給装置の制御
ブロック図
【図5】エンコーダの出力パルス数と流量との関係を示
す特性図を示し、(a)は特性データ、(b)はそのグ
ラフ
【図6】シロップの温度と粘性の関係図
【図7】(a)から(d)は、流量調整器に内蔵される
一組の回転子の他の実施の形態を示す部分断面図
【図8】本発明の第3の実施の形態に係るベーン型流量
調整器を示す概略構成図
【符号の説明】 1、炭酸ガスボンベ 2、シロップタンク 3、炭酸ガ
ス供給ライン 4、炭酸ガス調整弁 5、冷却コイル 6、シロップ供
給ライン 6A、流入管 6B、流出管 7A、回転子駆動モータ 7、定容積型流量調整器 8、シロップ電磁弁 9、マ
ルチバルブ 10A、圧力計 10B、圧力計 11、送出制御部 12、本体 12a、流入部 12b、流出部 13、
減速機 14、蓋部 15、円型歯車 15A、三角おむすび円
形歯車 15B、オーバル形歯車 15C、まゆ型回転子 15D、クローバ型回転子 15c、ギヤ 16、軸 17、軸 18、エンコーダ 23、入力装置 24、販売スイッチ 25、メモリ 26、タイマー 27、主制御部 40、ベーン型流量調整器 41、本
体 42、液体収容部 43、回転体 44、ベーン 45、ベーン収容溝 50、冷却水槽 51、エバポレ
ータ 52、冷媒管路 53、氷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E082 AA04 BB01 CC01 DD02 DD05 DD07 EE04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入部から流入する加圧液体を一定容積
    量で流出部に送出する送出手段と、 前記加圧液体の圧力に応じて希望する流量を一定容積量
    で送出させる送出制御手段を有することを特徴とする液
    体送出装置。
  2. 【請求項2】 前記送出制御手段は、前記流入部の圧力
    が負圧とならないように前記加圧液体の送出を制御する
    ことを特徴とする請求項第1項記載の液体送出装置。
  3. 【請求項3】 前記送出手段は、前記加圧液体の前記流
    入部および前記流出部を設けられた本体に回転自在に収
    容され、前記本体内で回転駆動されることにより前記流
    入部から前記本体に流入する前記加圧液体を一定容積で
    前記流出部から送出する回転子を有する定容積型液体送
    出器であることを特徴とする請求項第1項記載の液体送
    出装置。
  4. 【請求項4】 前記送出制御手段は、少なくとも前記流
    入部の前記加圧液体の圧力に応じた圧力検出信号を出力
    する圧力検出器と、 前記圧力検出信号に基づいて前記加圧液体の加圧量を可
    変させる加圧量調整器とを有し、 前記加圧量調整器は、前記圧力検出器から前記流入部の
    負圧を示す圧力検出信号を入力したとき前記加圧液体の
    前記加圧量を大にすることを特徴とする請求項第1項記
    載の液体送出装置。
  5. 【請求項5】 前記加圧量調整器は、液体を貯蔵した液
    体貯蔵部に液体送出用の炭酸ガスを供給する炭酸ガス供
    給器と、 前記液体貯蔵部への炭酸ガスの供給量を調整する炭酸ガ
    ス調整弁とを有し、 前記炭酸ガス調整弁は、前記圧力検出信号に基づいて希
    望する加圧量に応じた調整量に制御されることを特徴と
    する請求項第4項記載の液体送出装置。
  6. 【請求項6】 前記送出制御手段は、少なくとも前記流
    入部の前記加圧液体の圧力に応じた圧力検出信号を出力
    する圧力検出器と、 前記圧力検出信号に基づいて前記送出手段の送出量を可
    変させる駆動制御器とを有し、 前記駆動制御器は、前記圧力検出器から前記流入部の負
    圧を示す圧力検出信号を入力したとき前記送出手段の送
    出量を減じることを特徴とする請求項第1項記載の液体
    送出装置。
  7. 【請求項7】 前記圧力検出器は、前記加圧液体の粘性
    変化に応じた圧力検出信号を前記加圧液体の基準温度時
    の粘性に応じた圧力検出信号と比較して前記基準温度の
    流量に対する流量補正値を算出する制御部を含むことを
    特徴とする請求項第4項又は第6項記載の液体送出装
    置。
  8. 【請求項8】 前記回転子は、前記本体の内部に収容さ
    れる一組の歯車回転子であり、 前記一組の歯車回転子は、前記本体内で相反する方向に
    回転駆動されることにより前記流入部より前記本体と歯
    車との間に流入する一定量の前記加圧液体を回転駆動に
    基づいて前記流出部に送出することを特徴とする請求項
    第3項記載の液体送出装置。
  9. 【請求項9】 前記回転子は、前記本体の内部に収容さ
    れるベーン型回転子であり、 前記ベーン型回転子は、前記流入部より前記本体と2枚
    のベーンによって挟まれる空間に流入する一定量の前記
    加圧液体を回転駆動に基づいて前記流出部に送出するこ
    とを特徴とする請求項第3項記載の液体送出装置。
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